JP3883019B2 - 電話受付装置及びプログラム記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、発信者電話番号を持つ電話通信信号を受信する電話受付装置と、それを実現するプログラムが記憶されるプログラム記憶媒体とに関し、特に、受信した電話通信信号に対して適切に対応できるようにする電話受付装置と、それを実現するプログラムが記憶されるプログラム記憶媒体とに関する。
【0002】
電話により通知される情報に従って予約などの業務を行うことがある。このような業務遂行構成を採る場合には、受け取った通話に応じて適切に業務を遂行できるようにする構成を構築していく必要がある。
【0003】
【従来の技術】
電話により通知されるお客様からの情報に従って予約などの業務を行う場合には、オペレータが、お客様と電話でやり取りすることで必要な情報を得て、それに従って端末装置と対話することで業務を遂行していくことになる。
【0004】
このような業務遂行構成を採る場合、複数のオペレータが業務を遂行する場合がある。
このような場合、従来では、業務受付用の電話番号を用意して、その電話番号にかかってきた電話を空いているオペレータに回すことで、業務を遂行するという構成を採っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来技術に従っていると、お客様が外国人である場合に、その外国人の言語を話せないオペレータの所に電話が回ってしまうことで、業務を遂行できなくなることが起こるという問題点があった。
【0006】
また、オペレータに対して地域を割り当てておいて、お客様の地域に応じたオペレータに電話を回していくというような構成を採りたくても、それを実現できないという問題点もあった。
【0007】
更に、予約などの業務の成立しないお客様については、オペレータが特別に電話番号を記録しない限り電話番号が記録されないというような問題点や、これがために、電話のあったお客様に関しての情報を解析できないというような問題点があった。
【0008】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、受信した電話通信信号に対して適切に対応できるようにする新たな電話受付装置の提供と、それを実現するプログラムが記憶されるプログラム記憶媒体の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
図1に本発明の原理構成を図示する。
図1中、2は本発明を具備する電話受付装置であって、複数の端末装置3に接続されて、発信者電話番号を持つ電話通信信号を受信してその端末装置3に接続するものである。ここで、図中の4は端末装置3の持つ電話機である。
【0010】
この電話受付装置2は、受信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出する抽出手段20と、抽出手段20の抽出した発信者電話番号を記録する記録手段21と、発信者電話番号の指す地域国名情報と該地域国名情報に対応する1つ以上の言語情報のいずれか一方又は双方を管理する第1の管理手段22と、抽出手段20の抽出した発信者電話番号の指す地域国名情報/言語情報を検索する検索手段23と、各端末装置3に割り付けられる第1の管理手段22の管理する1つ以上の情報を管理する第2の管理手段24と、検索手段23の検索した地域国名情報/言語情報の指す1つ以上の端末装置3を特定する特定手段25と、特定手段25の特定した端末装置3の中に存在する未接続の端末装置を選択して、それに対して、受信した電話通信信号を接続する接続制御手段26と、検索手段23の検索した地域国名情報/言語情報と、抽出手段20の抽出した発信者電話番号とを、接続制御手段26の接続した端末装置3に通知する通知手段27とを備える。
この構成を採るときにあって、さらに、電話受付装置2は、記録手段21を参照して、抽出手段20の抽出した発信者電話番号が記録手段21に記録されているのか否かを判断することで、受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かを判断するとともに、抽出手段20の抽出した発信者電話番号を記録手段21に記録する実行手段(図1では図示していない)を備えており、通知手段27は、この実行手段の判断結果に応じて、接続制御手段26の接続した端末装置3に対して、受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かを通知する処理を行う。
【0011】
ここで、本発明の電話受付装置2の機能は具体的にはプログラムで実現されるものであり、このプログラムは媒体で提供され、電話受付装置2にインストールされてメモリ上で動作することで、本発明を実現することになる。
【0012】
このように構成される本発明の電話受付装置2では、NTTより発信者電話番号を持つ電話通信信号のサービスが受けられるようになることを背景にして、この発信者電話番号を持つ電話通信信号を受信すると、抽出手段20は、受信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出し、これを受けて、検索手段23は、第1の管理手段22の管理データを検索することで、抽出手段20の抽出した発信者電話番号の指す地域国名情報/言語情報を特定する。
【0013】
