JP3888141B2 - 偏光光照射装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、偏光光を照射して液晶表示素子の配向膜を光配向させる、また、偏光光を照射して視野角補償フィルムを光配向させる等、液晶パネルの製造に用いられる偏光光照射装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示素子は、透明基板の表面に形成した配向膜に、液晶を所望の方向に配向させる処理(配向処理)を施し、該透明基板を2枚、配向膜を内側にして、所定の間隔の隙間を保つように貼り合せ、該隙間に液晶を注入したものである。
上記配向膜の配向処理に関し、配向膜に所定の波長の偏光光を照射することにより配向処理を行なう、光配向と呼ばれる技術がある。光配向用の偏光光照射装置としては、例えば特許2928226号公報、特許2960392号公報に開示されたものがある。
上記液晶表示素子の製作以外に、視野角補償フィルムの製作にも、上記偏光光照射装置が使用されるようになってきている。視野角補償フィルムは、ベースフィルム上に、配向膜とUV硬化液晶を塗布し、一定方向に液晶分子を配向させた後、UVを照射して液晶を硬化させ、液晶分子の方向を固定させたものである。視野角補償フィルムを液晶パネルに貼ることで、特定の見る角度において画像が反転する等の画質の低下を補償することができる。
そして、従来、上記の「一定方向に液晶分子を配向」させる工程は、ラビングによって行われていたが、最近、上記偏光光照射装置を使用し、光配向により行われるようになってきた。
特願2000−211186号には、視野角補償フィルムを光配向させるための光配向用偏光光照射装置が記載されている。
【0003】
図1に、配向膜を光配向させる、従来の偏光光照射装置を示す。
従来の偏光光照射装置100は、偏光光照射光学系1と処理部10とからなる。
偏光光照射装置100の偏光光照射光学系1は、透明基板Sの表面に形成した光配向膜F1を光配向するために必要な波長の光を放射する水銀ランプ等の放電ランプ2、該放電ランプ2からの光を反射する反射鏡3(図1においては、放電ランプ2からの光を集光する集光鏡)、光路を所望の方向に変更する平面鏡4a,4b、上記集光された光を偏光する偏光素子5、照射面の照度分布および消光比を均一にするためのインテグレータレンズ6、光路中に挿入退避され、偏光光の照射時間を制御するシャッタ7、そして、光配向膜F1に照射する偏光光を平行光とするコリメータレンズ8等を備えている。
【0004】
図1において、放電ランプ2が放射する光は、反射鏡3で集光され、第1の平面鏡4aで反射し、偏光素子5に入射する。偏光素子5は、S偏光光を反射してP偏光光を透過するので、偏光素子5から出射する光はP偏光成分を多く含む光(P偏光光)になる。
偏光素子5から出射した光は、インテグレータレンズ6に入射し、該インテグレータレンズ6より出射した光は、シャツ夕7が挿入退避する個所を通過し、更に第2の平面鏡4bで反射し、コリメータレンズ8で平行光にされ、処理部10におけるワークステージ11上に載置された光配向膜F1に照射される。
【0005】
液晶表示素子の光配向膜を光配向させるためには、所定の波長であって、所定の値以上の消光比を有する偏光光が必要である。これは上記光配向膜の物性によって決まるが、現在の所、消光比10:1以上が望ましいとされている。(消光比とは、光に含まれるP偏光成分とS偏光成分の割合である。)
また、波長は250nm〜400nmの範囲の紫外光を使用する場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、温度を上げながら偏光紫外線を照射することにより、アンカリング・エネルギ(基板表面に液晶分子をつなぎとめる力)が大きくなる材料が開発され、この材料を光配向膜として使用することが提案されている。
上記材料において、重合反応や架橋反応を利用したものは、水分によりその反応が阻害されることが多く、光配向膜として使用する場合には、光配向のための偏光光照射中、光配向膜にドライエアーや窒素ガス(Nガス)などの乾燥ガスを吹き付け、水分を除去する必要がある。
また、酸素が上記反応を阻害する場合もあり、このときは、酸素を含まないガス、例えば窒素ガス(Nガス)や希ガス等を置換ガスとして、酸素と置換する必要がある。
