JP3892387B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、外気を浄化して室内に取り入れるとともに、室内の汚れた空気を排出する換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の換気装置は住居の各部屋に集塵フィルターと熱交換素子を介して外気を導入するとともに、室内の汚れた空気を排出するものが知られている。(例えば、特許文献1参照。)以下、その換気装置について、図5および図6を参照しながら説明する。
【0003】
図5および図6に示すように、天井101内に設置され、下面で室内102に開口した排気空気取入口103と、複数の部屋に設けられ開口した吹出グリル104と給気ダクト105を介して連通する複数の給気吹出通風口106と、屋外107と連通する排気ダクト108および外気取入ダクト109にそれぞれ接続される排気吹出通風口110と給気取入通風口111を側面に設け、内部に排気用送風機113および給気用送風機114とを備えて換気扇本体112を構成し、換気扇本体112には、排気空気取入口103から取入れられる排気空気と外気取入ダクト109を介して取入れられる給気空気との間で排熱を回収するように設けた熱交換素子115と、熱交換素子115の外気空気取入側には外気中のほこりなどを除去する集塵フィルター116とを設けていた。
【0004】
また、この種の換気装置としては、給気流路内に集塵フィルターを内蔵したフィルターボックスを設けたものもある。しかし、かかる先行技術は、文献公知発明に係わるものではないため、記載すべき先行技術情報はない。以下、その換気装置について図7および図8を参照しながら説明する。
【0005】
図7および図8に示すように、両側部に換気扇側の外気取入ダクト109Aと屋外側の外気取入ダクト109Bを接続した通風口117をそれぞれ設け、給気流路の一部を形成し、天井101内に設置されるフィルターボックス118の内部には着脱可能に集塵フィルター119を設けていた。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−141947号公報(第1図および第2図)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように従来の換気装置は、換気扇本体内の集塵フィルターは一般にフィレドンフィルター(粗塵フィルター)を使用し、室内に取り込まれる外気中の大きなほこりや花粉等を除去していた。しかし近年、喘息の原因となり、また発ガン性物質が含まれるとして社会問題となっているディーゼル車の排ガス中のSPM(浮遊粒子状物質)などの微細な粉塵はほとんど除去することができず、そのためにさらに集塵フィルターの集塵性能を上げることが求められているが、一般にフィルター部分での圧力損失が集塵性能向上にともない大きくなり、所定の給気風量を確保するためには換気扇の給気送風機が大型化してしまうという課題があった。
【0008】
一方、フィルター部分の圧力損失を減らすためにはフィルター面積を大きく確保する必要があり、この場合においてもフィルター取付けスペースが大きくなるという課題があった。
【0009】
また、別途、換気装置の給気流路内にフィルターボックスを設置した場合においても同様の課題があったが、換気装置の給気風量が異なるとフィルターボックスでの圧力損失が異なってしまうため、換気設計(風量の設定、調整)が難しく、さらにフィルターボックスを設置した場合と設置しない場合において給気風量と排気風量のバランスが大きく異なってしまうため、換気装置の設置後、使用者等が外気をきれいにして室内に取り込みたい思い、フィルターボックスを追加するなどの場合においては、所望の換気風量が得られないという課題があった。
【0010】
