JP2003214398A - 送風装置及びこれを備えた加熱調理器 - Google Patents
送風装置及びこれを備えた加熱調理器Info
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Abstract
出口相互間の吹出風量比率を、送風効率低下、風量低
下、騒音増大といった犠牲を伴うことなく運転中に調節
可能とする。 【解決手段】 送風装置1は吹出口12、13を備えた
ファンケーシング10を有する。ファンケーシング10
の中に配置された遠心ファン20はモータ30によって
回転せしめられる。遠心ファン20を正回転又は逆回転
させることにより、吹出口12、13の間の吹出風量比
率が変化する。
Description
備えた加熱調理器に関する。
を組み合わせたものが多数存在する。空気調和機、ファ
ンヒーター、除湿機、加湿機、電気掃除機等である。加
熱調理器でもオーブンタイプのものは送風装置により加
熱室に熱風を吹き込むようになっている。
送風装置の中には、複数箇所からの吹き出しを求められ
るものがある。例えばオーブンタイプの加熱調理器で
は、被調理物に異なった方向から熱風を当てるため、加
熱室を構成する壁のうち複数のものに送気口を設けるこ
とがある。またビルトインエアコンの室内機でも複数方
向に吹出口を設けることがある。
22及び図23に示す。この送風装置100は対称ボリ
ュート形状のファンケーシング110を有する。ファン
ケーシング110は中央部のボリュート室111から点
対称的に2個の吹出口112、113が延び出した形に
なっている。
11の中には遠心ファン120が配置される。遠心ファ
ン120はディスク121の周縁部に多数のファンブレ
ード122を等角度間隔で配置した、いわゆるシロッコ
ファンと呼ばれるものである。電動機や内燃機関といっ
た図示しない駆動手段が遠心ファン120を回転させ
る。ボリュート室111の正面には遠心ファン120の
吸込部に整列する吸込口114が形設される(図22参
照)。
設けた舌部115、116が遠心ファン120の外周2
箇所に接近する。舌部115、116は次第に断面積を
拡大しつつ吹出口112、113へと続くボリュート通
路117、118の巻き始め部を構成する。
向に回転すると吸込口114を通じて遠心ファン120
の中に空気が吸い込まれる。遠心ファン120の中に吸
い込まれた空気はファンブレード122の間を通る間に
所定ベクトルの運動エネルギーを与えられ、遠心ファン
120の外周部から吐出される。遠心ファン120の外
周部から吐出された空気はボリュート通路117又は1
18を通り吹出口112又は113から互いに異なる方
向へ吹き出される。
図24及び図25に示す。この送風装置100aはビル
トインエアコンの室内機に組み込まれるものである。送
風装置100aもファンケーシング110aの中に遠心
ファン120を配置している。遠心ファン120の構成
は図23に示したものと同じなので説明を省略し、ファ
ンケーシング110aの構成のみ説明する。
aを備えたボリュート室111aに対し、非対称の位置
に吹出口112a、113aを有する。吹出口112
a、113aはいずれも図において上を向く。舌部11
5a、116aも点対称の位置にはない。ボリュート通
路117a、118aの形状も非対称となり、ボリュー
ト通路117aは短く、ボリュート通路118aは長く
なっている。
向に回転すると吸込口114aを通じて遠心ファン12
0の中に空気が吸い込まれる。遠心ファン120の中に
吸い込まれた空気は所定ベクトルの運動エネルギーを与
えられて遠心ファン120の外周部から吐出され、ボリ
ュート通路117a又は118aを通り、吹出口112
a又は113aから矢印のように吹き出される。
れている構造の送風装置は、複数方向への空気の吹き出
しは可能であるものの、吹出口相互間の吹出風量比率を
設計段階で決めた後は、吹出風量比率を変えないで用い
るのが普通であった。
要請が発生した場合、まず考えられる対策は吹出口ある
いはボリュート通路に絞り装置やダンパ装置を設けるこ
とである。しかしながらこのような対策はコスト増大や
装置の大型化を招くだけでなく、送風装置内部の圧力損
失が増大して送風効率が低下し、合計の吹出風量が減少
してしまうという問題がある。風量の減少を補うため遠
心ファンの回転数を上げることとすれば、今度は騒音が
問題となるうえ、エネルギー消費も増大する。
って、その目的とするところは、複数の吹出口を備えた
送風装置において、吹出口相互間の吹出風量比率を、送
風効率低下、風量低下、騒音増大といった犠牲を伴うこ
となく運転中に調節可能とすることにある。また、この
ような送風装置を用い、調理効率を向上させた加熱調理
器を提供することにある。
め、本発明では、複数の吹出口を備えたファンケーシン
グと、このファンケーシングの中に配置された遠心ファ