そして、これを受けて、特定手段25は、第2の管理手段24の管理データを検索することで、検索手段23の検索した地域国名情報/言語情報の指す1つ以上の端末装置3を特定し、これを受けて、接続制御手段26は、特定手段25の特定した端末装置3の中に存在する未接続の端末装置を選択して、それに対して、受信した電話通信信号を接続する。
この処理を行うときにあって、実行手段は、抽出手段20の抽出した発信者電話番号が記録手段21に記録されているのか否かを判断することで、受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かを判断するとともに、抽出手段20の抽出した発信者電話番号を記録手段21に記録し、これを受けて、通知手段27は、接続制御手段26の接続した端末装置3に対して、検索手段23の検索した情報を通知するとともに、実行手段の処理により求められた受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かについての情報を通知する。
【0014】
このようにして、本発明の電話受付装置2によれば、受信した電話通信信号が電話をかけてきたお客様に合った端末装置3に接続されるようになるので、その端末装置3を操作するオペレータにより業務をスムーズに遂行できるようになる。
【0015】
そして、抽出手段20の抽出した発信者電話番号を記録する記録手段21が用意されるので、業務の成立不成立に関係なく、電話をかけてきたお客様の情報を解析できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例の説明に入る前に、図2に従って、本発明に関連する技術について説明する。
図2中、1は本発明に関連する技術により構成される電話受付装置であって、発信者電話番号を持つ電話通信信号を受信するものである。
【0017】
この電話受付装置1は、電話機10と、表示装置11と、受信した電話通信信号を音声信号に変換して電話機10に出力するモデム手段12と、受信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出する抽出手段13と、抽出手段13の抽出した発信者電話番号を記録する記録手段14と、発信者電話番号の指す地域国名情報と言語情報のいずれか一方又は双方を管理する管理手段15と、抽出手段13の抽出した発信者電話番号の指す地域国名情報/言語情報を特定する特定手段16と、特定手段16の特定した地域国名情報/言語情報を表示装置11に表示する表示制御手段17とを備える。
【0018】
ここで、電話受付装置1の機能は具体的にはプログラムで実現されるものであり、このプログラムは媒体で提供され、電話受付装置1にインストールされてメモリ上で動作することで、電話受付装置1の機能を実現することになる。
【0019】
このように構成される図2に示す本発明に関連する技術により構成される電話受付装置1では、NTTより発信者電話番号を持つ電話通信信号のサービスが受けられるようになることを背景にして、この発信者電話番号を持つ電話通信信号を受信すると、抽出手段13は、受信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出し、これを受けて、特定手段16は、管理手段15の管理データを検索することで、抽出手段13の抽出した発信者電話番号の指す地域国名情報/言語情報を特定する。そして、これを受けて、表示制御手段17は、特定手段16の特定した地域国名情報/言語情報を表示装置11に表示する。
【0020】
このようにして、図2に示す本発明に関連する技術により構成される電話受付装置1によれば、電話をかけてきたお客様の地域情報や国名情報や言語情報が表示装置11に表示されるようになるので、オペレータは、この表示情報を見ることで業務をスムーズに遂行できるようになる。
【0021】
そして、抽出手段13の抽出した発信者電話番号を記録する記録手段14が用意されるので、業務の成立不成立に関係なく、電話をかけてきたお客様の情報を解析できるようになる。
【0022】
以下、ホテルの予約システムに適用した実施の形態に従って本発明を詳細に説明する。
大きなホテルには、予約センターが設けられていて、この予約センターのオペレータが、宿泊等の予約を希望するお客様からの電話を受け取ると、名前等を聞き取りつつ、そのお客様がホテルの会員であるのか否かといったようなことを確認しながら、予約を受け付けていく処理を行う。
【0023】
図3に、このホテルの予約システムに適用される本発明に関連する技術の構成例を図示する。
この図に示す予約システムは、ディスプレイ31と電話機32とを備えて、予約センターのオペレータと対話することでホテルの予約処理を実行する複数の端末装置30と、お客様からの電話通信信号を受け取って端末装置30に接続する構内交換機40とで構成され、更に、端末装置30には、顧客データ(顧客の氏名や電話番号や住所や性別や国籍等のデータ)を管理する顧客データベース50と、予約データを格納する予約ファイル60と、電話をかけてきたお客様の電話番号の履歴データを格納する履歴ファイル70とが接続される。
【0024】
そして、各端末装置30は、構内交換機40から送られてくる電話通信信号を着信する着信機構300と、着信機構300の着信する電話通信信号を音声信号に変換して電話機32に出力するモデム301と、電話番号対応テーブル302と、予約処理を実行する予約実行プログラム303とを備える。
