JP3883084B2 - ライティングボード - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、筆記面を囲む外装枠を有するライティングボードに関し、たとえば電子黒板や黒板やホワイトボードや掲示板や伝言板やOHP(オーバーヘッドプロジェクタ)用の投影ボード等に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、たとえば電子黒板においては、専用のマーカペン(ケトン系マーカ、アルコール系マーカ)が使用されている。そのマーカペンを用いて書込みを行うとき、筆記面から落下する消しカスについては、たとえば実開平62−167692号公報に記載されているような構造で外装枠の下枠に着脱自在に装着した粉受けトレイで受け止めるようにしているが、外装枠に付着することは避けられず、その汚れについては、従来は特に対策を講じていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
外装枠の汚れの原因の一つとしては、マーカペンの成分として顔料と定着剤(オイルとワックス)が混じった消しカスが外装枠の樹脂材料表面の凹凸部に入り込むためで、最近では外装枠を白系にするデザインが多く、特に汚れが目立つよになっている。
【0004】
他の原因としては、マーカペンの試し書を外装枠表面に行ったり、接着テープ等を何回も外装枠に貼り付けて、その粘着剤や粘着剤に付着した消しカスが外装枠にこびり付いた状態となるからである。
【0005】
多くの人が見る機会が多いライティングボードにとっては、外観品質維持のために外装枠は常に綺麗にしておきたいところであるが、外装枠を分解して清掃したり交換することは実際上不可能であるので、ひどく汚れてしまった外装枠を綺麗にすることは従来ではなかなか難しかった。
【0006】
また、ライティングボードの機能としては、その筆記面へ記載するという本来の機能(電子黒板の場合にはさらにプリントアウトするという機能)の他に、OHPフィルムや専用チャートを接着テープ等で外装枠に止めてチャート保持台として利用したり、外装枠に金属板を貼り付け、これにマグネットを吸着させてメモ用紙等を止めるマグネット吸着台として利用する場合も多い。
【0007】
しかし、外装枠自体に紙等のシートを止める手段がないため、接着テープ等を使用して上記のように外装枠の汚れを招くことになり、また樹脂成型品である外装枠と金属部材とでは質感が異なるので、デザイン的にイメージが悪くなるとか、金属部材を別に取り付けることによってコストアップとなっていた。
【0008】
また、外装枠を構成する型材には、コスト面および製造上に有利である押し出し樹脂成型品が多用されているが、その樹脂材料は比較的軟らかいため、傷がつきやすく、またインジェクション成型と異なり、装飾性が乏しいという問題があった。
【0009】
この発明の第1の目的は、外装枠表面を交換容易な外装部材で覆うことにより、外装枠自体は交換しなくとも汚れた外装部材のみを交換するだけで、表面を新品にできるようにすることにある。
第2の目的は、接着テープ等を使用せずに専用チャート等を外装枠に支持できようにすることにある。
第3の目的は、マーカインキ等の付着を防止できるとともに、外装枠表面の強度を高めることにある。
第4の目的は、外装枠表面の装飾効果を高めることにある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、外装枠に、弾性を有する薄板状の外装部材を着脱自在に装着して外装枠の表面を覆うことにより、上記第1の目的を達成する。
【0011】
また、外装部材を、外装枠の表面形状に沿った断面コ字状とすることにより、第2の目的の目的を達成する。
【0012】
さらに、外装部材の表面に光沢強化処理を施すことにより、第3の目的を達成する。
【0013】
また、外装部材の表面に図柄または着色による装飾処理を施すことにより、第4の目的を達成する。
【0014】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1は、筆記面となるエンドレスシート1を用いた電子黒板の外観斜視図である。エンドレスシート1は、四隅同形状のコーナ枠2と上枠3と左右の側枠4と下枠5とからなる外装枠内で搬送される。外装枠は、スタンド6を支持するフレーム7の前面に支持されている。下枠5には、粉受けトレイ8が取り付けられている。
【0016】
図2および図3に示すように、コーナ枠2は、樹脂材料により中実体として押し出し樹脂成形されている。上枠3と左右の側枠4と下枠5には、樹脂材料により断面L字形状の中空体として押し出し樹脂成型された共通の樹脂成型品が使用されている。
【0017】
コーナ枠2には、直角な方向に同じ形状の接合突出部2aが一体に突出形成され、各接合突出部2aには各々2個の孔6が設けられている。
【0018】
上枠3と左右の側枠4と下枠5のそれぞれの一側後辺縁には、中空のまま内側に折り曲げたような中空凸部9が一体に形成され、またそれぞれの他側後辺縁には、板状のまま後方に突出した突出部10が形成されている。
【0019】
