JPH0758189A - 改質装置 - Google Patents

改質装置

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JPH0758189A
JPH0758189A JP20614493A JP20614493A JPH0758189A JP H0758189 A JPH0758189 A JP H0758189A JP 20614493 A JP20614493 A JP 20614493A JP 20614493 A JP20614493 A JP 20614493A JP H0758189 A JPH0758189 A JP H0758189A
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JP
Japan
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processed
plates
ultraviolet rays
plate
source
Prior art date
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Pending
Application number
JP20614493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Kawasumi
建一 川澄
Sukeyoshi Tsunekawa
助芳 恒川
Akiisa Inada
暁勇 稲田
Sumio Yamaguchi
純男 山口
Kotaro Koizumi
浩太郎 小泉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】半導体装置等の改質装置におけるごみの付着低
減。 【構成】被処理物を処理室内でその周辺を保持する。 【効果】処理性能を大幅に犠牲にすること無くごみの付
着量を1/1000程度に低減出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置,液晶ディ
スプレー,光学装置,磁気ディスク等の製造装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等において集積密度が高くな
っている現在及び将来の課題に、製造工程中での被処理
物へのごみの付着がその製造歩留まり、装置の信頼性に
大きく影響することから製造装置におけるごみの付着量
低減に対する要望が厳しいものになっている。例えば、
従来比較的問題にしなかった被処理物裏面に対してもご
みの数は1cm2当たり0.1ケ程度が要求されている。
【0003】しかし、特に枚葉式で被処理物を加熱しな
がら改質処理する装置は従来では、日立評論Vol.7
1,No.5 ページ43の図7に示されているように、
加熱効果を早くするために、加熱ヒータを内蔵した被処
理物搭載台に真空吸着によって密着させ熱伝導を利用す
る方法をとっていた。このため、被処理物と搭載台との
摩擦力によって発生したごみが被処理物の裏面に付着し
0.3μm 以上のごみが1cm2 当たり100ケ程度付着
していた。
【0004】付着するごみの数を減らすには被処理物を
装置に接触させないことが理想であるが、被処理物を加
熱しながら処理することに対しては現実的ではない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は解決し
ようとする直接の課題は被処理物へのごみの付着を低減
することにあり、同時に発生する新たな課題である温度
上昇の早い被処理物の加熱方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】ごみの付着を低減するに
は、被処理物の搭載台上での固定のために接触する面積
を減らすことでありその手段は、被処理物の固定をその
周辺の数個所に留めることである。そしてこの手段によ
って被処理物が発熱体と非接触となるためにその温度上
昇が遅くなるという新たに発生する課題に対して熱伝導
加熱から輻射熱による加熱をすることである。
【0007】
【作用】被処理物は、その周辺の数個所のみで保持する
ためにごみの付着は大幅に低減できる。また、加熱源と
は非接触となり被処理物との間の直接的な熱伝導がなく
なり温度上昇が遅くなることに対しては輻射加熱方法に
することにより改善される。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図1によって詳しく説明
する。図1は、本発明の要点を説明するための説明図で
ある。
【0009】被処理物1は、その周辺を保持する搬送ア
ーム(図示省略)によって紫外線と加熱用輻射線の両方
を透過する二枚の板2,3の間に配置した被処理物1の
周辺のみ保持する回転可能な支持台4に搭載する。二枚
の板2,3の間を処理室5と称する。処理室5内への被
処理物1の搬入出口6は、処理室5内が低圧、高圧時に
ガスの漏れの生じないように気密性を有するものとす
る。被処理物1は紫外線と加熱用輻射線の両方を透過す
る二枚の板2,3の一方2の側に主に処理したい面(被
処理物の表面と称し、その反対側を裏面と称す)となる
ように搭載する。二枚の板の内の一方の板2の被処理物
1に対して反対側に紫外線供給源である低圧水銀放電灯
7を配置し、他方の板3の被処理物1に対して反対側に
輻射加熱源であるタングステン・ハロゲン電球8を配置
する。被処理物1が支持台4に搭載されると同時に輻射
加熱源8に電力が供給され被処理物1を加熱する。搬入
出口6を閉じた後、直ぐに酸化性ガスを供給する。酸化
性ガスは、板2を貫通する複数個のノズル9より供給し
生成ガスの排出を処理室5に設けた排出口10より排出
するか、図2に示す様に処理室5の中に配置したガス吹
きだし孔11から被処理物1の周辺より供給して板2に