【0025】
図1で説明したように、本発明は、NTTよりサービスされる発信者電話番号を持つ電話通信信号を使って実現されるものであって、この電話番号対応テーブル302は、図4に示すように、この発信者電話番号の持つ区域番号と、その区域番号の示す国名や都市名と、その国名や都市名の指す区域で通用する言語情報との対応関係を管理する。
【0026】
例えば、“00163”という区域番号は、フィリピンを示していて、その通用語は英語であり、“00141”という区域番号は、スイスを示していて、その通用語は英語/フランス語/ドイツ語であるというように、発信者電話番号の持つ区域番号と、その区域番号の示す国名や都市名と、その国名や都市名の指す区域で通用する言語情報との対応関係を管理するのである。
【0027】
図5に、構内交換機40の実行する処理フローの一例、図6に、予約実行プログラム303の実行する処理フローの一例を図示する。次に、これらの処理フローに従って、このように構成される本発明に関連する技術の処理について説明する。
【0028】
ここで、これらの処理フローを実行するプログラムは、プログラム記憶媒体からインストールされることになる。
【0029】
構内交換機40は、ホテルの予約を希望するお客様からの電話通信信号を着信すると、図5の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、その着信した電話通信信号の呼を保留にする。
【0030】
続いて、ステップ2で、空いてる端末装置30の電話機32を1つ探し出し、続くステップ3で、保留にした呼をその特定した電話機32に接続する。
【0031】
この構内交換機40の処理を受けて、端末装置30に展開される予約実行プログラム303は、構内交換機40より電話通信信号を受信すると、図6の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、その受信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出し、続くステップ2で、その抽出した発信者電話番号を履歴ファイル70に登録する。
【0032】
続いて、ステップ3で、その抽出した発信者電話番号の持つ区域番号を検索キーにして電話番号対応テーブル302を検索することで、その発信者電話番号の指す国名(都市名)と言語情報を特定する。このとき、履歴ファイル70を参照することで、その抽出した発信者電話番号が初めてのお客様であるのか否かをチェックすることもある。
【0033】
続いて、ステップ4で、ディスプレイ31に予約要求の着信があった旨を表示するとともに、その特定した国名(都市名)と言語情報を表示し、更に、初めてのお客様であるのか否かをチェックするときには、そのチェック結果についても表示する。
【0034】
そして、続くステップ5で、抽出した発信者電話番号を検索キーにして顧客データベース50を検索することで、その発信者電話番号の指す顧客データを読み出して、それをディスプレイ31に表示しつつ、オペレータと対話することで客室の予約処理を実行する。
【0035】
このようにして、端末装置30は、予約を希望するお客様からの電話があると、図7に示すように、そのお客様の国名や言語情報や初めてであるのか否かという情報をディスプレイ31に表示するように処理するので、オペレータは、この表示情報を見ることで業務をスムーズに遂行できるようになる。
【0036】
更に、端末装置30は、予約の成立の有無に関係なく、電話をかけてきたお客様の電話番号を履歴ファイル70に記録する構成を採ることから、図8に示すように、この履歴ファイル70にその履歴データが登録されることになるので、図9に示すように、電話回数の多いお客様を解析したり、電話回数の多い地域を解析したりするといったような、ホテルの営業に必要となる情報を得られるようになる。
【0037】
図10に、ホテルの予約システムに適用される本発明の一実施例を図示する。ここで、図中、図3で説明したものと同じものについては同一の記号で示してある。
【0038】
この実施例の予約システムは、ディスプレイ31と電話機32とを備えて、予約センターのオペレータと対話することでホテルの予約処理を実行する複数の端末装置30と、お客様からの電話通信信号を受け取って端末装置30に接続する構内交換機40と、構内交換機40に対して接続先の端末装置30を指示する転送制御装置80とで構成され、更に、端末装置30には、上述した顧客データベース50と予約ファイル60とが接続され、構内交換機40には、上述した履歴ファイル70が接続される。
【0039】
そして、各端末装置30は、構内交換機40から送られてくる電話通信信号を着信する着信機構300と、着信機構300の着信する電話通信信号を音声信号に変換して電話機32に出力するモデム301と、本発明に従って予約処理を実行する予約実行プログラム303とを備える。
【0040】
一方、転送制御装置80は、上述した電話番号対応テーブル302と、本発明を実現するために用意される内線対応テーブル800と、本発明に従って接続先の端末装置30を決定する転送制御プログラム801とを備える。
【0041】
この内線対応テーブル800は、図11に示すように、端末装置30の電話機32の内線番号と、その端末装置30を操作するオペレータの扱える言語との対応関係を管理する。
【0042】