ンと、この遠心ファンを正逆回転させる駆動手段とを備
えた送風装置において、前記遠心ファンを正回転又は逆
回転させることにより前記複数の吹出口相互間の吹出風
量比率を変化させることとした。
は逆回転させることにより、複数の吹出口から吹き出さ
れる風量のそれぞれに関し正回転時と逆回転時の2種類
の風量比を実現できる。
吹出口に至る流路の中に空気案内部材を配置した。この
構成によれば、空気案内部材によって風量比の格差を大
きなものとすることができる。
を変更する角度変更手段を設けた。この構成によれば、
空気案内部材の角度を変えることにより、空気案内部材
をディフューザ又はスクロールとして機能させたり、あ
るいは遮蔽部材として機能させることができる。
をシフトするシフト手段を設けた。この構成によれば、
位置のシフトによって空気案内部材をディフューザ又は
スクロールとして機能させたり、あるいは遮蔽部材とし
て機能させることができる。
気流内に出没させる出没手段を設けた。この構成によれ
ば、空気案内部材により風量を制御する場合とそのよう
にしない場合とを任意に選択できる。
とともに前記遠心ファンの回転方向及び回転数を制御す
ることとした。この構成によれば、全体の風量と風量比
を同時に調節できる。
で加熱調理を行う加熱調理器において、上記のいずれか
に記載の送風装置をこの加熱調理器に搭載し、前記送風
装置の複数の吹出口のいずれかと前記加熱室に設けた複
数の熱風吹出口のいずれかとの間に個別の連通関係を形
成した。この構成によれば、加熱室の熱風吹出口相互間
の吹出風量比率を調節でき、様々な態様の加熱調理が可
能になる。
形態を図1〜図3に基づき説明する。
し、その中に遠心ファン20が配置されている。ファン
ケーシング10は中央部のボリュート室11から2個の
吹出口12、13が互いに90゜の角度をなして延び出
した形になっている。そのためファンケーシング10は
正面から見ると略L字形をなす。ボリュート室11の正
面中央には遠心ファン20の吸込部に整列する吸込口1
4が形設される。
ァンブレード22を等角度間隔で配置したものである。
ファンブレード22は直線状であり、ファンの中心と、
ファンブレード自身のファン中心側の端とを結ぶ線に対
し角度θをなす。第1実施形態の場合、θは時計方向回
転に関し遅れ角をなし、その値は40゜である。遠心フ
ァン20の直径d1とボリュート室11の内径Dとは次
の関係を満たす寸法比になっている。 d1/D=0.8
の角度をなす位置に舌部15、16が設けられる。舌部
15、16は吹出口12、13への入口の一部となる。
転させる駆動手段が設けられる。第1実施形態の場合、
ファンケーシング10の外側に取り付けたモータ30
(図1参照)が駆動手段となる。
30が遠心ファン20を図2において時計方向に回転
(この回転を「正回転」とする)させると、吸込口14
を通じて遠心ファン20の中に空気が吸い込まれる。遠
心ファン20の中に吸い込まれた空気はファンブレード
22の間を通る間に所定ベクトルの運動エネルギーを与
えられ、遠心ファン20の外周部から吐出される。
気は吹出口12又は13から吹き出されるが、この時の
吹出風量は均等にはならない。図2の矢印A、Bはそれ
ぞれ吹出口12、13から吹き出す気流を象徴する。矢
印の方向が気流の方向、矢印の長さが風速、矢印の面積
が風量を表す。図2の場合、吹出口12からの吹出風量
と吹出口13からの吹出風量の比率は2:1である。
に回転(この回転を「逆回転」とする)させた場合には
吹出風量比率が変わる。図3の場合、吹出口12からの
吹出風量と吹出口13からの吹出風量の比率は1:4と
なる。
を反対にすることにより、吹出口12、13の吹出風量
比率を2:1から1:4に切り替えることができる。
けないのでコスト増大や装置の大型化を招かない。また
送風装置内部の圧力損失が増大して送風効率が低下し、
合計の吹出風量が減少してしまうこともない。風量の減
少を補うため遠心ファン20の回転数を上げる必要もな
く、騒音やエネルギー消費の増大を招かずに済む。
す。第2実施形態の送風装置1aは大部分の構成が第1
実施形態の送風装置1と共通するので、説明の重複を避
けるため、共通又は同種の構成要素には前に使用した符
号をそのまま付すか又は接尾記号(この場合は「a」)
を加えて付すものとし、説明は省略する。同じ原則を第
3実施形態以降の実施形態の説明にも適用し、既述の構
成要素については前に使用した符号をそのまま、あるい
は接尾記号のみ変えて付し、支障のないかぎり説明を省
略するものとする。
ーシング10aが矩形のボリュート室11aを有してい
る。ボリュート室11aの形状がこのようになっていて
も、第1実施形態と略同等の作用効果を得ることができ
る。
形態を示す。第3実施形態の送風装置1bにおいてはフ
ァンケーシング10bが単一の舌部19しか有してい
