JP3890263B2 - 被検出物感知システム及び被検出物抜き差し感知システム - Google Patents

被検出物感知システム及び被検出物抜き差し感知システム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ラックの収容部に収容されている被検出物の有無を検出する被検出物感知システム及びラックの収容部に収容されている被検出物の抜き取り又は差し込みを感知する被検出物抜き差し感知システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、被検出物、例えば、血液、血漿、血清等の検体を収容する検体容器は、検体の検査等を行う検査機関に搬送され、検査機関において受付処理が行われた後にラックに収容して保管される。即ち、まず、受付処理、例えば、検査機関に搬送された検体を収容した検体容器に、検体番号、受付日等を含む情報を記載したラベル等の貼り付けが行われる。次に、受付処理が行われた検体は、ラックに収容され、例えば、ラックの収容部の位置番号とそのラックに保管されている検体の検体情報等を対応させることによって検体の検査や検体の保管等の管理が行われる。
【0003】
ラックに保管されている検体は、再検査や廃棄を指示された場合には、ラックから抜き取られ、再検査や廃棄が行われる。また、検査が終了し、再検査等に備えて保管を指示された場合には、ラックに差し込まれ保管される。なお、ラックから検体を抜き取る際に、抜き取りを指示された検体か否かの確認は、ラベルに記載されている検体番号等の目視により行われている。また、検体を差し込む際に、検体を差し込むラックの収容部の確認は、ラックの収容部の位置番号の目視により行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、抜き取る検体を目視で確認していることにより、本来抜き取るべき検体と異なる検体を抜き取ってしまうという抜き取りミスが生じる場合がある。検体の抜き取りミスが生じた場合、再検査に誤りが生じ、医療機関から返却を要求された場合には、返却する検体に誤りを生じてしまう等の問題が発生する。
【0005】
また、検体を差し込むラックの収容部を目視で確認していることにより、検体を差し込むべき収容部の確認ミス、即ち、指示された収容部と異なる収容部に検体を差し込んでしまう場合がある。このような確認ミスが生じた場合、位置番号に対応させて記憶されている検体情報と実際に収容されている検体との不一致、又は、検体を収容すべきラックと異なるラックに検体が収容されてしまう検体の混入等の問題が発生する。
【0006】
この発明の課題は、ラックに収容されている被検出物の有無の確認を迅速に行う被検出物感知システム及びラックに収容されている被検出物の抜き取り又は差し込みを防止する被検出物抜き差し感知システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の被検出物感知システムは、被検出物を収容するラックの各収容部に対応して設けられた複数のタグ収容凹部を有する金属製のRFIDタグ配置部材と、前記タグ収容凹部毎に配置され、前記タグ収容凹部の前記ラック上における位置情報を記憶し、前記位置情報を電波により送信する複数のRFIDタグと、前記ラックと前記RFIDタグ配置部材とを、前記ラックの各収容部の位置と前記RFIDタグ配置部材の各収容凹部の前記ラック上における位置情報とが一致するように配置した状態で、前記RFIDタグから電波により送信される前記位置情報の中で、前記ラックに収容された前記被検出物により遮断されない前記位置情報を受信するアンテナと、前記アンテナにより受信された前記位置情報に基づいて、前記ラックの各収容部に収容されている前記被検出物の有無を検出する検出手段とを備えることを特徴とする。
【0008】
この請求項1記載の被検出物感知システムによれば、RFIDタグとアンテナの間に被検出物を収容したラックを、ラックの各収容部の位置と各タグ収容凹部のラック上における位置情報とが一致するように配置することにより、被検出物の有無を検出することができる。即ち、ラックの収容部に被検出物が収容されている場合には、被検出物の存在によりRFIDタグからの電波による位置情報の送信が遮断される。一方、ラックの収容部に被検出物が収容されていない場合には、RFIDタグからの電波による位置情報の送信が遮断されず、アンテナにより位置情報が受信される。従って、RFIDタグから位置情報が受信されたか否かにより、収容部に収容されている被検出物の有無を検出することができる。また、隣接する複数のRFIDタグから位置情報が送信される場合であっても、各RFIDタグから送信される電波等が金属性の部材により遮断されるため、各RFID間での電波等の干渉を防止することができ、確実に収容部に収容されている被検出物の有無を検出することができる。
