JP3878424B2 - マルチメディアコンテンツ配信の受信装置及びマルチメディアコンテンツ配信装置。 - Google Patents

マルチメディアコンテンツ配信の受信装置及びマルチメディアコンテンツ配信装置。 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像や音声などのマルチメディアコンテンツ配信の受信方法などに関する。
【0002】
【従来の技術】
W−CDMAなどの携帯電話などで映像コンテンツなどを視聴することが容易となってきている昨今、視聴済みの映像データそのものを携帯端末の記憶装置に残すことは、容量の制約や著作権の問題などで困難な場合が多い。また、一度受信したコンテンツを再度視聴することは、操作などが煩雑なため容易ではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、一度受信したコンテンツを再度視聴することが簡単で操作が容易なマルチメディアコンテンツ配信の受信方法、マルチメディアコンテンツ配信装置などを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のマルチメディアコンテンツ配信の受信装置は、コンテンツ配信装置から配信される利用者のための視聴用データと、少なくとも前記視聴用データの容量及びコンテンツ作成者が付した優先度を表す情報が明細情報として付加されたマルチメディアコンテンツを受信する通信部と、利用者による各種指示を受付ける操作部と、前記操作部の操作に応答して、前記マルチメディアコンテンツの前記明細情報を基に視聴可能なコンテンツを前記優先度情報に従って選択する選択部と、前記通信部を制御して前記コンテンツ配信装置に前記選択したコンテンツの配信要求を行う制御部と、前記配信要求によって配信されたコンテンツを受信再生する再生手段と、前記選択したコンテンツ及び該コンテンツに含まれる前記明細情報を保存する記録部と、前記保存された明細情報を利用してコンテンツの受信履歴を表示する表示部とを具備し、前記操作部を操作して前記表示部に表示された受信履歴の中から再視聴を希望するコンテンツを指示することにより、前記記録部に保存された希望するコンテンツを再生可能にしたことを特徴とする。
【0005】
本発明の請求項2記載のマルチメディアコンテンツ配信の受信装置は、コンテンツ配信装置から配信される利用者のための視聴用データと、少なくとも前記視聴用データの容量及びコンテンツ作成者が付した優先度を表す情報が明細情報として付加されたマルチメディアコンテンツを受信する通信部と、利用者による各種指示を受付ける操作部と、前記操作部の操作に応答して、前記マルチメディアコンテンツの前記明細情報を基に視聴可能なコンテンツを前記優先度情報に従って選択する選択部と、前記通信部を制御して前記コンテンツ配信装置に前記選択したコンテンツの配信要求を行う制御部と、前記配信要求によって配信されたコンテンツを受信再生する再生手段と、前記選択したコンテンツ及び該コンテンツに含まれる前記明細情報を保存する記録部と、前記保存されたコンテンツ及び明細情報を利用して複数のシーンを含むコンテンツの受信履歴を表示する表示部とを具備し、前記操作部を操作して前記表示部に表示した前記複数のシーンの中から希望するシーンを選択することにより、前記記録部に保存された希望シーンからのコンテンツを再生可能にしたことを特徴とする。
【0006】
本発明の請求項3記載のマルチメディアコンテンツ配信装置は、利用者のための視聴用データと、利用者による視聴選択を補助するため少なくとも前記視聴用データの容量及びコンテンツ作成者が付した優先度を表す情報が明細情報として付加されたマルチメディアコンテンツを格納するデータベースと、前記明細情報を基にしてコンテンツの詳細情報を利用者に配信するとともに、利用者によって配信要求のあったコンテンツを前記データベースから検索して配信する通信部と、を具備したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明においてコンテンツ受信装置にデータを保存する条件として端末の記憶領域の容量を用い、配信装置側での判断を行う場合の実施形態について図面を用いて説明する。
【0011】
図1に受信側(携帯端末など)の処理手順をフローチャートで示す。また、配信側(インターネット上のWebサイトを想定)システムの処理手順を図2のフローチャートで示す。
