JP3890122B2 - 画像印刷装置及び画像印刷方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置、撮像方法、画像印刷装置及び画像印刷方法に関し、特にデジタルスチルカメラ等の撮像装置および撮像方法、また撮像装置によって撮影した画像をパーソナルコンピュータなどのコンピュータを介さずに直接プリンタなどの印刷装置に接続して印刷する画像印刷装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、デジタルスチルカメラ等の撮像装置で撮影するために、図16に示すような限られたスイッチを操作して、撮影モードにおける圧縮率等のパラメータ、フォーカス、フラッシュ、シャッタスピード等を設定する機能を有するものがある。
【0003】
図16において、16はデジタルスチルカメラ本体、1601はシャッタースイッチ、1602は電源ON/OFFスイッチ、1603は撮像モードと再生モードのいずれかに設定するための撮像/再生モード設定スイッチである。1604は選択スイッチであり、撮像/再生モード設定スイッチ1603によって再生モードが設定された時には再生する画像を選択し、また撮像モードが設定されて設定メニューが液晶画面に表示されている時はその設定メニューの項目のどれかを選択するために用いられる。また1605はメニュースイッチであり、撮像モードの時に設定メニューを表示させたり、選択スイッチ1604により選択された設定メニューの項目を決定して次の設定メニュー画面に移るために用いられる。1606は液晶表示画面である。
【0004】
図16では、撮像/再生モード設定スイッチ1603により撮影モードが設定されている状態で、メニュースイッチ1605を一回押下することにより液晶表示画面1606に表示された設定メニューの例を示している。この場合、選択スイッチ1604を押下する毎に「ファイン」、「スタンダード」、「エコノミー」のいずれかの表示が、例えば文字の色が変ったり、網掛け表示になるなど変化する。ファインモードに設定する場合、図16で「ファイン」が網掛け表示になっている状態でメニュースイッチ1605を押下するとファインモードに設定され、次のメニュー画面、例えばシャッタースピードの設定画面が表示される。同様に選択スイッチ1604を押下して所望のシャッタースピードの値が網掛け表示になった状態でメニュースイッチ1605を押下すると、シャッタースピードが設定されて、次のメニュー画面が表示される。一通りの設定が終了して次のメニューが無い場合はメニュー表示は消え、撮影モードが設定されていれば撮影可能となり、再生モードが設定されていれば最初の画像データが再生表示される。
【0005】
また、撮影した画像を再生して液晶表示装置で見ることができるタイプがあるが、図17に示すように撮影した画像のみを表示するもので、その画像のタイトルや撮像場所といった画像に付加して記憶しておきたい情報などを表示することはできなかった。
【0006】
また、撮像装置により撮影したカラー画像を印刷する場合、パーソナルコンピュータ(以下PCと略記するものとする)等のホストコンピュータに撮像装置及び印刷装置を接続し、一旦撮像装置から取り込んだ画像データをホストコンピュータ本体に取り込み、画像処理などを行った後、印刷装置で印刷を行っていた。
【0007】
また、PCなどの操作に不慣れなユーザーのために、撮像装置で撮影した画像を簡単な操作で印刷できるように、撮像装置と印刷装置とをPCを介さずに直接接続し、入力画像の印刷を行うシステムも考案されている。
【0008】
しかし、いずれの場合も前記液晶表示装置による表示と同様に、画像のみの取り込みまたは印刷であった。図18に従来の印刷結果の一例を示す。同図において1801は印刷用紙、1802は印刷された画像である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従って、上記従来例では以下のような問題点があった。
(1)撮像装置の設定を少ないスイッチを用いて行わなければならないため、操作回数が多くなり、操作が煩雑になってしまう。また撮影する場所、例えば展示会会場等へ行ってしまうと、忙しくて設定することを忘れてしまったり、設定操作を行う時間がないということもある。
(2)いつ、どこで、何を撮影した画像であるのかが、後になって分からなくなってしまう。例えば、展示会の各出展者の展示内容を撮影するような場合、同一技術や類似形態の展示が複数あった場合には、どの出展者の展示であったか等が判別できなくなってしまう。
(3)印刷した画像に付加情報を加える場合、例えばどの出展者のものであったか等、後から画像を印刷した用紙に記入するか、またはPC経由で印刷する場合にはPCでコメントを書き込んで印刷しなければならない。また、この時点でどの画像がどの出展者によるものか忘れてしまった場合や判別できない場合にはどうすることもできない。
(4)撮像装置に蓄積された画像データに背景画像やタイトル等を付加して印刷したい場合は、PCに一度取り込み、専用のソフトウェアを起動して背景画像を撮像装置から取り込んだ画像データに合成したり、タイトル等を入力して印刷させなければならない。また、撮像装置から印刷装置へ直接画像データを送信して印刷させる形態の場合は、背景画像の合成やタイトル等の付加はできない。
(5)撮像装置の画像データを直接プリンタにより印刷する場合には、色処理や画像処理に関する情報はROMなどの固定記憶装置に格納されているので、新規の色処理及び画像処理に対応できない。更に、撮像装置及び印刷装置間の色処理及び画像処理に関する情報は通常互いに異なっているので、同一の画像処理情報に基づいた処理が行われない。
【0013】
