JP3888861B2 - 耐熱性防護服 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐熱性防護服に関し、さらに詳しくは、耐薬品性及び透湿防水性に優れるだけでなく、高度な軽量性と柔軟性を有する耐熱性防護服に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、消防士用耐熱防護服を構成する繊維として、不燃性のアスベスト繊維、ガラス繊維等が使われていたが、近年、環境問題や、動き易さなどの観点から、アラミド繊維、ポリフェニレンスルフィド、ポリイミド、ポリベンズイミダゾールなどの難燃性の有機繊維が使用され、さらには、輻射熱を防止する目的から、これらの難燃性有機繊維からなる布帛に金属アルミニウム等をコーテイングあるいは蒸着等により、表面加工したものが多く使用されている。
【0003】
また、近年、遮熱性の評価方法の標準化がなされ、輻射熱はもとより、伝導熱にも注目した評価方法が確立された(試験法番号:ISO9151)。この評価方法による基準をクリアするに当たり、熱伝導を遅延させるためには、防護服内に大量の空気層を作ることが効果的である。しかしながら、前記のようなアルミニウムを用いて加工された有機繊維布帛を防護服として用いると、重量が非常に重くなるので、空気層を作るためにもっとも有用である積層構造を形成することが実質上不可能であった。
【0004】
さらに、このような空気層を形成することにより、熱を発散させなくなり、消火作業時のような非常に暑い環境下では、着用感が非常に悪いという問題もあった。それに加えて、繊維表面にコーテイング等の加工を施した場合は、透湿性が全く得られず、その気心地も非常に劣悪なものであった。
【0005】
上記のような問題を解決するために、本発明者らは先に表地層・透湿防水性を有する中間層・遮熱性を有する裏地層からなる3層構造の耐熱性防護服を提案(特願2000−310481号)したが、該耐熱性防護服は3層構造であるが故に縫製が煩雑で、さらに、衣服重量、着用感の点でもなお改良の余地を残していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、前記のような問題点を解決し、耐薬品性、透湿防水性、遮熱性に優れ、さらには軽量かつ柔軟で、裁断・縫製作業も簡略化される耐熱性防護服を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは上記の課題を達成するために鋭意検討した結果、表地層と裏地層からなる耐熱防護服において、裏地層に充分な量の空気を含有させるとき、所望の耐熱性防護服が得られることを知り、本発明を完成するに至った。
【0008】
かくして、本発明によれば、
「表地層と裏地層からなる複合構造を有する防護服であって、該表地層と裏地層が下記(a)及び(b)の要件を同時に満足することを特徴とする耐熱性防護服。
(a)表地層が、アラミド繊維を55重量%以上含む耐熱難燃性繊維で構成される。
(b)裏地層が、熱水収縮率の互いに異なる2種以上のアラミド繊維糸条から織成された、重ね組織を有する織物であり、透湿防水性を有する。」
が提供される。
【0009】
ここで、本発明において表地層を構成する耐熱難燃性繊維がパラ系アラミド繊維を5〜50重量%含むことが、高度な難燃性と繊維強度を得る上で好ましく、該表地層に撥水加工処理を施すと、さらに好ましい。一方、裏地層は優れた遮熱効果を得る上で、織物組織をふくれ織又はピッケ織とし、厚みを0.7mm以上とすることが好ましい。該裏地層は熱水収縮率の差が10%以上である2種のアラミド繊維糸条から織成された織物であることが好ましく、さらには、130℃、20分での熱水収縮率が0.5〜3%であるアラミド繊維糸条と130℃、20分での熱水収縮率が15〜40%であるアラミド繊維糸条とから織成された織物であることがより好ましい。また、該裏地層に透湿防水性を付与方法として、ポリテトラフルオロエチレンからなるフィルムをラミネートすることが好ましく例示される。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】
本発明の耐熱防護服は、表地層と裏地層の2層を重ね合わせた構造からなり、まず、本発明を構成する表地層は、耐熱難燃性繊維からなり、該耐熱難燃性繊維は上記のアラミド繊維を55重量%以上含む必要がある。
【0012】
