JP3883340B2 - カラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法及び装置とそれらにより作製したプラズマディスプレイパネル - Google Patents

カラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法及び装置とそれらにより作製したプラズマディスプレイパネル Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば壁掛けテレビや情報表示用のディスプレイとして用いることができる、AC型のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法及び装置とそれらにより作製したプラズマディスプレイパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】
AC型プラズマディスプレイの背面板には、細長いストライブ状のリブ間に細長いストライブ状の凹部が多数併設されており、これらの凹部のうちの赤色、緑色、青色用の凹部に、赤色、緑色、青色の3色の蛍光体膜をそれぞれ形成することが必要である。
【0003】
蛍光体膜を形成する方法として、一般に、スクリーン印刷が用いられている。この方法は、背面板凹部全体に、各色に合わせたスキージーマスクを通して、蛍光体微粒子が溶剤に分散されてなる蛍光体液を流し込む方法である。問題点として、スキージーの機械的変形により混色が起こるため、熟練者を要すること、凸部の上に蛍光体が付着する。さらに、凹部の間隔が細かい高精細パネルの作製や大型パネルの作成にも、困難である。
【0004】
別の蛍光体膜形成方法として、発明者らは、既に特願平10−00563号として特許出願した発明をした。図10を用いてこの方法を説明する。この方法は、ノズル20から蛍光体液21を吐出させながら、基板パネル23上をリブに沿って平行移動させて塗布し、凹部端部まで塗布したのち、ノズル20を平行移動方向と直交する方向へスライドさせて次の凹部上方まで移動し、また、基板パネル上をリブに沿って平行移動させて塗布することを繰り返すことで、直接、各凹部へ蛍光体液21を塗布する方法である。
【0005】
上記基板パネル23はガラス材料からなり、基板パネル上にはガラス材料とは異種の物質からなるリブにより凹部がライン状に作製されている。ノズル20は、蛍光体が分散された蛍光体液21を凹部内に吐出しながら、約0.5m/秒から3m/秒で凹部に沿って高速に移動し、凹部端部まで吐出した後、上記移動方向とは直交する方向に、吐出口数に応じて移動したのち、再び、別の凹部に対して蛍光体液21を吐出しながら移動すること繰り返して、基板パネル全体の凹部の内部に蛍光体液を満たすようにしている。また、このとき、ノズル20を移動させる代わりに、基板パネル23自体をノズル20に対して移動させてもよい。ノズル20の吐出口の大きさは、凹部の内部に直接、蛍光体液21を導入するため、これより小さい直径の円状の口径が必要である。また、この図10の方法では、3つの吐出口を持つノズルを用いていた。蛍光体液21が凹部の90%を満たすように吐出量と速度が決定される。この方法を用いれれば、混色なく、熟練なく、自由形状の蛍光体膜が作製でき、大型パネル、高精細パネルにも利用できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この方法の課題としては、ノズルからの蛍光体液の吐出が安定して、長期にわたって真っ直ぐ出ることが大前提である。例えば、42インチのパネルの場合、凹部が2556本あり、1本でも曲がった吐出ラインで蛍光体液を塗布すると、隣接する凹部内の他の色と混ざり合って混色となってしまい、蛍光体液塗布不良となる。また、ノズルからの吐出量が所定の量から3%以上変化しても、輝度むらが現われ、不良となる。また、ノズルからの蛍光体液の吐出の長期の安定性として、8時間以上の安定性してノズルから蛍光体液を吐出することができないと実質的に生産ができない。また、蛍光体の発光時に高輝度を実現するには、凹部に均等かつ厚膜に膜形成をしなければならないが、ノズルから吐出を行うため、蛍光体液の粘度を低く押さえなければならない。その結果、塗布終了後、蛍光体液は凹部の頂上付近から重力作用を受けて、下部に落ちて膜形成されるため、凹部に均等に膜形成を行うことが困難である。
【0007】
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあって、蛍光体液塗布不良及び塗布むらを低減させることができ、長時間でも安定して蛍光体液を塗布することができ、凹部に大略均等に膜形成を行うことができて、膜厚や塗布形状や塗布ピッチの精度がよく、歩留りよく、かつ、低コストで製造することができるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法及び装置とそれらにより作製したプラズマディスプレイパネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は以下のように構成する。
