JP3887384B2 - 光情報検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は光情報検出装置に係り、特に、記録媒体のランドおよびグルーブに記録された情報を光学的に検出する光情報検出装置に関する。
現在、光ディスクは音声、画像および文字情報等の記録媒体として使われている。特に光磁気ディスクや相変化ディスクは、書き換え可能な高密度記録媒体として研究開発が盛んに行われている。
光ディスクの記録密度を向上させるためには、情報検出に使用するレーザの短波長化と集光用対物レンズの開口数の増大化により、記録媒体上での検出光のスポットサイズを小さくする方法がある。
一方、主に、光磁気記録媒体で検討されているMSR(磁気超解像)のように、トラック間クロストークやトラック接線方向のマーク間干渉を抑制し、同じスポットサイズの検出光を用いて記録密度の向上を図る方法もある。同じスポットサイズの検出光を用いたままトラックピッチを短縮すると、トラッキング能力の低下やクロストーク、さらに書き換え可能な光ディスクにおいてはクロスイレーズが問題となる。
ランド・グルーブ記録では、同じトラッキング性能を維持したまま、実効的にトラック密度を2倍にできる。また、ランドとグルーブとが3次元的に隔たっているため、クロスイレーズが抑制される。このようにランド・グルーブ記録は、書き換え可能な光ディスクの高密度化に有効な方法であるが、実用化するにはクロストークを抑制する方法が必要である。
クロストークを抑制する方法として、従来、例えば、特願平9−16134号公報に示すよう方法が提供されている。
特願平9−16134号公報に示すよう方法は、ランドとグルーブとで独立に位相補償を行うことで、クロストークを抑制する。
このとき、同じスポットサイズの光を用いたまま線記録密度を改善させるには、マーク間干渉による再生信号出力の低下を改善する必要がある。
また、マーク間干渉による再生信号出力の低下を改善する方法として、例えば、「Jpn.J.Appl.Phys.Vo1.32.1993,pp.5397−5401」が提案されている。
「Jpn.J.Appl.Phys.Vo1.32.1993,pp.5397−5401」では、光デイスクの光情報検出系再生光路中に遮蔽帯を配置し、光学的に再生出力を改善する方法、いわゆる、光学的超解像が提案されている。 最近、ホログラム等を用いた光ディスク用集積ヘッドの開発が盛んに行われており、前記した高密度記録の方法もこのような集積化、小型化に対応できる形態であることが要求されている。
このような光情報検出方法としては、例えば、特開平9−128825号公報が提案されている。特開平9−128825号公報の光情報検出方法では、反射光の全体を複数の分割して、各種情報を検出する構成であった。
しかるに、特願平9−16134号公報に示すよう方法では、クロストークおよびマーク間干渉の抑制には、MSRが有効であるが、光記録媒体の光磁気層を少なくとも2層以上必要とすることや、再生パワーが高く且つそのパワーマージンが狭いといった問題がある。
また、クロストークは低減されているものの、隣接するランドまたはグルーブから、グルーブ深さの2倍の深さ分、位相の異なる偏光成分が再生信号に加わり、再生光が楕円化し、再生出力が低下する。このため、なんらかの位相補償が必要となる。
また、「Jpn.J.Appl.Phys.Vo1.32.1993,pp.5397−5401」に示されるように遮蔽帯を磁気再生光路中に配置する方法およびランドとグルーブに独立に位相補償を行う方法を用いることで、MSRを用いずにトラック記録密度および線記録密度の向上が図られるが、遮蔽帯と位相補償機構とを別々に配置する必要があり、装置が大きくなる程調整の手間がかかる等の問題点があった。
また、特開平9−128825号公報の光情報検出方法では、反射光の全体を複数の分割して、各種情報を検出する構成であるため、小型化が困難である等の問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、小型で効率よく、各種情報を検出できる光情報検出装置を提供することを目的とする。
本発明は、記録媒体のランドおよびグルーブに記録された情報を光学的に検出する光情報検出装置において、前記ランド及びグルーブに記録された情報を検出するための一体化複合光学素子と、前記複合光学素子を通過した光を検出する光検出手段とを有し、前記複合光学素子は、前記記録媒体からの反射光を前記記録媒体に予め記録されたマークのトラック接線方向のマーク間の干渉により生じる回折パターン中の0次光の領域と、+1次光の領域と、−1次光の領域に空間的に分割するとともに、該+1次光の領域及び該−1次光の領域に対して各々所望の位相補償を行い、該+1次光の領域及び該−1次光の領域を前記ランド及び前記グルーブの記録情報検出用として前記光検出手段へ導き、該0次光の領域を他の検出用情報として前記光検出手段に導くように構成されたことを特徴とする。
