JP3874760B2 - 落石等防護施設のアンカー構造 - Google Patents

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本発明はアンカーにより防護網や防護柵等の落石等防護施設を構築するためのロープを連結して支持する構成において、斜面等に設置した土圧板に対して複数方向からの緊張力をかけることにより、該アンカーに引抜き力が作用して支持力を高め、所定の設計強度を実現するようにしたアンカー構造に関するものである。
従来から斜面の表層土砂が雨等の自然現象によって流出したり、落石や雪崩等によって斜面が崩壊することを防止するため、種々の斜面安定工法が採用されている。斜面とは岩盤等の安定地盤が表土層で覆われ,表土層の表面が傾斜している場所であって、該斜面に複数本のアンカーを適当な間隔で設置し、該アンカーの地表から突出した部分に吊りロープ等により防護網や防護柵等を取付け、落石や雪崩を受け止めて防護する手段が一般に用いられている。
特に道路や鉄道等に近接して落石や雪崩等の恐れがある斜面においては、斜面の山側にアンカーによって支持された吊りロープで上部あるいは下部が支持されて斜面に一定の左右間隔を空けて建て込まれた多数の支柱を設け、各支柱の上部にそれぞれ縦ロープを連結して垂下し、両端がアンカーにより支持された複数の横ロープを斜面に一定の上下間隔で配置して、この縦横ロープに金網を張設して防護網とし、吊りロープで緩衝して支持された支柱で防護網の上部を吊持して、該防護網で落石や落雪等を上部から受け入れて緩衝し、落下エネルギーを吸収して受け止めるポケット式の落石・雪崩等防護網が構築されている。
上記に関して特許文献1には、斜面にアンカーした吊りロープで支持されている複数の支柱により支持された防護網や防護柵等の落石・雪崩等防護施設において、前記の支柱の上部あるいは下部に連結した吊りロープの中間部を斜面にアンカーしたロープ方向変換金具の中間シーブに掛け渡し逆方向に方向転換して、方向転換した吊りロープの先端部を斜面にアンカーして支柱を支保した落石・雪崩防護施設の支柱吊りロープアンカー構造が記載されている。
特許第2869519号
しかしながら、一般に利用されている手段により斜面等にアンカーを設置して、地表から突出した部分に吊りロープ等により防護網や防護柵等を取付ける手段は、該アンカーが岩用であれば、軟岩,硬岩にかかわりなく利用しているため、岩質によって引抜き試験には合格しても、ロープを実際に力が掛かる方向に緊張させると、引抜き力が働く前にせん断力が作用して岩の表質に亀裂が発生し、所定の設計強度が得られないので、長期に亘る使用中にアンカーが抜去しやすいという課題がある。更に前記特許文献1に記載されたアンカーは得られたアンカーの耐力が必ずしも良好ではないという問題が残っている。
そこで本発明は、斜面等に設置した土圧板に対して複数方向からの緊張力をかけることにより、該アンカーに引抜き力が作用して支持力を高め、所定の設計強度を実現することができるアンカー構造を得ることを目的とするものである。
本発明は上記目的を達成するために、アンカーにより斜面上に固定された土圧板に防護網や防護柵等の落石等防護施設を構築するためのロープを連結して支持する構成において、斜面上に設置した土圧板内の上下方向もしくは左右方向に2個の孔部を穿設し、一方の孔部内に第1のアンカーを垂直方向に挿通支持するとともに他方の孔部内に第2のアンカーを水平方向に挿通支持することにより、土圧板に対して上下方向及び左右方向の2方向から略90度の設置角度を持たせて緊張力をかけるようにした落石等防護施設のアンカー構造を基本として提供する。前記第1のアンカーと第2のアンカーの設置角度略80度〜100度とする。
本発明によって得られた落石等防護施設のアンカー構造によれば、斜面上に設置した土圧板内の上下方向もしくは左右方向に2個の孔部を穿設し、一方の孔部内に第1のアンカーを垂直方向に挿通支持するとともに他方の孔部内に第2のアンカーを水平方向に挿通支持することにより、土圧板に対して上下方向及び左右方向の2方向から略90度の設置角度を持たせて緊張力をかけることができるので、土圧板に吊りロープ等の防護網や防護柵等の落石等防護施設を構築するための各種ロープの一端を連結固定した際に、ロープから土圧板に対して上下方向及び左右方向の2方向からの緊張力がかかるとともに、第1,第2のアンカーのせん断方向でなく、アンカーを引き抜く方向にも緊張力がかかることで、斜面を構成する岩が軟岩,硬岩にかかわらず該岩の表質に亀裂が発生することがなく、所定の設計強度が得られるとともに長期に亘る使用中にアンカーが抜去する事態は防止することができる。
以下本発明にかかる落石等防護施設のアンカー構造の最良の実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例を示す側面図であり、図中の1は支柱、2は該支柱1の吊りロープ、3は斜面4上に設置した土圧板である。支柱1はH形鋼等の各種の形鋼で構成されている。Aは土圧板3を斜面4に固定するための第1のアンカー挿通する垂直方向を示し、Bは同じく第2のアンカー挿通する水平方向を示している。従って本発明では土圧板3に対して第1及び第2のアンカーにより2方向から略90度の設置角度を持たせて緊張力をかけることが特徴となっている。
図2(A)は土圧板3の形状例を示す平面図、図2(B)は同側面図であり、平板状の土圧板本体3aと、該土圧板本体3aの下端部に形成された補強部3bとから構成されている。土圧板本体3aの下方位置には第1のアンカーを挿通するための第1の孔部5aが、土圧板本体3aの上方位置には第2のアンカーを挿通するための第2の孔部5bが上下方向に並んで開口されており、補強部3bには前記吊りロープ2の一端が連結固定される孔部6が開口されている。
図3(A)は本発明で用いた他の土圧板3cの形状例を示す平面図、図3(B)は同正面図、図3(C)は同側面図であり、平板正方形状の土圧板本体3dと、該土圧板本体3dの上面に形成された補強部3eとから構成されている。土圧板本体3d内の左方位置には第1のアンカーを挿通するための第1の孔部5aが、土圧板本体3d内の右方位置には第2のアンカーを挿通するための第2の孔部5bが補強部3eを挟んで左右方向に並んで開口されており、補強部3eには吊りロープ2の一端が連結固定される孔部6が開口されている。
以下図2に示す土圧板3を用いて構築した本発明にかかるアンカー構造を説明する。図4は本発明の第1実施例を示しており、斜面4上に設置した土圧板3内の下方に位置する第1の孔部5aには、第1のアンカー7が垂直方向に向けて土中に挿通支持されており、土圧板3内の上方に位置する第2の孔部5bには第2のアンカー8が水平方向に向けて土中に挿通支持されている。そのため、この第1実施例では第1のアンカー7と第2のアンカー8の設置方向における角度α1は略90度に形成されている。そして、土圧板3の下向きの設置方向、即ち斜面4の下向きの傾斜方向に対する第1のアンカー7の挿通角度α2は略40度を下限とする。同様に土圧板3の上向きの設置方向、即ち斜面4の上向きの傾斜方向に対する第2のアンカー8の挿通角度α3は略40度を下限とする。この第1のアンカー7と第2のアンカー8の設置方向における角度α1が略80度〜略100度の角度となるようにする。また、第2のアンカー8と斜面4の下向きの傾斜方向における角度α4は略120度以上あるように設置されている。9は第1のアンカー7と第2のアンカー8を支持するためのアンカー支持部材、10はナット等の締付具である。
次に、図3に示す土圧板3cを用いて構築した本発明にかかるアンカー構造を説明する。図5は本発明の第2実施例を示しており、斜面4上に設置した土圧板3c内の左側(図3(A)参照)に位置する第1の孔部5aには、第1のアンカー7が垂直方向に向けて土中に挿通支持されており、土圧板3c内の右側に位置する第2の孔部5bには第2のアンカー8が水平方向に向けて土中に挿通支持されている。第1実施例との相違は第1の孔部5aと第2の孔部5bとが左右方向に並んで配置されていることであり、その他の構成は第1実施例と同様である。そのため、この第2実施例においても第1のアンカー7と第2のアンカー8の設置方向における角度α1は略90度に形成されている。そして、同様に土圧板3cの下向きの設置方向、即ち斜面4の下向きの傾斜方向に対する第1のアンカー7の挿通角度α2は略40度を下限とし、土圧板3cの上向きの設置方向、即ち斜面4の上向きの傾斜方向に対する第2のアンカー8の挿通角度α3は略40度を下限とする。この第2実施例においても第1のアンカー7と第2のアンカー8の設置方向における角度α1が略80度〜略100度の角度となるようにする。また、第2のアンカー8と斜面4の下向きの傾斜方向における角度(α1+α2)は略120度以上あるように設置されている。
かかる第1実施例によれば、斜面4の地盤又は岩盤に削岩機等を利用して孔部を開口してから土圧板3を設置し、該土圧板3内の下方にある第1の孔部5aに第1のアンカー7を垂直方向に向けて挿通して締付具10で固定し、土圧板3内の上方にある第2の孔部5bに第2のアンカー8を水平方向に向けて挿通してアンカー支持部材9を介して締付具10で固定する。そして土圧板本体3aの下端部に形成された補強部3bの孔部6に図1に示す吊りロープ2の一端を連結固定して、この吊りロープ2で支持されている複数の支柱1により防護網や防護柵等の落石・雪崩等防護施設を支持する。或いは他の防護網や防護柵等の落石等防護施設を構築するためのロープを固定して支持する。
前記したように斜面4の下向きの傾斜方向に対する第1のアンカー7の挿通角度α2を略40度を下限とし、斜面4の上向きの傾斜方向に対する第2のアンカー8の挿通角度α3も下限を略40度にするとともに第2のアンカー8と斜面4の下向きの傾斜方向における角度を略120度以上としたことにより、土圧板3にかかる緊張力は第1のアンカー7と第2のアンカー8の支持力の合成、すなわち第1のアンカー7,第2のアンカー8のせん断方向でなく引き抜く方向となり、吊りロープ2やその他の防護網や防護柵等の落石等防護施設を構築するためのロープは土圧板3に対して直交する方向の支持力によって支持されることになる。これに伴って斜面4を構成する岩の表質に亀裂が発生することがなく、所定の設計強度が得られるとともに長期に亘る使用中にアンカーが抜去する事態は防止することができる。尚、本発明の第2実施例に示す他の土圧板3cを用いた場合でも基本的に第1実施例と同一の作用が得られる。
以上詳細に説明したように、本発明によれば通常のアンカー設置手段に較べて該アンカーの耐力が充分に得られるとともにロープを実際に力がかかる方向に緊張させた場合に、従来のように引抜き力が働く前にせん断力が作用して岩等の表質に亀裂が発生することがなくなり、土中での支持力も高く、長期に亘る使用中でもアンカーが抜去する事態は生じないので、岩盤等の安定地盤が表土層で覆われて表土層の表面が傾斜している斜面における表土層の一部または全部が流出するのを未然に防止するための斜面安定工法に利用することができる。
本発明にかかるアンカー構造の一実施例を示す側面図。 (A)は本発明で用いた土圧板の平面図、(B)は同側面図。 (A)は本発明で用いた他の土圧板の平面図、(B)は同正面図、(C)は同側面図。 本発明の第1実施例を示す側面図。 本発明の第2実施例を示す側面図。
符号の説明
1…支柱
2…吊りロープ
3,3c…土圧板
3a,3d…土圧板本体
3b,3e…補強部
5a…第1の孔部
5b…第2の孔部
7…第1のアンカー
8…第2のアンカー
9…アンカー支持部材

Claims (2)

  1. アンカーにより斜面上に固定された土圧板に防護網や防護柵等の落石等防護施設を構築するためのロープを連結して支持する構成において、
    斜面上に設置した土圧板内の上下方向もしくは左右方向2個の孔部を穿設し、一方の孔部内に第1のアンカーを垂直方向に挿通支持するとともに他方の孔部内に第2のアンカーを水平方向に挿通支持することにより、土圧板に対して上下方向及び左右方向の2方向から略90度の設置角度を持たせて緊張力をかけるようにしたことを特徴とする落石等防護施設のアンカー構造。
  2. 前記第1のアンカーと第2のアンカーの設置角度を略80度〜100度としたことを特徴とする請求項1記載の落石等防護施設のアンカー構造。
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