【0009】
本発明の第1態様によれば、基板の表面に有する複数の併設された直線状凹部に、蛍光体微粒子が液媒体に分散された蛍光体液を、所定の間隔で吐出口が略直線状に配置されたノズルから吐出して塗布し、熱処理で蛍光体膜を形成するカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法であって、
上記基板の上方で上記ノズルの上記吐出口から上記蛍光体液を吐出させながら上記基板と上記ノズルを相対的に移動させて上記蛍光体液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量よりも、上記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が多くなるようにしたことを特徴とするカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を提供する。
【0010】
本発明の第2態様によれば、上記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が、上記蛍光体液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量より1.2倍以上多くなるようにした第1態様に記載のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を提供する。
【0020】
本発明の第態様によれば、第1又は2の態様に記載のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法でカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜を形成したプラズマディスプレイパネルを提供する。
【0021】
本発明の第態様によれば、基板の表面に有する複数の併設された直線状凹部に、蛍光体微粒子が液媒体に分散された蛍光体液を、所定の間隔で吐出口が略直線状に配置されたノズルから吐出して塗布し、熱処理で蛍光体膜を形成するカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成装置であって、
上記基板の上方で上記ノズルの上記吐出口から上記蛍光体液を吐出させながら上記基板と上記ノズルを相対的に移動させて上記蛍光体液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量よりも、上記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が多くなるように、上記ノズルに対して蛍光体液供給装置により上記蛍光体液を供給するようにしたことを特徴とするカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成装置を提供する。
【0022】
本発明の第態様によれば、上記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が、上記蛍光体液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量より1.2倍以上多くなるようにした第態様に記載のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成装置を提供する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0034】
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態にかかるAC型のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法及び装置を、図1〜図4に基いて説明する。この第1実施形態では、ノズル2の基板パネル10への塗布時の吐出量よりも、基板パネル外への吐出時の吐出量を多くするようにしている。
【0035】
