JP3875409B2 - 補助電源の電圧監視方式 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は補助電源に関し、特に、通信装置の商用電源に異常が生じたときに、この電源に代えて電源電圧を生成し、通信装置に供給する補助電源の電圧監視の改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般の電話交換機には、商用電源から供給される交流電圧から通信装置の電源電圧を生成する主電源のほかに、補助電源が設けられている。この補助電源は、通信装置の電源に異常が生じたときに、この電源に代わって電源電圧を通信装置に供給するための電源である。
【0003】
この補助電源は、直列接続された蓄電池を有しており、これらの蓄電池は、通信装置の電源と並列に接続されている。そして、電源の動作中に充電して、電源電圧と同じ大きさの電圧を発生できるように構成されている。
【0004】
かかる補助電源では、それを構成する蓄電池が劣化してしまうと、電源電圧と同じ大きさの電圧を通信装置に供給できなくなる。そこで、各蓄電池の正負端子間の電圧を測定することで各蓄電池が所定の電圧を正しく生成しているか否かを判断し、所定の電圧よりも低い電圧を生成している蓄電池があれば、その蓄電池を交換するなどして、常に電源電圧と同じ大きさの電圧を通信装置に供給できるようにしておく必要がある。
【0005】
一般に蓄電池の数は複数個あり、蓄電池の数と同数の電圧測定器を用意することは無駄が多い。そこで、通常は電圧を測定すべき1個の蓄電池を指定し、指定された蓄電池と電圧測定器とを随時接続することで、指定された蓄電池の電圧を測定する。その後、次に測定すべき蓄電池を指定して、指定された蓄電池と電圧測定器を接続し、新たに指定された蓄電池の電圧を測定する。このような動作を繰り返して、1個の電圧測定器で全ての蓄電池の電圧を測定している。
【0006】
このように、蓄電池の電圧を測定可能な補助電源の一例を図3(a)の符号101に示す。この補助電源101は、1枚のCPU基板102と、3枚の制御対象基板1031〜1033と、蓄電池群104と、図示しない1個の電圧測定器とを有している。各制御対象基板1031〜1033は、信号線群110を介して、CPU基板102と接続されており、CPU基板102から各制御対象基板1031〜1033に、同じデータが転送できるように構成されている。この信号線群110は、それぞれ後述する信号線群113、114によって構成されている。
【0007】
このうち、蓄電池群104は、図示していない複数の蓄電池が直列接続されることで構成され、交換機電源から得られる電圧と並列に接続されており、交換機の商用電源を補助できるようになっている。
【0008】
蓄電池群104は、信号線群1111〜1113によって、制御対象基板1031〜1033に接続されている。これらの制御対象基板1031〜1033のうちの1枚の、制御対象基板1033を例にとって、その構成を図2(b)に示す。この制御対象基板1033は、比較器106、デコーダ107、ドライバ108、リレー109、ディップスイッチ120を有している。このうち、リレー109は、図示していない複数のスイッチから構成され、各スイッチは、蓄電池群104の各蓄電池の正負端子にそれぞれ1個ずつ接続されている。
【0009】
各蓄電池の正負端子に接続された計2個のスイッチは、両方一緒にオン/オフし、オンしたときには各蓄電池の正負両極端子を、図示しない電圧測定器に接続できるように構成されている。
【0010】
CPU基板102から、信号線群113を介してデコーダ107にデータが入力されると、このデータが各制御対象基板1031〜1033のデコーダ107でそれぞれデコードされる。このデコード結果がドライバ108に出力されると、各制御対象基板1031〜1033の各リレー109中のスイッチのうち、いずれか一組がオンし、オンしたスイッチに接続された蓄電池の電圧が電圧測定器に伝達されることで、蓄電池が指定されるようにされている。
【0011】