【0012】
図10に示す構成をとるシステムにおいて、まず、受信側(コンテンツ受信装置10C)と配信側(コンテンツ配信装置10A)の接続が行われる。受信側では図1のステップS11において、配信側が図2のステップS21で送信した配信サービス内容を示す主メニューを受信して表示する。
【0013】
ここでの受信側システムの構成例を図3に示す。即ち、この受信側システムは、配信側と交信をインターネットや電話回線といった通信路10Bを介して行う通信部31と、各部を制御する制御部32と、ダウンロードしたコンテンツや着信履歴などを記録する記録部33と、主に動画などを処理する画像処理部34と、利用者による各種指示を受け付ける操作部35と、音楽データの再生などを行う音声再生部36と、各種メニューや動画、静止画などを表示する表示部37から構成される。
【0014】
また配信側システムは、図4に示すように各種受信端末との交信を行う通信部41と、様々な処理を行う処理部42と、配信するコンテンツを検索する情報検索部43と、コンテンツを格納するコンテンツデータベース44から成る。
【0015】
受信側では、ステップS11で配信側システムから送信された図5に示した画面表示例51のような主メニュー画面を通信部31で受信し、ステップS12で制御部32が表示部37を使い表示する。
【0016】
ステップS13では、操作部35で利用者のコンテンツの選択と指定を行わせ、通信部31を用いて配信側に送信する。このとき、制御部32は記録部33の残り容量を調べ、その情報も送信する。
【0017】
配信側システムでは、ステップS21における通信部41を使って、図5に示す情報配信サービス主メニュー表示例51のメニュー画面を配信する。この主メニューの配信後、ステップS22で受信側からのコンテンツの指定と残り記憶容量を通信部41で受信する。
【0018】
ステップS23で、処理部42は指定されたコンテンツをコンテンツデータベース44から情報検索部43を使い検索・取得する。取得後、コンテンツの個別データの明細情報を図6に示す音楽情報配信サービス画面表示例61のような画面を送信し表示させる。ここでの個別データとは、一つのコンテンツを構成する映像、音楽、文字、静止画像、その他の付加情報などのデータを指し、個別データの明細情報とは、その種類や名称および容量の情報などを意味する。
【0019】
ステップS24で、取得したコンテンツの容量とステップS22で得た受信側の残り記憶容量を比較し容量超過の確認を行う。指定されたコンテンツが容量超過する場合は、ステップS25に進んで警告メッセージ62を表示させるが、容量が十分であればステップS28に進んで、指定コンテンツの送信を行うことになる。
【0020】
ステップS25では、指定されたコンテンツが受信側の容量不足のために送信しても記録できない旨の警告メッセージ62を、図6の表示例のように表示させて通知する。この警告メッセージ62は、受信側の携帯端末の表示装置がカラー表示可能であれば、例えば赤い文字で表示させる。
【0021】
ステップS26で、受信側の残り容量で記録可能なコンテンツの個別データを絞り込む。ステップS27では、指定コンテンツの個別データのうち、受信側で記録可能なものを示し、ダウンロードの実行を再確認する。
【0022】
受信側では、制御部32がステップS14で配信側から容量超過の通知を受けたか通信部31で調べ、容量超過であればステップS15に進み、超過でなければステップS17に進む。
【0023】
ステップS15では、図6の音楽情報配信サービス画面表示例61のような画面を、表示部37で表示し容量超過を利用者に知らせる。
【0024】
ステップS16で、指定したコンテンツの個別データのなかで記録可能なものを受信したいかを、操作部35で利用者に確認し、ダウンロードを指示された場合は配信側に送信要求を通信部31で送信する。ダウンロードしない場合はその旨配信側に通信部31で通知し終了する。
【0025】
配信側では、ステップS27において通信部41で受信側からのダウンロード指示を受けた場合はステップS28に進み、ダウンロードをしない旨の通知を受けた場合は終了する。
【0026】
ステップS28で、指定されたコンテンツの個別データの絞り込みが行われていればそれらを、絞込みが行われていない場合はそれら全てを、通信部41を使って受信側に送信して終了する。