コーナ枠2と左の側枠4と下枠5とは、図2に示すように、コーナ枠2の接合突出部2aに、左の側枠4と下枠5の各端部を嵌合させ、金属板をL字形に曲げたブラケット11を用いて、ビス13によりフレーム7の枠板12に緊締して取り付けられている。ブラケット11には、ビス13を貫通させる孔14が設けられている。コーナ枠2と上枠3と左右の側枠4と下枠5とは、四隅において同様に取り付けられている。
【0020】
図3および図4に示すように、同じ樹脂成型品である上枠3と左右の側枠4と下枠5のそれぞれには、薄板状の弾性を有する外装部材15が着脱自在に装着され、これら上枠3と左右の側枠4と下枠5のそれぞれの表面は外装部材15により覆われている。
【0021】
外装部材15は、同じ樹脂成型品である上枠3と左右の側枠4と下枠5のそれぞれの表面に密着嵌合する断面コ字形状で、しかも外装部材15の一側後辺縁には、上枠3と左右の側枠4と下枠5のそれぞれの中空凸部9に密着嵌合するコ字状の係止部15a、他側後辺縁には、枠3と左右の側枠4と下枠5のそれぞれの突出部10と係合するL字状の係止部15bが形成されている。
【0022】
外装部材15は、上枠3と左右の側枠4と下枠5の表面に密着嵌合させる際に、強制的に強く曲げても強度が保てる樹脂材料、たとえばポリカーボネートやポリエチレンテレフタレート等で一体成型するのが好ましいが、薄い金属板、たとえば0.2ないし0.5mm程度の厚さのステンレス板であってもよい。
【0023】
また、外装部材15を上枠3と左右の側枠4と下枠5のそれぞれの表面に嵌合させた後も、外装部材15のバネ力が十分活かされて不用意に外れないように、図4に示すように外装部材15の前部を鎖線で示す状態から実線で示す状態へと湾曲させ、しかもその曲率を上枠3と左右の側枠4と下枠5の前面の曲率よりもややきつくするか、図5に示すように、外装部材15の前部の後面中央に凸条15cを形成すればよい。
【0024】
さらに、外装部材15の表面に光沢強化処理(ハード処理)を施せば、マーカインキ等の付着が防止され、また表面に図柄や絵柄や着色を施せば、装飾効果も高くなる。
【0025】
図6は、外装枠の上枠3と左右の側枠4のそれぞれに外装部材15を装着した外観斜視図である。外装部材15は、薄板状の弾性を有する断面コ字形状で、同じ樹脂成型品である上枠3と左右の側枠4のそれぞれの表面に嵌合されているため、これらの枠と外装部材15との間に専用チャートやメモ用紙等を挟んで止めておくことができる。図6は、上枠3と外装部材15との間にA0サイズの上質紙16を挟んで止めた状態を示している。
【0026】
上枠3と左右の側枠4(あるいはさらに下枠5)のそれぞれに装着された外装部材15は、断面コ字形状で、その弾性によりこれら上枠3と左右の側枠4(さらに下枠5)を抱持して覆っている上に、両側の係止部15a・15bが、上枠3と左右の側枠4(さらに下枠5)のそれぞれの中空凸部9と突出部10に係合しているため、不用意に外れることはないが、マイナスドライバ等の工具を用いれば比較的容易に取り外すことができる。
【0027】
【発明の効果】
この発明によれば、外装枠表面を着脱自在な外装部材で覆ったので、外装枠自体は交換しなくとも汚れた外装部材のみを交換するだけで、外装枠表面を新品にできる。また、比較的軟らかい樹脂成型品である外装枠を保護できる。
【0028】
請求項2に記載の発明によれば、外装部材が、外装枠の表面形状に沿った断面コ字状となっているので、上記の効果に加え、外装枠と外装部材との間に専用チャートやメモ用紙等を挟んで止めておくことが可能となり、接着テープやマグネット等を使用しなく済む。
【0029】
請求項3に記載の発明によれば、外装部材の表面に光沢強化処理を施したので、マーカインキ等の付着を防止して、いつまでも光沢のある外観品質を保つことができる。
【0030】
請求項4に記載の発明によれば、外装部材の表面に図柄または着色による装飾処理を施すことにより、ユーザの好みに応じた外観の商品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用する電子黒板の一例の外観斜視図である。
【図2】外装枠を構成する部材をフレームに取り付ける状態を示す一部の分解斜視図である。
【図3】外装部材と外装枠を構成するコーナ枠、上枠および側枠の斜視図である。
【図4】前部を湾曲させた外装部材と側枠との斜視図である。
【図5】前部の後面に凸条を形成した外装部材と側枠との斜視図である。
【図6】この発明を適用した電子黒板の使用状態を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 エンドレスシート
2 コーナ枠
3 上枠
4 左右の側枠
5 下枠
15 外装部材

Claims (4)

  1. 筆記面を囲む外装枠を有するライティングボードにおいて、前記外装枠に、弾性を有する薄板状の外装部材を着脱自在に装着してその外装枠の表面を覆ったことを特徴とする、ライティングボード。
  2. 前記外装部材が、前記外装枠の表面形状に沿った断面コ字状となっていることを特徴とする、請求項1に記載のライティングボード。
  3. 前記外装部材の表面に、光沢強化処理を施してあることを特徴とする、請求項1、または2に記載のライティングボード。
  4. 前記外装部材の表面に、図柄または着色による装飾処理を施してあることを特徴とする、請求項1、2、または3に記載のライティングボード。
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