一例としてAC型プラズマディスプレイの背面板である基板パネル10には、細長いストライブ状のリブで囲まれた細長いストライブ状の凹部10R,10G,10B,…,10R,10G,10Bが多数併設されており、これらの凹部10R,10G,10B,…,10R,10G,10Bのうちの赤色、緑色、青色用の凹部10R,10G,10Bに、上記蛍光体膜形成方法及び装置により、赤色、緑色、青色の3色の蛍光体液1をそれぞれ塗布したのち、熱処理により、赤色、緑色、青色の3色の蛍光体膜をそれぞれ形成する。詳しくは、まず、緑色の蛍光体液1を緑色用の直線状凹部10G,…,10G内に塗布し、自然乾燥させたのち、次に、赤色の蛍光体液1を赤色用の直線状凹部10R,…,10R内に塗布し、自然乾燥させたのち、次に、青色の蛍光体液1を青色用の直線状凹部10B,…,10B内に塗布し、塗布後の上記緑色、赤色、及び青色の蛍光体液1,…,1を周知のように510℃で10分程度の熱処理することにより、緑色、赤色、及び青色のそれぞれの蛍光体膜を各対応するそれぞれの色用の直線状凹部10内に形成する。各蛍光体液1は、各色の蛍光体微粒子が液媒体に分散されている。
【0036】
上記蛍光体膜形成装置は、基台45上に、基板パネル10を位置決めして載置する基板載置台56を基板搬送装置57により搬送可能に配置するとともに、基台45に固定された機枠46に、案内レール50沿いに往復移動可能でかつ複数の蛍光体液吐出口を有するノズル2を配置している。
【0037】
機枠46には、ノズル駆動装置47が備えられている。ノズル駆動装置47は、モータ47bによりボールネジ軸47aを正逆回転駆動し、ボールネジ軸47aに螺合したナット(図示せず)をノズル2に固定することにより、ボールネジ軸47aが正逆回転駆動されると、ノズル2が、ボールネジ軸47aの軸方向と平行に機枠46に配置された案内レール50の案内されつつ、ノズル2が機枠46の端から端まで移動することにより、基板載置台56上に載置される基板パネル10の端から端まで蛍光体液を塗布可能となっている。
【0038】
上記基板搬送装置57は、例えば、モータ(図示せず)によりボールネジ軸57aを正逆回転駆動し、ボールネジ軸57aに螺合したナット(図示せず)を基板載置台56の下面に固定することにより、ボールネジ軸57aが正逆回転駆動されると、基板載置台56が両端部において一対のガイド58,58により案内されながら、基板載置台56がノズル2が支持されている機枠46の下方を通り抜けつつボールネジ軸57aの軸方向沿いに往復移動可能となっている。
【0039】
蛍光体液保持部材の一例としての蛍光体液タンク51内に保持されている蛍光体液は、蛍光体液供給装置の一例としてのポンプ55の駆動により、蛍光体液供給管53から機枠上部を通って、ノズル2の上部に配置された蛍光体液ポット59内に供給される。蛍光体液ポット59内に供給された蛍光体液は、ノズル2内に供給管49を介して供給される。
【0040】
機枠46の近傍でかつ機枠46に備えられたノズル2が移動する範囲の下方には、蛍光体液回収部材の一例としての蛍光体液受け皿52が基台45に配置されており、蛍光体液受け皿52に排出された蛍光体液は蛍光体液回収管54により蛍光体液タンク51内に回収されるようになっている。
【0041】
上記各駆動装置、例えば、基板搬送装置57のモータなどの駆動装置、ノズル駆動装置47のモータなどの駆動装置47bなどは制御装置61により動作制御されるようになっている。
【0042】
なお、実際には、赤色、緑色、青色の3色の蛍光体液用として、蛍光体液タンク51、ポンプ55、蛍光体液供給管53、蛍光体液ポット59、供給管49、ノズル2、蛍光体液受け皿52、蛍光体液回収管54が3個ずつ備えられて、各色毎にそれぞれ独立して駆動されるようになっている。
【0043】
よって、上記構成によれば、上記制御装置61の制御の元に、ポンプ55を駆動して、蛍光体液タンク51内に保持されている蛍光体液を蛍光体液供給管53を通して蛍光体液ポット59内に供給し、蛍光体液ポット59内から供給管49を介してノズル2に供給する。この結果、ノズル2の複数の吐出口から同時に蛍光体液を蛍光体液受け皿52内に吐出することができる。このとき、上記ノズル2の上記吐出口から上記蛍光体液1を上記基板パネル10に向けて吐出させて上記蛍光体膜を形成するときの上記ノズル2からの上記蛍光体液1の吐出量(以下、「塗布用吐出量」と称する。)より、上記基板パネル10に上記蛍光体膜を塗布せずに上記基板パネル10外に向けて上記蛍光体液1を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量(以下、「非塗布用吐出量」と称する。)が多くなるようにしている。そして、ノズル2からの蛍光体液1の吐出量が所定の非塗布用吐出量の値となって安定したのち、塗布を開始するために、上記非塗布用吐出量より少ない塗布用吐出量になるようにポンプ55の駆動を制御装置61により切り替えるとともに、上記基板搬送装置57により基板載置台56を機枠46に支持されたノズル2の下方に位置させる。よって、ノズル2から蛍光体液1を基板パネル10の凹部に向けて吐出開始して蛍光体膜を凹部内に順に形成し始める。上記基板搬送装置57により基板載置台56とともに基板載置台56に載置された基板パネル10が機枠46の下方を通過していくことにより、ノズル2から吐出された蛍光体液1が基板パネル10の凹部内に順に塗布されていく。凹部の端から端まで塗布が完了すると、制御装置61の制御の元に、ノズル2からの蛍光体液が再び蛍光体液受け皿52内に吐出する。このときの非塗布用吐出量は塗布時の塗布用吐出量より上記したように多いものとなる。
