JP3878192B2 - 赤外線通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、赤外線通信装置に関し、特に、入力信号レベルの変化に対する誤動作の防止に関するものである。
図8は、一般的な赤外線受信装置1の電気的構成を示すブロック図である。送信装置からの赤外光は、フォトダイオードdによって光電変換され、前置アンプa1から結合コンデンサc0を介して、交流成分が利得可変のアンプa2に入力される。アンプa2の出力は、抵抗r1,r2で分圧されてピークホールド回路ph1へ入力される。ピークホールド回路ph1は、比較的短時間の時定数を有し、入力信号のピーク値をホールドコンデンサc1によってホールドする。
前記ピークホールド回路ph1のホールド値は、分圧抵抗r3,r4によって分圧されて、比較器cmp1の反転入力端子に入力される。比較器cmp1の非反転入力端子には、前記分圧抵抗r1,r2を介するアンプa2の出力が与えられており、比較器cmp1の出力は、出力トランジスタq1のベースに与えられる。出力トランジスタq1のコレクタは、抵抗r5を介してハイレベルVccの電源ラインに接続されるとともに、出力端子p0に接続されており、エミッタは接地されている。
また、前記アンプa2からの出力は、比較的長時間の時定数を有するピークホールド回路ph2に入力されており、ホールドコンデンサc2のホールド値は、比較器cmp2の非反転入力端子に入力されている。前記比較器cmp2の反転入力端子には、予め定める基準電圧vref1が与えられており、比較器cmp2は、ピークホールド回路ph2のホールド値が前記基準電圧vref1より低いときにはアンプa2の利得を増大し、高いときには減少するAGC信号を出力する。したがって、このピークホールド回路ph2によって外来光ノイズのピークレベルを捉え、そのレベルが前記基準電圧vrf1より大きくなると、アンプa2のゲインを低下するAGC動作が行われる。
上述のように構成される赤外線受信装置1では、図9(a)で示すようなフォトダイオードdの光電変換出力は、アンプa1,a2によって、図9(b)において、参照符α1で示すように増幅される。一方、ピークホールド回路ph1のホールド値は、参照符α2で示すようになるのに対して、抵抗r3,r4によるその分圧出力である比較器cmp1の弁別レベルは、参照符α3で示すようになる。したがって、出力端子p0には、比較器cmp1によって前記アンプa2の出力をピークホールド回路ph1のホールド値の分圧値でレベル弁別した弁別結果が、出力トランジスタq1および抵抗r5で反転されて、図9(c)で示すようなローアクティブの受信信号波形が出力される。
上述のように構成される赤外線受信装置1を用いる赤外線通信装置を時分割多元接続する場合、たとえば図10で示すように、共通のホスト機2と多数の子機3,3,…との間で通信を行うにあたって、ホスト機2を受信装置とし、子機3を送信装置とする場合、各子機3とホスト機2との間の距離や指向角によって、ホスト機2での受光レベルが大きく変動する。
したがって、比較的近距離やフォトダイオードdの正面側に位置する子機の赤外光から、比較的遠距離やフォトダイオードdの正面側でない子機からの赤外光に切換えると、図11(a)で示すように、参照符α1で示す受信信号のレベル変化に対して、ピークホールドレベルが参照符α2で示すようにしか追従できず、検波レベルが参照符α3で示すようにしか追従できない。すなわち、検波レベルが、近距離または正面側の子機からの信号レベルに追従して大きくなったまま、信号レベルの小さい遠距離または正面側でない子機からの信号を受信するにあたって、所定の初期レベルL1に復帰できておらず、比較器cmp1で弁別エラーが発生し、図11(b)で示すように、出力波形に誤動作が生じるという問題がある。
図12は、上述のような不具合を解決することができる典型的な従来技術のピークホールド回路ph11の電気的構成を示すブロック図である。入力端子p1に入力された入力信号は、入力抵抗r11を介して比較器cmp11の非反転入力端子に入力される。この比較器cmp11の反転入力端子には、後述する比較器cmp12から出力端子p2への出力が、帰還抵抗r12を介して入力されている。比較器cmp11は、入力信号が出力信号より高いときには、抵抗r13およびダイオードd11を介してホールドコンデンサc11へ充電電流を供給する。ホールドコンデンサc11には、前記比較器cmp11からの充電電流よりも小さい電流値の放電用の定電流源f11が並列に接続されている。ホールドコンデンサc11の端子電圧は、バッファとして機能する前記比較器cmp12を介して、出力端子p2へ出力される。
