JP3887713B2 - 光プリンタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、感光フィルム等の被記録媒体に所望の画像を形成する電子写真方式プリンタ、銀塩方式プリンタ、ラベルプリンタ、ビデオプリンタ等の光プリンタに関し、特に高画質が要求される光プリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、感光フィルム等の被記録媒体に所望の画像を形成する露光装置として、図3に示す光プリンタを提案している。
【0003】
この光プリンタ1は、光源であるプリンタヘッドとしての蛍光発光管2と、切り替え自在のカラーフィルタR,G,Bから得た3原色の光で、被記録媒体としてのカラーフィルム3に書き込みを行い、フルカラーの画像を形成するものである。この光プリンタ1は、例えばビデオ装置等から得られるデジタルのカラー画像信号によって駆動され、カラーフィルムに画像をフルカラーでプリント出力するカラービデオプリンタとして使用できる。
【0004】
光プリンタ1は、図3に示すようなヘッド4を有している。ヘッド4は、所定位置に設定された被記録媒体としてのカラーフィルム3に対し、矢印Aで示す副走査方向に沿って移動する。ヘッド4は、プリンタヘッドである蛍光発光管2と、蛍光発光管2に対して切り替え可能な3つのカラーフィルタR,G,Bと、蛍光発光管2の発光部に対応した位置に設けられたレンズ6及び反射鏡7,7を含む単一の光学系を有している。
【0005】
光プリンタ1のヘッド4は、移動手段によってカラーフィルム3に対して副走査方向Aに沿って往復移動する。移動手段は、ヘッド4を副走査方向Aに移動可能に案内する不図示の案内手段と、駆動ベルト8が掛け回された一対のプーリ9,9と、プーリ9,9の一方を回転させる駆動モータ10を有している。駆動モータ10を駆動して駆動ベルト8を循環させると、駆動ベルト8に固定されたヘッド4が案内手段に案内されて副走査方向Aに沿って移動する。
【0006】
ヘッド4には、光源である蛍光発光管2が取り付けられている。蛍光発光管2は、透光性の矩形の基板11に箱形の容器部12を封着して成る略直方体状で内部が高真空状態に保持された外囲器13を有している。
【0007】
基板11の内面には、基板11の長手方向に沿って多数の発光ドット14が所定間隔をおいて列状に形成されている。図3の例における発光ドット14は、基板11に設けられた陽極導体と、各陽極導体に被着された蛍光体層からなる。発光ドット14の並設方向は、ヘッド4の移動方向である副走査方向Aに直交する主走査方向に平行である。発光ドット14の下方には、主走査方向に沿って電子源としての線状陰極15が設けられている。各発光ドット14の陽極導体は、それぞれ独立に外囲器13の外に引き出され、それぞれ独立に駆動信号を印加して駆動できるようになっている。
【0008】
ヘッド4には、カラーフィルタR,G,Bが設けられている。カラーフィルタR,G,Bは、蛍光発光管2の基板11の外面側の近傍に配置されており、副走査方向Aについて移動可能である。カラーフィルタR,G,Bの位置を切り換えれば、発光ドット14から出た光が透過するカラーフィルタR,G,Bの種類を任意に設定することができる。
【0009】
以上説明した機構は、不図示の筐体内に収納される。この筐体内には、被記録媒体としてのカラーフィルム3が収納される。カラーフィルム3は、複数枚が所定位置に保持されており、光による書き込みが終了すると、スプレッドローラ16に挟持されて筐体の外に排出される。
【0010】
上記構成の光プリンタ1を用いてカラーフィルム3にフルカラーの画像を形成する手順について説明する。3原色に色分解した画像の各画像信号に基づき、蛍光発光管2を駆動すると共に、この駆動に同期してヘッド4を副走査方向Aに移動する。このとき、ヘッド4の蛍光発光管2の発光ドット14には、駆動信号に対応する原色のカラーフィルタ(R又はG又はB)を設定しておく。3原色のそれぞれについて上記動作を行い、3原色に色分解した3つの画像を一つのカラーフィルム3の感光面に重ねて書き込む。すなわち、カラーフィルタR,G,Bの種類を切り換えながら、3回の走査が行われると、カラーフィルム3にフルカラーの像を形成される。
【0011】
このように、上記構成による光プリンタ1では、発光ドット14を主走査方向に線状に並べて配置した蛍光発光管2を備えたヘッド4を副走査方向Aにスキャンすることによって被記録媒体に面露光を行っている。
【0012】
そして、上記光プリンタ1では、ヘッド4が副走査方向Aに発光ドット14の1ドット分の距離だけ進む時間を単位とし、この時間内の発光ドット14の発光、非発光の時間比を変化させることにより階調をつけている。この時間制御方式によれば、電圧制御方式に比べ、直線性の高い安定した制御が可能である。