ここにいうアラミド繊維として、メタ系アラミド繊維、及び、パラ系アラミド繊維が好ましく用いられ、メタ系アラミド繊維としては、優れたLOI値を有するポリメタフェニレンイソフタルアミド、また、パラ系アラミド繊維としては、高い繊維強度を有するポリパラフェニレンテレフタルアミド、あるいは、これに第3成分を共重合した繊維を混合させることが好ましい。ポリパラフェニレンテレフタルアミド共重合体の一例としては、コポリパラフェニレン・3、4’オキシジフェニレンテレフタルアミドを挙げることができる。
【0013】
表地層を構成する耐熱難燃性繊維は全て、上記のアラミド繊維から構成されてもよいし、また、上記のアラミド繊維と他の耐熱性難燃性繊維、例えば、ポリフェニレンスルフィド、ポリイミド、ポリベンズイミダゾールとを組み合わせたものでもよいが、少なくとも55重量%以上アラミド繊維を含む必要がある。アラミド繊維の含有量が55重量%より少ないと、高度な難燃性と繊維強度が得られず、好ましくない。また、該耐熱難燃性繊維に含まれるアラミド繊維は、メタ系アラミド繊維とパラ系アラミド繊維が混紡された、紡績糸の形態を有するアラミド繊維であることが好ましい。さらに、パラ系アラミド繊維の混合比率としては、表地を構成する全繊維に対して、5〜50重量%であることがより好ましい。5重量%未満では、繊維強度が低下するおそれがあり、また、50重量%より高いと該パラ系アラミド繊維がフィブリル化を起こしやすくなる傾向にある。表地層はかかる耐熱難燃性繊維で構成され、表地層の形態としては、織編物、不織布のいずれでもよいが、実用上、布帛強度の点で織物であることが好ましい。
【0014】
また、より高い耐水性能や耐薬品性能を有する防護服を得るためには、上記表地層に対しては、コーテイング法、スプレー法、又は、浸漬法などの加工法により、フッ素系の撥水樹脂を付与して加工することが好ましい。
【0015】
次に、本発明の耐熱性防護服を構成する裏地層は、熱水収縮率の互いに異なる2種以上のアラミド繊維糸条から構成される必要がある。
【0016】
ここで、裏地層を構成するアラミド繊維糸条として、互いに収縮率の異なるアラミド繊維糸条が使用され、かかるアラミド繊維糸条は各々、単一種類からなるアラミド繊維糸条であってもよいが、所定の熱水収縮率、耐熱性、繊維強度を得るためには、2種以上のアラミド繊維を混紡し、混紡糸の形態とした方が好ましい。かかるアラミド繊維としては、耐熱性、難燃性の点から、ポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維、ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維、ポリパラフェニレンテレフタルアミド繊維に第3成分を共重合させた繊維が好適に例示される。これらのアラミド繊維を用いて、熱水収縮率の互いに異なる2種以上のアラミド繊維糸条とし、織物を織成する。裏地層は該織物に常法の加工工程でリラックス処理を施したものであるが、裏地層用の該織物は、加工工程に供せられる前において、熱水収縮率の差が10%以上である2種のアラミド繊維糸条から織成されていることがこのましい。熱水収縮率の差を10%以上とすることにより、上記織物が加工工程に供せられた後において、充分な空気層を形成しやすくなる。さらには、上記織物が加工工程に供せられる前において、130℃、20分での熱水収縮率が0.5〜3%である低収縮アラミド繊維糸条と130℃、20分での熱水収縮率が15〜40%である高収縮アラミド繊維糸条とから織成されていることがより好ましい。このような収縮率を有するアラミド繊維糸条で織物を織成し、常法のリラックス処理を施して裏地層となすことにより、充分な空気層をより形成しやすくなり、また、裏地層の風合いが低下することもなくなる。なお、裏地層用の上記織物は、加工工程において、染色されてもよく、染色されなくてもよい。
【0017】
本発明の耐熱性防護服を構成する裏地層は上記のように熱水収縮率の互いに異なる2種以上のアラミド繊維糸条から構成された織物であり、さらに、重ね組織を有している必要がある。
【0018】
ここで、重ね組織とは、経糸か緯糸のいずれかを2種以上用い、あるいは経緯糸を2種以上用いた組織で、緯二重織、経二重織、二重織、ふくれ織、ピッケが例示される。かかる重ね組織を有する織物にリラックス処理を施すことにより得られた裏地層は、重ね組織と上記の熱水収縮率差との相乗効果により、充分な空気層を形成することができる。特に、ふくれ織又はピッケ組織を有する織物は、加工工程を経た後においても、織物表面の少なくとも一側面が平らかであるため、次工程での表面処理が容易となり、好ましい。
【0019】