例えば、“003”という内線番号の電話機32を持つ端末装置30を操作するオペレータは、日本語とフランス語を扱えるというように、端末装置30の電話機32の内線番号と、その端末装置30を操作するオペレータの扱える言語との対応関係を管理するのである。
【0043】
図12に、構内交換機40の実行する処理フローの一実施例、図13に、転送制御プログラム801の実行する処理フローの一実施例、図14に、予約実行プログラム303の実行する処理フローの一実施例を図示する。次に、これらの処理フローに従って、このように構成される実施例の処理について説明する。
【0044】
ここで、これらの処理フローを実行するプログラムは、プログラム記憶媒体からインストールされることになる。
【0045】
構内交換機40は、ホテルの予約を希望するお客様からの電話通信信号が着信すると、図12(a)の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、その着信した電話通信信号の呼を保留にする。
【0046】
続いて、ステップ2で、その着信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出し、続くステップ3で、その抽出した発信者電話番号を履歴ファイル70に登録する。このとき、履歴ファイル70を参照することで、その抽出した発信者電話番号が初めてのお客様であるのか否かをチェックする。そして、続いて、ステップ4で、その抽出した発信者電話番号を転送制御装置80に送信する。
【0047】
この構内交換機40の処理を受けて、転送制御装置80に展開される転送制御プログラム801は、構内交換機40より発信者電話番号を受信すると、図13の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、その受信した発信者電話番号の持つ区域番号を検索キーにして電話番号対応テーブル302を検索することで、その発信者電話番号の指す国名(都市名)と言語情報を特定する。
【0048】
続いて、ステップ2で、ステップ1で特定した全ての言語情報を選択したのか否かを判断して、選択を完了していないことを判断するときには、ステップ3に進んで、未選択の言語情報の中から1つを選択する。
【0049】
続いて、ステップ4で、その選択した言語情報を検索キーにして内線対応テーブル800を検索することで、その選択した言語情報の指す内線番号(端末装置30の電話機32の内線番号)を特定し、続くステップ5で、その特定した内線番号を転送先リストに登録してからステップ2に戻っていく。
【0050】
そして、ステップ2で、ステップ1で特定した全ての言語情報を選択したことを判断するときには、ステップ6に進んで、ステップ5の登録処理に従って作成した転送先リストと、ステップ1で特定した国名(都市名)及び言語情報を構内交換機40に送信する。
【0051】
この転送制御装置80の処理を受けて、構内交換機40は、転送制御装置80より転送先リスト/国名・言語情報を受信すると、図12(b)の処理フローに示すように、先ず最初に、その受信した転送先リストの指定する端末装置30の電話機32の中から空いているものを1つ探し出し、続くステップ2で、図12(a)の処理フローに従って保留にした呼を、その特定した電話機32に接続する。
【0052】
続いて、ステップ3で、その接続した電話機32に対して、図12の処理フローに従って抽出した発信者電話番号と、転送制御装置80より受け取った国名・言語情報を通知する。このとき、初めてのお客様からの電話であるのか否かのチェック結果についても通知する。
【0053】
この構内交換機40の処理を受けて、端末装置30に展開される予約実行プログラム303は、構内交換機40より発信者電話番号・国名・言語情報などを受け取ると、図14の処理フローに示すように、先ず最初に、ステップ1で、ディスプレイ31に予約要求の着信があった旨を表示するとともに、受信した国名(都市名)と言語情報を表示し、更に、構内交換機40より受信する初めてのお客様であるのか否かのチェック結果についても表示する。
【0054】
そして、続くステップ2で、受信した発信者電話番号を検索キーにして顧客データベース50を検索することで、その発信者電話番号の指す顧客データを読み出して、それをディスプレイ31に表示しつつ、オペレータと対話することで客室の予約処理を実行する。
【0055】
このようにして、端末装置30は、お客様の言語を扱えるオペレータであることを条件にして、予約を希望するお客様からの電話を受け取り、そのお客様の国名や言語情報や初めてであるのか否かという情報をディスプレイ31に表示するように処理するので、オペレータは、この表示情報を見ることで業務をスムーズに遂行できるようになる。
【0056】
更に、構内交換機40は、予約の成立の有無に関係なく、電話をかけてきたお客様の電話番号を履歴ファイル70に記録する構成を採ることから、電話回数の多いお客様を解析したり、電話回数の多い地域を解析したりするといったようなホテルの営業に必要となる情報を得られるようになる。
【0057】
図示実施例に従って本発明を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、実施例では、予約システムへの適用例に従って本発明を説明したが、本発明はその適用が予約システムに限られるものではない。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の電話受付装置によれば、受信した電話通信信号が電話をかけてきたお客様に合った端末装置に接続されるようになるので、その端末装置を操作するオペレータにより業務をスムーズに遂行できるようになる。