また、本発明の目的は、デジタルスチルカメラなどの撮像装置から印刷装置へ直接画像データを送信してプリント出力する場合に、新規の画像処理に対応し、撮像装置及び印刷装置間で同一の画像処理方法に基づいた画像処理を行うことのできる撮像装置、画像印刷装置及び方法を提供することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像印刷装置は、画像印刷装置の特性に基づいた画像処理情報と、撮像装置により撮影して得られた画像のデジタル画像データとを格納するための着脱可能な二次記憶手段に接続するための接続手段と、前記二次記憶手段から前記画像処理情報と前記デジタル画像データとを読み出す読み出し手段と、前記読み出し手段により読み出された記デジタル画像データを、前記画像処理情報に基づいて画像処理を行う処理手段と、前記画像処理されたデジタル画像データを印刷出力する印刷手段とを有する。
【0028】
また、本発明の画像印刷方法は、画像印刷装置の特性に基づいた画像処理情報と、撮像装置により撮影して得られた画像のデジタル画像データとを格納する着脱可能な二次記憶手段を用いる画像印刷方法であって、前記二次記憶手段に接続する接続工程と、前記二次記憶手段から前記画像処理情報と前記デジタル画像データとを読み出す読み出し工程と、前記読み出し工程で読み出された記デジタル画像データを、記画像処理情報に基づいて画像処理を行う処理工程と、前記処理工程で画像処理されたデジタル画像データを印刷出力する印刷工程とを有する。
【0029】
上記構成によれば、画像処理に関わる各種処理情報があらかじめ着脱可能な二次記憶装置上に記憶されているため、撮像装置及び印刷装置間で同一の画像処理情報に基づいた画像処理を行うことができるため、より効果的な画像処理を行うことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0031】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施の形態におけるデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。
【0032】
同図において、101はデジタルスチルカメラ1全体を制御するための中央制御部、102は中央制御部101が動作するためのプログラム命令等が予め格納されているROM、103は中央制御部101が動作するために必要に応じてデータの書き込みおよび読み出しを行うためのRAM、104は撮影した画像データを蓄積するためのものであって、デジタルスチルカメラ1の電源(不図示)をOFFにしてもデータが保持されるフラッシュメモリ、105はカレンダー機能を有する計時部、106は電池である。電池106は、デジタルスチルカメラ1の不図示の電源をOFFにしても計時部105が計時を続けられるように電力を供給する。
【0033】
107は映像を変換し、デジタル映像信号として色処理変換部108に送出する撮像部である。108は色処理変換部であり、中央制御部101の制御に基づいて撮像部107から出力されたデジタル映像信号の色処理変換を行い、該映像信号を画像データに変換して画像メモリ109へ送出する。109は画像メモリであり、色処理変換部108からの画像データを一時的に記憶する。画像メモリ109に記憶された画像データは中央制御部101の制御によってフラッシュメモリ104に移されたり、液晶駆動部110へ送出される。液晶駆動部110は、中央制御部101の制御に従い、画像メモリ109に記憶された画像データや、中央制御部101からのデータを受けて液晶表示部111を駆動する。液晶表示部111は、液晶駆動部110の制御により画像メモリ109の画像データを表示することによりファインダーとして機能をしたり、フラッシュメモリ104に蓄積されている画像データを表示することでモニタの機能をしたり、また、中央制御部101からのデータを表示する。
【0034】
112はデジタルスチルカメラ1に設置されている、シャッタースイッチ、モード設定スイッチ、電源ON/OFFスイッチ、画像データ選択スイッチ等のスイッチ群であり、113はスイッチ群112の各スイッチの状態を入力して、中央制御部101へ伝達するための入力ポートである。114はPCやプリンタとの通信手段である赤外線通信部であり、パラレルデータからシリアルデータへ、またシリアルデータからパラレルデータへ相互に変換するためのパラレル/シリアル変換部115、赤外線で無線通信を行うために適した信号形式に符号化したり復号化したりするための符号化復号化部116、電気信号を赤外線に変換する発光器117および赤外線を電気信号に変換する受光器118とからなる。即ち、本実施の形態では、通信手段として赤外線による無線通信手段を用いる。
【0035】
120は、中央制御部101により設定された圧縮率で画像メモリ内の画像データを圧縮処理してフラッシュメモリ104に格納するための画像圧縮処理部である。119は、デジタルスチルカメラ1の内部の各部、即ち、中央制御部101、ROM102、RAM103、フラッシュメモリ104、計時部105、撮像部107、色処理変換部108、画像メモリ109、液晶駆動部110、入力ポート113、パラレル/シリアル変換部115、画像圧縮処理部120を接続してデータの受け渡し等を行うための内部バスである。
【0036】
図2はデジタルスチルカメラ1の外観図である。
【0037】
同図において、201、202、203、204、205は図1に示したスイッチ群112の各スイッチであり、201は撮像部107が映像を読み込むタイミングを指示するためのシャッタースイッチ、202は電源ON/OFFスイッチ、203は撮像/再生のモード設定スイッチ、204は再生モードに設定されている時に、撮像してフラッシュメモリ104に蓄積されている画像データの中から一つを選択して液晶表示部111に表示させるための画像選択スイッチ、205は後述する印刷装置に対して印刷させるデータの送信開始を指示するための印刷スイッチである。また、206は赤外線による無線通信を行うための赤外線透過部であり、この内部に発光器117および受光器118が載置されている。207は図1のブロック図に示した液晶表示部111により表示される液晶表示画面である。
