JP3888634B2 - 太陽電池の連結構造 - Google Patents

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Description

本発明は、飛行船に太陽電池を取付けるにあたって用いられる太陽電池の連結構造に関する。
飛行船は、機体を構成する外皮内に浮揚ガスを収納し、この浮揚ガスによる浮力によって、空中に浮遊しており、浮揚ガスの体積を制御することによって、高度を制御することができる。第1の従来技術として、飛行船を推進させるための動力源に電力を供給するために、前述の浮揚ガスが収納される上方の外皮の外側から覆うようにして太陽電池が着脱自在に設けられる飛行船がある(たとえば特許文献1および2参照)。
第2の従来技術として、飛行船の外皮に取付けるべき太陽電池を、2枚のシートでサンドイッチして太陽電池アセンブリを構成し、その周縁部に設けられる係止片と、外皮に固定される取付け用シートに設けられる係止片とを、着脱可能に係止するような太陽電池取付装置がある(たとえば特許文献3参照)。
第3の従来技術として、太陽電池の背面に弾発性を有するスポンジ状のシート体を固定し、このシート体の背面にアルミニウム箔を固定し、太陽電池にはフェルールを、4つの周辺部にそれぞれ間隔をあけて固定し、こうして複数の各太陽電池アセンブリを構成する。飛行船の外皮には、間隔をあけて複数のフェルールが固定され、太陽電池および外皮のフェルールの挿通孔に索条を挿通して、太陽電池アセンブリの周辺部を飛行船の外皮に装着する太陽電池取付構造がある(たとえば特許文献4参照)。
第4の従来技術として、複数の太陽電池ユニットを固定する弾性支持体の前部、後部および両側部に複数の支持体コネクタを設け、前記弾性支持体を、前記支持体コネクタを介して取外し可能に相互に連結して太陽電池拡張モジュールを形成し、前記太陽電池拡張モジュールを、前記弾性支持体が飛行船の外皮に直接に固定されることなく、前記外皮を覆うようにこの外皮に装着することによって、太陽電池拡張モジュールを外皮に装着する飛行船用太陽電池装着装置がある(たとえば特許文献5参照)。
特開平5−193573号公報 特開2000−280988号公報 特許第3371119号公報 特開2001−253392号公報 特開平6−163964号公報
前述の第1〜第3の従来技術のように、飛行船の外皮に太陽電池を1枚ずつ取付ける場合、取付ける枚数が多くなるにつれて、非常に手間がかかることは言うまでも無い。第4の従来技術のように、複数の太陽電池ユニットを1まとめにして、それらを互いに連結して太陽電池拡張モジュールを形成してから飛行船の外皮に取付ければ、飛行船の外皮に取付ける手間は、1枚ずつ多数取付ける場合に比べて、手間がかからなくなるけれども、たとえば損傷した太陽電池ユニットを交換する場合、その支持体コネクタの係止構造により、太陽電池拡張モジュールから任意の1つの太陽電池ユニットだけを取り外すことが極めて困難である。また隣接する太陽電池ユニットは、互いに変位を規制された状態で連結されているので、外皮が膨張および収縮するときに、太陽電池が破損する恐れがある。
本発明の目的は、飛行船の外皮への太陽電池の取付けを容易に行うことができるとともに、外皮の膨張および収縮によって太陽電池が破損することを可及的に防止することができる太陽電池の連結構造を提供することである。
本発明は、複数の太陽電池モジュールを、互いに垂直な第1および第2方向に並べてマトリクス状に配置されて装着体に連結し、飛行船の外皮に取付けられる太陽電池ユニットを構成するための太陽電池の連結構造であって、
各太陽電池モジュールは、各辺が第1および第2方向のいずれか一方と平行である長方形板状のモジュール本体を備え、
モジュール本体は、第1角部と、第1角部に連なる一方の辺に連なる第2角部と、第1角部に連なる他方の辺に連なる第3角部と、第1角部と対角をなす第4角部とを有し、
第1角部が装着体に対して変位を規制されて係止され、第2角部が装着体に対して少なくとも第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3および第4角部が装着体に対して少なくとも第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする太陽電池の連結構造である。
また本発明は、装着体には係止紐が設けられ、
太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第2係止片の係止部には、第1方向に延びる係止孔が形成され、
装着体に設けられる係止紐が第1係止片の係止部に括りつけられることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、
前記係止紐が第2係止片の係止孔に挿通されかつ第2係止片の係止部が第1係止片と装着体とによって挟持されることによって、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
第3および第4係止片の各係止部が隣接する太陽電池モジュールと装着体にそれぞれ挟持されることによって、第3および第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする。
また本発明は、装着体には係止紐が設けられ、
太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第2係止片の係止部には、第1方向に延びる係止孔が形成され、第3係止片の係止部には、第2方向に延びる係止孔が形成され、第4係止片の係止部には、係止紐の外径よりも大きな内径の係止孔が形成され、
第2〜第4係止片の各係止部が第1係止片の係止部と装着体とによって挟持され、かつ装着体に設けられる係止紐が第2〜第4係止片の各係止孔を挿通して第1係止片の係止部に括りつけられることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3係止片が装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする。
また本発明は、装着体には係止紐が設けられ、
太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第1係止片の係止部は、第2方向と平行な方向へ突出しかつ遊端部が屈曲して形成され、第2係止片の係止部は、第2方向と平行な方向へ突出しかつ遊端部が屈曲して形成され、第3係止片の係止部は、第1方向と平行な方向へ突出しかつ遊端部が屈曲して形成され、第4係止片の係止部は、第1方向と平行な方向へ突出し、
隣接する4個の太陽電池モジュールが付き合わされる箇所に配置され、第1、第2および第4係止片と装着体とによって挟持されて、補助係止片が設けられ、
補助係止片には、第1方向に並ぶ第1〜第4係止孔と、第2方向に並ぶ第5および第6係止孔が形成され、第1および第2係止孔の間隔は、第1係止片の係止部の幅と同じであり、第3および第4係止孔の間隔は、第2係止片の係止部の幅よりも大きく、第5および第6係止孔の間隔は、第3および第4係止片の各係止部の幅よりも大きく、
第1係止片の係止部が第1および第2係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、
第2係止片の係止部が第3および第4係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
第4係止片の係止部が第3係止片の係止部と補助係止片とによって挟持される状態で、第3および第4係止片の各係止部が第5および第6係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、第3および第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする。
また本発明は、装着体には、係止紐が設けられ、
太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
第1〜第4係止片は、太陽電池モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、
装着体に設けられる係止紐が第1係止片の係止部に括りつけられることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、
第2〜第4係止片の各係止部が隣接する太陽電池モジュールと装着体にそれぞれ挟持されることによって、第2〜第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする。
また本発明は、装着体の挿通孔を挿通してワイヤータイが設けられ、
太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第1および第2係止片の係止部は、遊端部が屈曲して形成され、
第3および第4係止片の各係止部が第2係止片の係止部と装着体とによって挟持され、かつ第2〜第4係止片の各係止部が第1係止片の係止部と装着体とによって挟持される状態で、ワイヤータイが第1〜第4係止片の各係止部に巻回されることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3および第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする。
また本発明は、太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止部と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止部と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止部と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止部とを備え、
第1〜第4係止部には、係止孔がそれぞれ形成され、
装着体および第1係止部の係止孔を挿通する係止紐が設けられることによって、第1係止部が装着体に対して変位を規制されて係止され、
装着体に設けられた第1方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第2係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
装着体に設けられた第2方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第3係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、第3係止片が装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
装着体に設けられた第2方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第4係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、第4係止片が装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする。
