JP3884540B2 - 被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造 - Google Patents

被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、活線状態にある架空配電線の絶縁被覆を所定長さ剥離する間接活線工法に使用する、被覆剥離工具における絶縁被覆屑の脱落防止構造に係り、詳しくは剥離された絶縁被覆屑が路上等に落下するのを防止する、被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
間接活線工法として、例えば、作業員が高所作業用バケットに搭乗し、絶縁操作棒の上端に装備した皮むき工具の切削刃を絶縁操作棒を介して電線の周囲で回転させることにより絶縁被覆を螺旋状に剥離し、絶縁被覆を所定長さ剥離した時点で剥離された絶縁被覆屑をその根元から切断する工法が知られている。この工法では、切断された絶縁被覆屑が路上に落下して通行人、車両等に当たったり、路上に散乱して歩行を妨げたり、汚したりたりするのを防止するため、例えば、絶縁被覆を剥離する過程で予め絶縁被覆の先端を絶縁ヤットコ等で挟み込んで路上に落下しないように把持してから、絶縁被覆をその根元から切断するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、絶縁ヤットコ等で剥離された絶縁被覆屑を挟み込んで把持しておくには、被覆剥離工具の他にヤットコ等の工具を必要とする上に、被覆剥離工具を操作する作業員の他に、ヤットコを操作する作業員が必要となり、狭い高所作業用バケット内では作業が難しく、作業性が劣る問題があった。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ヤットコ等を使用すことなく、剥離された絶縁被覆をその根元部から切断する際に、絶縁被覆屑が路上に落下しないようにする、被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造は、切削刃を電線の周囲で回転させて絶縁被覆を螺旋状に剥離すると、剥離された絶縁被覆屑が螺旋状にカールして円筒体、すなわち電線に被覆されていたときの状態に戻ろうとする点に着目してなされたものであって、回転ユニットに装備された切削刃を該回転ユニットと共に電線の周囲に回転させることにより電線の絶縁被覆を螺旋状に剥離する、被覆剥離工具の前記回転ユニットに、剥離された絶縁被覆屑を巻き付けて保持する巻き付き部材を配置してなることを特徴とする。
【0006】
巻き付き部材は、回転ユニットの切削刃ホルダーの所定箇所であって、剥離された絶縁被覆屑が切削刃から離れてカールし始める位置に、電線と平行に延びるように固定された棒状部材であることが好ましい。
【0007】
また、巻き付き部材は、切削刃ホルダーの所定箇所に固定された基端部から先端部に向けて順次直径が大きくなるようにテーパ状に形成された、円錐台形の棒状部材であって、基端部の直径が剥離された絶縁被覆屑が螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも小さく、先端部の直径が該円筒体の内径よりも大きいことが好ましい。
【0008】
本発明によれば、切削刃を回転ユニットと共に電線の周囲で回転させる一方、電線の軸線方向に沿って移動させると、切削刃が絶縁被覆に食い込み、該絶縁被覆を螺旋状に剥離するが、この剥離の過程で、剥離された絶縁被覆はカールしながら巻き付け部材に巻き付く。そして、絶縁被覆が所定長さ剥離されると、切削刃により絶縁被覆をその根元で切断するが、切断された絶縁被覆屑は巻き付け部材に巻き付いた状態で保持され、路上に落下しない。
【0009】
巻き付け部材が、回転ユニットの切削刃ホルダーの所定箇所であって、剥離された絶縁被覆屑が切削刃から離れてカールし始める位置に、電線と平行に延びるように設けられた棒状部材である場合には、剥離された絶縁被覆屑は初め切削刃に案内されながら電線から離れるように排出されるが、該絶縁被覆屑の先端が切削刃から外れると、巻き付け部材の基端側に巻き付き、そして絶縁被覆の剥離が進行するにつれて剥離された絶縁被覆屑は巻き付け部材に巻き付きながらその先端側に移動する。
【0010】