また、上記裏地層は、0.7mm以上、より好ましくは0.9mm以上1.4mm以下の厚みとすることにより、効果的な空気層を形成することができる。なお、裏地層の目付けとしては、50〜400g/m2の範囲にあることが好ましい。目付けが50g/m2未満の場合は効果的な空気層を形成することが難しく、また、400g/m2を越えると、防護服の重量を増加させ、着用者の動きを阻害し、消火作業時の着用者の疲労を増幅させる。
【0020】
さらに、上記裏地層は、透湿防水性を有する必要がある。ここで、透湿防水性とは耐水圧500mmH2O以上(JIS L 1092法 高水圧法)と透湿度125g/m2・h以上(JIS L 1099法 B−2法)を同時に満足する性質のことをいい、方法としては、該裏地層に透湿防水効果のある薄膜フィルムをラミネート加工したものが好適に例示される。
【0021】
かかる薄膜フィルムとしては、透湿防水性を有するものであれば公知のものを使用することができるが、耐薬品性を兼ね備えたポリテトラフルオロエチレンからなる薄膜フィルムを使用することが特に好ましい。このような透湿防水膜により、透湿防水性や耐薬品性が向上し、着用者の汗の蒸散を促進するので、着用者のヒートストレスを減少することができる。
【0022】
なお、本発明の耐熱防護服は、以上のような表地層と裏地層とから構成される複合構造を有するが、各層は相互に接合されている必要はなく、重ね合わせて縫合したものでもよい。また、ファスナー等を利用して裏地層を表地層から取り外し可能なようにし、洗濯が簡単にできるような構造を有していてもよい。
【0023】
【実施例】
以下、本発明を実施例をあげて詳細に説明するが、本発明はこれらによって限定されるものではない。なお、実施例において用いた評価項目の測定は下記の方法によった。
(1)引張り強力
JIS L 1096引張り強さ A法に準拠した方法による。
(2)引裂き強力
JIS L 1096引裂き強さ C法に準拠した方法による。
(3)透湿性
JIS L 1099 B−2法に準拠した方法による。
(4)防炎性
JIS L 1091 A−1法、及び、A−4法に準拠した方法による。
(5)遮熱性
ISO9151に準拠した方法により、24℃温度上昇試験を行う。
(6)耐薬品性
ISO6530に準拠した方法による。
(7)縫製性
表地層、裏地層を裁断し、防護服を縫製する際の縫製のし易さを、熟練者により、◎(極めて良好)、○(良好)、△(やや不良)、×(不良)の4段階で官能評価した。
【0024】
[実施例1]
表地層は、ポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維(帝人株式会社製、商標名:コーネックス)とコパラフェニレン・3、4’オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維(帝人株式会社製、商標名:テクノーラ)とを混合比率が90:10となる割合で混合した耐熱繊維からなる紡績糸(番手:20/2)を用いて2/1の綾織に織成した織物(目付け:280g/m2)を用いる。
【0025】
裏地層として、まず、ポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維とコパラフェニレン・3、4’オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維とを混合比率が95:5となる割合で混合した紡績糸A(番手:40/1、130℃20分での沸水収縮率1.8%)とポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維とコパラフェニレン・3、4’オキジフェニレンテレフタルアミド繊維とを混合比率が95:5となる割合で混合した紡績糸B(番手:40/1,130℃20分での沸水収縮率23.2%)を用意し、経糸配列として紡績糸A:紡績糸B=1:1、緯糸配列として紡績糸A:紡績糸B=1:1でふくれ織物を織成した。次に該織布を常法の加工工程でリラックス処理することにより、目付け:210g/m2、厚み1.1mmとなし、さらにポリテトラフルオロエチレン製の透湿防水性フィルム(日本ゴアテックス製)をラミネートした。
【0026】
これらの表地層、裏地層の2層を透湿防水性フィルムが表地層に接するように重ねて用い、縫製して耐熱性防護服を得た。得られた耐熱性防護服の評価結果を表1に示す。
【0027】
得られた防護服は、耐薬品性、透湿防水性、遮熱性に優れ、且つ、軽量で着用感の良好なものであった。また、裁断・縫製作業も容易であった。
【0028】
[比較例1]
