JP2003198476A - 光結合装置 - Google Patents

光結合装置

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JP2003198476A
JP2003198476A JP2001398010A JP2001398010A JP2003198476A JP 2003198476 A JP2003198476 A JP 2003198476A JP 2001398010 A JP2001398010 A JP 2001398010A JP 2001398010 A JP2001398010 A JP 2001398010A JP 2003198476 A JP2003198476 A JP 2003198476A
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electric signal
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coupling device
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Yoshifumi Masuda
佳史 増田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光出力の応答に限界がある発光ダイオードを使
用していても回路規模を増大させることなく、高速でか
つ安価に製造できる光結合装置を提供する。 【解決手段】トランスインピーダンス増幅回路18の出
力と、コンパレータ15の入力との間に、スレッショル
ドレベル可変回路14を接続する構成において、スレッ
ショルドレベル可変回路14を、基準電気信号として第
1基準電気信号を常時出力する定電流源21と、入力信
号変換手段からの入力電気信号立ち上がり時に第2基準
電気信号を出力する定電流源22と、定電流源22の動
作を制御するコンパレータ24と、基準電気信号を入力
電気信号に対してオフセットさせる調整用の抵抗23
と、で構成する。これにより、回路規模を増大させるこ
となく容易にオフセット電圧を発生させることが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気信号を光信号
に変換し、光信号を電気信号に変換して入力信号を伝送
する光結合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光結合装置は、発光素子及び受光素子を
備え、発光素子及び受光素子の間で信号の伝送を光で行
うデバイスであり、一般的にフォトカプラと呼ばれてい
る。また、フォトカプラ及び周辺回路を備えた装置も光
結合装置と称する。フォトカプラは、入力側と出力側と
が電気的に絶縁されているので、電気的に絶縁が必要な
箇所での信号伝送用として使用される。例えば、工場等
で使用されるFA機器や家庭内で使用される民生用機器
内で、フォトカプラは使用されている。
【0003】FA機器内では、モータの制御時等に発生
する大きな電気ノイズが制御回路全体に重畳する場合、
電気的に接続された他の回路にこの信号をそのまま入力
すると、他の回路が誤動作するか又は破損してしまう恐
れがある。この場合、制御回路と他の回路との間にフォ
トカプラを使用することで、両回路間は電気的に絶縁さ
れるので、上記の問題を防止することができる。
【0004】また、民生用機器では、機器内で使用する
電源電圧が複数混在する場合、例えば5Vで動作する回
路と3Vで動作する回路とがある場合に、5V信号を3
V信号用回路に入力すると、入力信号の許容範囲を超え
るため回路の破壊につながる。この場合、5Vで動作す
る回路と3Vで動作する回路との間にフォトカプラを使
用すると、両回路間は電気的に絶縁されるので、上記の
問題を防止することができる。
【0005】さらに、FA機器内では複数の信号を入出
力しており、これらの信号は絶縁する必要がある。例え
ば、制御回路のバス信号の伝送には個々のバス信号をそ
れぞれ絶縁する必要があり、モータの制御時には位相ご
とに制御する信号を絶縁する必要がある。また、民生用
機器も複数の信号を入出力しており、FA機器と同様に
各信号を絶縁する必要がある。このように、複数の信号
を入出力するためには複数のフォトカプラが必要となる
ので、フォトカプラは安価であることが求められてい
る。
【0006】一方、近年、FA機器や民生用機器の高速
化・高機能化に伴い、フォトカプラの応答性の高速化が
求められている。これは、いずれの機器の場合において
も高機能化により従来よりも伝送する情報量が増したた
めに伝送すべき信号量が格段に増え、また、高速化によ
