JP3876392B2 - 動きベクトル探索方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報のフレーム間予測符号化方式に於ける動きベクトル探索方法に関する。
画像情報の圧縮符号化方式として、例えば、国際標準化されたH.261,H.262,MPEG1(Moving Picture Experts Group 1),MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)等が知られている。これらの圧縮符号化方式は、DCT(Discrete Cosine Transform;離散コサイン変換)や動き補償フレーム間予測等の処理を含むものであり、更に効率良く圧縮率を高くすることが要望されている。
【0002】
【従来の技術】
画像情報の圧縮符号化方式に於いて、時間軸方向の冗長性を利用して圧縮する方式としてフレーム間予測符号化方式があり、前述のMPEG1,MPEG2に於いては、前方予測と両方向予測との両方を利用できるものである。前方予測は、過去のフレームと現在のフレームとの間の動きを検出し、過去のフレームから現在のフレームを生成するものであり、図10はこの前方予測の説明図である。
【0003】
即ち、前方予測を行う現在のフレームと、参照フレーム(過去のフレーム)との間の動きベクトル探索範囲内の動きを検出し、動きのない部分は動きベクトル零とし、動きのある部分はその動きに対応した動きベクトルとして符号化するものである。従って、動きベクトル探索範囲を広くすると、大きな動きが存在する場合でも、圧縮効率を高くすることができる。しかし、その反面、範囲が広いから処理時間が長くなる。
【0004】
又両方向予測は、過去のフレームと未来のフレームとの両方から現在のフレームを生成するものであり、例えば、図11に示すように、両方向予測を行う現在のフレームを、未来の後方参照フレームと過去の前方参照フレームとを用いて、後方動きベクトルと前方動きベクトルとを求めて符号化するものである。動きベクトル探索範囲を同一とすると、前方予測に対して両方向予測の方が予測効率が高いことになるが、処理量が2倍以上となるから、一般的には前方予測に対して両方向予測の場合の動きベクトル探索範囲は半分程度に縮小することになる。
【0005】
前述の前方予測による符号化の画像をPピクチャ(Predictive −Picture)、両方向予測による符号化の画像をBピクチャ(Bidrectionaly Predictive −Picture)、フレーム内符号化の画像をIピクチャ(Intra−Picture)とすると、前述のMPEG1及びMPEG2に於いては、IBBPBBPBBP・・・IBBPBBPBBP・・・のように、フレーム内符号化と前方予測による符号化と両方向予測による符号化とを組合せて符号化を行うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来例の画像情報のフレーム間予測符号化方式に於いては、動きベクトル探索を行うフレーム間距離を固定しているものである。その為に、例えば、前方予測を行うフレーム間距離が短く、且つ相対的な動きベクトル探索範囲が広くなっている状態では、画面内の動きが小さい場合に、その動きの範囲を越える分についての動きベクトル探索処理は無駄となる。又両方向予測フレーム数も固定されているが、例えば、このフレーム数を増加すると、動きの大きい画像の場合、前方予測を行う際の動きベクトル探索範囲が不足する状態が生じる可能性があり、その場合には予測効率が低下する問題がある。
本発明は、画像の性質に対応して動きベクトル探索を行うフレーム間距離を最適化して、予測効率の向上を図ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の動きベクトル探索方法は、(1)前方予測と両方向予測とを併用するフレーム間動き補償予測による画像情報の予測符号化に於いて、前方予測フレームで求めた動きベクトルを、フレーム間距離を増加させたと仮定した場合のフレームにスケールアップして、前方予測を行うフレーム間距離を増加させても動きベクトル探索範囲が充分に確保できるか否かを判定し、該判定結果により、前方予測を行うフレームの距離を増減する過程を含むものである。従って、動きの小さい画像の場合は、前方予測を行うフレーム間距離を増加して、予測効率の良い両方向予測を行うフレームの割合を増加することができる。