また、本発明は、記録媒体のランドおよびグルーブに記録された情報を光学的に検出する光情報検出装置において、前記ランド及びグルーブからの反射光を検出するための一体化複合光学素子を有し、前記複合光学素子は、前記ランド及びグルーブからの反射光の第1の端部を第1及び第2の方向に分散させる第1のウォランストンプリズムと、
前記反射光の前記第1の端部とは反対側の第2の端部を前記第1及び第2の方向に分散させる第2のウォランストンプリズムと、前記第1のウォランストンプリズムにより分散された光を前記第1及び第2の方向に直交する第3の方向に屈折させる第1のウェッジプリズムと、前記第2のウォランストンプリズムにより分散された光を前記第1及び第2の方向に直交し、前記第3の方向とは反対の方向の第4の方向に屈折させる第2のウェッジプリズムと、前記反射光の中央部を前記第1の方向に屈折させる第3のウェッジプリズムと、前記反射光の中央部を前記第2の方向に屈折させる第4のウェッジプリズムと、前記反射光の第4の方向端部に配置され、前記光を前記第1の方向に屈折させる第5のウェッジプリズムと、前記反射光の第3の方向の端部に配置され、前記光を前記第2の方向に屈折させる第6のウェッジプリズムとを有することを特徴とする。
本発明によれば、複合光学素子により記録媒体からの反射光を記録媒体に予め記録されたマークのトラック接線方向のマーク間の干渉により生じる回折パターン中の0次光の領域と、+1次光の領域と、−1次光の領域に空間的に分割するとともに、+1次光の領域及び−1次光の領域に対して各々所望の位相補償を行い、+1次光の領域及び−1次光の領域をランド及びグルーブの記録情報検出用として光検出手段へ導き、0次光の領域を他の検出用情報として光検出手段に導くことにより、1つの光束から各種検出に必要な0次光、+1次光、−1次光を分割できるので、小さいスペースで、各種検出を不要な光を検出することなく、検出できる。
上述の如く、本発明によれば、複合光学素子により記録媒体からの反射光を記録媒体に予め記録されたマークのトラック接線方向のマーク間の干渉により生じる回折パターン中の0次光の領域と、+1次光の領域と、−1次光の領域に空間的に分割するとともに、+1次光の領域及び−1次光の領域に対して各々所望の位相補償を行い、+1次光の領域及び−1次光の領域をランド及びグルーブの記録情報検出用として光検出手段へ導き、0次光の領域を他の検出用情報として光検出手段に導くことにより、1つの光束から各種検出に必要な0次光、+1次光、−1次光を分割できるので、小さいスペースで、各種検出を不要な光を検出することなく、検出できる等の特長を有する。
本発明に係る光情報検出装置を用いた光情報記録再生装置の実施例を説明する。
図1に本発明の一実施例のブロック構成図を示す。
半導体レーザ1から出射した光束は、コリメータレンズ2、真円補正プリズム3により、光束の断面が円形とされた平行光L1に変換される。この平行光L1は、偏光ビームスプリッタ4により、2方向に分離される。
偏光ビームスプリッタ4により分離された一方の光L2は、オートパワーコントロール用のフォトディテクタ5に供給され、他方の光L3は、対物レンズ6に供給される。対物レンズ6は、供給された光L3を集光し、スピンドルモータSPにより回転された光磁気記録媒体7に照射する。
対物レンズ6は、2軸アクチュエータ6aに固定されている。2軸アクチュエータ6aは、対物レンズ6を2軸方向に移動させ、集光した光を光磁気記録媒体7上の所望に位置に供給する。
光磁気記録媒体7には、螺旋状に予めグルーブとランドが形成されている。
図2に本発明の一実施例の光磁気記録媒体の概略構成図を示す。
光磁気記録媒体7は、円盤状をなし、ケース7aに収納されている。光磁気記録媒体7の中心部には、クランプハブ7bが固定されている。クランプハブ7bは、スピンドルモータSPのチャックCHに結合される。スピンドルモータSPが回転することにより光磁気記録媒体7が回転する。
光磁気記録媒体7の対物レンズ6と対向する面には、トラッキングサーボ制御を行うために、トラックTRが螺旋状に形成されている。
トラックTRは、ランドとグルーブとから構成される。
図3に本発明の一実施例の光磁気記録媒体の要部の構成図を示す。