【0007】
図2に、透明基板上に、上記材料を光配向膜として形成したワークを処理することを目的として検討した、偏光光照射装置、図3に、図2に示した偏光光照射装置の処理部の断面図を示す。
同図において、図1に示したものと同一のものには同一の符号が付されている。
図2に示す偏光光照射装置101は、図1に示したものとほぼ同一の構成を有し、詳細には、処理部に差異を有する。
【0008】
偏光光照射装置101の処理部20には、ワークステージ21が設けられ、該ワークステージ21の上部に、透明基板S上に、上記材料を光配向膜F2として形成したワークWが載置される。
ワークステージ21の表面には、真空吸着溝及び管路Vが設けられ、載置されたワークWをワークステージ21表面上に真空吸着して保持することができるようになっている。
また、ワークステージ21には、ワークステージ21を加熱したり、ワークステージ21の温度を設定温度に保持することができるように、ワークステージ加熱手段としてのヒータHやワークステージ温度測定手段としての温度測定器Tなどが設けられている。そして、温度制御部Cは、温度測定器Tによりワークステージ21の温度を測定して設定温度との差を求め、それに応じてヒータHに電力を供給する、フィードバック制御を行なう。
【0009】
そして、透明基板S上に、上記材料を光配向膜F2として形成したワークWが以下の手順により処理される。
▲1▼矢印Z方向から、不図示の搬送系により上記ワークWが搬送され、ワークステージ21表面に載置される。
▲2▼ワークステージ21表面にワークWが載置されると、真空排気系より、真空供給パイプVPを介して真空吸着溝及び管路Vに真空が供給され、該ワークWがワークステージ21表面上に真空吸着して保持される。
▲3▼ワークWがワークステージ21表面上に保持された後、ガス導入パイプIPより乾燥ガスまたは置換ガスが、ワークWの表面に吹き付けられる。(ワークW表面への乾燥ガスまたは置換ガスの吹き付けは、後述する偏光光照射中、継続して行われる。)そして、これにより、透明基板S上に形成された配向膜F2の表面及び表面近傍から水分または酸素、もしくはその両者除去される。
▲4▼上述した手順の後、ワークステージ21を加熱しながら、またはワークステージ21の温度を設定温度に保持した後、(即ち、ワークWを加熱ながら、またはワークWを設定温度に保持した後、)偏光光照射光学系1より偏光光を光配向膜F2表面に照射する。
【0010】
上述した、構成及び手順により、透明基板S上に形成された光配向膜F2を配向処理することは可能となるが、ガス導入パイプIPより供給される乾燥ガスまたは置換ガスは必ずしも光配向膜F2表面近傍だけに広がるわけではないので、偏光光照射処理中、光配向膜F2の表面近傍の水分または酸素を除去し続ける為には、多量の乾燥ガスまたは置換ガスを継続して供給しなければならず、処理コストが非常に高いものとなり、実用化には適していない。
【0011】
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、本発明の目的は、少量の乾燥ガスまたは置換ガスの供給で、水分阻害反応または酸素阻害反応を防止しながら、光配向膜を形成したワークを光配向処理することが可能な偏光光照射装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の偏光光照射装置は、偏光光を照射する光学系と、光配向膜を形成したワークを載置するワークステージとを有する偏光光照射装置において、ワークステージ加熱手段をワークステージに設け、上記ワークステージを、ガス導入口を有する処理室内に収納し、上記処理室を形成する壁の一部に、偏光光を透過する透過板を設け、上記透過板を弾性部材を介して上記処理室の壁に支持させて、透過板を弾性部材のみと接するように配置して、透過板の熱膨張によって弾性部材が変形するようにし、上記処理室内を上記ガス導入口から導入する乾燥ガスで満たし、上記ワークステージ加熱手段で上記ワークステージを加熱した状態で、偏光光を透過板を介してワークに照射することを特徴としている。
