JP3878502B2 - 水中マスク - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は水中マスクに関し、更に詳細には例えば水中マスクを顔に装着するヘッドストラップ(バンド)をレンズフレームの側部に長さ調整可能に取り付けるバックルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばスイミングゴーグル等において、これを顔に装着するヘッドストラップをレンズフレームの側部に長さ調節可能に取り付けるバックルは、実公平7−4048号公報及び特開昭61−50573号公報などに開示されており、既によく知られている。これらの実用新案公報や特許公開公報に開示された従来のバックルは、ゴーグルの本体枠部における両側部に支承体が形成され、この支承体に形成された通し口にストラップを通して延長方向を反転させ、この支承体に調整体を旋回可能に支持して構成されていた。
【0003】
この調整体は、通し口を介して延長方向を反転するストラップに接触する係止片を備え、調整体には、この係止片が常時ストラップの表面に接触するようなバネ力がそれ自身の弾性力或いはコイルスプリングなどの別部品を用いて付与されている。この調整体を支承体へ旋回可能に取り付る手段としては、調整体の両側部から突出した短い軸部又は突起部を、調整体を支承体に組み立てる際にこの軸部を対応する支承体の部位に形成されている小さな凹部に嵌め込んでいた。
【0004】
このように構成されていた従来のバックルによると、調整体は、支承体に対し両側の突起部を支点としてバネ力により旋回力が付与され、これにより通し口を通過して反転するストラップの表面に係止片が圧接してストラップ表面に形成されている突出部に係止し、その結果ストラップの緩みを防止していた。強制的にストラップを緩ませる場合には、調整体に形成されている把持片を掴み、係止片がストラップの表面から離れるようにバネ力に抗して調整体を撓ませ、ストラップを通し口から引き抜く方向に引っ張る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこの種のバックルでは、調整体がその両側部に形成された軸部や突起部を支承体の凹部に嵌め込んで旋回可能に組み立てられるため、組み立て作業が面倒で、時には軸部や突起部を破損して取り付け不能になることもあった。
【0006】
具体的に言うと、支承体に調整体を装着するための取付け溝幅は、調整体の幅とほぼ同じであるため、調整体の両側部に突出している軸部を支承体の対応部位に形成されている凹部に嵌め込む際に、調整体を弾性的に変形させ又は支承体の取付け溝幅を弾性的に広げるかして取付け溝に押し込む必要があった。その際、調整体や支承体の変形程度が不足すると、調整体の両側部から突出している軸部が、支承体の取付け溝を画成している両側壁面に強くこすれて双方に傷を付けたり、或いは突起部が調整体の両側壁縁部にぶつかって軸部を破損させたりすることが起こる。
【0007】
実公平7−4048号公報に開示された装置では、調整体の突起部周辺が調整体の幅方向内側へ弾性変形し得るように調整体に2条の切込みが設けられている。この場合には、突起部に傷を付ける問題が解消されても、ストラップに圧接させるアンチレバー型バネ部は、ストラップに圧接する部分の幅がストラップと同じように広くても基端部分の幅が狭いから、ストラップの幅全体に一様な強さで圧接することが難しい。このような調整体を支承体に装着する組み立て作業は、非常に面倒で手間が掛かり、熟練を必要とした。
【0008】
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するためになされたもので、アジャスター部材をベース部材に対して一方向からスライドさせて組み付けることができ、アジャスター部材の弾性変形で係止部をストラップの表面に圧接させるバックルを備えた水中マスクを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は水中マスクに関し、前述した技術的課題を解決するために以下のように構成されている。すなわち、本発明は、前面にレンズを有するレンズフレームと、このレンズフレームの側部に取り付けられたバックルと、このバックルに長さ調節可能に掛け回されるヘッドストラップとを備える水中マスクにおいて、
