JP3885886B2 - 画像読取装置の倍率及びピントの調整方法 - Google Patents

画像読取装置の倍率及びピントの調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3885886B2
JP3885886B2 JP2003346737A JP2003346737A JP3885886B2 JP 3885886 B2 JP3885886 B2 JP 3885886B2 JP 2003346737 A JP2003346737 A JP 2003346737A JP 2003346737 A JP2003346737 A JP 2003346737A JP 3885886 B2 JP3885886 B2 JP 3885886B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
magnification
focus
light
image reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003346737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005117225A (ja
Inventor
啓 大内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2003346737A priority Critical patent/JP3885886B2/ja
Publication of JP2005117225A publication Critical patent/JP2005117225A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3885886B2 publication Critical patent/JP3885886B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Facsimile Heads (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

本発明は、スキャナとして単体で用いられたり、複写機やファクシミリ等に搭載されたりして、原稿画像を読み取る画像読取装置における倍率及びピントの調整方法に関する。
従来一般の画像読取装置は、大きくは、原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、この光源から照射されて前記画像面で反射した光を反射させるミラーと、このミラーで反射した光を集光するレンズと、このレンズで集光された光を受光して電気信号に変換する光電変換素子と、を備える。光源からの光は原稿の画像面で反射し、この原稿反射光がミラー及びレンズを通じて光電変換素子に導かれ、この光電変換素子で原稿画像が電気信号として取得される(読み取られる)。
このような画像読取装置では、製造工程において、光電変換素子に対しての倍率及びピントが画像読取装置の仕様に適合するよう調整が行われる。この調整手法としては、ミラー及びレンズを経た光の光電変換素子での受光結果に基づき、倍率に対しては、原稿からレンズに至る光路長を拡縮させるべくレンズを光軸方向に移動させ、他方ピントに対しては、レンズから光電変換素子に至る光路長を拡縮させるべく光電変換素子を光軸方向に移動させている。また、倍率に対してミラーを移動させ、ピントに対してレンズを移動させるものもある(例えば特許文献1参照)。
なお、こうしたレンズと光電変換素子、又はミラーとレンズを移動させてその位置を調整する機械的な調整は、光電変換素子での補完や間引きという画像処理的な調整に比べ、読み取った原稿画像の画質に対して優れる。画像処理的な調整では、モアレが発生して画質を低下させることがあるからである。
ここで、レンズと光電変換素子を移動の対象とする調整手順の一例について、図7を参照しながら説明する。画像読取装置の製造工程において、ステップ#105で、レンズと光電変換素子を標準の位置にセットする。この段階では、レンズ及び光電変換素子は互いに独立して光軸方向に移動可能になっている。次いでステップ#110で、先ず光電変換素子が所定量移動される。その後ステップ#115で、光電変換素子によって倍率及びピントが検出される。つまりここでは、テストパターンの画像面を有する原稿に光源から光が照射され、その原稿反射光がミラー及びレンズを経て光電変換素子に達し、この光電変換素子での受光結果により、その時点での倍率及びピントが検出される。
続いてステップ#120で、倍率及びピントが画像読取装置の仕様に相当する規格値以内であるか否かが判断される。両者がともに規格値以内であれば、調整が終了する。一方、いずれかが規格値外であれば、ステップ#125に進んで、規格値に対する倍率のズレ量に基づいてレンズの移動量が算出され、更にステップ#130で、その移動量の分レンズが移動される。そしてステップ#110に戻り、上記の動作が繰り返される。但し、繰り返される段、すなわち2回目以降での光電変換素子の移動(ステップ#110)については、ピントのみが規格値以内であれば、レンズから光電変換素子に至る光路長を維持させるべく、光電変換素子はレンズの移動された同一方向に同一量で移動され、ピントが規格値外であれば、規格値に対するピントのズレ量に基づいて算出された光電変換素子の移動量も加味して、光電変換素子は移動される。
特開平10−336402号公報
ところで、調達されるレンズ単体には、固有の焦点距離に対応する倍率に関して一応定められた公差があるものの、厳密にはその公差内でレンズ毎にバラツキがある。そうすると、このような固有の倍率に関してバラツキのあるレンズを搭載した画像読取装置において、上記した倍率及びピントの調整では、そもそもレンズ毎のバラツキが何ら考慮されていないことから、2、3回程度の繰り返しで調整が済む場合もあれば、それ以上繰り返される場合もあり、調整に要す時間がまちまちであった。従って、画像読取装置の生産効率が不安定であるし、時には著しく悪化していた。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、固有の倍率に関してレンズ毎にバラツキがあっても、これを搭載した画像読取装置において、短時間で倍率及びピントの調整が行える調整方法を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本発明は、原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、この光源から照射されて前記画像面で反射した光を反射させるミラーと、このミラーで反射した光を集光するレンズと、このレンズで集光された光を受光して電気信号に変換する光電変換素子と、を備えた画像読取装置において、前記ミラー及び前記レンズを経た光の前記光電変換素子での受光結果に基づき、前記レンズと前記光電変換素子を光軸方向に移動させて倍率及びピントを調整する画像読取装置の倍率及びピントの調整方法であって、前記レンズに固有の倍率情報に基づいて前記レンズの初期位置に対応した最初の移動量が導出され、この最初の移動量の分前記レンズが移動された後、倍率及びピントの調整が開始されるようになっている。