【0013】
ところで、良好な画像を得るためには、発光ドット14の輝度が一様であることが望ましい。人間の目で一様に見えるためには、むらを1%程度に押さえることが必要と考えられている。しかしながら、ヘッドの製造上、数十%程度のむらは避け難い。そこで、各発光ドットの輝度を測定し補正を掛ける必要がある。
【0014】
例えば、今測定した各発光ドットの輝度をL(n)、但し、n=0,1,2,…とし、その最小値をLmin とする。露光すべきデータがDin(n)であれば、Dout (n)=Din(n)×Lmin /L(n)…式(1)なるデータDout (n)を発光ドットに与えれば、その発光量はDout (n)×L(n)=Din(n)×Lmin /L(n)×L(n)=Din(n)×Lmin となり、発光ドット毎の輝度L(n)に無関係になる。これにより、輝度むらの補正ができる。
【0015】
ところが、上記式(1)の計算は割り算を含み、高速実行しにくいので、実装時には予め計算しておいた結果を表形式のデータとしてROMに格納しておき、演算をテーブル参照に置き換えることになる。
【0016】
図4は輝度むら補正を行う場合のテーブル参照形式の補正回路の一例を示している。この補正回路21は、ROMからなる輝度むら補正メモリ22と、カウンタ23を備えて構成される。輝度むら補正メモリ22には、輝度むら補正を行うためのデータが格納されている。輝度むら補正メモリ22は、A0 〜AM-1 が入力データバス24に接続され、AM 〜AM+N-1 がカウンタ23に接続されており、D0 〜DK-1 が出力になる。カウンタ23は、輝度むら補正メモリ22に画像データが入力される毎に、書き込みクロックによってインクリメントされるカウント値をアドレスとして輝度むら補正メモリ22に入力している。
【0017】
上記補正回路21では、発光ドット14のドット数を2N 個、入力される画像データDinを2M 階調とすると、輝度むら補正メモリ22のテーブルは2N+M 個、すなわちN+Mビットのアドレスが必要となる。また、出力ビット数は時間制御する階調数で、これを2K としたとき、最終桁の計算誤差を小さくするためには、K≧Mなる関係が必要であり、できればK>Mが望ましい。
【0018】
上記構成による補正回路21では、入力データバス24から補正前の画像データDin(n)が入ってくる毎にカウンタ23のカウント値がインクリメントされる。そして、そのときのカウンタ値をアドレスとして、n×2M +Din(n)番地の値が輝度むら補正メモリ22から読み出されて出力される。このため、輝度むら補正メモリ22のn×2M +Din(n)番地には、Din(n)×Lmin /L(n)なる値が予め書き込まれている。
【0019】
ところで、被記録媒体に使用される感光材料も非線形特性を持っている。図5は横軸を露光量、縦軸を発色量とした概念図であるが、一般に銀塩フィルムでは図5のように上下のつぶれたS次カーブを描く。
【0020】
この曲線をt=F(s)とし、発色量の最大値をtmax 、このときの露光量をsmax とする。補正にはF(s)の逆関数s=F-1(t)が使用される。補正前の露光量をsとすれば、実際の発光量s’をs’=F-1(s×tmax /smax )…式(2)とすることにより発色量はF(s’)=F(F-1(s×tmax /smax ))=s×tmax /smax となり、sに比例するようになる。
【0021】
そして、上記式(2)の計算もテーブル参照に置き換えて実装することになる。この場合、sが入力で、s’が出力であるが、sが2I 階調、s’が2M 階調とした場合、最終桁の計算誤差を小さくするためには、M≧Iとする必要があり、できればM>Iが望ましい。
【0022】
さらに、図6のように極端に感度の異なる感光材料を切り替えて使用する場合、他の方法で露光量の調整が行えないときには、Iに対してMを充分大きくして対応することになる。すなわち、図6のような22 倍程度の感度比であれば、M≧I+2とすることで対応できる。
【0023】
そこで、従来は図7に示すテーブル参照形式の補正回路を採用し、感度補正と輝度むら補正の二段階の補正動作を順次実行していた。
【0024】
図7の補正回路31は、ROMからなる感材特性補正メモリ32と、ROMからなる輝度むら補正メモリ33と、カウンタ34を備えて構成される。感材特性補正メモリ32には、感光材料の濃度補正(感光材料の感度の非直線性の補正)を行うためのデータが格納されている。感材特性補正メモリ32は、A0 〜AI-1 が入力データバス35に接続されている。輝度むら補正メモリ33には、輝度むら補正を行うためのデータが格納されている。輝度むら補正メモリ33は、A0 〜AM-1 が感材特性補正メモリ32のD0 〜DM-1 に接続され、AM 〜AM+N-1 がカウンタ34に接続されており、D0 〜DK-1 が出力となる。カウンタ34は、輝度むら補正メモリ33に感光材料の濃度補正後の画像データが入力される毎に、書き込みクロックによってインクリメントされるカウント値をアドレスとして輝度むら補正メモリ33に入力している。