【0044】
次いで、制御装置61の制御の元に、ノズル駆動装置47を駆動してノズル2を所定寸法だけ機枠46沿いに移動して、別の新しい凹部に対向可能な位置まで移動する。その後、再び、ノズル2からの蛍光体液を非塗布用の吐出量でもって再び蛍光体液受け皿52内に吐出する。
【0045】
次いで、制御装置61の制御の元に、非塗布用の吐出量を塗布用の吐出量に再び変更したのち、ノズル2から蛍光体液1を基板パネル10の別の新しい凹部に向けて吐出開始して蛍光体膜を凹部内に形成する。
【0046】
このような動作を各色毎に繰り返すことにより、全ての凹部に蛍光体膜を形成するようにしている。
【0047】
ここで、上記非塗布用の吐出量を塗布用の吐出量より多くする理由は以下のとおりである。
【0048】
一般に、図3(a)のように所定量の蛍光体液1をノズル2から長時間吐出させると、数時間内で図3(b)のように目詰まり3を起こす。そこで、図3(a)のように基板パネル10に蛍光体液1を吐出させるときと、パネル10に蛍光体液1を吐出させずに、パネル1外の液受けに向けて吐出して蛍光体液1を循環させるとき(例えば、パネルの交換のときに蛍光体液タンク51へ向けて塗布すなわち蛍光体液受け皿52に向けて吐出するとき)とで、図4に示すように、蛍光体液1の吐出量を変化させれば、図3(c)に示すようにノズル2の内部のよどみがなくなる。すなわち、上記基板パネル10に上記蛍光体液1を塗布せずに上記基板パネル外に向けて上記蛍光体液1を吐出させるときの上記蛍光体液1の吐出量V2が、上記ノズル2の上記吐出口から上記蛍光体液1を吐出させながら上記基板パネル10と上記ノズル2を相対的に移動させて上記蛍光体液1を塗布させるときの上記ノズル2からの上記蛍光体液1の吐出量V1より多くなるようにしている。
【0049】
具体的な例としては、基板パネル10に塗布しないときの上記蛍光体液1の非塗布用の吐出量V1より、基板パネル10に塗布するときの上記蛍光体液1の塗布用の吐出量V2を1.2倍以上、好ましくは1.5倍以上大きくすると、8時間以上安定して吐出を行うことができて、実質的な生産が可能となる。
【0050】
このように、上記非塗布用の吐出量V2を塗布用の吐出量V1より大きくすると、ノズル2の目詰まりがなく、かつ、吐出方向が曲がることなく、連続して安定して蛍光体液1を真っ直ぐ吐出することができる。このようにノズル2の目詰まりがなくなる理由は、吐出流量を大きくすることで、ノズルの目詰まりの原因になる蛍光体液沈殿物や他の不純物をノズル内から除去し、ノズル内を洗浄する効果を発揮するためである。
【0051】
また、蛍光体液1は硬く研磨剤として働くため、配管及びタンクを金属で作製すると、魔耗のため金属粉などが基板パネル10に塗布されてしまう。これを防止するためには、配管及びタンク等は、合成樹脂製のものを使用するとよい。
【0052】
上記第1実施形態によれば、ノズル2の基板パネル10への塗布時の吐出量よりも、基板パネル外への吐出時の吐出量を多くするようにしたので、基板パネル外への吐出時に詰まることが少なくなり、蛍光体液塗布不良及び塗布むらを低減させることができ、長時間でも安定して蛍光体液を塗布することができる。
【0053】
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態にかかるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法及び装置を、図5に基いて説明する。この第2実施形態では、ノズル2の吐出口付近を適宜拭き取るようにしている。
【0054】
図5において、ノズル2より蛍光体液1を基板パネル10に長時間塗布すると、ノズル2の吐出口付近が、蛍光体液等で汚れてくる。そのため、図5に示すように、定期的に清掃機21の布またはスクレーパーなどの拭き取り部21aがノズル2の吐出口が形成された底面2dを摺動して吐出口付近の汚れを拭き取るようにしている。蛍光体液1を吐出させながら拭き取る場合には、拭き取る清掃機21の拭き取り部21aがノズル2の吐出口付近を走る速度が遅いと、吐出口付近の汚れを十分に拭き取ることができない。よって、例えば、上記ノズル2の上記吐出口付近を上記蛍光体液1の溶剤で拭き取り部21aにより拭き取る汚れ拭き取り速度が10mm/秒以上であるようにする。より具体的には、吐出口付近の汚れを十分に拭き取るためには、蛍光体液1の粘度との関係を考慮する必要があり、蛍光体液1の粘度に対するせん断速度以上の速度で清掃機21を走行させなければ、吐出口付近の汚れを十分に拭き取ることができない。一例として、図6に、蛍光体液1の粘度とせん断速度との関係のグラフを示す。このグラフより、蛍光体液1の粘度が例えば153cpsのときにはせん断速度10s-1以上の速度で清掃機21を走行させる必要がある。このとき、吐出口の直径は、一例として100〜160μmである。