ず、そのためファンケーシング10bの正面形状は一見
「く」の字を思わせる形になっている。吹出口12bは
先の方ほど広がった形にされ、吹出口13bは先の方ほ
どすぼまった形にされている。また遠心ファン20の直
径d1とボリュート室11bの内径Dとは次の関係を満
たす寸法比になっている。 d1/D=0.75
の出口に至る流路の中に空気案内部材が配置される。吹
出口12bの側の空気案内部材40は計4枚の翼板42
により構成される。吹出口13bの側の空気案内部材4
1は計3枚の翼板42により構成される。空気案内部材
40、41のそれぞれにおいて翼板42は窓の鎧戸ある
いはブラインドのように組み合わせられており、気流の
通過に関し次のような特性を有する。
内部材40は気流Aに対してディフューザとして働く。
空気案内部材41は気流Aに対してスクロール(スクロ
ール状案内部材)として働き、気流Bに対して遮蔽板と
して働く。そのため、気流Aは増強され、気流Bは抑制
される。
内部材40は気流Aに対して遮蔽板として働き、気流B
に対してスクロールとして働く。空気案内部材41は気
流Bに対してディフューザとして働く。そのため、気流
Aは抑制され、気流Bは増強される。
ファン20が図5のように正回転したとき、遠心ファン
20から吐出される気流Aは、空気案内部材41により
吹出口13bの側から案内され吹出口12bの側に運ば
れ、空気案内部材40を通過する際に風速を静圧に変換
され、高静圧化される。すなわち、空気案内部材40は
ディフューザとして働き、空気案内部材41はスクロー
ルとして働く。ゆえに、吹出口12bからの送風能力は
空気案内部材40及び41により増強される。また、遠
心ファン20から吐出される気流Bは、吹出口13bの
側から吹き出される際に空気案内部材41により通過を
阻害される。ゆえに、吹出口13bからの送風能力は空
気案内部材41により抑制される。このため、吹出口1
2bからの吹出風量と吹出口13bからの吹出風量の比
率は6:1となる。
とき、遠心ファン20から吐出される気流Aは、吹出口
12bの側から吹き出される際に空気案内部材40によ
り通過を阻害される。ゆえに、吹出口12bからの送風
能力は空気案内部材40により抑制される。また、遠心
ファン20から吐出される気流Bは、空気案内部材40
により吹出口12bの側から案内され吹出口13bの側
に運ばれ、空気案内部材41を通過する際に風速を静圧
に変換され、高静圧化される。すなわち、空気案内部材
40はスクロールとして働き、空気案内部材41はディ
フューザとして働く。ゆえに、吹出口13bからの送風
能力は空気案内部材40及び41により増強される。こ
のため、吹出口12bからの吹出風量と吹出口13bか
らの吹出風量の比率は1:2となる。
を反対にすることにより、吹出口12b、13bの吹出
風量比率を6:1から1:2に切り替えることができ
る。空気案内部材40、41の存在は風量比の格差を大
きなものにしている。なお、吹出風量比率は空気案内部
材40、41の構造、寸法、設置位置、設置角度等によ
って自由に変更できるため、任意の吹出風量比率を設計
段階で設定できる。
はコストの安い平板状としたが、他の断面形状を採用し
てもよい。例えば円弧断面とすれば性能を一層向上でき
る。翼形断面とすれば性能向上に加えて低騒音化の効果
が得られる。矩形断面、台形断面、三角形断面等でもよ
いが、台形断面や三角形断面の場合、静翼あるいは遮蔽
板としての効果がやや低下する。この効果の低下を逆手
にとり、吹出風量比率の設定に役立てることもできる。
またファンケーシング10bのボリュート室11bを第
2実施形態のように矩形とすることもできる。なお、こ
れらは後述する第4実施形態〜第6実施形態についても
言えることである。
形態を示す。第4実施形態の送風装置1cは、第3実施
形態で登場した空気案内部材を角度変更可能に取り付
け、さらにこの空気案内部材に対し角度変更手段を設け
たことを特徴とする。
43を構成する計4枚の翼板45及び吹出口13cの側
の空気案内部材44を構成する計3枚の翼板45はそれ
ぞれ断面の中央部分をファンケーシング10cに軸支さ
れており、軸線まわりに回動可能である。
5は歯車やリンクといった周知の連結機構で互いに連結
されており、連動して角度を変える。同様に空気案内部
材44を構成する3枚の翼板45も歯車やリンクといっ
た周知の連結機構で互いに連結されており、連動して角
度を変える。なお角度変更量は翼板45毎に異なったも
のとすることができる。
46が、空気案内部材44に対しては角度変更手段47
が、それぞれ設けられる。角度変更手段46は減速装置
付のモータ等よりなり、いずれかの翼板45に作用して
4枚の翼板45すべての角度を変える。同様に角度変更
手段47も減速装置付のモータ等よりなり、いずれかの
翼板45に作用して3枚の翼板45すべての角度を変え
る。
案内部材43、44を図7の角度(回動位置1)に置