【0011】
また、請求項2記載の被検出物感知システムは、前記RFIDタグが、マイクロ波方式のRFIDタグであることを特徴とする。この請求項2記載の被検出物感知システムによれば、マイクロ波方式のRFIDタグを用いて被検出物の有無を検出している。即ち、マイクロ波方式のRFIDタグは、アンテナとRFIDタグの間に液体が存在すると電波の送信が遮断されるため、被検出物が液体である場合に、ラックの収容部に収容されている被検出物の有無を検出することができる。
【0012】
また、請求項3記載の被検出物抜き差し感知システムは、被検出物を収容するラックの各収容部に対応して設けられた複数のタグ収容凹部を有する金属製のRFIDタグ配置部材と、前記タグ収容凹部毎に配置され、前記タグ収容凹部の前記ラック上における位置情報を記憶し、前記位置情報を電波により送信する複数の第1RFIDタグと、前記ラックと前記RFIDタグ配置部材とを、前記ラックの各収容部の位置と前記RFIDタグ配置部材の各収容凹部の前記ラック上における位置情報とが一致するように配置した状態で、前記第1RFIDタグから電波により送信される前記位置情報の中で、前記ラックに収容された前記被検出物により遮断されない前記位置情報を受信する第1アンテナと、前記ラックの各収容部に収容されている前記被検出物に関する被検出物情報を、該被検出物が収容されている該収容部の位置に対応させて記憶する記憶手段と、前記第1アンテナにより受信された前記位置情報と前記記憶手段に記憶されている前記被検出物情報とを照合する照合手段と、前記照合手段により照合された結果を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0013】
この請求項3記載の被検出物抜き差し感知システムによれば、第1アンテナを介して受信された第1RFIDタグからの位置情報と、ラックの各収容部に収容されている被検出物の被検出物情報とを照合している。即ち、被検出物が収容されていないラックの収容部が存在する場合に、そのラックの収容部の位置に対応させて被検出物情報が記憶されている場合には、被検出物の抜き取りが行われたことを感知することができる。また、ラックの収容部の位置に対応させて被検出物情報が記憶されていない場合に、そのラックの収容部に被検出物が収容されている場合には、被検出物の差し込みが行われたことを感知することができる。また、金属製の部材により構成されたRFIDタグ配置部材のタグ収容凹部の各々にRFIDタグが収容されているため、隣接する複数のRFIDタグ間での電波等の干渉を防止することができ、確実に被検物のラックの収容部に対する抜き差しを検出することができる。
【0016】
また、請求項4記載の被検出物抜き差し感知システムは、前記記憶手段が、第2RFIDタグにより構成され、前記第2RFIDタグとの間で前記被検出物情報を送受信する第2アンテナを更に備え、前記照合手段は、前記第1アンテナにより受信された前記位置情報と前記第2アンテナにより受信された前記被検出物情報とを照合することを特徴とする。
【0017】
この請求項4記載の被検出物抜き差し感知システムによれば、被検出物情報を第2RFIDタグに記憶させ、この第2RFIDタグとの間で被検出物情報を送受信する第2アンテナを備えている。従って、第2RFIDタグに記憶された被検出物情報を第2アンテナにより受信することができると共に、被検出物情報が更新された場合に、更新された被検出物情報を第2アンテナを介して第2RFIDタグに送信し、記憶させることができる。
【0018】
また、請求項5記載の被検出物抜き差し感知システムは、前記第2RFIDタグが、前記ラックの外側面に設置されていることを特徴とする。この請求項5記載の被検出物抜き差し感知システムによれば、ラックの収容部に収容されている被検出物の被検出物情報が、ラックの外側面に設置された第2RFIDタグに記憶されているため、ラック単位で容易に被検出物情報の管理を行うことができる。
【0019】
また、請求項6記載の被検出物抜き差し感知システムは、前記第2RFIDタグが、電磁誘導方式のRFIDタグであることを特徴とする。この請求項6記載の被検出物抜き差し感知システムによれば、第2RFIDタグが電磁誘導方式であるため、記憶容量が大きく、ラックの各収容部に収容されている被検出物の被検出物情報を一つの第2RFIDタグに記憶させることができる。