【0008】
又(2)現在のフレームPでNフレーム前の参照フレームから前方予測を行う時に、この参照フレームからM(>N)フレーム離れたフレームPの動きベクトルの水平又は垂直方向の探索可能範囲をxlM<x<xuMとした時に、フレームPN内で検出される動きベクトルの水平成分又は垂直成分xが、
〔(N・xlM)/M〕<x<〔(N・xuM)/M〕
の範囲であるものの割合が一定値を越えている場合に、現在のフレームP以降のフレームの前方予測を行うフレーム間距離を、Mフレームに変更する過程を含むものである。即ち、フレーム間距離の増加数をaとすると、動きベクトルの水平又は垂直成分xが前記条件の範囲内である割合が一定値を越えている場合に、M=N+aとすることができる。
【0009】
又(3)前方予測と両方向予測とを併用するフレーム間動き補償予測による画像情報の予測符号化に於いて、前方予測フレームで求めた動きベクトルを、フレーム間距離を増加させたと仮定した場合の両方向予測フレームに対して、フレーム間距離に対応してスケールアップ或いはスケールダウンし、両方向予測を行うフレーム間距離を増加させても動きベクトル探索範囲が充分に確保できるか否かを判定し、この判定結果により、両方向予測フレーム数を増減する過程を含むものである。即ち、前方予測フレームで求めた動きベクトルを基に、両方向予測フレーム数の増減の制御を行うことができる。
【0010】
又(4)参照フレームからnフレーム後の両方向予測フレームについて、参照フレームからNフレーム後の前方予測フレームに於いて検出した動きベクトルの水平又は垂直成分をxとし、参照フレームからMフレーム後の前方予測を行う予定のフレームの動きベクトルの水平又は垂直方向の探索可能範囲を、xnlb <x<xnub とした時、
〔(N・xnlb )/(M−n)〕<x<〔(N・xnub )/(M−n)〕
の範囲であるものの割合が一定値を越えている場合に、以降のフレームの前方予測を行うフレーム間距離をMとする過程を含むものである。即ち、前方予測フレームに於いて検出した動きベクトルを基に、両方向予測を行うフレームについての前方予測フレーム間距離を増減することができる。
【0011】
又(5)前方予測と両方向予測とを併用するフレーム間動き補償予測による画像情報の予測符号化に於いて、両方向予測で求めた動きベクトルをフレーム間距離を増加させたと仮定した場合の前方予測フレームに対してフレーム間距離に応じてスケールアップし、両方向予測フレーム数を増加させても動きベクトル探索範囲を充分に確保できるか否かを判定し、この判定結果により、前方予測を行うフレーム間距離及び両方向予測フレーム数を増減する過程を含むことができる。即ち、両方向予測フレームで求めた動きベクトルを基に、両方向フレーム数の増減の制御を行うことができる。
【0012】
又(6)参照フレームからnフレーム後の両方向予測フレームに於いて、参照フレームからNフレーム後のフレームを後方参照フレームとして検出した動きフレームの水平又は垂直成分をxとし、参照フレームからNフレーム後のフレームに於ける動きベクトルの水平又は垂直の探索可能範囲をxnlb <x<xnub とした時、
Figure 0003876392
の範囲であるものの割合が一定値を越えている場合に、以降のフレームの前方予測を行うフレーム間距離をMとする過程を含むことができる。
【0013】
又(7)前方予測フレームの予測結果と、前方予測フレームとの差分を求め、この差分が一定値を越えた場合に、前方予測フレームと参照フレームとのフレーム間距離を短縮させる過程を含むことができる。即ち、前記差分が一定値を越える場合は、動きベクトルの探索範囲が不足している可能性が高い為、フレーム間距離を短縮する。
【0014】
又(8)両方向予測フレームの予測結果と、両方向予測フレームとの差分を求め、この差分が一定値を越えた場合に、前方予測フレームと参照フレームとのフレーム間距離を短縮させる過程を含むことができる。この場合も、前記差分が一定値を越える場合は、動きベクトルの探索範囲が不足している可能性が高い為、フレーム間距離を短縮する。
【0015】
又(9)参照フレームと予測対象のフレームとのフレーム間差分が一定値を越えた場合に、フレーム間距離の制御を行わないようにすることができる。前方予測フレームと前方参照フレームとの間のフレーム間差分、又は後方予測フレームと後方参照フレームとの間のフレーム間差分が一定値を越えた時は、シーンチェンジ等の場合であるから、フレーム間距離を変更しないようにする。
