JP3887459B2 - 立ち乗り式の移動装置 - Google Patents

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  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スケートボードのように乗員が立って乗り、駆動装置によって自走可能な立ち乗り式の移動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ローラーに支持されたボード上に足を載せて乗員が立って乗り、バランスを取りながら適当な方向に移動できるスケートボードが知られている。また、ボード上に足を載せて乗員が立って乗り、雪上を滑り下りるスノーボードが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
スケートボードは、体重の移動で進行方向を制御できるようになっており、簡易な構成で手軽に楽しむことができるが、傾斜している面で推進力が得られるので、ハーフパイプなどの専用のエリアで利用されることが多い。平面的なエリアで利用することも可能であるが、この際は、推進力を得るために乗員が片足で漕いで加速する必要がある。従って、ボード上に乗ってバランスを取っているだけでは進まず、自分で漕ぐために体力が必要である。このため、スケートボードを利用して長時間あるいは長距離を移動することは無理がある。また、路面の凹凸や微小な段差があると、これらを乗り越えるには熟練した技術と体力が必要である。
【0004】
スノーボードも体重の移動で進行方向の制御が可能であり、ハーフパイプなどの専用の雪上エリアで利用できると共に、バランスを取って雪上の斜面を滑りおりることが可能なので、ゲレンデなどを利用でき、広いゲレンデで滑走を楽しむことができる。しかしながら、雪の夏季にはスノーボードは利用できない。
【0005】
そこで、スケートボードやスノーボードと同様に乗員が立って乗り、体重の移動で進行方向を制御できると共に、平地でも楽に長時間走行でき、路面に凹凸や微小な段差があっても容易に乗り越えられる立ち乗り式の移動装置を提供することを目的としている。また、傾斜した斜面でも登っていける立ち乗り式の移動装置を提供することを目的としている。さらに、屋外などで長時間乗っても疲れが少なく、さらに、乗員に適した操作環境を設定できる立ち乗り式の移動装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため、本発明においては、前後に配置された2組の車輪と、これらの車輪が回転可能に取り付けられた2本のシャフトと、これらのシャフトのほぼ中央に、シャフトに対し弾性的に動く接合部を介して接続され、少なくとも1人の乗員(ユーザー)が立ち乗り可能な足載部を備えたフレームと、シャフトの少なくともいずれか一方に支持された駆動装置と、この駆動装置を支持するシャフトに取り付けられた車輪の少なくとも一方に、該駆動装置の回転力を駆動ベルトを介して伝達する伝達装置とを有し、駆動装置が燃焼式エンジンであり、駆動装置を支持するシャフトが排気管を兼ねていることを特徴とする立ち乗り式の移動装置を提供するようにしている。
【0007】
この立ち乗り式の移動装置(以降においては移動装置)は、エンジンやモータなどの駆動装置を備えており、これによって車輪を駆動できるようになっているので、漕がずに体力をそれほど消耗することなくスノーボードと同様に体重の移動によって進行方向を適宜定めながら走行を楽しむことができる。さらに、本発明の移動装置は、スケートボードやスノーボードのようにボード(板)を主体とした構成ではなく、2本のシャフトとこれらを接続するフレームといった軽量で十分な強度を保持できる構成を採用すると共に、弾性的に動く接合部を介してフレームとシャフトとを接続することによってフレームの足載部の荷重の移動でシャフトの向きを制御できるようにしている。また、ボードの下に車輪を設置したスケートボードと異なり、シャフトに大口径の車輪を取り付けることができるので、凹凸や段差の乗り越え性が向上し、平坦な面でなくとも容易に移動装置を動かすことができる。
【0008】