【0020】
また、請求項7記載の被検出物抜き差し感知システムは、前記第1RFIDタグが、マイクロ波方式のRFIDタグであることを特徴とする。この請求項7記載の被検出物抜き差し感知システムによれば、被検出物が液体である場合に、ラックの収容部に収容されている被検出物の有無を検出することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る抜き差し感知システムについて説明する。なお、以下においては、被検出物が、血液、血漿、血清等の検体を収容する検体容器である場合を例として説明する。
【0022】
図1は、この発明の実施の形態に係る抜き差し感知システムのブロック構成図である。抜き差し感知システム2は、医療機関等において採取された検体の検査を行う検査機関等に設置されている。この抜き差し感知システム2は、検体の抜き差し感知等の処理を行うパーソナルコンピュータ4(以下、「PC4」)を備えている。このPC4には、検体が収容された検体容器に貼り付けられているバーコードラベルに記録されている検体情報(被検出物情報)を読み取るバーコードリーダ6、検体の受付処理や検査の管理等を行う基幹システム等との間の通信を制御する通信制御部8が接続されている。また、PC4には、第1RFID(Radio Frequency Identification)タグ12から送信される検体情報を受信する第1アンテナ10及び第2RFIDタグ18から送信される位置情報を受信する第2アンテナ16が接続されている。
【0023】
第1アンテナ10は、第1RFIDタグ12に記憶されている位置情報、即ち、ラックの各収容部に対応してRFIDタグ配置部材14に設けられた複数のタグ収容凹部14aのラック上における位置情報を受信する。また、第2アンテナ16は、第2RFIDタグ18に記憶されている検体情報、即ち、ラックに収容されている検体の検体情報を第2RFIDタグ18から受信すると共に、PC4に入力された検体情報を第2RFIDタグに送信する。
【0024】
PC4は、検体の抜き差し感知等の処理を行うデータ処理部20を備え、このデータ処理部20には、バーコードリーダ6又は通信制御部8を介して入力された検体情報、第1アンテナ10を介して受信された位置情報及び第2アンテナ16を介して受信されたラックの収容部に収容されている検体の検体情報等を記憶するデータ記憶部22が接続されている。また、データ処理部20には、第1アンテナ10を介して受信された位置情報と第2アンテナ16を介して受信されたラックの収容部に収容されている検体の検体情報とを照合した結果を出力する出力部24が接続されている。
【0025】
データ記憶部22には、検体情報、即ち、検体毎に付されている検査内容を示す検査番号、検体の受付日、検査材料等に関する情報が記憶される。この検体情報は、検体が収容されるラックのラック番号及びラックの各収容部の位置、即ち、各収容部に付された位置番号に対応させて記憶される。なお、検体情報は、検体容器に貼り付けられているバーコードラベルからバーコードリーダ6を介して、又は、検体の受付等の処理を行う基幹システムから通信制御部8を介してPC4に入力される。また、検体容器に検体情報を記載したラベルが貼り付けられている等の場合には、図示しないキーボード等の入力部を介してラベルに記載された検体情報を入力するようにしてもよい。
【0026】
図2は、第1アンテナ10、第1RFIDタグ12、第2アンテナ16、第2RFIDタグ18及び検体容器を収容するラック26の配置の一例を示す図である。図2に示すように、第1RFIDタグ12が配置されたRFIDタグ配置部材14と第1アンテナ10は、所定の距離を隔てて対向するように配置される。また、検体容器を収容するラック26は、第1アンテナ10とRFIDタグ配置部材14との間に配置され、ラック26の外側面に配置されている第2RFIDタグ18と対向する位置に第2アンテナ16が配置される。
【0027】
ここで、RFIDタグは、記憶されている情報の読み取り及び書き換えを非接触で行うことができる自動認識タグである。このRFIDタグには、電磁誘導作用を利用した電磁結合方式、静電気による誘導作用を利用した静電結合方式、電磁誘導を利用した電磁誘導方式、マイクロ波帯の電波を利用したマイクロ波方式及び赤外線等の光を利用した光方式等が存在する。
【0028】