表地層は実施例1において使用したものと同一のものを用いる。中間層として、ポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維からなる紡績糸(番手:40/1)からなる織布(目付け:55g/m2)にポリテトラフルオロエチレン製の透湿防水性フィルム(日本ゴアテックス製)をラミネートしたものを使用する。
【0029】
裏地層として、ポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維の短繊維(1.4デシテックス、3.8mmカット長)を用いて、ウオーターニードル法により作製した不織布(目付け:35g/m2)を3層に積層したものを使用して空気層を形成し、該不織布にポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維からなる紡績糸(番手:60/1)を織成した織布(目付け:75g/m2)を裏地として重ね合わせたものをキルテイング加工して用いる。これらのこれらの表地層、中間層、裏地層の3層を重ねて用い縫製して耐熱性防護服を得た。得られた耐熱性防護服の評価結果を表1に併せて示す。
得られた防護服は重量が重く、縫製性がやや不良であった。
【0030】
[比較例2]
裏地層として、実施例1と同じふくれ織物(目付け:210g/m2)で透湿防水性フィルムをラミネートしないものを使用し、これ以外は実施例1と同様な耐熱性防護服を得た。得られた耐熱性防護服の評価結果を表1に併せて示す。
【0031】
[比較例3]
表地層として、ポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維(帝人株式会社製、商標名:コーネックス)からなる紡績糸(番手:20/2)を用いて2/1の綾織に織成した織物(目付け:270g/m2)を用い、該織物に金属アルミニウム微粒子を難燃ウレタン樹脂にてコーテイングし、さらに、ポリテトラフルオロエチレンーエチレン共重合樹脂のトップコーテイングを行ったもの(目付け:560g/m2)を用い、中間層にあたるものは使用せず、裏地層として、ポリメタフェニレンイソフタルアミド繊維(帝人株式会社製、商標名:コーネックス)とコパラフェニレン・3,4’オキシジフェニレンテレフタルアミド繊維(帝人株式会社製、商標名:テクノーラ)とを混合比率が95:5となる割合で混合した紡績糸(番手:20/2)を用いて平織に織成した織物(目付け:210g/m2)を用いて、これら2層を重ねて用い縫製して耐熱性防護服を得た。得られた耐熱性防護服の評価結果を表1に併せて示す。
【0032】
得られた防護服は、重量が極めて重い上、防炎性、遮熱性に劣るものであった。また、裁断・縫製作業も極めて困難であった。
【0033】
【表1】
Figure 0003888861
【0034】
【発明の効果】
このように、本発明の耐熱性防護服は、耐薬品性、透湿防水性、遮熱性に優れるだけでなく、軽量かつ柔軟で着用感も良好であるため、消防服や高温環境下での作業服として有用である。
【0035】
また、本発明の耐熱性防護服は2層構造を有するため、従来の3層構造の耐熱性防護服に比べて裁断・縫製作業も簡略化される。

Claims (8)

  1. 表地層と裏地層からなる複合構造を有する防護服であって、該表地層と裏地層が下記(a)及び(b)の要件を同時に満足することを特徴とする耐熱性防護服。
    (a)表地層が、アラミド繊維を55重量%以上含む耐熱難燃性繊維で構成される。
    (b)裏地層が、熱水収縮率の互いに異なる2種以上のアラミド繊維糸条から織成された、重ね組織を有する織物であり、透湿防水性を有する。
  2. 表地層を構成する耐熱難燃性繊維がパラ系アラミド繊維を5〜50重量%含む請求項1記載の耐熱性防護服。
  3. 表地層が撥水加工されている請求項1又は請求項2に記載の耐熱性防護服。
  4. 上記重ね組織がふくれ織、又はピッケである請求項1〜3のいずれか1項に記載の耐熱性防護服。
  5. 裏地層の厚みが0.7mm以上である請求項1〜4のいずれか1項に記載の耐熱性防護服。
  6. 裏地層が、熱水収縮率の差が10%以上である2種のアラミド繊維糸条から織成された織物である請求項1〜5のいずれか1項に記載の耐熱性防護服。
  7. 裏地層が、130℃、20分での熱水収縮率が0.5〜3%であるアラミド繊維糸条と130℃、20分での熱水収縮率が15〜40%であるアラミド繊維糸条とから織成された織物である請求項1〜6のいずれか1項に記載の耐熱性防護服。
  8. 裏地層が、ポリテトラフルオロエチレンからなるフィルムをラミネートしたものである請求項1〜7のいずれか1項に記載の耐熱性防護服。
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