本発明によれば、複数の太陽電池モジュールが、互いに垂直な第1および第2方向に並べてマトリクス状に配置され、装着体に連結される。太陽電池モジュールは、長方形板状のモジュール本体を備える。各太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部が装着体に対して変位を規制されて係止され、モジュール本体の第2角部が装着体に対して少なくとも第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、モジュール本体の第3および第4角部が装着体に対して少なくとも第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。各太陽電池モジュールは、外力が加わると、第1角部については装着体に対する変位が阻止されるが、第2〜第4角部が装着体に対して変位することができる。このような太陽電池ユニットが、飛行船の外皮に取付けられるので、外皮が膨張および収縮しても、太陽電池モジュールの第2〜第4角部が装着体に対して変位し、太陽電池モジュールに外力が加えられることを防止し、破損を防止することができる。またこのように複数の太陽電池モジュールを用いて1つの太陽電池ユニットを構成することによって、飛行船の外皮に太陽電池モジュールを取付ける場合、太陽電池モジュールを1つずつ外皮に連結する場合に比べて、ユニット単位で連結作業を行えるので、連結作業を容易に行うことができる。
また本発明によれば、モジュール本体の第1〜第4角部に第1〜第4係止片が設けられる。第1係止片は、装着体に設けられる係止紐が第1係止片の係止部に括りつけられることによって、装着体に対して変位を規制されて係止される。第2係止片は、装着体に設けられる係止紐が第2係止片の係止孔に挿通されかつ第2係止片の係止部が第1係止片と装着体とによって挟持されることによって、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。第3および第4係止片は、それらの各係止部が隣接する太陽電池モジュールと装着体とに挟持されることによって、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。このようにして太陽電池モジュールの損傷を防止する太陽電池ユニットが実現される。
また本発明によれば、モジュール本体の第1〜第4角部に第1〜第4係止片が設けられる。第2〜第4係止片の各係止部が第1係止片の係止部と装着体とによって挟持され、かつ装着体に設けられる係止紐が第2〜第4係止片の各係止孔を挿通して第1係止片の係止部に括りつけられる。これによって第1係止片は、装着体に対して変位を規制されて係止され、第2係止片は、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3係止片は、装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第4係止片は、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。このようにして太陽電池モジュールの損傷を防止する太陽電池ユニットが実現される。
また本発明によれば、モジュール本体の第1〜第4角部に第1〜第4係止片が設けられる。また隣接する4個の太陽電池モジュールが付き合わされる箇所に配置され、第1、第2および第4係止片と装着体とによって挟持されて、補助係止片が設けられる。補助係止片には、第1方向に並ぶ第1〜第4係止孔と、第2方向に並ぶ第5および第6係止孔が形成され、第1および第2係止孔の間隔は、第1係止片の係止部の幅と同じであり、第3および第4係止孔の間隔は、第2係止片の係止部の幅よりも大きく、第5および第6係止孔の間隔は、第3および第4係止片の各係止部の幅よりも大きい。第1係止片は、第1係止片の係止部が第1および第2係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、装着体に対して変位を規制されて係止される。第2係止片は、第2係止片の係止部が第3および第4係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。第3および第4係止片は、第4係止片の係止部が第3係止片の係止部と補助係止片とによって挟持される状態で、第3および第4係止片の各係止部が第5および第6係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。このようにして太陽電池モジュールの損傷を防止する太陽電池ユニットが実現される。
また本発明によれば、モジュール本体の第1〜第4角部に第1〜第4係止片が設けられる。第1係止片は、装着体に設けられる係止紐が第1係止片の係止部に括りつけられることによって、装着体に対して変位を規制されて係止される。第2〜第4係止片は、第2〜第4係止片の各係止部が隣接する太陽電池モジュールと装着体にそれぞれ挟持されることによって、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。このようにして太陽電池モジュールの損傷を防止する太陽電池ユニットが実現される。
また本発明によれば、モジュール本体の第1〜第4角部に第1〜第4係止片が設けられる。第3および第4係止片の各係止部が第2係止片の係止部と装着体とによって挟持され、かつ第2〜第4係止片の各係止部が第1係止片の係止部と装着体とによって挟持される状態で、装着体の挿通孔を挿通するワイヤータイが、第1〜第4係止片の各係止部に巻回される。これによって第1係止片は、装着体に対して変位を規制されて係止され、第2係止片は、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3および第4係止片は、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。このようにして太陽電池モジュールの損傷を防止する太陽電池ユニットが実現される。
また本発明によれば、モジュール本体の第1〜第4角部に第1〜第4係止部が設けられ、第1〜第4係止部には、係止孔がそれぞれ形成される。第1係止部は、装着体および第1係止部の係止孔を挿通する係止紐が設けられることによって、装着体に対して変位を規制されて係止される。第2係止部は、装着体に設けられた第1方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第2係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。第3係止部は、装着体に設けられた第2方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第3係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。第4係止部は、装着体に設けられた第2方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第4係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止される。このようにして太陽電池モジュールの損傷を防止する太陽電池ユニットが実現される。
図1は、太陽電池ユニット1を示す平面図である。図2は、太陽電池モジュール2および装着体3を示す平面図である。太陽電池ユニット1は、図2に示すように、複数、本実施の形態では15個の太陽電池モジュール2がマトリクス状に配置されて、装着体3を介して連結されて形成される。装着体3は、たとえば布およびフィルムなどの材料から成り、格子状に形成される。
図3は、太陽電池モジュール2を示す平面図である。図4は、太陽電池モジュール2を示す断面図である。太陽電池モジュール2は、複数の太陽電池セルを有する長方形の板状の太陽電池モジュール本体4と、複数の係止片5と、太陽電池モジュール本体4によって発電された電力を出力する出力導線6とを含む。太陽電池モジュール本体(以後「モジュール本体」と略して表記することがある)4は、太陽電池セル7、保護フィルム8および断熱材9を含む。太陽電池セル7は、保護フィルム8によって保護されている。保護フィルム8は、たとえばFEPフィルムであってもよい。断熱材9は、発泡性の材料から成る。モジュール本体4の厚み方向寸法は、たとえば10ミリメートル程度であってもよく、太陽電池セル7の厚み方向寸法は、たとえば60マイクロメートルであってもよく、保護フィルム8の厚み方向寸法は、たとえば45マイクロメートル程度であってもよく、断熱材9の厚み方向寸法は、たとえば7ミリメートル程度であってもよい。
係止片5は、1つの太陽電池モジュール2において、本実施の形態では4個設けられ、太陽電池モジュール本体4の各角部に1個ずつ設けられる。出力導線6の一端部には、後述する外部接続コネクタ10が設けられる。
図5は、本発明の第1の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51A,52A,53A,54Aを含む太陽電池モジュール2Aを示す平面図である。図6は、第1係止片51Aを示す平面図である。図7は、第2係止片52Aを示す平面図である。図8は、第3係止片53Aを示す平面図である。図9は、第4係止片54Aを示す平面図である。第1係止片51Aは、モジュール本体4の4つの角部のうちの1つである第1角部41に設けられる。第2係止片52Aは、第1角部41に連なる一方の辺に連なる第2角部42に設けられる。第3係止片53Aは、第1角部41に連なる他方の辺に連なる第3角部43に設けられる。第4係止片54Aは、第1角部41とは対角をなす第4角部44に設けられる。
図6に示す第1係止片51Aは、平板状に形成され、接合部51aおよび係止部51bが設けられる。第1係止片51Aの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部51aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第1角部41の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部51bは、第1係止片51Aがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部51bの突出方向は、第1係止片51Aがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第2角部42に向かう方向とは135度をなし、かつ第1角部41から第3角部43に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部51bには、厚み方向に貫通する係止孔51cが形成される。係止孔51cの内径は、たとえば3ミリメートルであってもよい。
図7に示す第2係止片52Aは、平板状に形成され、接合部52aおよび係止部52bが設けられる。第2係止片52Aの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部52aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第2角部42の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部52bは、第2係止片52Aがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部52bの突出方向は、第2係止片52Aがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第2角部42から第1角部41に向かう方向とは135度をなし、かつ第2角部42から第4角部44に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部52bには、厚み方向に貫通する係止孔52cが形成される。係止孔52cは、モジュール本体4の第1角部41から第2角部42に向かう方向に沿って延びる長円形状に形成され、係止孔52cの長径は、たとえば13ミリメートルであってもよく、係止孔52cの短径は、第1係止片51Aの係止孔51cの内径と等しく設定され、たとえば3ミリメートルであってもよい。