また、請求項2に記載の偏光光照射装置は、偏光光を照射する光学系と、光配向膜を形成したワークを載置するワークステージとを有する偏光光照射装置において、ワークステージ加熱手段をワークステージに設け、偏光光を透過する透過板と、透過板支持体と、上記ワークステージとにより閉空間を形成し、上記閉空間には、ガス導入口が接続され、上記透過板を弾性部材を介して上記透過板支持体に支持させて、透過板を弾性部材のみと接するように配置して、透過板の熱膨張によって弾性部材が変形するようにし、上記閉空間内を上記ガス導入口から導入する乾燥ガスで満たし、上記ワークステージ加熱手段で上記ワークステージを加熱した状態で、偏光光を透過板を介してワークに照射することを特徴としている。
更に、請求項3に記載の偏光光照射装置は、請求項2に記載の偏光光照射装置において、前記透過板支持体と前記ワークステージとの間に、断熱部材を設けたことを特徴としている。
加えて、請求項4に記載の偏光光照射装置は、前記乾燥ガスに代えて、置換ガスとしたことを特徴としている。
【0013】
【作用】
本発明の請求項1乃至4に記載の偏光光照射装置によれば、処理室内にワークステージを収納、または透過板と透過板支持体とワークステージとにより閉空間を形成したので、光配向膜近傍の水分を除去する為に使用する乾燥ガス、または酸素を除去するために使用する置換ガスの量は、該閉空間の水分または酸素、もしくはその両者を除去することができる程度の少量となる。
また、光学系より照射された偏光光は、該偏光光を透過する透過板を介して、光配向膜に照射されるが、ワークステージからの輻射熱または偏光光の照射熱により、透過板は熱膨張する。このとき、透過板が、真空吸着、接着剤による接着、ネジ止め等により完全に固定されていると、熱膨張した分の逃げ場が無く歪みが生じる。
透過板に歪が生じると、該透過板を通過した偏光光の消光比が低下し、光配向膜に所望の消光比を有する偏光光が照射できなくなる。(本願の出願人は、先の出願(特願2001−89416号)において、偏光光の消光比が低下する理由について開示している。)
しかしながら、本発明の偏光光照射装置においては、透過板を弾性部材を介して処理室の壁または透過板支持体に支持させて、透過板を弾性部材のみと接するように配置して、透過板の熱膨張によって弾性部材が変形するようにしている。したがって、透過板の膨張により発生する、偏光光の照射方向に平行な方向の応力は、弾性部材の変形により吸収され、一方、透過板の膨張により発生する、偏光光の照射方向に垂直な方向の応力は、透過板が弾性部材との界面で滑ったり、弾性部材が応力に応じて変形を生じることにより吸収される。また、透過板を弾性部材のみと接するように配置しているので、弾性部材が変形しても、透過板は、それを支持する部材である、処理室の壁もしくは透過板支持体に接触しない。すなわち、透過板は、熱膨張を生じても、その応力は弾性部材により吸収され、処理室の壁や透過板支持体などの、熱膨張を規制するような部材と接触することがないので、透過板に生じる歪を防ぐ、または小さくすることができる。
また、本発明の請求項2に記載の偏光光照射装置によれば、ワークステージ上に閉空間を形成したので、処理室内にワークステージを収納する場合と比較して、その容量はより小さいものとなり、乾燥ガスまたは置換ガスの消費量をより低く抑えることができる。また、装置全体の小型化を図ることも可能となる。
更に、本発明の請求項3に記載の偏光光照射装置によれば、透過板支持体とワークステージとの間に、断熱部材を設けたので、ワークステージがワークステージ加熱手段によって加熱されても、該熱が、透過板支持体を介して透過板に伝導される熱量を最小にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図4に、本発明の実施例に係る偏光光照射装置、図5に、本発明の実施例に係る偏光光照射装置の処理部の断面図を示す。
同図において、図1乃至3に示したものと同一のものには同一の符号が付されている。
図4に示す、本発明の実施例に係る偏光光照射装置102は、図1,2に示したものとほぼ同一の構成を有し、詳細には、処理部に差異を有する。
偏光光照射装置102の処理部30には、ワークステージ31が設けられ、該ワークステージ31の上部に、透明基板S上に、上記材料を光配向膜F2として形成したワークWが載置される。
ワークステージ31の表面には、真空吸着溝及び管路Vが設けられ、真空排気系より、真空供給パイプVPを介して該真空吸着溝及び管路Vに真空を供給することにより、載置されたワークWをワークステージ31表面上に真空吸着して保持できるようになっている。