【0059】
しかも、電話をかけてきたお客様の地域情報や国名情報や言語情報や初めてであるのか否かという情報が端末装置のディスプレイに表示されるようになるので、端末装置を操作するオペレータは、この表示情報を見ることで業務をスムーズに遂行できるようになる。
【0060】
しかも、更に、業務の成立不成立に関係なく、電話をかけてきたお客様の情報を解析できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理構成図である。
【図2】 本発明に関連する技術の構成図である。
【図3】 本発明に関連する技術の構成図である。
【図4】 電話番号対応テーブルの一例である。
【図5】 構内交換機の実行する処理フローの一例である。
【図6】 予約実行プログラムの実行する処理フローの一例である。
【図7】 表示情報の一例である。
【図8】 履歴ファイルの説明図である。
【図9】 履歴ファイルの利用形態の説明図である。
【図10】 本発明の一実施例である。
【図11】 内線対応テーブルの一実施例である。
【図12】 構内交換機の実行する処理フローの一実施例である。
【図13】 転送制御プログラムの実行する処理フローの一実施例である。
【図14】 予約実行プログラムの実行する処理フローの一実施例である。
【符号の説明】
2 電話受付装置
3 端末装置
4 電話機
20 抽出手段
21 記録手段
22 第1の管理手段
23 検索手段
24 第2の管理手段
25 特定手段
26 接続制御手段
27 通知手段
Claims (3)
- 複数の端末装置に接続されて、発信者電話番号を持つ電話通信信号を受信して該端末装置に接続する電話受付装置であって、
発信者電話番号の指す地域国名情報と該地域国名情報に対応する1つ以上の言語情報のいずれか一方又は双方を管理する第1の管理手段と、
端末装置と、該端末装置に割り付けられる上記第1の管理手段の管理する1つ以上の情報との対応関係を管理する第2の管理手段と、
受信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出する抽出手段と、
上記第1の管理手段の管理データを検索することで、上記抽出手段の抽出した発信者電話番号の指す情報を検索する検索手段と、
上記第2の管理手段の管理データを検索することで、上記検索手段の検索した情報の指す1つ以上の端末装置を特定する特定手段と、
発信者電話番号を記録する記録手段を参照して、上記抽出手段の抽出した発信者電話番号が該記録手段に記録されているのか否かを判断することで、受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かを判断するとともに、上記抽出手段の抽出した発信者電話番号を該記録手段に記録する実行手段と、
上記特定手段の特定した端末装置の中に存在する未接続の端末装置を選択して、それに対して、受信した電話通信信号を接続する接続制御手段と、
上記接続制御手段の接続した端末装置に対して、上記検索手段の検索した情報を通知するとともに、上記実行手段の処理により求められた受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かについての情報を通知する通知手段とを備えることを、
特徴とする電話受付装置。 - 請求項1記載の電話受付装置において、
上記通知手段は、さらに、上記検索手段の検索した情報と、上記抽出手段の抽出した発信者電話番号とを通知することを、
特徴とする電話受付装置。 - 複数の端末装置に接続されて、発信者電話番号を持つ電話通信信号を受信して該端末装置に接続する機能を持つ電話受付装置を実現するプログラムが記憶されるプログラム記憶媒体であって、
受信した電話通信信号の持つ発信者電話番号を抽出する抽出手段と、
発信者電話番号の指す地域国名情報と該地域国名情報に対応する1つ以上の言語情報のいずれか一方又は双方を管理する第1の管理手段の管理データを検索することで、上記抽出手段の抽出した発信者電話番号の指す情報を検索する検索手段と、
端末装置と、該端末装置に割り付けられる上記第1の管理手段の管理する1つ以上の情報との対応関係を管理する第2の管理手段の管理データを検索することで、上記検索手段の検索した情報の指す1つ以上の端末装置を特定する特定手段と、
発信者電話番号を記録する記録手段を参照して、上記抽出手段の抽出した発信者電話番号が該記録手段に記録されているのか否かを判断することで、受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かを判断するとともに、上記抽出手段の抽出した発信者電話番号を該記録手段に記録する実行手段と、
上記特定手段の特定した端末装置の中に存在する未接続の端末装置を選択して、それに対して、受信した電話通信信号を接続する接続制御手段と、
上記接続制御手段の接続した端末装置に対して、上記検索手段の検索した情報を通知するとともに、上記実行手段の処理により求められた受信した電話通信信号のユーザが初めてのユーザであるのか否かについての情報を通知する通知手段とを実現するプログラムが記憶されることを、
特徴とするプログラム記憶媒体。
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