光磁気記録媒体7は、基板7cの対物レンズ6と対面する面とは反対側の面には、トラックTRが螺旋状に形成されている。トラックTRは、ランド7d及びグルーブ7eから構成される。ランド7d及びグルーブ7e上には、記録膜7fが形成される。 光磁気記録媒体7の対物レンズ6が対面する面とは反対側の面には浮上型磁気ヘッド8が配置される。
光磁気記録媒体7は、対物レンズ6により集光された光により記録膜が加熱され、光が照射された位置の記録膜が浮上型磁気ヘッド8の磁界に応じた方向に磁極が回転する。記録膜では、磁極の方向により、反射光の偏光方向が回転し、この反射光の偏光面の回転を検出することにより光磁気記録媒体7に記録された情報を検出することができる。すなわち、磁界変調方式による光磁気信号の記録再生が可能となる。
光磁気記録媒体7から反射された光は、対物レンズ6を通過後、再び、偏光ビームスプリッタ4に供給される。偏光ビームスプリッタ4は、対物レンズ6から供給された反射光L4を複合光学素子9に供給する。
複合光学素子9は、偏光ビームスプリッタ4により分離された光L5を光磁気信号、フォーカシングエラー信号、トラッキングエラー信号検出用の光に分離する。複合光学素子9により分離された光は、収束レンズ10により集光され10分割フォトディテクタ11に供給される。
ここで、複合光学素子9について説明する。
図4に本発明の一実施例の複合光学素子の構成図、図5に本発明の一実施例の複合光学素子の分解斜視図を示す。図4(A)は複合光学素子9の正面図、図4(B)は複合光学素子9の側面図を示す。
複合光学素子9は、位相補償板12,13、ウォランストンプリズム14、ウェッジプリズム15,16、ダブルウェッジプリズム17から構成される。
位相補償板12は、光磁気記録媒体7からの反射光18のうちランド7dからの反射光が所定の位相となるように位相補償を行う。また、位相補償板13は、光磁気記録媒体7からの反射光18のうちグルーブ7eからの反射光が移動補償板12の出力光とは偏光成分の位相補償量が同じで、符号が異なるように位相補償を行う。
ウォランストンプリズム14は、位相補償板12上に設けられた第1のウォランストンプリズム14a、位相補償板12上に設けられた第2のウォランストンプリズム14bから構成される。第1のウォランストンプリズム14aは、位相補償板12により位相補償された光のうち、矢印A1方向の一部の光を供給された光の偏光方向に応じて位相補償板12の延在方向(矢印B1、B2方向)のいずれかに分散させる。第2のウォランストンプリズム14bは、位相補償板13により位相補償された光のうち、矢印A2方向の一部の光を供給された光の偏光方向に応じて位相補償板12の延在方向(矢印B1、B2方向)のいずれかに分散させる。
第1のウォランストンプリズム14aで分散された光は、第1のウェッジプリズム15aに供給される。第1のウェッジプリズム15aは、矢印A1方向に傾斜を有し、第1のウォランストンプリズム14aで分散された光を矢印A1方向に屈折させる。
また、第2のウォランストンプリズム14aで分散された光は、第2のウェッジプリズム15bに供給される。第2のウェッジプリズム15bは、矢印A2方向に傾斜を有し、第2のウォランストンプリズム14bで分散された光を矢印A2方向に屈折させる。
ウェッジプリズム16は、矢印A1、A2方向に傾きを有する第1及び第2のウェッジプリズム16a、16bから構成される。第1のウェッジプリズム16aは、光磁気記録媒体7からの反射光18のうち外周部分の光18aを外周方向(矢印B1方向)に屈折させる。第2のウェッジプリズム16bは、光磁気記録媒体7からの反射光18のうち外周部分の光18bを外周方向(矢印B2方向)に屈折させる。
第1、第2のウェッジプリズム16a、16bで、分散された光は、収束レンズ10により収束され、フォトディテクタ11に供給され、プッシュプル法によるトラッキングエラー信号として検出される。
ビーム径18の再生光のうちビーム幅19より外側の光は、位相補償板12,13によりそれぞれ独立に位相補償された後、第1、第2のウォランストンプリズム14a、14bにより各々偏光方向に応じて二方向(矢印B1、B2方向)に分離され、さらに、第1、第2のウェッジプリズム15a、15bにより外方(矢印A1、A2方向)に分散された後、収束レンズ10を介してフォトディテクタ11に供給され、差動検出により光磁気信号検出用として用いられる。
ダブルウェッジプリズム17は、光磁気記録媒体7からの反射光18の中心部に配置される。ダブルウェッジプリズム17は、互いに逆方向に傾斜された第1のウェッジプリズム17a及び第2のウェッジプリズム17bから構成される。 第1のウェッジプリズム17aは、位相補償板12の矢印A2方向の端部に配置され、位相補償板12で位相補償された光を矢印B1方向に屈折させる。また、第2のウェッジプリズム17bは、位相補償板13の矢印A1方向の端部に配置され、位相補償板13で位相補償された光を矢印B2方向に屈折させる。