【0027】
受信側では、ステップS17でダウンロードされるコンテンツを通信部31で受信する。ステップS18では、当該ダウンロードの履歴情報を記録部33に記録・更新する。
【0028】
データ送信の際、映像データおよび音楽、文字、静止画像、その他の付加情報などのデータを統合して扱う場合にはMPEG4フォーマットを用いると都合が良い。また、個別のデータを各々送信する方法をとることも可能で、各データ間で同期を取る際にはSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)により各データの送信タイミング等を記述すると都合がよい。
【0029】
ステップS19で、ダウンロードしたコンテンツを視聴する。この視聴は、動画などの映像データは画像処理部34を使って表示部37で表示し、音楽データなどは音声再生部36を用いて再生するなどして実行される。
【0030】
このようにして、映像や音楽などの様々なマルチメディアコンテンツを、履歴情報やデータそのものを記録できる機能を有する携帯端末を用いて、その記憶容量をほとんど気にすることなく受信し楽しむことができる。
【0031】
以下、本発明においてコンテンツ受信装置にデータを保存する条件として配信者側で付された優先度に基づいた規則を用い、受信システム側での判断を行う場合の実施形態について図面を用いて説明する。
【0032】
図11に受信側(携帯端末など)の処理手順をフローチャートで示す。また、配信側(インターネット上のWebサイトを想定)システムの処理手順を図12のフローチャートで示す。
【0033】
図10に示す構成をとるシステムにおいて、まず、受信側(コンテンツ受信装置10C)と配信側(コンテンツ配信装置10A)の接続が行われる。受信側ではステップS111において、配信側がステップS121で送信した配信サービス内容を示す主メニューを受信して表示する。
【0034】
ここでの受信側システムの処理部の構成を図3に示す。即ち、この受信側システムは、配信側と交信をインターネットや電話回線といった通信路を介して行う通信部31と、各処理部を制御する制御部32と、ダウンロードしたコンテンツや着信履歴などを記録する記録部33と、主に動画などを処理する画像処理部34と、利用者による各種指示を受け付ける操作部35と、音楽データの再生などを行う音声再生部36と、各種メニューや動画、静止画などを表示する表示部37から構成される。
【0035】
また配信側システムは、図4に示すように各種受信端末との交信を行う通信部41と、様々な処理を行う処理部42と、配信するコンテンツを検索する情報検索部43と、コンテンツを格納するコンテンツデータベース44から成る。
【0036】
配信装置側では、ステップS121における通信部41を使って、図5に示す情報配信サービス主メニュー表示例51のメニュー画面を配信する。受信側では、ステップS111で配信側システムから送信された図5に示した画面表示例51のような主メニュー画面を通信部31で受信し、制御部32が表示部37を使い表示する。
【0037】
ステップS112では、操作部35で利用者にコンテンツの選択を行わせ、通信部31を用いて配信側に送信し、配信装置側では、ステップS122により指定されたコンテンツが確認され、ステップS123により選択したコンテンツの詳細が送信される。コンテンツの詳細は図13の表に示すような内容がコンテンツ毎に定義されている。
【0038】
ステップS113でコンテンツの詳細を受信すると受信装置は、ステップS114で各データのデータ形式に対応可能であるか否かといった受信に必要な条件を満たしているかを判断する。受信可能と判断された場合、コンテンツを構成するデータの内、受信装置ないの記録部33に保存するデータの選定をステップS115において行う。この選定にあたっては、各データの容量や配信者によって付された優先度などを総合的に判断して行われる。
【0039】
ステップS125によりコンテンツの送信が開始されると、受信装置側ではステップS116において処理単位での受信、ステップS117において処理単位での視聴、ステップS118において先に定められた保存データに該当するデータの一部の記録を記録部33において行い、該当するコンテンツの送受信が完了するまでこれらのステップが繰り返される(S119)。これにより、該受信装置利用者は映像コンテンツの視聴を行っている際に、コンテンツを構成するデータの内、先に定めた保存データの記録も同時に行われる。