また、ワークステージ31には、ワークステージ31を加熱したり、ワークステージ31の温度を設定温度に保持することができるように、ワークステージ加熱手段としてのヒータHやワークステージ温度測定手段としての温度測定器Tなどが設けられている。そして、温度制御部Cは、温度測定器Tによりワークステージ31の温度を測定して設定温度との差を求め、それに応じてヒータHに電力を供給する、フィードバック制御を行なう。
【0015】
更に、上述したワークステージ31は、例えばアルミニウムの板材などから組み合わされ、閉空間を形成する処理室32内に収納されており、該処理室32の一側面には、ワーク搬入・搬出口32aが設けられ、シャッタ機構SDにより搬出・搬入口用シャッタS1が開閉されるようになっている。
また、図5における処理室32の上面壁、及び左側面壁には、ガス導入口32b、排気口32cが設けられている。そして、乾燥ガス、具体的には、露点が−30℃以下、望ましくは−50℃以下の、ドライエアーや不活性ガス、もしくは窒素ガスや希ガス等の置換ガスが、ガス導入パイプIP、ガス導入口32bを介して処理室32内部に供給され、排気口32c、排気パイプOPを介して処理室32外部に排気されるようになっている。
更に、図5における処理室32の上面壁には、弾性部材B、例えばフッ素ゴムからなるO−リングを介して、偏光光照射光学系1より照射される偏光光を透過する透過板P、例えば石英ガラス板が、偏光光の照射方向に対し垂直に配置されて設けられている。
ここで、上記弾性部材Bは、上記透過板Pの両表面であって、該透過板の周縁に沿うように配設されている
【0016】
次に、透過板が弾性体を介して、処理室の上面壁に支持される構造について、図7を用いて詳細に説明する。
図7は、処理室32の上面壁を分解し、各構成を表した図である。
処理室32の上面壁には、開口32dが設けられ、透過板Pを弾性体Bを介して、該開口32dに支持させるために、開口32dと同形状の開口33aを有する透過板押え板33、スペーサSPを有する。そして、以下の手順により組立てられる。
▲1▼2つ弾性部材B、例えばO−リングを処理室32の溝部32e、透過板押え板33の溝部33bにそれぞれ落とし込む。ここで、それぞれの溝部32e、33bは、それぞれの開口32d、33aの周囲を取り囲むように設けられ、溝部32e、33bの寸法D1,D2は、弾性部材Bの外径寸法D3より十分に大きく設計されているので、弾性部材Bは、溝部32e、33bの中で変形自在である。(弾性部材Bの外径寸法D3に対する溝部32e、33bの寸法D1,D2は、透過板Pが熱により偏光光の照射方向に垂直な方向に膨張したとしても、図8に示す、弾性部材Bの変形が規制されることなく、透過板Pが弾性部材Bにより固定され、歪が生じることのないように設計される。)
▲2▼2つの弾性部材Bの間に透過板P、例えば石英ガラス板を配置する。
▲3▼処理室32の当接面32fと透過板押え板33の当接面33cを待遇させ、その間に同じ厚みのスペーサSPを複数、均等に設ける。
▲4▼当接面32fと当接面33cを、スペーサSPを介して当接させ、不図示の固定手段で、処理室32に対し、透過板押え板33を固定する。
ここで、図9に示すように、透過板Pが熱により偏光光の照射方向に平行な方向に膨張しても、透過板Pが透過板押え板33または処理室32に接触することがないように、スペーサSPの厚みは調整されている。なお、スペーサSPを用いず、予め透過板押え板33または処理室32の厚みを適宜設計しても良い。
【0017】
そして、上述した処理部30において、透明基板S上に、上記材料を光配向膜F2として形成したワークWは以下の手順により処理される。
▲1▼矢印X方向から、不図示の搬送系により上記ワークWが搬送されてくると、シャッタ機構SDにより搬出・搬入口用シャッタS1を開き、ワーク搬入・搬出口32aを介して、ワークWが処理室32内部に搬入され、ワークステージ31表面に載置される。
▲2▼ワークステージ31表面にワークWが載置されると、搬出・搬入口用シャッタS1が閉じ、真空排気系より、真空供給パイプVPを介して真空吸着溝及び管路Vに真空が供給されて、ワークステージ31表面上に真空吸着して保持される。
▲3▼ワークWがワークステージ31表面上に保持されると、処理室32内部の空気中に含まれる水分、処理室32内部側壁、ワークステージ31に吸着した水分を処理室32外部に一掃する為、乾燥ガスを、ガス導入パイプIP、ガス導入口32bを介して処理室32内部に供給する。また、酸素を排出する為には、上記乾燥ガスに換えて、置換ガスを供給する。