き、遠心ファン20を正回転させると、遠心ファン20
から吐出される気流Aは、空気案内部材44により吹出
口13cの側から案内され吹出口12cの側に運ばれ、
空気案内部材43を通過する際に風速を静圧に変換さ
れ、高静圧化される。すなわち、空気案内部材43はデ
ィフューザとして働き、空気案内部材44はスクロール
として働く。ゆえに、吹出口12cからの送風能力は空
気案内部材43及び44により増強される。また、遠心
ファン20から吐出される気流Bは、吹出口13cの側
から吹き出される際に空気案内部材44により通過を阻
害される。ゆえに、吹出口13cからの送風能力は空気
案内部材44により抑制される。このため、吹出口12
cからの吹出風量と吹出口13cからの吹出風量の比率
は6:1、風速比は3:1となる。
案内部材43、44を図8の角度(回動位置2)に角度
変更すると、吹出口12cの側では空気案内部材43が
気流Aの通る流路の幅を絞り込み、逆に吹出口13cの
側では空気案内部材44が気流Bの通過を阻害しなくな
る。このため、吹出口12cからの吹出風量と吹出口1
3cからの吹出風量の比率は2:1、風速比は3:1と
なる。
ま、空気案内部材43、44を図9の角度(回動位置
3)に角度変更すると、回動位置1の場合に比べ、気流
Aに対し、空気案内部材43がディフューザとして働
き、空気案内部材44がスクロールとして働く度合いが
一層強まる。従って吹出口12cからの送風能力は空気
案内部材43及び44により一層増強される。他方気流
Bに対しては、空気吹出口13cの側から吹き出される
際に空気案内部材44がその通過を阻害する度合いが回
動位置1の場合より一層強まる。従って吹出口13cか
らの送風能力は空気案内部材44により一層抑制され
る。このため、吹出口12cからの吹出風量と吹出口1
3cからの吹出風量の比率は8:1、風速比は4:1と
なる。
度を図7と同じ(回動位置1)にしたうえで、遠心ファ
ン20を逆回転させた。今度は気流Aは、吹出口12c
の側から吹き出される際に空気案内部材43により通過
を阻害される。ゆえに、吹出口12cからの送風能力は
空気案内部材43により抑制される。他方吹出口13c
の側では気流Bが空気案内部材43により吹出口12c
の側から案内され吹出口13cの側に運ばれ、空気案内
部材44を通過する際に風速を静圧に変換され、高静圧
化される。すなわち、空気案内部材43はスクロールと
して働き、空気案内部材44はディフューザとして働
く。ゆえに、吹出口13cからの送風能力は空気案内部
材43及び44により増強される。このため、吹出口1
2cからの吹出風量と吹出口13cからの吹出風量の比
率は1:2、風速比は1:4となる。
度を図8と同じ(回動位置2)にしたうえで、遠心ファ
ン20を逆回転させた。今度は回動位置1の場合に比
べ、気流Bに対し、空気案内部材43がスクロールとし
て働き、空気案内部材44がディフューザとして働く度
合いが一層強まる。従って吹出口13cからの送風能力
は空気案内部材43及び44により一層増強される。他
方気流Aに対しては、空気吹出口12cの側から吹き出
される際に空気案内部材43がその通過を阻害する度合
いが回動位置1の場合より一層強まる。従って吹出口1
2cからの送風能力は空気案内部材43により一層抑制
される。このため、吹出口12cからの吹出風量と吹出
口13cからの吹出風量の比率は1:6、風速比は1:
4となる。
度を図9と同じ(回動位置3)にしたうえで、遠心ファ
ン20を逆回転させた。今度は吹出口13cの側では空
気案内部材44が気流Bの通る流路の幅を絞り込み、逆
に吹出口12cの側では空気案内部材43が気流Aの通
過を阻害しなくなる。このため、吹出口12cからの吹
出風量と吹出口13cからの吹出風量の比率は1:1、
風速比は1:3となる。
と風速比の関係を表にまとめたものを図13に示す。こ
のように角度変更手段46、47で空気案内部材43、
44の角度を変え、且つ遠心ファン20の回転方向を変
えることにより、空気案内部材43、44をディフュー
ザ又はスクロールとして、あるいは遮蔽部材として機能
させることができ、吹出風量比率と風速比を送風装置1
cの運転中に様々に切り替えることができる。
度を3通りとし、遠心ファン20の回転方向を2通りと
することで6通りの風量比と風速比の組み合わせを実現
したが、角度変更をもっときめ細かく行えばさらに多様
な組み合わせを得ることができる。
切り替えることとすれば、風量比と風速比の組み合わせ
をさらに変化に富んだものにすることができる。
に個別に角度変更手段46、47を設けたが、これをや
め、1個の角度変更手段を空気案内部材43、44に共
通に用いる構成とすることも可能である。
実施形態を示す。第5実施形態の送風装置1dは、空気
案内部材の位置をシフトすることにより風量比と風速比
