JP3887568B2 - 加熱調理器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、コンベクションオーブン、熱気衝撃方式オーブンなど、被調理物を加熱調理する加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、コンベクションオーブン、熱気衝撃方式オーブン等の、被調理物を加熱調理する加熱調理器1は、図21に示す如く断熱手段(材)にて断熱処理を施された箱体2と、その箱体2に設けられ、内部に被調理物を収納する加熱室3と、その加熱室3内の被調理物を加熱する加熱手段4と、送風手段5とを備えている。
【0003】
また、送風手段5は、吸込口6と、吹出口7と、吸込口6および吹出口7において加熱室3に連通する送風経路を形成するダクト53と、そのダクト53内に設置された、遠心ファン51と、その遠心ファン51を駆動する駆動モータ52とを含む送風機54とを備えている。そして、加熱調理器1は、加熱手段4により加熱された熱気を送風手段5により加熱室3に導入することで被調理物を加熱調理する。
【0004】
この種の加熱調理器1における従来技術としては、例えば実開平6−23841号公報、特開2000−329351号公報などに記載されているような、熱風循環方式加熱調理器があげられる。
【0005】
他の従来技術としては、例えば特表平9−503334号公報などに記載されているような、熱気衝撃方式加熱調理器があげられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の加熱調理器では、調理時間が長いという問題があった。調理時間を短縮するには、遠心ファンの回転数を高く設定し、すなわち、風量を増加し、さらに、ヒータの熱量を増加してやればよいが、これだと消費電力が大幅に増大するだけでなく、騒音が大幅に増大するという致命的な問題があった。
【0007】
他の従来の加熱調理器においては、上記の従来の加熱調理器に見られる調理時間が長いという問題に対して、熱気衝撃方式による調理を行うことで解決している。熱気衝撃方式による調理の場合、ヒータで加熱された高温の空気を、送風機により高速で被調理物に衝突させることにより調理を行うため、ヒータの消費電力の増大を抑えつつ、被調理物の調理時間を大幅に短縮できる。
【0008】
しかしながら、熱気衝撃方式による調理法は、ローストチキン等の肉塊やピザ等の、熱気衝撃の風圧により調理の進行が妨げられない被調理物を調理する際には非常に好適であるものの、スポンジケーキ等のように、被調理物を発泡させることにより調理を行う場合や、空気を多く含有する被調理物を調理する場合には、熱気衝撃の風圧により被調理物が不格好に変形したり、固くなったり、表面が焦げるといった不都合が生じ、調理の進行が妨げられてしまうといった問題があった。
【0009】
この発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、被調理物の種類を選ばず、高速に調理を行うことができる加熱調理器を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の加熱調理器は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0011】
本発明の加熱調理器は、被調理物を収納する加熱室と、被調理物を加熱する熱風を加熱室に導入するための送風手段と、加熱室に導入される熱風を制御するための制御手段とを備え、送風手段が、加熱室内に熱風を吹出す吹出口と、吹出口に送風する送風ファンと、送風ファンと吹出口との間に位置して送風ファンを囲むように設けられ、開口を有し、送風ファンから送風される熱風を開口に案内する空気案内流路と、空気案内流路を回動させる駆動手段とを含み、制御手段が、駆動手段の駆動によって空気案内流路を回動させて、開口の位置を変更することにより、吹出口から加熱室内に導入される熱風の主たる循環経路を変更する。
【0012】
この構成においては、制御手段が駆動手段を制御して、吹出口から加熱室内に導入される熱風の主たる循環経路を変更することにより、異なる複数種類の熱風循環方式による加熱調理を制御することが可能であるため、1台の加熱調理器において、それぞれ異なる複数の加熱調理の調理方法を行うことができる。
【0013】
したがって、被調理物の調理の際の制御方法を工夫することで、例えばローストチキン等の肉塊やピザ等の、熱気衝撃の風圧により調理の進行が妨げられない被調理物を調理するのに好適な調理方法と、スポンジケーキ等のように、被調理物を発泡させることにより調理を行う場合や、空気を多く含有する被調理物を調理する調理するのに好適な調理方法とを、1台の加熱調理器で実現できる。その結果、本発明の加熱調理器によれば、被調理物の種類を選ばず、高速に調理を行うことができる。