これにより、画像読取装置における倍率及びピントの調整の際、実際の調整が行われる前に、レンズ単体が個々に有する固有の倍率情報が反映された初期位置に先ずレンズが移動されるため、この初期状態で、画像読取装置の倍率に関しては仕様に対してほぼ適合するようになる。その結果、以降の実際の調整では、ピントを主とした微調整となるため、レンズと光電変換素子の移動や倍率及びピントの判定の繰り返しが少なくて済む。
ここで、レンズ単体の取扱いを容易にする観点から、前記レンズは、単体で倍率が測定されて複数にランク分けされたものであることが好ましい。
本発明によれば、例え固有の倍率に関してレンズ毎にバラツキがあっても、これが搭載された画像読取装置における倍率及びピントの調整の際、実際の調整が行われる前に、レンズ単体が個々に有する固有の倍率情報が反映された初期位置に先ずレンズが移動されるため、この初期状態で、画像読取装置の倍率に関しては仕様に対してほぼ適合するようになる。その結果、以降の実際の調整では、ピントを主とした微調整となるため、レンズと光電変換素子の移動や倍率及びピントの判定の繰り返しが少なくて済む。従って、調整に要す時間が安定的に短縮でき、ひいては画像読取装置の生産効率の向上につながる。
以下に、本発明の一実施形態について図面を参照しながら詳述する。図1は画像読取装置の概略構成を示す縦断面図、図2はその画像読取装置のレンズ及び光電変換素子付近の斜視図、図3はその画像読取装置の倍率及びピントの調整に用いられる調整装置の概略構成を示すブロック図、図4はその倍率及びピントの調整の最初に活用されるデータテーブルの一例を示す図、図5はそのデータテーブルの変形例を示す図、図6はその倍率及びピントの調整手順を示すフローチャートである。
先ず、画像形成装置の概略構成について、図1を参照しながら説明する。画像読取装置1は、上面が開口された箱型のケース2で外形が構成され、このケース2の上面には、原稿Pが載置されるコンタクトガラス3を有する。ケース2の内部には、大きくは、コンタクトガラス3の下方から光を照射するLEDアレイや蛍光管ランプ等の光源4と、この光源から照射されて原稿Pの画像面で反射した光を反射させる第1ミラー5,第2ミラー6,第3ミラー7と、これらの第1〜第3ミラー5〜7で反射した光を集光するレンズ8と、このレンズ8で集光された光を受光して電気信号に変換する光電変換素子であるCCD9と、が収容されている。
ケース2の内部には、コンタクトガラス3に沿って往復移動可能に、相互に独立した第1移動ユニット10、第2移動ユニット11が支持されており、第1移動ユニット10には光源4及び第1ミラー5が搭載され、他方の第2移動ユニット11には第2ミラー6及び第3ミラー7が搭載されている。
このような構成のもと、コンタクトガラス3上の原稿Pの画像面に向けて光源4から光が照射され、原稿Pからのその反射光が第1〜第3ミラー5〜7及びレンズ8を通じてCCD9に導かれ、このCCD9で原稿画像が電気信号として取得される(読み取られる)という画像読取装置1そのものの基本機能が達成される。なお、第1,第2移動ユニット10,11は、原稿P全域に亘って走査すべく往復移動されるわけであるが、その際、第1移動ユニット10は、第2移動ユニット11に対して常時2倍の速度で移動するようになっており、これによりCCD9に達する光の焦点距離、すなわち光路長が常に一定になる。図1において、その光路を一点鎖線で示す。
一方、ケース2の上方には、ケース2に対して一端を支軸に回動可能にヒンジ等で連結された原稿押さえ12が設けられている。この原稿押さえ12は、コンタクトガラス3上に原稿Pを着脱する際に開閉され、閉じた状態で、コンタクトガラス3上の原稿を押さえつつ、外乱光を遮蔽する役割を果たすものである。
ここで、レンズ8及びCCD9付近の構成について、図2を参照しながら説明する。レンズ8は、剛性の高い金属板よりなるレンズ支持部材20に固定されており、このレンズ支持部材20は、ケース2の底壁上に固定のベースプレート21上にボルト等で取り付けられている。他方CCD9は、剛性の高い金属板が組み合わされてなるCCD支持部材22に固定されており、このCCD支持部材22は、同様にベースプレート21上にボルト等で取り付けられている。
但し、レンズ支持部材20及びCCD支持部材22は、後述するように、画像読取装置1の製造工程において、一旦標準の位置にセットされた後、倍率及びピントの調整を経て画像読取装置1の仕様に適合するよう光軸方向に移動された状態で、ベースプレート21上に確定的にボルト等で取り付けられる。その調整の際、後述の調整装置30(図3参照)が用いられるが、この調整装置30は、互いに独立して駆動されるレンズ支持部材用ピン34及びCCD支持部材用ピン35を備えていて、レンズ支持部材用ピン34がレンズ支持部材20に形成された一対の貫通孔23に係合してレンズ支持部材20を移動させ、CCD支持部材用ピン35がCCD支持部材22に形成された一対の貫通孔24に係合してCCD支持部材22を移動させる。
次に、画像読取装置1の倍率及びピントの調整に用いられる調整装置30について、図3を参照しながら説明する。調整装置30は、装置全体を制御する制御部31と、作業者によって入力操作される操作キー32と、各種のデータテーブルや演算プログラムが格納されたメモリ33と、レンズ支持部材用ピン34と、CCD支持部材用ピン35と、レンズ支持部材用ピン34を駆動させるレンズ支持部材用ピン駆動モータ36と、CCD支持部材用ピン35を駆動させるCCD支持部材用ピン駆動モータ37と、を備える。制御部31には、画像読取装置1のCCD9が接続されていて、CCD9での受光結果である原稿画像の電気信号が送られる。
メモリ33には、倍率及びピントの調整中に活用される演算プログラム、例えば倍率のズレ量に対応したレンズ8の移動量を算出する演算プログラムや、ピントのズレ量に対応したCCD9の移動量を算出する演算プログラムが格納されている。更に、レンズ8に固有の倍率情報に対応したレンズ8の最初の移動量をとりまとめたデータテーブルも格納されており、このデータテーブルは、倍率及びピントの調整の最初に活用される。
このデータテーブルとしては、図4に示すように、レンズ8単体の固有の倍率に関しての公差レンジを10等分にランク分けし、このランク毎にレンズ8の最初の移動量が定められている。ここでは、各ランクに、公差レンジの下限から順に、A,B,C,・・・,Jの10個の符号が割り当てられていて、各ランクA,B,C,・・・,Jにおけるレンズ8の最初の移動量は、公差レンジの中央値を境に相反する方向に徐々に大きくなるように設定されている。例えば、レンズ8の移動方向をCCD9に向く方向を+(プラス)として、ランクAには−(マイナス)4mm、ランクJには+4mmが設定されている。
