JP3889179B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘電体基体の表面に電極膜によるアンテナパターンを形成したアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、アンテナ装置の小型化並びに通信機の小型化を図るために、例えば誘電体基体の表面に電極膜によるアンテナパターンを形成したものが多数提案されている(例えば特開平10−41722号公報、特開平9−162633号公報、特開平10−32413号公報参照)。
【0003】
これらのアンテナ装置の多くは、配線基板に直接実装して使用でき、このことが長所の1つとなっている。
【0004】
一方、基板に実装される電子部品は、特性インピーダンスが50オームで使用されることを前提として作製されている。従って、アンテナ装置への給電線路の特性インピーダンスも50オームとなる。
【0005】
しかし、アンテナ装置のインピーダンスは、一般に50オームでないため、インダクタンスやキャパシタンスを並列、直列に組み合わせたもの(インピーダンス整合回路)を前記アンテナ装置とは別途に配線基板に実装してインピーダンスの整合をとるようにしているため、アンテナ装置を有する電子機器や通信機器等の小型化に限界が生じるという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、配線基板にアンテナ装置とは別途にインピーダンス整合回路を実装することなくインピーダンス整合ができ、アンテナ装置を有する電子機器や通信機器等の小型化を図ることができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るアンテナ装置は、アンテナ部を有する直方体状の誘電体基板に、インピーダンス整合回路部が形成され、前記アンテナ部と前記インピーダンス整合回路部とが一体化されたアンテナ装置であって、前記誘電体基板の上部に前記アンテナ部が形成され、前記誘電体基板の下面から前記誘電体基板の第1側面並びに前記誘電体基板の下面から前記誘電体基板の前記第1側面と対向する第2側面にかけてアース電極が形成され、前記誘電体基板の第3側面に給電用電極が形成され、前記インピーダンス整合回路部は、前記誘電体基板内の前記アース電極と前記アンテナ部との間に、前記アンテナ部と対向して形成され、且つ、前記アンテナ部と容量結合される第1電極と、前記誘電体基板内の前記アース電極と前記アンテナ部との間に、前記アース電極と対向して形成され、且つ、前記アース電極と容量結合される第2電極と、前記第1電極と前記第2電極とを電気的に接続するスルーホールと、前記給電用電極と前記スルーホールとの間に形成されたインダクタンス用電極とを有することを特徴とする。そのため、配線基板にアンテナ装置とは別途にインピーダンス整合回路を実装することなくインピーダンス整合ができ、アンテナ装置を有する電子機器や通信機器等の小型化を図ることができる。
【0008】
そして、前記構成において、前記給電用電極でのインピーダンスが、給電線路の特性インピーダンスに整合されていてもよい
【0009】
また、前記アンテナ部は、前記誘電体基板に形成された電極膜によるモノポールアンテナであってもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るアンテナ装置のいくつかの実施の形態例を図1〜図12を参照しながら説明する。
【0013】
まず、第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aは、図1に示すように、複数枚の板状の誘電体層が積層、焼成されて構成された誘電体基板12の上面に電極膜により形成されたモノポールアンテナ14からなるアンテナ部16と、前記誘電体基板12の側面や下面等に形成されたアース電極20と、前記誘電体基板12に内装されたインピーダンス整合回路部22とを具備して構成されている。
【0014】
具体的には、前記誘電体基板12は、図1に示すように、上から順に、第1の誘電体層S1〜第4の誘電体層S4が積み重ねられて構成されている。これら第1〜第4の誘電体層S1〜S4はそれぞれ1枚あるいは複数枚の層にて構成される。前記インピーダンス整合回路部22は、第2の誘電体層S2の上面から第4の誘電体層S4の上面にかけて形成されている。
【0015】
また、図2Aに示すように、誘電体基板12の外周面のうち、例えば一側面に、アンテナ部16に給電を行う図示しない給電回路からの給電線路の給電点(給電用電極)24が形成され、図2Bに示すように、誘電体基板12の下面と両側面の一部にかけてアース電極20が形成されている。
【0016】
そして、この第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aにおいては、第1の誘電体層S1の一主面(誘電体基板12の上面となる面)に短冊状のモノポールアンテナ14が形成され、第2の誘電体層S2の一主面に前記アンテナ14と容量結合される第1の電極30が形成されている。
【0017】