【0014】
本発明の加熱調理器は、吹出口が複数設けられ、制御手段が駆動手段の駆動によって空気案内流路の回動を制御して、複数の吹出口のいずれかを主たる循環経路として機能させてもよい。
【0015】
この構成においては、主たる循環経路を変更して、各吹出口からの送風流量を調整することにより、被調理物に適した熱風の循環を実現することができる。
【0016】
本発明の加熱調理器は、空気案内流路が複数設けられ、駆動手段が複数の空気案内流路に対応して、複数設けられ、制御手段が複数の駆動手段のそれぞれを独立駆動させることにより、複数の空気案内流路のそれぞれを独立して制御してもよい。この構成においては、複数の空気案内流路のそれぞれを独立して制御することにより、送風方式の制御をより多彩に行うことができる。
【0017】
本発明の加熱調理器は、空気案内流路には開口が複数設けられ、制御手段が、駆動手段の駆動によって空気案内流路の回動を制御して、複数の開口それぞれを通過する熱風の経路を変更することが可能であってもよい。この構成においては、複数の開口のそれぞれを通過する熱風の経路を制御することにより、送風方式の制御をより多彩に行うことができる。
【0018】
本発明の加熱調理器は、空気案内流路が送風ファンの送風効率を向上させるファンケーシングの形状を成しており、駆動手段の駆動によって空気案内流路を回動させて、加熱室に導入される主たる循環経路を変更してもよい。この構成においては、空気案内流路の回動により、送風方式の制御が行われるのみならず送風ファンの送風効率が向上されるとともに騒音も低減される。
【0019】
本発明の加熱調理器は、空気案内流路の開口から前記吹出口まで熱風を案内するダクトをさらに備えており、空気案内流路とダクトとの間の隙間が、空気案内流路が回動することができる程度の大きさであって、かつ、熱風が流れない程度の大きさに設定されていていてもよい。この構成においては、隙間に熱風が流れることにより空気案内流路による熱風の流れが乱されることが抑制されるため、より厳密に送風方式の選択、組合わせを行うことができる。
【0020】
本発明の加熱調理器は、熱気を生成するための加熱手段を備え、加熱手段が、誘電加熱装置を有し、被調理物の加熱調理の際に、誘電加熱装置を駆動することにより熱気を生成してもよい。この構成においては、上記の加熱調理の際に同時に誘電加熱装置が用いられる。したがって、加熱調理に必要な時間がさらに短縮される。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態について、図を参照しながら説明する。
【0022】
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る加熱調理器1の構成を示す透視斜視図であり、図2および図3は、本実施形態に係る加熱調理器1における空気案内流路55の回動動作を説明するための図である。本実施形態の加熱調理器1は、図1〜図6に示すように、図21で示した従来の加熱調理器と同様に、断熱手段(材)にて断熱処理を施された前面開口の箱体2と、その箱体2内に設けられ、内部に被調理物を収納する加熱室3と、被調理物を加熱するための熱風を生成するための加熱手段4と、その加熱手段4により加熱された熱風を加熱室3に搬送する送風手段5と、前述の加熱手段4および/または送風手段5を制御する制御手段8と、被調理物を回転する回転手段9とを備えている。
【0023】
箱体2の前面には、前面開口を開閉自在に閉塞する断熱扉21と、ユーザーからの指示事項を入力するための操作部81が備えられている。
【0024】
加熱室3の底面には、被調理物を回転する回転手段9として、駆動モータ91により回転し、上に回転皿、網棚、2段網棚を取外し自在に設置し、一体となって回転できるターンテーブル95が備えられている。
【0025】
送風手段5は、吸込口6と、加熱室の天面に設置された上面部吹出口71と、加熱室の側面に設置された側面部吹出口72と、吸込口6および上面部吹出口71と側面部吹出口72とにおいて加熱室3に連通し、吸込口6から吸い込んだ空気を上面部吹出口71方向と側面部吹出口72方向とに分岐する送風経路を形成する2方向分岐ダクト53bとを含んでいる。
【0026】
また、送風手段5は、2方向分岐ダクト53b内に設置された、遠心ファン51と、その遠心ファン51を駆動する駆動モータ52と含む送風機54と、遠心ファン51と2方向分岐ダクト53bの間に設置された、約300度の円弧形状をなす空気案内流路55と、その空気案内流路55を回動する図示しない空気案内流路用駆動モータ52bとを含んでいる。