巻き付き部材が、切削刃ホルダーの所定箇所に固定された基端部から先端部に向けて順次直径が大きくなるようにテーパ状に形成された、円錐台形の棒状部材であって、基端部の直径が剥離された絶縁被覆屑が螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも小さく、先端部の直径が該円筒体の内径よりも大きい場合には、絶縁被覆屑の先端が切削刃から外れると、まず巻き付け部材の基端側に巻き付くが、このとき、該基端側の外径が絶縁被覆屑が螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも小さくなっているため、巻き付きがスムーズに行われ、そして絶縁被覆の剥離が進行するにつれて剥離された絶縁被覆屑は巻き付け部材に巻き付きながらその先端側に移動するが、巻き付け部材の先端側の直径が絶縁被覆屑が螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも大きくなっているため、絶縁被覆屑の円筒体はその内径が拡開されて巻き付け部材の外周面にぴったりと巻き付く。したがって、絶縁被覆屑は巻き付き部材にしっかりと保持され、容易に外れるおそれはない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例について、図1乃至図6を参照して説明する。
【0012】
図1は本発明の被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造の一実施例を示す一部省略、一部切除して示した正面図、図2は回転ユニットの一部を示す拡大正面図、図3は回転ユニット部分と切削刃部分の平面図、図4は絶縁被覆の剥離過程を示す説明部分正面図、図5は同説明部分斜視図、図6は同説明部分平面図である。
【0013】
本実施例の被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造は、切削刃11を電線Aの周囲に回転させて該電線Aの絶縁被覆を螺旋状に剥離する、被覆剥離工具本体10の回転ユニット15に装備された切削刃ホルダー20に、剥離された絶縁被覆屑Bを巻き付けて保持する巻き付き部材19を電線Aと平行に延びるように配置して構成される。
【0014】
巻き付け部材19は、例えば鋼棒製で、切削刃ホルダー20に固定された基端部から先端部に向けて順次直径が大きくなるようにテーパ状に形成された円錐台形の棒状部材である。巻き付け部材19の基端部の直径は、剥離された絶縁被覆屑Bが螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも小さく、またその先端部の直径は、該円筒体の内径よりも大きく形成してある。すなわち、巻き付け部材19は、絶縁被覆を剥離しようとする電線Aの外径に合わせてテーパ状に形成してある。
【0015】
巻き付き部材19は、剥離された絶縁被覆屑Bが切削刃11の刃先11aと連続する上斜面11bに案内されながら該上斜面11bを上って切削刃11の後端から外れて螺旋状にカールし始める箇所である、切削刃11の後端付近の切削刃ホルダー20の前面の後端上方位置に、カシメ止め、ネジ止め、溶接等の固定手段を介して電線Aと平行に延びるように固定される。したがって、剥離された絶縁被覆屑Bを巻き付き部材19に絡み付かせるためのガイド手段等を設けなくても、剥離された絶縁被覆屑Bは、切削刃11から外れてカールすると巻き付き部材19の基端部に巻き付くようになり、構造の簡素化を図ることができる。
【0016】
なお、回転ユニット15に、剥離された絶縁被覆屑Bを巻き付き部材19に確実に絡み付かせるためのガイド手段を設けてもよいことは勿論である。また、巻き付け部材19は、テーパ状に形成する代わりに、その基端部から先端部にかけて同じ直径となるようにストレート状に形成し、先端に、巻き付いた絶縁被覆屑Bが抜け落ちないようにする、絶縁被覆屑Bが螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも大きい直径を有する鍔部を設けてもよい。
【0017】
工具本体10は、絶縁操作棒の回転ハンドル(図示せず)によって回転される歯車伝達機構12を収容した支持フレーム13と、該支持フレーム13の背面側に固定された略C字状の金具14と、支持フレーム13内に収容され、歯車伝達機構12から伝達される絶縁操作棒の回転力により回転される、回転部材30及び回転ユニット15とを具備して構成される。回転部材30は一対の半円弧状部材30a、30bを開閉ピン(図示せず)を介して互いに開閉可能に連結してなる保持体から構成される。回転ユニット15は一対の分割片15a、15bによって円形状の電線挿通孔15eを形成する。分割片15aはピン15cで半円弧状部材30aに、分割片15bはピン15dで半円弧状部材30bにそれぞれ着脱自在に固定される。すなわち、回転ユニット15は回転部材30に対して着脱可能であり、電線Aの外径に合わせて交換される。