なおここでは、レンズ8単体の倍率の公差レンジとして±1.5%が許容されているが、これを10等分しているため、各ランクには0.3%の範囲での倍率のバラツキが許容されることになる。また、図5は図4に示すデータテーブルの変形例であるが、図5に示すデータテーブルは、倍率の公差レンジ±1.5%を5等分にランク分けしたものであって、各ランクには0.6%の範囲での倍率のバラツキが許容されている。つまり、図5に示すデータテーブルは、図4に示すデータテーブルに比べて、各ランクに許容される倍率の範囲が大きいため、レンズ8単体の管理には便利であるが、倍率及びピントの調整における最初の段階での調整精度がやや劣る点で不利である。
ところで、詳細は後述する倍率及びピントの調整における最初の段階においては、画像読取装置1に搭載されたレンズ8に固有の倍率に関して、このレンズ8のランクを示すA,B,C,・・・,Jが調整装置30に入力される。従って、レンズ8の調達段階、すなわちレンズ8単体の製造工程で行われるべき事前準備として、レンズ8単体で倍率が測定され、その測定結果をランクA,B,C,・・・,Jと照合して、いずれかのランクA,B,C,・・・,Jを倍率情報としてレンズ8毎に明示しておく必要がある。例えば、レンズ8そのものに、明記したり刻印したりすることで足りる。
続いて、このような構成の調整装置30を用いた画像読取装置1の倍率及びピントの調整手順の一例について、図6を主として参照しながら説明する。
画像読取装置1の製造工程において、ステップ#5で、レンズ8が固定されたレンズ支持部材20とCCD9が固定されたCCD支持部材22をベースプレート21上の標準の位置にセットする。この段階では、レンズ支持部材20及びCCD支持部材22は互いに独立して光軸方向に移動可能になっており、レンズ支持部材20の貫通孔23には調整装置30のレンズ支持部材用ピン34が係合され、CCD支持部材22の貫通孔24にはCCD支持部材用ピン35が係合されている。
次いでステップ#10で、作業者により、画像読取装置1に搭載のレンズ8に明示されているいずれかのランクA,B,C,・・・,Jが確認され、調整装置30の操作キー32に入力される。続くステップ#15で、調整装置30の制御部31は、メモリ33に格納のデータテーブルより、入力されたランクA,B,C,・・・,Jに対応するレンズ8の最初の移動量を抽出し、レンズ支持部材用ピン駆動モータ36を駆動する。これにより、ステップ#20で、レンズ支持部材用ピン34を介してレンズ支持部材20とともにレンズ8が、その最初の移動量の分移動され、初期位置に配置される。この状態を初期状態として、以降の実際の調整が開始される。
ステップ#25で、制御部31の指令により、CCD支持部材用ピン駆動モータ37が駆動され、CCD支持部材用ピン35を介してCCD支持部材22とともにCCD9が、所定量移動される。その後ステップ#30で、CCD9によって倍率及びピントが検出される。つまりここでは、テストパターンの画像面を有する原稿Pに光源4から光が照射され、その原稿反射光が第1〜第3ミラー5〜7及びレンズ8を経てCCD9に達し、このCCD9での受光結果により、その時点での倍率及びピントが検出される。
続いてステップ#35で、倍率及びピントが画像読取装置1の仕様に相当する規格値以内であるか否かが判断される。両者がともに規格値以内であれば、調整が終了する。そして、レンズ支持部材20及びCCD支持部材22がベースプレート21上に確定的にボルト等で取り付けられ、これにより、ケース2内でレンズ8及びCCD9が完全に固定される。
一方、いずれかが規格値外であれば、ステップ#40に進んで、制御部31は、メモリ33に格納の演算プログラムによって、規格値に対する倍率のズレ量に基づきレンズ8の移動量を算出し、レンズ支持部材用ピン駆動モータ36を駆動する。これにより、ステップ#45で、レンズ支持部材20とともにレンズ8が、その移動量の分移動される。そしてステップ#25に戻り、上記の動作が繰り返される。但し、繰り返される段、すなわち2回目以降でのCCD9の移動(ステップ#25)については、ピントのみが規格値以内であれば、レンズ8からCCD9に至る光路長を維持させるべく、CCD9はレンズ8の移動された同一方向に同一量で移動され、ピントが規格値外であれば、規格値に対するピントのズレ量に基づき、メモリ33に格納の演算プログラムによって算出されたCCD9の移動量も加味して、CCD9は移動される。
このように画像読取装置1における倍率及びピントの調整の際、例え固有の倍率に関してレンズ8毎にバラツキがあっても、実際の調整が行われる前に、レンズ8単体が個々に有する固有の倍率情報が反映された初期位置に先ずレンズ8が移動されるため、この初期状態で、画像読取装置1の倍率に関しては仕様に対してほぼ適合するようになる。その結果、以降の実際の調整では、ピントを主とした微調整となるため、レンズ8とCCD9の移動や倍率及びピントの判定の繰り返しが少なくて済む。従って、調整に要す時間が安定的に短縮でき、ひいては画像読取装置1の生産効率の向上につながると言える。
また、レンズ8単体としては、複数のランク分けによって固有の倍率が区分されているため、管理面での取扱いが容易である。更にまた、調整装置30に入力されるランクの対象がA,B,C,・・・,Jといった簡易な符号であるため、調整作業における入力操作が容易且つ確実に行える。
その他本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、上記した実施形態では、レンズ8を複数にランク分けし、このランクを示す符号を調整装置30に入力するとともに、データテーブルよりその入力ランクに対応するレンズ8の最初の移動量が抽出されるようになっているが、これに代えて、ランク分けせずしてレンズ8に固有の倍率の値そのものを明示しておき、この値を調整装置30に入力するとともに、データテーブルに代わる演算プログラムにより、その入力値に対応するレンズ8の最初の移動量が算出されるようになっても構わない。
本発明は、原稿の画像を読み取る画像読取装置に有用である。
本発明の倍率及びピントの調整方法が適用される画像読取装置の概略構成を示す縦断面図である。 本発明の倍率及びピントの調整方法が適用される画像読取装置のレンズ及び光電変換素子付近の斜視図である。 本発明の倍率及びピントの調整方法に用いられる調整装置の概略構成を示すブロック図である。 本発明の倍率及びピントの調整方法における調整の最初に活用されるデータテーブルの一例を示す図である。 図4のデータテーブルの変形例を示す図である。 本発明の倍率及びピントの調整方法における調整手順を示すフローチャートである。 従来の倍率及びピントの調整方法における調整手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 画像読取装置
2 ケース
3 コンタクトガラス
4 光源
5 第1ミラー
6 第2ミラー
7 第3ミラー
8 レンズ
9 CCD(光電変換素子)
20 レンズ支持部材
21 ベースプレート
22 CCD支持部材
23 貫通孔
24 貫通孔
30 調整装置
31 制御部
32 操作キー
33 メモリ
34 レンズ支持部材用ピン
35 CCD支持部材用ピン
36 レンズ支持部材用ピン駆動モータ
37 CCD支持部材用ピン駆動モータ
P 原稿