りさらに信号量が増大したためである。フォトカプラに
求められる伝送速度は、従来1Mbps程度であった
が、近年10Mbps〜25Mbpsとなっており、今
後さらにそれ以上の伝送速度が求められることが予想さ
れる。
【0007】フォトカプラを高速化するためには、内部
を伝送する信号光の応答が速いほど有利である。これ
は、光の立ち上がり時間、立ち下がり時間が速ければ、
光波形に起因した出力波形の歪みの増加を抑えることが
できるためである。
【0008】ここで、従来の光結合装置の構成について
説明する。図7は、従来の光結合装置の概略構成を示し
た回路図である。光結合装置100は、光信号を電流信
号に変換するフォトダイオード101、電流を電圧に変
換するトランスインピーダンス増幅回路111を構成す
る抵抗102、アンプ103、リファレンス信号を生成
するためにフォトダイオード101及びトランスインピ
ーダンス増幅回路111と同様に構成されるダミーフォ
トダイオード104、抵抗105、及びアンプ106を
備えている。アンプ106の出力は、オフセット電圧発
生回路107を介してコンパレータ108の一方の入力
に接続されている。さらにアンプ103の出力は、コン
パレータ108の他方の入力に接続されている。コンパ
レータ108の出力は波形成形回路109の入力に接続
され、波形成形回路の出力は出力端子112に接続され
ている。加えて、フォトダイオード101は、電気信号
を光に変換する発光ダイオード110から出力された光
信号を受光する。
【0009】図8は、図7に示した従来の光結合装置の
信号波形を示したタイミングチャートである。図8に
は、アンプ103の出力信号波形D、オフセット電圧発
生回路107の出力信号波形E、波形整形回路109の
出力信号波形Fを示している。従来の光結合装置100
では、光信号が入力されたことを検知する際に基準とな
るスレッショルドレベル(基準電気信号のレベル)は、
オフセット電圧発生回路107で生成される電圧で決ま
り、常に一定のスレッショルドレベルである固定スレッ
ショルドレベル方式であった。図7に示した従来の光結
合装置100におけるスレッショルドレベルは、図8に
示したように、オフセット電圧発生回路107で生成さ
れる電圧V3となる。
【0010】上記の方式の場合、図8に示したように発
光ダイオード110の光信号出力波形の立ち上がり時間
及び立ち下がり時間が長く、アンプ103の出力信号波
形Dの立ち上がり時間及び立ち下がり時間も長いと、パ
ルス幅歪みの増大につながる。この場合、特に信号の立
ち下がり時の遅延時間が長くなり、パルス幅歪み増加の
主要因となる。
【0011】また、信号伝送速度が25Mbpsの場合
に許容されるパルス幅歪みは数ns以内であり、発光ダ
イオードの立ち上がり時間及び立ち下がり時間は10n
s程度である。このため、パルス幅歪みを所望の範囲に
するのは非常に困難である。また、従来の固定スレッシ
ョルド方式では、発光ダイオードの立ち上がり時間、立
ち下がり時間に起因したパルス幅歪みの増加を避けるこ
とが出来なかった。
【0012】さらに、従来のフォトカプラでは、発光素
子として発光ダイオードが一般的に用いられており、発
光ダイオードは安価に製造できるという利点があるが、
レーザダイオードに比べると応答が遅いという問題があ
る。
【0013】この場合、フォトカプラの発光素子として
レーザダイオードを用いると、内部を伝送する信号光の
応答を速くすることが可能となる。しかし、レーザダイ
オードはフォトカプラに比べて高価であるため、安価に
製造ができないだけでなく、その駆動のためのIC及び
その周辺回路を付加する必要があり、形状も大きくなる
ので、フォトカプラとして用いることができない。
【0014】また、発光ダイオードを高速に駆動するた
めの駆動回路を付加することによって光出力の応答を速
くする方法もあるが、応答性は発光ダイオード自身の性
能で決まるため高速化にも限界がある。
【0015】そこで、特開平7−193474号公報に
開示された波形成形回路を用いることで、上記の問題を
解決することが可能となる。この発明では、比較電圧と
して入力電圧を基準とした電圧(一定電圧だけ高い電圧
又は低い電圧)が用いられるため、入力信号の周期や、
製造上の理由や入力信号の速度などによるピーク電圧の
変動等の影響を受けることなく、安定した比較信号を生
成して波形成形を行うことができる。また、比較信号
(スレッショルドレベル電圧)の設定は公報の数式2に
示された通り、信号電圧をVB、信号電圧に対するオフ
セット電圧をkT/qln2とした場合、 VC=VB−kT/qln2 である。すなわち、このオフセット電圧の大小によって
コンパレータの感度が決定され、オフセット電圧が大き