【0055】
また、清掃機21の拭き取り部21aでノズル吐出口付近を拭き取る場合に、蛍光体液1に用いられている溶剤等を、清掃機21の拭き取り部21aとノズル底面2dとの接触部分に塗布又は吹き付けるなどして配置しておくと、吐出口付近の汚れをより容易に拭き取ることができる。例えば、蛍光体液1に用いられている溶剤等を清掃機21の布などの拭き取り部21aに予め含ませておくか、または、布またはスクレーパーなどの拭き取り部21aが走行するノズル底面2dに予め湿らせておくと、効果的に清掃することができる。
【0056】
また、清掃する時期は、一定期間毎に又は一定数製造する毎に自動的に行うようようにしてもよいし、図7に示すように、光学式の監視装置57を設けて、ノズル2の吐出口からの蛍光体液1に検出光57Aを常時または間欠的に照射して、検出光照射側とは反対側にて検出光57Aの受光状態を検出することにより、ノズル2の吐出口からの蛍光体液1の吐出状態を検出するようにしてもよい。そして、監視装置57において、蛍光体液1のある一定以上の曲がり、または、吐出口での目詰まりを検出したときに、制御装置61の制御の元に、清掃機21を動作させて、ノズル吐出口付近の清掃作業を行うようにしてもよい。
【0057】
上記第2実施形態によれば、ノズル2の吐出口付近を適宜拭き取るようにしたので、ノズル2の吐出口付近での目詰まりなどを効果的に除去することができ、蛍光体液塗布不良及び塗布むらを低減させることができ、長時間でも安定して蛍光体液を塗布することができる。また、このとき、上記ノズルの上記吐出口付近を上記蛍光体液の溶剤で拭き取るときには、ノズルから蛍光体液を吐出しながら行うようにすることにより、蛍光体液の循環経路内で蛍光体液が詰まることも防止できる。
【0058】
(第3実施形態)
図8は、本発明の第3実施形態にかかるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を実施するための蛍光体膜形成装置の概略図である。この第3実施形態では、クリーニング液をノズル2に供給する清掃機構を備えて、付着した蛍光体液を除去可能な清掃用液体溶剤、例えば、蛍光体液の溶剤などのクリーニング液をノズル2に適宜供給して、ノズル2のクリーニングを行えるようにしている。
【0059】
図8において、39は蛍光体液1の溶剤などから構成されるクリーニング液を保持するクリーニング液タンク、40はクリーニング液タンク39内のクリーニング液を供給駆動するクリーニング液供給ポンプ、41は回収されたクリーニング液からゴミなどを除去するフィルタである。42はクリーニング液供給管、43はクリーニング液と蛍光体液1とのノズル2への供給を切り替える切替弁、44はクリーニング液回収皿、45はクリーニング液回収管、46は蛍光体液パイパス管である。これらにより、上記清掃機構を構成している。
【0060】
ノズル清掃時以外は、切替弁43を切り替えて、AからCに蛍光体液1が流れるようにして、蛍光体液1が蛍光体液供給管53からノズル2に供給されてノズル2の吐出口から蛍光体液1が吐出される。一方、ノズル吐出口を清掃するときには、切替弁43を切り替えて、AからDに蛍光体液1が流れるようにして、蛍光体液1が蛍光体液供給管53から蛍光体液バイパス管46を介して蛍光体液受け皿52にノズル2を通過することなく回収される一方、クリーニング液がBからCに流れるようにする。すなわち、クリーニング液供給ポンプ40の駆動により、クリーニング液タンク39内のクリーニング液が、フィルタ41を介して、クリーニング液供給管42から切替弁43を通過してノズル2に供給されて、ノズル吐出口からクリーニング液が吐出されて、ノズル清掃時にのみノズル下方に移動するクリーニング液回収皿44内に回収される。回収されたクリーニング液は、クリーニング液回収管45から再びクリーニング液タンク39内に回収されたのち、クリーニング液供給ポンプ40の駆動により、フィルタ41を介して再利用されるようにしている。
【0061】
このように構成することにより、蛍光体液1の循環を停止させることなく、ノズル2の内部及び吐出口がクリーニング液により清掃され、安定した蛍光体液1の吐出が可能となる。このクリーニング液による清掃は、一定期間毎に又は一定数製造する毎に自動的に行うようにしたり、上記図7の監視装置57により清掃が必要となったときに、上記クリーニング動作を行うようにしてもよい。
【0062】
