JP3873941B2 - 給紙装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動原稿供給装置(以下、ADF装置と言う)のような給紙装置に関し、特に、分離ローラから搬送ローラを経て排出部に至るUターン状に湾曲した用紙(原稿)搬送路の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、電子写真複写機やファクシミリ装置においては、原稿トレーにセットされた原稿を1枚ずつ分離して読取部に向けて給紙するためのADF装置が設けられている。このようなADF装置においては、原稿トレーにセットされた原稿を繰出すピックアップローラと、繰出された原稿を1枚ずつ分離して給送する分離ローラと、該分離ローラの下流側の原稿搬送路に配設され原稿を読取部に向け搬送する搬送ローラとが設けられている。そして、装置のコンパクト化を図るために上記原稿搬送路を倒U字型に湾曲形成して原稿排出トレーを原稿供給トレーの下に積層するよう構成し、原稿供給トレーから原稿排出トレーに至る間、原稿をUターン状にガイドするようにしたものも多く採用されるようになった。
【0003】
上記のようにUターン状に湾曲した原稿搬送路を備えたADF装置の例として、特許文献1に開示された給紙装置を挙げることができる。この特許文献1に開示された給紙装置においては、分離ローラによって1枚ずつ分離された原稿は、湾曲する原稿搬送路に沿ってUターン状に給送され、搬送ローラに至りここでレジストされ、読取部に向け搬送される。このような湾曲する原稿搬送路は、小間隙を隔て配置された湾曲インナーガイド部及び湾曲アウターガイド部により形成され、Uターンする湾曲部分(特に折り返し部分)では原稿の接触抵抗が大きくなるから、インナーガイド部の表面には、その接触抵抗を小さくする為、搬送方向に延びるリブが幅方向に多数隔設されている。
【0004】
また、分離ローラは、その幅方向長さが30〜50mm程度であり、原稿の幅方向略中央部に位置し、リタードローラとの協働作用により、原稿を1枚ずつ分離して給送するものである。そして、その下流側に配設される搬送ローラは、幅広に構成され(駆動軸の軸方向に複数の単位ローラが隔設されたものも含む)、原稿の幅方向に亘りプレッシャーローラと共に原稿をニップし、読取部に対して原稿をレジスト搬送すべく構成されている。この搬送ローラの周速は、分離ローラの周速より大とされ、連続供給される原稿の各ページ間隔を確保するようになされる(例えば、特許文献1を参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2003−31413号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記特許文献1に開示された原稿搬送路においては、原稿は、搬送ローラによりその幅方向に亘ってニップされた状態で、しかも分離ローラとの間では引張られるようにして搬送されるから、その幅方向中央部と両側部とでは原稿に掛かる搬送負荷及びその方向が異なり、原稿が薄紙の場合には、これが原因で皺が生じたりすることがある。特に、Uターン搬送される場合は、その折り返し部分に搬送負荷が集中し易く、更に、インナーガイド部の表面に多数のリブが形成されている場合には、リブの形成方向と搬送負荷の方向とが交差するようになり、これが原因で皺の発生がより助長されることにもなる。このように皺が生じたまま読取部に搬送されると、正確な画情報の読取ができなくなる。
【0007】
その為、上記特許文献1では、分離ローラと搬送ローラとの間にピンチローラを配設し、上記搬送負荷を緩和した上で搬送ローラに導入するようにしている。しかし、このようなピンチローラの配設(別の搬送ローラを設ける場合もある)は、部品点数が増えることになり、またその設置スペースの確保の為に装置が大型化すると言う問題があり、改善の余地が残されているところでもあった。
【0008】
本発明は上記のような実情に鑑みなされたものであり、分離ローラと搬送ローラとの間にピンチローラ等を配設することなく、上記搬送負荷を緩和し、搬送中の用紙に皺等を生じさせないような構造の搬送路を備えた給紙装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、用紙載置部上から繰出された用紙を1枚ずつ分離して給送する分離ローラと、この分離ローラからの用紙をUターン状にガイドする湾曲した用紙搬送路と、分離ローラの下流側で該用紙搬送路の途中に配設された搬送ローラとを備えた給紙装置に関する。 請求項1の発明は、上記湾曲した用紙搬送路は、小間隔を隔て配置された湾曲インナーガイド部及び湾曲アウターガイド部により形成され、