【0018】
歯車伝達機構12は、絶縁操作棒(図示せず)によって回転される傘歯車12a、12bと、この傘歯車12bに噛合し、回転を回転部材30の半円弧状部材30a、30bに伝達する平歯車12cとから構成される。一対の半円弧状部材30a、30bには、平歯車12cに噛合する半割歯車16がそれぞれ設けてあり、絶縁操作棒から歯車伝達機構12を介して回転駆動力が伝達される。半円弧状部材30a、30bは、歯車伝達機構12を介して伝達される絶縁操作棒の回転力により一方向(図1の時計方向)に回転したとき、分割片15a、15bも同様に回転し、電線挿通孔15eの閉じ状態を維持しつつ同方向に回転し、他方向(図1の反時計方向)に回転したとき、開閉ピンを支点として半円弧状部材30a、分割片15aが回動して電線挿通孔15eを開くように構成してある。
【0019】
切削刃11は、切削刃ホルダー20を介して一対の分割片15a、15bのうち、一方の分割片15bに配置される。また、切削刃11は、回転部材30を介して分割片15a、15bが一方向に回転(図1の時計方向の回転)したとき、電線挿通孔15e内の電線Aの絶縁被覆に食い込み、分割片15a、15bの回転に伴って絶縁被覆を螺旋状に剥離する。
【0020】
なお、切削刃11は、図3に示すように、分割片15bの軸線に対して直角ではなく、回転ユニット15の進行方向後方に若干傾斜するように配置されており(分割片15bの後面に傾斜して配置されており)、切削刃11(回転ユニット15)を電線Aの絶縁被覆に食い込むように該絶縁被覆の回りで回転させるだけで、回転ユニット15を電線Aの軸線方向に沿って移動させる力を付与しなくても、切削刃11(回転ユニット15)は電線Aの軸線方向に移動する。剥離された絶縁被覆をその根元から切断する場合には、切削刃11(回転ユニット15)が電線Aの軸線方向に移動しないように保持した状態で切削刃11(回転ユニット15)を電線Aの周囲で回転させる必要がある。また、切削刃ホルダー20には、ねじ込みピン21が設けられていて、該ねじ込みピン21が切削刃11のストッパとして機能し、刃先11aの電線挿通孔15eへの最大突出量が規制される。
【0021】
次に、上記被覆剥離装置における被覆屑の脱落防止構造の作用を説明する。
【0022】
まず、絶縁操作棒の操作ハンドル(図示せず)を回転操作して半円弧状部材30a、30bを支持フレーム13内で図1の反時計方向に回転させると、開閉ピンを支点として半円弧状部材30aが回動し、それに伴い分割片15aも回動して、電線挿通孔15eを開く。そして、活線状態にある電線Aを電線挿通孔15e内に通してから、操作ハンドルを反対方向に回転操作し、開閉ピンを支点として半円弧状部材30a及び分割片15aが回動して電線挿通孔15eを閉じる。この後、操作ハンドルにより半円弧状部材30a、30bを支持フレーム13内で図1の時計方向に回転させると、半円弧状部材30a、30bに固定した分割片15a、15bも回転し、工具本体10が電線Aに沿って移動しながら切削刃11が電線Aの周囲を回転して絶縁被覆に食い込みつつ該絶縁被覆を螺旋状に剥離する(図4乃至図6参照)。剥離された絶縁被覆屑Bは、刃先11aから上斜面11bを上り刃先11aと反対側である切削刃11の後端側に移動する。絶縁被覆屑Bの先端が切削刃11から離れると、該絶縁被覆屑Bは螺旋状にカールして巻き付け部材11の基端部に絡み付くようになる。絶縁被覆の剥離が進行すると、絶縁被覆屑Bの先端は螺旋状にカールしながら巻き付け部材11に絡み付いて先端側に移動していく。絶縁被覆屑Bの先端が巻き付け部材11の先端側に移動するにつれて巻き付け部材11の外周面にぴったりと接するようになる。そして、絶縁被覆が所定長さ剥離されたら、工具本体10が電線Aに沿って移動しないように保持した状態で切削刃11を電線Aの周囲で回転さることにより絶縁被覆をその根元で切断するが、切断された絶縁被覆屑Bは巻き付け部材19に巻き付いた状態で保持され、路上に落下しない。
【0023】