Claims (2)

  1. 原稿の画像面に向けて光を照射する光源と、この光源から照射されて前記画像面で反射した光を反射させるミラーと、このミラーで反射した光を集光するレンズと、このレンズで集光された光を受光して電気信号に変換する光電変換素子と、を備えた画像読取装置において、前記ミラー及び前記レンズを経た光の前記光電変換素子での受光結果に基づき、前記レンズと前記光電変換素子を光軸方向に移動させて倍率及びピントを調整する画像読取装置の倍率及びピントの調整方法であって、
    前記レンズに固有の倍率情報に基づいて前記レンズの初期位置に対応した最初の移動量が導出され、この最初の移動量の分前記レンズが移動された後、倍率及びピントの調整が開始されることを特徴とする画像読取装置の倍率及びピントの調整方法。
  2. 前記レンズは、単体で倍率が測定されて複数にランク分けされたものであることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置の倍率及びピントの調整方法。
JP2003346737A 2003-10-06 2003-10-06 画像読取装置の倍率及びピントの調整方法 Expired - Fee Related JP3885886B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346737A JP3885886B2 (ja) 2003-10-06 2003-10-06 画像読取装置の倍率及びピントの調整方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003346737A JP3885886B2 (ja) 2003-10-06 2003-10-06 画像読取装置の倍率及びピントの調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005117225A JP2005117225A (ja) 2005-04-28
JP3885886B2 true JP3885886B2 (ja) 2007-02-28