さらに、このように体重の移動で進行方向が制御できる軽量で簡易なシャフトとフレームの組合せを崩さずに車輪に駆動力を伝達できるように、本発明の移動装置は、駆動装置の回転力をドライブシャフトではなく駆動ベルトを介して伝達する伝達装置を採用している。そして、体重移動によってシャフトとフレームの角度が変動するので、シャフトの少なくともいずれか一方に駆動装置を取り付け、その駆動装置を支持するシャフトに取り付けられた車輪の少なくとも一方を駆動することにより、駆動ベルトで接続する距離が変化しないようにしている。これによって、駆動ベルトが外れたり緩むことがなく、進行方向を変えるとき(旋回中)でも確実に駆動力を車輪に伝達できる。同時に、シャフトとフレームとの接合部と、駆動装置あるいは伝達装置とは干渉しないようにできるので、これらの駆動系によって体重移動による進行方向の制御が制限されることはなく、平地や野外などで体重移動によってスムーズに方向を制御しながら自走し、快適な走行を楽しむことができる。特に、本発明の移動装置はフレームに乗ってシャフトおよびフレームを備えたフレーム体のほぼ中央付近で体重移動ができるようになっているので、よりスノーボードに近い感覚で走行を楽しむことが可能であり、さらに、駆動装置を設け、口径の大きなタイヤを使用できるようにしているので、悪路や荒れ地などにおける体重をシフトしながらの走行を楽しむことができる。
【0009】
さらに、駆動装置の制御レバーを駆動装置の上方に延びたフレキシブルな部材によって支持することにより、足載部に立ち乗りした姿勢で楽に駆動装置の制御が可能となる。また、制御レバー自体はフレキシブル部材によって支持されているので、乗員の腕の負担も少なく、長時間にわたり乗車しても疲れが少ない。
【0010】
さらに、接合部にシャフトに対しフレームを支持するようにフレームの左右にバネおよびダンパーを配置することにより、フレームの動きをシャフトに伝達してシャフトの向きを制御できる。
【0011】
さらに、バネおよびダンパーの組合せを採用することにより、体重の移動による揺り返しを防止したり、路面の凹凸などによる衝撃を緩和できるので、いっそう制御し易く乗りやすい移動装置を提供することができる。また、接合部に、足載台の左右の荷重変化に伴うフレームの旋回動作を制御可能な慴動部材を設けることにより、フレームの動きを接合部に伝達する効率を調整することが可能であり、個々のユーザーの条件や路面の状態などに操作のフィーリングを合わせることができる。また、フレームがシャフトに接続される接続部分は、鉛直上方にほぼ45度程度傾けておくことにより、シャープなフィーリングの操舵感を味わうことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1に、本発明に係る移動装置の概要を示し、図2に本例の移動装置1にユーザーが乗って走行する様子を示してある。さらに、図3に、本例の移動装置1の概略構成を展開して示してある。本例の移動装置1は、前後に配置された2組の車輪2aおよび2b、3aおよび3bと、これらの車輪をそれぞれ接続するパイプ状のシャフト4および5と、これらのシャフト4および5を接続するパイプ状のフレーム6とを備えており、これら2本のシャフト4および5とフレーム6とがほぼH字型に組み合わさってフレーム体7を形成している。前輪2aおよび2bは、前方のシャフト4に対しベアリング8によって回転自在に取り付けられており、後輪3aおよび3bも後方のシャフト5に対し同様に取り付けられている。さらに、それぞれのシャフト4および5には、それらの長手方向に沿って強度アップのための補強プレート9が取り付けられており、フレーム6にユーザーが乗って凹凸のある路面を走行するのに十分な強度が確保されている。
【0013】
後方のシャフト5には、30〜50cc程度の小型のガソリンエンジン30が搭載されており、このエンジン30の回転力が駆動ベルト40を介して後方の車輪3bに伝達され、エンジン30の駆動力によって移動装置1が自走できるようになっている。エンジン30の上方には、フレキシブルチューブや他のコイル状に巻かれた金属製の部材などによってフレキシブルに可動する支持部材50が延びており、その先端に制御用のレバー50が取り付けられ、ユーザーがフレーム6に立ち乗った状態でエンジン30の操作ができるようになっている。
【0014】
これらのシャフト4および5の中央部に接続された前後に延びたフレーム6は、中央部6aが水平に延びたパイプ状の部材で形成され、その前方の端6bおよび後方の端6cが水平な中央部6aからほぼ45度の角度で鉛直上方に向かって傾き、シャフト4および5に繋がる接続部分となっている。従って、図4に本例の移動装置1を側方断面で示してあるように、フレーム6はシャフト4および5に対し下方に位置して重心が低く安定したフレーム体7を構成できるようになっている。また、フレーム6に対しシャフト4および5を上方にセットできるので、フレーム体の重心を高くせずに径の大きな車輪を装着することが可能であり、凹凸の乗り越え性が良く、細かな凹凸にそれほど左右されずに悪路でも走行できるようになっている。