第1RFIDタグ12には、マイクロ波方式のRFIDタグが用いられる。このマイクロ波方式のRFIDタグは、2.45GHz帯のマイクロ波を利用して情報の送受信を行う。このマイクロ波方式のRFIDタグは、2.45GHzという非常に高い周波数を使用しているため、外来ノイズ(雑音)による通信の影響が少ない。また、このマイクロ波方式のRFIDタグはアンテナとRFIDタグの間に液体が存在する場合には、情報の送受信を行うことができないという特性を有している。
【0029】
また、第2RFIDタグ18には、電磁誘導方式のRFIDタグが用いられる。この電磁誘導方式のRFIDタグは、主に250KHz以下、あるいは13.56MHz帯の長・中波長の電磁波を利用する。電磁誘導方式のRFIDタグのアンテナとしてはコイルを用い、2つのコイルの誘導磁束による誘起電圧を利用して情報の送受信を行う。この電磁誘導方式のRFIDタグは、仕様が幅広く、記憶できる情報量も、数バイトのものから数百バイトのものまである。また、アンテナとRFIDタグの間に非導電体、即ち、人体、プラスチック、木材、ガラス、紙等が存在していても情報の送受信を行うことができる。
【0030】
また、RFIDタグには、情報を記憶するのみの読取専用型、一度に限り書き込み可能な単一書き込み/読取専用型及び書き込みと読取の双方が可能な読み書き可能型が存在する。このうち、第1RFIDタグ12には、読取専用型が用いられ、第2RFIDタグ18には、読み書き可能型が用いられる。
【0031】
また、RFIDタグは、使用形態に応じて様々な形状、例えば、ラベル形、コイン形、カード形等にすることができる。このうち、第1RFIDタグ12には、コイン形が用いられ、第2RFIDタグ18にはラベル形又はカード形が用いられる。
【0032】
図3は、RFIDタグ配置部材14の詳細を説明するための図である。RFIDタグ配置部材14は、金属製の部材により構成されており、図3(a)に示すように、ラック26の各収容部28に対応して設けられた複数のRFIDタグ配置部の各々にタグ収容凹部14aが形成されている。このタグ収容凹部14aは、コイン形の第1RFIDタグ12を収容するために、下部が閉じた円筒状の形状を有している。また、タグ収容凹部14aは、ラック26の各収容部28に対応して、即ち、左から右方向に10個設けられた列が前から後方に5列、合計50個設けられている。
【0033】
図3(b)は、RFIDタグ配置部材14(図3(a))のA−A矢視図である。この図3(b)に示すように、タグ収容凹部14aはRFIDタグ配置部材14の表面から所定の深さを有しており、各タグ収容凹部14aの底部に第1RFIDタグ12が収容されている。タグ収容凹部14aに収容された第1RFIDタグ12は、ラック26の各収容部28に付された位置番号と同一の位置番号を記憶している。即ち、RFIDタグ配置部材14の手前から1列目の左から右方向へ順に位置番号「01」、「02」、「03」、…、を記憶しており、手前から2列目、3列目、4列目及び5列目においても左から右方向へ順に位置番号を記憶している。
【0034】
ここで、第1RFIDタグ12は、金属製の部材により構成されるRFIDタグ配置部材14に設けられたタグ収容凹部14aに収容されるため、垂直方向にのみ電波を送信する。即ち、各第1RFIDタグ12から送信される電波は、金属性の部材により水平方向への電波が遮断され、垂直方向へのみ送信される。従って、隣接する第1RFIDタグ12間での電波の干渉を防止することができる。
【0035】
図4は、検体を収容しているラックの一例を示す図である。ラック26は、ポリプロピレン等の樹脂製であり、図4に示すように検体を収容する複数の収容部28が設けられている。このラック26には、左から右方向に10個の収容部28を有する列が前から後方に5列設けられており、合計50個の収容部28が設けられている。
【0036】
また、図4に示すように、ラックの外側面には、第2RFIDタグ18が配置されている。この第2RFIDタグ18は、第1アンテナ10とRFIDタグ配置部材14との間にラック26を配置した際に、第2アンテナ16に対向する。この第2RFIDタグ18には、ラック26に収容されている検体の検体情報がラック26の各収容部28に付された位置番号に対応させて記憶される。第2RFIDタグ18に記憶される検体情報は、PC4に入力された後、第2アンテナ16を介して第2RFIDタグ18に送信され、第2RFIDタグ18において記憶される。
【0037】
