JP3878497B2 - 画像再生方法、画像再生装置及び画像再生処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画像再生方法、画像再生装置及び画像再生処理プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、圧縮画像を記録媒体から読み出して復号し、表示する画像再生方法、画像再生装置及び画像再生処理プログラムを記録した記録媒体に関し、特に、CPUを使ったコンピュータ装置もしくは特定CPU組み込み型装置上で動作するアプリケーションソフトウェアとして実現できる画像再生方法及び画像再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像記録再生装置においては、記録した静止画像を再生して画面上に表示する際には、検索や編集等の便宜を図るために、画像データの再生に先立って、サムネイル(Thumbnail)と呼ばれる縮小したサンプル画像を複数枚数分画面上に表示するようにしていた。
【0003】
従来技術における記録した静止画像の表示方法としては、図12乃至図15のような表示方法がある。
図13〜図15は、従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアの表示画面の一例を示す図であり、デジタルスチルカメラやスキャナなどで撮影、作成した画像を一覧表示するソフトウェアの例を示す。
また、図12は、上記縮小画像一覧表示ソフトウェアの処理を示すフローチャートである。
【0004】
この縮小画像一覧表示ソフトウェアは、図15に示すようにユーザがハードディスク上の多数の画像ファイルをみつけ易いように、選択されたディレクトリ(フォルダともいう)内の画像を縮小したイメージを作成し、一覧表示を行うものである。ユーザは、その中から目的の画像を探し出し、それを例えば編集ソフトウェアで開いて画像を加工したり印刷を行ったりするために利用する。
【0005】
この縮小画像の作成の処理手順の例が、図12のフローである。図中、Sはフローの各ステップを示す。
ディレクトリが指定され縮小画像の作成が必要になったとき、この処理が開始される。まず、ステップS1で該当ディレクトリ内のファイル情報を取得し、ステップS2〜ステップS5で全ファイルの処理が終わるまで逐次処理を行う。ステップS2では、すべてのファイルのサムネイルを作成したか否かを判別し、残りがあれば、ステップS3で個々のファイルを読み出し、ステップS4で縮小画像を作成し、ステップS5でその縮小画像を表示する。上記ステップS2ですべてのファイルのサムネイルを作成したときは、全ファイルに対しての処理が終了したと判断して本フローを終了する。
【0006】
上記縮小画像作成処理が実際に使用者に対してどのように見えるかの例が、図13乃至図15である。このディレクトリの情報を取得した直後の状態が図13であり、ファイルの存在とファイル名などの基本的な情報のみを表示する。図14は逐次処理の途中であり、いくつかのファイルについて縮小画像が作成表示された状態を示す。図15は逐次処理が終わり、すべてのファイルの縮小画像が作成表示された状態を示す。
また、一度作成した縮小画像を、次回のアプリケーションの起動時に利用できるように、キャッシュと呼ばれるデータベースに登録する処理が追加されている場合もある。以下、この例について説明する。
【0007】
図16は、従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアのキャッシュファイルの内容を示す図である。
図17は、上記縮小画像一覧表示ソフトウェアの処理を示すフローチャートであり、図12に示すフローと同一処理を行うステップには同一番号を付して重複箇所の説明を省略する。
【0008】
前述した逐次処理のなかで、そのファイルがキャッシュ内にある情報(図16参照)から更新されているか否かを判別する(図17のステップS11)。ファイル名、ファイルサイズ、ファイル更新日時の情報に変化があった場合には、更新されているものとみなして、ステップS4で縮小画像を作成し、ステップS5でその縮小画像を表示する。次いで、ステップS12でキャッシュ内の縮小画像を更新してステップS2に戻る。上記ステップS11でファイルがキャッシュ内情報から更新されていない場合には、ステップS13でキャッシュ内の縮小画像を読み出し、そのまま縮小画像として表示してステップS2に戻る。この処理をディレクトリ内の全ファイルについて行う。
このようなキャッシュの仕組みにより2回目以降はキャッシュの縮小画像を利用することができ、高速化が図られている。
【0009】
また、高速に縮小画像を表示する手段のひとつに、特開平11−284839号公報に記載された画像再生方法がある。上記公報記載の方法では、圧縮データの伸張処理を途中で一旦中断し、その途中の情報から縮小画像を生成することで、体感速度を向上させるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このようなアプリケーションでは、ディレクトリ全体の様子を把握する目的には高速に縮小画像が表示されることが求められ、個々のファイルの内容を把握する目的には、よい画質の縮小画像が求められている。