を変化させるようにしたことが特徴となっている。
49a、49b、49cにより構成される。空気案内部
材48は第4実施形態における空気案内部材43の位置
に配置してもよく、空気案内部材44の位置に配置して
もよく、またその両方の位置に配置してもよい。
ァンケーシングに設けた案内溝50a、50b、50c
に取り付けられ、取り付けられた案内溝に沿ってシフト
する。翼板49a、49b、49cに対してシフト手段
51を設ける。シフト手段51は例えばモータと送りネ
ジの組み合わせにより実現できる。シフト手段51は翼
板49a、49b、49cに対し個別に設けてもよく、
単一のシフト手段51の動力を翼板49a、49b、4
9cに分配する構成であってもよい。
ァン20に接近したときと、図15のように空気案内部
材48が遠心ファン20から離れたときとで空気案内部
材48の働きが変化するようにする。すなわち空気案内
部材48がある時はディフューザ又はスクロールとし
て、またある時は遮蔽部材として機能するようにする。
これは以下に述べるような手法で実現できる。
を変える」というものである。すなわち図14のように
空気案内部材48が遠心ファン20に接近したときは翼
板49a、49b、49cが密集状態となって気流遮蔽
度が高くなり、図15のように空気案内部材48が遠心
ファン20から離れたときは翼板49a、49b、49
cが散開状態となって気流遮蔽度が低くなる(逆に言え
ば気流が通り抜けやすくなる)よう、翼板毎のシフトス
トロークを変えるのである。
例えば翼板49aについてはストローク大、翼板49c
についてはストローク小、翼板49bについてはその中
間とすることである。このように翼板毎に異なるストロ
ークで動かすのは、シフト手段51が翼板毎に個別に設
けられていれば簡単であるが、単一のシフト手段51の
動力を3枚の翼板に分配する構成であっても、レバー機
構、リンク機構等を利用することにより容易に実現でき
る。
クゼロ」とすることもできる。すなわち翼板の1枚を固
定翼板としてもよい。
48が遠心ファン20に接近したときは翼板49a、4
9b、49cが散開状態となって気流遮蔽度が低くな
り、逆に空気案内部材48が遠心ファン20から離れた
ときは翼板49a、49b、49cが密集状態となって
気流遮蔽度が高くなるようにしてもよい。
る」というものである。すなわち案内溝50a、50
b、50cを平行に配置せず、遠心ファン20から離れ
るほど互いの間隔が広がるよう放射状に配置するのであ
る。このようにすれば、空気案内部材48が遠心ファン
20に接近したときは翼板49a、49b、49cが自
然に密集状態となり、空気案内部材48が遠心ファン2
0から離れたときは翼板49a、49b、49cが自然
に散開状態となる。
は、シフト手段51が翼板毎に個別に設けられていれば
簡単であるし、単一のシフト手段51の動力を3枚の翼
板に分配する構成であってもレバー機構、リンク機構等
の利用により容易に実現できる。
可能である。すなわち案内溝50a、50b、50cを
遠心ファン20に近いほど互いの間隔が広く、遠心ファ
ン20から離れるほど互いの間隔が狭まるように配置し
ておけばよい。
ある必要はなく、適宜の曲線を描いていても構わない。
して実施することも可能である。
「密集」、他方を「散開」とすることにより、2通りの
気流案内状態を選択できる。遠心ファン20の回転方向
が2通りなので4通りの風量比と風速比の組み合わせを
実現できるが、シフト位置をもっと細分化して「散開」
の程度を異ならせるようにすれば、さらに多様な組み合
わせを得ることができる。
切り替えることとすれば、風量比と風速比の組み合わせ
をさらに変化に富んだものにすることができる。
施形態を示す。第6実施形態の送風装置1eは、空気案
内部材を流路内に出没させることにより風量比と風速比
を変化させるようにしたことが特徴となっている。
の出口に至る流路の中に空気案内部材が配置される。吹
出口12eの側の空気案内部材52は計4枚の翼板54
により構成される。吹出口13eの側の空気案内部材5
3は計3枚の翼板54により構成される。
55によりファンケーシング10eに回動可能に取り付
けられている。回動可能範囲は図18のように翼板54
がファンケーシング10eの内壁に倒れ伏す姿勢(これ
を「退避姿勢」と呼ぶ)と、図19のように翼板54が
ファンケーシング10eの内壁と直角に立ち上がった姿
勢(これを「進出姿勢」と呼ぶ)との間である。出没手
段56が翼板54に退避姿勢と進出姿勢のいずれかの姿
勢をとらせる。出没手段56はモータやソレノイド等適
当な動力手段により構成される。出没手段56は個々の
翼板54に個別に設けてもよく、あるいは複数の翼板5
4が単一の出没手段56の動力を利用する構成としても
よい。
避姿勢、空気案内部材53の翼板54が進出姿勢にある
状態を示す。この状態で遠心ファン20を正回転させる