ければ感度が低く、オフセット電圧が小さければ感度は
高い。よって、オフセット電圧を調整することで、回路
に最適な感度を設定することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報の波形成形回路においては、オフセット電圧の設定は
公報の数式1に示された通り、NPNトランジスタのベ
ース・エミッタ間電圧VBの差によって行われている。
具体的には、公報の図2の実施例に示された通りNPN
トランジスタQ11、NPNトランジスタQ12に流れ
る電流の比を変えることにより生成している。このよう
な構成であるため、オフセット電圧の調整範囲には限界
がある。つまり、波形成形回路の実施例として示された
ファイバリンクでは、入力信号レベルがあまり大きくな
いため、オフセット電圧の設定範囲に限界が生じても問
題が無い。しかし、上記公報の構成をフォトカプラに適
用した場合、受光素子に入力される光信号はファイバリ
ンクに比べて大きい。そのため、オフセット電圧を大き
く設定する必要がある。例えば、200mVのオフセッ
ト電圧を発生するためには、NPNトランジスタの電流
比を1:2500に設定する必要がある(kT/qln
2500=200mV)。このように、電流比を回路上
で精度良く実現するためには、回路規模を増大しなけれ
ばならないという問題がある。
【0017】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、光出力の応答に
限界がある発光ダイオードを使用していても回路規模を
増大させることなく、高速でかつ安価に製造できる光結
合装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するための手段として、以下の構成を備えてい
る。
【0019】(1)受光信号に応じた入力電気信号を出
力する入力信号変換手段と、入力電気信号の立ち上がり
を検出して入力電気信号よりも一定量だけ小さい基準電
気信号を出力し、入力電気信号の立ち下がりを検出して
入力電気信号よりも一定量だけ大きい基準電気信号を出
力する基準信号発生手段と、前記入力電気信号及び前記
基準電気信号の大小関係に応じて所定の信号を出力する
比較手段と、を備えた光結合装置において、前記基準信
号発生手段は、前記基準電気信号として第1基準電気信
号を常時出力する第1基準電気信号発生回路と、前記入
力信号変換手段からの入力電気信号立ち上がり時に第2
基準電気信号を出力する第2基準電気信号発生回路と、
前記第2基準電気信号発生回路の動作を制御する制御回
路と、前記基準電気信号を前記入力電気信号に対してオ
フセットさせる調整用抵抗と、を備えたことを特徴とす
る。
【0020】この構成において、光結合装置の基準信号
発生手段では、基準電気信号を入力電気信号に対してオ
フセットさせるために調整用抵抗を用いている。したが
って、高速化に不利であった立ち上がり時間、立ち下が
り時間の長い光信号を受光しても、パルス幅歪みの小さ
い高速動作可能な光結合装置が実現可能になるととも
に、回路規模を増大させることなく容易にオフセット電
圧を発生させることが可能となる。
【0021】(2)前記第1基準電気信号は前記第2基
準電気信号よりも小さく、前記基準信号発生手段は、前
記入力信号変換手段からの入力電気信号立ち上がり時
に、前記第1基準電気信号及び前記第2基準電気信号の
差を基準電気信号として出力することを特徴とする。
【0022】この構成において、基準電気信号として常
時出力される第1基準電気信号は、入力信号変換手段か
らの入力電気信号が立ち上がり時に第2基準電気信号を
出力する入力信号出力時に出力される第2基準電気信号
よりも小さい。また、前記第1基準電気信号及び前記第
2基準電気信号の差を、基準信号発生手段は基準電気信
号として出力する。したがって、入力電気信号の立ち上
がりを検出した際は入力電気信号よりも一定量だけ小さ
い基準電気信号を、入力電気信号の立ち下がりを検出し
た際は入力電気信号よりも一定量だけ大きい基準電気信
号を、基準信号発生手段に、確実に出力させることが可
能となる。
【0023】(3)前記入力信号変換手段は、前記受光
信号を第1電流信号に変換する受光素子と、疑似受光信
号を第2電流信号に変換する疑似受光素子と、第1電流
信号を第1電圧信号に変換する第1電流電圧変換手段
と、第2電流信号を第2電圧信号に変換する第2電流電
圧変換手段と、前記第1電圧信号及び前記第2電圧信号
の差を増幅して出力する差動増幅回路と、を備えたこと
を特徴とする。
【0024】この構成において、入力信号変換手段を差
動増幅回路で構成している。したがって、受光信号と同
相で入ったノイズをキャンセルすることができ、耐ノイ