また、第3の誘電体層S3の一主面に、一端が給電点24に接続されたストリップラインの引き回しによるインダクタンス32が形成され、第4の誘電体層S4の一主面に該第4の誘電体層S4の他主面(誘電体基板12の下面となる面)に形成されたアース電極20と容量結合される第2の電極34が形成されている。
【0018】
前記第1の電極30と、インダクタンス32の他端と、第2の電極34とは、第2の誘電体層S2と第3の誘電体層S3を貫通するスルーホール36を通じて互いに電気的に接続され、これら第1の電極30、インダクタンス32及び第2の電極34にてインピーダンス整合回路部22が構成される。
【0019】
第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aは、基本的には以上のように構成されるものであるが、ここで、各電極の電気的な結合について図3及び図4を参照しながら説明する。
【0020】
まず、アンテナ部16を構成するモノポールアンテナ14と第1の電極30との間に静電容量C1が形成され、第2の電極34とアース電極20との間に静電容量C2が形成され、これら第1の電極30及び第2の電極34がスルーホール36を通じて直列接続されたかたちとなる。
【0021】
更に、これら2つの静電容量C1及びC2のスルーホール36による接続点と給電点24との間にインダクタンス32が接続される。
【0022】
即ち、この第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aにおいては、図4に示すように、アンテナ14とアース電極20との間に2つの静電容量C1及びC2が直列接続され、これら2つの静電容量C1及びC2の接続点aと給電点24との間にインダクタンスLが接続され、1つの誘電体基板12においてアンテナ部16とインピーダンス整合回路部22とが一体化されたかたちとなる。
【0023】
従来のアンテナ装置では、該アンテナ装置のインピーダンスを給電線路の特性インピーダンスに整合させるために、インピーダンス整合回路を別途用意して配線基板にアンテナ装置とインピーダンス整合回路を実装するようにしていたが、第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aでは、アンテナ部16とインピーダンス整合回路部22とが一体化されているため、アンテナ装置10Aのインピーダンス、即ち、給電点24でのインピーダンスは、給電線路の特性インピーダンス(50オーム)に整合されており、配線基板に別途インピーダンス整合回路を実装する必要がない。
【0024】
ここで、2つの実験例(便宜的に第1及び第2の実験例と記す)を説明する。まず、第1の実験例は、ネットワークアナライザを使用して、比較例と実施例の1.5〜3GHzにわたる反射係数がどのように変化するかを極座標表示して確かめたものである。
【0025】
実施例は、第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aと同じ構成を有し、比較例は、第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aにおいてインピーダンス整合回路部22を除去した構成を有する。
【0026】
第1の実験例の結果を図5に示す。実施例の反射特性を実線aで示し、比較例の反射特性を破線bで示す。
【0027】
アンテナ装置10AのインピーダンスをZ、給電線路の特性インピーダンスをZ0 とし、正規化インピーダンスをZ/Z0 =r+jxとしたとき、アンテナ装置10AのインピーダンスZが特性インピーダンスZ0 に整合するとは、Z/Z0 =1となること、即ち、図5のスミスチャート上において、r=1であって、かつ、x=0のポイントPを通過することが必須となる。
【0028】
実施例は、その反射特性中、×で示すように、(r,x)=(1,0)のポイントPを通過しており、アンテナ装置10AのインピーダンスZが特性インピーダンスZ0 に整合されていることがわかる。なお、ポイントPでの周波数は2352MHzであった。
【0029】
一方、比較例は、前記ポイントPを通過しておらず、インピーダンスZが整合されていないことがわかる。参考のため、比較例の反射特性において周波数2352MHzのポイントを●で示す。
【0030】
次に、第2の実験例は、前記比較例と実施例の反射減衰量(リターンロス)をみたものであり、この第2の実験例の結果を図6に示す。図6において、実施例の周波数特性を実線cで示し、比較例の周波数特性を破線dで示す。
【0031】
図6から、比較例においては、前記周波数2352MHzにおいてわずかに反射減衰量が増加しているが、その量は−10dBまで達せず、アンテナ装置のインピーダンスZが特性インピーダンスZ0 と整合がとれていないことがわかる。
【0032】
一方、実施例においては、前記周波数2352MHzにおいて大幅に反射減衰量が増加し、その量も−50dBまで達しており、アンテナ装置のインピーダンスZが特性インピーダンスZ0 と整合がとれていることがわかる。
【0033】
このように、第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aは、アンテナ部16とインピーダンス整合回路部22とが1つの誘電体基板12に一体化されて構成されているため、配線基板にアンテナ装置10Aとは別途にインピーダンス整合回路を実装することなくインピーダンス整合ができ、アンテナ装置10Aを有する電子機器や通信機器等の小型化を図ることができる。