【0025】
図7の補正回路31では、入力データバス35から補正前の画像データDin(n)が入ってくる毎に感光材料の濃度補正を行う。カウンタ34は、感光材料の濃度補正後の画像データが輝度むら補正メモリに入力される毎にカウント値がインクリメントされる。そして、感光材料の濃度補正後の画像データは、そのときのカウント値をアドレスとして、n×2M +Din(n)番地の値が輝度むら補正メモリ33から読み出されて出力される。
【0026】
このように、上記補正回路31では、感光材料の濃度補正を先に行い、ヘッドの輝度むら補正を後に行う。なお、特性の異なる複数の感光材料を用いる場合は、感材特性補正メモリ32を感光材料の種類毎に容易しておいて切り替えて使う。また、感材特性補正メモリ32を書き換え可能なRAMやEEPROM等で構成しておき、初期化時に使用する感光材料に応じたテーブルを書き込むようにしてもよい。
【0027】
ところで、家庭用プリンタでは、画質要求よりも価格要求が厳しく、感度の極端に異なる複数の感光材料を用いることもないので、すべての補正を一律に8ビット演算(I=K=M=8)としてきた。したがって、この場合はテーブルの大きさはあまり問題にならない。
【0028】
すなわち、感材特性補正メモリ32は、入力される画像データが8(=I)ビットであるから256ワード、Mも8ビットだから1ワードあたり1バイトの256バイトで済む。また、ドット数を512=29 (N=9)とした場合の輝度むら補正メモリ33は、Mが8であるからアドレス数はN+M=9+8=17ビットの128キロワード、Kも8ビットだから1ワードあたり1バイトで128キロバイト、1メガビットのROM1個で済む。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、産業用プリンタのように高画質を要求すると、テーブルは雪達磨式に大きくなってしまう。例えば入力される画像データが8(=I)ビットでドット数を1024(N=10)に増やす場合を考える。その際、感度比が4倍程度ある感光材料を切り替えて使用するものとする。
【0030】
I=8で感度比4倍であるから、MはIより2ビット以上増やさなければならない。画質を下げないように余裕ビットをとって3ビット増やせば、M=11となる。したがって、感材特性補正メモリ32は同じ256ワードだが、1ワードは11ビットになる。
【0031】
これに対し、輝度むら補正メモリ33はN=10,M=11なので、アドレスはN+M=10+11=21ビット、すなわち2メガワードに膨らみ、Kを12ビットとすると3メガバイト、1メガビットROMなら24〜32個が必要になってしまう。
【0032】
以上説明したのはモノクロの光プリンタに適用した場合であるが、R(赤)、G(緑)B(青)の3ヘッド構成としたカラーの光プリンタに適用した場合には、単純にこの3倍のROMが必要になる。
【0033】
このように、従来、感光材料の濃度補正とヘッドの輝度むら補正を行う場合には、別個のルックアップテーブル(感材特性補正メモリ32、輝度むら補正メモリ33)を使用している。したがって、入力される画像データが2I階調、感光材料の濃度補正後データを2M階調、ドット数を2N個とすると、感光材料の濃度補正には2I個のテーブル、輝度むら補正には2(M+N)個のテーブルがそれぞれ必要であった。
【0034】
また、図7の補正回路31をカラーの光プリンタに適用した場合、輝度むら補正メモリ33は、2メガワードのアドレスがRGB毎に必要となる。ところが、同時に使用されるのは、そのうちの256ワードに過ぎず、感光材料を切り替えることによって2メガワードの中から256ワードが選ばれて使用される。したがって、図7の補正回路ではメモリのテーブルを無駄に消費しているという問題があった。
【0035】
そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、容量を低減できると共に、処理時間の高速化が図れる光プリンタを提供することを目的としている。
【0036】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、複数の発光ドットが線状に配置されたヘッドと、前記ヘッドと被記録媒体とを相対的に直線又は回転移動させる移動機構と、前記発光ドットを発光駆動する駆動手段とを有し、前記ヘッドを前記被記録媒体の面上で面露光して前記被記録媒体に画像を形成する光プリンタにおいて、
画像データの入力に同期してインクリメントされるカウント値を出力するカウンタと、