このとき、各制御対象基板1031〜1033には、信号線群113から同じデータが入力されており、各制御対象基板1031〜1033は同じ回路構成を有しているので、全ての制御対象基板1031〜1033のリレー109については、同じ位置に設けられたスイッチがオン可能な状態に置かれることになる。
【0012】
全ての制御対象基板1031〜1033について、同じデコード結果が各ドライバ108に出力されるから、各制御対象基板1031〜1033について1組、合計3組のスイッチが指定されることになるが、電圧測定器が1つしかないときには、一度に電圧を測定することができる蓄電池は1個に限られ、1回でオンできるスイッチは1組に限られる。このため、制御対象基板1031〜1033のうち、いずれか1枚を選択して、選択された制御対象基板に設けられたリレー109中の1組のスイッチのみをオンさせる必要がある。
【0013】
こうして1枚の制御対象基板を選択するために、CPU基板102から信号線群114を介して比較器106の基板を指定するデータが入力される。
各制御対象基板1031〜1033には、同じ構成のディップスイッチ120が設けられているが、ディップスイッチ120の設定は、制御対象基板1031〜1033ごとに全て異なるようにされており、各制御対象基板1031〜1033の比較器106は、その設定を読み取れるようになっている。
【0014】
そして、各比較器106は、CPU基板102から入力されるデータと、ディップスイッチの設定とを比較し、この比較結果に基づいて、自分が選択されたか否かを判断する。こうして制御対象基板1031〜1033のいずれかが選択されると、選択された制御対象基板上の比較器106から、デコーダ107へ出力イネーブル信号が出力される。
【0015】
すると、その比較器106に接続された1個のデコーダ107は、信号線群113を介してデコード結果をドライバ108に出力し、リレー109内のスイッチの状態を決定する。1組のスイッチがオンする場合は、そのスイッチに接続された1個の蓄電池の正負極間の電圧が不図示の電圧測定器に伝達され、その電圧が測定される。
【0016】
上記した補助電源101では、制御対象基板の回路構成1031〜1033を同じにすることができるので、制御対象基板の回路構成はみな同じにできる。
従って、同一種類の基板を量産することができ、制御対象基板が故障したときには、手持ちの基板の設定を故障したものに合わせて交換することができる。
【0017】
しかしながら、かかる補助電源101では、各制御対象基板1031〜1033は、上述したようにディップスイッチ120の設定を全て違えて、制御対象基板1031〜1033の識別をしているため、電池数が増え、制御対象基板の数を増やさなければならなくなった場合には、ディップスイッチ120の数を増やし、その設定を変更するというように、制御対象基板1031〜1033の設計を最初からやり直さなければならないので、容易に電池を増設することはできなかった。
【0018】
また、CPU基板102から、信号線110を介して各制御対象基板1031〜1033にパラレルに同じデータを送っているので、データ転送のための信号線の本数が多くなってしまうという問題があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記従来技術の不都合を解決するために創作されたものであり、その目的は、信号線の数を減らし、電池の増設にも容易に対応可能な補助電源の電圧監視方式を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
以上説明したように、請求項1記載の発明は、互いに直列接続された複数の蓄電池を有し、前記直列接続された複数の蓄電池を交換機電源から供給される電圧に並列接続すると、負荷変動に応じて前記各蓄電池が放電するように構成された補助電源の監視方式において、電圧測定器と、複数の制御対象基板と、前記各制御対象基板の動作を制御するCPU基板とを有し、前記各制御対象基板には、2個1組の所定組数のスイッチと、ドライバ回路と、記憶回路と、入力端子と、出力端子とが設けられ、前記各組のスイッチは、前記電圧測定器の測定端子と前記各蓄電池の正負両極との間に設けられ、前記記憶回路は、前記入力端子から入力されたシリアルデータを所定時間記憶すると共に、前記所定時間経過したデータを前記出力端子から出力するように構成され、前記ドライバ回路は、前記記憶回路の記憶内容に応じ、前記各組のスイッチの状態を変更できるように構成され、前記各制御対象基板は直列接続され、前記CPU基板が最前段の制御対象基板にシリアルデータを出力すると、前段側の制御対象基板から後段側の制御対象基板に向けて前記シリアルデータが順次伝達されるように構成されたことを特徴とする。