【0015】
本例の移動装置1は、フレーム6の中央部6aの前後に2枚の足載板10aおよび10bが取り付けられており、この足載板10aおよび10bにユーザーが左右の足を載せ、立った状態で移動装置1に乗れるようになっている。この足載板10aおよび10bには、適当な位置にユーザー70の脚部71をホールドできるホルダー12を取り付けられるようになっており、このため、ホルダー12を適当な角度で装着できる位置に取り付け孔11が用意されている。従って、各ユーザーは、自己の操作に適した角度および位置でホルダー12を足載板10aおよび10bに取り付け、そのホルダー12の内部に脚部71をセットするように搭乗することができる。そして、足載台10aおよび10bに立ち乗った状態で、左右あるいはその他の適当な方向に自己の体重を移動(シフト)して、フレーム6およびシャフト4および5に印加される荷重バランスを調整するができ、これによって適当な方向に移動装置1の進行方向を向けられるようになっている。
【0016】
本例の移動装置1は、フレーム6の動きによってシャフト4および5の向きが変えられるように、フレーム6に対しシャフト4および5は弾性的な動きを行う接合部20aおよび20bを介して接続されており、シャフト4および5がフレーム6に対し適度に旋回できるようになっている。フレーム6をシャフト4および5に接続する本例の接合部20aおよび20bは同じ構造が採用されており、図5および図6に示すように、フレーム6の左右にバネ21aおよび21bが配置され、これらのバネ21aおよび21bと重なるようにダンパー(ショックアブソーバー)22aおよび22bが配置されている。
【0017】
本例の移動装置1に採用されている接合部20aおよび20bの構造を、一方の接合部20aを例にさらに詳しく説明する。接合部20aは、フレーム6の接続部分6bを挿入可能な支持パイプ23と、この支持パイプ23に固定されたL字型の断面の支持金具24を備えている。そして、バネ21aおよび21bと、ダンパー22aおよび22bは、一方の端が支持金具24に調整用のボルト25を介して接続され、他方の端がシャフト4の中央部分に取り付けられた受け金具29に接続されている。受け金具29からは、接合部20aの支持パイプ23に両側から当たるように受け板28aおよび28bが延びており支持パイプ23の横方向の動きを規制できるようになっている。従って、本例の接合部20aの支持パイプ23にフレームの接続部分6bを挿入して固定すると、シャフト4に対するフレーム6の相対的な左右の動きは受け板28aおよび28bによって伝達され、一方、シャフト4に対する相対的なフレーム6の上下運動および旋回動作(捩じれ動作)はバネ21aおよび21b、さらに、ダンパー22aおよび22bを介して伝達される。
【0018】
従って、フレーム6の足載板10aおよび10bに乗ったユーザーが体重を左右に動かしてフレーム6が捩じられると、ほぼ45度方向に延びたフレーム6の接続部分6bが旋回し、これに伴ってバネ21aおよび21bの一方が縮み他方が延びる。このバネ21aおよび21bによって与えられる力に呼応してシャフト4は荷重された側(体重のかけられ側)に寄るように旋回し、所望の方向にフレーム体7の進行方向を制御することができる。このように、本例の移動装置1は、スケートボードやスノーボードと同様に体重を移動することにより進行方向を容易に変えることできる。さらに、体重の移動を行うとバネ21aおよび21bが延び縮みするので、これによる揺れ戻しが発生する可能性がある。しかしながら、本例の接合部20aはダンパー22aおよび22bが装着されているので、揺り戻しは非常に小さく、左右にカーブが連続する場合でもスムーズに方向転換が可能である。
【0019】
また、路面に凹凸がある場合は、その衝撃がバネ21aおよび21bと、ダンパー22aおよび22bとの組合せによって柔軟に、そして、揺れが少ないように吸収できるので、足載板10aおよび10bに立ち乗っているユーザーに対する影響は少なく、悪路やカーブでも安定した走行を楽しむことができる。このバネ21aおよび21bと、ダンパー22aおよび22bの特性は、調整用のボルト25を動かすことによって調整することが可能であり、ユーザーの好みや路面の状態に合わせてセットすることができる。
【0020】