【0034】
上述の第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aは、誘電体基板12の上面にアンテナ部16を構成するアンテナを形成するようにしたが、その他、図7に示す変形例に係るアンテナ装置10Aaのように、アンテナ14が形成された第1の誘電体層S1上に別の誘電体層S5を積層することにより、アンテナ14を誘電体基板12内に形成するようにしてもよい。
【0035】
次に、第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aの製造方法について説明する。第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aにおいては、各種電極を誘電体基板12内に内装することから、これらの電極は、損失の少ない比抵抗の低いものを用いることが望ましく、低抵抗のAg系、もしくはCu系の導体を用いることが好ましい。
【0036】
使用する誘電体としては、信頼性が高く、誘電率の選択の幅が広いもの、即ち、セラミック誘電体が好ましい。この場合、アンテナ装置10Aの小型化を有効に図ることができる。
【0037】
また、製造方法としては、セラミック粉末の成形体に導体ペーストを塗布して電極パターンを形成した後、各々の成形体を積層し、更に焼成して緻密化し、導体がその内部に積層された状態でセラミック誘電体と一体化することが望ましい。
【0038】
Ag系やCu系の導体を使用する場合には、それらの導体の融点が低く、通常の誘電体材料と同時焼成することは困難であることから、それらの融点(1100℃以下)よりも低い温度で焼成され得る誘電体材料を用いる必要がある。
【0039】
このような誘電体材料としては、例えばコージェライト系ガラス粉末とTiO2 粉末及びNd2 Ti2 7 粉末との混合物等のガラス系のものや、BaO−TiO2 −Re2 3 −Bi2 3 系組成(Re:レアアース成分)に若干のガラス形成成分やガラス粉末を添加したもの、酸化バリウム−酸化チタン−酸化ネオジウム系誘電体磁気組成物粉末に若干のガラス粉末を添加したものがある。
【0040】
一例として、MgO(18wt%)−Al2 3 (37wt%)−SiO2 (37wt%)−B2 3 (5wt%)−TiO2 (3wt%)なる組成のガラス粉末の73wt%と、市販のTiO2 粉末の17wt%と、Nd2 Ti2 7 粉末の10wt%を十分に混合し、混合粉末を得た。
【0041】
なお、Nd2 Ti2 7 粉末は、Nd2 3 粉末とTiO2 粉末を1200℃で仮焼した後、粉砕して得たものを使用した。
【0042】
次いで、この混合粉末に、アクリル系有機バインダ、可塑剤、トルエン及びアルコール系の溶剤を加え、アルミナ玉石で十分に混合してスラリーとした。そして、このスラリーを用いて、ドクターブレード法により、0.2mm〜0.5mmの厚みのグリーンテープを作製した。
【0043】
次に、所定の位置にスルーホール用の孔を形成した後、該孔に銀ペーストを充填する。そして、銀ペーストを導体ペーストとして、図1に示した導体パターンをそれぞれ印刷し、次いで、これら導体パターンが印刷されたグリーンテープの厚みを調整するために必要なグリーンテープを重ねて図1の構造となるように重ね、積層した後、例えば900℃で焼成して、誘電体基板12を作製した。
【0044】
上記のように構成した誘電体基板12の上面にアンテナ14のパターンを印刷すると共に、誘電体基板12の側面及び下面にアース電極18及び20のパターンを印刷し、更に、誘電体基板12の側面にアース電極18から絶縁するように給電点24のパターンを印刷し、これら印刷したパターンを850℃で焼き付けた。
【0045】
以上の製造方法を採用することにより、1つの誘電体基板12にアンテナ部16とインピーダンス整合回路部22とが一体化されて形成されたアンテナ装置10Aを容易に作製することができる。
【0046】
次に、第2の実施の形態に係るアンテナ装置10Bについて図8及び図9を参照しながら説明する。
【0047】
この第2の実施の形態に係るアンテナ装置10Bは、図8に示すように、第1及び第2の誘電体層S1及びS2を積み重ねて焼成することにより、誘電体基板12が構成され、更に、第1の誘電体層S1の一主面に、短冊状のモノポールアンテナ14が形成され、第2の誘電体層S2の一主面に、一端が給電点24に接続され、かつ、アンテナ14と容量結合される電極40が形成されて構成されている。
【0048】
各電極の電気的な結合についてみると、図9に示すように、アンテナ部16を構成するモノポールアンテナ14と給電点24との間に電極40による静電容量C11が形成され、1つの誘電体基板12においてアンテナ部16のアンテナ14と容量C11によるインピーダンス整合回路部22とが一体化されたかたちとなる。
【0049】