位置番号は、図4に示すように、ラック26の各収容部28に付されている。即ち、ラック26の前面から1列目の収容部28には、左から右方向に「01」、「02」、「03」、…と付されており、ラック26の前面から2列目の収容部28には、左から右方向に「11」、「12」、「13」、…と位置番号が付されている。また、ラック26の前面から3列目、4列目、5列目の収容部28にも、同様に位置番号が付されている。
【0038】
次に、図5のフローチャートを参照して実施の形態に係る被検出物抜き差し感知システムによる検体容器の抜き差し感知の処理について説明する。
【0039】
なお、検体容器をラック26に収容する際には、ラック26に収容する検体容器に収容された検体の検体情報が、ラック26の収容部28に付されている位置番号に対応させて第2RFIDタグ18に記憶される。
【0040】
即ち、まず、最初に検体容器をラック26に収容する際には、各検体容器に収容された検体の検体情報がPC4に入力され、データ記憶部22に記憶される。例えば、検体容器に検体情報を記録したバーコードラベルが貼り付けられている場合には、バーコードリーダ6を介して検体情報がPC4に入力される。また、検体容器に検体情報を記載したラベルが貼り付けられている場合には、図示しないキーボード等の入力部を介してラベルに記載された検体情報がPC4に入力される。この時、検体情報の入力は、例えば、位置番号「01」が付された収容部28に収容する検体容器に収容された検体の検体情報、位置番号「02」が付された収容部28に収容する検体容器に収容された検体の検体情報というように、検体容器が収容されるラック26の収容部28に付された位置番号に対応させて行われる。また、基幹システムから送信された検体情報を通信制御部8を介して受信するようにしてもよい。なお、基幹システムにおいても、検体容器が収容されるラック26の収容部28に付されている位置番号に対応させて検体情報の入力が行われる。そして、入力された検体情報は、ラック26の収容部28に付された位置番号に対応させてデータ記憶部22に記憶される。
【0041】
また、記憶されている検体情報に対応する位置番号が付された収容部28に、その検体情報の検体を収容した検体容器を収容する。例えば、位置番号「01」に対応させて記憶された検体情報が記憶されている場合には、その検体情報の検体を収容した検体容器を、位置番号「01」が付されたラック26の収容部28に収容する。
【0042】
次に、データ記憶部22に記憶された検体情報が第2アンテナ16を介して第2RFIDタグ18に送信される。受信された検体情報は、ラック26の外側面に配置された第2RFIDタグ18において、検体が収容された検体容器が収容されたラック26の収容部28に付されている位置番号に対応させて記憶される。即ち、ラック26に収容された検体容器に収容された検体の検体情報が第2RFIDタグ18に記憶される。
【0043】
次に、検査、再検査等の為に検体を冷蔵庫等に保管する場合等においては、図5のフローチャートに示すように検体の抜き差し感知の処理が行われる。まず、第1RFIDタグ12に記憶されている位置番号とラック26の収容部28に付された位置番号とが一致するようにラックが配置される。即ち、図2に示す場合において、位置番号「01」が付された収容部28が左前に位置するようにラックが配置される。そして、配置されたラック26の外側面に配置された、第2RFIDタグ18から送信された検体情報を第2アンテナ16を介して受信する(ステップS10)。即ち、ラック26の収容部28に収容された検体容器に収容された検体の検体情報を受信する。なお、受信された検体情報は、データ記憶部22に記憶される。
【0044】
次に、第1RFIDタグ12から第1アンテナ10を介して送信される位置情報を受信する(ステップS11)。即ち、第1RFIDタグ12に記憶されているラック26の各収容部28に付されている位置番号を受信する。ここで、マイクロ波方式の第1RFIDタグ12は、第1RFIDタグ12と第1アンテナ10との間に液体が存在する場合には位置情報の送信が遮断される。従って、ラック26の中で検体を収容した検体容器が収容されていない収容部28の位置番号のみが受信される。なお、受信された位置情報は、データ記憶部22に記憶される。
【0045】
次に、ステップS10において受信された検体情報とステップS11において受信された位置情報とを照合する(ステップS12)。即ち、検体情報が記憶されていない位置番号と、検体容器が収容されていない収容部28の位置番号との照合を行う。
【0046】
検体情報と位置情報との照合が一致した場合には(ステップS13)、照合結果を出力する(ステップS14)。即ち、検体情報が記憶されている位置番号の収容部28に、検体容器が収容されている旨を出力部24を介して出力する。なお、出力部24は、LCD、プリンタ等により構成されている。