さらに、図6に断面を用いて示してあるように、支持パイプ23に挿入されたフレームの接続部分6bの旋回動作は、ゴム製のOリングやパッキンなどの慴動部材27を介して支持パイプ23に伝達されるようになっている。この慴動部材27は、接続部分6bの先端6dに装着されおり、接続部分6bを支持パイプ23に取り付けるための止めボルト26の締め込み量によって弾性変形して接続部分6bおよび支持パイプ23に接触する面積が変わるようになっている。このため、止めボルト26を調整することによって支持パイプ23内での接続部分6bの滑り量(摩擦力)が変わり、体重の移動によって接合部20aのバネ21aおよび21bが延び縮みする量を変えることができる。従って、体重の移動による進行方向の切れ角(旋回半径や進路変更など)をユーザーの好みや路面状況に合わせて変えることができる。また、走行方向の切れ角は、接続部分6bの角度によっても変わるが、鉛直方向にほぼ45度程度傾斜してフレーム6とシャフト4を接続すると体重の移動に呼応した鋭い切れ角を得ることができる。従って、止めボルト26を調整することにより感度の良い操作感から適度に鈍い操作感まで走行状態に適した操作感を得ることができる。後方のシャフト5とフレーム6とを接続する接合部20bも同様であり、これら2つの接合部20aおよび20bでフレーム6とシャフト4および5を接続することにより、立ち乗りしたユーザーの体重の移動により感度良く進行方向を制御でき、さらに、路面の凹凸などによる衝撃も吸収可能なので乗り心地の良い移動装置1を提供することができる。さらに、シャフト4および5とフレーム6とを略H字型に組み合わせた非常にシンプルなフレーム体7を採用しているので、コンパクトで軽い移動装置1を低コストで提供することができる。
【0021】
図7に、本例の移動装置1に装着されたエンジン30の周囲の構成を模式的に示してある。本例の移動装置1は、ガソリンエンジン30が採用され、そのエンジン30がサポート板31によって後方のシャフト5に支持されている。このエンジン30の回転力は、回転数が上昇すると繋がる遠心クラッチ61と、前方への駆動力のみ伝達するワンウェイクラッチ62と、ディスクブレーキ63と、駆動ベルト40を備えた伝達装置60を介してシャフト5の一方の車輪3bに伝達される。これら遠心クラッチ61、ワンウェイクラッチ62、ディスクブレーキ63、駆動ベルト40、および駆動ベルト40を回転駆動するプーリー41を備えた伝達装置(伝達経路)60もサポート板32によって後方のシャフト5に支持されている。このように、本例の移動装置1は、エンジン30および伝達系統60が共に後方のシャフト5に取り付けられ、後方のシャフト5の車輪3bを動力輪として駆動できるようにしている。従って、フレーム6に乗ったユーザーが体重を移動してシャフト5が旋回すると、車輪3bと共にエンジン30および伝達系統60もシャフト5に追従して動くので、車輪3bとエンジン30および伝達系統60との相対的な位置関係は変わらず、車輪3bに対しエンジン30の駆動力を安定して伝達することができる。
【0022】
また、本例の移動装置1は、車輪3bに取り付けられた受動プーリー42に駆動ベルト40を装着して車輪3bを回転駆動するようにしている。このため、車輪3bとシャフト5はベアリング8を介して極めてシンプルに接続することが可能であり、シャフト5自体はドライブシャフトのように回転駆動する必要がない。従って、シャフト5にエンジン30および伝達系統60を搭載することが可能であり、また、シャフト5とフレーム6とを上述したような接合部20bで繋いで、シンプルで操作感が良く、軽く、低コストのフレーム体7を構成することができる。
【0023】
さらに、本例の移動装置1のシャフト5は管材が使用されており、ベアリング8を通して車輪3bの外側まで突き出すことができる。従って、このシャフト5をエンジン30の排気口39と接続してエンジン排気をシャフト5を通して排気することが可能であり、消音用マフラーとして使用することができる。このため、本例のシャフト5には中空の内部と繋がった接続口5aが設けられており、エンジンの排気口39とビニールパイプ38などを用いて接続できるようになっている。さらに、シャフト5の排気側に細い内管5bを挿入しておくことにより、シャフト5にチャンバーとしての機能を持たせることも可能であり、さらに消音効率を上げることができる。
【0024】
また、本例の移動装置1は、ブレーキ63を車輪3bに設ける代わりに、伝達経路60のワンウェイクラッチ62からの動力を駆動ベルト40に伝達する経路に設けてある。従って、車輪3bの周囲の構成をシンプルに保ったまま制動機能を付加できており、操作性能を犠牲にすることなく、低コストで安全な移動装置1を提供することができる。また、ワンウェイクラッチ62の下流側にブレーキを設けることにより、確実に車輪3bを制動することができる。