【0016】
又(10)前方予測を行うフレーム間距離を、フレーム間距離としてとり得る最大値から動きベクトル探索処理を開始することができる。それにより、連続してフレームの処理が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の第1の実施の形態の説明図であり、O,F1 〜F6 は時間的に連続しているフレームを示し、フレームF2 を現在参照(基準)フレームOを参照して前方予測を行うフレームとすると、フレームF1 は、フレームO,F2 を参照フレームとして両方向予測を行うフレームとなる。又フレームF2 の動きベクトル探索を開始する時点では、フレームF4 はフレームF2 を参照フレームとして前方予測を行うフレームとなり、フレームF3 は、フレームF2 ,F4 を参照フレームとして両方向予測を行うフレームとなる。又フレームF6 はフレームF4 を参照フレームとして前方予測を行うフレームとなり、フレームF5 はフレームF4 ,F6 を参照フレームとして両方向予測を行うフレームとなる。
【0018】
予測効率を低下させない条件で、現在は両方向予測を行う予定であるフレームF5 について、フレームF2 を参照フレームとした前方予測を行うように変更するものとする(この変更が可能の場合は、フレームF4 については、フレームF2 ,F5 を参照フレームとして両方向予測を行うことになる)。動画像に於いては、連続する短時間内のフレーム間の動きの大きさの変化は少ない性質を有するものであり、従って、フレームF5 ,F2 間と、フレームF3 ,O間で検出される動きベクトルの性質はほぼ似ていると考えることができる。そこで、フレームF5 ,F2 間で動きベクトル探索範囲が充分であるか否かの検証をフレームF3 ,O間に置き換えて調べる。
【0019】
このフレームF3 からフレームOに対して前方予測を行う際の水平方向又は垂直方向の動きベクトル探索範囲を、動きベクトルの水平又は垂直成分をxとすると、xl3<x<xu3とし、短時間で画面内の動きの速度が急激に変化しないと仮定すると、フレームF3 の動きベクトル探索範囲が充分である為には、フレームF2 で検出される動きベクトルの水平又は垂直成分xは、xl2<x<xu2の範囲内であることが必要となる。
【0020】
ここで、2フレーム離れたフレーム間距離の関係から、xu2=xu3×(2/3),xl2=xl3×(2/3)となる。即ち、フレームF2 に於いては、フレームOに対して動きベクトル探索を行った段階で検出された動きベクトルの水平又は垂直成分xが、現在前方予測を行っているフレームF2 から参照(基準)フレームOに対して斜線を施して示す範囲のxl2<x<xu2の関係となるものが一定の割合を超えている場合、それに比例して、フレームF3 ,O間の動きベクトル探索範囲は、点線で示す範囲となり、この動きベクトル探索範囲は充分と見做すことができる。このように、探索範囲が充分と見做すことができる場合は、フレームF5 ,F2 間の探索範囲も充分であると推測して、フレームF5 についてフレームF2 を参照フレームとして前方予測を行うように変更するものである。
【0021】
又前記条件を満たさない場合として、
(A)現状の動きベクトル探索範囲が適切である場合、
(B)現状の動きベクトル探索範囲が不足している場合、
の二通りがある。(A)の場合は現状を維持すれば良いことになるが、(B)の場合は、動きベクトル探索範囲を拡大しなければ予測効率が低下する。この場合の(A),(B)の区別は、例えば、動きベクトルを用いて生成した予測画像と原画像との差分累積値を求めることにより判断することができる。
【0022】
又動きベクトル探索範囲が不足していると判断された場合は、前方予測を行うフレーム間距離を短縮し、フレームF3 ,F2 間で前方予測を行うことにより、動きベクトル探索範囲を確保することができる。又動きベクトル探索範囲の不足が認められない場合は、予定通り2フレーム離れたフレームF4 ,F2 間で前方予測を行う。
【0023】