【0047】
一方、検体情報と位置情報との照合が不一致となった場合には(ステップS13)、照合が不一致となった検体情報及び位置情報を特定する(ステップS15)。即ち、検体容器が収容されているはずの収容部28の位置番号、即ち、検体情報が記憶されているにも拘らず、検体容器が収容されていない収容部28の位置番号を特定する。また、検体容器が収容されていないはずの収容部28の位置番号、即ち、検体情報が記憶されていないにも拘らず、検体容器が収容されている収容部28の位置番号を特定する。
【0048】
次に、検体の抜き差し指示、即ち、検体の抜き取り指示又は検体の差し込み指示がデータ記憶部22に記憶されているか否かを判断する(ステップS16)。即ち、検体情報が記憶されていない位置の収容部28に、新たな検体を保管のための検体の等の差し込み指示が出されているか否かを判断する。また、検体情報が記憶されている位置の収容部28に収容されていた検体に、廃棄のための抜き取り指示が出されているか否かを判断する。
【0049】
ここで、検体の抜き差し指示、即ち、検体の抜き取り又は検体の差し込みの指示は、検査の管理等の処理を行う基幹システムから通信制御部8を介して送信され、データ記憶部22に記憶される。また、検体の抜き差し指示を記載した書面に基づいて、図示しないキーボード等の入力部を介して入力され、データ記憶部22に記憶されるようにしてもよい。
【0050】
検体の抜き差し指示が出されていない場合には(ステップS16)、検体の抜き取りミス又は検体の差し込みミスが発生した旨の警告を出力部24を介して出力する(ステップS17)。即ち、抜き取り指示が出されていないにも拘らず、検体容器が収容されているはずの収容部28に検体容器が収容されていない旨の警告を出力する。また、差し込み指示が出されていないにも拘らず、検体容器が収容されていないはずの収容部28に検体容器が収容されている旨の警告を出力する。また、警告と共に、ステップS15において特定された収容部28の位置番号を出力する。
【0051】
一方、検体の抜き差し指示が出されている場合には(ステップS16)、抜き差し指示とステップS15において特定された位置番号との照合を行う(ステップS18)。即ち、抜き取りを指示された検体を収容した検体容器が収容されていた収容部28の位置番号と、ステップS15において特定された検体容器が収容されていない収容部28の位置番号との照合が行われる。また、差し込みを指示された検体を収容した検体容器が収容される収容部28の位置番号と、ステップS15において特定された検体容器が収容されている収容部28の位置番号との照合が行われる。
【0052】
抜き差し指示と、ステップS15において特定された位置番号との照合が不一致となった場合には(ステップS19)、抜き取られた検体が誤っている旨又は誤った収容部28に検体が差し込まれている旨の警告を出力部24を介して出力する(ステップS17)。なお、警告と共に、ステップS15において特定された収容部28の位置番号を出力する。
【0053】
一方、抜き差し指示とステップS15において特定された位置番号との照合が一致した場合には(ステップS19)、照合が一致した旨の照合結果を出力部24に出力する(ステップS20)。
【0054】
次に、検体情報を更新し、更新された検体情報を第2アンテナ16を介して送信する(ステップS21)。例えば、抜き取られた検体の検体情報を削除、又は、差し込まれた検体の検体情報を追加することにより、更新された検体情報を第2RFIDタグ18に送信し、更新された検体情報を第2RFIDタグ18に記憶させる。
【0055】
この発明の実施の形態に係る被検出物抜き差し感知システムによれば、検体を収容した検体容器が収容されていないラックの収容部に付された位置番号が第1RFIDタグから、ラックに収容された検体容器に収容された検体の検体情報が第2RFIDタグからそれぞれ送信される。そして、送信された位置番号と検体情報とが照合される。従って、ラックに収容されている検体の抜き取り及び差し込みを適切に感知することができ、ラックに収容されている検体の保管、返却等の管理をスムーズに行うことができる。
【0056】
また、第1RFIDタグから送信された位置番号に対応させて検体情報が記憶されている場合には、検体の抜き取りが行われたことを感知し、検体の抜き取り指示の有無を確認しているため、検体の抜き取りミスを適切に防止することができる。
【0057】