図8に示す第3係止片53Aは、平板状に形成され、接合部53aおよび係止部53bが設けられる。第3係止片53Aの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部53aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第3角部43の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部53bは、第3係止片53Aがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部53bの突出方向は、第3係止片53Aがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第3角部43に向かう方向に沿う方向である。係止部53bには、厚み方向に貫通する係止孔53cが形成される。係止孔53cの内径は、第1係止片51Aの係止孔51cの内径よりも大きく設定され、たとえば6ミリメートルであってもよい。
図9に示す第4係止片54Aは、平板状に形成され、接合部54aおよび係止部54bが設けられる。第4係止片54Aの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部54aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第4角部44の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部54bは、第4係止片54Aがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部54bの突出方向は、第4係止片54Aがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第2角部42から第4角部44に向かう方向に沿う方向である。係止部54bには、厚み方向に貫通する係止孔54cが形成される。係止孔54cの内径は、第3係止片53Aの係止孔53cの内径と等しく設定され、たとえば6ミリメートルであってもよい。
第1〜第4係止片51A〜54Aは、断熱材9に、たとえば接着剤によって接合される。また、このように第1〜第4係止片51A〜54Aと断熱材9とを接着した後に、さらに保護フィルム8を断熱材9側に延長して、第1〜第4係止片51A〜54Aと保護フィルム8とを接着するようにしてもよい。
図10は、図5に示す太陽電池モジュール2Aを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Aを示す平面図である。図11は、図10のセクションXIを拡大して示す平面図である。図12は、図5に示す太陽電池モジュール2Aを装着体3に連結するときの説明をするための斜視図である。図10に示す太陽電池ユニット1Aにおいて、複数、本実施の形態では15個の太陽電池モジュール2Aは、予め定める第1方向A1に5個並列し、前記第1方向A1とは異なる方向、本実施の形態では、第1方向A1に垂直な方向である第2方向A2に3個並列し、モジュール本体4の長手方向が第2方向A2に沿うとともに、モジュール本体4の幅方向が第1方向A1に沿うように配置されて、格子状に形成される装着体3に連結される。
このとき隣接する4個の太陽電池モジュール2Aにおいて、図11に示すように、第2方向A2上流側に配置され第1方向A1に隣接する2つの太陽電池モジュール2Aのうち、第1方向A1上流側に配置される太陽電池モジュール2Aの第4係止片54Aの係止部54bが、当該太陽電池モジュール2Aの第2方向A2下流側に隣接する太陽電池モジュール2Aの第2角部42と、装着体3とによって挟持される。また前述の第2方向A2上流側に配置され第1方向A1に隣接する2つの太陽電池モジュール2Aのうち、第1方向A1下流側に配置される太陽電池モジュール2Aの第3係止片53Aの係止部53bが、当該太陽電池モジュール2Aの第2方向A2下流側に隣接する太陽電池モジュール2Aの第1角部41と、装着体3とによって挟持される。これによって太陽電池モジュール2Aの第3係止片53Aおよび第4係止片54Aは、装着体3に完全に固定されないで係止されている。
また装着体3と協働して第2方向A2上流側の太陽電池モジュール2Aの第4係止片54Aの係止部54bを挟持している太陽電池モジュール2Aの第2係止片52Aの係止部52bは、当該太陽電池モジュール2Aの第1方向A1下流側に隣接する太陽電池モジュール2Aの第1係止片51Aの係止部41と、装着体3とによって挟持される。このとき図12に示すように、装着体3に設けられる係止紐11を、太陽電池モジュール2Aの第2係止片52Aの係止孔52cを挿通し、装着体3と協働して当該第2係止片52Aの係止部52bを挟持する第1係止片51Aの係止部51bに括りつける。これによって係止紐11が括りつけられる第1係止片51Aは、装着体に対して変位することを規制される。また第2係止片52Aは、第1方向A1に延びる長円形状の係止孔52cに係止紐11が挿通されるので、第2係止片52Aは、装着体3に対して、第1方向A1の変位を許容される。
以上のように太陽電池モジュール2Aは、第1係止片51Aだけが装着体3に対して変位を規制されて係止され、第2係止片52Aは、第1方向A1への変位を許容されて係止され、第3および第4係止片53A,54Aは、第1方向A1および第2方向A2への変位を許容されて係止される。これによって隣接する太陽電池モジュール2Aが互いに、第1方向A1および第2方向A2に変位することが許容される。
図13は、本発明の第2の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51B,52B,53B,54Bを含む太陽電池モジュール2Bを示す平面図である。図14は、第1係止片51Bを示す平面図である。図15は、第2係止片52Bを示す平面図である。図16は、第3係止片53Bを示す平面図である。図17は、第4係止片54Bを示す平面図である。第1係止片51Bは、モジュール本体4の4つの角部のうちの1つである第1角部41に設けられる。第2係止片52Bは、第1角部41に連なる一方の辺に連なる第2角部42に設けられる。第3係止片53Bは、第1角部41に連なる他方の辺に連なる第3角部43に設けられる。第4係止片54Bは、第1角部41とは対角をなす第4角部44に設けられる。
図14に示す第1係止片51Bは、平板状に形成され、接合部51aおよび係止部51bが設けられる。第1係止片51Bの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部51aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第1角部41の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部51bは、第1係止片51Bがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部51bの突出方向は、第1係止片51Bがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第2角部42に向かう方向とは135度をなし、かつ第1角部41から第3角部43に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部51bには、厚み方向に貫通する係止孔51cが形成される。係止孔51cの内径は、たとえば3ミリメートルであってもよい。
図15に示す第2係止片52Bは、平板状に形成され、接合部52aおよび係止部52bが設けられる。第2係止片52Bの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部52aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第2角部42の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部52bは、第2係止片52Bがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部52bの突出方向は、第2係止片52Bがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第2角部42から第1角部41に向かう方向とは135度をなし、かつ第2角部42から第4角部44に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部52bには、厚み方向に貫通する係止孔52cが形成される。係止孔52cは、モジュール本体4の第1角部41から第2角部42に向かう方向に沿って延びる長円形状に形成され、係止孔52cの長径は、たとえば13ミリメートルであってもよく、係止孔52cの短径は、第1係止片51Bの係止孔51cの内径と等しく設定され、たとえば3ミリメートルであってもよい。
図16に示す第3係止片53Bは、平板状に形成され、接合部53aおよび係止部53bが設けられる。第3係止片53Bの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部53aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第3角部43の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部53bは、第3係止片53Bがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部53bの突出方向は、第3係止片53Bがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第3角部43から第1角部41に向かう方向とは135度をなし、かつ第3角部43から第4角部44に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部53bには、厚み方向に貫通する係止孔53cが形成される。係止孔53cは、モジュール本体4の第1角部41から第3角部43に向かう方向に沿って延びる長円形状に形成され、係止孔53cの長径は、たとえば13ミリメートルであってもよく、係止孔53cの短径は、第1係止片51Bの係止孔51cの内径と等しく設定され、たとえば3ミリメートルであってもよい。
図17に示す第4係止片54Bは、平板状に形成され、接合部54aおよび係止部54bが設けられる。第4係止片54Bの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部54aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第4角部44の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部54bは、第4係止片54Bがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部54bの突出方向は、第4係止片54Bがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第4角部44から第3角部43に向かう方向とは135度をなし、かつ第4角部44から第2角部42に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部54bには、厚み方向に貫通する係止孔54cが形成される。係止孔54cの内径は、第1係止片51Bの係止孔51cの内径よりも大きく設定され、たとえば6.5ミリメートルであってもよい。