【0027】
そして、加熱手段4として設置された第1ヒータ411により加熱された熱気は、上面部吹出口71から加熱室3へ導入され、第2ヒータ412により加熱された熱気は側面部吹出口72から加熱室3に導入される。
【0028】
吸込口6および側面部吹出口72は、直径5mmの複数のパンチ孔で形成されており、上面部吹出口71は直径11mmの複数の噴射口を成している。
【0029】
また、前述の加熱手段4として、第1ヒータ411および第2ヒータ412による加熱調理を補助するための誘電加熱装置42が備えられる。
【0030】
上記構成の加熱調理器1において、ユーザーによりターンテーブル95上の網棚(図示せず)に被調理物が載置され、操作部81に指示事項が入力されると、制御手段8である制御部82は、操作部81に入力された指示事項に基づき、あらかじめプログラムされている複数の調理方法の中から好適な調理方法を選択し、送風機54の駆動モータ52、空気案内流路用駆動モータ52b、第1ヒータ411および第2ヒータ412、誘電加熱装置42、ターンテーブル駆動モータ91を動作制御することで、被調理物を調理する。
【0031】
例えば、本実施の形態の加熱調理器1にてローストチキンを調理する場合には、加熱室3内の網棚上に肉塊を置き、操作部81に表示されるメニューの中からローストチキンを選択する。その指示により、制御部82は、送風機54の駆動モータ52、空気案内流路用駆動モータ52b、第1ヒータ411および第2ヒータ412、誘電加熱装置42、ターンテーブル駆動モータ91を作動させる。
【0032】
このとき、図2に示すように空気案内流路55の通風路55bが上面部吹出口側の送風経路と対向する位置になるように、前述の空気案内流路55が空気案内流路駆動用モータ52bにより回動されるとともに、遠心ファン51は駆動モータ52により高速で回転することにより、上面部吹出口71から80km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から10km/h程度の熱風を吹き出すよう制御される。
【0033】
このように制御されることにより、熱気衝撃方式加熱調理が可能となり、ローストチキンは高速で調理される。なお、誘電加熱装置42は補助的に通電することも可能である。
【0034】
次に、本実施形態の加熱調理器1にてスポンジケーキを調理する場合には、加熱室3内の2段網棚の各棚上にケーキ生地をそれぞれ置き、操作部81に示されるメニューの中からスポンジケーキを選択する。その指示により、制御部82は、送風機54の駆動モータ52、空気案内流路用駆動モータ52b、第2ヒータ412、誘電加熱装置42、ターンテーブル駆動モータ91を作動させ、第1ヒータ411は必要に応じて作動させる。
【0035】
このとき、図3に示すように空気案内流路55の通風路55bが側面部吹出口側の送風経路と対向する位置になるように、前述の空気案内流路55は空気案内流路用駆動モータ52bにより回動されるとともに、遠心ファン51は駆動モータ52により低速で回転することにより、上面部吹出口71から10km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から40km/h程度の熱風を吹き出すよう制御される。この場合、2段熱風循環方式加熱調理が可能となり、2段網棚の各段にそれぞれ置かれたスポンジケーキは押しつぶされること無くふんわりと仕上がる。
【0036】
上記の全く異なる効果を持つ2つの調理方法は、加熱室を構成する異なる壁面にそれぞれ配置された複数の吹出口からの風速をそれぞれ制御し、それらを選択、組合せることにより実現できる。
【0037】
すなわち、2つの吹出口を、上面部と背面部、上面部と前面部、底面部と側面部、底面部と背面部、底面部と前面部というように、本実施形態に係る加熱調理器1とは異なる他の位置に配置にした場合においても、さらには、2つ以上の複数の吹出口のうち、少なくとも1つの吹出口を他の吹出口と異なる壁面に配置した場合においても、ほぼ同様の効果が得られる。
【0038】
したがって、本実施形態に係る加熱調理器1においては、2つの吹出口をそれぞれ上面部と側面部に配置したが、吹出口の個数および配置は、これに限定するものではない。
【0039】
なお、送風機54の駆動モータ52の駆動回転数は可変であるため、上記に示す他の風速による調理も可能である。また、第1ヒータ411、第2ヒータ412、および誘電加熱装置42は、ON、OFF、ならびに発熱量の調節が可能であるため、さまざまな被調理物の調理に好適な調理方法を実現できる。
【0040】