【0038】
図3は、本発明の第1の実施形態にかかるデジタルスチルカメラ1において、外部PCから送信されるデータをデジタルスチルカメラ1を制御するためのデータとして設定する手順を示すフローチャートである。また、図4は図3で外部PCから送信され記憶された設定データに基づいて撮像処理を行う場合及び画像再生を行う場合の手順を示すフローチャートである。以下、図3および図4に沿って説明する。
【0039】
図3のフローチャートにおいては、予めデジタルスチルカメラ1の電源スイッチ302が押下され、入力ポート113を通して中央制御部101がこれを認識して、不図示の電源部から各部へ電力が供給されている状態になっているものとする。
【0040】
また、不図示のPCは、デジタルスチルカメラのシャッタースピード、圧縮率、解像度など、撮像動作に必要な各パラメータを設定するためのソフトウェアを起動し、上記PCはIrDA(Infrared Data Association)の仕様に準拠した赤外線通信機能を有している。
【0041】
赤外線透過部206を通して赤外線信号を受光器118が受信すると(S101)、受光器118は赤外線信号を電気信号に変換する。変換された電気信号は符号化復号化部116によって復号化され、更にパラレル/シリアル変換部115によってシリアルデータからパラレルデータに変換されて、中央制御部101がその内容を読み取る。中央制御部101は相手装置(PC)に対して応答信号を出力する。出力されたパラレルデータの応答信号はパラレル/シリアル変換部115によってシリアルデータに変換し、符号化復号化部116によって符号化した後、更に発光器117によって電気信号から赤外線信号に変換して送信する(S102)。ここで中央制御部101は計時部105を起動して計時を開始する(S103)。これは、相手装置との距離の変化や光軸のずれ、遮蔽物の混入等によって赤外線通信が続行不可能になる場合があるため、ある一定時間以上経過しても相手装置から赤外線信号を受信しなかった場合に処理を中断することにより、永久的に待ち状態になることを防ぐためである。
【0042】
続いてPCから赤外線信号でデータを受信する(S104)。ここでPCから受信されるデータは、PCにより起動されているソフトウエアを用いてあらかじめ設定された圧縮率やシャッタースピードや解像度等、撮像動作に必要な各パラメータである。ステップS104でデータを受信すると、中央制御部101は計時部105による計時を停止し(S105)、受信したデータ(設定データ)をフラッシュメモリ104の特定領域(設定データ格納領域)に格納する(S106)。同様に、次のデータを受信したらフラッシュメモリ104に順次格納する。一連の設定データの受信を終了するか、またはPCから設定データ送信終了を示すデータが送信されてきたら(S107)、赤外線通信を切断するためのコマンドを送信し合い、通信を終了する(S108)。
【0043】
一方、ステップS103で計時を開始してから所定時間が経過した場合(S109)は赤外線通信を切断するコマンドを送信して(S110)通信を終了する。
【0044】
図4は第1の実施形態における撮影時及び画像再生時の動作および制御手順を示す。先ず電源ON/OFFスイッチ202がONされると(S201)、中央制御部101は入力ポート113を中継してこれを認識し、各部に電力を供給するように不図示の電源部を制御する(S202)。次にモード設定スイッチ203を操作して撮像モードに設定されたことを入力ポート113を中継して認識した場合、或いは上記電源をONした時点で撮像モードに設定されており、中央制御部が入力ポート113を中継してこれを認識した場合は(S203)、図3の手順によって格納された各設定データをフラッシュメモリ104の設定データ格納領域より読み出す(S204)。そして、該読み出した設定データの内容に従って、例えば撮影モードにおける画像データの圧縮率等の設定やシャッタスピードの設定を撮像部107や画像圧縮処理部120に対して行う(S205)。以後はシャッタスイッチ201を押下すると上記設定された内容に従って撮影が行われ、撮影して得られた画像データは圧縮されてフラッシュメモリ104の画像データ格納領域に格納される。
【0045】
一方、ステップS203において、モード設定スイッチ203が再生モードを指示するようにセットされていたり、再生モードに変更するためにモード設定スイッチ203が操作された場合は、フラッシュメモリ104に蓄積されている画像データの内の一枚分を読み出して(S206)、画像メモリ109に一時的に記憶し、液晶駆動部110を通して液晶表示部111に画像を表示する(S207)。更に、中央制御部101が画像選択スイッチ204が押下されたことを入力ポート113を中継して認識すると(S208)、フラッシュメモリ104の次の画像データ格納領域から画像データを読み出して(S209)、画像メモリ109に一時記憶し、液晶駆動部110を通して液晶表示部111に画像を表示する(S210)。
【0046】
本実施の形態によれば、デジタルスチルカメラの圧縮率、シャッタスピード等の各設定情報をPC等から予め送信して格納させることが可能となる。
【0047】
また、撮影を行うときには、デジタルスチルカメラの電源を投入して撮像モードにすれば、自動的に上記予め格納された設定データを読み出して各部が設定される。
【0048】
(第2の実施形態)