図18は、図13に示す太陽電池モジュール2Bを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Bを示す平面図である。図19は、図18のセクションIXXを拡大して示す平面図である。図18に示す太陽電池ユニット1Bにおいて、複数、本実施の形態では15個の太陽電池モジュール2Bは、予め定める第1方向A1に5個並列し、前記第1方向A1とは異なる方向、本実施の形態では、第1方向A1に垂直な方向である第2方向A2に3個並列し、モジュール本体4の長手方向が第2方向A2に沿うとともに、モジュール本体4の幅方向が第1方向A1に沿うように配置されて、格子状に形成される装着体3に連結される。
このとき隣接する4個の太陽電池モジュール2Bにおいて、図19に示すように、第2〜第4係止片52B,53B,54Bの係止部52b,53b,54bが、第1係止片51Bの係止部51bと装着体3とによって挟持される。このとき装着体3に設けられる係止紐(図示せず)を、太陽電池モジュール2Bの第2〜第4係止片52B,53B,54Bの係止孔52c,53c,54cを挿通し、装着体3と協働して第2〜第4係止片52B,53B,54Bの係止部52b,53b,54bを挟持する第1係止片51Bの係止部51bに括りつける。これによって係止紐が括りつけられる第1係止片51Bは、装着体に対して変位することを規制される。また第2係止片52Bは、第1方向A1に延びる長円形状の係止孔52cに係止紐が挿通されるので、第2係止片52Bは、装着体3に対して、第1方向A1の変位を許容される。また第3係止片53Bは、第2方向A2に延びる長円形状の係止孔53cに係止紐が挿通されるので、第3係止片53Bは、装着体3に対して、第2方向A2の変位を許容される。また第4係止片54Bは、第1係止片51Bの係止孔51cよりも大きな係止孔53cに係止紐11が挿通されるので、第3係止片53Bは、装着体3に対して、あらゆる方向への変位を許容される。
以上のように太陽電池モジュール2Bは、第1係止片51Bだけが装着体3に対して変位を規制されて係止され、第2係止片52Bは、第1方向A1への変位を許容されて係止され、第3係止片53Bは、第2方向A2への変位を許容されて係止され、第4係止片54Bは、あらゆる方向への変位を許容されて装着体3に係止される。これによって隣接する太陽電池モジュール2Bが互いに、第1方向A1および第2方向A2に変位することが許容される。
図20は、本発明の第3の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51C,52C,53C,54Cを含む太陽電池モジュール2Cを示す平面図である。図21は、第1係止片51Cを示す平面図である。図22は、第2係止片52Cを示す平面図である。図23は、図21の切断面線S23−S23、および図22の切断面線S23−S23から見た断面図である。図24は、第3係止片53Cを示す平面図である。図25は、図24の切断面線S25−S25から見た断面図である。図26は、第4係止片54Cを示す平面図である。図27は、補助係止片55Cを示す平面図である。第1係止片51Cは、モジュール本体4の4つの角部のうちの1つである第1角部41に設けられる。第2係止片52Cは、第1角部41に連なる一方の辺に連なる第2角部42に設けられる。第3係止片53Cは、第1角部41に連なる他方の辺に連なる第3角部43に設けられる。第4係止片54Cは、第1角部41とは対角をなす第4角部44に設けられる。
図21および図23に示す第1係止片51Cは、大略的には平板状に形成され、接合部51aおよび係止部51bが設けられる。第1係止片51Cの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部51aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第1角部41の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部51bは、第1係止片51Cがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部51bの突出方向は、第1係止片51Cがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第3角部43から第1角部41に向かう方向に沿う方向である。係止部51bの遊端部は、第1係止片51Cがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の断熱材9から太陽電池セル7に向かう方向に屈曲し、係止部52bの遊端部とモジュール本体4の第2角部42とは、第4角部44から第2角部42に向かう方向に間隔をあけている。
図22および図23に示す第2係止片52Cは、大略的には平板状に形成され、接合部52aおよび係止部52bが設けられる。第2係止片52Cの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部52aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第2角部42の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部52bは、第2係止片52Cがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部52bの突出方向は、第2係止片52Cがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第4角部44から第2角部42に向かう方向に沿う方向である。係止部52bの遊端部は、第2係止片52Cがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の断熱材9から太陽電池セル7に向かう方向に屈曲し、係止部52bの遊端部とモジュール本体4の第2角部42とは、第4角部44から第2角部42に向かう方向に間隔をあけている。
図24および図25に示す第3係止片53Cは、大略的には平板状に形成され、接合部53aおよび係止部53bが設けられる。第3係止片53Cの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部53aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第3角部43の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部53bは、第3係止片53Cがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部53bの突出方向は、第3係止片53Cがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第4角部44から第3角部43に向かう方向に沿う方向である。係止部53bの遊端部は、第3係止片53Cがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の断熱材9から太陽電池セル7に向かう方向に屈曲し、係止部53bの遊端部とモジュール本体4の第3角部43とは、第4角部44から第3角部43に向かう方向に間隔をあけている。
図26に示す第4係止片54Cは、平板状に形成され、接合部54aおよび係止部54bが設けられる。第4係止片54Cの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部54aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第4角部44の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部54bは、第4係止片54Cがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部54bの突出方向は、第4係止片54Cがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第3角部43から第4角部44に向かう方向に沿う方向である。
図27に示す補助係止片55Cは、大略的に台形状の平板状に形成され、厚み方向に貫通する6個の係止孔56a,56b,57a,57b,58a,58bが形成される。第1〜第4係止孔56a,56b,57a,57bは、予め定める第1仮想直線上に配置され、第1係止孔56aと第2係止孔56bとの間隔は、前記第1係止片51Cの係止部51bの幅と同程度に設定される。第3係止孔57aと第4係止孔57bとの間隔は、前記第2係止片52Bの幅よりも充分に大きく設定される。第5および第6係止孔58a,58bは、前記第1仮想直線とは垂直な第2仮想直線上に配置され、第5係止孔58aと第6係止孔58bとの間隔は、前記第3および第4係止片53C,54Cの係止部53b,54bの幅よりも充分に大きく設定される。
図28は、図20に示す太陽電池モジュール2Cを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Cを示す平面図である。図29は、図28のセクションIXXXを拡大して示す平面図である。図28に示す太陽電池ユニット1Cにおいて、複数、本実施の形態では15個の太陽電池モジュール2Cは、予め定める第1方向A1に5個並列し、前記第1方向A1とは異なる方向、本実施の形態では、第1方向A1に垂直な方向である第2方向A2に3個並列し、モジュール本体4の長手方向が第2方向A2に沿うとともに、モジュール本体4の幅方向が第1方向A1に沿うように配置されて、格子状に形成される装着体3に連結される。
補助係止片55Cは、図29に示すように4個の太陽電池モジュール2Cが付き合わされる箇所に配置され、第1係止片51C、第2係止片52Cおよび第4係止片54Cと、装着体3とによって挟持される。このとき補助係止片55Cは、第1仮想直線が第1方向A1に平行となり、第2仮想直線が第2方向A2に平行になるように配置される。またこのとき第1係止片51Cの係止部51bは、補助係止片55Cの第1係止孔56aと第2係止孔56bとの間に配置され、第2係止片52Cの係止部52bは、第3係止孔57aと第4係止孔57bとの間に配置され、第3係止片53Cおよび第4係止片54Cの各係止部53b,54bは、第5係止孔58aと第6係止孔58bとの間に配置される。太陽電池モジュール2Cの第4係止片54Cの係止部54bは、第1方向A1下流側に配置される太陽電池モジュール2Cの第3係止片53Cの係止部53bと、補助係止片55Cとによって挟持される。