【0011】
しかしながら、縮小画像の作成アルゴリズムは、速度を優先すると画質が落ち、画質を優先すると速度が遅くなる。例えば単純に間引いた場合、例として640×480のサイズの本画像から160×120サイズの縮小画像を得るために、横方向について、640÷160=4ごとに画素を抽出していく。同様に、縦方向も480÷120=4ごとに画素を抽出していく。この方法を採ると、高速で処理できる一方、縮小時に捨てられる情報が多い(この例では、16画素のうち15画素はそのまま捨てられてしまう)ため、画質が悪くなってしまう。
【0012】
それを補うために平均画素法では、上記で捨てられる画素を有効に利用する。この平均画素法は、一旦最小公倍数の画素数に拡大した上で縮小サイズになるように、各画素の平均値をとる。これにより元画像のすべての情報を利用するため単純間引きよりも画質の劣化が少なくできる。しかし、処理が増え処理が遅くなる欠点がある。
【0013】
また、高速に縮小画像を得る方法として、デジタルスチルカメラで用いられているDCF形式のファイルなどは画像ファイル自体に縮小画像を持っているときに、その縮小画像を表示する方法がある。これは縮小処理を行う必要がないため、高速に処理が行える。しかし、画像ファイル内の縮小画像は必ずしも画像本体のイメージを忠実に表現しているとは限らない。例えばDCF形式の規定では画像ファイル内の縮小画像のサイズは160×120固定となっているが、画像本体のサイズには規定がない。画像本体のサイズが2160×1440となるようなデジタルスチルカメラでは縮小画像と画像サイズの縦横比を比べると、画像本体は3:2であるのに対して縮小画像は4:3となり、正しい縮小画像を保持していないことがわかる。図18及び図19はその例である。
【0014】
図18及び図19は、縮小画像をファイル内に保持したファイルの説明図である。
図18では、ファイルに入っている画像本体が、縮小画像と同じ縦横比を持っているため、正しい縮小画像となっている。しかし、図19のファイルの画像本体は横長であるために、縮小画像の縦横比と一致しない。この例ではデジタルスチルカメラでは、上下に余白をつくり黒く塗りつぶす処理で対応している。つまり、単に画像ファイル内の縮小画像を利用した場合、処理は高速になるものの図19のようなケースでは正しい縮小画像が得られない。
また、キャッシュを用いた方法では、2回目以降においては処理速度面において大きな改善があるが、初回には効果がないため、根本的な解決にはならない。
【0015】
さらに、上記公報に記載された画像再生方法では、伸張処理を途中で中断したときにその中断情報が縮小画像を作成するために意味のある、画像圧縮データである必要がある。例えばプログレッシブJPEG(Joint Photographic Experts Group)やインターレスGIF(Graphics Interchange Format)と呼ばれる形式であれば、上記公報記載の方法で、途中までの圧縮データの伸張により、画像を取得することができるが、ベースラインJPEGや非圧縮のファイル形式においては、採用できない。データの圧縮形式に依存する方法である。
【0016】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであって、高速にディレクトリ内のファイルをサムネイル化することができ、かつ、より画質のよい縮小画像を表示することができる画像再生方法、画像再生装置及び画像再生処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0017】
また、本発明は、画像ファイル自体に縮小画像を持っており、該縮小画像が正しくない場合であっても、正しい縮小画像を表示可能な画像再生方法、画像再生装置及び画像再生処理プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像再生方法は、記録手段に記録された画像を再生して画面上に表示する画像再生方法において、記録された1又は複数枚の画像について、高速に縮小画像を作成する第1の縮小画像作成ステップと、前記作成された縮小画像よりも高画質の縮小画像を作成する第2の縮小画像作成ステップと、前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像を一覧表示するとともに、前記第2の縮小画像作成ステップにより高画質の縮小画像が作成された場合は、該高画質の縮小画像を前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像に置き換えて一覧表示するステップとを順次実行することを特徴としている。
【0019】