▲4▼処理室32内部に予め存在した水分を含む空気、及び供給された乾燥ガスまたは置換ガスの一部が、排気口32c、排気パイプOPを介して処理室32の外部に排出される。
▲5▼処理室32内部が、乾燥ガスまたは置換ガスで置換されるに十分な時間経過した後、ワークステージ31を加熱しながら、またはワークステージ31の温度を設定温度に保持した後、(即ち、ワークWを加熱ながら、またはワークWを設定温度に保持した後、)偏光光照射光学系1より偏光光を配向膜F2表面に照射して配向処理を行なう。配向処理を行なっている間は、処理室32外部より水分または酸素が流入してくることが無いように、少量の乾燥ガスまたは置換ガスの導入を継続して行っている。
【0018】
次に、本発明の実施例の作用・効果を説明する。
本発明の実施例に係る偏光光照射装置によれば、ワークステージ31を収納し、閉空間を形成する処理室32が設けられ、該処理室32には、ガス導入口32b、排気口32cが設けられている。そして、乾燥ガスまたは置換ガスが、ガス導入口32bを介して処理室32内部に供給される。また、処理室32の上面壁には、弾性部材Bを介して、偏光光照射光学系1より照射される偏光光を透過する透過板Pが設けられている。
したがって、光配向膜F2近傍の水分または酸素を除去する為に使用する乾燥ガスまたは置換ガスの量は、該閉空間の水分または酸素を除去することができる程度の少量となる。
また、本発明の偏光光照射装置においては、透過板Pが熱膨張したとしても、透過板Pと透過板Pを支持する処理室32または透過板押え板33とが接触することがないように、透過板Pを弾性部材Bを介して支持し、且つ該弾性部材Bのみと接するように配置して、弾性部材Bを透過板Pの熱膨張に対し変形するようにしているので、透過板Pの熱膨張により発生する、偏光光の照射方向に平行な方向の応力は、弾性部材Bの変形により吸収され、透過板Pの熱膨張により発生する、偏光光の照射方向に垂直な方向の応力は、透過板Pが弾性部材Bとの界面で滑りや、弾性部材Bの変形を生じることにより吸収される。
更に、透過板Pが熱膨張したとしても、処理室32または透過板押え板33に接触することがないので、透過板Pに、熱膨張の応力によって歪が生じることはない。したがって、透過板Pを通過した偏光光の消光比が低下することはないので、光配向膜F2に所望の消光比を有する偏光光を照射することができる。
【0019】
図6に、本発明の実施例に係る偏光光照射装置の、他の処理部の断面図を示す。
同図において、図5に示したものと同一のものには同一の符号が付されている。
本発明の実施例に係る偏光光照射装置の処理部40には、図5に示した処理部30と同様に、ワークステージ41が設けられ、該ワークステージ41の上部に、透明基板S上に、上記材料を光配向膜F2として形成したワークWが載置される。
ワークステージ41の表面には、真空吸着溝及び管路Vが設けられ、真空排気系より、真空供給パイプVPを介して該真空吸着溝及び管路Vに真空を供給することにより、載置されたワークWをワークステージ41表面上に真空吸着して保持できるようになっている。
また、ワークステージ41には、ワークステージ41を加熱したり、ワークステージ41の温度を設定温度に保持することができるように、ワークステージ加熱手段としてのヒータHやワークステージ温度測定手段としての温度測定器Tなどが設けられている。そして、温度制御部Cは、温度測定器Tによりワークステージ41の温度を測定して設定温度との差を求め、それに応じてヒータHに電力を供給する、フィードバック制御を行なう。
【0020】
一方、上述したワークステージ41と偏光光照射光学系1との間の領域には、透過板P、例えば石英ガラス板が設けられ、ワークステージ41の、ウエハW載置面上には、断熱部材AH、例えばアルミナセラミックス焼成体を介して、上記透過板Pを支持する透過板支持体42が設けられている。そして、上記透過板Pと、上記透過板支持体42と、上記ワークステージ41とにより、閉空間を形成している。
【0021】
上述の透過板支持体42の一側面には、ワーク搬入・搬出口42aが設けられ、シャッタ機構SDにより搬出・搬入口用シャッタS1が開閉されるようになっている。