ダブルウェッジプリズム17は、第1、第2のウェッジプリズム17a、17bにより光磁気記録媒体7からの反射光18のビーム径d0 のうち、中心部分のビーム幅d1 の光19を2つのビーム19a、19bに分離する。ダブルウェッジプリズム17により分離されたビーム19a、19bは、フォトディテクタ11に供給される。
ダブルウェッジプリズム17により分離された光は、収束レンズ10により収束され、フォトディテクタ11に供給され、ダブルフーコー法によりフォーカシングエラー信号検出用として用いられる。
ビーム径18の再生光のうちビーム幅19より外側の光は、位相補償板12,13によりそれぞれ独立に位相補償された後、ウォランストンプリズム14により各々偏光方向に応じて二方向に分離され、ウェッジプリズム16を介して差動検出により光磁気信号が検出される。
ここで、光磁気記録媒体7からの反射光について説明する。
光磁気記録媒体7からの反射光は、隣接するランド7dまたはグルーブ7eにまたがって集光される。このため、隣接する領域からのクロストークが発生する。
隣接するランド7dとグルーブ7eとの段差は、ランド7dからの反射光と、グルーブ7eからの反射光の波長が1/8波長の2倍の位相差をもつように設定されている。このとき、光磁気記録媒体7からの反射光は、クロストークによりグルーブ7eからの反射光とランド7dから反射光とを足し合わされた光となる。このとき、ランド7dとグルーブ7eとの光磁気層の磁化の方向が異なる時には、足し合わされた光は楕円偏光になる。
ランド7dとグルーブ7eとでは、この楕円の回転方向が異なるため、最適な位相補償条件が異なる。このため、位相補償板13、14によりランド7d及びグルーブ7bのそれぞれで位相補償条件を合わせることにより、他方からの信号の検出がしにくくなる。
位相補償板12は、グルーブ7eからランド7dヘのクロストークが最小になるように設定し、位相補償板13は、逆にランド7dからグルーブ7eヘのクロストークが最小になるように設定することによりクロストークが低減できる。
なお、図4、図5に示した複合光学素子9は、本発明に係る1つの形態であり、要は、光磁気記録媒体7からの反射光18を中心部と外周部とで分散できればよく、例えば、各プリズムに空隙を設けずに一体成形プリズムとする構成も考えられる。
次にフォトディテクタ11について説明する。
図6に本発明の一実施例のフォトディテクタの概略構成図を示す。
フォトディテクタ11は、同一基板11a上にそれぞれ独立した第1〜第7の光検出部20〜26を形成した構成とされている。
第1、第2の検出部20、21は、フォトディテクタ11の矢印A2方向の端部に複合光学素子9の位相補償板13の延在方向(矢印B1、B2方向)と平行に配置される。第1の検出部20は、基板11aの矢印B2方向の端部に配置され、第2のウォランストンプリズム14bで矢印B1方向に屈折された光が入射される。また、第2の検出部21は、基板11aの矢印B1方向の端部に配置され、第2のウォランストンプリズム14bで矢印B2方向に屈折された光が入射される。
また、第3、第4の検出部22、23は、フォトディテクタ11の矢印A1方向の端部に複合光学素子9の位相補償板12の延在方向(矢印B1、B2方向)と平行に配置される。第2の検出部22は、基板11aの矢印B2方向の端部に配置され、第1のウォランストンプリズム14aで矢印B1方向に屈折された光が入射される。また、第4の検出部23は、基板11aの矢印B1方向の端部に配置され、第1のウォランストンプリズム14aで矢印B2方向に屈折された光が入射される。
さらに、第5の検出部24は、フォトディテクタ11の中心部に配置される。また、第5の検出部24は、矢印A1、A2方向及び矢印B1、B2方向でそれぞれ分割され、4つの検出領域24a〜24dに分割されている。
第6、第7の検出部25、26は、基板11aの中央部に第5の検出部24を挟んで、矢印B1、B2方向に平行に配置される。第6の検出部25は、基板11aの矢印B1方向の端部に配置され、第1のウェッジプリズム16aにより矢印B1方向に屈折された光が入射される。また、第7の検出部26は、基板11aの矢印B2方向の端部に配置され、第2のウェッジプリズム16bにより矢印B2方向に屈折された光が入射される。
第1の検出部20で検出された第1の検出信号と第2の検出部21で検出された第2の検出信号とは、その差動電圧が求められ、トラックに記録された情報として検出される。