また、本発明の画像再生装置は、記録手段に記録された画像を再生して画面上に表示する画像再生装置において、記録された1又は複数枚の画像について、高速に縮小画像を作成する第1の縮小画像作成手段と、前記第1の縮小画像作成手段により作成される縮小画像よりも高画質の縮小画像を作成する第2の縮小画像作成手段と、前記第1の縮小画像作成手段により作成された縮小画像を一覧表示するとともに、前記第2の縮小画像作成手段により高画質の縮小画像が作成された場合は、前記第1の縮小画像作成手段により作成された縮小画像を前記高画質の縮小画像で置き換えて一覧表示する表示手段とを備えることを特徴としている。
【0020】
また、より好ましい具体的な態様としては、前記第1の縮小画像作成ステップは、元画像から画素を間引く間引き処理、又はDCF形式のファイルが持つ縮小画像の読み出し処理により速度優先で縮小画像を作成するものであってもよく、前記第2の縮小画像作成ステップは、元画像の全画素の情報を利用する画素平均法により画質優先で縮小画像を作成するものであってもよい。
【0021】
このように構成された本発明の画像再生方法及び装置は、ディレクトリを選択すると、画質は多少悪くとも高速に縮小画像を一覧表示し、かつ、2段階目の処理により前段階の低画質の縮小画像を画質優先で表示を更新するため、高速にディレクトリ内のファイルをサムネイル化することができ、かつ、より画質のよい縮小画像を表示することができる。DCF形式のファイルが持つ縮小画像のように、縮小画像が正しくない場合であっても、2段階目の処理により正しい縮小画像が表示できる。ディレクトリの内容把握目的・ファイルの内容把握目的のどちらも両立させることができる。
【0022】
本発明の画像再生方法は、さらに、作成済みの縮小画像をキャッシュとして保存するステップと、作成しようとする縮小画像が前記キャッシュに保存されているとき、前記第1の縮小画像作成ステップ又は前記第2の縮小画像作成ステップによる縮小画像の作成は行わず、前記キャッシュから該当する縮小画像を読み出して表示するキャッシュ制御ステップとを有することを特徴としている。
【0023】
また、本発明の画像再生装置は、さらに、作成済みの縮小画像をキャッシュとして保存するキャッシュ手段と、前記キャッシュ手段に作成しようとする縮小画像が保存されているとき、前記第1の縮小画像作成手段又は前記第2の縮小画像作成手段による縮小画像の作成は行わず、前記キャッシュ手段から該当する縮小画像を読み出して表示するキャッシュ制御手段とを備えることを特徴としている。
【0024】
また、より好ましくは、前記キャッシュに保存する縮小画像が、前記第1の縮小画像作成ステップにより速度優先で作成された縮小画像か、前記第2の縮小画像作成ステップにより画質優先で作成された縮小画像かを識別する情報を記録する情報記録ステップを有し、前記キャッシュ制御ステップでは、前記キャッシュに前記速度優先で作成された縮小画像が保存されているとき、前記第2の縮小画像作成ステップにより画質優先の縮小画像を作成し、前記速度優先で作成された縮小画像を、前記作成された画質優先の縮小画像で置き換えて前記キャッシュに保存するものであってもよい。
【0025】
このように構成された本発明の画像再生方法及び装置は、2度目の起動以降では前回以前に縮小画像が作成されているものは高速に表示でき、かつそれが低画質の縮小画像であった場合にのみ縮小画像の更新を行うため、より処理時間を短縮できディレクトリの内容把握目的・ファイルの内容把握目的のどちらも両立させることができる。
【0026】
他の観点において、本発明は、コンピュータを、記録手段に記録された画像を再生して画面上に表示する画像再生方法において、記録された1又は複数枚の画像について、高速に縮小画像を作成する第1の縮小画像作成ステップと、前記作成された縮小画像よりも高画質の縮小画像を作成する第2の縮小画像作成ステップと、前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像を一覧表示するとともに、前記第2の縮小画像作成ステップにより高画質の縮小画像が作成されると、前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像を前記高画質の縮小画像で置き換えて一覧表示するステップとを順次実行する画像再生方法として機能させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【0027】
また、本発明は、コンピュータを、記録手段に記録された画像を再生して画面上に表示する画像再生方法において、記録された1又は複数枚の画像について、高速に縮小画像を作成する第1の縮小画像作成ステップと、前記作成された縮小画像よりも高画質の縮小画像を作成する第2の縮小画像作成ステップと、前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像を一覧表示するとともに、前記第2の縮小画像作成ステップにより高画質の縮小画像が作成されると、前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像を前記高画質の縮小画像で置き換えて一覧表示するステップとを順次実行する画像再生方法として機能させるためのプログラムである。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の好適な画像再生方法及び画像再生装置の実施の形態について詳細に説明する。