また、前記送風機54は、遠心ファン51としてシロッコファン、ラジアルファン、ターボファンを用いてもよく、また、図4、図5および図6に示すような構成により軸流ファン51bまたは斜流ファンを用い、図4および図5に示すように空気案内流路55を回動することにより送風の制御を行ってもよく、さらには貫流ファンを用いてもよい。
【0041】
また、送風機54の代わりにブロアーを用いてもよい。また、空気案内流路55においても、矩形形状であっても渦巻き状であっても円弧形状であってもよく、流れの方向を限定しうるものであればよい。さらに、ダクト53においても、矩形形状であっても渦巻き状であっても円弧形状であってもよく、流れを2方向に分岐できるものであればよい。
【0042】
さらに、吸込口6および側面部吹出口72のパンチ孔の直径は5mmでなくとも同様の効果が得られるため、これに限定されるものではない。また、形状も、パンチ孔ではなくスリット状を呈していてもよく、また、網状になっていてもよい。また、上面部吹出口71に関しても、直径11mmでなくとも同様の効果が得られるため、これに限定されるものではない。
【0043】
(第2実施形態)
図7及び図8は、本発明の第2の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動動作を説明するための図である。本実施形態の加熱調理器1は、図1および図2に示した第1の実施形態に係る加熱調理器1と以下の点で相違する。
【0044】
空気案内流路55は、遠心ファン51の外周と同心円の筒形状の部材に主通風路55cと副通風路55dが設置されているといった構成となっている。また、主通風路55cおよび該副通風路55dの位置関係を図7を用いて説明すると、前述の筒形状の天頂(図7での0時の位置)を基準に反時計回り方向を正として、−30度〜30度の位置に主通風路55c、30度〜60度の位置に空気案内流路55の構成部材、60度〜120度の位置に副通風路55d、120度〜330度の位置に空気案内流路55の構成部材、がそれぞれ位置する。
【0045】
そして、空気案内流路55の回動により主通風路55cの中心が図7のように正面から見て0時の位置に移動すると、主通風路55cと上面部吹出口71側の送風経路とが対向する位置にあり、副通風路55dと側面部吹出口72側の送風経路とが対向する位置にあるので、遠心ファン51が駆動モータ52により高速で回転することにより、上面部吹出口71から70km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から30km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0046】
また、空気案内流路55の回動により主通風路55cの中心が図8のように正面から見て9時の位置に移動すると、主通風路55cと側面部吹出口72側の送風経路とが対向する位置にあり、副通風路55dはどの吹出口側の送風経路にも対向しない位置にある。そして、遠心ファン51は駆動モータ52により低速で回転することにより、上面部吹出口71から10km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から40km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0047】
その他においては、本実施形態に係る加熱調理器1は第1の実施形態に係る加熱調理器1と共通しており、同一箇所に同一番号を付して説明を省略する。
【0048】
上記の構成により、第2の実施形態に係る加熱調理器1によれば、第1の実施形態に係る加熱調理器1によって得られる効果に加えて、ローストチキンの調理の際に、副通風路55dからの送風により側面部吹出口72からより多くの熱風を確保できるため、より好適にローストチキンの高速調理を行うことができる。
【0049】
また、一方で、スポンジケーキの調理の際には、第一の実施形態の加熱調理器と同様に上面部吹出口71からの送風は抑制され、スポンジケーキは押しつぶされること無くふんわりと仕上がる。
【0050】
このように、副通風路55dを設置することにより、さらに変化に富んだ送風方式の選択、組合わせを行うことができる。
【0051】
なお、第一の実施形態の加熱調理器と同様の理由により、副通風路55dの設置位置は、吹出口7の位置と対応するように設置されているならば、上記以外の位置に設置されていてもほぼ同様の効果が得られる。したがって、本実施形態に係る加熱調理器1においては、副通風路55dは図7および図8に示す位置に配置したが、副通風路の個数および配置は、これに限定するものではない。
【0052】
(第3実施形態)
図9、図10および図11は、本発明の第3の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動動作を説明するための図である。本実施形態の加熱調理器1は、図1および図2に示した第1の実施形態に係る加熱調理器1と以下の点で相違する。