設けた排出口12から生成ガスを排出する方法が好まし
い。
【0010】処理室5内を減圧した状態にして処理する
場合は、図3,図4に示すように被処理物1を支持台4
に搭載した後、処理室5に設けた排出口10の先に排気
量調整弁13を介して排気ポンプ14で排気する。圧力
は処理室5に設けた圧力センサ16によつて検出し、排
気量調整弁13と連動させて調整する。排気ポンプ14
の処理室5側に酸化性ガスの排ガス処理装置15を配置
することが排気ポンプ14のメンテナンスの面からは好
ましい。
【0011】処理室5内を加圧した状態で処理する場合
には、図3,図4に示した処理室5内の圧力センサ16
を高圧タイプに変更して酸化性ガスの供給圧を調整す
る。さらに排気量調整弁13を調整して閉じたり開けた
りすることによつて生成ガスを適度に排出する。
【0012】減圧,加圧の場合には紫外線と加熱用輻射
線の両方を透過する二枚の板2,3がそれぞれの圧力に
耐える厚さにする。ちなみに板の材質が石英板の場合で
は、処理室5内外の圧力がほぼ同圧の時はその厚さは、
2〜3mm程度でよいが一気圧以上のときは10〜15
mm程度が好ましい。
【0013】また、特に減圧,加圧の場合には紫外線と
加熱用輻射線の両方を透過する二枚の板2,3の間のな
す処理室5の体積は、可能な限り小さいことが好まし
い。被処理物1の大きさによりその体積は当然異なる
が、板2,3の間の間隔を可能な限り狭くすることが、
被処理物1の搬入出の際の大気と反応ガスである酸化性
ガスとの切り換え時間を速くする。
【0014】本発明の方法で8インチ径のシリコンウェ
ハ上に塗布したノボラック系のレジストを除去した場合
の結果の一例では、ごみの付着量は従来のウェハ裏面全
面真空吸着固定の時の約二万ケに対して、ウェハ周辺の
裏面のみで30ケ以下であり、レジストの除去速度は従
来方法の90%であった。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、被処理物に付着するご
みの量を最小限にすることが出来、かつ処理の時間をそ
れほど犠牲にせず改質が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す説明図。
【図2】本発明の第二の実施例を示す説明図。
【図3】本発明の第三の実施例を示す説明図。
【図4】本発明の第四の実施例を示す説明図。
【符号の説明】
1…被処理物、2,3…板、4…支持台、5…処理室、
6…搬入出口、7…紫外線源、8…輻射加熱源、9…ノ
ズル、10,12…排出口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 純男 東京都青梅市藤橋888番地 株式会社日立 製作所リビング機器事業部内 (72)発明者 小泉 浩太郎 東京都青梅市藤橋888番地 株式会社日立 製作所リビング機器事業部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被処理物がその周辺で保持され、前記被処
    理物を輻射加熱すると同時に紫外線と酸化性の反応ガス
    に曝し前記被処理物表面を改質することを特徴とする改
    質装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記被処理物が紫外線
    と加熱用輻射線の両方を透過する二枚の板の間にあって
    前記板の外側に紫外線源及び輻射加熱源を配置した改質
    装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、前記被処理物が回転可
    能な保持台に搭載される改質装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記紫外線源が低圧水
    銀放電灯で、加熱用熱輻射源がタングステン・ハロゲン
    電球である改質装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、酸化性反応ガスが
    3,NOx,H2O,アンモニア,アルコール、ハロゲ
    ン化合物の中から選ばれた一種以上を含む改質装置。
  6. 【請求項6】請求項1において、酸化性反応ガスを前記
    被処理物の表面に対向して配置された紫外線と加熱用輻
    射線の両方を透過する板を貫通する一ヶ所以上の孔から
    供給することを特徴とした請求項1の改質装置。
  7. 【請求項7】請求項1において、酸化性反応ガスを紫外
    線と加熱用輻射線の両方を透過する二枚の板にはさまれ
    た前記被処理物の周辺に供給して、前記被処理物の表面
    に対向して配置された紫外線と加熱用輻射線の両方を透
    過する板を貫通する一ヶ所以上の孔から排出するように
    した改質装置。
  8. 【請求項8】請求項1において、前記被処理物が紫外線
    と加熱用輻射線の両方を透過する二枚の板の間にあって
    前記被処理物の表面側の板の外側に紫外線源、該被処理
    物の裏面側の板の外側に輻射加熱源を配置した改質装
    置。
  9. 【請求項9】請求項1において、前記被処理物が紫外線
    と加熱用輻射線の両方を透過する二枚の板の間にあって
    前記板の外側に紫外線源及び輻射加熱源を配置し前記二
    枚の板の間の処理中の圧力が1×102から3×105
    スカルである改質装置。
JP20614493A 1993-08-20 1993-08-20 改質装置 Pending JPH0758189A (ja)

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Cited By (5)

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