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、換気扇本体の大型化を図ることなく、または給気風量を減らして給気と排気の風量バランスを崩すことなく、給気空気中に含まれるSPM(浮遊粒子状物質)を除去することのできるように外気を高性能に清浄して部屋に取り込む換気装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決するために、本発明の換気装置は、吸込口側が外気取入ダクトを介して屋外と連通し、吐出口側が給気ダクトを介して室内に開口した給気吹出口に連通する給気用送風機と、吐出口側が排気ダクトを介して屋外と連通し、吸込口側が排気空気取入ダクトを介して室内に開口した排気空気取入口に連通する排気用送風機とを備えた換気扇本体と、外気清浄フィルターと補助送風機を備えた外気浄化装置とから構成し、この外気浄化装置は、前記換気扇本体外であって前記屋外と前記換気扇本体の一方の側面に前記吸込側に連通させて設けた給気取入通風口との間に設けられたことを特徴としたものである。
【0012】
また、本発明の換気装置は、外気清浄フィルターを中性能以上の機能を有する微細粉塵捕集用の集塵フィルターとNOxを除去できるNOxフィルターから構成することを特徴としたものである。
【0013】
また、本発明の換気装置は、外気浄化装置の補助送風機に速度調節手段を設けたことを特徴としたものである。
【0014】
また、本発明の換気装置は、外気浄化装置は室内壁面に設置したことを特徴としたものである。
【0015】
また、本発明の換気装置は、給気用送風機、排気用送風機、および補助送風機の運転を同時に入り、切りできる制御手段を設けたことを特徴としたものである。
【0016】
また、本発明の換気装置は、外気浄化装置は屋外に設置したことを特徴としたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の換気装置の発明は、吸込口側が外気取入ダクトを介して屋外と連通し、吐出口側が給気ダクトを介して室内に開口した給気吹出口に連通する給気用送風機と、吐出口側が排気ダクトを介して屋外と連通し、吸込口側が排気空気取入ダクトを介して室内に開口した排気空気取入口に連通する排気用送風機とを備えた換気扇本体と、外気清浄フィルターと補助送風機を備え、前記換気扇本体外であり前記屋外と前記給気吹出口との間に設けられる外気浄化装置とから構成した換気装置であって、前記補助送風機は、ディーゼル排ガス中に含まれるSPM、NOxを除去できるNOxフィルターからなる前記外気清浄フィルターにおける給気流方向の前後の圧力損失と同等の圧力を発生する構成としたことにより、外気浄化装置内に設けた外気清浄フィルターによりディーゼル排ガス中に含まれるSPM(浮遊粒子状物質)やNOxを除去することができ、また補助送風機により外気清浄フィルター部の圧力損失と同等の圧力を発生させ損失を打ち消すことができるので、外気清浄フィルターの高性能化による高圧損時においても換気扇本体の給気用送風機大型化することなく、または給気空気を減らすことなく、給気空気と排気空気のバランスがとれた換気装置を提供することができる。
【0018】
請求項2記載の換気装置の発明は、特に請求項1記載の外気清浄フィルターを、中性能以上の機能を有する微細粉塵捕集用の集塵フィルターとNOxを除去できるNOxフィルターから構成しているので、室外の空気がディーゼル排ガスにより汚染されていても、ディーゼル排ガス中に含まれるSPM(浮遊粒子状物質)やNOxが室内侵入することがなくなり、喘息等の呼吸器の疾患に良い影響を与える環境をつくることができる。
【0019】
請求項3記載の換気装置の発明は、特に請求項1または2記載の外気浄化装置の補助送風機に速度調節手段を設けたことにより、換気装置の給気風量が異なる場合においても、同一の外気浄化装置においてその補助送風機の運転速度を変えて外気清浄フィルター部の異なる圧力損失を効果的に打ち消すように対応できる換気装置を提供できる。
【0020】
請求項4記載の換気装置の発明は、特に請求項1、2、または3記載の外気浄化装置を室内壁面に設置したことにより、天井より低いオープンスペースで外気清浄フィルターの交換などのメンテナンスをすることができ、メンテナンス作業が容易となる換気装置を提供できる。
【0021】
請求項5記載の換気装置の発明は、特に請求項1または4記載の換気装置に、給気用送風機、排気用送風機、および補助送風機の運転を同時に入り、切りできる制御手段を設けたので、換気扇本体と外気清浄フィルターのメンテナンス時や異常時において換気扇本体と外気浄化装置を別々に運転を入り切りする手間がかからない換気装置を提供できる。
【0022】