また、図6における透過板支持体42の上面には、ガス導入口42b、開口42dが設けられ、すなわち上記閉空間にガス導入口42bが接続されている。そして、開口42dには、上述の透過板Pが弾性部材B、例えばフッ素ゴムからなるO−リングを介して、偏光光の照射方向に対し垂直に配置して支持されている。ここで、上記弾性部材Bは、上記透過板Pの両表面であって、該透過板の周縁に沿うように配設されている。
更に、図6における透過板支持体42の左側面には、排気口42cが設けられており、乾燥ガスまたは置換ガスが、ガス導入パイプIP、ガス導入口42bを介して、透過板Pと透過板支持体42とワークステージ41とにより形成した閉空間内に供給され、排気口42c、排気パイプOPを介して該閉空間外部に排気されるようになっている。
【0022】
次に、透過板が透過板支持体に支持される構造について、図7を用いて詳細に説明する。
図7は、透過板支持体42の上面部分を分解し、各構成を表した図である。
透過板Pを弾性体Bを介して、透過板支持体42の開口42dに支持させるために、開口42dと同形状の開口43aを有する透過板押え板43、スペーサSPが設けられ、以下の手順により組立てられる。
▲1▼2つ弾性部材B、例えばO−リングを透過板支持体42の溝部42e、透過板押え板43の溝部43bにそれぞれ落とし込む。ここで、それぞれの溝部42e、43bは、それぞれの開口42d、43aの周囲を取り囲むように設けられ、溝部42e、43bの寸法D1,D2は、弾性部材Bの外径D3寸法より十分に大きく設計されているので、弾性部材Bは、溝部42e、43bの中で変形自在である。(弾性部材Bの外径寸法D3に対する溝部42e、43bの寸法D1,D2は、透過板Pが熱により偏光光の照射方向に垂直な方向に膨張したとしても、図8に示す、弾性部材Bの変形が規制されることなく、透過板Pが弾性部材Bにより固定され、歪が生じることのないように設計される。)
▲2▼2つの弾性部材Bの間に透過板P、例えば石英ガラス板を配置する。
▲3▼透過板支持体42の当接面42fと透過板押え板43の当接面43cを待遇させ、その間に同じ厚みのスペーサSPを複数、均等に設ける。
▲4▼当接面42fと当接面43cを、スペーサSPを介して当接させ、不図示の固定手段で、透過板支持体42に対し、透過板押え板43を固定する。
ここで、図9に示すように、透過板Pが熱により偏光光の照射方向に平行な方向に膨張しても、透過板Pが透過板押え板43または透過板支持体42に接触することがないように、スペーサSPの厚みが調整されている。なお、スペーサSPを用いず、予め透過板押え板43または透過板支持体42の厚みを適宜設計しても良い。
【0023】
そして、上述した処理部40において、透明基板S上に、上記材料を光配向膜F2として形成したワークWは以下の手順により処理される。
▲1▼矢印Y方向から、不図示の搬送系により上記ワークWが搬送されてくると、シャッタ機構SDにより搬出・搬入口用シャッタS1を開き、ワーク搬入・搬出口42aを介して、ワークWが、透過板Pと透過板支持体42とワークステージ41とにより形成した閉空間内に搬入され、ワークステージ41表面に載置される。
▲2▼ワークステージ41表面にワークWが載置されると、搬出・搬入口用シャッタS1が閉じ、真空排気系より、真空供給パイプVPを介して真空吸着溝及び管路Vに真空が供給されて、ワークステージ41表面上に真空吸着して保持される。
▲3▼ワークWがワークステージ41表面上に保持されると、上記閉空間内部の空気中に含まれる水分、透過板支持体42内側側壁、ワークステージ41に吸着した水分を該閉空間外部に一掃する為、乾燥ガスを、ガス導入パイプIP、ガス導入口42bを介して該閉空間内部に供給する。また、酸素を排出するためには、上記乾燥ガスに換えて置換ガスを供給する。
▲4▼上記閉空間内部に予め存在した水分を含んだ空気、及び乾燥ガスまたは置換ガスの一部が、排気口42c、排気パイプOPを介して該閉空間の外部に排出される。
▲5▼上記閉空間内部が、乾燥ガスまたは置換ガスで置換されるに十分な時間経過した後、ワークステージ41表面を加熱しながら、またはワークステージ41の温度を設定温度に保持した後、(即ち、ワークWを加熱ながら、またはワークWを設定温度に保持した後、)偏光光照射光学系1より偏光光を配向膜F2表面に照射して配向処理を行なう。配向処理を行なっている間は、透過板Pと透過板支持体42とワークステージ41とにより形成した閉空間外部より水分または酸素が流入してくることが無いように、少量の乾燥ガスまたは置換ガスの導入を継続して行っている。