【0025】
このディスクブレーキ63の操作は、エンジン30の上方にフレキシブル部材50によって支持された制御レバー51からブレーキパッド64に延びた制御ワイヤー52を介して行われるようになっている。そして、制御レバー51を放した状態ではブレーキ63が働いて停止し、制御レバー51を握るとブレーキ63が開放されて車輪3bが動きだすようになっている。従って、ユーザーが制御レバー51を操作しない限りブレーキ63が外れることはなく、斜面などに置いても動きださないパーキングブレーキとしての機能も発揮できる。さらに、フレーム6に立ち乗りしているユーザーがバランスを崩したり、操作を誤って制御レバー51から手を放すと自動的にブレーキがかかり、制御されない状態で移動装置1が暴走するのを未然に防止することができる。
【0026】
また、制御レバー51から延びた制御ワイヤー52は、エンジン30のスロットレバー35にも接続されており、制御レバー51を握るとエンジン30の回転数が上昇し、一方、制御レバー51を放すとエンジンの回転数が低下するようになっている。従って、本例の移動装置1は、制御レバー51を握ると、ブレーキ63が開放されると共にエンジン30の回転数が上昇し、遠心クラッチ61が繋がって動力が車輪3bに伝達される。このため、移動装置1が動きだす。一方、制御レバー5を放すと、エンジン30の回転数が低下して遠心クラッチ61が離れて動力が車輪3bに伝達されなくなり、ブレーキ63が働いて移動装置1は停止する。このように、制御レバー51の握り量(操作量)によって、ブレーキ63の効き具合やエンジン30の回転数を自由に制御できるようになっている。このため、本例の移動装置1は、制御レバー51だけでアクセルおよびブレーキを簡単に操作できる。また、制御レバー51は立ち乗りしたときに手で保持できる適当な高さにフレキシブルな部材50によって支持されているので、ユーザーは制御レバー51を握りながら立った状態で体重を移動することが可能であり、楽な姿勢で移動装置1を自由に制御することができる。
【0027】
このように、本例の移動装置1は、スケートボードやスノーボードと同様に体重移動によって走行方向を自由に制御でき、特に、フレーム体7のほぼ中央に乗って体重シフトを行って走行方向を制御できるので、よりスノーボードに近い感覚で走行できる。また、制御レバー51によって駆動力および制動力を制御することができるので、平面や上り傾斜でも体重を移動しながら自由に走行することができ、さらに、衝撃を吸収できる接合部や径の大きな車輪を使用しているので悪路、野原および荒れ地であっても走破性能は高く、さらに、衝撃吸収性も良いので安定したオフロード走行を楽しむことができる。また、非常にシンプルで軽量なフレーム体7を用いてエンジン30を搭載できるようにしているので、小型のエンジンでも十分な動力性能を発揮することができる。また、走破性能を高めるために出力のより大きなエンジンを搭載することももちろん可能であり、2輪駆動することも可能である。さらに、総重量をユーザーが手で持てる程度、例えば20kg程度に纏めることができるので、自動車などに搭載して本例の移動装置を動かせる適当な場所まで運搬することも容易である。また、本例の移動装置1は、冬季にスノーボードを楽しむユーザーなどが夏季に楽しめるレジャー用装置あるいはスポーツ用装置として利用できると共に、足載板10aおよび10bに立って乗り適当な距離を楽に移動でき、さらに、場所を取らないので遊園地や空港ビル内などの適当な広さのエリア内を移動する個人ベースや少人数ベースの輸送手段などとしても広く利用することができる。
【0028】
なお、本例では、後方のシャフト5にエンジン30が搭載された例を説明しているが、前方のシャフト4あるいは両方のシャフトにエンジンを搭載することももちろん可能である。また、液体燃料を燃焼するタイプのエンジンの変わりにバッテリーなどの電源で動作するモーターを駆動装置として搭載することも可能である。さらに、本例では、シャフトに繋がった一方の車輪を駆動する伝達装置を採用しているが、両輪をディファレンシャルギアを介してそれぞれ駆動ベルトによって駆動する伝達装置であっても良いことはもちろんである。また、伝達装置からワンウェイクラッチを除くことも可能である。
【0029】