また、第3の検出部22で検出された第3の検出信号と第4の検出部23で検出された第4の検出信号とは、その差動電圧が求められ、差動電圧によりグルーブ7eに記録された情報が検出される。
さらに、第5の検出部24の第1〜第4の検出領域24a〜24dで検出された検出信号は、後述するように所定の演算が行われる。第1〜第4の検出領域24a〜24dで検出された検出信号を、後述するように演算することにより、フォーカスエラー信号が検出される。
また、第5の検出部25で検出された第5の検出信号と第6の検出部26で検出された第6の検出信号とは、その差動電圧が求められ、トラッキングエラー信号として検出される。
次に、ランド7d及びグルーブ7eに記録された情報、並びに、トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号の検出方法について説明する。
図7、図8に本発明の一実施例の情報検出方法を説明するための図を示す。図7は、ランド7d及びグルーブ7eに記録された情報、並びに、トラッキングエラー信号を検出する方法、図8にフォーカスエラー信号の検出方法を説明するための図を示す。
図7に示すよう第1の検出部20は、差動回路Amp1の非反転入力端子に接続され、第2の検出部21は、差動回路Amp1の反転入力端子に接続される。差動回路Amp1は、第1の検出部20から供給される第1の検出信号と第2の検出部21から供給される第2の検出信号との差動信号を出力する。
このとき、第1、第2の検出部20、21には、位相補償板13によりランド7dからグルーブ7eヘのクロストークが最小になるように位相補償された光が供給される。
図7に示すよう第3の検出部22は、差動回路Amp2の非反転入力端子に接続され、第4の検出部23は、差動回路Amp2の反転入力端子に接続される。 差動回路Amp2は、第3の検出部22から供給される第3の検出信号と第4の検出部23から供給される第4の検出信号との差動信号を出力する。
このとき、第3、第4の検出部22、23には、位相補償板12によりグルーブ7eからランド7dヘのクロストークが最小になるように位相補償された光が供給される。
また、図7に示すように第6の検出部25は、差動回路Amp3の反転入力端子に接続され、第7の検出部26は、差動回路Amp3の非反転入力端子に接続される。差動回路Amp3は、反転入力端子に供給される第6の検出信号と、非反転入力端子に供給される第7の検出信号との差動信号を出力する。
このとき、第6の検出部25及び第7の検出部26には、ランド7d又はグルーブ7eから反射光が供給される。このため、光がランド7d又はグルーブ7eの中心にかかっていれば、第6の検出部25及び第7の検出部26に供給される光は等しくなる。よって、第6の検出信号と第7の検出信号とは、等しくなり、差動回路Amp3の出力は、零になる。
しかし、トラッキングにずれかある場合には、第6の検出部25に供給される反射光と第7の検出部26に供給される反射光とが相違する。よって、例えば、第6の検出部25に供給される反射光が増加すると、第7の検出部26に供給される反射光とが減少し、第6の検出部25に供給される反射光が減少すると、第7の検出部26に供給される反射光とが増加することになる。よって、第6の検出信号が大きくなると、第7の検出信号が小さくなり、差動回路Amp3の出力はマイナスになり、逆に第6の検出信号が小さくなると、第7の検出信号が大きくなり、差動回路Amp3の出力はプラスになる。すなわち、差動回路Amp4からは、光のトラッキングの状態に応じた信号、すなわち、トラッキングエラー信号が出力される。
また、図8に示すように第5の検出部24では、互いに対角に配置された第1の検出領域24a及び第3の検出領域24cが加算回路Amp4に接続され、互いに対角に配置された第2の検出領域24b及び第4の検出領域24dが加算回路Amp5に接続されている。さらに、加算回路Amp4の出力は差動回路Amp6の非反転入力端子に供給され、加算回路Amp5の出力は差動回路Amp6の反転入力端子に供給される。
ここで、ダブルフーコー法では、光学系の特性により、反射光は合焦状態では、反射光の中心で略円形になり、第1〜第4の検出領域24a〜24dでほぼ等しい光量となり、非合焦状態では、反射光は、第1の検出領域24a及び第3の検出領域24cで光が大きくなり、第2の検出領域24b及び第4の検出領域24dで光が小さくなるか、または、第1の検出領域24a及び第3の検出領域24cで光が小さくなり、第2の検出領域24b及び第4の検出領域24dで光が大きくなる。