【0040】
データ送信の際、映像データおよび音楽、文字、静止画像、その他の付加情報などのデータを統合して扱う場合にはMPEG4フォーマットを用いると都合が良い。また、個別のデータを各々送信する方法をとることも可能で、各データ間で同期を取る際にはSMIL(Synchronized Multimedia Integration Language)により各データの送信タイミング等を記述すると都合がよい。
【0041】
該当するコンテンツの送受信が完了すると受信装置側では、ステップS11Aで当該コンテンツの履歴情報を記録部33に記録または更新する。
【0042】
図14は該受信装置にてコンテンツをダウンロードした後、その受信履歴を表示した様子である。受信履歴として受信日時、受信コンテンツの内容がそれぞれテキスト情報として142のように表示している。また、コンテンツ受信時にコンテンツを構成するデータの内、保存データとして定められたデータもそれぞれの形式で保存されており、該データを指し示すアイコンが143、144のように表示している。
【0043】
ここで挙げている例では、データ番号(13A):0102251の"Manual"の場合、優先度(13F)が“1"である音楽データと優先度(13F)が“2"の歌詞が選定され記録されたことがわかる。データ番号(13A):1012025の“祖母"の場合、優先度(13F)が“1"である静止画像と優先度(13F)が“3"の音楽が選定され記録されたことがわかる。ここで同一優先度、もしくは、高優先度にも関わらずデータが記録されていないのは、受信装置の残存する記憶容量といった他の要因により除外されている。
【0044】
受信履歴151のコンテンツに再度アクセスする場合は、152にカーソルを合わせ、指示を与えることで、配信装置へのアクセスを開始する。この際、コンテンツ151のタイトル部分にはURLなどのコンテンツの場所を指し示すインデックスがリンクされており、即座に目的のコンテンツへのアクセスが可能となる。受信履歴161の音楽を再生する場合、アイコン163にカーソルを合わせ、指示を与えることで、該受信装置内に記録されている音楽を再生することができる。この視聴は、動画などの映像データは画像処理部34を使って表示部37で表示するとともに、音楽データなどは音声再生部36を用いて再生するなどして実行される。
【0045】
このようにして、映像や音楽などの様々なマルチメディアコンテンツを、履歴情報やデータそのものを記録できる機能を有する携帯端末を用いて、各データの所在を気にすることなく、効率的な再視聴を行うことができる。
【0046】
次に、本発明における履歴情報記録機能を使った他の実施形態を以下に示す。これは、一度ダウンロードしたコンテンツを再度ダウンロードしたい場合に、煩雑な各種操作を簡素化して、履歴情報として保持しているアイコンなどのクリックだけで希望のコンテンツをインターネット上のWebサイトから見つけ出し、ダウンロードする方法である。
【0047】
以下、受信側の処理手順を図7に示すフローチャートで、配信側の処理手順を図8に示すフローチャートを使って説明する。
【0048】
まず、受信側ではステップS71において現在、記録部33に記録されている過去の着信履歴情報の一覧を、図9に示す着信履歴情報表示例91のように表示部37を使って表示する。
【0049】
ステップS72では、利用者による希望コンテンツのクリックによる指定を操作部35で行う。これは、着信履歴情報表示例91のアイコン92のクリックによって行われる。ここで使用するアイコン92は、携帯端末など受信側に内蔵された文字や絵文字などを使ったアイコンでも良いし、着信履歴情報に含まれるアイコンや静止画像などを利用したアイコンでも良い。
【0050】
ステップS73で、指定されたコンテンツが、記録部33にデータとして記録・格納されているか検索して調べる。
【0051】
ステップS74で、指定コンテンツの情報が残っていればステップS78に進み、コンテンツの視聴を行うが、記録部33に無い場合は付加情報から配信サイトのアドレス情報を取得し、ステップS75に進む。
【0052】
ステップS75では、ステップS74で得られた配信サイトのアドレスを使って、その配信サイトへのアクセスを通信部31で行う。