【0021】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の補助電源の監視方式であって、前記直列接続された制御対象基板のうち、最後段の制御対象基板の出力端子は、前記CPU基板のデータ入力端子に接続されていることを特徴とする。
【0022】
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の補助電源であって、前記ドライバ回路は、前記各スイッチの状態を保持するラッチ回路を有することを特徴とする。
【0023】
請求項4記載の発明は、請求項3記載の補助電源の監視方式であって、前記各制御対象基板には前記CPU基板からストローブ信号が同時に入力されるように構成され、前記各制御対象基板上の前記ドライバ回路は、前記ストローブ信号が入力されると、前記各制御対象基板上の前記記憶回路の内容を前記各ラッチ回路に反映させるように構成されたことを特徴とする。
【0024】
本発明では、各制御対象基板に設けられた記憶回路で、入力端子から入力されたシリアルデータが所定時間記憶された後に、所定時間経過したデータが出力端子から出力され、前段側の制御対象基板から後段側の制御対象基板へとシリアルデータが順次伝達されている。
【0025】
このとき、例えば ”00…1…00”というように、所定位置にある1ビット分のデータだけが、他の位置のデータと異なるシリアルデータを記憶回路に転送すると、複数の記憶回路中の少なくとも1つには、1ビット(”1”)だけが残余のビット(”0”)と異なるシリアルデータが記憶されることになる。
【0026】
各制御対象基板に設けられたドライバ回路は、記憶回路の記憶内容に応じて、各組のスイッチの状態を変更できるように構成されているので、例えば、残余のビットと異なる1ビット(”1”)に対応するスイッチの組をオンさせ、残余のビット(”0”)に対応するスイッチの組をオフさせるようにすることにより、各制御対象基板が同じ回路構成で同じ動作をしていても、複数組あるスイッチのうち一組だけをオンさせ、残余のスイッチをオフさせることができる。
【0027】
このように、シリアルデータの内容だけでスイッチのオン/オフ状態を規定することができるため、制御対象基板を識別するために、ディップスイッチの接続関係を基板ごとに変える必要があった従来と異なり、全く同じ回路構成の制御対象基板で装置を構成することができる。従って、電池の数を増やし、これに対応するために制御対象基板の枚数をどれほど増やしても、従来のように制御対象基板内の信号線の数を増やしたり、回路設計を変更する必要が無いので、容易に電池の増設に対応することができる。
【0028】
また、本発明ではシリアルデータを転送しているので、測定する蓄電池のアドレスを指定するのにパラレルデータを用いて蓄電池のアドレスを指定していた従来に比して、信号線の本数を少なくすることができる。
【0029】
なお、本発明において、請求項2に記載するように、最後段の制御対象基板の出力端子は、前記CPU基板のデータ入力端子に接続されているので、各制御対象基板を順次転送されてきたシリアルデータをCPU基板へと再入力させることができる。従って、最後の制御対象基板までシリアルデータが正しく転送されているか否かを、CPU基板側で確認することができる。
【0030】
また、本発明において、請求項3に記載するように、各ドライバ回路は、各スイッチの状態を保持するラッチ回路を有している。
記憶回路の記憶内容は時々刻々更新されており、それに応じてスイッチのオン/オフ状態も本来時々刻々変化する。しかし、実際にスイッチの状態が変化すると、例えば電圧測定が終了しないうちに次の蓄電池が指定されてしまうというように、電圧測定における不都合が生じてしまうおそれがある。
【0031】