補助係止片55Cの第1係止孔56aおよび第2係止孔56bに係止紐59aを挿通して、太陽電池モジュール2Cの第1係止片51Cの係止部51bを、係止紐59aと補助係止片55Cとによって挟持する。このとき第1係止孔56aと第2係止孔56bとの間隔は、第1係止片51Cの係止部51bの幅と同じであるので、第1係止片51Cの第1方向A1への変位は規制され、さらに第1係止片51Cの係止部51aが屈曲しているので、第1係止片51Cの第2方向A2への変位は規制される。補助係止片55Cの第3係止孔57aおよび第4係止孔57bに係止紐59bを挿通して、太陽電池モジュール2Cの第2係止片52Cの係止部52bを、係止紐59bと補助係止片55Cとによって挟持する。このとき第3係止孔57aと第4係止孔57bとの間隔は、第2係止片52Cの係止部52bの幅よりも大きいので、第2係止片52Cの第1方向A1の変位は許容され、また第2係止片52Cの係止部52aが屈曲しているので、第2係止片52Cの第2方向A2への変位は規制される。
補助係止片55Cの第5係止孔58aおよび第6係止孔58bに係止紐59cを挿通して、太陽電池モジュール2Cの第3係止片53Cの係止部53bおよび第4係止片54Cの係止部54bを、係止紐59cと補助係止片55Cとによって挟持する。このとき第5係止孔58aと第6係止孔58bとの間隔は、第3係止片53Cの係止部53bおよび第4係止片54Cの係止部54bの幅よりも大きいので、第3係止片53Cおよび第4係止片54Cの第2方向A2への変位は許容され、また第1第3係止片53Cおよび第4係止片54Cの第1方向A1への変位も許容される。
以上のように太陽電池モジュール2Cは、第1係止片51Cだけが装着体3に対して変位を規制されて係止され、第2係止片52Cは、第1方向A1への変位を許容されて係止され、第3および第4係止片53C,54Cは、第1方向A1および第2方向A2への変位を許容されて係止される。これによって隣接する太陽電池モジュール2Cが互いに、第1方向A1および第2方向A2に変位することが許容される。補助係止片55Cは、装着体3に予め固定されていてもよく、また係止紐59a,59b,59cによって装着体3に固定されてもよい。
図30は、本発明の第4の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51D,52D,53D,54Dを含む太陽電池モジュール2Dを示す平面図である。図31は、第1係止片51Dを示す斜視図である。図32は、第2係止片52Dを示す斜視図である。図33は、第3係止片53Dを示す斜視図である。図34は、第4係止片54Dを示す斜視図である。第1係止片51Dは、モジュール本体4の4つの角部のうちの1つである第1角部41に設けられる。第2係止片52Dは、第1角部41に連なる一方の辺に連なる第2角部42に設けられる。第3係止片53Dは、第1角部41に連なる他方の辺に連なる第3角部43に設けられる。第4係止片54Dは、第1角部41とは対角をなす第4角部44に設けられる。
図31に示す第1係止片51Dは、平板状に形成され、接合部51aおよび係止部51bが設けられる。第1係止片51Dの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部51aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第1角部41の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部51bは、第1係止片51Dがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部51bの突出方向は、第1係止片51Dがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第2角部42に向かう方向とは135度をなし、かつ第1角部41から第3角部43に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部51bには、厚み方向に貫通する係止孔51cが形成される。係止孔51cの内径は、たとえば1ミリメートルであってもよい。
図32に示す第2係止片52Dは、大略的に平板状に形成され、接合部52aおよび係止部52bが設けられる。第2係止片52Dの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部52aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第2角部42の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部52bは、第2係止片52Dがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部52bの突出方向は、第2係止片52Dがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第2角部42に向かう方向である。また第2係止片52Dの係止部52bの遊端部の、第4角部44から第2角部42に向かう方向の下流側端部は、第2係止片52Dがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の断熱材9から太陽電池セル7に向かう方向に屈曲し、係止部52bの遊端部とモジュール本体4の第2角部42とは、第4角部44から第2角部42に向かう方向に間隔をあけている。
図33に示す第3係止片53Dは、平板状に形成され、接合部53aおよび係止部53bが設けられる。第3係止片53Dの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部53aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第3角部43の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部53bは、第3係止片53Dがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部53bの突出方向は、第3係止片53Bがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第3角部43に向かう方向である。係止部53bには、厚み方向に貫通する係止孔53cが形成される。係止孔53cの内径は、たとえば1ミリメートルであってもよい。
図34に示す第4係止片54Dは、平板状に形成され、接合部54aおよび係止部54bが設けられる。第4係止片54Dの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部54aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第4角部44の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部54bは、第4係止片54Dがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部54bの突出方向は、第4係止片54Bがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第2角部42から第4角部44に向かう方向である。係止部54bには、厚み方向に貫通する係止孔54cが形成される。係止孔54cの内径は、たとえば1ミリメートルであってもよい。
図35は、図30に示す太陽電池モジュール2Dを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Dを示す平面図である。図36は、図35のセクションXXXVIを拡大して示す平面図である。図37は、図36の切断面線S37−S37から見た断面図である。図38は、図36の切断面線S38−S38から見た断面図である。図35に示す太陽電池ユニット1Dにおいて、複数、本実施の形態では15個の太陽電池モジュール2Dは、予め定める第1方向A1に5個並列し、前記第1方向A1とは異なる方向、本実施の形態では、第1方向A1に垂直な方向である第2方向A2に3個並列し、モジュール本体4の長手方向が第2方向A2に沿うとともに、モジュール本体4の幅方向が第1方向A1に沿うように配置されて、格子状に形成される装着体3に連結される。
このとき隣接する4個の太陽電池モジュール2Aにおいて、図36に示すように、第2方向A2上流側に配置され第1方向A1に隣接する2つの太陽電池モジュール2Dのうち、第1方向A1上流側に配置される太陽電池モジュール2Dの第4係止片54Dの係止部54bが、当該太陽電池モジュール2Dの第2方向A2下流側に隣接する太陽電池モジュール2Dの第2角部42と、装着体3とによって挟持される。また前述の第2方向A2上流側に配置され第1方向A1に隣接する2つの太陽電池モジュール2Dのうち、第1方向A1下流側に配置される太陽電池モジュール2Dの第3係止片53Dの係止部53bが、当該太陽電池モジュール2Dの第2方向A2下流側に隣接する太陽電池モジュール2Dの第1角部41と、装着体3とによって挟持される。これによって太陽電池モジュール2Dの第3係止片53Dおよび第4係止片54Dは、装着体3に完全に固定されないで係止されている。
また装着体3と協働して第2方向A2上流側の太陽電池モジュール2Dの第4係止片54Dの係止部54bを挟持している太陽電池モジュール2Dの第2係止片52Dの係止部52bは、当該太陽電池モジュール2Dの第1方向A1下流側に隣接する太陽電池モジュール2Dの第1係止片51Dの係止部41と、装着体3とによって挟持される。このとき図36に示すように、前記第2係止片52Dの係止部52bの遊端部は、前記第1係止片52の係止部51bよりも第1方向A1下流側に配置されて、第1角部41に係止される。また装着体3に設けられる係止紐11を、第1係止片51Dの係止部51bに括りつける。これによって係止紐11が括りつけられる第1係止片51Dは、装着体に対して変位することを規制される。また第2係止片52Dは、装着体3に対して、第1方向A1および第2方向への変位をある程度許容される。
以上のように太陽電池モジュール2Aは、第1係止片51Dだけが装着体3に対して変位を規制されて係止され、第2係止片52Dは、第1方向A1および第2方向A2への変位をある程度許容されて係止され、第3および第4係止片53D,54Dは、第1方向A1および第2方向A2への変位を許容されて係止される。これによって隣接する太陽電池モジュール2Dが互いに、第1方向A1および第2方向A2に変位することが許容される。
図39は、本発明の第5の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51E,52E,53E,54Eを含む太陽電池モジュール2Eを示す平面図である。図40は、第1係止片51Eを示す平面図である。図41は、図40の切断面線S41−S41から見た断面図である。図42は、第2係止片52Eを示す平面図である。図43は、図42の切断面線S43−S43から見た断面図である。図44は、第3係止片53Eを示す平面図である。図45は、第4係止片54Eを示す平面図である。第1係止片51Eは、モジュール本体4の4つの角部のうちの1つである第1角部41に設けられる。第2係止片52Eは、第1角部41に連なる一方の辺に連なる第2角部42に設けられる。第3係止片53Eは、第1角部41に連なる他方の辺に連なる第3角部43に設けられる。第4係止片54Eは、第1角部41とは対角をなす第4角部44に設けられる。