一方、前記比較器cmp11の出力はまた、抵抗r14を介して比較器cmp13の反転入力端子に与えられており、この比較器cmp13の非反転入力端子は、抵抗r15を介して接地されている。比較器cmp13は、比較器cmp11からの出力がハイレベルとなると、出力端子からコンデンサc12へローレベルを出力する。また、このコンデンサc12の入力端は、抵抗r16を介してハイレベルVsにプルアップされている。したがって、比較器cmp13からローレベルが出力されると、コンデンサc12は瞬時に放電を行い、比較器cmp13の出力がオープンとなると、c12・r16の時定数で充電を行う。
コンデンサc12の端子電圧は、比較器cmp14の非反転入力端子に入力されており、この比較器cmp14は、前記コンデンサc12の端子電圧が反転入力端子に入力される基準電圧vref11よりも高いときにはハイレベルを出力し、そうでないときにはローレベルを出力する。前記比較器cmp14からの出力は、抵抗r17,r18で分圧されて、トランジスタq11のベースに与えられる。このトランジスタq11のコレクタは、抵抗r19を介して前記ホールドコンデンサc11の入力端に接続されており、エミッタは接地されている。
したがって、比較器cmp14からの出力がハイレベルである期間は、定電流源f11にトランジスタq11が並列に接続されて、ホールドコンデンサc11の放電が行われ、前記初期レベルL1に維持される。
上述のように構成されるピークホールド回路ph11では、図13(a)で示す入力信号波形に対して、比較器cmp11の出力信号波形は、図13(b)で示すようになり、比較器cmp13の出力信号波形は、図13(c)で示すようになる。したがって、前記時定数c12・r16および基準電圧vref11を調整することによって、比較器cmp14において、入力信号が検出されなくなったことを判定する判定タイミングを遅らせ、入力信号が検出されなくなった時刻t1から所定時間td経過後の時刻t2に、図13(d)で示すようにトランジスタq11を導通してリセット動作を行わせることによって、図13(e)で示すホールドコンデンサc11のホールド値を、前記初期レベルL1にリセットすることができる。
上述のように構成されるピークホールド回路ph11は、リセット動作時には、トランジスタq11を導通してホールドコンデンサc11の電荷を瞬時に放電させてしまうので、そのホールド値は、図14(a)において参照符α2で示すように、前記初期レベルL1よりも低下してしまう。図14(a)において、前記図9(b)および図11(a)と同様に、入力信号は参照符α1で示し、検波レベルは参照符α3で示す。このため、前記比較器cmp1およびトランジスタq1などから成る出力回路で波形整形された出力は、図14(b)で示すようになり、エラーパルスが発生してしまうという問題がある。
また、赤外線通信素子は携帯可能な情報通信装置への搭載が進んでおり、小型低コスト化のために、受発光素子を一体で構成した双方向通信に対応可能な素子が開発されている。図15に、双方向通信素子11の模式的構造を示す。この双方向通信素子11では、送信側となる発光ダイオードと、それを駆動するための集積回路とを搭載した基板12と、受信側となるフォトダイオードと、受信用集積回路とを搭載した基板13とが、樹脂などによって一体で封止されている。
このような構成では、参照符14で示す通信相手の通信素子への出力光の一部が、前記封止樹脂などを介して、参照符15で示すように受光素子側に回り込んでしまい、前記ピークホールド回路ph2のホールド値が上昇し、前記AGC動作によってアンプa2の利得が低下してしまうという問題がある。
すなわち、図16(a)で示すように、時刻t11で送信信号の出力を停止して受信動作に切換わっても、ピークホールド回路ph2のホールド値は、図16(c)で示すように上昇したままであり、前記基準電圧vref1以下となる時刻t12から受信動作が可能となり、図16(b)で示す通信相手からの送信信号に対して、図16(d)で示すように、受信信号の波形整形が開始される。このため、前記時刻t11〜t12間で示す期間が信号を受信できない不感時間toffとなり、通信装置のパフォーマンスが低下するという問題がある。
前記不感時間toffは、ホールドコンデンサc22の静電容量をc22とし、信号入力による該ホールドコンデンサc22の電圧上昇分をΔvc22とし、放電電流をicとするとき、
toFF=c22×Δvc22/ic …(1)
で与えられる。
本発明の目的は、誤動作を防止し、パフォーマンスを向上することができるピークホールド回路およびそれを備える赤外線通信装置を提供することである。