請求項6記載の換気装置の発明は、特に請求項1記載の外気清浄装置を、屋外に設置したことにより、屋外のオープンスペースで外気清浄フィルターの交換などのメンテナンスをすることができ、また外気清浄装置の運転音が室内側に伝わりにくいので、外気清浄装置部分の運転騒音が居室内において気にならない換気装置を提供できる。
【0023】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を参照しながら説明する。
【0024】
(実施の形態1)
図1に示すように、住宅の天井1内に設置された換気扇本体2は内部に給気用送風機3と排気用送風機4と熱交換素子5を有し、換気扇本体2の一方の側面には給気用送風機3の吸込口側に連通した給気取入通風口6と、熱交換素子5を介して排気用送風機4の吐出口側に連通し、屋外16と排気ダクト15を介して連通する排気吹出通風口7を有する。また、他方の側面には熱交換素子5を介して給気用送風機3の吐出口側に連通し、室内11と給気ダクト10を介して連通する給気吹出通風口8と、排気用送風機4の吸込口側に連通し、室内11と排気空気取入ダクト13を介して連通する排気取入通風口9を有する。
【0025】
給気吹出通風口8には給気ダクト10が接続され、給気ダクト10の反対側端部に室内11に開口した給気吹出口12が設けられるとともに、排気取入通風口9には排気空気取入ダクト13が接続され、排気空気取入ダクト13の反対側端部に室内11に開口した排気空気取入口14が設けられている。また、排気吹出通風口7には排気ダクト15が接続され、排気ダクト15の反対側端部に屋外16に開口した排気フード17が設けられている。
【0026】
給気取入通風口6には流路途中に外気浄化装置18を設けた外気取入ダクト19が接続され、外気取入ダクト19の反対側端部で屋外16に開口した給気フード20が設けられている。外気浄化装置18は箱体の両側部に外気取入ダクト19の接続用に通風口21を有し、外気を室内11に取り込むための流路の一部を形成するとともに、内部には天井面に設けられた点検口22を開いて着脱可能に取り付けられた外気清浄フィルター23および補助送風機24を備えている。
【0027】
換気装置を運転した時の空気の流れは以下のようである。給気用送風機3の運転により給気フード20から取り込まれた外気は外気浄化装置18を介して換気扇本体2内に取り込まれ、給気ダクト10を通じて給気吹出口12から室内11に供給されるという流れの給気流路が形成される。一方、排気用送風機4の運転により排気空気取入口14から取り込まれた室内11の空気は、排気空気取入口15から排気空気取入ダクト13を通じて換気扇本体2内に取り込まれ、排気ダクト15を通じて排気フード17より屋外16に排出されるという流れの排気流路が形成される。また、熱交換素子5においては給気用送風機3の給気空気と排気用送風機4の排気空気との間で熱交換することにより室内11の熱の回収を行い、室内の冷暖房負荷を軽減する。
【0028】
また、換気装置の運転時、所望の風量を外気清浄フィルター23に流すと外気清浄フィルター23の前後で圧力損失を生じるが、その圧力損失は換気装置の給気風量の低下につながるため、外気浄化装置18を本換気装置に追加しても給気風量が低下しないように補助送風機24の運転により給気用送風機3と同方向の送風気流をつくり、外気清浄フィルター23前後の圧力損失と同等の圧力を発生させることになる。
【0029】
また、外気浄化装置18内に外気清浄フィルター23の圧力損失を補う補助送風機24を有するため、外気清浄フィルター23の高性能化を図る場合においても、外気清浄フィルター23の圧力損失の増大にともない換気扇本体2の給気用送風機3の送風能力を上げたり、外気清浄フィルター23の面積増大により大きくなる外気清浄フィルター23の取付けスペースを換気扇本体2内に確保する必要がなく、別途、外気浄化装置18内に取付けスペースを確保でき、補助送風機24の送風能力を上げることで所望の給気風量を確保することができる。
【0030】
このように本発明の実施の形態1の換気装置によれば、換気扇本体2とは別に給気用送風機3の吸込口側と屋外16との間の給気流路中に外気浄化装置18を設け、外気浄化装置18に外気清浄フィルター23と補助送風機24を内蔵したので、外気清浄フィルター23の高性能化による圧力損失増加時においても換気扇本体2の給気用送風機3の大型化をすることなく、または給気空気を減らすことなく、給気空気と排気空気のバランスがとれた換気装置を提供することができる。