図5及び図6は本発明の第2の実施形態を説明するためのデジタルスチルカメラ1の中央制御部101による制御手順を示すフローチャートである。また、図8は本実施例の形態を説明するためのデジタルスチルカメラ1の外観図であり、その各部の名称および機能は図2で説明したものと同一であるので説明を省略する。但し画像選択スイッチ204は、再生モード時においてフラッシュメモリ104に格納された画像データを読み出して液晶表示部111に表示させる画像を選択するためのスイッチであると同時に、撮像モード時において以下に説明するようにフラッシュメモリ104から付加情報を読み出して図7に示すように液晶表示画面207に表示させる付加情報を選択するためにも使用される。また、本第2の実施形態においては、デジタルスチルカメラ1は図1に示したブロック図の構成を持つ。以下、図5乃至図7に沿って説明する。
【0049】
図5のフローチャートにおいては、予めデジタルスチルカメラ1の電源ON/OFFスイッチ202がONに操作され、入力ポート113を通して中央制御部101がこれを認識して、不図示の電源部から各部へ電力を供給している状態になっているものとする。
【0050】
また、不図示のPCでは、画像に付加するタイトルや撮像場所等の付加情報をデジタルスチルカメラに送信するためのソフトウェアを起動し、上記PCはIrDAの仕様に準拠した赤外線通信機能を有しているものとする。
【0051】
デジタルスチルカメラ1は、赤外線透過部206を通して赤外線信号を受光器118で受信し(S301)、電気信号に変換する。変換された電気信号は符号化復号化部116によって復号され、更にパラレル/シリアル変換部115によってシリアルデータからパラレルデータに変換された後、中央制御部101によってその内容を読み取られる。中央制御部101は相手装置(PC)に対して応答信号を出力する。出力された応答信号は、パラレル/シリアル変換部115によってパラレルデータからシリアルデータに変換され、符号化復号化部116によって符号化された後、発光器117によって電気信号から赤外線信号に変されて送信される(S302)。ここで中央制御部101は計時部105を起動して計時を開始する(S103)。
【0052】
続いてPCから赤外線信号でデータを受信すると(S304)、中央制御部101は計時部105による計時を停止し(S305)、受信したデータ(図8の液晶表示画面207に示したタイトル等の付加情報)をフラッシュメモリ104の特定領域(付加情報格納領域)に格納する(S306)。同様に、次のデータを受信したらフラッシュメモリ104に順次格納する。一連の付加情報の受信を終了するか、またはPCから付加情報送信終了を示すデータが送信されてきたら(S307)、赤外線通信を切断するためのコマンドを送信し合い、通信を終了する(S308)。
【0053】
一方、ステップS303で計時を開始した所定時間が経過した場合(S309)は赤外線通信を切断するコマンドを送信して(S310)通信を終了する。
【0054】
図6は本第2の実施形態における撮影時及び画像再生時の動作および制御手順を示す。先ず電源ON/OFFスイッチ202がONされると(S401)、中央制御部101は入力ポート113を中継してこれを認識し、各部に電力を供給するように不図示の電源部を制御する(S402)。次にモード設定スイッチ203を操作して撮像モードに設定されたことを入力ポート113を中継して認識した場合、或いは上記電源をONした時点で撮像モードに設定されており、中央制御部101が入力ポート113を中継してこれを認識した場合は(S403)、以後撮影が可能になる。ここで画像選択スイッチ204が押下されたことを入力ポート113を介して認識すると(S404)、図5の手順で格納された各付加情報の内から第1の付加情報をフラッシュメモリ104の付加情報格納領域より読み出し(S405)、該読み出した付加情報を画像メモリ109に与えて液晶駆動部110を介して液晶表示部111に図8に示す例のように表示させる(S406)。付加情報(文字イメージ)が被写体の妨げにならないようにするために、図示のごとく左上位置に表示する。
【0055】
この状態で被写体を撮影するためのシャッタースイッチ201が押下されたことを検出すると(S407)、液晶表示画面207に表示されている内容、即ち、画像メモリ109のデータを、画像圧縮処理部120によって定められた圧縮率で圧縮してフラッシュメモリ104の画像データ格納領域に格納する(S408)。
【0056】
この場合フラッシュメモリ104の画像データ格納領域には、被写体とともに付加情報(図8に示した例では「×××展示会 A社」)が合成された画像として格納される。再度画像選択スイッチ204が押下されると(S411)、フラッシュメモリ104の付加情報格納領域より第2の付加情報(例えば、「×××展示会 B社」の様な情報)を読み出して(S412)、同様に液晶表示部111に表示する(S406)。この状態でシャッタースイッチ201を押下すると、被写体とともに上記第2の付加情報が画像データとしてフラッシュメモリ104に格納される。また画像選択スイッチ204を押下せずにシャッタスイッチを複数回押下すれば、同一の付加情報を液晶表示部111に表示した状態で複数の被写体を撮影することが可能であり、同一付加情報が合成された複数の画像データを得ることができる。
【0057】
一方、ステップS403において、モード設定スイッチ203が再生モードを指示するようにセットされていたり、再生モードに変更するためにモード設定スイッチ203が操作された場合は、図7のフローチャートへ進み、フラッシュメモリ104から蓄積されている画像データの内の一枚分を読み出し(S501)、画像メモリ109に与えて液晶駆動部110を通して液晶表示部111に画像を表示させる(S502)。更に画像選択スイッチ204が押下されたことを中央制御部101が入力ポート113を中継して認識すると(S503)、フラッシュメモリ104の画像データ格納領域から次の画像データを読み出して(S504)、画像メモリ109に与えて液晶駆動部110を通して液晶表示部111に画像を表示する(S505)。