と、遠心ファン20から吐出される気流Aは、空気案内
部材53により吹出口13eの側から案内され吹出口1
2eの側に運ばれる。すなわち、空気案内部材53はス
クロールとして働く。ゆえに、吹出口12eからの送風
能力は空気案内部材53により増強される。また、遠心
ファン20から吐出される気流Bは、吹出口13eの側
から吹き出される際に空気案内部材53により通過を阻
害される。ゆえに、吹出口13eからの送風能力は空気
案内部材53により抑制される。吹出口12eの側で
は、空気案内部材52が気流から退避しているため、空
気の粘性による風損も、気流と翼板54との干渉音も発
生しない。結果として、吹出口12bからの吹出風量と
吹出口13bからの吹出風量の比率は7:1となる。
出姿勢、空気案内部材53の翼板54が退避姿勢にある
状態を示す。この状態で遠心ファン20を逆回転させる
と、遠心ファン20から吐出される気流Bは、空気案内
部材52により吹出口12eの側から案内され吹出口1
3eの側に運ばれる。すなわち、空気案内部材52はス
クロールとして働く。ゆえに、吹出口13eからの送風
能力は空気案内部材52により増強される。また、遠心
ファン20から吐出される気流Aは、吹出口12eの側
から吹き出される際に空気案内部材52により通過を阻
害される。ゆえに、吹出口12eからの送風能力は空気
案内部材52により抑制される。吹出口13eの側で
は、空気案内部材53が気流から退避しているため、空
気の粘性による風損も、気流と翼板54との干渉音も発
生しない。結果として、吹出口12bからの吹出風量と
吹出口13bからの吹出風量の比率は2:5となる。
出没状態の切り替えと遠心ファン20の回転方向の切り
替えにより、吹出口12e、13eの吹出風量比率を
7:1から2:5に必要に応じ切り替えることができ
る。
の多い側では空気案内部材が気流から退避し、空気の粘
性による風損も、気流と翼板54との干渉音も発生しな
くなっているため、送風効率が高く、しかも低騒音とな
る。
構造、寸法、設置位置、設置角度等によって自由に変更
できるため、任意の吹出風量比率を設計段階で設定でき
る。
な起倒式でなく、ファンケーシング10eの壁に対し所
定角度で直線的に出入りする方式を採用することもでき
る。
とし、他方を退避姿勢とする動作方式だけでなく、両方
とも退避姿勢とする、あるいは両方とも進出姿勢とする
という動作方式も可能である。送風効率及び騒音低減を
重視する場合は空気案内部材52、53を両方とも退避
姿勢とし、吹出風量比率の調節を重視する場合には空気
案内部材52、53を両方とも進出姿勢とするといった
具合に、時と場合によって使い分けることができる。
方が進出、他方が退避」「両方とも退避」「両方とも進
出」とすることにより、4通りの気流案内状態を選択で
きる。遠心ファン20の回転方向が2通りなので、これ
だけで8通りの風量比と風速比の組み合わせを実現でき
るが、空気案内部材52、53を進出と退避の中間位置
にも止められるようにしておけば、さらに多様な組み合
わせを得ることができる。
切り替えることとすれば、風量比と風速比の組み合わせ
をさらに変化に富んだものにすることができる。
施形態までを説明したが、これら各実施形態の送風装置
(以下の説明においては各実施形態をまとめる形で符号
「1」を用いる)は図20及び図21に示すように加熱
調理器60に搭載することができる。
61を有する。キャビネット61の内部には直方体状の
加熱室62が設けられる。加熱室62は正面壁63、上
面壁64、底面壁65、左側面壁66、及び右側面壁6
7を有し、内法寸法は高さ220mm、幅390mm、
奥行380mmとなっている。なお寸法関係の数字及び
後述する風速関係の数字は単なる例示である。加熱室6
2の前面は開口68となり、開閉自在の断熱扉69がこ
れを覆う。
る。上面壁64の中には通風路70が形設され、左側面
壁66の中には通風路71が形設される。通風路70は
送風装置1の一方の吹出口との間に個別独立の連通関係
を形成し、通風路71は送風装置1の他方の吹出口との
間に個別独立の連通関係を形成する。
向かって開口する熱風吹出口72、73を有する。また
正面壁63には送風装置1の吸込口14が設けられる。
熱風吹出口73と吸込口14は直径5mmの小孔の集合
からなり、熱風吹出口72は直径11mmの小孔の集合
からなる。
には第1ヒータ74が配置される。通風路71の中には
第2ヒータ75が配置される。底面壁65には被調理物
を載置するためのターンテーブル76が配置される。タ
ーンテーブル76の上には被調理物の種類に応じ回転
皿、網棚、2段網棚等の支持手段が載置される。77は
ターンテーブル駆動モータである。
り、その中に第1ヒータ74及び第2ヒータ75による
加熱を補助する誘電加熱装置78が配置されている。ま
た加熱調理器60全体の運転制御を行う制御部79が設