よって、合焦状態では、加算回路Amp4の出力と加算回路Amp5の出力とは等しくなるので、差動回路Amp6の出力は0となる。また、非合焦状態では、加算回路Amp4の出力が大きくなると、加算回路Amp5の出力は小さくなり、加算回路Amp4の出力が小さくなると、加算回路Amp5の出力は大きくなる。よって、加算回路Amp4の出力が大きくなり、加算回路Amp5の出力は小さくなると、差動回路Amp6の出力はプラスとなり、加算回路Amp4の出力が小さくなり、加算回路Amp5の出力は大きくなると、差動回路Amp6の出力はマイナスとなる。すなわち、差動回路Amp6からは、光の合焦の状態に応じた信号、すなわち、フォーカシングエラー信号が出力されることになる。 図9に本発明の一実施例のビームスプリッタの出力光の回折光の分布の概念図を示す。
ビームスポットに比べて短い記録マーク情報を再生した場合には、図9に示すように0次光27と+1次光28、−1次光29とが混在して検出される。0次光の支配的な領域30は、一般に空間周波数的に検出光のスポット系より小さな記録マーク(ピット)の情報を含まないので、この領域は情報検出に必要ない部分であると判断できる。よって、0次光27を多く含む領域30の光を除くことで記録マーク(ピット)の再生出力が改善されることになる。
このため、図4において、ビーム幅d1を0次光の支配的な領域30に等しくなるように設定し、反射光を有効に使うためにサーボ制御信号検出用に用いる。 なた、0次光27をランド7d及びグルーブ7e上の記録マーク(ピット)を検出するための再生信号検出系から除くことによる分解能の向上する。
ここで、図1に示した光情報検出装置の具体例について説明する。
図1において、半導体レーザ1の出力レーザ光の波長を650nmとし、対物レンズ6の開口数を0.6とし、光磁気記録媒体7からの反射光の偏光方向はランド7d、グルーブ7eの延在方向、すなわち、トラックの接線方向に平行とする。また、偏光方向をトラック接線方向に対して垂直にした場合でも、1/T波長板等を配置して検出系の偏光方向を90度回転させるようにする。
なお、光磁気記録媒体7には、基板7cとして、厚さ0.6mmのガラス円盤を用い、2p(Photo-Polymer )成形法によりランド7dとグルーブ7eがトラックピッチ1.2μm(有効トラックピッチ0.6μm)で形成する。さらに、基板7c上には、誘電体層/光磁気記録層/誘電体層/金属反射層の4層構造からなる記録膜7fをスパッタリング法等により形成し、その上に紫外線効果樹脂を用いて厚み、数ミクロンの保護層を形成する。また、グルーブ7eの深さは、光学的に半導体レーザ1から出力されるレーザ光の波長の1/8波長になる深さに設定する。
なお、光磁気記録媒体7の基板7cは、そりが小さく、複屈折が小さければ、よく、円盤ガラスの他に、例えば、射出成形したポリカーボネート等のプラスチック基板も使用できる。
本実施例では、光磁気記録膜7fにTbFeCoの非晶質合金薄膜を使用しており、4層構造の多重反射も含めると、カー回転角0.9度、カー楕円率0度、反射率18%の特性を有する。なお、光磁気記録膜7fには、MSR用の多層膜を用いても上述の効果を得るこができ、更なる記録密度の向上が図れる。
光磁気情報の書き込みには、浮上磁気ヘッドによって印加する変調磁界と、パルス状の照射レーザ光等を同期させたパルスアシスト磁界変調記録方式を用いることができる。なお、DCレーザ光による磁界変調方式あるいは光変調方式で記録してもよいが、パルスアシスト磁界変調方式で記録した方が、高品質の再生出力が得られる。
なお、図4に示した複合光学素子9におけるビーム幅d1は、例えば、位相補償板12,13のない状態で、反射光をナイフエッジで遮蔽しながら信号振幅を測定して、信号振幅の変化から最適値に設定する。例えば、図3における光磁気信号検出系の光束の直径d0 =6mmに対して、ビーム幅d1 =1.5mmとすればよい。
また、 位相補償板12、13の位相差は、予めバビネソレイユ位相補償器を用いて位相補償量を変えながら、CNRとクロストークを最適な条件をランド7d及びとグルーブ7eの情報信号を測定して最適値を決定することができる。
本実施例では、位相補償板12、13として、例えば、位相差が0.07波長となる波長板を用いて、ランドとグルーブとで、配置方向を90度回転させた関係になるように波長板を配置する。すなわち、ランド7dに対しては、+0.07波長、グルーブ7eに対しては、−0.07波長の位相補償を行う。波長板には、複屈折性を有する一軸性結晶である、方解石、水晶、リチウムナイオベイトなどが使用可能である。また、2枚の水晶板を結晶軸が垂直になるように張り合わせた厚みが約1mmの0次の0.07波長板を使用することができる。なお、マルチオーダーの波長板も使用可能であるが、位相差の温度変化を考慮すると0次の波長板の使用が望ましい。