上記第3実施形態によれば、蛍光体液1の循環を停止させることなく、付着した蛍光体液を除去可能な清掃用液体溶剤、例えば、蛍光体液の溶剤などのクリーニング液を、ノズル2に適宜供給してノズル2のクリーニングを行えるようにしたので、蛍光体液塗布不良及び塗布むらを低減させることができ、長時間でも安定して蛍光体液を塗布することができる。バイパス管46により蛍光体液1の循環を停止させないため、蛍光体液1の循環経路内で蛍光体液1が詰まることも防止できる。また、上記図7の監視装置57により清掃が必要となったときに上記クリーニング動作を行うようにすれば、適切な時にノズルの清掃作業を行うことができる。
【0063】
(第4実施形態)
図9は、本発明の第4実施形態にかかるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を実施するための蛍光体膜形成装置の概略図である。この第4実施形態では、蛍光体液タンク32に回収された蛍光体液中の蛍光体の分散を常に維持できるようにしている。
【0064】
図9において、30は分散機、31はフィルタである。ノズル2より吐出させた蛍光体液1は、その一部を基板パネル10に塗布させるとともに、残りは蛍光体液受け皿52に向けて吐出させる。蛍光体液受け皿52に吐出されて回収された蛍光体液1は、蛍光体液回収管54を介して蛍光体液タンク32に自然落下で送られるように、蛍光体液回収管54と蛍光体液タンク32を配置する。蛍光体液タンク32内では、攪拌羽根などを回転させて回収された蛍光体液1を攪拌して蛍光体の分散を維持させる分散機30を備えている。よって、分散機30により蛍光体液1が蛍光体液タンク32内で凝集しないように常時攪拌されて分散維持されている。蛍光体液タンク32内に回収された蛍光体液1は、必要ように応じてノズル2へ蛍光体液供給管53にて送られる途中にフィルター31を通過するようにしている。これは、分散機30にて分散しきれなかった凝集物を蛍光体液からフィルタ31により除去させるために設置されている。なお、実験結果より、蛍光体液供給管53は長く巻かれているほど分散がよい。
【0065】
また、ノズル外ではなく、ノズル内部に、さらにゴミなどを除去するフィルターを設置すればよい。
【0066】
上記第4実施形態によれば、蛍光体液タンク32に回収された蛍光体液中の蛍光体の分散を常に維持できるようにしたので、蛍光体液が蛍光体液保持部材内で常時攪拌されて分散維持されるため、凝集しにくくなり、蛍光体液塗布不良及び塗布むらを低減させることができ、長時間でも安定して蛍光体液を塗布することができる。
【0067】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、上記各実施形態を適宜組み合わせて使用することにより、より一層、蛍光体液塗布不良及び塗布むらを低減させることができ、長時間でも安定して蛍光体液を塗布することができるようにしてもよい。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、ノズルの基板への塗布時の吐出量よりも、基板外への吐出時の吐出量を多くするようにしたので、基板外への吐出時に詰まることが少なくなり、蛍光体液塗布不良及び塗布むらを低減させることができ、長時間でも安定して蛍光体液を塗布することができ、凹部に大略均等に膜形成を行うことができて、精度よく、歩留りよく、かつ、低コストで製造することができる。
【0072】
また、上記いずれかのカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法でカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜を形成したプラズマディスプレイパネルは、蛍光体液塗布不良及び塗布むらが低減されたものとなっており、凹部に大略均等に膜形成されており、精度よく、歩留りよく、かつ、低コストで製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態にかかるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を実施するための蛍光体膜形成装置のノズルにより基板パネルに塗布する状態を示す斜視図である。
【図2】 図1の上記蛍光体膜形成装置の斜視図である。
【図3】 (a),(b),(c)はそれぞれノズルから蛍光体液を吐出するときの正常な状態、目詰まりが生じた状態、第1実施形態により蛍光体液の吐出量を変化させてノズルの内部のよどみがなくなった状態を示す説明図である。
【図4】 図1の上記蛍光体膜形成装置のノズルから蛍光体液を吐出するときの非塗布用の吐出量と塗布用の吐出量とを示すグラフである。
【図5】 本発明の第2実施形態にかかるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を実施するための蛍光体膜形成装置のノズルと清掃機とを示す正面図である。