上記分離ローラと搬送ローラとの間における上記インナーガイド部のUターンする折り返し部付近の幅方向中央部表面には、幅方向に延びる帯状小隆起部が形成され、さらに、このインナーガイド部の始端部の中央には、前記分離ローラと略同幅の湾曲隆起部が嵩上げするようにして形成されており、該小隆起部の長さは、分離ローラの幅より大きく、且つ搬送ローラの全体幅より小さくされていることを特徴とする。
【0010】
このような構成によれば、分離ローラから給送される用紙は、分離ローラと搬送ローラとの間の湾曲した搬送路内を、湾曲アウターガイド部或いは湾曲インナーガイド部の表面に接触しながら搬送される。そして、その先端部が搬送ローラに至ると、搬送ローラによる搬送負荷が加わる為に、用紙は、分離ローラと搬送ローラとの間で引張られるようになり、湾曲インナーガイド部の表面に強く摺接するよう搬送される。特に、用紙搬送路がUターン状に湾曲しているから、この摺接が強くなされ、用紙には様々の方向の搬送負荷が作用する。
【0011】
而して、湾曲インナーガイド部の途中には幅方向に延びる帯状小隆起部が形成されているから、搬送用紙は、この帯状小隆起部によりしごかれるようになり、上記搬送負荷が緩和されると共に幅方向に分散する。これにより、用紙に掛かる搬送負荷が緩和され、また幅方向において均一化されることになり、搬送負荷のアンバランスに起因する皺の発生が抑制される。しかも、小隆起部の長さは、分離ローラの幅より大きく、且つ搬送ローラの全体幅より小さくされているから、小隆起部での用紙の接触抵抗を左程増大させることなく上記搬送負荷の幅方向への分散が好適になされる。
【0012】
請求項2の発明は、上記湾曲インナーガイド部の表面には、搬送方向に延びるリブが幅方向に多数隔設され、上記帯状小隆起部は、これらリブの内の中央部の複数のリブを横断し、且つその表面がリブの頂部よりやや嵩高になるよう形成されていることを特徴とする。
【0013】
従って、多数のリブの存在により、搬送される用紙の接触抵抗が緩和される一方、上記搬送負荷が集中する中央部では、帯状小隆起部によるしごき作用によって搬送負荷が緩和分散され、皺の発生が抑制される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1はファクシミリ装置や複写機、或いはファクシミリと複写の両機能(プリンタ機能も含む)を備えた所謂複合機におけるADF1の要部の縦断面図を示すものである。図例のADF1は、シートものの原稿Dを1枚ずつ搬送しながら画像を読み取って、デジタル信号として出力するための原稿送り装置として構成されている。
【0015】
ADF1の原稿供給口部2aには、原稿トレー2bが該原稿供給口部2aに向かって下方に傾斜するよう着脱自在に装着され、この原稿供給口部2aと原稿トレー2bとにより原稿載置部(用紙載置部)2が構成されている。原稿供給口部2a上には、原稿載置部2に堆積された原稿(用紙)Dを上層部より繰出すピックアップローラ3が配設され、このピックアップローラ3に引き続き、繰出された原稿を1枚ずつ分離して給送する原稿分離装置4が装備されている。該原稿分離装置4は、分離ローラ4aとこの分離ローラ4aの周体に弾接するよう付勢された分離パッド4bからなる。ピックアップローラ3で繰出された原稿は、分離ローラ4aと分離パッド4bとの間に導入され、分離ローラ4aの回転に伴う両者の紙に対する摩擦係数の差により1枚ずつ分離され、下流側に給送される。4cは、分離パッド4bを分離ローラ4aの周体に弾接させる為の圧縮スプリングである。
【0016】
上記原稿分離装置4により1枚ずつ分離された原稿は、湾曲した原稿(用紙)搬送路5を経て搬送ローラ6に至り、プレッシャーローラ6aによりニップされて搬送され、プラテン7上を通過して排出ローラ8により排出トレー9上に排出される。原稿トレー2bからこの排出トレー9に至る間、原稿はUターン状に搬送され、原稿トレー2bの直下の排出トレー9上に堆積されることになる。原稿が該プラテン7上を通過する際、このプラテン7の下部に待機された読取走査装置10により原稿上の画情報が逐次読み取られ、上記のようにデジタル信号として出力される。
【0017】