図10に本発明の一実施例のCNRとクロストークの測定値を示す図を示す。 ここで、図10に示すCNRの測定は、以下のようにして行う。
例えば、ランド7dについては、一本のランド7dとそれに隣接する両隣のグルーブ7eに記録された情報をイレーズした後に、ランド7dにのみに情報を記録してランド用の信号検出系で測定する。グルーブ7eのCNRについては、上述の方法でランド7dとグルーブ7eとを入れ替えて行う。なお、再生時の光磁気記録媒体7の線速は5m/secとし、媒体上でのレーザパワーは1.5mWとする。記録マークは、マーク長0.45μmで、±1500eの変調磁界のもと、それに同期させたパルスデューティ40%、7.5mWのレーザ光を照射して記録した。
また、図10でクロストークの測定は以下のように行う。
例えば、ランド7dの場合には、ランド7dとそれに隣接する両脇のグルーブ7eを消去後にランド7dに信号を記録する。信号を記録したランド7dにトラッキングした状態で、ランド用の信号検出系で信号出カレベルCLを測定する。 次に、隣接する両隣のグルーブ7eにそれぞれトラッキングし、グルーブ用の信号検出系で測定した信号レベルを測定し、大きい方の値をCRとする。(CR−CL)をクロストーク値とする。グルーブ7eのクロストークは、上述の方法でランド7dとグルーブ7eとを入れ替えて行う。
なお、クロストークにおいて、記録マーク長は1.35μmとし、その他の記録条件、再生条件は上述のCNRと同じである。比較例として、図4において複合光学素子9から位相補償板12,13を除いた形態で測定を行う。比較例においては、ランド、グルーブとも同じ光磁気検出系でCNRとクロストークの測定を行う。
図10に示すように本実施例によれば、比較例に比べて+3dBのCNR増大の効果がある。この効果のうち約+2dBは、光磁気信号再生光を分割して0次光領域を除いた効果により、残りの+1dBは、位相補償による再生信号のキャリアレベルの増大による。
また、図10に示すようにクロストークについては、本実施例によれば、クロストークは、−30dBまで抑制されていることがわかる。
次に、本実施例の光情報検出装置の記録再生のマージンについて説明する。
図11に本発明の一実施例のジッター値の書き込みパワー依存性を示す図を示す。
図11は、最短マーク長0.45μmのRLL1−7のランダム信号を隣接するランド7dとグルーブ7eにべた書きした時の2T信号のジッター値を測った結果である。
再生時の光磁気記録媒体の線速は5m/secとし、媒体上でのレーザパワーは1.5mWとする。書き込みレーザパワー7mWから10mWの範囲で、ランドおよびグルーブにともに8%以下の良好なジッター値が得られる。この結果より本発明にかかる光情報検出装置を用いることで、3.2Gbit/inch2 の記録密度が実現できる。
以上、本実施例によれば、コンパクトな光情報検出装置で、ランド、グルーブ間クロストークが抑制され、しかも、トラック接線方向のマーク間干渉による出力低下を抑制レた光磁気信号の検出が可能になる。
なお、本実施例では、光磁気媒体を例にとって説明したが、位相ビットが形成されているROMディスクや、追記型ディスク、相変化ディスクについても適用可能である。
本発明の一実施例のブロック構成図である。 本発明の一実施例の光磁気記録媒体の概略構成図である。 本発明の一実施例の光磁気記録媒体の要部の構成図である。 本発明の一実施例の複合光学素子の構成図である。 本発明の一実施例の複合光学素子の分解斜視図である。 本発明の一実施例のフォトディテクタの概略構成図である。 本発明の一実施例の情報検出方法を説明するための図である。 本発明の一実施例の情報検出方法を説明するための図である。 本発明に一実施例のビームスプリッタの出力光の回折光分布の概念図である。 本発明の一実施例のジッター値の記録レーザパワー依存性を示す図である。 本発明の一実施例のジッター値の記録レーザパワー依存性を示す図である。
符号の説明
1 半導体レーザ
2 コリメータレンズ
3 真円補正プリズム
4 偏光ビームスプリッタ
5 フォトディテクタ
6 対物レンズ
7 光磁気記録媒体
8 浮上磁気ヘッド
9 複合光学素子
10 収束レンズ
11 フォトディテクタ
12、13 位相補償板
14 ウォラストンプリズム
14a 第1のウォラストンプリズム
14b 第2のウォラストンプリズム
15、16 エッジプリズム
15a、16a 第1のエッジプリズム
15b、16b 第2のエッジプリズム
17 ダブルエッジプリズム
17a 第1のエッジプリズム
17b 第2のエッジプリズム

Claims (5)