けられている。右側面壁67の前面は操作パネル80
(図20参照)となる。
まず断熱扉69を開き、ターンテーブル76に回転皿、
網棚、2段網棚等の支持手段の中から被調理物の種類に
適合したものを取り付ける。その上に被調理物を直接、
あるいは容器に入れた状態で置いて断熱扉69を閉じ
る。
り調理条件を入力する。制御部79は入力された調理条
件に基づき、予めプログラムされている複数の調理方法
の中から最適のものを選択する。そして送風装置1、第
1ヒータ74、第2ヒータ75、誘電加熱装置78、及
びターンテーブル駆動モータ77を駆動し、加熱調理を
開始する。
ーンテーブル76に網棚を設置し、その上に肉塊を置
く。断熱扉69を閉じ、操作パネル80に表示されるメ
ニューの中から「ローストチキン」を選択する。すると
制御部79は送風装置1、第1ヒータ74、第2ヒータ
75、誘電加熱装置78、及びターンテーブル駆動モー
タ77を「ローストチキン」調理モードで作動させる。
上の熱風が吹き出し、熱風吹出口73からは風速30k
m/h以下の熱風が吹き出すよう、制御部79は送風装
置1を制御する。この場合、被調理物に高速の熱風を吹
き付ける熱気衝撃方式加熱調理となり、肉塊は高速で調
理される。
ーンテーブル76に2段網棚を設置し、各段の上にケー
キ生地を置く。断熱扉69を閉じ、操作パネル80に表
示されるメニューの中から「スポンジケーキ」を選択す
る。すると制御部79は送風装置1、第1ヒータ74、
第2ヒータ75、誘電加熱装置78、及びターンテーブ
ル駆動モータ77を「スポンジケーキ」調理モードで作
動させる。
/h以下の熱風が吹き出し、熱風吹出口73からは風速
40km/h以下の熱風が吹き出すよう、制御部79は
送風装置1を制御する。この場合、2段熱風循環方式加
熱調理となり、2段網棚の各段に置かれたケーキ生地は
それぞれふんわりとしたスポンジケーキに仕上がる。上
方から吹き付ける熱風は低速であり、ふくらみつつある
ケーキ生地を押しつぶすことはない。
ち、異なる2面以上の壁面に熱風吹出口を設け、そこか
ら吹き出す熱風の風速の組み合わせを選ぶことにより、
多種多様な加熱調理が可能となる。熱風吹出口を設ける
面の組み合わせとしては、上記のような上面と側面の組
み合わせの他、上面と正面、上面と底面、側面と正面、
側面と底面、底面と正面といった様々な組み合わせが可
能である。断熱扉69に熱風吹出口を設け、断熱扉69
を組み合わせの対象とすることもできる。また、3面以
上の面に熱風吹出口を設けることとしてもよい。
もの、及び風速を様々に変えることができることは送風
装置1に関する第1実施形態から第6実施形態までの説
明で述べた通りであるが、これに加えて第1ヒータ74
及び第2ヒータ75の熱量を調節し、さらに誘電加熱装
置78の加熱エネルギーを調節することにより、あるい
はターンテーブル駆動モータ77の回転数も制御対象と
することにより、様々な被調理物、様々な調理法に対応
できる。
たが、この他発明の主旨を逸脱しない範囲でさらに種々
の変更を加えて実施することが可能である。
るものである。
ケーシングと、このファンケーシングの中に配置された
遠心ファンと、この遠心ファンを正逆回転させる駆動手
段とを備えた送風装置において、前記遠心ファンを正回
転又は逆回転させることにより前記複数の吹出口相互間
の吹出風量比率を変化させることとしたから、遠心ファ
ンを正回転又は逆回転させることにより、複数の吹出口
の風量比に関し正回転時と逆回転時の2種類の風量比を
実現できる。風量比の切り替えは運転中に簡単に行え
る。送風装置内部の圧力損失が増大して送風効率が低下
し、合計の吹出風量が減少してしまうこともない。風量
の減少を補うため遠心ファンの回転数を上げる必要がな
いので騒音やエネルギー消費の増大といった問題もな
い。
吹出口に至る流路の中に空気案内部材を配置したから、
空気案内部材によって風量比の格差を大きなものとする
ことができる。
を変更する角度変更手段を設けたから、空気案内部材の
角度を変えることにより、空気案内部材をディフューザ
又はスクロールとして機能させたり、あるいは遮蔽部材
として機能させることができ、その機能の程度も様々に
変えることができ、これによって複数の吹出口の風量比
を様々に変化させることが可能となる。
をシフトするシフト手段を設けたから、位置のシフトに
よって空気案内部材をディフューザ又はスクロールとし
て機能させたり、あるいは遮蔽部材として機能させるこ
とができ、その機能の程度も様々に変えることができ、
これによって複数の吹出口の風量比を様々に変化させる
ことが可能となる。
気流内に出没させる出没手段を設けたから、空気案内部
材により風量を制御する場合とそのようにしない場合と
を任意に選択できる。また送風効率及び騒音低減を重視
するか、あるいは吹出風量比率の調節を重視するかによ
って出没を選択することができる。