【0053】
配信サイト側では、ステップS81でこのアクセスを通信部41で受け付け、コンテンツのダウンロード指示を受信する。ステップS82では、ダウンロードの指示がコンテンツ全体か、個別データを指定した指示かを調べ、個別データのダウンロードであればステップS83に進み、コンテンツ全体であればステップS85に進む。
【0054】
ステップS83では、指定されたコンテンツの個別データのダウンロード指示であるので、その個別データを指定する情報の受信を通信部41で行う。
【0055】
ステップS84で、処理部42はコンテンツの指定個別データをコンテンツデータベース44から情報検索部43を使って検索・取得し、受信側に通信部41で送信して終了する。
【0056】
ステップS85では、指定されたコンテンツ全体のダウンロード指示であるので、処理部42はコンテンツの全データをコンテンツデータベース44から情報検索部43を使って検索・取得し、通信部41で受信側に一括送信して終了する。
【0057】
受信側では、ステップS76においてコンテンツのダウンロード処理とデータの記録を制御部32の指令により通信部31と記録部33が行う。ステップS77で、制御部32は記録部33でダウンロードしたコンテンツの着信履歴情報を更新しておく。
【0058】
ステップS78で、ダウンロードしたコンテンツの視聴を行う。この視聴は、動画などの映像データは画像処理部34を使って表示部37で表示するとともに、音楽データなどは音声再生部36を用いて再生するなどして実行される。
【0059】
以上説明した方法によって、容量の大きな映像や音楽データ、著作権の問題などから受信側で記録が許されていない情報、およびストリーム形式のデータなどをアイコンのクリックという簡単な操作だけでインターネットの配信サイトからダウンロードし視聴することができる。
【0060】
このように、本発明では、配信する側で映像や音楽などの主データに文字や静止画像などの情報を付加し、受信する側では受信した主データに付随する付加情報を着信記録として残し、記録できなかった主データの再受信を容易にすると同時に、携帯電話の記憶装置の有効利用を可能とする。
【0061】
次に、本発明における履歴情報記録機能を使った他の実施形態を以下に示す。
【0062】
これは、複数のシーンからなる映像を一度視聴した後、再度視聴する際に目的のシーンからの視聴をしたい場合に、煩雑な各種操作を簡素化して、履歴情報として保持しているアイコンなどのクリックだけで希望のコンテンツの希望シーンから視聴を行う方法である。
【0063】
図17に受信側(携帯端末など)の処理手順をフローチャートで示す。また、配信側(インターネット上のWebサイトを想定)システムの処理手順を図12のフローチャートで示す。
【0064】
図10に示す構成をとるシステムにおいて、まず、受信側(コンテンツ受信装置10C)と配信側(コンテンツ配信装置10A)の接続が行われる。受信側ではステップS171において、配信側がステップS121で送信した配信サービス内容を示す主メニューを受信して表示する。
【0065】
ここでの受信側システムの処理部の構成は図3、配信側システム処理部の構成は図4であり、詳細は先に記したとおりである。
【0066】
受信側では、ステップS171で配信側システムから送信された図18に示した画面表示例181のような主メニュー画面を表示する。
【0067】
ステップS172では、利用者にコンテンツの選択を行わせ配信側に送信し、配信装置側では、ステップS122により指定されたコンテンツが確認され、ステップS123により選択したコンテンツの詳細が送信される。
【0068】
コンテンツの詳細は図19の表に示すような内容がコンテンツ毎に定義されている。この場合、優先度(19F):9は記録不可を示しているため、ここで記録保存されるデータは静止画のみとなる。
【0069】
ステップS173でコンテンツの詳細を受信すると受信装置は、ステップS174で各データのデータ形式に対応可能であるか否かといった受信に必要な条件を満たしているかを判断する。受信可能と判断された場合、コンテンツの送信指示を与える。
【0070】