ズ性がより向上した光結合装置を実現することが可能と
なる。
【0025】(4)前記第1基準電気信号発生回路、前
記第2基準電気信号発生回路、及び前記制御回路を、バ
イポーラトランジスタで構成したことを特徴とする請求
項1乃至3のいずれかに記載の光結合装置。
【0026】この構成において、バイポーラトランジス
タを用いて第1基準電気信号発生回路、第2基準電気信
号発生回路、及び制御回路を構成している。したがっ
て、安価で容易に入手可能なデバイスで光結合装置を構
成することが可能となり、製造コストの低減が可能とな
る。
【0027】(5)前記第1基準電気信号発生回路、前
記第2基準電気信号発生回路、及び前記制御回路を、M
OSトランジスタで構成したことを特徴とする。
【0028】この構成において、MOSトランジスタを
用いて第1基準電気信号発生回路、第2基準電気信号発
生回路、及び制御回路を構成している。したがって、バ
イポーラトランジスタが飽和したときのようにスイッチ
ングの遅延が発生しないため、信号の電圧範囲がより広
いダイナミックレンジの大きな光結合装置を実現するこ
とが可能となる。
【0029】(6)前記基準信号発生手段は、前記制御
回路の入力信号を遅延させる信号遅延回路を備えたこと
を特徴とする。
【0030】この構成において、制御回路の入力信号を
遅延させる信号遅延回路を基準信号発生手段は備えてい
る。したがって、入力信号の波形が安定してから基準電
気信号と入力電気信号とを反転させることが可能とな
り、より安定した動作を実現することが可能となる。
【0031】(7)モノリシック集積回路として構成さ
れたことを特徴とする。
【0032】この構成において、光結合装置はモノリシ
ック集積回路として構成されている。したがって、光結
合装置の小型化が可能となるとともに、取り扱いが容易
となる。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
光結合装置の概略構成を示した回路図である。光結合装
置1は、受光信号に応じた入力電気信号を出力する入力
信号変換手段として、受光信号を電流信号に変換する受
光素子であるフォトダイオード11、及び電流信号を電
圧信号に変換する電流電圧変換手段であるトランスイン
ピーダンス増幅回路18を備えている。また、光結合装
置1は、基準信号発生手段であるスレッショルドレベル
可変回路14、比較手段であるコンパレータ15、及び
コンパレータ15から出力された信号を成形する波形成
形回路16を備えている。フォトダイオード11は、光
信号を出力する発光ダイオード17とともにフォトカプ
ラを形成している。トランスインピーダンス増幅回路1
8は、抵抗12及びアンプ13によって構成されてい
る。
【0034】また、スレッショルドレベル可変回路14
は、第1基準電気信号発生回路である定電流源21、第
2基準電気信号発生回路である定電流源22、調整用抵
抗である抵抗23、制御回路であるコンパレータ24を
備えている。
【0035】なお、以降の説明に使用する各図におい
て、同一部分には同一符号を付している。
【0036】フォトダイオード11は、カソードがアン
プ13の入力及び抵抗12の一方の端子に接続され、ア
ノードが接地されている。アンプ13の出力は、抵抗1
2の他方の端子、コンパレータ15の一方の端子、抵抗
23の一方の端子、及びコンパレータ24の一方の端子
に接続されている。定電流源21は、一方の端子が電源
に接続され、他方の端子がコンパレータ15の他方の端
子、抵抗23の他方の端子、コンパレータ24の他方の
端子、及び定電流源22の一方の端子に接続されてい
る。定電流22の他方の端子は、接地されている。コン
パレータ15の出力端子は、波形成形回路16の入力に
接続されている。波形成形回路16の出力は、出力端子
19に接続されている。フォトダイオード11は、発光
ダイオード17の光信号を受光する。
【0037】フォトダイオード11は、発光ダイオード
17から伝送された光信号を受光して、受光信号を電流
信号に変換するためのものである。トランスインピーダ
ンス増幅回路18は、フォトダイオード11から出力さ
れた電流信号を、電圧信号に変換するためのものであ
る。スレッショルドレベル可変回路14は、入力電気信
号と比較する基準電気信号を生成するためのものであ
る。コンパレータ15は、出力電気信号及び基準電気信
号を比較して大小関係に応じて所定の信号を出力するた
めのものである。波形成形回路16は、コンパレータ1
5から出力された信号波形を成形するためのものであ
る。
【0038】本発明のスレッショルドレベル可変回路1
4は、前記公報に開示された波形成形回路の比較信号設
定手段に比べて簡素な構成であるが、スレッショルドレ
ベル電圧の設定範囲を容易に広げることができる構成で