前述のように、フレームF2 に於いて、フレームOに対して動きベクトル探索を行った段階で、フレームF5 ,F2 間、フレームF4 ,F2 間、フレームF3 ,F2 間のうちの何れの前方予測を行うべきかを判断することがきる。又この場合に、フレームF2 の動きベクトル探索範囲が不足している場合、或いはシーンチェンジが発生した場合は、前述の選択の判断は意味を持たなくなる。そこで、並行して、フレームF2 ,O間の動きベクトル探索範囲結果の信頼性を調べる為に、フレームF2 ,Oの対応する位置の画素値の差分累積和を求めて、これが或る一定値を越えた場合は、フレーム間距離の変更は行わないように制御する。
【0024】
図2は本発明の実施の形態の前方予測の説明図であり、一般化して示すもので、N,Mを整数とし、基準フレームOからNフレーム離れたフレームFN と、Mフレーム離れたフレームFM とについて、フレームPN で、Nフレーム前のフレームOを参照フレームとして前方予測を行っているとすると、Mフレーム前のフレームOを参照フレームとしてフレームPM の位置で動きベクトル探索範囲を確保できるか否かを、フレームPN に於ける動きベクトル探索結果から判断する。
【0025】
即ち、急激な動きの変化が少ないと仮定すると、前方予測をフレームPM の位置で行う為には、フレームPN の段階で検出される動きベクトルの水平又は垂直成分xが、
〔(N・xlM)/M〕<x<〔(N・xuM)/M〕
の関係の範囲に収まっている必要がある。ここで、xlM,xuMは、フレームFM に於けるフレームOに対する動きベクトル探索範囲の水平方向又は垂直方向の下限,上限を示す。
【0026】
又画面が急激に変化しないと仮定すると、基準フレームOからNフレーム離れたフレームFN に於いて検出した動きベクトルが、前述の条件を満たすものが一定の割合を超えていれば、フレームM(>N)離れたフレームFM の位置から基準フレームOを用いて前方予測を行うことができる。それによって予測効率を向上することができる。
【0027】
図3は本発明の実施の形態のフローチャートであり、参照フレームをO、前方予測フレーム間距離N=2、拡張フレーム間距離a=1とし(a)、フレームF2 ,O間で動きベクトル探索を行う(b)。そして、現在前方予測を行っているフレームF2 と参照フレームOとの間で対応する画素同士の差分累積和Eを求めて、この差分累積和Eが一定値を越えたか否かを判定する(c)。この場合の差分累積和は差分絶対値についての累積和とする。
【0028】
差分累積和Eが一定値を越えた場合は、シーンチェンジ等の場合であり、フレーム間距離をN(=2)のままとする(g)。又差分累積和Eが一定値を越えない場合は、フレームF2 ,O間の動きベクトルの水平又は垂直成分xが、
Figure 0003876392
の範囲内に入っている割合を求める(d)。
【0029】
この場合の割合が一定値以上か否かを判定し(e)、一定値以上の場合は、それ以降の前方予測を行うフレーム間距離をN+aに拡張する(f)〔ステップ(a)の条件では、2+1=3となる〕。又割合が一定値以上でない場合は、フレームF2 の前方予測結果とフレームOの対応する画素の差分累積和が一定値を越えているか否かを判定し(h)、越えている場合は、それ以降の前方予測を行うフレーム間距離をN−1に短縮する(i)〔ステップ(a)の条件では、2−1=1となる〕。又越えていない場合は、それ以降の前方予測を行うフレーム間距離をN(=2)のままとする(g)。
【0030】
従って、前方予測フレームで求めた動きベクトルを基に、フレーム間距離を増加したと仮定した場合に、動きベクトル探索範囲が充分に確保できるか否かを判定し、前方予測のフレーム間距離Nを増減させることができ、入力画像情報の性質に対応したフレーム間予測符号化を行うことができる。
【0031】
図4は本発明の実施の形態の両方向予測の説明図であり、図2と同様に、N,Mを整数とし、フレームPN に於いてNフレーム前の基準フレームOを参照フレームとして前方予測を行っているとすると、この前方予測をMフレーム離れたフレームPM から行っても両方向予測フレームの後方動きベクトル探索範囲を確保できるか否かを、現在のフレームPN に於ける動きベクトル探索結果から推定する。
【0032】
即ち、急激な動きの変化が少ないと仮定すると、現在両方向予測を行っているフレームBn の後方予測を、フレームPM に対して行う為には、拡張前の時点で、フレームPN のフレームOに対して検出される動きベクトルの水平又は垂直成分xが、
Figure 0003876392
の範囲に収まっている必要がある。ここで、xnlb ,xnub は、それぞれフレームBn のフレームPM に対する後方動きベクトル探索範囲の水平方向又は垂直方向の下限,上限を示す。