さらに、フレームに取り付けられた足載板は2枚にかぎらず、両足が乗る1枚のものであっても良く、あるいは、複数の人数が乗れるように3枚以上のボードを装着することももちろん可能である。また、足載板に脚部をセットするホルダーのタイプは本例に限定されず、さらに、ホルダーを省くことも可能である。また、本例では、パイプ状のシャフトおよびフレームを採用しているが、チャンネル部材などの他の部材を用いることも可能であり、また、強度を確保するためなどの目的でフレームやシャフトを複数本の材料で構成することももちろん可能である。
【0030】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の立ち乗り式の移動装置は、前輪および後輪がそれぞれ接続されたシャフトと、これらを接続するフレームを備え、シャフトに車輪を駆動可能な駆動装置を搭載しており、スノーボードなどと同様にフレームに立って乗り、体重を移動して走行方向を制御し、平坦な面や上り坂、あるいは悪路などを走破できる自走式の移動装置である。そして、シャフトとフレームのシンプルな組合せで自走できるようにしてあるので、いつでもどこでも楽にスノーボードなどと同様の走行感覚を楽しむことができ、長距離や長時間の走行も楽しむことができる。
【0031】
さらに、フレームとシャフトを接続する接合部は、バネおよびダンパーを用いて路面の凹凸などのショックを吸収すると共に、体重移動に伴う揺れなども低減できるようにしており、本発明の移動装置により切れの良い走りを楽しむことができる。また、本発明の移動装置は、これらのバネおよびダンパーの特性を調整し、あるいは、慴動部材によってフレームからシャフトに対する旋回力の伝達効率も調整できるようにしてあるので、個々のユーザーに適した操作条件を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る立ち乗り式の移動装置の外観を示す斜視図である。
【図2】図1に示す移動装置に乗員(ユーザー)が乗った状態を示す図である。
【図3】図1に示す移動装置の主な部材を展開して示す展開斜視図である。
【図4】図1に示す移動装置を側方から見た断面図である。
【図5】図1に示す移動装置の接合部を拡大して正面から示す図である。
【図6】図1に示す移動装置の接合部を拡大して側方から示す断面図である。
【図7】図1に示す移動装置のエンジンの周囲の構成を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 移動装置
2、3 車輪
4、5 シャフト
6 フレーム
7 フレーム体
8 ベアリング
10 足載台(ボード)
20 接合部
21 バネ
22 ダンパー
25 バネおよびダンパーの取り付けボルト
26 止めボルト
27 慴動部材
30 エンジン
40 駆動ベルト
50 制御レバーを支持するフレキシブル部材
51 制御レバー
52 制御ワイヤー
60 伝達装置
61 遠心クラッチ
62 ワンウェイクラッチ
63 ディスクブレーキ

Claims (5)

  1. 前後に配置された2組の車輪と、
    これらの車輪が回転可能に取り付けられた2本のシャフトと、
    これらのシャフトのほぼ中央に、前記シャフトに対し弾性的に動く接合部を介して接続され、少なくとも1人の乗員が立ち乗り可能な足載部を備えたフレームと、
    前記シャフトの少なくともいずれか一方に支持された駆動装置と、
    この駆動装置を支持するシャフトに取り付けられた前記車輪の少なくとも一方に、該駆動装置の回転力を駆動ベルトを介して伝達する伝達装置とを有し、
    前記駆動装置は燃焼式エンジンであり、前記駆動装置を支持する前記シャフトが排気管を兼ねていることを特徴とする立ち乗り式の移動装置。
  2. 請求項1において、前記駆動装置の制御レバーを有し、この制御レバーが前記駆動装置の上方に延びたフレキシブルな部材によって支持されていることを特徴とする立ち乗り式の移動装置。
  3. 請求項1または2において、前記接合部は、前記シャフトに対し前記フレームを支持するように前記フレームの左右に配置されたバネおよびダンパーを備えていることを特徴とする立ち乗り式の移動装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、前記接合部は、前記フレームの旋回動作を制御可能な慴動部材を備えていることを特徴とする立ち乗り式の移動装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかにおいて、前記フレームが前記シャフトに接続され接続部分は、鉛直上方にほぼ45度傾いていることを特徴とする立ち乗り式の移動装置。
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