本発明に係る赤外線通信装置は、相互に一体化された受発光素子を備える双方向の赤外線通信装置において、予め定める期間に亘って送信信号のレベル変動が無いことから該送信信号の終了を検知し、受信装置の感度復帰を行うタイムカウンタを備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記予め定める期間を通信規約によって決定される最大無信号期間に設定しておくことによって送信の終了を検知することができ、これに応答して、送信時の赤外光によって所定の初期レベルから変動していたピークホールド回路のホールド値や受信装置の感度をリセットすることができ、前記予め定める期間経過後から速やかに受信動作に移ることができ、パフォーマンスを向上することができる。
さらにまた、本発明に係る赤外線通信装置では、前記受信装置は、受光素子からの光電変換出力を増幅する利得可変の増幅器と、前記増幅器の出力に基づいて検波レベルを設定するために比較的短時間の時定数でピーク検出を行う第1のピークホールド回路と、前記増幅器の出力からノイズレベルを検出し、その検出結果に応答して前記増幅器の利得を制御してAGC動作を実現するために比較的長時間の時定数でピーク検出を行う第2のピークホールド回路と、第1のピークホールド回路によって設定された検波レベルで前記増幅器の出力をレベル弁別して波形整形を行う出力回路とを備えて構成され、前記タイムカウンタは、少くとも前記第2のピークホールド回路のホールド値をリセットすることによって増幅器のゲインのリセットを行い、前記感度復帰を行うことを特徴とする。
上記の構成によれば、AGCレベルを設定するための第2のピークホールド回路のホールド値のリセットを行うことによって、受光素子からの光電変換出力を増幅する増幅器のゲインのリセットを行い、受信装置の感度を所定の初期レベルに復帰させることができる。また、併せて、検波レベルを設定するための第1のピークホールド回路のホールド値のリセットを行ってもよい。
本発明に係る赤外線通信装置は、以上のように、相互に一体化された受発光素子を備える双方向の赤外線通信装置において、通信規約によって決定される最大無信号期間などの予め定める期間に亘って送信信号のレベル変動が無いことから、該送信信号の終了を検知し、受信装置の感度復帰を行う。
それゆえ、送信時の赤外光によって所定の初期レベルから変動していたピークホールド回路のホールド値や受信装置の感度をリセットすることができ、前記予め定める期間経過後から速やかに受信動作に移ることができ、パフォーマンスを向上することができるという効果を奏する。
さらにまた、本発明に係る赤外線通信装置は、以上のように、前記受信装置の感度復帰を、AGCレベルを設定するための第2のピークホールド回路のホールド値のリセットを行うことによって実現する。
それゆえ、受信装置の感度の所定の初期レベルへの復帰を具体的に実現することができるという効果を奏する。また、併せて、検波レベルを設定するための第1のピークホールド回路のホールド値のリセットを行ってもよい。
本発明の赤外線通信装置について、主に、図6および図7に基づいて説明すれば以下の通りである。
まず、本発明で用いられるピークホールド回路の実施の一形態について、図1〜図5に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の一形態のピークホールド回路PHの概略的構成を示すブロック図である。このピークホールド回路PHは、大略的に、ピークホールド部21と、リセット部22とを備えて構成されている。入力端子P1への入力信号は、ピークホールド部21に入力されて、比較器CMP1の非反転入力端子に与えられており、この比較器CMP1の反転入力端子には、出力端子P2の出力信号レベルが帰還されている。比較器CMP1は、入力信号レベルが出力信号レベルよりも高いときには、整流性素子Dを介してホールドコンデンサCに充電電流I1を供給する。このホールドコンデンサCには、並列に定電流源F02が介在されており、常時、定電流I2で放電されている。I1>I2であり、したがってホールドコンデンサCは、入力信号のピークレベルを保持し、その端子電圧は、バッファBを介して前記出力端子P2へ出力される。このようにして、ピークホールド動作が実現されている。
一方、チャネル切換えに応答して、外部から端子P3に入力されるリセット信号は、リセット部22に入力され、比較器CMP2の反転入力端子に与えられており、この比較器CMP2の非反転入力端子には、基準電圧VREF1が入力されている。前記ホールドコンデンサCには、並列にスイッチS1と定電流源F03との直列回路が接続されており、また比較器CMP1の駆動回路部分にも、スイッチS2と定電流源F04との直列回路が接続されている。前記スイッチS1,S2は、比較器CMP2からハイレベルが出力されると導通する。