前記バックルは、前記ストラップが掛け回される軸部を有するベース部材と、このベース部材に取り付けられ、前記ストラップに長さ調節可能に係合するアジャスター部材とを備え、前記ベース部材は、前記ストラップの長さ方向と直交する方向に前記軸部を有し、前記長さ方向における一端部からその反対側の他端部に向かって前記アジャスター部材が抜脱可能に挿入されており、前記アジャスター部材は、前記ベース部材に離脱可能に固定される取付け部と、前記軸部に掛け回されている前記ストラップに弾性変形下に前記軸部の径方向から圧接可能であって、前記取付け部から前記軸部へ向かって延びるバネ部とを有し、前記アジャスター部材の前記取付け部が、前記ストラップとほぼ同じ幅であって、板状の第1挟持部とこの第1挟持部に離間平行する第2挟持部とを有し、これら両挟持部間に前記ベース部材の一部が嵌合しており、前記バネ部が前記取付け部の幅方向の両側部分から延びていることを特徴とする。
【0010】
本発明の水中マスクは、前述した特徴を有するが、更に以下のような特徴も備えている。すなわち、本発明の水中マスクでは、第1挟持部と第2挟持部との間に嵌合するベース部材の一部が板状部であり、この板状部のほぼ中央部に受け部が設けられ、水中マスクのレンズフレームの側部には突起部が設けられ、受け部と突起部とを嵌合離脱させることでベース部材がレンズフレームに着脱自在とされ、ベース部材が、アジャスター部材を挿入する空間部を板状部と共に画成する相対向する側板を有し、この両側板にほぼ平行でかつ対向する受け部の外壁面との間隙が第2挟持部及びバネ部を収容する溝とされていることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の水中マスクを図に示される実施形態について更に詳細に説明する。図1には本発明の水中マスク30が示されている。この水中マスク30は、前面にレンズ37を有するレンズフレーム31と、このレンズフレーム31の側部に取り付けられたバックル10と、このバックル10に長さ調節可能に掛け回されたヘッドストラップ35とを備えている。
【0012】
水中マスク30におけるレンズフレーム31の側部に取り付けられたバックル10は、ベース部材11とアジャスター部材20との2部品から構成されており、アジャスター部材20はベース部材11に抜脱可能に挿入されて組み付けられ、またベース部材11は水中マスク30のレンズフレーム31の側部に着脱可能に装着されている。
【0013】
図2〜図4は、ベース部材11にアジャスター部材20が組み付けられてなるバックル10を示している。図2〜図4において、図2はバックル10を示す平面図、図3は図2のA−A線でバックル10を切断して示す断面図であって、水中マスク30のレンズフレーム31及びストラップ35を仮想線で示してバックル10をレンズフレーム31に取り付けて使用する状態も示している。図4は図2に示されるバックル10の底面図である。
【0014】
また、図5はベース部材11を示す平面図、図6は図5のC−C線で切断してベース部材11を示す断面図である。更に、図7〜図9はアジャスター部材20を示している。図7〜図9において、図7はアジャスター部材20の平面図、図8は図7のD−D線で切断してアジャスター部材20を示す断面図、図9は図7に示されるアジャスター部材20の底面図である。
【0015】
図1、図5及び図6に示されるように、このバックル10を構成するベース部材11は、ストラップ35の幅寸法より僅かに大きな間隔をあけて対向し、アジャスター部材20を収容する空間部12を形成するように表面を相互に対向させかつ平行に配置された2つの側板13a、13bを備えている。今、バックル10の一端側(図2〜図4で見て左側端)を前部、他端側を後部とすると、ベース部材11は、前部から前後部間の中間部付近まで側板13a、13bを跨いで配置された板状部14を備えている。
【0016】
ベース部材11には、その後部側に、両側板13a、13bと板状部14とで画成される空間部12へ出入り可能な開放口15が形成されている。この開放口15には、これを横断、即ちバックル10の前後方向に直交する方向にストラップ支持用の軸部16が配置され、その両端部が両側板13a、13bの対向面に固定されている。