【0024】
次に、本発明の実施例の作用・効果を説明する。
本発明の実施例に係る偏光光照射装置によれば、透過板Pと透過板支持体42とワークステージ41とにより閉空間が形成され、該透過板支持体42には、ガス導入口42b、排気口42cが設けられている。そして、乾燥ガスまたは置換ガスが、ガス導入口42bを介して閉空間内部に供給される。また、透過板支持体42の、偏光光照射光学系1とワークステージ41との間の領域には、弾性部材Bを介して、偏光光照射光学系1より照射される偏光光を透過する透過板Pが設けられている。
したがって、光配向膜F2近傍の水分または酸素を除去する為に使用する乾燥ガスまたは置換ガスの量は、該閉空間の水分または酸素を除去することができる程度の少量となる。
また、本発明の偏光光照射装置においては、透過板Pが熱膨張したとしても、透過板Pと透過板Pを支持する透過板支持体42または透過板押え板43とが接触することがないように、透過板Pを弾性部材Bを介して支持し、且つ該弾性部材Bのみと接するように配置して、弾性部材Bを透過板Pの熱膨張に対し、変形自在に配置しているので、透過板Pの熱膨張により発生する、偏光光の照射方向に平行な方向の応力は、弾性部材Bの変形により吸収され、透過板Pの熱膨張により発生する、偏光光の照射方向に垂直な方向の応力は、透過板Pが弾性部材Bとの界面で滑りや、弾性部材Bの変形を生じることにより吸収される。
更に、透過板Pが熱膨張したとしても、透過板支持体42または透過板押え板43に接触することがないので、透過板Pに、熱膨張の応力によって歪が生じることはない。したがって、透過板Pを通過した偏光光の消光比が低下することはないので、光配向膜F2に所望の消光比を有する偏光光を照射することができる。
更に、本発明の実施例に係る偏光光照射装置によれば、透過板支持体42とワークステージ41との間に、断熱部材AHを設けたので、ワークステージ41が加熱手段によって加熱されても、該熱が、透過板支持体42を介して透過板Pに伝導する熱量を最小にすることができ、透過板Pの熱膨張を小さくすることができる。
したがって、透過板Pに熱膨張による歪が生じることもないので、つまり、透過板Pを通過した偏光光の消光比が低下することはないので、光配向膜F2に所望の消光比を有する偏光光を照射することができる。
また、ワークステージ41上に閉空間を形成することで、その容量が小さくなり、装置を小型化することができ、乾燥ガスまたは置換ガスの消費をより少なくすることができる。
【0025】
なお、本実施例においては、光配向膜近傍の水分または酸素を除去する為に、透過板Pと処理室32、または透過板Pと透過板支持体42とワークステージ41とにより形成した閉空間の内部に、乾燥ガスまたは置換ガスを導入するが、ガス導入量に対し、上記処理室32、または閉空間から排気されるガス排気量が著しく少ないと、上記処理室32、または閉空間内部の圧力が高まり、透過板Pに応力歪が生じる恐れがある。
応力歪が透過板Pに生じると、前述したように、偏光光の消光比を低下させる原因となるので、ガス導入をする際には、上記処理室32、または閉空間内部と外部の圧力差がほとんど等しくなるように、ガス導入量とガス排出量を調整すると良い。
【0026】
また、上述の実施例において、下記の構成を加えると更に良い。
(a)乾燥ガスまたは置換ガスを所定の温度に加熱する手段
(b)処理室内、透過板と透過板支持体とワークステージとにより形成された閉空間内を排気する排気機構
(c)排気口や排気パイプのガス流路の長さを、排気した水分または酸素の逆流を防ぐことができるに十分な長さ、例えば10cm〜100cmとする。
【0027】
以下に、上記構成を加えたことによる効果を説明する。
構成aによる効果:乾燥ガスまたは置換ガスを該処理室、または閉空間内に導入するが、乾燥ガスを導入前に予め所定の温度に加熱しておけば、冷えたガスによるワーク表面の温度低下を防ぐことができる。
構成bによる効果:乾燥ガスまたは置換ガスを上記処理室、または閉空間内に導入
する前に、上記処理室、または閉空間内部を予め、適度に排気することにより、乾燥ガスまたは置換ガスによる置換を短時間で行なうことができる。