したがって、ヤットコ等の道具を使用しなくても絶縁被覆屑Bが路上に落下するおそれがない。また、作業員1人でも作業が行え、狭い高所作業用バケットに作業員2人が登って作業しなくても良く、作業性が良い。さらに、既存の被覆剥離工具にも容易に適用することができる。さらにまた、巻き付け部材19の基端側は、剥離された絶縁被覆屑Bが螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも小さく、またその先端部は、該円筒体の内径よりも大きく形成してあるので、剥離された絶縁被覆屑Bが巻き付け部材19に絡まり易い一方、一旦絡み付いた絶縁被覆屑Bは巻き付け部材19の先端側に移動するにつれて巻き付け部材19の外周面にぴったり接して保持される。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、被覆剥離工具の回転ユニットに絶縁被覆屑の巻き付き部材を配置してなるので、螺旋状にカールして円筒体、すなわち電線に被覆されていたときの状態戻ろうとする性質を有する絶縁被覆屑は、電線から剥離されると、巻き付き部材に絡み付くように巻き付いて保持され、剥離された絶縁被覆をその根元部分から切断する際、絶縁被覆屑が路上に落下するおそれがない。また、螺旋状にカールして電線に被覆されていたときの状態戻ろうとする絶縁被覆屑の性質を利用するようにしているので、電線から剥離された絶縁被覆屑を巻き付き部材へ案内するガイド部材をあえて設ける必要はなく、棒材1本で済み、構成が非常に簡単で、コンパクトであり、さらに作業員1人で作業ができ、作業性が良い。
【0025】
特に、巻き付き部材を、回転ユニットの切削刃ホルダーの所定箇所であって、剥離された絶縁被覆屑が切削刃から離れてカールし始める位置に、電線と平行に延びるように固定された棒状部材で構成した場合には、絶縁被覆屑の巻き付き部材への巻き付きがスムーズである。
【0026】
さらに、巻き付き部材を、切削刃ホルダーに固定された基端部から先端部に向けて順次直径が大きくなるようにテーパ状に形成された、円錐台形の棒状部材であって、基端部の直径が剥離された絶縁被覆屑が螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも小さく、先端部の直径が該円筒体の内径よりも大きく形成してある場合には、絶縁被覆屑の巻き付き部材への巻き付きがさらにスムーズになる上に、一旦巻き付き部材に巻き付いた絶縁被覆屑は巻き付き部材によってしっかりと保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造の一実施例を示す一部省略、一部切除して示した正面図である。
【図2】回転ユニットの一部を示す拡大正面図である。
【図3】回転ユニット部分と切削刃部分の平面図である。
【図4】絶縁被覆の剥離過程を示す説明部分正面図である。
【図5】絶縁被覆の剥離過程を示す説明部分斜視図である。
【図6】絶縁被覆の剥離過程を示す説明部分平面図である。
【符号の説明】
10 工具本体
11 切削刃
15 回転ユニット
15a、15b 分割片
15e 電線挿通孔
19 巻き付け部材
20 切削刃ホルダー

Claims (1)

  1. 回転ユニットに装備された切削刃を該回転ユニットと共に電線の周囲に回転させながら電線に沿って移動させることにより電線の絶縁被覆を螺旋状に剥離する、被覆剥離工具の前記回転ユニットに、剥離された絶縁被覆屑を巻き付けて保持する巻き付き部材を配置してなる、被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造において、
    前記切削刃は、前記回転ユニットの軸線直交方向に対して、前記回転ユニットの移動方向後方へ傾斜するように配置されており、
    前記切削刃に、その刃先と連続する案内面が設けられ、
    前記巻き付き部材は、前記回転ユニットの切削刃ホルダーの所定箇所であって、剥離された絶縁被覆屑が前記案内面により案内されながら前記切削刃から離れて螺旋状にカールし始める位置に、前記電線と平行に延びるように固定されており、且つ、前記切削刃ホルダーの前記所定箇所に固定された基端部から先端部に向けて順次直径が大きくなるようにテーパ状に形成された、円錐台形の棒状部材であって、前記基端部の直径が前記剥離された絶縁被覆屑が螺旋状にカールして形成する円筒体の内径よりも小さく、先端部の直径が該円筒体の内径よりも大きく形成されたことを特徴とする、被覆剥離工具における被覆屑の脱落防止構造。
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