また、第1RFIDタグから送信されていない位置番号に対応させて、検体情報が記憶されていない場合には、検体の差し込みが行われたことを感知し、検体の差し込み指示の有無を確認しているため、検体の混入を適切に防止することができる。
【0058】
また、第1RFIDタグを用いてラックの各収容部における検体が収容された検体容器の有無を検出すると共に、ラックの外側面に設置された第2RFIDタグに記憶された検体情報との照合により検体の抜き差しを感知している。従って、検体の抜き差しを的確に検出することができる被検出物抜き差し感知システムを、容易かつ低コストで設置することができる。
【0059】
なお、上述の実施の形態に係る被検出物抜き取り感知システムにおいては、検体の抜き差し指示を記憶しているが、照合結果と共に検体の抜き差しが行われた時刻及び担当者の氏名等を記憶するようにしてもよい。例えば、担当者の氏名を記録したバーコードを用意し、検体の抜き差しを行う際にバーコードリーダを介して担当者の氏名を入力する。その後、検体の抜き差しを行い、その直後に被検出物抜き差し感知システムにおいて検体の抜き差し感知の処理を行う。この際に、被検出物の抜き差し感知の処理を行った時刻、照合結果を担当者の氏名に対応させて記憶してもよい。この場合に、記憶された情報を後において検体の抜き差しが行われた時刻及び担当者を容易に確認する資料として用いることができる。
【0060】
また、上述の実施の形態に係る被検出物抜き差し感知システムを、ラックの収容部における検体を収容した検体容器の有無を感知する被検出物感知システムとして用いてもよい。即ち、PC4に第1アンテナ10が接続されており、この第1アンテナ10と所定の距離を隔てて対向する位置にRFIDタグ配置部材14を配置する。このRFIDタグ配置部材14には、RFIDタグ配置部にタグ収容凹部14aが形成され、このタグ収容凹部14aに第1RFIDタグ12が配置されている。ここで、第1RFIDタグ12は、RFIDタグ配置部のラック上における位置情報、即ち、ラック26の収容部28に付された位置番号と同一の位置番号が記憶されている。そして、第1アンテナ10と第1RFIDタグ12の間に、位置番号「01」が付された収容部28が左前に位置するようにラック26を配置することによって、ラック26の収容部28に検体を収容した検体容器が収容されているか否かを検出することができる。従って、ラック26の収容部28における検体を収容した検体容器の有無を感知する被検出物感知システムとして用いてもよい。
【0061】
また、上述の実施の形態に係る被検出物抜き差し感知システムにおいては、検体が収容された検体容器の抜き差しを感知しているが、検体以外のものを収容した容器の抜き差しを感知するようにしてもよい。例えば、飲料水等を収容したペットボトル、アルコール等を収容したビンの抜き差しを感知するようにしてもよい。
【0062】
【発明の効果】
この発明の被検出物感知システムによれば、ラックの各収容部の位置と各RFIDタグ配置部のラック上における位置情報とが一致するように、RFIDタグとアンテナの間に被検出物を収容したラックを配置することにより、被検出物の有無を検出することができる。即ち、ラックの収容部に被検出物が収容されている場合には、被検出物の存在によりRFIDタグからの位置情報の送信が遮断される。一方、ラックの収容部に被検出物が収容されていない場合には、RFIDタグからの位置情報の送信が遮断されない。そのため、ラックの収容部における被検出物の有無を確実に検出することができ、被検出物が存在するか否かの確認を目視によることなくスムーズに行うことができる。
【0063】
また、この発明の被検出物抜き差し感知システムによれば、第1アンテナを介して受信された第1RFIDタグからの位置情報と、ラックの各収容部に収容されている被検出物の被検出物情報とを照合することによって被検出物の抜き差しを感知している。即ち、被検出物が収容されていないラックの収容部が存在する場合に、そのラックの収容部の位置に対応させて被検出物情報が記憶されている場合には、被検出物の抜き取りが行われたことを感知することができる。また、ラックの収容部の位置に対応させて被検出物情報が記憶されていない場合に、そのラックの収容部に被検出物が収容されている場合には、被検出物の差し込みが行われたことを感知することができる。そのため、ラックの収容部に収容されている被検出物のうち、抜き取られた被検出物及び差し込まれた被検出物を確実に感知し、被検出物の抜き取り又は差し込みミスを適切に防止すると共に、被検出物の保管及び管理等をスムーズに行うことができる。