したがって、比較器CMP2は、前記リセット信号が前記基準電圧VREF1以下のアクティブ状態となると、前記スイッチS1,S2を導通する。これによって、比較器CMP1からの充電電流I1には、定電流源F04による電流I4が加算され、また放電電流I2には、定電流源F03による電流I3が加算される。こうして、リセット信号の入力時には、ホールドコンデンサCの充放電電流が増大され、ピークホールド回路PHの応答速度が向上されている。
図2は、上述のように構成されるピークホールド回路PHの具体的構成を示す電気回路図である。入力端子P1への入力信号は、バッファ用のトランジスタQ0を介して、差動対を構成する一方のトランジスタQ1のベースに与えられる。このトランジスタQ1のコレクタは、ハイレベルVccの電源ライン23に接続され、エミッタは、対を成すトランジスタQ2のエミッタとともに、トランジスタQ6を介して接地されている。また、前記トランジスタQ0のエミッタは、前記トランジスタQ1のベースに接続されるとともに、定電流源F0を介して、前記電源ライン23に接続され、コレクタは、接地されている。
一方、ホールドコンデンサCの電位は、前記バッファBであるトランジスタQ10を介して出力端子P2へ出力される。前記トランジスタQ10のベースは、前記ホールドコンデンサCの一方の端子に接続され、エミッタは、定電流源F2を介して前記電源ライン23に接続されるとともに、出力端子P2に接続され、コレクタは接地されている。また、このトランジスタQ10のエミッタは、バッファ用のトランジスタQ11のベースに接続されており、このトランジスタQ11のコレクタは、定電流源F3を介して前記電源ライン23に接続され、エミッタは、定電流源F5を介して接地されている。前記トランジスタQ11のエミッタはまた、バッファ用のトランジスタQ7のベースに接続されており、このトランジスタQ7のエミッタは、定電流源F1を介して、前記電源ライン23に接続されるとともに、前記トランジスタQ2のベースに接続され、コレクタは、接地されている。
したがって、ホールドコンデンサCの端子電圧をVCとし、トランジスタQ0,Q7,Q10,Q11のベース−エミッタ間電圧をそれぞれVBE0,VBE7,VBE10,VBE11とし、入力端子P1の端子電圧をVPとすると、トランジスタQ1,Q2のベース電位VB1,VB2は、
VB1=VP+VBE0=VP+VBE …(2)
VB2=VC+VBE10−VBE11+VBE7=VC+VBE …(3)となる。トランジスタQ0,Q7,Q10,Q11へは、定電流源F0,F1,F2,F3,F5によって定電流が供給されており、上式において、VBE0≒VBE7≒VBE10≒VBE11=VBEとしている。
したがって、前記入力信号の電圧変化に対応してホールドコンデンサCが充放電され、該ホールドコンデンサCの端子電圧が入力信号と釣合うことになる。
トランジスタQ2のコレクタは、トランジスタQ4を介して前記電源ライン23に接続されている。このトランジスタQ4は、トランジスタQ3とカレントミラー回路を構成し、トランジスタQ3のエミッタは、前記電源ライン23に接続され、ベースおよびコレクタは、トランジスタQ5を介して接地されている。このトランジスタQ5および前記トランジスタQ6のベースには、前記電源ライン23と接地ライン24との間に介在される定電流源F4と、抵抗R1,R2と、トランジスタQ12との直列回路において、抵抗R1,R2の接続点の電位が与えられる。また、この直列回路において、抵抗R2とトランジスタQ12との接続点の電位は、ホールドコンデンサCと並列に接続される放電用のトランジスタQ9のベースに与えられる。ホールドコンデンサCにはまた、トランジスタQ4のコレクタ電流が、前記整流性素子Dであるダイオード接続されたトランジスタQ8を介して与えられる。
したがって、上述のように構成されるピークホールド部21において、定電流源F4によって規定される電流I0と抵抗R1,R2とによって決定される電流I1,I5,I2が、前記トランジスタQ5,Q6,Q9にそれぞれ流れる。トランジスタQ5とトランジスタQ6との面積比は、1:2に設定されている。したがって、入力信号レベルがホールドコンデンサCのホールド値よりも高いときには、トランジスタQ4からトランジスタQ8を介して流れる充電電流I1とトランジスタQ9を介して流れる放電電流I2との差I1−I2で充電が行われ、前記入力信号レベルがホールド値よりも低いときにはI2で放電が行われる。