このような場合に備え、ラッチ回路で各スイッチのオン/オフ切換の際の状態を保持し、例えば、あるスイッチの組をオンさせて1つの電池の測定をした後、次のスイッチをオンさせて別の電池を測定するまでの間に、最初に測定した電池に接続されたスイッチの組をオンさせた状態を保持することができる。このようにすることで、電池の測定が終了した後に、次の蓄電池を指定することができるので、かかる不都合を防止することができる。
【0032】
さらに、本発明では、請求項4に記載するように、各制御対象基板にはCPU基板からストローブ信号が同時に入力されるように構成されている。各ドライバ回路は、ストローブ信号が入力されると、記憶回路の内容を各ラッチ回路に反映させるように構成されている。
【0033】
かかる構成をとらなくとも、例えば、各制御対象基板で、動作開始時から所定時間経過したときに、記憶回路の内容がラッチ回路に反映されるような構成にしてもよいが、このような構成にすると、制御対象基板を増設させる場合に、所定時間を各制御対象基板で一斉に調整し直さなければならなくなるので、容易に電池の増設に対応して制御対象基板を増設することができないので、請求項4に記載するような構成をとっている。
【0034】
また、本発明では、請求項5に記載するように、記憶回路として、オーバフローデータ、すなわち記憶容量を超え、あふれだして消失すべきデータを出力することができるシフトレジスタで構成してもよい。
【0035】
このように構成することで、クロックパルスに同期してシリアルデータを順次転送し、オーバーフローデータを次段の制御対象基板のシフトレジスタに入力させて、各制御対象基板間で1ビットずつシリアルデータを転送することができる。このとき、1ビットのデータで1組のスイッチのオン/オフを制御する場合には、各制御対象基板が有するスイッチの組数と同じビット数のシフトレジスタを各制御対象基板に設ければよい。
【0036】
【発明の実施の形態】
以下で、本実施形態の補助電源の監視方式について説明する。図1の符号1は、本実施形態の補助電源の監視方式を示している。
【0037】
この補助電源1は、1枚のCPU基板2と、4枚の制御対象基板31〜34と、蓄電池群9と、図1には示していない1個の電圧測定器とを有している。
蓄電池群9は、図1には示していない16個の蓄電池が直列接続されることで構成されている。この蓄電池群9は、商用電源からの電圧より生成される通信装置の電源電圧と並列に接続されている。
【0038】
CPU基板2は、ラッチ出力端子LS、シリアルデータ出力端子SD、シフトクロック出力端子SK、シリアルデータ入力端子SIを有しており、後述するアドレスデータを生成してシリアルデータ出力端子SDから出力するように構成されている。
【0039】
また、蓄電池群9には、信号線群141〜144をそれぞれ介して制御対象基板31〜34が接続されている。これらの制御対象基板31〜34は、それぞれ、シフトレジスタ41〜44と、ラッチ回路51〜54と、ドライバ61〜64と、リレー71〜74とを有している。
【0040】
このうち各リレー71〜74内には、2個1組のスイッチが4組ずつ設けられているものとする。図2に、リレー71〜74のうちの一つであるリレー71と、蓄電池群9と、図1には示さなかった電圧測定器20との接続関係を示す。なお蓄電池群9中に16個の蓄電池が直列接続されているものとするが、図2には、その一部の4個の蓄電池91〜94のみ示している。
【0041】
リレー71中には、8個のスイッチS11〜S42が設けられている。このうち、それぞれのスイッチS11〜S42の一端は信号線群141を介して蓄電池91〜94の正極端子と負極端子にそれぞれ接続され、他端は電圧測定器20に接続されている。そうして、スイッチS11、S12と、スイッチS21、S22と、スイッチS31、S32と、スイッチS41、S42とは、それぞれ2個で一組となり、一組のスイッチは、一方がオンすると、他方もオンして、蓄電池91〜94のうち、オンしたスイッチの組に接続された蓄電池を電圧測定器20に接続するように構成されている。ここではリレー71のみ説明したが、他のリレー72〜74も同様に構成されている。
【0042】