【0058】
電源ON/OFFスイッチ202が電源をOFFするように操作されたことを検出すると(S506)、各部への電力供給を停止する(S507)。また、ステップS506で電源がOFFされない場合、図6のステップS403に戻る。
【0059】
本第2の実施形態によれば、撮影された画像を後から識別可能にするための、撮影する画像のタイトル、場所等の付加情報をPC等から予め送信して格納させることが可能となる。
【0060】
また、撮影時には、デジタルスチルカメラの電源を投入して撮像モードにし、所望の付加情報を表示して被写体を撮影すれば、自動的に付加情報が合成された画像データを格納することができる。
【0061】
なお、予め撮影するスケジュール(例えばA社のA製品、B社のB製品など)を登録しておき、A製品を多数撮影してしまい、他の製品についての撮影ができなくなってしまうこともあり得る。この場合、実撮影の製品数に対するメモリの空き容量が乏しくなった場合(例えば未撮影の製品の数がNで画像一枚あたりの記憶に必要なメモリ量がaの時、メモリ残量Mとの関係がN×a≒Mになった場合)、同じ製品の画像を複数枚撮影すると、残りの撮影に支障を来すことを表示させるようにしてもよい。
【0062】
また、被写体を撮影する順番は予め登録されたスケジュール通りとは限らず、A製品、B製品、C製品、D製品…といった順番で付加情報を登録してあってもC製品、A製品といったように異なる順番で実際の撮影を行うことがある。従って、例えば、どの製品が未撮影であるのかを表示するようにしてもよい。その場合、撮影したか否かを示すフラグをスケジュールとして登録された付加情報毎に設ければよい。
【0063】
上記のように構成することにより、予め登録されたそれぞれの付加情報に対応する対象物についての撮像もれを防ぐことが可能となる。
【0064】
(第3の実施形態)
図9は本発明の第3の実施形態におけるプリンタの構成を示すブロック図である。
【0065】
同図において、901はプリンタ9全体を制御するための中央制御部、902は中央制御部901が動作するためのプログラム命令や文字フォントデータが予め格納されているROM、903は中央制御部が動作するために必要に応じてデータの書き込みや読み出しを行うためのRAM、904はカレンダー機能を有する計時部、905は電池である。電池905は、デジタルスチルカメラ1の不図示の電源をOFFにしても計時部905が計時を続けられるように電力を供給する。
【0066】
また、906は印刷装置9に設置されている電源スイッチ、排紙スイッチ、後述する画像読み出しスイッチ等のスイッチ群、907は上記スイッチ群906の状態を入力して、中央制御部901へ伝達するための入力ポート、908は中央制御部901の制御に基づいて動作して、中央制御部901から送られてくる印刷データに基づいてプリントエンジン部909を制御するプリントエンジン制御回路、909はプリントエンジン制御回路908の制御のもとに印刷を行うプリントエンジン部、910はデジタルスチルカメラ1等の撮像装置との通信手段である赤外線通信部であり、図1と同様に赤外線による無線通信手段、例えばIrDAの仕様に準拠した赤外線通信手段を採用しているものとする。上記赤外線通信部910は、パラレルデータ/シリアルデータ変換部911、赤外線で無線通信を行うのに適した信号形式に符号化したり、符号化された受信信号を復号化するための符号化復号化部912、電気信号を赤外線に変換する発光器913および赤外線を電気信号に変換する受光器914とからなる。
【0067】
915はフラッシュメモリであり、予め画像データ等を格納しておき、必要時に読み出すためのもので、プリンタの電源がOFFの間も内部のデータが保持される、916はフラッシュメモリ915から読み出した画像データと赤外線通信部で受信した印刷データとを合成するための画像合成処理部、917は液晶表示部である。さらに、918は内部バスであり、プリンタ9内の各部、即ち、中央制御部901、ROM902、RAM903、計時部904、入力ポート907、プリントエンジン制御回路908、パラレル/シリアル変換部911、フラッシュメモリ915、画像合成処理部916、液晶表示部917の各部を接続してデータの受け渡し等を行うためのものである。
【0068】
図10は本第3の実施の形態を説明するためのプリンタ9の動作手順を示すフローチャートである。ここでは予めプリンタ9のスイッチ群906の中の電源スイッチが押下され、入力ポート907を通して中央制御部901がこれを認識して、不図示の電源部から各部へ電力が供給されている状態であるものとする。
【0069】
先ず、スイッチ群906の中の画像選択スイッチが押下され、入力ポート907を通して中央制御部901がこれを認識すると、フラッシュメモリ915から第1の画像データを読み出して(S602)、該読み出した画像データを液晶表示部917によって表示させる。該表示された画像データではなく別の画像データを使用したい場合は再度画像選択スイッチを押下する(S604)。中央制御部901はこれを認識すると、フラッシュメモリ915から次の画像データを読み出して(S605)、同様に液晶表示部917に表示させる(S603)。この時点で、液晶表示部917の表示内容は第1の画像データから第2の画像データに変化する。
【0070】