リセット部22において、前記端子P3へのリセット信号は、差動対の一方のトランジスタQ20のベースに与えられる。このトランジスタQ20のベースはまた、プルアップ抵抗R6を介して前記ハイレベルVccの電源ライン23に接続され、コレクタは、抵抗R3を介して前記電源ライン23に接続され、エミッタは、前記差動対を構成する他方のトランジスタQ19のエミッタとともに、定電流源F6を介して接地されている。前記トランジスタQ19のコレクタは、前記電源ライン23に接続され、ベースには、前記電源ライン23と接地ライン24との間に介在される抵抗R4とトランジスタQ18,Q21,Q22との直列回路において、トランジスタQ18,Q21の接続点の電位が与えられる。前記トランジスタQ18は、トランジスタQ23とカレントミラー回路を構成しており、このトランジスタQ23のエミッタは、抵抗R7を介して前記電源ライン23に接続され、ベースおよびコレクタは、定電流源F7を介して接地されている。トランジスタQ21,Q22は、それぞれダイオード接続されており、したがって、前記トランジスタQ19のベースには、2VBE(VBEは、トランジスタQ21,Q22のベース−エミッタ間電圧であり、約0.7V)が与えられる。
また、前記トランジスタQ23とカレントミラー回路を構成するトランジスタQ17が設けられており、このトランジスタQ17のエミッタは、抵抗R3を介して前記電源ライン23に接続され、コレクタは、抵抗R5とトランジスタQ16との並列回路を介して接地されている。トランジスタQ16は、トランジスタQ13,Q14,Q15とカレントミラー回路を構成しており、これらのトランジスタQ13,Q14,Q15は、それぞれ前記トランジスタQ5,Q6,Q9と並列に設けられている。トランジスタQ13,Q14とトランジスタQ15との面積比は、たとえば2:1である。
したがって、端子P3にローアクティブのリセット信号が与えられて、該端子P3が2VBE以下となると、トランジスタQ20が遮断し、トランジスタQ19が導通し、トランジスタQ20によってバイパスされていた電流が、トランジスタQ17を介して抵抗R5に流れ、これによってトランジスタQ16のベース電圧が上昇し、トランジスタQ16が導通する。これによって、トランジスタQ13,Q14,Q15が導通し、前記トランジスタQ5,Q6,Q9を流れる電流I1,I5,I2に、該トランジスタQ13,Q14,Q15による電流I4,I6,I3がそれぞれ加算されることになる。
ここで、ピークホールド部21の応答時間τは、ホールドコンデンサCの容量、電圧変化量ΔVおよび電流Iを用いて、
τ=C×ΔV/I …(4)
で表すことができ、上述のように電流Iを増加することによって、前記図1で説明したように、ピークホールド部21の応答速度を速くすることができる。上記式4から、電流Iをたとえば10倍に増加することによって応答時間τは1/10となり、前記リセット部22において付加される電流I4,I6,I3は、通常時に流れる電流I1,I5,I2に比べて、このように充分大きな値に設定される。
このようにして、充電電流および放電電流をともに増加させることができ、図3(a)において、参照符α1で示す入力信号波形のレベルの大きな切換わりに対して、時刻T1で示すようにリセット動作を行うことによって、参照符α2で示すホールド値が初期レベルL1よりも落込むことを防止することができる。これによって、該ピークホールド回路PHを前述のような赤外線通信装置に用いた場合、検波レベルも参照符α3で示すように落込むことがなく、参照符α1で示す入力信号波形に対して、図3(b)で示すようにエラーパルスのない出力波形を得ることができる。
このとき、図3(c)で拡大して示すように、前記式4に関連して述べたとおりに電流Iを変化することによって、ホールドコンデンサCのホールド値の変化を、参照符α2からα21やα22で示すように変更することができ、前記応答時間τ、すなわちリセット完了時刻を、時刻T2から、所望とする任意の時刻T3やT4に変更することができる。
なお、前記リセット信号は、波形整形されたパルスを計数するなどして、送信信号の終了を検知することによって作成されてもよく、また、たとえば図4のリセット回路31で示すように、波形整形されたパルスの終了からディレイタイマによって所定時間カウントした後に出力されるようにしてもよい。このリセット回路31は、前記図3(b)で示す波形整形されたパルスの反転信号が入力端子P11に与えられて動作を行う。
入力された信号は、ダイオード接続されているトランジスタQ31を介してディレイコンデンサC11の一方の端子に与えられる。このコンデンサC11の一方の端子はまた、差動対の一方のトランジスタQ32のベースと接続されるとともに、定電流源F11によって接地されている。前記トランジスタQ32のコレクタは、ハイレベルVccの電源ライン32に接続され、エミッタは、対を成すトランジスタQ33のエミッタとともに、定電流源F12を介して接地されている。トランジスタQ33のベースには、端子P12に入力される基準電圧VREF11が与えられており、コレクタは、トランジスタQ34を介して前記電源ライン32に接続されている。トランジスタQ34は、トランジスタQ35とカレントミラー回路を構成し、トランジスタQ35のエミッタは、電源ライン32に接続され、コレクタは、定電流源F13を介して接地されるとともに、トランジスタQ36のベースに接続される。トランジスタQ36のエミッタは、定電流源F14を介して前記電源ライン32に接続されるとともに、前記ディレイコンデンサC11の他方の端子に接続され、また、エミッタは接地されている。トランジスタQ36のエミッタからの出力は、抵抗R11およびトランジスタQ37,Q38から成るカレントミラー回路によって、出力端子P13へ出力される。