図40および図41に示す第1係止片51Eは、大略的に平板状に形成され、接合部51aおよび係止部51bが設けられる。第1係止片51Eの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部51aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第1角部41の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部51bは、第1係止片51Eがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部51bの突出方向は、第1係止片51Eがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第2角部42に向かう方向とは135度をなし、かつ第1角部41から第3角部43に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部52bの遊端部は、第1係止片51Eがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の断熱材9から太陽電池セル7に向かう方向に屈曲し、係止部52bの遊端部とモジュール本体4の第1角部42とは、第3角部43から第1角部41に向かう方向に間隔をあけている。
図42および図43に示す第2係止片52Eは、大略的に平板状に形成され、接合部52aおよび係止部52bが設けられる。第2係止片52Eの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部52aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第2角部42の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部52bは、第2係止片52Eがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部52bの突出方向は、第2係止片52Eがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第2角部42から第1角部41に向かう方向とは135度をなし、かつ第2角部42から第4角部44に向かう方向とは135度をなす方向である。係止部52bの遊端部は、第2係止片52Eがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の断熱材9から太陽電池セル7に向かう方向に屈曲し、係止部52bの遊端部とモジュール本体4の第2角部42とは、第4角部44から第2角部42に向かう方向に間隔をあけている。第2係止片52Eがモジュール本体4に接合されている状態で、第2係止片52Eの係止部52bの第1角部41から第2角部42に向かう方向の寸法は、第1係止片51Eの係止部51bの第1角部41から第2角部42に向かう方向の寸法よりも小さく設定される。
図44に示す第3係止片53Eは、平板状に形成され、接合部53aおよび係止部53bが設けられる。第3係止片53Eの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部53aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第3角部43の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部53bは、第3係止片53Eがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部53bの突出方向は、第3係止片53Eがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第1角部41から第3角部43に向かう方向に沿う方向である。
図45に示す第4係止片54Eは、平板状に形成され、接合部54aおよび係止部54bが設けられる。第4係止片54Eの厚み方向の寸法は、たとえば1ミリメートルであってもよい。接合部54aは、大略的に二等辺直角三角形状に形成され、モジュール本体4の第4角部44の断熱材9に全面にわたって接合される。係止部54bは、第4係止片54Eがモジュール本体4に接合されている状態では、モジュール本体4から露出するように突出している。係止部54bの突出方向は、第4係止片54Eがモジュール本体4に接合されている状態で、モジュール本体4の第2角部42から第4角部44に向かう方向に沿う方向である。
図46は、図39に示す太陽電池モジュール2Eを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Eを示す平面図である。図47は、図46のセクションXLVIIを拡大して示す平面図である。図48は、図39に示す太陽電池モジュール2Eを装着体3に連結するときの説明をするための斜視図である。図46に示す太陽電池ユニット1Eにおいて、複数、本実施の形態では15個の太陽電池モジュール2Eは、予め定める第1方向A1に5個並列し、前記第1方向A1とは異なる方向、本実施の形態では、第1方向A1に垂直な方向である第2方向A2に3個並列し、モジュール本体4の長手方向が第2方向A2に沿うとともに、モジュール本体4の幅方向が第1方向A1に沿うように配置されて、格子状に形成される装着体3に連結される。
このとき隣接する4個の太陽電池モジュール2Eにおいて、図48に示すように、第3および第4係止片53E,54Eの係止部53b,54bの遊端部が、第2係止片52Eの係止部52bと装着体3とによって挟持される。この状態で第2〜第4係止片52E,53E,54Eの係止部52b,53b,54bが、第1係止片51Eの係止部51bと装着体3とによって挟持される。さらにこの状態で、装着体3に設けられ装着体3の厚み方向に貫通する2つの挿通孔12a,12bにワイヤータイ13が挿通されて、ワイヤータイ13が各太陽電池モジュール2Eの第1〜第4係止片51E〜54Eの各係止部51b,52b,53b,54bに巻回されて、前記各係止部51b,52b,53b,54bが装着体3に係止される。
これによってワイヤータイ13が直接接触する第1係止片51Eは、装着体3に対して第1方向A1および第2方向A2に変位することを規制される。また第1係止片51Eの装着体3側の第2係止片52Eは、その遊端部の第1方向A1の寸法が、第1係止片51Eの遊端部の第1方向A1の寸法よりも小さいので、第2係止片52Eは、装着体3に対して、第1方向A1の変位を許容される。また第3および第4係止片53E,54Eは、第2係止片52Eと装着体3とによって挟持されているだけであるので、第3および第4係止片53B,54Bは、装着体3に対して、あらゆる方向への変位を許容される。
以上のように太陽電池モジュール2Eは、第1係止片51Eだけが装着体3に対して変位を規制されて係止され、第2係止片52Eは、第1方向A1への変位を許容されて係止され、第3および第4係止片53E,54Eは、あらゆる方向への変位を許容されて装着体3に係止される。これによって隣接する太陽電池モジュール2Eが互いに、第1方向A1および第2方向A2に変位することが許容される。
図49は、本発明の第6の実施形態の太陽電池の連結構造の係止部51F,52F,53F,54Fを含む太陽電池モジュール2Fを示す平面図である。第1係止部51Fは、モジュール本体4の4つの角部のうちの1つである第1角部41に設けられ、厚み方向に貫通する係止孔51cが形成される。第2係止部52Fは、第1角部41に連なる一方の辺に連なる第2角部42に設けられ、厚み方向に貫通する係止孔52cが形成される。第3係止部53Fは、第1角部41に連なる他方の辺に連なる第3角部43に設けられ、厚み方向に貫通する係止孔53cが形成される。第4係止部54Fは、第1角部41とは対角をなす第4角部44に設けられ、厚み方向に貫通する係止孔54cが形成される。
図50は、図39に示す太陽電池モジュール2Fを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Fを示す平面図である。図51は、図50のセクションLIを拡大して示す平面図である。図52は、図51の切断面線S52−S52から見た断面図である。図50に示す太陽電池ユニット1Fにおいて、複数、本実施の形態では15個の太陽電池モジュール2Eは、予め定める第1方向A1に5個並列し、前記第1方向A1とは異なる方向、本実施の形態では、第1方向A1に垂直な方向である第2方向A2に3個並列し、モジュール本体4の長手方向が第2方向A2に沿うとともに、モジュール本体4の幅方向が第1方向A1に沿うように配置されて、格子状に形成される装着体3に連結される。
このとき隣接する4個の太陽電池モジュール2Fにおいて、図51に示すように、太陽電池モジュール2Fの第1係止部51Fは、装着体3および第1係止孔51cを挿通する係止紐59によって、装着体3に対して第1方向A1および第2方向A2の変位を規制されて係止される。太陽電池モジュール2Fの第2係止部52Fは、予め装着体3に設けられ、第1方向A1に延びる補助係止紐60に係止される係止紐59が挿通されて、装着体3に対して第1方向A1への変位を許容された状態で装着体3に係止される。太陽電池モジュール2Fの第3係止部53Fは、予め装着体3に設けられ、第2方向A2に延びる補助係止紐60に係止される係止紐59が挿通されて、装着体3に対して第2方向A2への変位を許容された状態で装着体3に係止される。太陽電池モジュール2Fの第4係止部54Fは、予め装着体3に設けられ、第2方向A2に延びる補助係止紐60に係止される係止紐59が挿通されて、装着体3に対して第2方向A2への変位を許容された状態で装着体3に係止される。
以上のように太陽電池モジュール2Fは、第1係止部51Fだけが装着体3に対して変位を規制されて装着体3に係止され、第2係止部52Fは、第1方向A1への変位を許容されて装着体3に係止され、第3および第4係止部53F,54Fは、第2方向A2への変位を許容されて装着体3に係止される。これによって隣接する太陽電池モジュール2Eが互いに、第1方向A1および第2方向A2に変位することが許容される。
図53は、太陽電池モジュール2が取付けられる前の装着体3を示す斜視図である。装着体3の第2方向A2上流側端部は、第1方向A1に延びる上部支持パイプ61が複数の上部パイプ連結紐62を介して着脱可能に連結される。また装着体3の第2方向下流側端部は、第1方向A1に延びる下部支持パイプ63が複数の下部パイプ連結紐64を介して着脱可能に連結される。装着体3の第2方向A2上流側端部と上部支持パイプ61との間隔B1および装着体3の第2方向A2下流側端部との間隔は、たとえば200ミリメートルであってもよい。
図54は、太陽電池ユニット支持架台65を示す正面図である。図55は、太陽電池ユニット支持架台65を示す側面図である。太陽電池ユニット支持架台65は、図51に示す上部支持パイプ61および下部支持パイプ63が連結される装着体3を、上部支持パイプ61が鉛直上方に配置され、下部支持パイプ63が鉛直下方に配置されるように、装着体3を吊下げる。装着体3がこのように吊下げられる状態で、作業者は、装着体3に太陽電池モジュール2を取付作業を行い、各係止片5を前述のように装着体3に係止する。太陽電池モジュール2は、装着体3の上部から、さらに左から順に取付けられる。このように太陽電池ユニット1の作成は、飛行船とは独立した場所で行われる。
図56は、太陽電池ユニット1における配線を模式的に示す平面図である。図57は、太陽電池ユニット1における配線を詳細に示す平面図である。太陽電池ユニット1における各太陽電池モジュール2には、出力導線6に電気的に接続され、太陽電池モジュール2の縁辺部の1箇所に内部接続コネクタ10が設けられる。太陽電池ユニット1には、各太陽電池モジュール2と、外部接続コネクタ14とを電気的に接続する内部接続線15が設けられる。内部接続線15は、各太陽電池モジュール2の係止片5に、たとえばテープなどによって固定されて、各太陽電池モジュール2が付き合わされる領域に配置される。また内部接続線15は、紐、ワイヤータイおよびファスナなどによって、各太陽電池モジュール2の係止片5に固定されてもよい。これによって内部接続線15の配線を容易に行うことができる。外部接続コネクタ14は、太陽電池ユニット1の縁辺部の1箇所に設けられる。