第1の実施の形態
図1は、本発明の第1の実施の形態の画像再生方法を示すフローチャートであり、縮小画像一覧表示ソフトウェアとして実行される。図中、Sはフローの各ステップを示す。
【0029】
図2乃至図6は、上記縮小画像一覧表示ソフトウェア実行により表示される画面の表示例を示す図である。
アプリケーションでディレクトリ(フォルダともいう)が指定され縮小画像の作成が必要になったとき、図1の処理が開始される。
【0030】
まず、ステップS21でディレクトリ内のファイル情報を取得する。この状態では、図2に示すようにファイルの基本情報が画面表示される。
以下、全ファイルに対する逐次処理を、速度優先作成処理(ステップS22〜ステップS26)と画質優先作成処理(ステップS27〜ステップS31)の2段階処理で行う。
【0031】
最初の逐次処理(ステップS22〜ステップS26)では、縮小画像を処理速度優先で行う。すなわち、ステップS22で、すべてのファイルの縮小画像を処理速度優先で作成したか否かを判別し、残りがあれば、ステップS23でn(nは任意の正の整数)番目のファイルを読み出し、ステップS24でn番目のファイルの縮小画像を処理速度優先で作成し、ステップS25でn番目のファイルの縮小画像を表示する。
【0032】
この処理速度優先処理は、例えば前述した単純間引きの処理であったり、図19に示すようなDCFファイルの場合には、そのファイル内の縮小画像を利用する。その途中経過を示すのが図3である。図3Aに示すファイルでは、縮小画像が作成されている。図3Bで示す部分は、縮小画像の作成前である。
【0033】
次いで、ステップS26で縮小画像表示の中断指示があるか否かを判別し、中断指示があるときはそのまま本フローを終了する。中断指示がないときは、すべてのファイルの縮小画像を速度優先で処理するためステップS22に戻る。図4に示すように、すべてのファイルについて処理速度優先で縮小画像を作成表示が終わると、次の逐次処理に移る。
【0034】
次の逐次処理(ステップS27〜ステップS31)では、縮小画像を画質優先で作成する。すなわち、ステップS27で、すべてのファイルの縮小画像を画質優先で作成したか否かを判別し、残りがあれば、ステップS28でn番目のファイルを読み出し、ステップS29でn番目のファイルの縮小画像を画質優先で作成し、ステップS30でn番目のファイルの縮小画像を更新する。
【0035】
この画質優先処理は、例えば画素平均法により全画素の情報を利用して、より画質のよい縮小画像を作成する。DCFファイルのように縮小画像をファイル内に持っている場合でも、画像本体より作成することで、図19のようなケースでも正しい縮小画像を得ることができる。その途中経過を示すのが図5である。図5Aに示すファイルは、画質優先で処理を行われたファイル、図5Bに示すファイルは、処理速度優先で処理を行われたファイルである。
【0036】
次いで、ステップS31で縮小画像表示の中断指示があるか否かを判別し、中断指示があるときは本フローを終了する。中断指示がないときは、すべてのファイルの縮小画像を画質優先で処理するためステップS27に戻る。すべての処理が終わると、図6に示すように画質優先で作成されたファイルだけになる。
【0037】
図7は、本発明の画像再生方法を実現するために用いられる画像再生装置の概要を示す機能ブロックである。図7に示すこれら各ブロックは、ハードウェア、ソフトウェアのどちらを用いても実現可能である。
図7において、画像再生装置10は、作業用メモリ11と、処理速度優先エンジン12(第1の縮小画像作成手段),画質優先エンジン13(第2の縮小画像作成手段)からなるエンジン部14と、設定部15とを備えている。
作業用メモリ11は、上述した処理速度優先、画質優先の各逐次処理を行うための作業領域となるモジュールである。
【0038】
設定部15は、縮小画像の表示サイズと色数、及び画像を間引く場合のサイズについて設定するモジュールであり、ファイルもしくはレジスタによる構成となっている。DCF形式のファイルなどは画像ファイル自体に縮小画像を持っているときに、その縮小画像を表示するためのレジスタである。ここで、縮小画像の表示サイズ又は色数の設定については、処理速度を優先できるサイズ・色数の値を設定する。
【0039】
エンジン部14は、設定部15を参照して、作業用メモリ11に格納されたデータについての処理速度優先処理、画質優先処理を行うモジュールである。エンジン部14においては、図1の縮小画像一覧表示処理フローのステップS21〜ステップS31の処理を行う。また、速度優先エンジン12は、設定部15におけるサイズ・色数の設定値に従って、ステップS22〜ステップS26で縮小表示対象の全ファイルの最初の逐次処理を行う。さらに、画質優先エンジン13は、ステップS27〜ステップS31で平均画素法を用いた逐次処理を行い、処理速度優先処理で表示された縮小画像を、画質の良い縮小画像で更新する処理を行う。