【0033】
画面の動きが急激に変化しないと仮定すると、前述の条件を満足した直後のフレーム群については、参照フレームに対する前方予測フレームの相対位置を、フレームPM に変更しても、任意のフレームBn に於ける後方動きベクトル探索範囲を確保できることになる。実際には、現在前方予測を行っているフレームPN に於いて検出した動きベクトルが、前述の(2)式の条件を満たすものが一定の割合を越えていれば、基準フレームOからMフレーム後のフレームPM の位置からの前方予測が可能であると判断することにより、現在両方向予測を行っているフレームBn からフレームPM に対して後方予測が可能であると判断する。
【0034】
従って、前方予測フレームで求めた動きベクトルを基に、フレーム間距離を増加したと仮定した場合の両方向予測フレームの数を増加しても、両方向予測に於ける動きベクトル探索範囲が充分に確保できるか否かを判定し、それにより、前方予測を行うフレーム間距離及び両方向予測フレームの数を増減させることができる。
【0035】
図5は本発明の実施の形態の両方向予測フレームの動きベクトル探索結果と両方向予測フレームの探索範囲の説明図であり、図2及び図4と同様に、N,Mを整数とし、現在フレームPN でNフレーム前の基準フレーム(参照フレーム)Oから前方予測を行っているとすると、この前方予測をMフレーム離れたフレームPM の位置から行っても探索範囲を確保できるか否かを、現在のフレームPN に於ける動きベクトル探索結果から判定する。
【0036】
即ち、急激な動きの変化が少ないと仮定すると、現在両方向予測を行うフレームBn の後方予測をフレームPM に対して行う為には、拡張前の時点でフレームBn に於いてフレームPN に対して検出される動きベクトルの水平又は垂直成分xが、
Figure 0003876392
の範囲に収まっている必要がある。ここで、xnlb ,xnub は、それぞれフレームBn のフレームPM に対する後方の動きベクトル探索範囲の水平方向又は垂直方向の下限,上限を示す。
【0037】
画面の性質が急激に変化しないと仮定すると、この条件を満たした直後のフレーム群については、参照フレームに対する前方予測フレームの相対的位置をフレームPM に変更しても、任意のフレームBn に於ける後方の動きベクトル探索範囲を確保できる。実際には、フレームBn に於いて検出した動きベクトルについて、前述の条件を満たすものが一定の割合を越えていれば、フレームPM の位置から前方予測が可能であると判断する。
【0038】
前述のように、両方向予測フレームに於いて求めた動きベクトルを基に、フレーム間距離を増加したと仮定し、両方向予測を行うフレーム数を増加させても動きベクトル探索範囲を充分に確保できるか否かを判定して、前方予測を行うフレーム間距離及び両方向予測フレームの数を増減させるものである。
【0039】
図6は本発明の実施の形態の要部機能ブロック図であり、1は動き検出部、2はフレームメモリ、3は第1の演算部、4はDCT(Discrete Cosie Transform;離散コサイン変換)部、5は量子化部、6は可変長符号化部、7は逆量子化部、8は逆DCT部、9は第2の演算部、10はフレームメモリ、11はローカルデコード部、12は統計値算出部、13はピクチャタイプ変更パターン決定部、14はピクチャタイプ決定部、15はピクチャタイプ制御部である。
【0040】
動き検出部1により動きベクトルを検出する場合のフレーム間距離を可変とする為に複数バンク構成のフレームメモリ2を備えている。又ローカルデコーダ11のフレームメモリ10は、前方参照用と後方参照用との2バンク構成を有するものである。又第1,第2の演算部3,9は、フレーム内符号化を行う時、スルー状態に制御され、フレーム間符号化を行う時に、第1の演算部3は減算器、第2の演算部9は加算器として機能する。
【0041】
動き検出部1により検出した動きベクトルをピクチャタイプ制御部15の統計値算出部12により動きベクトルの大きさの統計値を求め、その統計値によりピクチャタイプ変更パターン決定部13は、予測可能のフレーム間距離を求めて、ピクチャタイプ変更パターンを決定し、ピクチャタイプ決定部14に通知する。このピクチャタイプ決定部14は、ピクチャタイプ変更パターンに従って、予測可能フレーム間距離に対応してフレームメモリ2のバンク管理を行い、且つピクチャタイプに対応して各部を制御する。