ある。すなわち、図1に示したように、オフセット電圧
は抵抗23に流れる電流によって生成される。例えば、
200ミリボルトのオフセット電圧を発生させるために
は、抵抗23の抵抗値R1=1kΩの場合、200μA
の電流を生成すればよい。このように、抵抗23の抵抗
値を変更することで、回路規模の増大させることなく容
易にオフセット電圧を発生させることができる。
【0039】また、スレッショルドレベル可変回路14
において、定電流源21から流れる電流(第1基準電気
信号)をI1、定電流源22から流れる電流(第2基準
電気信号)をI2とする。この時、I1<I2を満たす
ように設定し、定電流源21からは常時電流I1が流れ
るようにする。また、発光ダイオード17からの入力信
号(光信号)がない場合、コンパレータ24は定電流源
22の電流I2が流れないように動作し、信号が入力さ
れた状態では、電流I2が流れるように動作する。
【0040】抵抗23の抵抗値をR1とすると、スレッ
ショルドレベルは以下の通りとなる。すなわち、 入力信号がない場合 V1=I1×R1・・・・・・・・(式1) 入力信号がある場合 V2=(I1−I2)×R1・・・(式2) となる。
【0041】図2は、本発明の光結合装置の信号波形を
示したタイミングチャートである。図2には、アンプ1
3の出力信号波形A、スレッショルドレベル可変回路1
4の出力信号であるスレッショルド信号(基準電気信
号)出力波形B、及び波形整形回路16の出力信号波形
Cを示している。本発明の光結合装置1では、スレッシ
ョルドレベルは従来のように固定方式ではなく、入力信
号に応じて可変である。また、上記の式1及び式2に示
したように、入力信号がない場合はアンプ出力信号にV
1を加算した値であり、入力信号がある場合は、アンプ
出力信号からV2を減算した値となる。また、スレッシ
ョルド信号Bは、アンプ出力信号Aに対して所定時間t
1の遅れを有している。
【0042】図2に示したように、アンプ出力信号Aの
入力がない状態がしばらく続いた状態では、上記のよう
に、スレッショルドレベル信号Bはアンプ出力信号aに
対して電圧V1を加算した値で安定している。またこの
時、コンパレータ15から波形成形回路16を介して出
力される出力信号は、例えばハイレベルである。フォト
ダイオード11が発光ダイオード17からの光信号を受
光して、アンプ出力信号A(入力電気信号)が立上り始
めても、スレッショルド信号Bは所定時間t1が経過す
るまで一定の状態である。よって、アンプ出力信号Aと
スレッショルド信号Bとのレベルは、アンプ出力信号A
が立ち上がりを開始してから所定時間t2(<t1)経
過後に逆転する。この時、コンパレータ15から波形成
形回路16を介して出力される出力信号は、例えばロー
レベルになる。そして、アンプ出力信号Aが立ち上がり
を開始してから所定時間t1経過後に、スレッショルド
信号Bはアンプ出力信号Aに対して上記式2に示したV
2だけ低い値となり、所定時間t1だけ遅れてアンプ出
力信号Aに追従して立ち上がる。
【0043】次に、発光ダイオード17から出力された
光信号が停止してフォトダイオード11からの出力電気
信号がない状態になり、アンプ出力信号Aが立ち下がり
始めると、所定時間t1が経過後に再びアンプ出力信号
をAよりも電圧V1だけ高い状態となる。この時に、ア
ンプ出力信号aが立ち下がりを開始してから所定時間t
2(<t1)経過後にアンプを出力信号Aとスレッショ
ルド信号Aとのレベルは逆転する。またこの時、コンパ
レータ15から波形成形回路16を介して出力される出
力信号は、ハイレベルになる。そして、アンプ出力信号
Aが立ち下がり始めてから所定時間t1経過後に、スレ
ッショルド信号Bはアンプ出力信号Aに対して上記式2
に示したV1だけ低い値となり、所定時間t1だけ遅れ
てアンプ出力信号Aに追従して立ち下がる。
【0044】以後は同様にアンプ出力信号A、スレッシ
ョルド信号B、及び出力信号Cは変動する。
【0045】このように、スレッショルド信号は、従来
例のような固定値ではないため、立ち上がり時間及び立
ち下がり時間の長い入力信号が入力されても、パルス幅
歪みの増加原因とはならない。また、特に立ち下がり時
間が長い場合の遅延時間の改善効果が大きい。さらに、
遅延時間t1を調整することで、さらにパルス幅歪みを
抑制することができる。
【0046】次に、光結合装置1のコンパレータ24及
び定電流源21の具体的な構成について説明する。図3
は、本発明の光結合装置におけるスレッショルドレベル
可変回路の具体的な構成を示した回路図である。図3
(A)には、定電流源21及びコンパレータ24をバイ
ポーラトランジスタで構成したスレッショルドレベル可