したがって、図5(a)で示すような入力信号が、入力端子P1に与えられると、前記比較器CMP1、すなわちトランジスタQ4のコレクタからは、図5(b)で示すような信号が入力端子P11に与えられる。差動対は、端子P11からの入力信号が端子P12からの基準電圧VREF11よりも高いときには、トランジスタQ32が導通し、トランジスタQ33が遮断し、したがってトランジスタQ34,Q35が遮断して、トランジスタQ36が導通し、ディレイコンデンサC11の一方の端子がハイレベルの入力信号レベルとなり、他方の端子が接地レベルとなって、該ディレイコンデンサC11に充電が行われるとともに、トランジスタQ37,Q38が導通して、出力端子P13がハイレベルとなる。
これに対して、トランジスタQ32のベースが基準電圧VREF11以下となると、トランジスタQ32が遮断し、トランジスタQ33が導通し、したがってトランジスタQ34,Q35が導通し、トランジスタQ36が遮断して、ディレイコンデンサC11の放電が行われるとともに、トランジスタQ37,Q38が遮断して、出力端子P13がローレベルとなる。入力端子P11への入力信号が前記基準電圧VREF11よりも低くなっても、ディレイコンデンサC11の端子電圧が前記基準電圧VREF11以上である期間には、トランジスタQ32が導通し、トランジスタQ33は遮断する。
したがって、出力端子P13は、図5(c)で示すように、入力信号にパルスが検出されるとハイレベルとなり、そのパルスが検出されなくなってから、予め定める遅延時間TDだけ経過した後、ローレベルとなる。このようにして、入力信号の終了を検出し、ローアクティブのリセット信号を作成することができる。
このようなリセット回路31によれば、入力端子P11への入力信号を、整流性素子として機能するトランジスタQ31を介して、ディレイ時間決定のためのディレイコンデンサC11に入力するので、前述の図12で示すようなピークホールド回路ph11におけるディレイタイマと比べて、比較器cmp13などを省略し、構成を簡略化することができる。
以上のように、本実施の形態に係るピークホールド回路は、ホールド手段が入力信号のピーク値を捉え、入力切換えに伴うリセット信号を受信するとリセット手段が前記ホールド手段のホールド値のリセット動作を行うようにしたピークホールド回路において、前記リセット手段は、前記リセット信号を受信すると、予め定める時間だけ、前記ホールド手段の応答速度を向上させる構成である。
上記の構成によれば、ホールドコンデンサの電荷を、スイッチング手段および抵抗などを用いて瞬時に放電させるのではなく、該ホールド手段の時定数を小さくして、応答速度を向上することによって放電させる。
したがって、ホールド値が所定の初期レベルより低下してしまうようなアンダーシュートを防止することができ、誤動作を防止することができる。
また、本実施の形態に係るピークホールド回路では、前記リセット手段は、前記ホールド手段の充電電流および放電電流をそれぞれ増加させるための定電流回路およびスイッチング手段を備えて構成される構成である。
上記の構成によれば、前記したようなホールド手段の応答速度の向上を、具体的に実現することができる。
さらにまた、上記ピークホールド回路を備えた赤外線通信装置は、受光した赤外線信号を光電変換する光電変換素子と、前記光電変換素子からの出力のピーク値を捉え、そのピーク値に基づいて検波レベルを設定するための前記ピークホールド回路と、前記光電変換素子からの出力を前記検波レベルでレベル弁別して波形整形を行う出力回路とを含む構成である。
上記の構成によれば、ピークホールド回路のホールド値のリセット動作をアンダーシュートなく行うことができるので、該ホールド値に基づく検波出力波形にエラーパルスが発生することを防止することができ、マルチチャネル通信にあたって、距離や指向角の異なる複数の通信装置からの赤外線信号を時分割で受信してゆくのに好適である。
次に、本発明の赤外線通信装置の実施の一形態について、図6および図7に基づいて説明する。
図6は、本発明の実施の一形態に係る赤外線通信装置41の電気的構成を示すブロック図である。この赤外線通信装置41は、前述の図15で示すように、相互に一体に封止された発光ダイオードD11と、フォトダイオードD12とを備える送受信可能な通信装置である。