前記発光ドット毎の階調に応じた輝度補正データが格納され、前記画像データおよび前記カウンタからのカウント値に基づいて格納されたデータが読み出される補正データ記憶手段と、
前記補正データ記憶手段から読み出されたデータに基づいて前記駆動手段により駆動される前記各発光ドットの発光時間を時分割階調制御する階調制御手段とを備え
前記補正データ記憶手段は感光材料の種類毎に設けられており、前記被記録媒体に使用される感光材料の種類に応じた補正データ記憶手段に切り替えられることを特徴とする。
【0039】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態を示す図である。
【0040】
本実施の形態の構成は、従来の技術の項において説明した図3の光プリンタに適用される。本実施の形態は、感光材料の濃度補正(感光材料の感度の非直線性の補正)とヘッドの輝度むら補正を行うための構成が従来例と異なる。なお、本実施の形態が適用される光プリンタは、図3に示す構成に限定されるものではない。
【0041】
本実施の形態の補正回路41は、カウンタ42、両用補正メモリ(補正データ記憶手段)43、階調制御手段44、駆動手段45を備えて概略構成される。
【0042】
カウンタ42は、書き込みクロックを入力とし、両用補正メモリ43への画像データの入力に同期してカウンタ値を書き込みクロックによってインクリメントし、そのカウンタ値を両用補正メモリ43に入力している。
【0043】
両用補正メモリ43は、例えばROMで構成され、各発光ドット14毎の階調に応じた輝度データが格納されている。両用補正メモリ43は、AI 〜AI+N-1 がカウンタ42の出力に接続され、A0 〜AI-1 が入力データバス46に接続されており、出力であるD0 〜DK-1 が階調制御手段44の入力に接続されている。両用補正メモリ43には、例えばI=8としたとき、8ビットによるパラレルの画像データが各発光ドット14毎に入力データバス46を介して入力される。両用補正メモリ43は、入力データバス46を介して入力される各発光ドット14毎の画像データと、画像データの入力に同期したカウンタ42からのカウント値をアドレスとし、そのアドレスに格納されたデータが読み出される。
【0044】
さらに説明すると、両用補正メモリ43のn×2I +Din(n)番地には、予めF-1(Din(n)×Lmin ×tmax /smax )/L(n)なる値が書き込まれている。図2は両用補正メモリ43のアドレスと出力値の関係を示す図である。図において、n=0〜255は、カウンタ42から入力されるカウンタ値を示している。Din(0)〜Din(n)は、入力データバス46を介して発光ドット14毎に入力される画像データを示している。Dout (n)0 〜Dout (n)255 は出力データであり、例えばK=11とした場合には、0〜2047の値が出力される。
【0045】
階調制御手段44は、両用補正メモリ43から読み出されたデータに基づいて駆動手段45により駆動される各発光ドット14の発光時間を時分割階調制御するべく、両用補正メモリ43から読み出されたデータの値を発光ドット14の点灯時間を示すデータに変換して駆動手段45に出力している。
【0046】
駆動手段45は、ヘッド4の各発光ドット14を発光駆動するためのドライバ回路であり、階調制御手段44からのデータに応じた時間だけ該当する発光ドット14を発光駆動している。これにより、各発光ドット14は、階調制御手段44より駆動手段45を介して時分割階調制御される。
【0047】
上記補正回路41では、両用補正メモリ43に対し、各発光ドット14の所定ビット数の画像データが入力データバス46を介して順次入力される。カウンタ42は、両用補正メモリ43に画像データが入力される度に、書き込みクロックによりカウンタ値をインクリメントして両用補正メモリ43に入力する。両用補正メモリ43からは、入力データバス46を介して入力される画像データと、そのときの画像データの入力に同期したカウンタ42からのカウント値とによるアドレスに格納されたデータが読み出されて階調制御手段44に入力される。階調制御手段44では、両用補正メモリ43からのデータの値を点灯時間を示すデータに変換して駆動手段45に出力する。駆動手段45は、階調制御手段44からのデータの時間だけ該当する発光ドット14を発光駆動する。
【0048】
そして、上記構成による補正回路41を図3に示す光プリンタ1に採用することにより、露光時には、画像データDin(n)に対し、両用補正メモリ43のn×2I +Din(n)番地のデータが読み出される。この結果、露光量はF-1(Din(n)×Lmin ×tmax /smax )/L(n)×L(n)=F-1(Din(n)×Lmin ×tmax /smax )…(2)となる。