変回路14aを示している。定電流源21aは、PNP
トランジスタ31,32、及び定電流源33を備え、カ
レントミラー回路を構成している。また、コンパレータ
24aはNPNトランジスタ34,35を備え、両トラ
ンジスタのエミッタが定電流源22に接続された構成で
ある。このように、容易に入手可能なバイポーラトラン
ジスタで定電流源21及びコンパレータ24を構成する
ことができる。
【0047】図3(B)には、図3(A)に示したスレ
ッショルドレベル可変回路14aのバイポーラトランジ
スタをMOSトランジスタに置き換えたスレッショルド
レベル可変回路14bを示している。すなわち、定電流
源21bは、PMOSトランジスタ36,37、及び定
電流源38を備え、カレントミラー回路を構成してい
る。また、コンパレータ24bは、NMOSトランジス
タ39,40を備え、両MOSトランジスタのドレイン
が定電流源22に接続された構成である。
【0048】バイポーラトランジスタでスレッショルド
レベル可変回路構成した場合、特にコンパレータ24に
おいて、バイポーラトランジスタの飽和時にスイッチン
グの遅延が発生する。しかし、上記のようにスレッショ
ルドレベル可変回路をMOSトランジスタで構成するこ
とにより、飽和がなくなるため、スイッチングの遅延が
発生しないので、信号の電圧範囲がより広い、ダイナミ
ックレンジの大きな光結合装置を実現することができ
る。
【0049】次に、本発明の光結合装置における入力信
号変換手段の別の実施形態について説明する。図4は、
入力信号変換手段の構成が異なる光結合装置の回路図で
ある。図4に示した光結合装置40は、入力信号変換手
段として作動増幅する構成である。すなわち、入力信号
変換手段は、受光素子であるフォトダイオード41、第
1電流電圧変換手段である抵抗42及びアンプ43、疑
似受光素子であるダミーフォトダイオード44、第2電
流電圧変換手段である抵抗45及びアンプ46、並びに
差動増幅回路であるアンプ47を備えた構成である。ま
た、フォトダイオード41は、発光ダイオード48とと
もにフォトカプラを構成している。
【0050】フォトダイオード41は、アノードが接地
され、カソードが抵抗42の一方の端子及びアンプ43
の入力に接続されている。ダミーフォトダイオード44
は、アノードが設置され、カソードが抵抗45の一方の
端子及びアンプ46の入力に接続されている。アンプ4
7は、一方の入力端子が抵抗42の他方の端子及びアン
プ43の出力端子に接続され、他方の入力端子が抵抗4
5の他方の端子及びアンプ46の出力端子に接続されて
いる。また、アンプ47の出力端子は、スレッショルド
レベル可変回路14の入力端子に接続されている。
【0051】フォトダイオード41は、発光ダイオード
48から伝送された光信号を受光して第1電流信号に変
換するためのものである。抵抗42及びアンプ43は、
第1電流信号を第1電圧信号に変換するためのものであ
る。ダミーフォトダイオード44は、受光信号が無い状
態の第2電流信号を出力するためのものでである。抵抗
45及びアンプ46は、第2電流信号を第2電圧信号に
変換するためのものである。アンプ47は、第1電圧信
号及び第2電圧信号の差を増幅して出力するためのもの
である。
【0052】図1に示した光結合装置1では、入力信号
変換手段に外部からノイズが入った場合、誤動作してし
まう可能性がある。そこで、図4に示した光結合装置4
0のように入力信号変換手段を差動増幅回路で構成する
ことにより、入力信号と同相で入ったノイズをキャンセ
ルすることができる。したがって、本構成により、耐ノ
イズ性がより向上した光結合装置を実現することが可能
となる。
【0053】次に、本発明の光結合装置におけるスレッ
ショルドレベル可変回路の別の実施形態を説明する。図
5は、遅延回路を備えたスレッショルドレベル可変回路
の概略構成を示した回路図である。図5(A)には、図
3(A)に示したスレッショルドレベル可変回路14a
のコンパレータ24aの入力側に遅延回路41を接続し
た構成であるレッショルドレベル可変回路14cを示し
ている。すなわち、入力信号変換手段からの入力電気信
号と、第1基準電気信号発生回路である定電流源21a
からの第1基準電気信号と、は遅延回路41で遅延され
てコンパレータ24aに入力される。
【0054】図3(A)に示したスレッショルドレベル
可変回路のコンパレータでは、入力信号がスレッショル
ド信号を超えた時に出力信号が反転するが、その反転時
に波形成形回路16の出力からの信号がノイズとして流
入して誤動作するため、回路の動作が不安定になる可能
性がある。そこで、上記の遅延回路41をコンパレータ
24の入力側に付加することで、入力信号の波形が安定
してから反転させることが可能となり、より安定した動