【0053】
図9、図10および図11に示すように、遠心ファン51と2方向分岐ダクト53bの間には約300度の円弧形状をなす空気案内流路55が二重に設置され、内側および外側の空気案内流路55はそれぞれ空気案内流路用駆動モータ52bを有し、それぞれ独立に回転駆動を行うことができる。
【0054】
そして、前述の2つの空気案内流路55の回動により通風路55bの中心が図9のように正面から見て両方ともに0時の位置に移動すると、通風路55bと上面部吹出口71側の送風経路とが対向する位置にあり、かつ実質の開口角度が60度であるため、この場合は第1実施形態の加熱調理器と同様に、遠心ファン51が駆動モータ52により高速で回転することにより、上面部吹出口71から80km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から10km/h程度の熱風を吹き出すように制御部82により制御される。
【0055】
また、図9の状態から、内側の空気案内流路55のみが時計回りに30度回動すると、図10に示すように実質の開口角度は30度となるため、図9の状態よりも、吹き出される流量が減少し、遠心ファン51が駆動モータ52により高速で回転することにより、上面部吹出口71から50km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から8km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0056】
また、図9の状態から、両方の空気案内流路55を反時計回りに90度回動すると、図10に示すように、通風路55bと側面部吹出口72側の送風経路とが対向する位置になり、かつ、実質の開口角度は30度となる。そのため、遠心ファン51が駆動モータ52により高速で回転することにより、上面部吹出口71から8km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から20km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0057】
その他においては、本実施形態に係る加熱調理器1は、第1の実施形態に係る加熱調理器1と共通しており、同一箇所に同一番号を付して説明を省略する。
【0058】
上記の構成により、第3の実施形態に係る加熱調理器1によれば、第1の実施形態に係る加熱調理器1によって得られる効果に加えて、図10のように内側の空気案内流路55を回動させることにより、駆動モータ52の制御による遠心ファンの回転数制御よりもより機敏にかつより厳密に吹出口からの送風流量を調整し得るため、比較的風圧に弱い被調理物に対する熱気衝撃方式の調理の際により柔軟に熱風の風速を制御でき、なおかつ、図11のように2つの空気案内流路55を同時に回動することにより同様の制御を、側面部吹出口72からの送風による熱風循環方式による加熱調理に対しても行うことができる。
【0059】
このように、空気案内流路55を二重に設置することにより、さらに変化に富んだ送風方式の選択、組合わせを行うことができる。
【0060】
なお、前述の空気案内流路55の個数はこれに限らず、所望の送風方式の選択、組合わせのために必要であればもっと多くてもよい。
【0061】
(第4実施形態)
図12、図13、図14および図15は、本発明の第4の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動動作を説明するための図である。本実施形態の加熱調理器1は、図7および図8に示した第2の実施形態に係る加熱調理器1と以下の点で相違する。
【0062】
2方向分岐ダクト53bは、図12に示すように、ダクト分岐部位53cおよびダクト分岐部位53cと対向する部位53dはそれぞれ、約30度および約150度の円弧形状を成し、その円弧形状部において、空気案内流路55が回動可能でかつ空気が通過しない程度に、空気案内流路55と密接している。
【0063】
そして、前述の空気案内流路55の回動により主通風路55cの中心が図12のように正面から見て0時の位置に移動すると、主通風路55cと上面部吹出口71側の送風経路とが対向する位置にあり、副通風路55dと側面部吹出口72側の送風経路とが対向する位置にある。
【0064】
そのため、遠心ファン51が駆動モータ52により高速で回転することにより、上面部吹出口71から70km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から30km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0065】