【0040】
図8は、上記画像再生装置10のハード的構成を示すブロック図である。本画像再生装置は、PDA(Personal Digital Assistants)等の携帯情報端末やパソコンなどすべての情報処理装置で実現することができる。
図8において、画像再生装置30は、パソコン等の情報処理装置であり、装置全体の制御を行うCPU31(第1の縮小画像作成手段,第2の縮小画像作成手段,キャッシュ制御手段)、各種処理のプログラムを収めたROM32、RAM33、日時を管理するための時計・カレンダー34、ハードディスクドライブ(HDD)等からなり画像データを含む各種データを格納する外部記憶装置35(記録手段,キャッシュ手段)、英数キー,カーソル移動キー等の入力キー群及びマウス等のポインティングデバイスからなり入力・中断指示等を行う入力部36、LCD等からなり画像データを表示する表示部37(表示手段)を備えて構成される。
【0041】
CPU31は、画像再生処理などのアプリケーションの処理の実行を含む装置全体の制御を行うとともに、各制御部を総括して制御する。CPU31は、ROM32、RAM33及び電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(electrically erasable programmable ROM)やFlash ROMなどを備え、プログラム、通信制御データ、さらに画像再生装置30の識別コード等の種々のデータを記憶する。EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、画像再生装置30における各種の仕様を変更することができる。
【0042】
ROM32は、制御プログラムや通信プロトコル等の固定データを格納する読出し専用の半導体メモリである。RAM33は、データ送信処理に関するデータや演算に使用するデータ及び演算結果等を一時的に記憶するいわゆるワーキングメモリとして使用される。また、RAMの一部は、電気的に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROMからなり、EEPROMに書き込むプログラムを変えることによって、画像再生装置30における各種の仕様を変更することができる。
入力部36は、各種設定入力等を行う英数キー,カーソル移動キー等の入力キー群からなるキーボードと、マウス等のポインティングデバイスとからなる。また、マイクや音声認識部など音声入力でもよく形式を問わない。
【0043】
外部記憶装置35は、ハードディスクドライブ(HDD)等のディスク装置のほか、例えば電源バックアップにより書き込まれた情報を保持するSRAM(Static RAM)カードや電源バックアップが不要なフラッシュメモリ等からなるコンパクトフラッシュ(CF)、スマートメディア、メモリスティク等である。
【0044】
以上のように、本実施の形態の画像再生方法及び画像再生装置は、ハードウェア、ソフトウェアのどちらを用いても実現可能なブロックである、各逐次処理を行うための作業領域となる作業用メモリ11と、処理速度優先エンジン12,画質優先エンジン13からなるエンジン部14と、縮小画像の表示サイズと色数、及び画像を間引く場合のサイズについて設定する設定部15とを備え、ディレクトリが指定され縮小画像の作成が必要となったとき、まず、処理速度優先エンジン12により高速に縮小画像を作成処理して一覧表示し、次に画質優先エンジン13により高画質の縮小画像を作成処理して該高画質の縮小画像により高速に作成された縮小画像を置き換えるので、ディレクトリを選択すると、画質は多少悪くとも高速に縮小画像を一覧表示し、かつ、2段階目の処理により前段階の低画質の縮小画像を画質優先で表示を更新するため、高速にディレクトリ内のファイルをサムネイル化することができ、かつ、より画質のよい縮小画像を表示することができる。
【0045】
特に、図19に示すDCF形式のファイルが持つ縮小画像のように、縮小画像が正しくない場合であっても、2段階目の処理により正しい縮小画像が表示できる。また、前記公報記載の方法では、ファイル形式に依存した画像の伸張処理を行う必要があり適用できない場合があったが、本実施の形態ではファイル形式に依存することなく、どのようなファイル形式の画像であっても高速かつ高画質で縮小画像を表示することができる。このように、ディレクトリの内容把握目的・ファイルの内容把握目的のどちらも両立するアプリケーションになる。
【0046】
第2の実施の形態
第2の実施の形態は、一度作成した縮小画像をキャッシュファイルに登録し、次回のアプリケーションの起動時に利用できるようにするものである。
図9は、縮小画像一覧表示ソフトウェアのキャッシュファイルの内容の一例を示す図である。このキャッシュファイルは、例えば図8の外部記憶装置35のキャッシュデータベース上に設置される。