【0042】
例えば、Iピクチャの場合は、第1,第2の演算部3,9はスルー状態に制御されて、入力画像情報は、DCT部4と量子化部5と可変長符号化部6とを介してフレーム内符号化されて送出され、又逆量子化部7と逆DCT部8とにより復号化されてフレームメモリ10に蓄積される。
【0043】
又Pピクチャの場合は、動き検出部1は、前方予測のフレーム数に従ったフレーム数前の入力画像情報をフレームメモリ2から読出して、現入力画像情報とを動きベクトル探索範囲について比較して動きベクトルを求める。又第1の演算部3は減算器として、又第2の演算部9は加算器として機能するように制御され、フレーム間符号化が行われて送出され、又第2の演算部9により復元された画像情報がフレームメモリ10に蓄積される。
【0044】
又Bピクチャの場合は、ピクチャタイプ決定部14により、Iピクチャ又はPピクチャとPピクチャとの間のBピクチャの数が決まり、それに対応してフレームメモリ2が制御され、動き検出部1は、前方予測と後方予測とによる動きベクトルを探索する。又第1,第2の演算部3,9はPピクチャの場合と同様に制御され、フレーム間符号化が行われて送出される。又フレームメモリ10は、前方予測用と後方予測用と両バンクを用いるものである。又図示を省略しているが、ピクチャタイプやフレーム間距離等の補助情報を送出する構成を備えているものである。
【0045】
又本発明は前述の各実施の形態にのみ限定されるものではなく、種々付加変更することができるものであり、例えば、参照フレームと予測対象フレーム(前方予測フレーム又は両方向予測フレーム)とのフレーム間差分を求め、その差分の絶対値和を求め、この値と予め設定した一定値とを比較し、この値が一定値を越えている場合は、フレーム間距離の制御を行わないように、ピクチャタイプ決定部14等が制御するように構成することができる。
【0046】
又前方予測フレームとその予測結果との差分の絶対値和或いは両方向予測フレームとその予測結果との差分の絶対値和を求め、この値と予め設定した一定値とを比較し、この値が一定値を越えている場合は、参照フレームと予測対象フレームとの間のフレーム間距離を短縮するように制御する。従って、動きベクトル探索範囲を確保できるようにフレーム間距離を小さくすることができる。
【0047】
又フレーム間制御に於いては、フレーム間距離を、装置に於いて取り得る最大値から処理を開始することができる。例えば、前方予測フレーム間距離をMとし、この前方予測フレーム間距離Mの取り得る最大値を3とし、6フレーム単位で前方予測フレーム間距離Mの切替えを行う場合の初期値M=1及びM=2とした場合について、図7を参照して説明する。
【0048】
図7に於いて、aは入力画面のI,P,Bピクチャ、bは動きベクトル探索画面のI,P,Bピクチャを示し、各ピクチャの数字はフレーム番号を示す。例えば、I0,P1,P2,P3,P4,P5,B6は、フレーム番号0のIピクチャ、フレーム番号1〜5のPピクチャ、フレーム番号6のBピクチャを示す。又図7の(A)は、M=1の初期値からM=2,M=1にフレーム間距離を切替える場合を示し、又(B)はM=1の初期値からM=2,M=3にフレーム間距離を切替える場合を示す。又動きベクトル探索画面bの×印は、動きベクトル探索画面が存在しないフレーム期間を示す。
【0049】
初期値をM=1として動きベクトル探索を開始する場合、(A)に於いては、初期値を越えてM=2に切替えた後に、×印で示すように、動きベクトル探索画面が存在しないフレーム期間が発生し、又(B)に於いては、初期値を越えてM=2に切替えた後と、M=3に切替えた後とに於いて、×印で示すように、動きベクトル探索画面が存在しないフレーム期間が発生する。
【0050】
又図7の(C)は、M=2の初期値から動きベクトル探索を開始した場合を示し、この場合も、初期値のM=2を越えてM=3に切替えた後に、×印で示すように、動きベクトル探索画面が存在しないフレーム期間が発生する。
【0051】
これに対して、フレーム間距離Mを、動きベクトル探索の為に取り得る最大値のM=3を初期とした場合、図8の(D),(E)又は図9の(F)に示すものとなる。各図に於いて図7と同一符号は同一内容を示し、図8の(D)は、M=3→M=2→M=3→M=2→M=1の順にフレーム間距離Mが切替えられる場合を示し、図8の(E)は、M=3→M=2→M=1→M=2→M=1→M=2の順にフレーム間距離Mが切替えられる場合を示す。又図9の(F)は、M=3→M=2→M=1→M=2→M=3→M=2の順にフレーム間距離Mが切替えられる場合を示す。