【図6】 図5の清掃機でノズル吐出口付近を走行させるときの清掃機の速度すなわちせん断速度と蛍光体液の粘度との関係を示すグラフである。
【図7】 上記第2実施形態において清掃作業の必要時を検出するための光学式の監視装置を備えた蛍光体膜形成装置の概略図である。
【図8】 本発明の第3実施形態にかかるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を実施するための蛍光体膜形成装置の概略図である。
【図9】 本発明の第4実施形態にかかるカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法を実施するための蛍光体膜形成装置の概略図である。
【図10】 従来の蛍光体膜形成方法を実施するための蛍光体膜形成装置の概略図である。
【符号の説明】
1…蛍光体液、2…ノズル、10…基板パネル、30…分散機、31…フィルタ、32…蛍光体液タンク、39…クリーニング液タンク、40…クリーニング液供給ポンプ、41…フィルタ、42…クリーニング液供給管、43…切替弁、44…クリーニング液回収皿、45…クリーニング液回収管、46…蛍光体液バイパス管、47…ノズル駆動装置、47a…ボールネジ軸、47b…モータ、49…供給管、50…案内レール、51…蛍光体液タンク、52…蛍光体液受け皿、53…蛍光体液供給管、54…蛍光体液回収管、55…ポンプ、56…基板載置台、57…基板搬送装置、57a…ボールネジ軸、58…ガイド、59…蛍光体液ポット、61…制御装置。

Claims (5)

  1. 基板の表面に有する複数の併設された直線状凹部に、蛍光体微粒子が液媒体に分散された蛍光体液を、所定の間隔で吐出口が略直線状に配置されたノズルから吐出して塗布し、熱処理で蛍光体膜を形成するカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法であって、
    上記基板の上方で上記ノズルの上記吐出口から上記蛍光体液を吐出させながら上記基板と上記ノズルを相対的に移動させて上記蛍光体液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量よりも、上記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が多くなるようにしたことを特徴とするカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法。
  2. 記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が、上記蛍光液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量より1.2倍以上多くなるようにした請求項1に記載のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法。
  3. 請求項1又は2に記載のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成方法でカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜を形成したプラズマディスプレイパネル。
  4. 基板の表面に有する複数の併設された直線状凹部に、蛍光体微粒子が液媒体に分散された蛍光体液を、所定の間隔で吐出口が略直線状に配置されたノズルから吐出して塗布し、熱処理で蛍光体膜を形成するカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成装置であって、
    上記基板の上方で上記ノズルの上記吐出口から上記蛍光体液を吐出させながら上記基板と上記ノズルを相対的に移動させて上記蛍光体液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量よりも、上記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が多くなるように、上記ノズルに対して蛍光体液供給装置により上記蛍光体液を供給するようにしたことを特徴とするカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成装置。
  5. 上記基板外に向けて上記蛍光体液を吐出させるときの上記蛍光体液の吐出量が、上記蛍光体液を上記直線状凹部に塗布するときの上記ノズルからの上記蛍光体液の吐出量より1.2倍以上多くなるようにした請求項4に記載のカラー表示プラズマディスプレイパネルの蛍光体膜形成装置。
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