送信回路42からの送信信号は、抵抗R21を介して駆動用のトランジスタQ41のベースに与えられる。このトランジスタQ41のコレクタは、前記発光ダイオードD11のカソードに接続され、エミッタは接地されている。発光ダイオードD11のアノードは、ハイレベルVsの電源ライン43に接続されている。したがって、前記送信信号のハイレベルのパルスに応答して、発光ダイオードD11が点灯し、参照符44で示すように、光信号が送信される。
一方、受信側では、参照符45で示す光信号は、前記フォトダイオードD12で受信され、光電変換されて前置アンプA1に入力される。前置アンプA1の出力は、結合コンデンサC21を介して、利得可変のアンプA2に入力される。アンプA2の出力は、前記図1および図2で示すようなピークホールド回路PHを備える検波回路46に入力されるとともに、前記ピークホールド回路PHよりも長い時定数を有するピークホールド回路PH11に入力される。
ピークホールド回路PH11は、アンプA2の出力電圧がホールドコンデンサC22のホールド値よりも高いときには、該ホールドコンデンサC22へ充電を行う。また、このホールドコンデンサC22には、並列に放電用の定電流源F21が設けられている。ホールドコンデンサC22のホールド値は、比較器CMP11の非反転入力端子に入力されており、この比較器CMP11の反転入力端子には、基準電圧VREF21が入力されている。比較器CMP11は、前記ホールド値が基準電圧VREF21よりも高いときには、前記アンプA2のゲインを低下させ、低いときには、ゲインを増大させるAGC信号を出力する。
このように構成される赤外線通信装置41において、注目すべきは、前記送信信号はまた、タイムカウンタ47に与えられており、このタイムカウンタ47は、通信規約に対応して、前記送信信号のパルスが検出されなくなってから予め定める時間経過後に、リセット信号を出力する。前記リセット信号は、ホールドコンデンサC22と並列に設けられているスイッチS11に与えられており、このスイッチS11が導通することによって、ホールドコンデンサC22に蓄積された電荷は定電流源F22によって放電される。
前記タイムカウンタ47は、たとえば、1/2RZ通信フォーマットが用いられる場合には、前記送信信号に9ビット以上0が連続することがないので、前記予め定める時間が9ビット分の期間に設定される。
したがって、図7(a)で示す送信信号によって、発光ダイオードD11からフォトダイオードD12に、参照符48で示すように光信号の回り込みが生じ、ホールドコンデンサC22のホールド値が、図7(c)で示すように上昇して、アンプA2のゲインが低下していても、時刻T11で示す送信信号の送信終了後から、該送信信号の9ビット分に相当する不感時間TOFFだけ経過した時刻T12において、ホールド値が初期レベルにリセットされるので、図7(b)で示すように通信相手から送信されている信号を、図7(d)で示すように速やかに受信することが可能となる。
このように、赤外線通信装置41は、受発光素子が一体化された通信装置において、送信信号の終了を検出してから、所定の不感時間TOFF経過後に、AGC信号をリセットして速やかに受信動作に切換わることができ、不感時間TOFFを前述の図16で示す従来技術の不感時間toffに比べて短くし、パフォーマンスを向上することができる。
なお、このピークホールド回路PH11のリセットに関しても、前述のピークホールド回路PHと同様に、充放電電流の増加を用いるようにしてもよい。また、前記検波回路46内のピークホールド回路PHも、タイムカウンタ47からの前記リセット信号によってリセットされてもよい。
本実施の形態に係る赤外線通信装置は、相互に一体化された受発光素子を備える双方向の赤外線通信装置において、予め定める期間に亘って送信信号のレベル変動が無いことから該送信信号の終了を検知し、受信装置の感度復帰を行うタイムカウンタを備える構成である。
上記の構成によれば、前記予め定める期間を通信規約によって決定される最大無信号期間に設定しておくことによって送信の終了を検知することができ、これに応答して、送信時の赤外光によって所定の初期レベルから変動していたピークホールド回路のホールド値や受信装置の感度をリセットすることができ、前記予め定める期間経過後から速やかに受信動作に移ることができ、パフォーマンスを向上することができる。
さらにまた、本実施の形態に係る赤外線通信装置では、前記受信装置は、受光素子からの光電変換出力を増幅する利得可変の増幅器と、前記増幅器の出力に基づいて検波レベルを設定するために比較的短時間の時定数でピーク検出を行う第1のピークホールド回路と、前記増幅器の出力からノイズレベルを検出し、その検出結果に応答して前記増幅器の利得を制御してAGC動作を実現するために比較的長時間の時定数でピーク検出を行う第2のピークホールド回路と、第1のピークホールド回路によって設定された検波レベルで前記増幅器の出力をレベル弁別して波形整形を行う出力回路とを備えて構成され、前記タイムカウンタは、少くとも前記第2のピークホールド回路のホールド値をリセットすることによって増幅器のゲインのリセットを行い、前記感度復帰を行う構成である。