図58は、飛行船20の外皮21に太陽電池ユニット1を取付ける作業を模式的に示す側面図である。図59は、飛行船20の外皮21に太陽電池ユニット1を取付け作業を模式的に示す正面図である。図60は、飛行船20の外皮21に太陽電池ユニット1を取付ける作業を模式的に示す斜視図である。飛行船20の外皮21への太陽電池ユニット1の取付けは、外皮21に浮揚ガスを収納している状態であって、飛行船20が着地している状態で行われる。
図61、図62および図63は、太陽電池ユニット1がクレーン22によって搬送される様子を模式的に示す正面図である。太陽電池ユニット1は、図51に示したような上部支持パイプ61および下部支持パイプ63が連結されている状態で、クレーン22によって、外皮21の取付けられるべき位置に搬送される。このとき上部支持パイプ61は、クレーン22に着脱可能に連結され、下部支持パイプ63は、地上に居る作業者が操作する制御索24に着脱可能に連結されて、太陽電池ユニット1が支持される。
図64は、太陽電池ユニット1が外皮21に連結されている状態を示す斜視図である。太陽電池ユニット1は、外皮21に、第1方向A1が外皮21の前後方向C1に沿うとともに、第2方向A2が外皮21の周方向C2に沿うように配置されて、外皮21に設けられる連結帯25,26に着脱可能に連結される。複数の太陽電池ユニット1の外皮21への取付作業は、図60の丸印1〜6に示すように、外皮21の鉛直方向下方側から、機首から機尾に向かう方向に順に行われる。
図65は、太陽電池ユニット1を外皮21に連結するときの、太陽電池ユニット1の第2方向A2上流側端部および上部支持パイプ61を拡大して示す斜視図である。太陽電池ユニット1をクレーン22で吊った状態で、太陽電池ユニット1と上部支持パイプ61とを連結する複数の上部パイプ連結紐62のうちの1つを連結解除して、別途予め用意しておいた第1連結紐27を介して、太陽電池モジュール1の第2方向A2上流側端部と外皮21に設けられ前後方向C1に延びる第1連結帯25に着脱可能に連結する。このような作業を繰返して、太陽電池ユニット1の第2方向A2上流側端部を第1連結帯25に着脱可能に連結する。第1連結紐27は、たとえば4ミリメートル径のロープおよびワイヤータイで実現されてもよい。
図66は、太陽電池ユニット1を外皮21に連結するときの、太陽電池ユニット1の第2方向A2下流側端部を拡大して示す斜視図である。図67は、連結紐固定金具29を示す斜視図である。太陽電池ユニット1の第2方向A2上流側端部が第1連結帯25に着脱可能に連結されている状態で、太陽電池ユニット1の第2方向A2下流側端部と外皮21に設けられ前後方向C1に延びる第2連結帯26に着脱可能に連結する。このとき先ず、図66(1)に示すように、第2連結帯26に括りつけた第2連結紐28を、太陽電池ユニット1の第2方向A2下流側端部に形成される連結孔30に挿通する。続いて図66(2)に示すように、第2連結紐28の遊端部をばね量り32に連結して、所定の荷重となるようにばね量り32を引張る。この所定の荷重は、たとえば1±0.2キログラム重であってもよい。この荷重を維持した状態で、図67に示す連結紐固定金具29をペンチ33によってかしめて、太陽電池ユニット1の第2方向A2下流側端部と第2連結帯26とを着脱可能に連結する。
図65および図66に示すような太陽電池ユニット1を外皮21に連結するときの作業は、図58、図59および図63に示す高所作業車31に乗載される作業者によって行われる。
図68は、外皮21に連結されている太陽電池ユニット1の配線を模式的に示す平面図である。複数の太陽電池ユニット1を飛行船20の外皮21に取付た後に、各太陽電池ユニット1の外部接続コネクタ14とユニット制御部17とを外部接続線16を介して電気的に接続する。外部接続線16は、各太陽電池ユニット1が付き合わされる領域に配置される。ユニット制御部17は、電源供給先である電源装置18に各太陽電池ユニット1からの電力を供給する。前述のように飛行船20の外皮21に太陽電池ユニットを取付けた場合、発電される電力が数百ワット〜数メガワット程度になることが想定されている。しかし飛行船20の向き、外皮21の形状および太陽の位置によって、実際に発電に寄与できる太陽電池ユニット1は、全太陽電池ユニット1のうちの数分の1程度しかない。したがってユニット制御部17は、重量のかさむ配線を減らすために、隣接する太陽電位ユニット1同士を接続し、発電される電力の集約を制御する。
以上のように本実施の形態の太陽電池の取付方法によれば、ユニット形成工程では、複数の太陽電池モジュール2が装着体3に当接されて配置され、隣接する太陽電池モジュール2が互いに、予め定める相互に異なる第1方向A1および第2方向A2の少なくとも一方に変位することが許容される状態で、装着体3に着脱可能に連結されて太陽電池ユニット1が形成される。連結工程では、太陽電池ユニット1を、浮揚ガスが収納される飛行船20の外皮21の少なくとも一部を外側から覆って、第1方向A1および第2方向A2のいずれか一方が外皮21に沿うように、外皮21に個別に着脱可能に連結される。太陽電池モジュール2は、それ自体が直接飛行船20の外皮21に連結されるのではなく、前述のように複数の太陽電池モジュール2が装着体3に連結されて形成される太陽電池ユニット1となる状態で飛行船20の外皮21に連結される。したがって飛行船20の外皮21に太陽電池モジュール2を1つずつ連結する場合に比べて、外皮21への連結作業がユニット単位で行われるので、外皮21への連結の前に、たとえば飛行船20とは独立した場所で予め太陽電池ユニット1を形成しておいてから、太陽電池ユニット1を飛行船20の外皮21に連結するとなるので、連結作業を容易に行うことができる。また太陽電池ユニット1において、隣接する太陽電池モジュール2が互いに、予め定める相互に異なる第1方向A1および第2方向A2の少なくとも一方に変位することが許容されるので、太陽電池ユニット1が飛行船20の外皮21に連結されている状態で、外皮21が膨張および収縮しても、各太陽電池モジュール2は、外皮21の膨張および収縮にともなって変位することができるので、太陽電池モジュール2が破損することを可及的に防止することができる。さらに各太陽電池モジュール2は、装着体3に着脱可能に連結されるので、万一、太陽電池モジュール2が破損しても、破損した太陽電池モジュール2だけを離脱させることができるので、太陽電池モジュール2の交換作業を容易に行うことができる。
また本実施の形態の太陽電池の取付構造によれば、太陽電池モジュール2の複数箇所に設けられる係止片5を有し、装着体3に複数の太陽電池モジュール2を連結して太陽電池ユニット1を形成するための連結構造であって、少なくとも1つの係止片5は、予め定める相互に異なる第1方向A1および第2方向A2への変位が阻止される状態で装着体に係止され、残余の係止片5は、第1方向A1および第2方向A2の少なくともいずれか一方への変位が許容される状態で装着体3に係止される。このように複数の太陽電池モジュール2が装着体3に連結されて形成される太陽電池ユニット1に、第1方向A1および第2方向A2のいずれか一方の方向の外力が加わると、太陽電池モジュール2は、外力の加わる方向に変位することができるので、太陽電池モジュール2自体に外力が直接加えられて破損することを可及的に防止することができる。このような太陽電池ユニット2を、たとえば飛行船20の外皮21に連結しても、外皮21が膨張および収縮しても、太陽電池モジュール2が破損することを可及的に防止することができる。またこのように複数の太陽電池モジュール2を1つの太陽電池ユニット1とすることによって、たとえば飛行船20の外皮21に太陽電池を取付ける場合、太陽電池モジュール2を1つずつ外皮21に連結する場合に比べて、ユニット単位で連結作業を行えるので、連結作業を容易に行うことができる。
太陽電池ユニット1を示す平面図である。 太陽電池モジュール2および装着体3を示す平面図である。 太陽電池モジュール2を示す平面図である。 太陽電池モジュール2を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51A,52A,53A,54Aを含む太陽電池モジュール2Aを示す平面図である。 第1係止片51Aを示す平面図である。 第2係止片52Aを示す平面図である。 第3係止片53Aを示す平面図である。 第4係止片54Aを示す平面図である。 図5に示す太陽電池モジュール2Aを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Aを示す平面図である。 図10のセクションXIを拡大して示す平面図である。 図5に示す太陽電池モジュール2Aを装着体3に連結するときの説明をするための斜視図である。 本発明の第2の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51B,52B,53B,54Bを含む太陽電池モジュール2Bを示す平面図である。 第1係止片51Bを示す平面図である。 第2係止片52Bを示す平面図である。 第3係止片53Bを示す平面図である。 第4係止片54Bを示す平面図である。 図13に示す太陽電池モジュール2Bを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Bを示す平面図である。 図18のセクションIXXを拡大して示す平面図である。 本発明の第3の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51C,52C,53C,54Cを含む太陽電池モジュール2Cを示す平面図である。
第1係止片51Cを示す平面図である。 第2係止片52Cを示す平面図である。 図22の切断面線S23−S23から見た断面図である。 第3係止片53Cを示す平面図である。 図24の切断面線S25−S25から見た断面図である。 第4係止片54Cを示す平面図である。 補助係止片55Cを示す平面図である。 図20に示す太陽電池モジュール2Cを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Cを示す平面図である。 図28のセクションIXXXを拡大して示す平面図である。 本発明の第4の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51D,52D,53D,54Dを含む太陽電池モジュール2Dを示す平面図である。 第1係止片51Dを示す斜視図である。 第2係止片52Dを示す斜視図である。 第3係止片53Dを示す斜視図である。 第4係止片54Dを示す斜視図である。 図30に示す太陽電池モジュール2Dを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Dを示す平面図である。 図35のセクションXXXVIを拡大して示す平面図である。 図36の切断面線S37−S37から見た断面図である。 図36の切断面線S38−S38から見た断面図である。 本発明の第5の実施形態の太陽電池の連結構造の係止片51E,52E,53E,54Eを含む太陽電池モジュール2Eを示す平面図である。 第1係止片51Eを示す平面図である。