【0052】
フレーム間距離Mを、取り得る最大値を初期値としていることにより、動きベクトル探索開始可能時間が予め最大となり、図8及び図9に示すように、フレーム間距離Mが切替えられても、動きベクトル探索画面が存在しないようなフレーム期間が発生しない。なお、フレーム間距離Mを±1の変化とした場合を示すが、最大値のフレーム間距離Mを初期値とした場合は、フレーム間距離Mを±2の変化とした場合でも、動きベクトル探索画面が存在しないフレーム期間は発生しないものとなる。
【0053】
このような処理可能のフレームが存在しない期間が発生しても、動きベクトル探索には本質的な影響はないが、実際の画像処理装置に於いては、動きベクトル探索画面が存在しないことによる処理の不連続は、安定動作上、望ましくないものである。従って、前述のように、フレーム間距離Mを取り得る最大値として動きベクトル探索を開始することによって、処理の連続性を保証することができる。又画像の性質が予め推測できる場合は、最も多く発生することが推測されるフレーム間距離を初期設定することもできる。
【0054】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、通常の動画像に於いては、短時間内のフレーム間の動きの大きさの変化が少ないという画像の性質を利用し、前方予測と両方向予測とを併用する符号化方式に於いて、探索済みの動きベクトルを基に、動きベクトル探索範囲が充分に確保できるフレーム間距離を求めるものであり、動きベクトルが小さい場合は、フレーム間距離を大きくしても、ハードウェアの処理能力等により定まる動きベクトル探索範囲を充分に確保できるから、フレーム間距離を増加して、予測効率の良い両方向予測を行うフレームの割合を増加できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の前方予測の説明図である。
【図3】本発明の実施の形態のフローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態の両方向予測の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の両方向予測フレームの動きベクトル探索結果と両方向予測フレームの探索範囲の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態の要部機能ブロック図である。
【図7】前方予測フレーム間距離の説明図である。
【図8】前方予測フレーム間距離の説明図である。
【図9】前方予測フレーム間距離の説明図である。
【図10】前方予測の説明図である。
【図11】両方向予測の説明図である。
【符号の説明】
O 参照(基準)フレーム
1 現在両方向予測を行っているフレーム
2 現在前方予測を行っているフレーム
3 現在両方向予測を行う予定のフレーム
4 現在前方予測を行う予定で、両方向予測に変更したいフレーム
5 フレームF2 からの前方予測に変更したいフレーム

Claims (10)

  1. 前方予測と両方向予測とを併用するフレーム間動き補償予測による画像情報の予測符号化に於いて、
    前方予測フレームで求めた動きベクトルを、フレーム間距離を増加させたと仮定した場合のフレームにスケールアップして、前方予測を行うフレーム間距離を増加させても、1フレーム中の動きベクトルのうちの予め設定した比率以上の動きベクトルが動きベクトル探索範囲に収まると推測できるか否かにより、充分な探索範囲を確保できるか否かを判定し、該判定で、探索範囲を確保できるとの結果が得られた場合には前方予測を行うフレームの距離を増加させ、確保できないとの結果がえられた場合には変更しない処理過程を含む
    ことを特徴とする動きベクトル探索方法。
  2. 現在のフレームPでNフレーム前の参照フレームから前方予測を行う時に、該参照フレームからM(>N)フレーム離れたフレームPの動きベクトルの水平又は垂直方向の探索可能範囲をxlM<x<xuMとした時に、フレームPN内で検出される動きベクトルの水平成分又は垂直成分xが、
    〔(N・xlM)/M〕<x<〔(N・xuM)/M〕