ステップS125によりコンテンツの送信が開始されると、受信装置側ではステップS175において処理単位での受信、ステップS176において処理単位での視聴、ステップS177において静止画データの一部の記録を記録部33において行い、該当するコンテンツの送受信が完了するまでこれらのステップが繰り返される(S178)。これにより、該受信装置利用者は映像コンテンツの視聴を行っている際に、コンテンツを構成するデータの内、静止画データの記録も同時に行われる。
【0071】
該当するコンテンツの送受信が完了すると受信装置側では、ステップS179で当該コンテンツの履歴情報を記録部に記録または更新する。
【0072】
図14は該受信装置にてコンテンツをダウンロードした後、その受信履歴を表示した様子である。受信履歴として受信日時、受信コンテンツの内容がそれぞれテキスト情報として142のように表示している。また、コンテンツ受信時にコンテンツを構成するデータの内、保存データとして定められたデータもそれぞれの形式で保存されており、該データを指し示すアイコンが143、144のように表示している。
【0073】
このようにして受信記録が行われた受信装置において、該受信履歴の表示例が図20である。コンテンツ201の受信履歴として202にはタイトルが、203にはコンテンツの各シーンの代表画像がアイコンとして表示されている。
【0074】
図21で受信履歴211のコンテンツに再度アクセスする場合は、212にカーソルを合わせ、クリックなどの指示を与えることで、配信装置へのアクセスを開始する。この際、コンテンツ212のタイトル部分にはURLなどのコンテンツの場所を指し示すインデックスがリンクされており、該当するコンテンツのレッツストレッチ!2人で行うリラクゼーションの冒頭部分からの視聴を行うことができる。
図22でコンテンツ222の第3番目のシーンからの視聴を行いたい場合、カーソルを該当する代表画像アイコン223に合わせクリックなどの指示を与えることで、配信装置へのアクセスを開始する。これにより、コンテンツのトライ!クッキング 旬の食材をフル活用の第3番目のシーン(図23)からの視聴を可能とする。
【0075】
このように、本発明では、履歴情報やデータそのものを記録できる機能を有する携帯端末を用いて、映像コンテンツの視聴と共に、該映像コンテンツを構成するシーンの代表画像を記録することで、該映像コンテンツを再視聴する際に内容の把握が容易で、希望するシーンからの視聴を容易にする。
【0076】
以上、挙げた実施形態はコンテンツ保存のための規則、および、保存等の判断を行う装置に関しての例を挙げたもので、これらに限定するものではない。本発明はその技術思想の範囲内において種々変形して実施することができる。
【0077】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、マルチメディアコンテンツ視聴の際に、その構成データの一部を規則に従い受信装置に保存することにより、マルチメディアコンテンツの効率的配信、効率的な視聴、及びコンテンツの全体または部分的な効率的な再視聴を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の受信側における動作手順を説明するための図。
【図2】本発明の一実施形態の配信側における動作手順を説明するための図。
【図3】本発明一実施形態の受信側システムの処理部の構成例を示す図。
【図4】本発明一実施形態の配信側システムの構成例を示す図。
【図5】本発明の一実施形態における受信側の画面例を説明するための図。
【図6】本発明の一実施形態における受信側の警告を表示したときの画面例を説明するための図。
【図7】本発明の他の実施形態の受信側の動作手順を説明するための図。
【図8】本発明の他の実施形態の配信側の動作手順を説明するための図。
【図9】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図10】本発明の配信受信システム構成を示す図。
【図11】本発明の一実施形態の受信側における動作手順を説明するための図。
【図12】本発明の一実施形態の配信側における動作手順を説明するための図。
【図13】本発明の一実施形態のコンテンツの情報の表を示す図。