構成cによる効果:流路を長くし、且つ水分または酸素の拡散(逆流)速度より、該流路における排気ガスの流速が速くなるように、導入するガス流量を設定しておけば、排気口からの水分または酸素の逆流を防ぐことができる。
【0028】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の偏光光照射装置、及び光配向膜を形成したワークの処理方法によれば、少量の乾燥ガスまたは置換ガスの供給で、水分阻害反応や、酸素阻害反応を起こすことなく、光配向膜を形成したワークを光配向処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の偏光光照射装置を示す図である。
【図2】 従来の偏光光照射装置を示す図である。
【図3】 図2に示した偏光光照射装置の処理部の断面を示す図である。
【図4】 本発明の実施例に係る偏光光照射装置を示す図である。
【図5】 本発明の実施例に係る偏光光照射装置の処理部の断面図である。
【図6】 本発明の実施例に係る偏光光照射装置の、他の処理部の断面図である。
【図7】 図5,6における上面部を分解し、各構成を表した図である。
【図8】 透過板の熱膨張による弾性体の変形例を示す図である。
【図9】 透過板、弾性体、透過板押え板及び処理室(または透過板支持体)の関係を示す図である。
【符号の説明】
1 偏光光照射光学系
2 放電ランプ
3 反射鏡
4a,4b 平面鏡
5 偏光素子
6 インテグレータレンズ
7 シャッタ
8 コリメータレンズ
10,20,30,40 処理部
11,21,31,41 ワークステージ
32 処理室
32a,42a ワーク搬入・搬出口
32b,42b ガス導入口
32c,42c 排気口
32d,42d 開口
32e,42e 溝部
33,43 透過板押え板
33a,43a 開口
33b,43b 溝部
32f,33c,42f,43c 当接面
42 透過板支持体
100,101,102 偏光光照射装置
AH 断熱部材
B 弾性部材
C 温度制御部
F1,F2 光配向膜
H ヒータ
IP ガス導入パイプ
OP 排気パイプ
P 透過板
S 透明基板
S1 搬出・搬入口用シャッタ
SD シャッタ機構
SP スペーサ
T 温度測定器
V 真空吸着溝及び管路
VP 真空供給パイプ
W ワーク

Claims (4)

  1. 偏光光を照射する光学系と、光配向膜を形成したワークを載置するワークステージとを有する偏光光照射装置において、
    ワークステージ加熱手段をワークステージに設け、
    上記ワークステージを、ガス導入口を有する処理室内に収納し、
    上記処理室を形成する壁の一部に、偏光光を透過する透過板を設け、
    上記透過板を弾性部材を介して上記処理室の壁に支持させて、透過板を弾性部材のみと接するように配置して、透過板の熱膨張によって弾性部材が変形するようにし、
    上記処理室内を上記ガス導入口から導入する乾燥ガスで満たし、上記ワークステージ加熱手段で上記ワークステージを加熱した状態で、偏光光を透過板を介してワークに照射することを特徴とする偏光光照射装置。
  2. 偏光光を照射する光学系と、光配向膜を形成したワークを載置するワークステージとを有する偏光光照射装置において、
    ワークステージ加熱手段をワークステージに設け、
    偏光光を透過する透過板と、透過板支持体と、上記ワークステージとにより閉空間を形成し、
    上記閉空間には、ガス導入口が接続され、
    上記透過板を弾性部材を介して上記透過板支持体に支持させて、透過板を弾性部材のみと接するように配置して、透過板の熱膨張によって弾性部材が変形するようにし、
    上記閉空間内を上記ガス導入口から導入する乾燥ガスで満たし、上記ワークステージ加熱手段で上記ワークステージを加熱した状態で、偏光光を透過板を介してワークに照射することを特徴とする偏光光照射装置。
  3. 前記透過板支持体と前記ワークステージとの間に、断熱部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載の偏光光照射装置。
  4. 前記乾燥ガスに代えて、置換ガスとしたことを特徴とする請求項1乃至3に記載の偏光光照射装置。
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