【0049】
また、発色量はF(F-1(Din(n)×Lmin ×tmax /smax ))=Din(n)×Lmin ×tmax /smax …(3)となる。
【0050】
上記式(3)からも明らかなように、発色量がL(n)にもF(s)にも無関係となるので、各発光ドット14毎の感光材料の濃度補正と輝度むら補正の両方が一度に行われたことになる。
【0051】
ところで、上記構成の補正回路41において、特性の異なる複数の感光材料を用いる場合には、従来と同様に、両用補正メモリ43を感光材料毎に容易しておいて切り替えて使う。また、両用補正メモリ43を書き換え可能なRAMやEEPROM等で構成しておき、n,Din(n)を入力として、初期化時に使用する感光材料に応じたテーブルを書き込むようにしてもよい。
【0052】
このように、上記実施の形態によれば、感光材料の濃度補正と輝度むら補正とを1つのテーブル(両用補正メモリ43)で同時に補正することできる。その際、両用補正メモリ43は、N+IビットのアドレスでKビットのデータを出力することになる。これにより、テーブルは2(I+N)個になる。しかも、I≪Mなので、従来よりもテーブルの大きさを大きく削減でき、光プリンタを製作する際のコストダウンになる。
【0053】
具体的な数値を示せば、入力される画像データが8(=I)ビットでドット数を1024(N=10)に増やす場合、アドレスは10+8=18ビット、つまり256キロワード、1ワード12ビットで384キロバイトと1/8の容量に減らすことができる。この結果、1メガビットSRAM3〜4個または4メガビットDRAM1個の補正メモリで実現できる。カラーでRGB3系統の回路を使う場合は、この3倍である。
【0054】
また、従来、感材特性補正メモリ32と輝度むら補正メモリ33の2段のテーブル参照となっていたものが両用補正メモリ43のみに減るので、電気的な遅延時間も従来に比べて半分程度に減り、処理時間の高速化が図れ、回路設計が容易になる効果もある。この結果、同じ機能のドライブ回路を、より小型安価かつ低消費電力で実現できる。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、感光材料の濃度補正とヘッドの輝度むら補正とを1つのテーブルで同時に補正することができる。この結果、従来よりもテーブルの大きさを大きく削減でき、コストダウンを図って光プリンタを製作することができる。また、電気的な遅延時間も半分程度に減り、処理時間の高速化が図れ、回路設計が容易になる。
【0056】
具体的には、入力画像データの階調数を2I 、被記録媒体の感光材料の濃度補正後の画像データを2M 、発光ドットのドット数を2N 、各発光ドットの輝度むら補正後の画像データを2K としたとき、従来は2I個×Mビット、2(M+N)個×Kビットのそれぞれ個別のテーブルが必要であったのに対し、2(I+N)×Kビットの1つのテーブルで済ますことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すブロック図
【図2】図1における両用補正メモリのアドレスと出力値の関係を示す図
【図3】光プリンタの全体構成を示す図
【図4】輝度むら補正を行う場合の従来の構成図
【図5】感光材料の非線形特性の概念図
【図6】感度が大きく異なる感光材料の特性概念図
【図7】感光材料の濃度補正と輝度むら補正を行う場合の従来の構成図
【符号の説明】
1…光プリンタ、4…ヘッド、8…駆動ベルト、9…プーリ、10…駆動モータ、14…発光ドット、41…補正回路、42…カウンタ、43…両用補正メモリ(補正データ記憶手段)、44…階調制御手段、45…駆動手段。

Claims (1)

  1. 複数の発光ドットが線状に配置されたヘッドと、前記ヘッドと被記録媒体とを相対的に直線又は回転移動させる移動機構と、前記発光ドットを発光駆動する駆動手段とを有し、前記ヘッドを前記被記録媒体の面上で面露光して前記被記録媒体に画像を形成する光プリンタにおいて、
    画像データの入力に同期してインクリメントされるカウント値を出力するカウンタと、
    前記発光ドット毎の階調に応じた輝度補正データが格納され、前記画像データおよび前記カウンタからのカウント値に基づいて格納されたデータが読み出される補正データ記憶手段と、
    前記補正データ記憶手段から読み出されたデータに基づいて前記駆動手段により駆動される前記各発光ドットの発光時間を時分割階調制御する階調制御手段とを備え、
    前記補正データ記憶手段は感光材料の種類毎に設けられており、前記被記録媒体に使用される感光材料の種類に応じた補正データ記憶手段に切り替えられることを特徴とする光プリンタ。
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