【0064】
また、2つのRFIDタグを組み合わせることによって被検出物の抜き差しを感知することができるため、被検出物の抜き差しを感知する被検出物抜き差し感知システムを、低コストでかつ容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る抜き差し感知システムのブロック構成図である。
【図2】この発明の実施の形態に係る第1RFIDタグ、第1アンテナ、第2RFIDタグ、第2アンテナ及びラックの配置の一例を示す図である。
【図3】この発明の実施の形態に係るRFIDタグ配置部材を説明するための図である。
【図4】この発明の実施の形態に係るラックを説明するための図である。
【図5】この発明の実施の形態に係る被検出物の抜き差し感知の処理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
2…被検出物抜き差し感知システム、4…PC、6…バーコードリーダ、8…通信制御部、10…第1アンテナ、12…第1RFID、14…RFIDタグ配置部材、14a…タグ収容凹部、16…第2アンテナ、18…第2RFIDタグ、20…データ処理部、22…データ記憶部、24…出力部、26…ラック、28…収容部。

Claims (7)

  1. 被検出物を収容するラックの各収容部に対応して設けられた複数のタグ収容凹部を有する金属製のRFIDタグ配置部材と、
    前記タグ収容凹部毎に配置され、前記タグ収容凹部の前記ラック上における位置情報を記憶し、前記位置情報を電波により送信する複数のRFIDタグと、
    前記ラックと前記RFIDタグ配置部材とを、前記ラックの各収容部の位置と前記RFIDタグ配置部材の各収容凹部の前記ラック上における位置情報とが一致するように配置した状態で、前記RFIDタグから電波により送信される前記位置情報の中で、前記ラックに収容された前記被検出物により遮断されない前記位置情報を受信するアンテナと、
    前記アンテナにより受信された前記位置情報に基づいて、前記ラックの各収容部に収容されている前記被検出物の有無を検出する検出手段と
    を備えることを特徴とする被検出物感知システム。
  2. 前記RFIDタグは、マイクロ波方式のRFIDタグであることを特徴とする請求項1記載の被検出物感知システム。
  3. 被検出物を収容するラックの各収容部に対応して設けられた複数のタグ収容凹部を有する金属製のRFIDタグ配置部材と、
    前記タグ収容凹部毎に配置され、前記タグ収容凹部の前記ラック上における位置情報を記憶し、前記位置情報を電波により送信する複数の第1RFIDタグと、
    前記ラックと前記RFIDタグ配置部材とを、前記ラックの各収容部の位置と前記RFIDタグ配置部材の各収容凹部の前記ラック上における位置情報とが一致するように配置した状態で、前記第1RFIDタグから電波により送信される前記位置情報の中で、前記ラックに収容された前記被検出物により遮断されない前記位置情報を受信する第1アンテナと、
    前記ラックの各収容部に収容されている前記被検出物に関する被検出物情報を、該被検出物が収容されている該収容部の位置に対応させて記憶する記憶手段と、
    前記第1アンテナにより受信された前記位置情報と前記記憶手段に記憶されている前記被検出物情報とを照合する照合手段と、
    前記照合手段により照合された結果を出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする被検出物抜き差し感知システム。
  4. 前記記憶手段は、第2RFIDタグにより構成され、
    前記第2RFIDタグとの間で前記被検出物情報を送受信する第2アンテナを更に備え、
    前記照合手段は、前記第1アンテナにより受信された前記位置情報と前記第2アンテナにより受信された前記被検出物情報とを照合することを特徴とする請求項3記載の被検出物抜き差し感知システム。
  5. 前記第2RFIDタグは、前記ラックの外側面に設置されていることを特徴とする請求項4記載の被検出物抜き差し感知システム。
  6. 前記第2RFIDタグは、電磁誘導方式のRFIDタグであることを特徴とする請求項4又は請求項5記載の被検出物抜き差し感知システム。
  7. 前記第1RFIDタグは、マイクロ波方式のRFIDタグであることを特徴とする請求項3〜請求項6の何れか一項に記載の被検出物抜き差し感知システム。
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