とともに前記遠心ファンの回転方向及び回転数を制御す
ることとしたから、全体の風量と風量比を同時に調節で
き、時と場合に応じた最適な送風モードにすることがで
きる。
で加熱調理を行う加熱調理器において、上記のいずれか
の送風装置をこの加熱調理器に搭載し、前記送風装置の
複数の吹出口のいずれかと前記加熱室に設けた複数の熱
風吹出口のいずれかとの間に個別の連通関係を形成した
から、加熱室の熱風吹出口相互間の吹出風量比率を調節
でき、様々な態様の加熱調理が可能になる。例えば、ロ
ーストチキン等の肉塊やピザといった、高速で熱風を吹
き付ければその熱気衝撃が調理の進行を促進するような
被調理物に適する調理方法と、スポンジケーキのように
調理中に発泡する被調理物、あるいは最初から空気を多
く含有している被調理物といった、熱気衝撃が調理の進
行を妨げるような被調理物に適する調理方法とを、1台
の加熱調理器で実現できる。
て、異なる動作状態を示すもの
て、異なる動作状態を示すもの
て、異なる動作状態を示すもの
て、さらに異なる動作状態を示すもの
して、さらに異なる動作状態を示すもの
して、さらに異なる動作状態を示すもの
して、さらに異なる動作状態を示すもの
風速比の表
斜視図
図にして、異なる動作状態を示すもの
図
して、異なる動作状態を示すもの
断面図にして、異なる動作状態を示すもの
図にして、透視図法で表現したもの
のの斜視図
ング 12、12a、12b、12c、12e 吹出口 13、13a、13b、13c、13e 吹出口 21 遠心ファン 30 モータ(遠心ファン駆動手段) 40、41、43、44、48、52、53 空気案内
部材 46、47 角度変更手段 51 シフト手段 56 出没手段 60 加熱調理器 62 加熱室 72、73 熱風吹出口
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の吹出口を備えたファンケーシング
と、このファンケーシングの中に配置された遠心ファン
と、この遠心ファンを正逆回転させる駆動手段とを備
え、前記遠心ファンを正回転又は逆回転させることによ
り前記複数の吹出口相互間の吹出風量比率を変化させる
ことを特徴とする送風装置。 - 【請求項2】 前記遠心ファンから前記吹出口に至る流
路の中に空気案内部材を配置したことを特徴とする請求
項1に記載の送風装置。 - 【請求項3】 前記空気案内部材の角度を変更する角度
変更手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の送
風装置。 - 【請求項4】 前記空気案内部材の位置をシフトするシ
フト手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載の送
風装置。 - 【請求項5】 前記空気案内部材を前記気流内に出没さ
せる出没手段を設けたことを特徴とする請求項2に記載
の送風装置。 - 【請求項6】 前記空気案内部材の動きとともに前記遠
心ファンの回転方向及び回転数を制御することを特徴と
する請求項3〜請求項5に記載の送風装置。 - 【請求項7】 加熱室に熱風を送り込んで加熱調理を行
う加熱調理器において、請求項1〜請求項6のいずれか
に記載の送風装置をこの加熱調理器に搭載し、前記送風
装置の複数の吹出口のいずれかと前記加熱室に設けた複
数の熱風吹出口のいずれかとの間に個別の連通関係を形
成したことを特徴とする加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014145A JP2003214398A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 送風装置及びこれを備えた加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002014145A JP2003214398A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 送風装置及びこれを備えた加熱調理器 |
Related Child Applications (1)
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JP2002014145A Pending JP2003214398A (ja) | 2002-01-23 | 2002-01-23 | 送風装置及びこれを備えた加熱調理器 |
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-
2002
- 2002-01-23 JP JP2002014145A patent/JP2003214398A/ja active Pending
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