これを繰り返して所望の画像データを液晶表示部917に表示させている時に、図1に示すデジタルスチルカメラ1を操作してモード設定スイッチ203を再生モードに設定し、画像選択スイッチ204を操作してフラッシュメモリ104の中から印刷したい画像データを液晶表示画面207に表示させ、印刷スイッチ205を押下すると、該表示している画像データを印刷データに変換して、赤外線通信により印刷データの送信を開始する。この時例えば、図2に示した液晶表示画面207へ表示させている画像データを印刷するものとする。プリンタ9の中央制御部901は、赤外線通信開始コマンドをデジタルスチルカメラ1から、受光器914、符号化復号化部912、及びパラレル/シリアル変換部911を経由して受信すると(S606)、応答信号をパラレル/シリアル変換部911、符号化復号化部912、発光器913を通してデジタルスチルカメラ1へ送信する(S607)。続いてデジタルスチルカメラ1から受信した印刷データを順次RAM903へ格納し(S608)、1画面分の印刷データの受信を終了すると(S609)、RAM903へ格納した1画面分の印刷データと上記液晶表示部に表示させている画像データとを画像合成処理部916を用いて合成し、プリントエンジン制御回路908へ送信する(S610)。プリントエンジン制御回路はプリントエンジン部909を制御して印刷処理を実施する。印刷を行う前に、画像合成した結果を液晶表示部917へ表示させてもよい。
【0071】
これにより得られた印刷結果の例を図11に示す。図11において1011は印刷用紙、1102は画像選択スイッチによりフラッシュメモリ915から選択された画像データの印刷結果、1103はデジタルスチルカメラ1から受信した印刷データの印刷結果である。
【0072】
続いて次の印刷データの受信を開始した場合は、ステップS608からステップS610を繰り返す。印刷データの受信を終了するか、または印刷データ終了を示すデータをデジタルスチルカメラ1から受信すると(S611)、赤外線通信を切断する処理を行って(S612)、一連の処理を終了する。
【0073】
図11の1102に示した画像データとは異なる画像データを使用したい場合は再度画像選択スイッチを操作して所望の画像データを選択し、更にデジタルスチルカメラ1で印刷させたい画像データを選択して、印刷スイッチ205を操作すればよい。
【0074】
即ち、同一の画像データを選択している間に、デジタルスチルカメラ1から複数枚の画像の印刷データを受信し、それぞれ画像合成処理を行って複数の印刷結果を得ることも可能である。また、それぞれ異なる画像データをフラッシュメモリ915から選択して、デジタルスチルカメラ1から送信された1枚の画像の印刷データと合成処理して複数の印刷結果を得ることも可能である。
【0075】
また、第3の実施形態の変形例として、デジタルスチルカメラ1にも画像合成処理手段を備え、プリンタ9のフラッシュメモリ915から選択された画像データをデジタルスチルカメラ1に送信して、印刷したい撮像画像の画像データと上記プリンタ9から受信した画像データを合成処理して液晶表示部111に表示させるようにすることも考えられる。この場合、どのような印刷結果になるかが、デジタルスチルカメラ1の液晶表示画面207上で確認することができる。
【0076】
また、予め画像データをフラッシュメモリ915に格納するために、フラッシュメモリ915を備えているが、代わりにROM902を使用する等、メモリの使用のしかたは、本第3の実施形態に限定されるものではない。
【0077】
(第4の実施形態)
以上説明した本発明の実施の形態では、デジタルスチルカメラ1と図示しないPCとの間の通信手段およびデジタルスチルカメラ1とプリンタ9との間の通信手段として、赤外線による無線通信手段、特にIrDAが定めた仕様に従った通信手段を用いた場合について説明したが、他の赤外線による無線通信手段であっても構わない。また、赤外線の代わりに電波を用いた無線通信手段であってもよい。
【0078】
更には、上記通信手段はシリアル有線通信手段、例えばUSB(Universal Serial Bus)の仕様に従った有線通信手段や、IEEE1394の仕様に従った有線通信手段とすることも可能である。
【0079】
(第5の実施形態)
上記の本発明の実施の形態では、撮像装置としてデジタルスチルカメラを用いた場合について説明したが、撮像装置はデジタルビデオカメラ等の他の装置であっても本発明を適用可能である。デジタルビデオカメラである場合は、付加情報として音声信号を送信して格納させておくことも考えられる。
【0080】
また第1の実施形態、第2の実施形態では、予め撮像装置に設定データや付加情報を与える装置としてPC(パーソナルコンピュータ)を用いて説明したが、他の装置例えばPDA(Personal Digital Assistant)やプリンタ、または専用の装置を用いてもよい。
【0081】
(第6の実施形態)
図12は、本発明の第6の実施形態にかかる印刷装置の概略構成を示すブロック図である。
【0082】
図中、1201は入力部であり、ユーザによる印刷指示および印刷画像の入力を行う。プリンタユニット1202はヘッド移動および記録用紙の送りなどを行うモータ、印字を行う印字ヘッドなどから構成され、CPU1203の制御により記録用紙への印字操作を行う。CPU1203はマイクロプロセッサなどで構成され、ROM1205に記憶されたプログラムに従って制御を行う。特に、プリンタユニット1202内部のモータ、ヘッドなどを制御し、印刷動作を行う。RAM1204はプリンタユニットで印刷動作を行うための画像データを格納する。また、CPU1203での制御に必要な各種可変データも格納する。
【0083】
カードスロット1206はメモリカード1207をバス1208に接続するために用いる。メモリカード1207は後述する図14に示す構成を持つ二次記憶装置であり、着脱可能でカードスロット1206を介して印刷装置に接続される。メモリカード上の記憶部にはカードスロット1206、バス1208を通してCPU1203からアクセス可能である。