【0047】
図9において、キャッシュファイルは、ファイルパス毎に、ファイル名、更新日、ファイルサイズ、縮小画像、縮小画像の作成方法が格納される。
図16に示す従来のキャッシュファイルとは、キャッシュファイル内に、個々の縮小画像が「速度優先で作成」「画質優先で作成」のどの状態であるかの情報を追加した「縮小画像の作成方法」の項目が新たに設けられている点が異なっている。この「縮小画像の作成方法」には、「画質優先」「速度優先」がある。
【0048】
図10及び図11は、本発明の第2の実施の形態の画像再生方法を示すフローチャートであり、縮小画像一覧表示ソフトウェアとして実行される。図1のフローと同一処理を行うステップには同一符号を付して重複部分の説明を省略する。また、本実施の形態の画像再生方法及び装置は、第1の実施の形態と同様に、ハードウェア、ソフトウェアのどちらを用いても実現可能である。
【0049】
まず、処理速度優先での逐次処理時において、従来のキャッシュ同様に、ステップS41でファイルの情報(ファイル名、ファイル更新日時、ファイルサイズ)から更新されたファイルか否かを判別する。ファイルの更新がある場合、キャッシュしておいた縮小画像を用いることはできないので、ステップS24で縮小画像を処理速度優先で作成し、ステップS25で作成した縮小画像を表示し、ステップS42でキャッシュ内の縮小画像も更新する。このとき、キャッシュにこの画像が速度優先処理で作成されたことを記録する。
【0050】
上記ステップS41でファイルの更新がされていない場合、ステップS43でキャッシュの縮小画像を利用してキャッシュの縮小画像を表示する。このとき、キャッシュの縮小画像は、速度優先処理・画質優先処理のどちらで行われたかは重要ではない。
このようにして、そのディレクトリすべてのファイルについて、処理を行う。
【0051】
次の画質優先処理では、ステップS44でファイルのキャッシュ内の縮小画像は画質優先で作成されたか否かを判別する。これは、図9のキャッシュファイルの「縮小画像の作成方法」をチェックすることにより行う。
ファイルのキャッシュ内の縮小画像が画質優先で作成されていない、すなわち速度優先で作成されている場合には、ステップS29で縮小画像を画質優先で作成し、ステップS30で作成した画質優先の縮小画像により更新し、ステップS45でキャッシュ内の縮小画像も更新する。このとき、キャッシュにこの画像が画質優先処理で作成されたことを記録する。
【0052】
このように、個々のファイルについてキャッシュにある縮小画像が画質優先でない画像(処理速度優先であるもの)についてのみ縮小画像を作成表示し(ステップS41〜ステップS44)、キャッシュ内の縮小画像を更新し、画質優先処理で作成したことを記録する(ステップS45)。
【0053】
以上のように、本実施の形態の画像再生方法及び画像再生装置は、作成済みの縮小画像を保存しておき次回起動時に読み出すことで、2回目以降の処理を高速化するキャッシュ機能を備え、特に、キャッシュ機能は、個々の縮小画像が「速度優先で作成」「画質優先で作成」のどの状態であるかの情報を記録し、速度優先で作成された縮小画像が保存されているときは、画質優先の縮小画像を作成するとともに、速度優先で作成された縮小画像を、画質優先の縮小画像で置き換えてキャッシュに保存するようにしたので、2度目の起動以降では前回以前に縮小画像が作成されているものは高速に表示できるというキャッシュ機能に加え、かつそれが低画質の縮小画像であった場合にのみ縮小画像の更新を行うため、より処理時間を短縮できディレクトリの内容把握目的・ファイルの内容把握目的のどちらも両立するアプリケーションになる。
【0054】
なお、上記各実施の形態では、JPEGにおいて画像を入出力する画像再生方法及び画像再生装置に適用することができるが、JPEGに限るものでなく、他の画像再生装置に適用できる。例えば、パソコン等の情報処理装置のほか、HDD,DVD等の記録媒体にデータを記録する記録再生装置に適用できる。また、ディスク等の記録媒体から読み出すコンテンツは、どのような形式のものでもよい。
また、画像再生方法及び画像再生装置の画像再生信号を表示する表示装置は、パソコン等の情報処理装置のモニタ画面は勿論のこと、テレビジョン受信機の表示画面でもよい。
【0055】
また、本実施の形態では、画像再生方法、画像再生装置という名称を用いたが、これは説明の便宜上であり、情報記録管理装置、情報処理装置、情報再生装置や情報表示方法等でもよいことは勿論である。
さらに、上記画面上の縮小画像の枚数や配置、色、表示形式等はどのようなものでもよい。
【0056】
また、記録装置の種類や記録方法等は限定されず、全ての装置に適用可能である。例えば、記録装置として、HDDのほかDVDやCD−R/RW、MD(Mini Disc)に記録するものでもよい。特に、データ転送速度やランダム・アクセス性能が高く、高速アクセスが可能なHDDを記録媒体に用いれば、大量に記録した画像の中から所望の画像を瞬時に検索し、直ぐに利用することが可能になる。また、光磁気ディスク等HDD以外の記録装置を用いてもよく、同様の効果を得ることができる。