【0017】
一方、アジャスター部材20は、図7〜図9に示されるように取付け部21を有し、この取付け部21は、アジャスター部材20がベース部材11に組み付けられているとき、ベース部材11の板状部14上に配置される板状の第1挟持部21aと、バックル10の前後方向に直交する方向を幅方向とすると、この第1挟持部21aよりもその幅方向寸法が小さく、かつこの第1挟持部21aの後部から板状部14の内面(空間部12に向いている面)に沿って前部方向へ互いに平行に延出する2つの第2挟持部21bとを備えている。すなわち、2つの第2挟持部21bは、第1挟持部21aに離間平行した状態でかつ該第1挟持部21aの幅方向両側に位置するように、第1挟持部21aの後部から前部に向かって延出して設けられている。これら第1挟持部21aと第2挟持部21bとの間が挟持溝部21cとなっている。
【0018】
従って、アジャスター部材20をベース部材11に対してその開放口15から、第1挟持部21aを板状部14上にスライドさせるようにして板状部14を挟持溝部21cに挿入し、第1挟持部21aと第2挟持部21bとで板状部14を挟み込むことでアジャスター部材20がベース部材11に組み付けられる。その際、アジャスター部材20がベース部材11に対して所定の位置に組み付けられると、第1挟持部21aの前部に形成された突起22がベース部材11の板状部14に形成された凹部17(図3、図5及び図6参照)に嵌合することによりベース部材11からのアジャスター部材20の抜け落ちが防止されている。
【0019】
更に、アジャスター部材20は、2つの第2挟持部21bそれぞれの前部につながる湾曲した部位21dを伴って軸部16方向へ延出し、ベース部材11の空間部12の開放口15に至るバネ部21eを備えている。この2つのバネ部21eの後部端は、横L字形の係止解除部23における基部23bに一体的に接続されており、この係止解除部23の把持部23aは空間部12の開放口15近傍に位置している。バネ部21eの後部端に接続されている係止解除部23の基部23bにおける後部側には、尖端部24aを備える係止部24が形成されている。
【0020】
アジャスター部材20がベース部材11に組み付けられているとき、アジャスター部材20のバネ部21eは、図11の動作説明図に示されるように矢印36方向に弾性変形した状態にあり、係止部24の尖端部24aが軸部16に掛け回されているストラップ35に圧接している。更に詳細には、ストラップ35がベース部材11の開放口15を通り、軸部16に掛け回されたとき、ストラップ35の厚みによって係止部24が矢印36方向へ押し上げられ、湾曲した部位21dを含むバネ部21eが弾性変形し、その結果として尖端部24aがストラップ35の内面に圧接する。このバックル10では、尖端部24aがストラップ35の表面に圧接した状態にあるとき、アジャスター部材20をベース部材11の開放口15から後方へ抜け落ちることがない。
【0021】
このバックル10では、ベース部材11が水中マスク30のレンズフレーム31における両側部に着脱可能とされている。そのための構成として、ベース部材11における空間部12には、図5及び図6に示されるように嵌合用の受け部18が配置されている。具体的には、板状部14の内面のほぼ中央部に、ベース部材11の前後方向に延びる2つの離間平行な壁部18a、18bが板状部14の内面に対してほぼ直角に立設され、これら両壁部18a、18bが嵌入室18cを画成している。
【0022】
壁部18a、18bにおける板状部14とは反対側の縁部それぞれから、係止板18dが嵌入室18cの下方側を部分的に塞ぐように延びており、2つの係止板18dの間には前後方向に延びる溝部18fが形成されている。この嵌入室18cの前部には端板18eが配置されている。溝部18fはベース部材11の後部側から端板18eにまで延びている。ベース部材11が取り付けられる水中マスク30のレンズフレーム31における両側部には、図3及び図10に示されるようにT字形の突起部32が設けられている。
【0023】