また、図12の状態から、空気案内流路55が時計回りに30度回動すると、図13に示すように副通風路55dにおける実質の開口角度は30度となるため、図12の状態よりも、側面部吹出口72から吹き出される流量が減少し、遠心ファン51が駆動モータ52により高速で回転する。
【0066】
それにより、上面部吹出口71から80km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から10km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0067】
また、図12の状態から、空気案内流路55が反時計回りに30度回動すると、図14に示すように主通風路55cにおける実質の開口角度は30度となるため、図12の状態よりも、上面部吹出口71から吹き出される流量が減少し、遠心ファン51が駆動モータ52により高速で回転する。
【0068】
それにより、上面部吹出口71から50km/h程度の熱風を吹き出すとともに、側面部吹出口72から30km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0069】
また、図12の状態から、空気案内流路55が反時計回りに90度回動すると、図15に示すように、主通風路55cのみが側面部吹出口72対向し、副通風路55dは分岐部位の対向部位53dにより遮蔽される。
【0070】
そのため、遠心ファン51が駆動モータ52により低速で回転することにより、上面部吹出口71からは熱風を吹き出さず、側面部吹出口72から40km/h程度の熱風を吹き出すよう制御部82により制御される。
【0071】
その他においては、本実施形態に係る加熱調理器1は第2の実施形態に係る加熱調理器1と共通しており、同一箇所に同一番号を付して説明を省略する。
【0072】
上記の構成により、第4の実施形態に係る加熱調理器1によれば、第2の実施形態に係る加熱調理器1によって得られる効果に加えて、各々の吹出口からの送風流量をより厳密に調整することができる。
【0073】
すなわち、ローストチキンの調理の際には、図13および図14に示すように空気案内流路55の回動によって主通風路55cおよび副通風路55dとダクト分岐部位53cとの重なり面積を調節することにより、主通風路55cと副通風路55dの開口面積の比率を設定することができる。そのため、上面部吹出口71と側面部吹出口72との送風流量を厳密に調整することができる。
【0074】
また、一方で、スポンジケーキの調理の際には、図15に示すように、上面部吹出口側71の通風経路と空気案内流路55の通風路とが連通しない位置に空気案内流路55を回動させる。それにより、上面部吹出口71からの送風は完全に遮断され、スポンジケーキは押しつぶされること無くふんわりと仕上がる。
【0075】
このように、ダクト53と空気案内流路55とを、一つまたは複数の部位において、回動可能でかつ空気が通過しない程度に密接させていることにより、さらに厳密に送風方式の選択、組合わせを行うことができる。
【0076】
なお、第一の実施形態の加熱調理器と同様の理由により、ダクト53と空気案内流路55とを密接させる位置は、吹出口7の位置と対応するように設置されているならば、上記以外の位置であってもほぼ同様の効果が得られる。
【0077】
したがって、本実施形態に係る加熱調理器1においては、ダクト53と空気案内流路55とを密接させる位置は図12、図13、図14および図15に示す位置に配置したが、その個数および配置は、これに限定するものではない。また、空気案内流路55の通風路55bについても同様に、その個数および配置は、これに限定するものではない。
【0078】
(第5実施形態)
図16、図17は、本発明の第5の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動動作を説明するための図である。本実施形態の加熱調理器1は、図1および図2に示した第1の実施形態に係る加熱調理器1と以下の点で相違する。
【0079】
送風ファンはシロッコファン51aであり、空気案内流路55は渦巻き状ファンケーシングの形状を成している。そして、その空気案内流路55は前述のシロッコファン51aの回転軸と同じ回転軸をもって図16および図17に示すように回動する。
【0080】
その他においては、本実施形態に係る加熱調理器1は第1の実施形態に係る加熱調理器1と共通しており、同一箇所に同一番号を付して説明を省略する。
【0081】