さらに、上記画像再生方法及び画像再生装置を構成する回路や部材の数、種類などは前述した実施の形態に限られないことは言うまでもなく、ソフトウェアに限らずハードウェアにより実現するようにしてもよい。
【0057】
また、以上説明した画像再生方法及び装置は、これら画像表示方法及び装置を機能させるためのプログラムでも実現される。このプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体に格納されている。本発明では、この記録媒体として、図8に示されているCPU31のメインメモリそのものがプログラムメディアであってもよいし、また外部記憶装置としてCD−ROMドライブ等のプログラム読み取り装置が設けられ、そこに記録媒体を挿入することで読み取り可能なCD−ROM等のプログラムメディアであってもよい。いずれの場合でも、格納されているプログラムはシステム制御部のCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムを読み出し、読み出されたプログラムは、図示されていないプログラム記憶エリアにダウンロードされて、そのプログラムが実行される方式であってもよい。このダウンロード用のプログラムは予め各装置に格納されているものとする。
【0058】
ここで、上記プログラムメディアは、通信端末装置又は情報処理装置と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープやカセットテープ等の磁気ディスクやCD−ROM、CD−R/RW、MO、MD、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW等の光ディスクのディスク系、PCカード、コンパクトフラッシュカード、スマートメディア、ICカード、SDカード、メモリースティック等のカード系、あるいはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
【0059】
さらに、インターネット接続プロバイダ又は携帯メールサービス等の外部の通信ネットワークとの接続が可能な通信接続手段を介して通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように、流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。なお、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予め格納しておくか、あるいは別な記録楳体からインストールされるものであってもよい。なお、記録媒体に格納されている内容としてはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0060】
【発明の効果】
以上、詳述したように、本発明によれば、記録された1又は複数枚の画像について、高速にディレクトリ内のファイルをサムネイル化することができ、かつ、より画質のよい縮小画像を表示することができる。
また、DCFファイル形式のように画像ファイル自体に縮小画像を持っており、該縮小画像が正しくない場合であっても、ファイル形式に依存せず、正しい縮小画像を表示することができ、かつ画質の良い縮小画像を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の画像再生方法を示すフローチャートである。
【図2】本実施の形態の画像再生方法により表示される画面の表示例を示す図である。
【図3】本実施の形態の画像再生方法により表示される画面の表示例を示す図である。
【図4】本実施の形態の画像再生方法により表示される画面の表示例を示す図である。
【図5】本実施の形態の画像再生方法により表示される画面の表示例を示す図である。
【図6】本実施の形態の画像再生方法により表示される画面の表示例を示す図である。
【図7】本実施の形態の画像再生方法を実現するために用いられる画像再生装置の概要を示す機能ブロックである。
【図8】本実施の形態の画像再生装置のハード的構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態の画像再生方法のキャッシュファイルの内容の一例を示す図である。
【図10】本実施の形態の画像再生方法を示すフローチャートである。
【図11】本実施の形態の画像再生方法を示すフローチャートである。
【図12】従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアの処理を示すフローチャートである。
【図13】従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアの表示画面の一例を示す図である。
【図14】従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアの表示画面の一例を示す図である。