このベース部材11を水中マスク30のレンズフレーム31における両側部に装着する場合には、ベース部材11の溝部18fにレンズフレーム31における各突起部32を挿入する。その後、ベース部材11を水中マスク30の後方へスライドさせて、嵌入室18cにおける後部側の開口から突起部32を端板18eにぶつかるまで差し込み、突起部32の頭部両側を係止板18dと重合させてレンズフレーム31の表面に係止する。
【0024】
このようにしてベース部材11が水中マスク30のレンズフレーム31に対して装着されると、板状部14の前部下面に形成された突起19(図5及び図6参照)がレンズフレーム31に形成された凹部33(図3及び図10参照)に嵌合するので、レンズフレーム31に対してベース部材11は不必要に動くことがない。ベース部材11を水中マスク30のレンズフレーム31から外す場合には、板状部14の突起19をレンズフレーム31の凹部33から外しながらベース部材11をレンズフレーム31に対して図3に矢印34で示されるように前方にスライドさせればよい。
【0025】
このように、ベース部材11における空間部12の中央部に水中マスク30のレンズフレーム31への装着用に壁部18a、18bを形成して嵌入室18cを設けると、図4及び図5に示されるように各壁部18a、18bと側板13a、13bとの間に溝25ができる。この溝25は、ベース部材11にアジャスター部材20を組み付ける際に第2挟持部21b及びバネ部21eが納まる溝となる。すなわち、アジャスター部材20をベース部材11に組み付ける際に、各壁部18a、18bの外側面と側板13a、13bの側面とがガイド面となって第2挟持部21b及びバネ部21eがスムーズにベース部材11の空間部12前方へ進入することになる。
【0026】
このように、このバックル10では、アジャスター部材20をベース部材11の開放口15から空間部12に差し込み、アジャスター部材20の第1挟持部21aと第2挟持部21bとの間の挟持溝部21cに板状部14を挿入してこれを挟持させるだけで、アジャスター部材20をベース部材11に取り付けることができる。そして、係止部24がストラップ35に圧接することでアジャスター部材20のバネ部21eが撓み、その反発力で係止部24の尖端部24aがストラップ35の内面に所定の間隔で設けられている突起部35aに係止してストラップの緩み方向への動きを抑える。
【0027】
ベース部材11の軸部16に掛け回されているストラップ35を緩める場合には、図11に示されるようにアジャスター部材20における係止解除部23の把持部23aに指を掛けて矢印36方向へ偏位させることによりバネ部21eを強制的に更に撓ませ、図11に仮想線で示されるように係止部24の尖端部24aをストラップ35表面の突起部35aから離してストラップ35の緩み方向への移動制限を解除する。
【0028】
このようにこのバックル10によると、従来のように軸部を支点としたアジャスター部材の旋回によって係止部をストラップの表面に圧接させるのではなく、アジャスター部材をベース部材に対してスライドさせるだけで装着することができ、しかもアジャスター部材が弾性変形することで係止部をストラップの内面に圧接させることから、バックル10の組み付け作業が非常に容易になると共に組み付け時にバックルに損傷を与えることがない。
【0029】
更に、このバックル10によると、アジャスター部材20の幅方向両側部にベース部材11の一部である板状部14を挟持する幅狭な第2挟持部を1つずつ形成し、それぞれの第2挟持部21bをベース部材11の空間部内の両側に配置し、第2挟持部21bどうしの間であるベース部材11の中央部に、レンズフレーム31に対してベース部材11を着脱させるための受け部18を形成したから、バックル10を複雑な構造にすることなくレンズフレーム31に対して着脱することができる。
【0030】
また、バックル10を構成しているベース部材11及びアジャスター部材20の2部品は、それぞれ合成樹脂材料で形成することが好ましい。その際、アジャスター部材20における湾曲した部位21dを含むバネ部21eは、バネ性を持たせることができる厚さで形成される。更に、ベース部材11やアジャスター部材20は金属で形成してもよい。
【0031】