【0032】
(実施の形態2)
図2に示すように、外気浄化装置18Aの外気清浄フィルター23を中性能以上の微細粉塵捕集用の集塵フィルター23aとNOxを除去できるNOxフィルター23bにより構成し、補助送風機24aを複数段の速度調節機能付として速度調節手段を設け、速度を切り替える速度切換スイッチ25を外気浄化装置18A内に設けた構成とする。また、図1と同じ構成要素については、同じ符号を用いてその説明は省略する。
【0033】
上記構成において、換気装置の運転により、外気が給気流路を通じて室内11に取り込まれる時、集塵フィルター23aとNOxフィルター23bを通過するため、SPM(浮遊粒子状物質)やNOxなどが除去されたきれいな給気空気が室内に供給される。
【0034】
また、換気装置の所望の給気風量が大きい場合は、補助送風機24aの運転速度を上げ、逆に所望の給気風量が小さい場合は、逆に補助送風機24aの運転速度を下げたり、あるいは外気清浄フィルター23の種類をより高性能で高い圧力損失タイプのものを使用する場合は、補助送風機24aの運転速度を上げたりするなど、切換スイッチ25の操作で外気清浄フィルター23部の異なる圧力損失分の圧力を生み出し、所望の給気風量を効果的に確保できるように補助送風機24aの運転速度を変化させることができる。
【0035】
このように本発明の実施の形態2の換気装置によれば、屋外16の空気がディーゼル排ガスにより汚染されていても、ディーゼル排ガス中に含まれるSPM(浮遊粒子状物質)やNOxが室内11に侵入することがなくなり、喘息等の呼吸器の疾患に良い影響を与える環境をつくることができる。
【0036】
また、補助送風機24aに速度調節手段を設けたので、換気扇本体2の給気風量が異なる場合においても、同一の外気浄化装置18Aにおいてその補助送風機24aの運転速度を変えて外気清浄フィルター23部の異なる圧力損失を効果的に打ち消すように対応でき、外気清浄フィルター23の種類の違いによりフィルター部の圧力損失が変化しても、換気扇本体2は同一のもので所望の給気風量を確保することができる。
【0037】
(実施の形態3)
図3に示すように、外気浄化装置18Bを室内壁面26に設置し、給気用送風機3、排気用送風機4、および補助送風機24の運転を同時に入り、切りできる制御手段であるスイッチ27を設け換気装置を構成する。また、図1と同じ構成要素については同じ符号を用いてその説明は省略する。
【0038】
上記構成において、外気浄化装置18Bを室内壁面26に設置したことにより、天井1より低いオープンスペースで外気清浄フィルター23の清掃や交換、補助送風機24の修理などをすることができるので、これらのメンテナンス作業が容易となる。
【0039】
またスイッチ27により給気用送風機3、排気用送風機4、および補助送風機24の運転を同時に入り、切りできるので、換気扇本体2と外気清浄フィルター23のメンテナンス時や異常時において、換気扇本体2と外気浄化装置18Bを別々に運転を入り切りする手間がかからずメンテナンス作業が容易になる。
【0040】
(実施の形態4)
図4に示すように、外気浄化装置18Cを屋外壁面28に設け換気装置を構成する。また、図1と同じ構成要素については同じ符号を用いてその説明は省略する。
【0041】
外気浄化装置18Cの外郭表面に外気取入口29を設け、外気浄化装置18Cに内蔵された補助送風機24の吸込口側には外気清浄フィルター23を設け、吐出口側は、通風口21に接続された外気取入ダクト19aを介して天井1内に設置された換気扇本体2の給気取入通風口6と連通するように構成する。
【0042】
上記構成において、外気浄化装置18Cを屋外16に設置したことにより、屋外16のオープンスペースで外気清浄フィルター23の交換などのメンテナンスをすることができ、メンテナンスの作業性が良くなり、また、外気浄化装置18Cの運転音が室内11側に伝わりにくくなるので、居室内において外気浄化装置18Cの運転音が気にならない換気装置を提供できる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、本発明の換気装置によれば、吸込口側が外気取入ダクトを介して屋外と連通し、吐出口側が給気ダクトを介して室内に開口した給気吹出口に連通する給気用送風機と、吐出口側が排気ダクトを介して屋外と連通し、吸込口側が排気空気取入ダクトを介して室内に開口した排気空気取入口に連通する排気用送風機とを備えた換気扇本体と、外気清浄フィルターと補助送風機を備えた外気浄化装置と、この外気浄化装置は、前記換気扇本体外であって前記屋外と前記換気扇本体の一方の側面に前記吸込側に連通させて設けた給気取入通風口との間に設けられた構成としたので、外気清浄フィルターの高性能化をはかることができる。