これらリレー71〜74内のスイッチのオン/オフは、リレー71〜74に信号線群131〜134を介してそれぞれ接続されたドライバ61〜64によって制御される。
【0043】
ドライバ61〜64は、ラッチ回路51〜54とともにドライバ回路81〜84をそれぞれ構成するものであって、各々の入力にそれぞれ接続された信号線群121〜124からデータが入力されると、このデータに基づいて、リレー71〜74中の各スイッチをオン/オフさせる制御信号を生成し、信号線群131〜134を介してリレー71〜74に出力するように構成されている。
【0044】
ドライバ61〜64には、各々の入力に接続された信号線群121〜124を介してラッチ回路51〜54がそれぞれ接続されている。これらのラッチ回路51〜54は、ストローブ信号が入力されたときに信号線群111〜114から入力される4ビットのデータを保持し、信号線群131〜134を介してドライバ61〜64へと出力できるように構成されている。
【0045】
このラッチ回路51〜54の入力側には、信号線111〜114を介して第1〜第4のシフトレジスタ41〜44がそれぞれ接続されている。第1〜第4のシフトレジスタ41〜44は、クロック入力端子ck1〜ck4と、データ入力端子in1〜in4とをそれぞれ有する。
【0046】
各クロック入力端子ck1〜ck4は、信号線103を介してシフトクロック出力端子SKに共通に接続されており、各クロック入力端子ck1〜ck4にシフトクロックが同時に入力できるように構成されている。
【0047】
また、第1のシフトレジスタ41のデータ入力端子in1は信号線102を介してシリアルデータ出力端子SDに接続されており、後述するアドレスデータをCPU基板2から第1のシフトレジスタ41に出力できるように構成されている。
【0048】
第1〜第4のシフトレジスタ41〜44は、ここでは4ビットのシフトレジスタであるものとし、各データ入力端子in1〜in4からデータが入力されると、そのデータを、各クロック入力端子ck1〜ck4から入力されるシフトクロックパルスに同期して、1ビットずつ順次転送でき、かつデータ転送によってオーバーフローするデータを消失させず、各々の出力端子H1〜H4からそれぞれ出力できるように構成されている。
【0049】
また、第1〜第3のシフトレジスタ41〜43の出力端子H1〜H3と、第2〜第4のシフトレジスタ42〜44の入力端子in2〜in3とは、それぞれ信号線201〜203を介して接続されており、第1〜第3のシフトレジスタ41〜43の出力端子H1〜H3から出力されたデータを、次段のシフトレジスタ42〜44に転送できるように構成されている。
【0050】
さらに、第4のシフトレジスタ44の出力端子H4は、信号線204を介してシリアルデータ入力端子SIに接続されており、シフトレジスタ44の出力端子H4から出力されたデータを、CPU基板2に再入力できるように構成されている。
【0051】
上述したような構成の補助電源1で、蓄電池群9内の個々の蓄電池の電圧を測定する場合について、以下で説明する。
上記の補助電源1では、当初CPU基板2のラッチ出力端子LS、シリアルデータ出力端子SD、シフトクロック出力端子SKからはいかなる信号も出力されていないものとする。このときには、各ラッチ回路51〜54の出力からは何ら信号が出力されておらず、ドライバ61〜64からも何ら信号が出力されていないので、リレー71〜74中のスイッチは、全てオフしている。
【0052】
蓄電池群9内の蓄電池の電圧を測定する際には、まず、CPU基板2で、アドレスデータが生成される。
そして、シフトクロック出力端子SKから、信号線103を介して各シフトレジスタ41〜44のクロック入力端子ck1〜ck4に、シフトクロックが同時に入力される。すると、第1〜第4のシフトレジスタ41〜44は、同じシフトクロックに同期して、全て同じようにデータを転送できる。
【0053】
ここでは16ビットのアドレスデータが生成されたものとする。この16ビットのアドレスデータは、前述した16個の蓄電池に1ビットずつ対応している。そして1個目のクロックパルスが出力されると、アドレスデータの最上位ビットが第1のシフトレジスタ41へと出力される。
【0054】