なお、前述した実施形態の水中マスクでは、バックルのベース部材がレンズフレームに対して着脱可能にされていたが、ベース部材がレンズフレームに一体的に設けられている水中マスクでこの発明を実施することも可能である。
【0032】
【発明の効果】
本発明の水中マスクによれば、レンズフレームの側部にヘッドストラップを長さ調節可能に取り付けるバックルが、アジャスター部材をベース部材の開放口から空間部に挿入するだけでベース部材に取り付けることができるため、従来のような旋回支点となる軸部が組み立て作業の邪魔になることがない。また、従来のようにアジャスター部材を無理に変形させてベース部材に装着することがないので、ベース部材やアジャスター部材に損傷を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る水中マスクを示す斜視図である。
【図2】図1に示される水中マスクに使用されるバックルを示す平面図である。
【図3】図2のバックルをA−A線で切断して示す断面図である。
【図4】図2に示されるバックルの底面図である。
【図5】図2のバックルを構成するベース部材を示す平面図である。
【図6】図5のベース部材をC−C線で切断して示す断面図である。
【図7】図2のバックルを構成するアジャスター部材の平面図である。
【図8】図7のアジャスター部材をD−D線で切断して示す断面図である。
【図9】図7のアジャスター部材の底面図である。
【図10】本発明の水中マスクにおけるレンズフレームの側部を示す部分的な側面図である。
【図11】図2のB−B線で切断して示すバックルを水中マスクのレンズフレームに取り付けてストラップの長さ調整を行っている動作説明図である。
【符号の説明】
10 バックル
11 ベース部材
12 空間部
13a、13b 側板
14 板状部
15 開放口
16 軸部
18 嵌合用の受け部
18a 壁部(外壁面)
18b 壁部(外壁面)
20 アジャスター部材
21 取付け部
21a 第1挟持部
21b 第2挟持部
21c 挟持溝部
21d 湾曲した部位
21e バネ部
23 係止解除部
23a 把持部
24 係止部
24a 尖端部
25 溝(収容する溝)
30 水中マスク
31 レンズフレーム
32 突起部
35 ストラップ

Claims (2)

  1. 前面にレンズを有するレンズフレームと、このレンズフレームの側部に取り付けられたバックルと、このバックルに長さ調節可能に掛け回されるヘッドストラップとを備える水中マスクにおいて、
    前記バックルは、前記ストラップが掛け回される軸部を有するベース部材と、このベース部材に取り付けられ、前記ストラップに長さ調節可能に係合するアジャスター部材とを備え、
    前記ベース部材は、前記ストラップの長さ方向と直交する方向に前記軸部を有し、前記長さ方向における一端部からその反対側の他端部に向かって前記アジャスター部材が抜脱可能に挿入されており、
    前記アジャスター部材は、前記ベース部材に離脱可能に固定される取付け部と、前記軸部に掛け回されている前記ストラップに弾性変形下に前記軸部の径方向から圧接可能であって、前記取付け部から前記軸部へ向かって延びるバネ部とを有し、前記アジャスター部材の前記取付け部が、前記ストラップとほぼ同じ幅であって、板状の第1挟持部とこの第1挟持部に離間平行する第2挟持部とを有し、これら両挟持部間に前記ベース部材の一部が嵌合しており、前記バネ部が前記取付け部の幅方向の両側部分から延びていることを特徴とする水中マスク。
  2. 前記第1挟持部と前記第2挟持部との間に嵌合する前記ベース部材の前記一部が板状部であり、この板状部のほぼ中央部に受け部が設けられ、前記水中マスクの前記レンズフレームの側部には突起部が設けられ、前記受け部と前記突起部とを嵌合離脱させることで前記ベース部材が前記レンズフレームに着脱自在とされ、
    前記ベース部材が前記アジャスター部材を挿入する空間部を前記板状部と共に画成する相対向する側板を有し、この両側板にほぼ平行でかつ対向する前記受け部の外壁面との間隙が前記第2挟持部及び前記バネ部を収容する溝とされている請求項1に記載の水中マスク。
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