上記の構成により、第5の実施形態に係る加熱調理器1によれば、第1の実施形態に係る加熱調理器1によって得られる効果に加えて、シロッコファン51aと渦巻き状ファンケーシングの形状を成した空気案内流路55を用いているため、送風機54の送風効率が向上し騒音も低減する。
【0082】
なお、上記の効果は、シロッコファン51aと渦巻き状ファンケーシングの形状を成した空気案内流路55との組合せに限らず、任意のファンとそのファンに対して適当なファンケーシングの形状を成した空気案内流路55との組合わせによっても実現しうることは容易に推測される。
【0083】
(第6実施形態)
図18は、本発明の第6の実施形態に係る加熱調理器1の構成を示す透視斜視図であり、図19および図20は、本実施形態に係る加熱調理器1における空気案内流路55の回動動作を説明するための図である。本実施形態の加熱調理器1は、図1および図2に示した第1の実施形態に係る加熱調理器1と以下の点で相違する。
【0084】
第一の実施形態における上面部吹出口71および側面部吹出口72の代わりに、加熱室の天面および側面に連通するように配置された吹出口7が設置されており、同じく第一の実施形態における第1ヒータ411と第2ヒータ412の代わりに、ヒータ41が設置されており、またダクト53も分岐していない。
【0085】
このような構成において図19および図20に示すように空気案内流路55を回動することにより、加熱室の上面および側面からの吹き出し流量を調整する。
【0086】
すなわち、図19のように空気案内流路55の通風路55bを上面に対向するように回動させた場合には上面からの吹き出し流量が多くなり、図20のように空気案内流路55の通風路55bを側面に対向するように回動させた場合には側面からの吹き出し流量が多くなる。
【0087】
その他においては、本実施形態に係る加熱調理器1は第1の実施形態に係る加熱調理器1と共通しており、同一箇所に同一番号を付して説明を省略する。
【0088】
上記の構成により、第6の実施形態に係る加熱調理器1によれば、第1の実施形態に係る加熱調理器1によって得られる効果に加えて、ダクト形状の簡略化やヒータの単一化などにより低コストでの生産が可能になる。
【0089】
なお、第一の実施形態の加熱調理器と同様の理由により、吹出口7の設置位置は、本実施形態に係る加熱調理器1とは異なる他の配置にした場合においても、加熱室内の異なる壁面のうち少なくとも2面以上にまたがって設置されているならば、ほぼ同様の効果が得られる。したがって、本実施形態に係る加熱調理器1においては、吹出口7は図18、図19および図20に示す位置に配置したが、吹出口7の配置は、これに限定するものではない。
【0090】
なお、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0091】
【発明の効果】
この発明の加熱調理器によれば、被調理物の種類を選ばず、高速に調理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態に係る加熱調理器の構成を示す透視斜視図である。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係る加熱調理器における空気案内流路の回動動作を説明するための図である。
【図3】 本発明の第1の実施形態に係る加熱調理器における空気案内流路の回動動作を説明するための図である。
【図4】 本発明の第1の実施形態に準ずる他の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路の回動を説明するための図である。
【図5】 本発明の第1の実施形態に準ずる他の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路の回動を説明するための図である。
【図6】 本発明の第1の実施形態に準ずる他の実施形態に係る加熱調理器1の天面側を示す図である。
【図7】 本発明の第2の実施形態に係る加熱調理器の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図8】 本発明の第2の実施形態に係る加熱調理器の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図9】 本発明の第3の実施形態に係る加熱調理器の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図10】 本発明の第3の実施形態に係る加熱調理器の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図11】 本発明の第3の実施形態に係る加熱調理器の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図12】 