作を実現することが可能となる。
【0055】図5(B)には、図3(B)に示したスレ
ッショルドレベル可変回路14bのコンパレータ24b
の入力側に遅延回路42を設けた構成であるスレッショ
ルドレベル可変回路14dを示している。この構成で
は、定電流源21b及びコンパレータ24bにMOSト
ランジスタを使用しているため、図5(A)に示したス
レッショルドレベル可変回路24cよりも、さらに安定
性を向上させることが可能となる。
【0056】次に、遅延回路の具体的な構成について説
明する。図6は、本発明の光結合装置における遅延回路
の概略構成を示した回路図である。図6(A)に示した
ように、遅延回路41は、抵抗51、抵抗52、コンデ
ンサ53、NPNトランジスタ54〜57、定電流源5
8〜60を備えた構成である。
【0057】抵抗51の一方の端子、抵抗52の一方の
端子、NPNトランジスタ56のコレクタ,及びNPN
トランジスタ57のコレクタは、電源に接続されてい
る。抵抗51の他方の端子は、コンデンサ53の一方の
端子、NPNトランジスタ54のコレクタ、及びNPN
トランジスタ56のベースに接続されている。抵抗52
の他方の端子は、コンデンサ53の他方の端子、NPN
トランジスタ55のコレクタ、及びNPNトランジスタ
57のベースに接続されている。NPNトランジスタ5
4のエミッタ及びNPNトランジスタ55のエミッタ
は、定電流源58に接続されている。NPNトランジス
タ54のベースは、トランスインピーダンス増幅回路1
8の出力端子に接続される。NPNトランジスタ55の
ベースは、定電流源21に接続される。NPNトランジ
スタ56のエミッタは、定電流源59及びコンパレータ
24aのトランジスタ34のベースに接続される。NP
Nトランジスタ57のエミッタは、定電流源60及びコ
ンパレータ24aのトランジスタ35のベースに接続さ
れる。
【0058】また、図6(B)に示したように、遅延回
路41のバイポーラトランジスタをMOSトランジスタ
に置き換えることで、遅延回路42を構成することがで
きる。
【0059】なお、上記の各構成は、ディスクリート部
品やチップ部品を用いて構成することができるが、各部
をモノリシック集積回路としてワンチップで構成するこ
とにより、光結合装置のより小型化が可能となる。ま
た、フォトダイオードも含めてモノリシックIC化する
と、さらに光結合装置を小型化することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果が得られ
る。
【0061】(1)光結合装置の基準信号発生手段で
は、基準電気信号を入力電気信号に対してオフセットさ
せるために調整用抵抗を用いているので、高速化に不利
であった立ち上がり時間、立ち下がり時間の長い光信号
を受光しても、パルス幅歪みの小さい高速動作可能な光
結合装置が実現可能になるとともに、回路規模を増大さ
せることなく容易にオフセット電圧を発生させることが
できる。
【0062】(2)基準電気信号として常時出力される
第1基準電気信号は、入力信号変換手段からの入力電気
信号が立ち上がり時に第2基準電気信号を出力する入力
信号出力時に出力される第2基準電気信号よりも小さ
い。また、前記第1基準電気信号及び前記第2基準電気
信号の差を、基準信号発生手段は基準電気信号として出
力する。よって、入力電気信号の立ち上がりを検出した
際は入力電気信号よりも一定量だけ小さい基準電気信号
を、入力電気信号の立ち下がりを検出した際は入力電気
信号よりも一定量だけ大きい基準電気信号を、基準信号
発生手段に、確実に出力させることができる。
【0063】(3)入力信号変換手段を差動増幅回路で
構成していることにより、受光信号と同相で入ったノイ
ズをキャンセルすることができ、また、耐ノイズ性がよ
り向上した光結合装置を実現することができる。
【0064】(4)バイポーラトランジスタを用いて第
1基準電気信号発生回路、第2基準電気信号発生回路、
及び制御回路を構成しているので、安価で容易に入手可
能なデバイスで光結合装置を構成することができ、製造
コストを低減できる。
【0065】(5)MOSトランジスタを用いて第1基
準電気信号発生回路、第2基準電気信号発生回路、及び
制御回路を構成しているので、バイポーラトランジスタ
を用いた場合に生じる飽和によるスイッチングの遅延が
発生せず、信号の電圧範囲がより広いダイナミックレン
ジの大きな光結合装置を実現することができる。
【0066】(6)制御回路の入力信号を遅延させる信
号遅延回路を基準信号発生手段は備えていることによ
り、入力信号の波形が安定してから基準電気信号と入力
電気信号とを反転させることができ、より安定した動作
を実現することができる。