【0084】
図13は本発明の第6の実施形態にかかる撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
【0085】
図中、1301は入力部であり、ユーザによる撮影指示および撮影条件の設定などを行う。撮像ユニット1302はCCD、フィルタ、シャッターなどから構成され、CPU1303の制御により撮影処理を行う。CPU1303はマイクロプロセッサなどで構成され、ROM1305に記憶されたプログラムに従って制御を行う。特に、撮像ユニット1302内部のCCD、シャッターなどを制御して、撮影動作を行う。RAM1304は撮像ユニットで撮影動作を行った結果の画像データを格納する。また、CPU1303での制御に必要な各種可変データを格納する。
【0086】
カードスロット1306はメモリカード1307をバス1308に接続するために用いる。メモリカード1307は、メモリカード1207と同様に後述する図14に示す構成を持つ二次記憶装置であり、着脱可能でカードスロット1306を介して撮像装置に接続される。メモリカード上の記憶部にはカードスロット1306、バス1308を通してCPU1203からアクセス可能である。
【0087】
図14はメモリカード1207及び1307として使用される二次記憶装置の概略構成を示すブロック図である。
【0088】
図中、1401は画像処理情報格納部であり、例えば、RGB画像データからYMC画像データに変換する処理に使用されるデータや、撮像装置や印刷装置の特性を示すデータなど、入力した画像及び印刷する画像に対する処理方法に関する情報を保持する。1402は画像データ格納部であり、入力部から入力した画像データを格納する。
【0089】
次に、上記構成を持つ印刷装置における処理手順を図15のフローチャートに従って説明する。なお、第6の実施形態においては、図13に示す撮像装置が画像を撮影し、印刷すべき画像の画像データがすでに二次記憶手段上に記憶されているものと想定する。
【0090】
印刷装置のキーが操作された場合、ステップS701で印刷キーが押下されたか否かをチェックする。印刷キーでない場合には、ステップS707において各キーに応じた処理を行う。なお、これらの処理については本発明に関わりがないので、説明を省略する。
【0091】
印刷キーが入力された場合には(ステップS701でYES)、印刷の指示が行われたと判断し、ステップS702でカードスロット上にカードが装着されているか判断する。ここでは、カード上の画像処理情報及び画像データを用いて印刷操作を行うことを想定している。
【0092】
カードスロット1206にカードが装着されていない場合には、これ以上の処理が行えないので、ステップS708でエラー表示を行った後、処理を終了する。
【0093】
カードスロット1206にメモリカード1207が装着されている場合には、ステップS703でメモリカード1207上に印刷すべき画像データがあるか否かを確認する。カード上に画像データがない場合には、やはりそれ以降の処理が行えないので、処理を終了する。
【0094】
カード上に画像データが格納されている場合には、ステップS704で更にカード上に画像処理を行うための画像処理情報データがあるか否かを確認する。画像処理情報データがカード上にない場合には画像処理は行わず、ステップ706でプリンタユニット1202を駆動して印刷を行う。
【0095】
ステップS704でカード上に画像処理情報データがあると判断された場合には、ステップS705へ進み、メモリカード1207上の画像処理情報データに基いてメモリカード1207上の画像データに対し画像変換処理を行う。変換後のデータは印刷装置上のRAM1204などに格納し、ステップS706で格納した画像データに基づきプリンタユニット1202を駆動して印刷を行う。
【0096】
第6の実施形態においては、印刷キーの入力操作で、ユーザーがそれ以上の操作をしなくてもカード上の画像データに対して画像変換処理が行われる。また、着脱可能な二次記憶装置上に画像処理に関わる情報が格納されているため、別の画像処理情報の格納してあるカードを装着することにより、同じ操作で別の画像変換処理が行われる。
【0097】
同様な処理をディジタルカメラなどの撮像装置に適用することにより、カード上の画像処理情報データを基にした画像変換を撮影画像に対して行うことで、簡単な操作での画像変換処理が可能になる。
【0098】
また、画像処理情報データを格納するためのカード上の記憶部に複数種類の画像処理情報データを格納し、その情報を選択する構成を更に設けることにより、本実施例と同様の操作で指定した画像処理を行った画像を印刷することができる。
【0099】
その場合、画像処理情報データを消去したり、画像データ格納部1402に記憶されたデータが処理済みであることを示すフラグなどを設けるようにしてもよい。
【0100】
更に、本実施例のステップS705で画像変換を行った変換画像をカード上に格納することにより、変換機能を持たない安価な印刷装置を用いて変換された画像を印刷することが可能になる。
【0101】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば以下のような効果がある。
(1)予め、撮像装置の設定データをPC等の外部装置から入力することにより、撮像条件の設定が簡易になる。
(2)予め、撮像装置の設定データをPC等の外部装置から入力しておくことにより、撮影場所では電源をONして撮像モードにするだけで、自動的に撮像条件が設定されるので、あわてる必要がなく、また設定を忘れて意図しない撮影結果となってしまうことを防ぐことができる。