1〜4個目のシフトクロックのクロックパルスが第1のシフトレジスタ41のシフトクロック入力端子ck1に順次取り込まれると、アドレスデータがシフトクロックのクロックパルスに同期して、1ビットずつ転送され、アドレスデータの上位4ビットが、第1のシフトレジスタ41の最下位ビットに転送される。
【0055】
その後5個目のクロックパルスが出力されると、アドレスデータの5ビット目が第1のシフトレジスタ41に取り込まれ、第1のシフトレジスタ41にはアドレスデータの上位2ビット〜5ビットが保持される。これとともに、第2のシフトレジスタ42の最下位ビットに、アドレスデータの最上位ビットが転送される。
【0056】
引き続いてクロックパルスの出力に同期して、アドレスデータが第1、第2のシフトレジスタ41、42を順次1ビットずつ転送され、8個めのクロックパルスが出力されると、アドレスデータの上位5〜8ビットが、第1のシフトレジスタ41に順次取り込まれ、第1のシフトレジスタ41からオーバーフローしたアドレスデータの上位4ビットは、第2のシフトレジスタ42に取り込まれる。
【0057】
その後も、アドレスデータはシフトクロックに同期して第1〜第4のシフトレジスタ41〜44内を1ビットずつ前段から後段へ向けて順次転送される。そして、16個目のクロックパルスが出力されると、アドレスデータの上位4ビットは第4のシフトレジスタ44に、上位5〜8ビットは第3のシフトレジスタ43に、上位9〜12ビットは第2のシフトレジスタ42に、上位12〜16ビットは第1のシフトレジスタ41に、それぞれ転送される。
【0058】
アドレスデータの最上位ビットが第1のシフトレジスタ41の最前段ビットから第4のシフトレジスタ44の最後段ビットに入るまでの間、シフトレジスタ41〜44の各出力端子A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4からは、シフトクロックに同期して刻々と変化するデータが出力されているが、この間ストローブ信号は各ラッチ回路51〜54には入力されず、従って、ラッチ回路51〜54にはこのデータは取り込まれない。
【0059】
このようにして16個目のクロックパルスが出力された後、ラッチ出力端子LSから、信号線101を介して、各ラッチ回路51〜54に、ストローブ信号が入力される。
【0060】
ストローブ信号が入力されると、その時点でシフトレジスタ41〜44の各出力端子A1〜A4、B1〜B4、C1〜C4、D1〜D4から出力されるデータが、各ラッチ回路51〜54に一斉に取り込まれ、各ラッチ回路51〜54から、信号線群121〜124を介して接続されたドライバ61〜64へと、一斉に出力される。
【0061】
各ドライバ61〜64は、ラッチ回路51〜54から入力されたデータに基づいて、リレー71〜74中の各スイッチのオン/オフ状態を規定する制御信号を生成し、信号線群131〜134を介してリレー71〜74に出力する。この制御信号に基づいて、リレー71〜74中のスイッチが動作する。
【0062】
アドレスデータは、16ビット中1ビットだけがオン状態を示しているデータであるものとすると、1組のスイッチのみをオンさせることができる。従って、オンした1組のスイッチに接続された蓄電池の正負両極間の電圧が、電圧測定器20に伝達され、電圧を測定することができる。
【0063】
このとき、16ビット中の1ビットが”1”であって、他のビットは”0”であるアドレスデータ”1000000000000000”を用いた場合には、出力されるクロックパルスの個数と、各シフトレジスタ41〜44の各ビットに保持されたデータとの関係は、下記の表1に示すようになる。この表1は、シフトクロックの数と、各シフトレジスタ41〜44の各ビットに保持されたデータとの関係を示している。
【0064】
【表1】
Figure 0003875409
【0065】
表1には、各シフトレジスタ41〜44の各ビットでは、シリアルデータ”1000000000000000”が、クロックパルスに同期して1ビットずつ順次転送されることが示されている。
【0066】