  1. 記録媒体のランドおよびグルーブに記録された情報を光学的に検出する光情報検出装置において、
    前記ランド及びグルーブに記録された情報を検出するための一体化複合光学素子と、
    前記複合光学素子を通過した光を検出する光検出手段とを有し、
    前記複合光学素子は、前記記録媒体からの反射光を前記記録媒体に予め記録されたマークのトラック接線方向のマーク間の干渉により生じる回折パターン中の0次光の領域と、+1次光の領域と、−1次光の領域に空間的に分割するとともに、該+1次光の領域及び該−1次光の領域に対して各々所望の位相補償を行い、該+1次光の領域及び該−1次光の領域を前記ランド及び前記グルーブの記録情報検出用として前記光検出手段へ導き、該0次光の領域を他の検出用情報として前記光検出手段に導くように構成されたことを特徴とする光情報検出装置。
  2. 前記複合光学素子は、前記0次光の領域をサーボ制御用信号として前記光検出手段に導くことを特徴とする請求項1記載の光情報検出装置。
  3. 前記複合光学素子は、前記記録媒体からの反射光のうち前記0次光の所定の領域をサーバ制御用信号として分割する分割手段を有することを特徴とする請求項1又は2記載の光情報検出装置。
  4. 前記複合光学素子は、前記+1次光の位相補償を行う第1の位相補償手段と、
    前記−1次光の位相補償を行う第2の位相補償手段と
    前記前記第1の位相補償手段で位相補償された光を偏光方向に応じて前記第1及び第2の位相補償手段の配列方向に直交する第1及び第2の方向に分散させる第1のウォランストンプリズムと、
    前記第2の位相補償手段で位相補償された光を偏光方向に応じて前記第1及び第2の方向に分散させる第2のウォランストンプリズムと、
    前記第1のウォランストンプリズムにより分散された光を前記第1及び第2の位相補償手段の配列方向のうち、前記第2の位相補償手段から前記第1の位相補償手段に向かう第3の方向に屈折させる第1のウェッジプリズムと、
    前記第2のウォランストンプリズムにより分散された光を前記第1及び第2の位相補償手段の配列方向のうち、前記第1の位相補償手段から前記第2の位相補償手段に向かう第4の方向に屈折させる第2のウェッジプリズムと、
    前記第1及び第2の位相補償手段の第1の方向の端部にまたがって配置され、前記第1及び第2の位相補償手段で位相補償された光を前記第1の方向に屈折させる第3のウェッジプリズムと、
    前記第1及び第2の位相補償手段の第2の方向の端部にまたがって配置され、前記第1及び第2の位相補償手段で位相補償された光を前記第2の方向に屈折させる第4のウェッジプリズムと、
    前記第1の位相補償手段の第4の方向端部の略中央部に配置され、前記第1の位相補償手段で位相補償された光を前記第1の方向に屈折させる第5のウェッジプリズムと、
    前記第1の位相補償手段の第3の方向端部の略中央部に配置され、前記第1の位相補償手段で位相補償された光を前記第2の方向に屈折させる第6のウェッジプリズムとを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の光情報検出装置。
  5. 記録媒体のランドおよびグルーブに記録された情報を光学的に検出する光情報検出装置において、
    前記ランド及びグルーブからの反射光を検出するための一体化複合光学素子を有し、
    前記複合光学素子は、前記ランド及びグルーブからの反射光の第1の端部を第1及び第2の方向に分散させる第1のウォランストンプリズムと、
    前記反射光の前記第1の端部とは反対側の第2の端部を前記第1及び第2の方向に分散させる第2のウォランストンプリズムと、
    前記第1のウォランストンプリズムにより分散された光を前記第1及び第2の方向に直交する第3の方向に屈折させる第1のウェッジプリズムと、
    前記第2のウォランストンプリズムにより分散された光を前記第1及び第2の方向に直交し、前記第3の方向とは反対の方向の第4の方向に屈折させる第2のウェッジプリズムと、
    前記反射光の中央部を前記第1の方向に屈折させる第3のウェッジプリズムと、
    前記反射光の中央部を前記第2の方向に屈折させる第4のウェッジプリズムと、
    前記反射光の第4の方向の端部に配置され、前記光を前記第1の方向に屈折させる第5のウェッジプリズムと、
    前記反射光の第3の方向の端部に配置され、前記光を前記第2の方向に屈折させる第6のウェッジプリズムとを有することを特徴とする光情報検出装置。
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