上記の構成によれば、AGCレベルを設定するための第2のピークホールド回路のホールド値のリセットを行うことによって、受光素子からの光電変換出力を増幅する増幅器のゲインのリセットを行い、受信装置の感度を所定の初期レベルに復帰させることができる。また、併せて、検波レベルを設定するための第1のピークホールド回路のホールド値のリセットを行ってもよい。
本発明の実施の一形態のピークホールド回路の概略的構成を示すブロック図である。 図1で示すピークホールド回路の具体的構成を示す電気回路図である。 図1および図2で示すピークホールド回路の動作を説明するための波形図である。 図1および図2で示すピークホールド回路に好適に用いることができるリセット回路の具体的構成を示す電気回路図である。 図4で示すリセット回路の動作を説明するための波形図である。 本発明の実施の一形態の赤外線通信装置の電気的構成を示すブロック図である。 図6で示す赤外線通信装置の動作を説明するための波形図である。 一般的な赤外線受信装置の電気的構成を示すブロック図である。 図8で示す赤外線受信装置の動作を説明するための波形図である。 複数の赤外線通信装置による、時分割マルチチャネル通信を説明するための図である。 図10で示すマルチチャネル通信時の問題点を説明するための波形図である。 図11で示す問題点を解決することができる典型的な従来技術のピークホールド回路の電気的構成を示すブロック図である。 図12で示すピークホールド回路の動作を説明するための波形図である。 図12で示すピークホールド回路を、図8で示す赤外線受信装置に用いた場合の問題点を説明するための波形図である。 小型、低コストな双方向赤外線通信素子の構造を模式的に示す断面図である。 図15で示す赤外線通信素子を、図8で示す赤外線受信装置に用いた場合の問題点を説明するための波形図である。
符号の説明
21 ピークホールド部
22 リセット部
31 リセット回路
41 赤外線通信装置
42 送信回路
46 検波回路
47 タイムカウンタ
A1 前置アンプ
A2 アンプ
C,C22 ホールドコンデンサ
C11 ディレイコンデンサ
CMP1,CMP2 比較器
CMP11 比較器
D 整流性素子
D11 発光ダイオード
D12 フォトダイオード
F02,F03,F04 定電流源
F1〜F7 定電流源
F11〜F14 定電流源
F21,F22 定電流源
S1,S2 スイッチ
S11 スイッチ
Q1〜Q23 トランジスタ
Q31〜Q38 トランジスタ
PH,PH11 ピークホールド回路

Claims (2)

  1. 相互に一体化された受発光素子を備える双方向の赤外線通信装置において、
    予め定める期間に亘って送信信号のレベル変動が無いことから該送信信号の終了を検知し、受信装置の感度復帰を行うタイムカウンタを備え、
    前記受信装置は、受光素子からの光電変換出力を増幅する利得可変の増幅器と、前記増幅器の出力からノイズレベルを検出し、その検出結果に応答して前記増幅器の利得を制御してAGC動作を実現するためにピーク検出を行うピークホールド回路とを備えて構成され、
    前記タイムカウンタは、前記ピークホールド回路のホールド値をリセットすることによって前記増幅器のゲインのリセットを行い、前記感度復帰を行うことを特徴とする赤外線通信装置。
  2. 相互に一体化された受発光素子を備える双方向の赤外線通信装置において、
    予め定める期間に亘って送信信号のレベル変動が無いことから該送信信号の終了を検知し、受信装置の感度復帰を行うタイムカウンタを備え、
    前記受信装置は、受光素子からの光電変換出力を増幅する利得可変の増幅器と、前記増幅器の出力に基づいて検波レベルを設定するために比較的短時間の時定数でピーク検出を行う第1のピークホールド回路と、前記増幅器の出力からノイズレベルを検出し、その検出結果に応答して前記増幅器の利得を制御してAGC動作を実現するために比較的長時間の時定数でピーク検出を行う第2のピークホールド回路と、第1のピークホールド回路によって設定された検波レベルで前記増幅器の出力をレベル弁別して波形整形を行う出力回路とを備えて構成され、
    前記タイムカウンタは、少なくとも前記第2のピークホールド回路のホールド値をリセットすることによって増幅器のゲインのリセットを行い、前記感度復帰を行うことを特徴とする赤外線通信装置。
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