このようなデータを用いて、かつ、ドライバ61〜64で、ラッチ回路51〜54を介してシフトレジスタ41〜44から出力されるデータが”1”、”0”のときに、そのスイッチの組を、それぞれオン/オフさせるようにした場合には、16個目のクロックパルスが出力された時刻では、表1の最下欄に示すように、シフトレジスタ44の最上位ビットの出力端子D4から出力されるデータのみが”1”であって、他のデータはすべて”0”になる。
【0067】
従って、このときには”1”が入力されたリレー74に設けられた一組のスイッチのみをオンさせ、他のスイッチを全てオフさせて、オンした一組のスイッチに接続された1個の蓄電池の電圧を測定することができる。
【0068】
こうして1個の蓄電池の電圧を測定した後、CPU基板2で新たなアドレスデータが生成され、新たな1個目のクロックパルスが出力されると、新たなアドレスデータの最上位ビットが第1のシフトレジスタ41に転送される。このとき第4のシフトレジスタ44の最上位ビットに取り込まれていた、元のアドレスデータの最上位ビットは第4のシフトレジスタ44からオーバーフローして、出力端子H4からシリアルデータ入力端子SIに入力される。
【0069】
その後、新たな2個目のシフトクロックが順次出力されると、新たなアドレスデータの最上位から2ビット目のデータが第1のシフトレジスタ41に入力されて、順次転送されるとともに、元のアドレスデータの2ビット目のデータが出力端子H4から信号線104を介して、シリアルデータ入力端子SIに入力される。
【0070】
こうして新たなアドレスデータは、シフトクロックに同期して順次転送されるが、その間、各ラッチ回路51〜54は、ストローブ信号が出力された時点での出力内容を、次のストローブ信号が出力されるまで保持しつづける。各ドライバ61〜64は、それぞれに接続されたラッチ回路51〜54の出力に基づいてリレー71〜74中のスイッチのオン/オフ状態を規定するので、新たな1個目のクロックパルスが出力されてから16個目のクロックパルスが出力されるまでの間、各スイッチのオン/オフ状態は保持される。
【0071】
このようにして、元のアドレスデータをCPU基板2に帰還させるとともに、新たなアドレスデータを、各シフトレジスタ41〜44間で転送し、新たな16個目のシフトクロックが出力された後に新たなストローブ信号を出力して、リレー71〜74内の1組のスイッチをオンさせ、オンしたスイッチに接続された新たな蓄電池の電圧を測定する。以上のような測定動作を電池の個数だけ繰り返すと、全ての蓄電池の電圧を測定することができる。そして、上記の動作を経て測定した蓄電池の電圧が、所定の電圧よりも低かった場合には、その蓄電池を交換する等の措置をとる。
【0072】
このように、シリアルデータの内容だけでスイッチのオン/オフ状態を規定できるので、ディップスイッチ120の設定を変えることで制御対象基板を識別していた従来と異なり、全く同じ回路構成の制御対象基板31〜34で補助電源1を構成することができる。
【0073】
従って、例えば蓄電池の数を16個から20個に増やすような場合には、CPU基板1が生成するアドレスデータのビット数を16ビットから20ビットに増やすとともに、4枚の制御対象基板31〜34に、これらと同じ構成の制御対象基板を1枚追加し、制御対象基板間の信号線の接続関係を変え、従来16個目のクロックパルスで出力されていたストローブ信号を、20個目のクロックパルスで出力するように変えるだけで対応することができる。
【0074】
このため、蓄電池の数を増やし、これに対応するために制御対象基板の枚数をさらに増やしても、従来のように制御対象基板内の信号線の数を増やしたりして回路設計を一から変更し直す必要がない。このため、従来に比して電池の増減に容易に対応することができる。
【0075】
また、アドレスデータをシリアルデータとして各制御対象基板31〜34を順次転送させているので、アドレスデータを転送する信号線を、従来の本数よりも減らすことができる。
【0076】
さらにまた、本発明において、最後にアドレスデータが転送された制御対象基板34は、転送されたアドレスデータを出力端子H4から信号線104を介してCPU基板2に再入力させているので、アドレスデータが最後段の制御対象基板34まで正しく転送されたか否かをCPU基板2側で確認することができる。