【0067】(7)光結合装置はモノリシック集積回路
として構成されているので、光結合装置を小型化できる
とともに、取り扱いが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る光結合装置の概略構成
を示した回路図である。
【図2】本発明の光結合装置の信号波形を示したタイミ
ングチャートである。
【図3】本発明の光結合装置におけるスレッショルドレ
ベル可変回路の具体的な構成を示した回路図である。
【図4】入力信号変換手段の構成が異なる光結合装置の
回路図である。
【図5】遅延回路を備えたスレッショルドレベル可変回
路の概略構成を示した回路図である。
【図6】本発明の光結合装置における遅延回路の概略構
成を示した回路図である。
【図7】従来の光結合装置の概略構成を示した回路図で
ある。
【図8】従来の光結合装置の信号波形を示したタイミン
グチャートである。
【符号の説明】
1,40,100−光結合装置 18,111−トランスインピーダンス増幅回路 15,24,108−コンパレータ 14−スレッショルドレベル可変回路 21,22,33,58〜60,68〜70−定電流源 23−(オフセット調整用)抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 10/28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光信号に応じた入力電気信号を出力す
    る入力信号変換手段と、入力電気信号の立ち上がりを検
    出して入力電気信号よりも一定量だけ小さい基準電気信
    号を出力し、入力電気信号の立ち下がりを検出して入力
    電気信号よりも一定量だけ大きい基準電気信号を出力す
    る基準信号発生手段と、前記入力電気信号及び前記基準
    電気信号の大小関係に応じて所定の信号を出力する比較
    手段と、を備えた光結合装置において、 前記基準信号発生手段は、前記基準電気信号として第1
    基準電気信号を常時出力する第1基準電気信号発生回路
    と、前記入力信号変換手段からの入力電気信号立ち上が
    り時に第2基準電気信号を出力する第2基準電気信号発
    生回路と、前記第2基準電気信号発生回路の動作を制御
    する制御回路と、前記基準電気信号を前記入力電気信号
    に対してオフセットさせる調整用抵抗と、を備えたこと
    を特徴とする光結合装置。
  2. 【請求項2】 前記第1基準電気信号は前記第2基準電
    気信号よりも小さく、前記基準信号発生手段は、前記入
    力信号変換手段からの入力電気信号立ち上がり時に、前
    記第1基準電気信号及び前記第2基準電気信号の差を基
    準電気信号として出力することを特徴とする請求項1に
    記載の光結合装置。
  3. 【請求項3】 前記入力信号変換手段は、前記受光信号
    を第1電流信号に変換する受光素子と、疑似受光信号を
    第2電流信号に変換する疑似受光素子と、第1電流信号
    を第1電圧信号に変換する第1電流電圧変換手段と、第
    2電流信号を第2電圧信号に変換する第2電流電圧変換
    手段と、前記第1電圧信号及び前記第2電圧信号の差を
    増幅して出力する差動増幅回路と、を備えたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載の光結合装置。
  4. 【請求項4】 前記第1基準電気信号発生回路、前記第
    2基準電気信号発生回路、及び前記制御回路を、バイポ
    ーラトランジスタで構成したことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の光結合装置。
  5. 【請求項5】 前記第1基準電気信号発生回路、前記第
    2基準電気信号発生回路、及び前記制御回路を、MOS
    トランジスタで構成したことを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の光結合装置。
  6. 【請求項6】 前記基準信号発生手段は、前記制御回路
    の入力信号を遅延させる信号遅延回路を備えたことを特
    徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の光結合装
    置。
  7. 【請求項7】 モノリシック集積回路として構成された
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の光
    結合装置。
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