【図15】従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアの表示画面の一例を示す図である。
【図16】従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアのキャッシュファイルの内容を示す図である。
【図17】従来の縮小画像一覧表示ソフトウェアの処理を示すフローチャートである。
【図18】従来の縮小画像をファイル内に保持したファイルの説明図である。
【図19】従来の縮小画像をファイル内に保持したファイルの説明図である。
【符号の説明】
10,30 画像再生装置
11 作業用メモリ
12 処理速度優先エンジン(第1の縮小画像作成手段)
13 画質優先エンジン(第2の縮小画像作成手段)
14 エンジン部
15 設定部
31 CPU(第1の縮小画像作成手段,第2の縮小画像作成手段,キャッシュ制御手段)
32 ROM
33 RAM
34 時計・カレンダー
35 外部記憶装置(記録手段,キャッシュ手段)
36 入力部
37 表示部(表示手段)

Claims (8)

  1. 記録手段に記録された画像を再生して画面上に表示する画像再生方法において、記録された1又は複数枚の画像について、高速に縮小画像を作成する第1の縮小画像作成ステップと、前記作成された縮小画像よりも高画質の縮小画像を作成する第2の縮小画像作成ステップと、前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像を一覧表示するとともに、前記第2の縮小画像作成ステップにより高画質の縮小画像が作成されると、前記第1の縮小画像作成ステップにより作成された縮小画像を前記高画質の縮小画像で置き換えて一覧表示するステップと、作成済みの縮小画像をキャッシュファイルとして保存するステップと、前記キャッシュファイルに保存する縮小画像が、前記第1の縮小画像作成ステップにより速度優先で作成された縮小画像か、前記第2の縮小画像作成ステップにより画質優先で作成された縮小画像かを識別する情報を前記キャッシュファイルに記録する情報記録ステップと、前記キャッシュファイルに前記速度優先で作成された縮小画像が保存されているとき、前記第2の縮小画像作成ステップにより画質優先の縮小画像を作成し、前記速度優先で作成された縮小画像を、前記作成された画質優先の縮小画像で置き換えて前記キャッシュファイルに保存するキャッシュ制御ステップと、を順次実行することを特徴とする画像再生方法。
  2. 前記第1の縮小画像作成ステップは、元画像から画素を間引く間引き処理、又はDCF形式のファイルが持つ縮小画像の読み出し処理により速度優先で縮小画像を作成することを特徴とする請求項1記載の画像再生方法。
  3. 前記第2の縮小画像作成ステップは、元画像の全画素の情報を利用する画素平均法により画質優先で縮小画像を作成することを特徴とする請求項1記載の画像再生方法。
  4. 記録手段に記録された画像を再生して画面上に表示する画像再生装置において、記録された1又は複数枚の画像について、高速に縮小画像を作成する第1の縮小画像作成手段と、前記第1の縮小画像作成手段により作成される縮小画像よりも高画質の縮小画像を作成する第2の縮小画像作成手段と、前記第1の縮小画像作成手段により作成された縮小画像を一覧表示するとともに、前記第2の縮小画像作成手段により高画質の縮小画像が作成された場合は、前記第1の縮小画像作成手段により作成された縮小画像を前記高画質の縮小画像で置き換えて一覧表示する表示手段と、作成済みの縮小画像と該縮小画像が、前記第1の縮小画像作成手段により速度優先で作成された縮小画像か、前記第2の縮小画像作成手段により画質優先で作成された縮小画像かを識別する情報をキャッシュとして保存するキャッシュファイルと、前記キャッシュファイルに前記速度優先で作成された縮小画像が保存されているとき、前記第2の縮小画像作成手段により画質優先の縮小画像を作成し、前記キャッシュファイルに保存されている速度優先で作成された縮小画像を、前記画質優先の縮小画像で置き換えて保存するキャッシュ制御手段とを備えることを特徴とする画像再生装置。
  5. 前記第1の縮小画像作成手段は、元画像から単純に画素を間引く間引き、又はDCF形式のファイルが持つ縮小画像の読み出しにより速度優先で縮小画像を作成することを特徴とする請求項記載の画像再生装置。
  6. 前記第2の縮小画像作成手段は、元画像の全画素の情報を利用する画素平均法により画質優先で縮小画像を作成することを特徴とする請求項記載の画像再生装置。
  7. 請求項1記載の画像再生方法をコンピュータによって実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  8. 請求項1記載の画像再生方法をコンピュータによって実行させるためのプログラム。
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