図40の切断面線S41−S41から見た断面図である。 第2係止片52Eを示す平面図である。 図42の切断面線S43−S43から見た断面図である。 第3係止片53Eを示す平面図である。 第4係止片54Eを示す平面図である。 図39に示す太陽電池モジュール2Eを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Eを示す平面図である。 図46のセクションXLVIIを拡大して示す平面図である。 図39に示す太陽電池モジュール2Eを装着体3に連結するときの説明をするための斜視図である。 本発明の第6の実施形態の太陽電池の連結構造の係止部51F,52F,53F,54Fを含む太陽電池モジュール2Fを示す平面図である。 図39に示す太陽電池モジュール2Fを装着体3に連結して形成した太陽電池ユニット1Fを示す平面図である。 図50のセクションLIを拡大して示す平面図である。 図51の切断面線S52−S52から見た断面図である。 太陽電池モジュール2が取付けられる前の装着体3を示す斜視図である。 太陽電池ユニット支持架台65を示す正面図である。 太陽電池ユニット支持架台65を示す側面図である。 太陽電池ユニット1における配線を模式的に示す平面図である。 太陽電池ユニット1における配線を詳細に示す平面図である。 飛行船20の外皮21に太陽電池ユニット1を取付ける作業を模式的に示す側面図である。 飛行船20の外皮21に太陽電池ユニット1を取付け作業を模式的に示す正面図である。 飛行船20の外皮21に太陽電池ユニット1を取付ける作業を模式的に示す斜視図である。
太陽電池ユニット1がクレーン22によって搬送される様子を模式的に示す正面図である。 太陽電池ユニット1がクレーン22によって搬送される様子を模式的に示す正面図である。 太陽電池ユニット1がクレーン22によって搬送される様子を模式的に示す正面図である。 太陽電池ユニット1が外皮21に連結されている状態を示す斜視図である。 太陽電池ユニット1を外皮21に連結するときの、太陽電池ユニット1の第2方向A2上流側端部および上部支持パイプ61を拡大して示す斜視図である。 太陽電池ユニット1を外皮21に連結するときの、太陽電池ユニット1の第2方向A2下流側端部を拡大して示す斜視図である。 連結紐固定金具29を示す斜視図である。 外皮21に連結されている太陽電池ユニット1の配線を模式的に示す平面図である。
符号の説明
1 太陽電池ユニット
2,2A,2B,2C,2D,2E,2F 太陽電池モジュール
3 装着体
5,51A〜54A,51B〜54B,51C〜54C,51D〜54D,51E〜54E 係止片

Claims (7)

  1. 複数の太陽電池モジュールを、互いに垂直な第1および第2方向に並べてマトリクス状に配置されて装着体に連結し、飛行船の外皮に取付けられる太陽電池ユニットを構成するための太陽電池の連結構造であって、
    各太陽電池モジュールは、各辺が第1および第2方向のいずれか一方と平行である長方形板状のモジュール本体を備え、
    モジュール本体は、第1角部と、第1角部に連なる一方の辺に連なる第2角部と、第1角部に連なる他方の辺に連なる第3角部と、第1角部と対角をなす第4角部とを有し、
    第1角部が装着体に対して変位を規制されて係止され、第2角部が装着体に対して少なくとも第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3および第4角部が装着体に対して少なくとも第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする太陽電池の連結構造
  2. 装着体には係止紐が設けられ、
    太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
    第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第2係止片の係止部には、第1方向に延びる係止孔が形成され、
    装着体に設けられる係止紐が第1係止片の係止部に括りつけられることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、
    前記係止紐が第2係止片の係止孔に挿通されかつ第2係止片の係止部が第1係止片と装着体とによって挟持されることによって、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
    第3および第4係止片の各係止部が隣接する太陽電池モジュールと装着体にそれぞれ挟持されることによって、第3および第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の連結構造。
  3. 装着体には係止紐が設けられ、
    太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
    第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第2係止片の係止部には、第1方向に延びる係止孔が形成され、第3係止片の係止部には、第2方向に延びる係止孔が形成され、第4係止片の係止部には、係止紐の外径よりも大きな内径の係止孔が形成され、
    第2〜第4係止片の各係止部が第1係止片の係止部と装着体とによって挟持され、かつ装着体に設けられる係止紐が第2〜第4係止片の各係止孔を挿通して第1係止片の係止部に括りつけられることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3係止片が装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の連結構造。
  4. 装着体には係止紐が設けられ、
    太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
    第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第1係止片の係止部は、第2方向と平行な方向へ突出しかつ遊端部が屈曲して形成され、第2係止片の係止部は、第2方向と平行な方向へ突出しかつ遊端部が屈曲して形成され、第3係止片の係止部は、第1方向と平行な方向へ突出しかつ遊端部が屈曲して形成され、第4係止片の係止部は、第1方向と平行な方向へ突出し、
    隣接する4個の太陽電池モジュールが付き合わされる箇所に配置され、第1、第2および第4係止片と装着体とによって挟持されて、補助係止片が設けられ、
    補助係止片には、第1方向に並ぶ第1〜第4係止孔と、第2方向に並ぶ第5および第6係止孔が形成され、第1および第2係止孔の間隔は、第1係止片の係止部の幅と同じであり、第3および第4係止孔の間隔は、第2係止片の係止部の幅よりも大きく、第5および第6係止孔の間隔は、第3および第4係止片の各係止部の幅よりも大きく、
    第1係止片の係止部が第1および第2係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、
    第2係止片の係止部が第3および第4係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
    第4係止片の係止部が第3係止片の係止部と補助係止片とによって挟持される状態で、第3および第4係止片の各係止部が第5および第6係止孔を挿通する係止紐と補助係止片とによって挟持されることによって、第3および第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の連結構造。
  5. 装着体には、係止紐が設けられ、
    太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
    第1〜第4係止片は、太陽電池モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、
    装着体に設けられる係止紐が第1係止片の係止部に括りつけられることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、
    第2〜第4係止片の各係止部が隣接する太陽電池モジュールと装着体にそれぞれ挟持されることによって、第2〜第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の連結構造。
  6. 装着体の挿通孔を挿通してワイヤータイが設けられ、
    太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止片と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止片と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止片と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止片とを備え、
    第1〜第4係止片は、モジュール本体から露出するように突出する係止部をそれぞれ有し、第1および第2係止片の係止部は、遊端部が屈曲して形成され、
    第3および第4係止片の各係止部が第2係止片の係止部と装着体とによって挟持され、かつ第2〜第4係止片の各係止部が第1係止片の係止部と装着体とによって挟持される状態で、ワイヤータイが第1〜第4係止片の各係止部に巻回されることによって、第1係止片が装着体に対して変位を規制されて係止され、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、第3および第4係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位および第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の連結構造。
  7. 太陽電池モジュールは、モジュール本体の第1角部に設けられる第1係止部と、モジュール本体の第2角部に設けられる第2係止部と、モジュール本体の第3角部に設けられる第3係止部と、モジュール本体の第4角部に設けられる第4係止部とを備え、
    第1〜第4係止部には、係止孔がそれぞれ形成され、
    装着体および第1係止部の係止孔を挿通する係止紐が設けられることによって、第1係止部が装着体に対して変位を規制されて係止され、
    装着体に設けられた第1方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第2係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、第2係止片が装着体に対して第1方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
    装着体に設けられた第2方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第3係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、第3係止片が装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止され、
    装着体に設けられた第2方向に延びる補助係止紐に係止される係止紐が第4係止部の係止孔に挿通して設けられることによって、第4係止片が装着体に対して第2方向に平行な方向の変位を許容されて係止されることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池の連結構造。
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