【図14】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図15】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図16】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図17】本発明の一実施形態の受信側における動作手順を説明するための図。
【図18】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図19】本発明の一実施形態のコンテンツの情報の表を示す図。
【図20】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図21】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図22】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【図23】本発明の他の実施形態における画面例を説明するための図。
【符号の説明】
31・・・通信部、32・・・制御部、33・・・記録部、34・・・操作部、35・・・音声再生部、36・・・表示部、41・・・通信部、42・・・処理部、43・・・情報検索部、44・・・コンテンツデータベース、51・・・情報配信サービス主メニュー表示例、・61・・音楽情報配信サービス画面表示例、62・・警告メッセージ、91・・・着信履歴情報表示例、92・・・アイコン。

Claims (3)

  1. コンテンツ配信装置から配信される利用者のための視聴用データと、少なくとも前記視聴用データの容量及びコンテンツ作成者が付した優先度を表す情報が明細情報として付加されたマルチメディアコンテンツを受信する通信部と、
    利用者による各種指示を受付ける操作部と、
    前記操作部の操作に応答して、前記マルチメディアコンテンツの前記明細情報を基に視聴可能なコンテンツを前記優先度情報に従って選択する選択部と、
    前記通信部を制御して前記コンテンツ配信装置に前記選択したコンテンツの配信要求を行う制御部と、
    前記配信要求によって配信されたコンテンツを受信再生する再生手段と、
    前記選択したコンテンツ及び該コンテンツに含まれる前記明細情報を保存する記録部と、
    前記保存された明細情報を利用してコンテンツの受信履歴を表示する表示部と、を具備し、
    前記操作部を操作して前記表示部に表示された受信履歴の中から再視聴を希望するコンテンツを指示することにより、前記記録部に保存された希望するコンテンツを再生可能にしたことを特徴とするマルチメディアコンテンツ配信の受信装置。
  2. コンテンツ配信装置から配信される利用者のための視聴用データと、少なくとも前記視聴用データの容量及びコンテンツ作成者が付した優先度を表す情報が明細情報として付加されたマルチメディアコンテンツを受信する通信部と、
    利用者による各種指示を受付ける操作部と、
    前記操作部の操作に応答して、前記マルチメディアコンテンツの前記明細情報を基に視聴可能なコンテンツを前記優先度情報に従って選択する選択部と、
    前記通信部を制御して前記コンテンツ配信装置に前記選択したコンテンツの配信要求を行う制御部と、
    前記配信要求によって配信されたコンテンツを受信再生する再生手段と、
    前記選択したコンテンツ及び該コンテンツに含まれる前記明細情報を保存する記録部と、
    前記保存されたコンテンツ及び明細情報を利用して複数のシーンを含むコンテンツの受信履歴を表示する表示部と、を具備し、
    前記操作部を操作して前記表示部に表示した前記複数のシーンの中から希望するシーンを選択することにより、前記記録部に保存された希望シーンからのコンテンツを再生可能にしたことを特徴とするマルチメディアコンテンツ配信の受信装置。
  3. 利用者のための視聴用データと、利用者による視聴選択を補助するため少なくとも前記視聴用データの容量及びコンテンツ作成者が付した優先度を表す情報が明細情報として付加されたマルチメディアコンテンツを格納するデータベースと、
    前記明細情報を基にしてコンテンツの詳細情報を利用者に配信するとともに、利用者によって配信要求のあったコンテンツを前記データベースから検索して配信する通信部と、を具備したことを特徴とするマルチメディアコンテンツ配信装置。
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