【0044】
また、外気清浄フィルターを中性能以上の機能を有する微細粉塵捕集用の集塵フィルターとNOxを除去できるNOxフィルターから構成するので、喘息等の呼吸器の疾患に良い影響を与える環境をつくることができる。
【0045】
また、外気浄化装置の補助送風機には速度調節手段を設けたことにより、換気扇本体の大型化をすることなく、または給気風量を減らすことなく、外気清浄フィルターの高性能化をはかることができる。
【0046】
また、外気浄化装置を室内壁面に設置したことにより、メンテナンス作業が容易となる。
【0047】
また、給気用送風機、排気用送風機、および補助送風機の運転を同時に入り、切りできる制御手段を設けたので、換気扇本体と外気清浄フィルターのメンテナンス時や異常時において換気扇本体と外気浄化装置を別々に運転を入り切りする手間を要しない。
【0048】
また、外気浄化装置は屋外に設置したことにより、メンテナンス作業が容易になり、外気浄化装置部分の運転騒音が居室内において気にならない換気装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における換気装置を示す断面図
【図2】本発明の実施の形態2における換気装置を示す断面図
【図3】本発明の実施の形態3における換気装置を示す断面図
【図4】本発明の実施の形態4における換気装置を示す断面図
【図5】従来の換気装置における換気扇本体の構成を示す断面図
【図6】同換気装置を建物内に設置した状態を示した斜視図
【図7】従来の別の換気装置を建物内に設置した状態を示した斜視図
【図8】同換気装置を示す断面図
【符号の説明】
2 換気扇本体
3 給気用送風機
4 排気用送風機
10 給気ダクト
11 室内
12 給気吹出口
13 排気空気取入ダクト
14 排気空気取入口
15 排気ダクト
16 屋外
18 外気浄化装置
18A 外気浄化装置
18B 外気浄化装置
18C 外気浄化装置
19 外気取入ダクト
23 外気清浄フィルター
23a 集塵フィルター
23b NOxフィルター
24 補助送風機
24a 補助送風機
26 室内壁面

Claims (6)

  1. 吸込口側が外気取入ダクトを介して屋外と連通し、吐出口側が給気ダクトを介して室内に開口した給気吹出口に連通する給気用送風機と、吐出口側が排気ダクトを介して屋外と連通し、吸込口側が排気空気取入ダクトを介して室内に開口した排気空気取入口に連通する排気用送風機とを備えた換気扇本体と、外気清浄フィルターと補助送風機を備え、前記換気扇本体外であり前記屋外と前記給気吹出口との間に設けられる外気浄化装置とから構成した換気装置であって、前記補助送風機は、ディーゼル排ガス中に含まれるSPM、NOxを除去できるNOxフィルターからなる前記外気清浄フィルターにおける給気流方向の前後の圧力損失と同等の圧力を発生する構成としたことを特徴とする換気装置。
  2. 外気清浄フィルターを中性能以上の機能を有する微細粉塵捕集用の集塵フィルターとNOxを除去できるNOxフィルターから構成することを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 外気浄化装置の補助送風機に速度調節手段を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の換気装置。
  4. 外気浄化装置は室内壁面に設置したことを特徴とする請求項1、2、または3記載の換気装置。
  5. 給気用送風機、排気用送風機、および補助送風機の運転を同時に入り、切りできる制御手段を設けたことを特徴とする請求項1または4記載の換気装置。
  6. 外気浄化装置は屋外に設置したことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
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