【0077】
なお、上記実施形態では蓄電池の数を16個としているが、本発明はこれに限らず、何個の電池を用いてもよい。
また、スイッチの組の総数を、蓄電池の数と同数の16としているが、スイッチの組の総数が、蓄電池の数より多ければ全ての蓄電池の電圧を測定することができるので、蓄電池の数よりスイッチの総数が多くなるように制御対象基板の枚数を設定してもよい。
【0078】
さらに、電圧測定器が1個の場合には、オンさせるスイッチは一組に限られる必要があるが、本発明はこれに限らず、電圧測定器を複数設けた場合には、電圧測定器の個数分だけの組のスイッチをオンさせるように構成してもよい。
【0079】
【発明の効果】
アドレスデータ転送に必要な信号線の本数を少なくすることができる。また、複数ある制御対象基板の回路構成を全く同じにすることができ、電池の数を増やし、これに対応するために基板の枚数を増やしても、これに対応して制御対象基板内の回路設計を変更しなくとも良い。さらに、最後の制御対象基板までアドレスデータが正しく転送されたか否かをCPU基板側で確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の補助電源の構成を説明する図
【図2】本発明の補助電源の電圧測定器と、リレーと、蓄電池との接続関係を説明する図
【図3】(a):従来の補助電源の構成を説明する図
(b):従来の制御対象基板の構成を説明する図
【符号の説明】
1…補助電源 2…CPU基板 31〜34…制御対象基板 41〜44…シフトレジスタ 51〜54…ラッチ回路 61〜64…ドライバ 71〜74…リレー
1〜84…ドライバ回路 9…蓄電池群(複数の蓄電池) 91〜94…蓄電池

Claims (5)

  1. 互いに直列接続された複数の蓄電池を有し、
    前記直列接続された複数の蓄電池を交換機電源から供給される電圧に並列接続すると、負荷変動に応じて前記各蓄電池が放電するように構成された補助電源の電圧監視方式において、
    電圧測定器と、
    複数の制御対象基板と、
    前記各制御対象基板の動作を制御するCPU基板とを有し、
    前記各制御対象基板には、2個1組の所定組数のスイッチと、ドライバ回路と、記憶回路と、入力端子と、出力端子とが設けられ、
    前記各組のスイッチは、前記電圧測定器の測定端子と前記各蓄電池の正負両極との間に設けられ、
    前記記憶回路は、前記入力端子から入力されたシリアルデータを所定時間記憶すると共に、前記所定時間経過したデータを前記出力端子から出力するように構成され、
    前記ドライバ回路は、前記記憶回路の記憶内容に応じ、前記各組のスイッチの状態を変更できるように構成され、
    前記各制御対象基板は直列接続され、
    前記CPU基板が最前段の制御対象基板にシリアルデータを出力すると、前段側の制御対象基板から後段側の制御対象基板に向けて前記シリアルデータが順次伝達されるように構成されたことを特徴とする補助電源の電圧監視方式。
  2. 前記直列接続された制御対象基板のうち、最後段の制御対象基板の出力端子は、前記CPU基板のデータ入力端子に接続されていることを特徴とする請求項1記載の補助電源の電圧監視方式。
  3. 前記ドライバ回路は、前記各スイッチの状態を保持するラッチ回路を有することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか1項記載の補助電源の電圧監視方式。
  4. 前記各制御対象基板には前記CPU基板からストローブ信号が同時に入力されるように構成され、
    前記各制御対象基板上の前記ドライバ回路は、前記ストローブ信号が入力されると、前記各制御対象基板上の前記記憶回路の内容を前記各ラッチ回路に反映させるように構成されたことを特徴とする請求項3記載の補助電源の電圧監視方式。
  5. 前記記憶回路は、オーバフローデータを出力可能なシフトレジスタで構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の補助電源の電圧監視方式。
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