この第2の実施の形態に係るアンテナ装置10Bにおいても、第1の実施の形態に係るアンテナ装置10Aと同様に、アンテナ部16とインピーダンス整合回路部22とが一体化されているため、アンテナ装置10Bのインピーダンス、即ち、給電点24でのインピーダンスを、給電線路の特性インピーダンス(50オーム)に整合させることができ、配線基板に別途インピーダンス整合回路を実装する必要がない。
【0050】
上述の例では、誘電体基板12の上面に短冊状のアンテナ14を形成するようにしたが、その他、図10に示すように、誘電体基板12の上面に、誘電体基板12の幅とほぼ同じ幅にわたって蛇行するミアンダ型のアンテナ42を形成するようにしてもよい。また、図11に示すように、ミアンダ型のアンテナ42を誘電体基板12の上面から誘電体基板12の両側面にかけて形成するようにしてもよい。
【0051】
また、上述の例では、非平衡入出力方式のアンテナ装置に適用した例を示したが、その他、平衡入出力方式のアンテナ装置に適用することもできる。図12は、平衡入出力方式のアンテナ装置の例を示すものであり、第1の誘電体層S1の一主面に2本のアンテナ素子44a及び44bからなるダイポールアンテナ44が形成され、第2の誘電体層S2の一主面にダイポールアンテナ44を構成する各アンテナ素子44a及び44bにそれぞれ容量結合される第1及び第2の電極46a及び46bが形成されて構成されている。
【0052】
この例においても、アンテナ装置のインピーダンス、即ち、給電点24でのインピーダンスを、給電線路の特性インピーダンス(50オーム)に整合させることができ、配線基板に別途インピーダンス整合回路を実装する必要がない。 なお、この発明に係るアンテナ装置は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係るアンテナ装置によれば、配線基板にアンテナ装置とは別途にインピーダンス整合回路を実装することなくインピーダンス整合ができ、アンテナ装置を有する電子機器や通信機器等の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す分解斜視図である。
【図2】図2Aは第1の実施の形態に係るアンテナ装置を、上面を主にして示す一部省略斜視図であり、図2Bは第1の実施の形態に係るアンテナ装置を、底面を主にして示す一部省略斜視図である。
【図3】第1の実施の形態に係るアンテナ装置の構成を示す縦断面図である。
【図4】第1の実施の形態に係るアンテナ装置の等価回路図である。
【図5】第1の実験例によって得た実施例と比較例の反射特性を示すスミスチャートである。
【図6】第2の実験例によって得た実施例と比較例の周波数特性、特に反射減衰特性を示す図である。
【図7】第1の実施の形態に係るアンテナ装置の変形例を示す分解斜視図である。
【図8】第2の実施の形態に係るアンテナ装置を示す分解斜視図である。
【図9】第2の実施の形態に係るアンテナ装置を示す等価回路図である。
【図10】アンテナの他の例を示す斜視図である。
【図11】アンテナの更に他の例を示す斜視図である。
【図12】平衡入出力方式のアンテナ装置に適用した例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10A、10Aa、10B…アンテナ装置
12…誘電体基板 14…モノポールアンテナ
16…アンテナ部 18、20…アース電極
22…インピーダンス整合回路部 24…給電点
30…第1の電極 32…インダクタンス
34…第2の電極 36…スルーホール
S1〜S4…第1〜第4の誘電体層

Claims (3)

  1. アンテナ部を有する直方体状の誘電体基板に、インピーダンス整合回路部が形成され、前記アンテナ部と前記インピーダンス整合回路部とが一体化されたアンテナ装置であって、
    前記誘電体基板の上部に前記アンテナ部が形成され、
    前記誘電体基板の下面から前記誘電体基板の第1側面並びに前記誘電体基板の下面から前記誘電体基板の前記第1側面と対向する第2側面にかけてアース電極が形成され、
    前記誘電体基板の第3側面に給電用電極が形成され、
    前記インピーダンス整合回路部は、
    前記誘電体基板内の前記アース電極と前記アンテナ部との間に、前記アンテナ部と対向して形成され、且つ、前記アンテナ部と容量結合される第1電極と、
    前記誘電体基板内の前記アース電極と前記アンテナ部との間に、前記アース電極と対向して形成され、且つ、前記アース電極と容量結合される第2電極と、
    前記第1電極と前記第2電極とを電気的に接続するスルーホールと、
    前記給電用電極と前記スルーホールとの間に形成されたインダクタンス用電極とを有することを特徴とするアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置において、
    前記給電用電極でのインピーダンスが、給電線路の特性インピーダンスに整合されていることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 請求項1又は2記載のアンテナ装置において、
    前記アンテナ部は、前記誘電体基板に形成された電極膜によるモノポールアンテナであることを特徴とするアンテナ装置。
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