本発明の第4の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図13】 本発明の第4の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図14】 本発明の第4の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図15】 本発明の第4の実施形態に係る加熱調理器1の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図16】 本発明の第5の実施形態に係る加熱調理器の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図17】 本発明の第5の実施形態に係る加熱調理器の構成および空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図18】 本発明の第6の実施形態に係る加熱調理器の構成を示す透視斜視図である。
【図19】 本発明の第6の実施形態に係る加熱調理器における空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図20】 本発明の第6の実施形態に係る加熱調理器における空気案内流路55の回動を説明するための図である。
【図21】 従来の加熱調理器1の構成を説明するための図である。
【符号の説明】
1 加熱調理器、2 箱体、21 断熱扉、3 加熱室、4 加熱手段、41ヒータ、411 第1ヒータ、412 第2ヒータ、42 誘電加熱装置、5送風手段、51 遠心ファン、51a シロッコファン、51b 軸流ファン、52 送風機駆動モータ、52b 空気案内流路用駆動モータ、53 ダクト、53b 2方向分岐ダクト、53c ダクト分岐部位、53d 分岐部位の対向部位、54 送風機、55 空気案内流路、55b 通風路、55c 主通風路、55d 副通風路、6 吸込口、7 吹出口、71 上面部吹出口、72 側面部吹出口、8 制御手段、81 操作部、82 制御部、9 被調理物回転手段、91 ターンテーブル駆動モータ、95 ターンテーブル。
Claims (7)
- 被調理物を収納する加熱室と、
前記被調理物を加熱する熱風を前記加熱室に導入するための送風手段と、
前記加熱室に導入される熱風を制御するための制御手段とを備え、
前記送風手段は、
前記加熱室内に前記熱風を吹出す吹出口と、
該吹出口に送風する送風ファンと、
該送風ファンと前記吹出口との間に位置して前記送風ファンを囲むように設けられ、開口を有し、前記送風ファンから送風される熱風を該開口に案内する空気案内流路と、
前記空気案内流路を回動させる駆動手段とを含み、
前記制御手段は、前記駆動手段の駆動によって前記空気案内流路を回動させて、前記開口の位置を変更することにより、前記吹出口から前記加熱室に導入される熱風の主たる循環経路を変更する、加熱調理器。 - 前記吹出口は、複数設けられ、
前記制御手段は、前記駆動手段の駆動によって前記空気案内流路の回動を制御して、前記複数の吹出口のいずれかを前記主たる循環経路として機能させる、請求項1に記載の加熱調理器。 - 前記空気案内流路は、複数設けられ、
前記駆動手段は、前記複数の空気案内流路に対応して、複数設けられ、
前記制御手段は、前記複数の駆動手段のそれぞれを独立駆動させることにより、前記複数の空気案内流路のそれぞれを独立して制御する、請求項1または2に記載の加熱調理器。 - 前記空気案内流路には、前記開口が複数設けられ、
前記制御手段は、前記駆動手段の駆動によって前記空気案内流路の回動を制御して、前記複数の開口のそれぞれを通過する熱風の経路を変更する、請求項1〜3のいずれかに記載の加熱調理器。 - 前記空気案内流路は、前記送風ファンの送風効率を向上させるファンケーシングの形状を成し、
前記駆動手段の駆動によって前記空気案内流路を回動させて、前記加熱室に導入される熱風の主たる循環経路を変更する、請求項1または2に記載の加熱調理装置。 - 前記空気案内流路の前記開口から前記吹出口まで熱風を案内するダクトをさらに備え、
前記空気案内流路と前記ダクトとの間の隙間は、前記空気案内流路が回動することができる程度の大きさであって、かつ、前記熱風が流れない程度の大きさに設定されている、請求項1〜5のいずれかに記載の加熱調理器。 - 熱気を生成するための加熱手段を備え、
該加熱手段は、誘電加熱装置を有し、前記被調理物の加熱調理の際に、前記誘電加熱装置を駆動することにより前記熱気を生成する、請求項1〜6のいずれかに記載の加熱調理器。
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