Family

ID=34539563

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003346737A Expired - Fee Related JP3885886B2 (ja) 2003-10-06 2003-10-06 画像読取装置の倍率及びピントの調整方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3885886B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005117225A (ja) 2005-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002056348A (ja) オートフォーカス機能を有する手持ち式読取装置及びオートフォーカス方法、並び距離計測方法
JP2012042970A (ja) 顕微鏡画像撮像装置
JPH09149207A (ja) 画像読取装置
WO2006095605A1 (ja) アライメント用光源ユニット、アライメント装置、露光装置、デジタル露光装置、アライメント方法、露光方法及び照明装置の条件を設定する方法
JP4879619B2 (ja) レーザ加工装置
JPH11341219A (ja) 密着型イメージセンサおよびこれを用いた画像読取装置
JP3885886B2 (ja) 画像読取装置の倍率及びピントの調整方法
JP5662223B2 (ja) 形状測定装置
JP2012078733A (ja) 共焦点内視鏡装置
KR102364376B1 (ko) 검사 및 리페어 기능을 갖는 레이저 마킹 시스템
JPH05196561A (ja) 硬度測定装置および硬度測定方法
KR20130073050A (ko) 레이저 가공 장치 및 그 보정 데이터 생성 방법
KR100890259B1 (ko) 레이저 마킹 시스템의 주행축 틀어짐에 따른 마킹패턴오프셋 자동 보정 방법
US6373599B1 (en) Image scanning apparatus and method
JP2003037713A (ja) 画像読取装置
JP2008067275A (ja) 画像読取装置及び結像レンズの倍率及びピントの調整方法
JPH0723180A (ja) 画像読取り装置
JPH07113944A (ja) 画像読取装置
EP0451865B1 (en) Automatic focusing apparatus with optimal focusing position calculation method
US7082278B2 (en) Variable magnification reflecting mirror apparatus
JP2007259360A (ja) 原稿読取装置
JP4782632B2 (ja) 光学部品固定装置およびそれを備えてなる原稿読取装置。
JP4089136B2 (ja) キャリッジおよびその調整方法
JPH048692Y2 (ja)
JP2007134852A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061011

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20061114

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091201

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101201

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111201

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121201

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131201

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees