JP3874193B2 - 光コネクタ挿抜治具 - Google Patents

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Description

本発明は、ロック部を有する光コネクタに用いられる治具であって、詳しくは、光コネクタを嵌合相手のアダプタに対して挿抜自在にする光コネクタ挿抜治具に関する。
ロック部を有する光コネクタを嵌合相手のアダプタに対して挿抜するためには、手による挿抜を行うことが一般的である。しかしながら、多数のアダプタを有するキャビネットに光コネクタを高密度実装するためには、光コネクタ挿抜治具が必要になってくる。従来知られている光コネクタ挿抜治具としては、下記特許文献1、2に開示されたものが例えば挙げられる。
特開2002−267882号公報 (第3頁、第1−3図) 特開平11−119058号公報 (第3−4頁、第2−5図)
ところで、上記特許文献1の従来技術にあっては、光コネクタを挿抜するために可動部機構が必要になることから、その機構によって治具製作費用が嵩むとともに、光ファイバの挟み込み防止対策を付加しなければならないという問題点を有している。また、治具が光コネクタの幅方向に大きくなる構造になっていることから、実装密度の向上を図るために有利な方向と一致してしまうという問題点を有している。
一方、上記特許文献2の従来技術にあっては、可動部機構を持たないため構造がシンプルになるものの、光コネクタを挿入する部分と引き抜く部分とが異なる位置に存在することから次のような問題点を有している。すなわち、作業時において治具の使用方向を確認する必要があり面倒であるという問題点と、使用していない部分が邪魔になり持ち難いという問題点(持ち易くするためには大型化する)とを有している。その他、上記特許文献1の従来技術と同様、治具が光コネクタの幅方向に大きくなる構造になっていることから、実装密度の向上を図るために有利な方向と一致してしまうという問題点を有している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、シンプルな構造で低コスト、さらには挿抜作業が容易で実装密度向上にも寄与する光コネクタ挿抜治具を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の光コネクタ挿抜治具は、アダプタに差し込むとロックがなされて取り付けが完了し、且つ、前記アダプタに取り付けられた状態でロック部の押下を行うと該ロック部のロック解除がなされて前記アダプタからの引き抜きが可能となる光コネクタに用いられる挿抜治具であって,本体部と,前記本体部の先端に設けられ、該本体部の先端から相対向して延設する略棒状に形成される2本の腕部と,前記2本の腕部の間に形成されるブーツ差し込み空間及び光ファイバ逃がし空間と,少なくとも前記一方の腕部の端面に形成されるハウジング当接面と,前記他方の腕部に、該他方の腕部から前方に延設して略棒状に形成され、前記一方の腕部側に突出する引っ掛かり部を有する爪部と,からなり前記本体部の先端に設けられる前記腕部を前記光コネクタの後方から挿入すると、前記ハウジング当接面前記光コネクタのハウジング端面に当接し、前記爪部により前記ロック部が押下され前記ロック部に対して前記爪部の引っ掛かり部が引っ掛かり前記光コネクタの保持がなされ、前記光コネクタの保持状態で前記本体部を回転操作することにより、前記ロック部に対する引っ掛かり外して押下の状態解除することを特徴としている。
請求項2記載の本発明の光コネクタ挿抜治具は、請求項1に記載の光コネクタ挿抜治具において、前記一方の腕部の前記ブーツ部差し込み空間側の内面を曲面形状に形成することを特徴としている。
請求項3記載の本発明の光コネクタ挿抜治具は、請求項1又は請求項2に記載の光コネクタ挿抜治具において、前記一方の腕部の端面と前記他方の腕部の端面との位置を前後方向にずらして、前記他方の腕部の端部を前記ロック部に対する当接部分とすることを特徴としている。
請求項4記載の本発明の光コネクタ挿抜治具は、請求項1ないし請求項3いずれか記載の光コネクタ挿抜治具において、前記爪部を前記他方の腕部に対して着脱自在とすることを特徴としている。
請求項5記載の本発明の光コネクタ挿抜治具は、請求項1ないし請求項4いずれか記載の光コネクタ挿抜治具において、前記一方及び他方の腕部を、光ファイバとブーツとの間に介在するチューブ部材の端部よりも後方位置で幅広となるように形成することを特徴としている。
請求項6記載の本発明の光コネクタ挿抜治具は、請求項1ないし請求項5いずれか記載の光コネクタ挿抜治具において、前記爪部の外面位置を前記ロック部の頂部位置に略一致させることを特徴としている。
尚、上記の特徴を有する本発明の作用については、発明を実施するための最良の形態の欄で詳細に説明する。
請求項1に記載された本発明によれば、シンプルな構造となる光コネクタ挿抜治具を提供することができるという効果を奏する。また、構造がシンプルであることから、低コストとなる光コネクタ挿抜治具を提供することができるという効果を奏する。さらに、挿抜を行う部分が同じ位置にあることから、作業を容易とする光コネクタ挿抜治具を提供することができるという効果を奏する。さらにまた、光コネクタの幅方向に大きくならない構造であることから、実装密度の向上を図ることが可能な光コネクタ挿抜治具を提供することができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、一方の腕部の内面を曲面形状にすると、ハウジング当接面の当接面積を増大させることができる。従って、アダプタに対する光コネクタの差し込みを一層安定した状態で行うことができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、一方の腕部の端面を光コネクタのハウジング端面に当接させ、他方の腕部の端部を光コネクタのロック部に当接させることができる。従って、アダプタに対する光コネクタの差し込みを一層安定した状態で行うことができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、治具全体でなく爪部のみを消耗品扱いにすることができる。従って、より安価な光コネクタ挿抜治具にすることができるという効果を奏する。
請求項5に記載された本発明によれば、治具が光ファイバとブーツとの間に介在するチューブ部材に引っ掛からないことから、作業性の向上を図ることができるという効果を奏する。また、一方及び他方の腕部の剛性を十分に確保することができるという効果を奏する。
請求項6に記載された本発明によれば、治具が光コネクタの幅方向のみならず上下方向にも大きくならない構造になることから、一層、実装密度を向上させることができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の光コネクタ挿抜治具の一実施の形態を示す斜視図である。また、図2(a)は光コネクタ挿抜治具の上部側から見た図、(b)は側部側から見た図、(c)は先端部側から見た図である。さらに、図3〜図8は光コネクタ取り外し手順に関する説明図、図9〜図13は光コネクタ取り挿入手順に関する説明図である。
図1及び図2において、引用符号1は本発明の光コネクタ挿抜治具を示している。本発明の光コネクタ挿抜治具1は、光コネクタ(例えば既知のLC型の光コネクタ:IEC61754−20にて国際標準化)を嵌合相手となるアダプタに対して挿抜するために用いられる治具であって、従来例のような可動部機構を一切持たず、また、一つの構造部分で挿抜両方の作業を行うことができ、さらには、挿抜に必要となるスペースを小さくすることができるような構造に構成されている。すなわち、本発明の光コネクタ挿抜治具1は、本体部2と、相対向する一方の腕部3及び他方の腕部4と、ブーツ差し込み空間5及び光ファイバ逃がし空間6と、爪部7とを備えて構成されている。
上記引用符号3〜7の構成は、図示のように、本体部2の一方側に備えられている。本体部2の他方側には、グリップ部8が設けられている。グリップ部8の設定は、任意であるものとする。操作性の面から、本形態においては、グリップ部8が設けられている。以下、上記各構成について説明する。
本体部2は、本形態において、SUS製であって適宜長さを有する円筒形状に形成されている(特に形状を限定しない)。ここで補足説明をすると、SUS製の円筒は、治具としての剛性を十分に確保することができ、また、中実のものと比較すると重量及び材料費の低減に効果的である。本形態の本体部2は、光コネクタと後述するブーツのサイズに丁度よく合った内外径を有する市販のSUSパイプが用いられている。
一方の腕部3及び他方の腕部4は、それぞれ本体部2の上記一方側に連成されている。すなわち、一方の腕部3及び他方の腕部4は、本体部2の一方側に一体化されている。一方の腕部3及び他方の腕部4は、本体部2の一方側からその前方へのびる略棒状の部分として形成されている。一方の腕部3及び他方の腕部4は、本形態において、上記SUSパイプを切削加工することにより形成されている。他方の腕部4は、光コネクタの後述するロック部に対応する上部側に形成されている。また、一方の腕部3は、他方の腕部4の反対側となる下部側に形成されている。
一方の腕部3及び他方の腕部4は、幅広の剛性確保部分3a、4aと、幅狭の挟持部分3b、4bとをそれぞれ有している。すなわち、一方の腕部3及び他方の腕部4は、その幅が段付きとなる形状に形成されている。一方の腕部3及び他方の腕部4の段部3c、4cの位置は、後述する光ファイバとブーツとの間に介在するチューブ部材の端部よりも後方位置に設定されている。
一方の腕部3及び他方の腕部4の長さは、光ファイバ逃がし空間6を介して引き出される光ファイバの曲げ状態を考慮(急激な曲げにならないようにする)して設定されている。一方の腕部3及び他方の腕部4の内面形状は、曲面形状に形成されている(V溝形状でもよい。また、効果が半減するがフラット形状でもよい)。曲面形状は、後述するブーツをガイドしたり、後述する回転操作に役立っている。また、次に説明するハウジング当接面3dの光コネクタに対する当接面積を増大させるためにも役立っている。
ハウジング当接面3dは、一方の腕部3の端面に形成されている。ハウジング当接面3dは、光コネクタの後述するハウジング端面に当接して光コネクタの差し込みに寄与するように形成されている。他方の腕部4の端面には、後述するロック部に対しての当接部分4dが形成されている。他方の腕部4の端面に形成される当接部分4dは、光コネクタの差し込みや保持状態の安定性確保に役立つようになっている。当接部分4dは、ハウジング当接面3dよりも若干前方となる位置に形成されている(当接部分4dとハウジング当接面3dとを同じ位置に形成して、共にハウジング端面に当接させることも可能)。
ブーツ差し込み空間5及び光ファイバ逃がし空間6は、一方の腕部3及び他方の腕部4の間に形成される連続した空間であって、光ファイバ逃がし空間6の方が本体部2側に形成されている。ブーツ差し込み空間5及び光ファイバ逃がし空間6には、後述するブーツ及び光ファイバが差し込まれるようになっている。ブーツ差し込み空間5及び光ファイバ逃がし空間6は、本形態の場合、一方の腕部3及び他方の腕部4を形成するために、上記SUSパイプにスリットを入れると簡単に形成することができるようになっている。
爪部7は、他方の腕部4からその前方にのびる部分であって、略棒状の形状に形成されている。爪部7は、他方の腕部4に対して別体に形成されており(一体に形成してもよい)、ネジ止め等で他方の腕部4の外面に固定されている。爪部7の内側(内面)には、引っ掛かり部7aが形成されている。引っ掛かり部7aは、例えば断面略三角形状の突起となるように形成されている。引っ掛かり部7aの位置は、後述するロック部の位置に合わせて形成されている。本形態においては、ロック部を構成するトリガーガード(ヨーク)の図示しない溝又は突起に引っ掛かるような位置に形成されている(尚、このような位置に限定されないものとする。ロック部の形状に応じて適宜位置を設定すればよい)。
引っ掛かり部7aの幅方向の端部には、特に図示しないが、微少なR部分が形成されている。これは、後述する回転操作の際にロック部から外れ易いように、また、傷を付けないようにするために形成されている。爪部7の前端には、テーパ面7bが形成されている。テーパ面7bは、ロック部を滑ってスムーズなロック部の押下を行えるように設定されている。尚、本形態において、爪部7の後端7cは、他方の腕部4の剛性確保部分4aまでのびるように形成されている(爪部7の剛性が向上する)。爪部7の中間には、貫通孔7dが形成されている。貫通孔7dには、他方の腕部4の図示しない位置決め突起が差し込まれている(爪部7の固定作業が容易になる)。爪部7の外面位置は、後述するロック部の頂部位置に略一致するように形成されている(ロック部よりも高さが高くならないことが好ましい)。
グリップ部8は、作業者の手で握る部分であって、適宜固定方法で本体部2に取り付けられている。グリップ部8には、滑り止め部分8aが形成されている。グリップ部8を取り付けることにより、操作性及び作業性の向上が図られるようになっている。グリップ部8は、作業者が誤って床に落とした場合に、重さでグリップ部8が先に床にぶつかり、治具要部の損傷が最小限に止められるという利点を有している。
次に、上記構成に基づいて本発明の光コネクタ挿抜治具1の作用を説明する(先に、光コネクタ及びこれに関連する部材の説明をしてから、作用の説明をする)。
図3において、キャビネット11には、多数のアダプタ12が設けられている。光コネクタ13は、アダプタ12に差し込まれ、そして、嵌合して光学的に接続されている。光コネクタ13のハウジング14には、その上面にロック部15が設けられている。ロック部15は、例えば片持ち梁状のラッチングアーム16と、同じく片持ち梁状のトリガーガード17とを備えて構成されており、ラッチングアーム16の自由端となる先端の上にトリガーガード17の先端が重なるように配置形成されている。ロック部15は、押下されるとアダプタ12との間のロック状態が解除されるように形成されている。ハウジング14の後部端面、すなわちハウジング端面18からは、既知の光ファイバ19が引き出されている。光ファイバ19は、ハウジング端面18に接するように設けられる既知のブーツ20によって、その曲げ量が規制されている。ブーツ20と光ファイバ19との間には、チューブ部材21が設けられている(チューブ部材21は無くてもよい)。
光コネクタ13の取り外しの際には、先ず図3に示されるように(光コネクタ挿抜治具1に関しては図1及び図2を参照)、光コネクタ13の後方より、爪部7を上にした状態でブーツ20に沿って真っ直ぐ前方に光コネクタ挿抜治具1(図中では形状を分かり易くするために細かいドットで表示する)を挿入する作業を行う。ブーツ差し込み空間5及び光ファイバ逃がし空間6には、ブーツ20及び光ファイバ19が差し込まれる。光コネクタ挿抜治具1の挿入を続けると、図4に示されるように、爪部7がロック部15の外面を滑ってこれを押下する。そして、ハウジング当接面3dがハウジング端面18に当接するとともに、当接部分4dがトリガーガード17の基端部分に当接する。これにより、光コネクタ13が光コネクタ挿抜治具1に支持固定されるとともに、光コネクタ13とアダプタ12との間のロック状態が解除される。光コネクタ挿抜治具1は、この時点において、光コネクタ13を支持固定しつつ光コネクタ13を恰も押し込んだような状態になる。そして、図5に示されるように、光コネクタ挿抜治具1を真っ直ぐ後方に移動させると、光コネクタ13がアダプタ12から引き抜かれる。アダプタ12から引き抜かれた光コネクタ13は、図6及び図7に示されるように、作業者の例えば左手22の指先で摘まれ、図示しない右手で持った光コネクタ挿抜治具1を図中の矢印のように回転操作する(左右どちら側に回転させてもよい)ひねり外しの作業を行うことにより、図8に示されるように取り外される。
一方、光コネクタ13のアダプタ12への取り付けの際には、先ず図8に示される状態から、光コネクタ13の後方より、爪部7を上にした状態でブーツ20に沿って、図9に示されるように、真っ直ぐ前方に光コネクタ挿抜治具1を挿入する作業を行う。ブーツ差し込み空間5及び光ファイバ逃がし空間6には、ブーツ20及び光ファイバ19が差し込まれる。光コネクタ挿抜治具1の挿入を続けると、爪部7がロック部15を押下する。そして、ハウジング当接面3dがハウジング端面18に当接するとともに、当接部分4dがトリガーガード17の基端部分に当接する。これにより、光コネクタ13が光コネクタ挿抜治具1に支持固定される。そして、図10に示されるように、光コネクタ13を支持固定した光コネクタ挿抜治具1を、対応するアダプタ12に向けて真っ直ぐ前方に移動させると、光コネクタ13はアダプタ12に差し込まれる。光コネクタ挿抜治具1による光コネクタ13の挿入を続けると、図11に示されるように、光コネクタ13はアダプタ12に完全に押し込まれる。この状態において、図12に示されるように、光コネクタ挿抜治具1を図中の矢印のように回転操作する(左右どちら側に回転させてもよい)と、ロック部15に対する引っ掛かり部7aの引っ掛かりが外れるとともに、ロック部15に対する押下の状態が解除される。これにより、アダプタ12とのロックが完了する。その後、図13に示されるように、光コネクタ挿抜治具1を真っ直ぐ後方に移動させると、光コネクタ13のアダプタ12への取り付けが完了する。
以上、図1ないし図13を参照しながら説明してきたように、本発明の光コネクタ挿抜治具1は、シンプルな構造である。また、本発明の光コネクタ挿抜治具1は、構造がシンプルであることから、低コストで提供することができる。さらに、本発明の光コネクタ挿抜治具1は、挿抜を行う部分が同じ位置にあることから、容易に作業を行うことができる。さらにまた、本発明の光コネクタ挿抜治具1は、光コネクタ13の幅方向や上下方向に大きくならない構造であることから、実装密度の向上を図ることができる。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。尚、爪部7の形状に若干の変更を加えれば、又は、別の爪部に取り替えれば、上記光コネクタ13以外の形状となる光コネクタにも当然に用いることができるものとする。
本発明による光コネクタ挿抜治具の一実施の形態を示す斜視図である。 (a)は光コネクタ挿抜治具の上部側から見た図、(b)は側部側から見た図、(c)は先端部側から見た図である。 光コネクタ取り外し手順に関し、治具を光コネクタ後方からブーツに沿って挿入する状態の説明図である。 光コネクタ取り外し手順に関し、治具を押し込んだ状態の説明図である。 光コネクタ取り外し手順に関し、光コネクタをアダプタから引き抜く状態の説明図である。 光コネクタ取り外し手順に関し、治具から光コネクタを手でひねり外す状態の説明図である。 光コネクタ取り外し手順に関し、治具から光コネクタを手でひねり外した直後の状態の説明図である。 光コネクタ取り外し手順に関し、取り外し後の光コネクタの状態の説明図である。 光コネクタ取り挿入手順に関し、治具を光コネクタ後方からブーツに沿って挿入する状態の説明図である。 光コネクタ取り挿入手順に関し、光コネクタをアダプタに差し込む状態の説明図である。 光コネクタ取り挿入手順に関し、治具で光コネクタを押し込んだ状態の説明図である。 光コネクタ取り挿入手順に関し、治具をひねり引っ掛かりを外した状態の説明図である。 光コネクタ取り挿入手順に関し、治具の引き抜き状態の説明図である。
符号の説明
1 光コネクタ挿抜治具
2 本体部
3 一方の腕部
3a 剛性確保部分
3b 挟持部分
3c 段部
3d ハウジング当接面
4 他方の腕部
4a 剛性確保部分
4b 挟持部分
4c 段部
4d 当接部分
5 ブーツ差し込み空間
6 光ファイバ逃がし空間
7 爪部
7a 引っ掛かり部
7b テーパ面
7c 後端
7d 貫通孔
8 グリップ部
8a 滑り止め部分
11 キャビネット
12 アダプタ
13 光コネクタ
14 ハウジング
15 ロック部
16 ラッチングアーム
17 トリガーガード
18 ハウジング端面
19 光ファイバ
20 ブーツ
21 チューブ部材
22 左手

Claims (6)

  1. アダプタに差し込むとロックがなされて取り付けが完了し、且つ、前記アダプタに取り付けられた状態でロック部の押下を行うと該ロック部のロック解除がなされて前記アダプタからの引き抜きが可能となる光コネクタに用いられる挿抜治具であって,
    本体部と
    前記本体部の先端に設けられ、該本体部の先端から相対向して延設する略棒状に形成される2本の腕部と,
    前記2本の腕部の間に形成されるブーツ差し込み空間及び光ファイバ逃がし空間と,
    少なくとも前記一方の腕部の端面に形成されるハウジング当接面と,
    前記他方の腕部に、該他方の腕部から前方に延設して略棒状に形成され、前記一方の腕部側に突出する引っ掛かり部を有する爪部と,
    からなり
    前記本体部の先端に設けられる前記腕部を前記光コネクタの後方から挿入すると、前記ハウジング当接面前記光コネクタのハウジング端面に当接し、前記爪部により前記ロック部が押下され前記ロック部に対して前記爪部の引っ掛かり部が引っ掛かり前記光コネクタの保持がなされ、前記光コネクタの保持状態で前記本体部を回転操作することにより、前記ロック部に対する引っ掛かり外して押下の状態解除する
    ことを特徴とする光コネクタ挿抜治具。
  2. 請求項1に記載の光コネクタ挿抜治具において、
    前記一方の腕部の前記ブーツ部差し込み空間側の内面を曲面形状に形成する
    ことを特徴とする光コネクタ挿抜治具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光コネクタ挿抜治具において、
    前記一方の腕部の端面と前記他方の腕部の端面との位置を前後方向にずらして、前記他方の腕部の端部を前記ロック部に対する当接部分とする
    ことを特徴とする光コネクタ挿抜治具。
  4. 請求項1ないし請求項3いずれか記載の光コネクタ挿抜治具において、
    前記爪部を前記他方の腕部に対して着脱自在とする
    ことを特徴とする光コネクタ挿抜治具。
  5. 請求項1ないし請求項4いずれか記載の光コネクタ挿抜治具において、
    前記一方及び他方の腕部を、光ファイバとブーツとの間に介在するチューブ部材の端部よりも後方位置で幅広となるように形成する
    ことを特徴とする光コネクタ挿抜治具。
  6. 請求項1ないし請求項5いずれか記載の光コネクタ挿抜治具において、
    前記爪部の外面位置を前記ロック部の頂部位置に略一致させる
    ことを特徴とする光コネクタ挿抜治具。
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