(3)予め複数の付加情報を格納しておき、撮影したい場所で適合する付加情報を読み出して表示させて撮影し、該撮影した画像と該付加情報を合わせて格納するため、後で再生させたり、印刷した場合にその画像の内容がわかる。
【0102】
また、後で編集時に付加情報を追加したり印刷したものに書き加える等の必要が無くなる。
(4)撮像装置からプリンタに直接データを送信して印刷する場合、プリンタで背景画像等の画像データを選択し、選択した画像データと撮像装置からの印刷データとを合成して印刷することにより、PC等を通して画像合成処理しなくても、背景画像や、メッセージ等の画像を合成した印刷結果が得られる。
(5)画像処理に関わる各種処理情報があらかじめ着脱可能な二次記憶装置上に記憶されているため、撮像装置及び印刷装置間で同一の画像処理情報に基づいた画像処理を行うことができるため、より効果的な画像処理を行うことができる。
【0103】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるデジタルスチルカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係るデジタルスチルカメラの外観図である。
【図3】本発明の第1の実施形態に係るデジタルスチルカメラの動作手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係るデジタルスチルカメラの動作手順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係るデジタルスチルカメラの動作手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施形態に係るデジタルスチルカメラの動作手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係るデジタルスチルカメラの動作手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第2の実施形態に係るデジタルスチルカメラの外観図である。
【図9】本発明の第3の実施形態に係るプリンタの構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係るプリンタの動作手順を示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る印刷結果を示す概略図である。
【図12】本発明の第6の実施形態にかかる印刷装置の概略構成を示すブロック図である。
【図13】本発明の第6の実施形態にかかる撮像装置の概略構成を示すブロック図である。
【図14】二次記憶装置の概略構成を示すブロック図である。
【図15】図12に示す印刷装置における処理手順を示すフローチャートである。
【図16】従来のデジタルスチルカメラの外観図である。
【図17】従来のデジタルスチルカメラの外観図である。
【図18】従来の印刷結果を示す概略図である。
【符号の説明】
1 デジタルスチルカメラ
9 プリンタ
101、901 中央制御部
102、902 ROM
103、903 RAM
104、915 フラッシュメモリ
105、904 計時部
106、905 電池
107 撮像部
108 色処理変換部
109 画像メモリ
110 液晶駆動部
111 液晶表示部
112、906 スイッチ群
113、907 入力ポート
114、910 赤外線通信部
115、911 パラレル/シリアル変換部
116、912 符号化復号化部
117、913 発光器
118、914 受光器
119、918 内部バス
120 画像圧縮処理部
908 プリントエンジン制御部
909 プリントエンジン部
916 画像合成処理部
917 液晶表示部
201 シャッタスイッチ
202 電源ON/OFFスイッチ
203 モード設定スイッチ
204 画像選択スイッチ
205 印刷スイッチ
206 赤外線透過部
207 液晶表示画面

Claims (4)

  1. 画像印刷装置の特性に基づいた画像処理情報と、撮像装置により撮影して得られた画像のデジタル画像データとを格納するための着脱可能な二次記憶手段に接続するための接続手段と、
    前記二次記憶手段から前記画像処理情報と前記デジタル画像データとを読み出す読み出し手段と、
    前記読み出し手段により読み出された記デジタル画像データを、前記画像処理情報に基づいて画像処理を行う処理手段と、
    前記画像処理されたデジタル画像データを印刷出力する印刷手段とを有することを特徴とする画像印刷装置。
  2. 前記二次記憶手段は複数の画像処理情報を記憶し、記憶された複数の画像処理情報の内の1つを選択する選択手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 画像印刷装置の特性に基づいた画像処理情報と、撮像装置により撮影して得られた画像のデジタル画像データとを格納する着脱可能な二次記憶手段を用いる画像印刷方法において、
    前記二次記憶手段に接続する接続工程と、
    前記二次記憶手段から前記画像処理情報と前記デジタル画像データとを読み出す読み出し工程と、
    前記読み出し工程で読み出された記デジタル画像データを、記画像処理情報に基づいて画像処理を行う処理工程と、
    前記処理工程で画像処理されたデジタル画像データを印刷出力する印刷工程とを有することを特徴とする画像印刷方法。
  4. 前記二次記憶手段は複数の画像処理情報を記憶し、記憶された複数の画像処理情報の内の1つを選択する選択工程を更に有することを特徴とする請求項3に記載の画像印刷方法。
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