    の範囲であるものの割合が一定値を越えている場合に、現在のフレームP以降のフレームの前方予測を行うフレーム間距離を、前記Mフレームに変更する過程を含むことを特徴とする請求項1記載の動きベクトル探索方法。
  3. 前方予測と両方向予測とを併用するフレーム間動き補償予測による画像情報の予測符号化に於いて、
    前方予測フレームで求めた動きベクトルを、フレーム間距離を増加させたと仮定した場合の両方向予測フレームに対して、フレーム間距離に対応してスケールアップ或いはスケールダウンし、両方向予測を行うフレーム間距離を増加させても、1フレーム中の動きベクトルのうちの予め設定した比率以上の動きベクトルが動きベクトル探索範囲に収まると推測できるか否かにより、充分な探索範囲を確保できるか否かを判定し、該判定で、探索範囲を確保できるとの結果が得られた場合には両方向予測フレーム数を増加させ、確保できないとの結果がえられた場合には変更しない処理過程を含む
    ことを特徴とする動きベクトル探索方法。
  4. 参照フレームからnフレーム後の両方向予測フレームについて、前記参照フレームからNフレーム後の前方予測フレームに於いて検出した動きベクトルの水平又は垂直成分をxとし、前記参照フレームからMフレーム後の前方予測を行う予定のフレームの動きベクトルの水平又は垂直方向の探索可能範囲をxnlb<x<xnubとした時、
    〔(N・xnlb)/(M−n)〕<x<〔(N・xnub)/(M−n)〕
    の範囲であるものの割合が一定値を越えている場合に、以降のフレームの前方予測を行うフレーム間距離をMとする過程を含むことを特徴とする請求項3記載の動きベクトル探索方法。
  5. 前方予測と両方向予測とを併用するフレーム間動き補償予測による画像情報の予測符号化に於いて、
    両方向予測で求めた動きベクトルをフレーム間距離を増加させたと仮定した場合の前方予測フレームに対してフレーム間距離に応じてスケールアップし、両方向予測フレーム数を増加させても、1フレーム中の動きベクトルのうちの予め設定した比率以上の動きベクトルが動きベクトル探索範囲に収まると推測できるか否かにより、充分な探索範囲を確保できるか否かを判定し、該判定結果が、探索範囲を確保できるとの結果が得られた場合には、前方予測を行うフレーム間距離及び両方向予測フレーム数を増加させ、確保できないとの結果がえられた場合には変更しない処理過程を含む
    ことを特徴とする動きベクトル探索方法。
  6. 参照フレームからnフレーム後の両方向予測フレームに於いて前記参照フレームからNフレーム後のフレームを後方参照フレームとして検出した動きフレームの水平又は垂直成分をxとし、前記参照フレームからフレーム後のフレームに於ける動きベクトルの水平又は垂直の探索可能範囲をxnlb<x<xnubとした時、
    〔{(N−n)・xnlb}/(M−n)〕<x
    <〔{(N−n)・xnub}/(M−n)〕
    の範囲であるものの割合が一定値を越えている場合に、以降のフレームの前方予測を行うフレーム間距離をMとする過程を含むことを特徴とする請求項5記載の動きベクトル探索方法。
  7. 前記前方予測フレームの予測結果と、前方予測フレームとの差分を求め、該差分が一定値を越えた場合に、前方予測フレームと参照フレームとのフレーム間距離を短縮させる過程を含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の動きベクトル探索方法。
  8. 前記両方向予測フレームの予測結果と、両方向予測フレームとの差分を求め、該差分が一定値を越えた場合に、前方予測フレームと参照フレームとのフレーム間距離を短縮させる過程を含むことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の動きベクトル探索方法。
  9. 参照フレームと予測対象のフレームとのフレーム間差分が一定値を越えた場合に、フレーム間距離の制御を行わないことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の動きベクトル探索方法。
  10. 前方予測を行うフレーム間距離を、該フレーム間距離としてとり得る最大値から動きベクトル探索処理を開始することを特徴とする請求項1乃至9の何れか1項記載の動きベクトル探索方法。
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