この読取走査装置10は、蛍光灯或いは冷陰極管からなる光源10aと、複数のミラー10b…と、集光レンズ10cと、CCD(電荷結合素子)10dとよりなり、これらがユニット化され、キャリッジ10e上に搭載されている。光源10aからの照射光は、プラテン7上の読取ポイントPを通過する原稿により反射され、その後4個のミラー10b…で反射を繰り返し、集光レンズ10cで集光され、CCD10dに入光する(1点鎖線の光路参照)。そして、前記CCD10dでは、原稿上に描かれた画情報が電気信号に変換され、デジタル信号として出力される。
【0018】
図例の読取走査装置10は、フラットベッドスキャナ(FBS)にも兼用するよう構成されている。即ち、図示を一部省略したが、図1における破断部分の右側にはFBS部11が連成されている。上記キャリッジ10eは、図例ではADF原稿の読取位置に静止された状態を示すが、FBS原稿の読取時には、FBS部11内に移動し、FBS部11内をプラテンガラス12の下面に沿って往復移動し、この往復移動の間、プラテンガラス12上に載置された原稿の画情報が、読取走査装置10によって上記同様に読み取られる。ADF1、原稿トレー2b及び排出トレー9は一体化されてプラテンカバーを構成し、紙面奥側をヒンジ部(不図示)として上下に開閉可能とされている。従って、FBS部11にて原稿読み取りを行う際は、このプラテンカバーを開け、露見したプラテンガラス12上に原稿を載置することによりなされる。
【0019】
上記分離ローラ4a、搬送ローラ6及び排出ローラ8は、1個のモータ(不図示)を駆動源とし、適宜ギヤ或いはベルト等の伝達手段(同)を介し駆動伝達がなされるよう構成されている。また、ピックアップローラ3は、分離ローラ4aの駆動系から駆動伝達されるよう構成されており、以下これについて詳細に説明する。図2は、ピックアップローラ3と分離ローラ4aとをユニット化した駆動機構を下から見上げた状態の斜視図、図3は同分解斜視図である。
【0020】
4dは、分離ローラ4aの駆動軸であり、前記モータの駆動力を得て軸回転する。該駆動軸4dには、後記する差動手段を介して該駆動軸4dと一体回転するプーリー4eが嵌装されている。また、駆動軸4dにはフリー回転可能に分離ローラ4aが嵌装されており、プーリー4e及び分離ローラ4aの細径筒部4e1、4a1には両者を共役するコイルスプリング4fが套嵌されている。このコイルスプリング4fは、スプリングクラッチ(ワンウェイクラッチ)として機能するものであり、駆動軸4dが正回転(図2の矢視A方向)する際は、この回転力が該コイルスプリング4fを巻き締めるように組み込まれる。従って、駆動軸4dが正回転し、プーリー4eが一体回転すると、コイルスプリング4fが巻き締まり、上記細径筒部4e1、4a1がコイルスプリング4fを介して互いに緊合する結果、プーリー4eの回転が分離ローラ4aに伝達され、分離ローラ4aが正回転(原稿を給送する方向)、即ちA方向に回転する。
【0021】
上記プーリー4eの回転は、ピックアップローラ3にも伝達される。即ち、上記駆動軸4dには、駆動軸4dを支点として上下に揺動可能なフレーム3aが取付けられており、このフレーム3aの先側に軸回転可能に支持された支軸3bに、ピックアップローラ3がフリー回転可能に嵌装されている。また、この支軸3bには、プーリー3cがフリー回転可能に嵌装されており、このプーリー3cと分離ローラ4a側のプーリー4eとにベルト3dが張設され、分離ローラ4a側のプーリー4eの回転がピックアップローラ3側のプーリー3cに伝達されるようになされている。
【0022】
このプーリー3cの回転は、ワンウェイクラッチ及び差動クラッチを介してピックアップローラ3に伝達される。即ち、支軸3bにはワンウェイクラッチ3f1が嵌装されており、このワンウェイクラッチ3f1とプーリー3cとの外周部には両者を共役してコイルスプリング3fが圧嵌めされている。このコイルスプリング3fは、プーリー3cの正回転方向、即ちA方向(原稿の繰出し方向)が巻き緩み方向となるような関係で組み込まれている。通常の、プーリー3cがA方向に回転することによるワンウェイクラッチ3f1への駆動伝達時には、コイルスプリング3fの巻き緩みを生じず、その巻締め力によって駆動伝達されるように設計されており、これにより、ピックアップローラ3に異常負荷(例えば、原稿を逆方向に引張り出す力)がかかったような場合に、コイルスプリング3fが緩み、プーリー3cの駆動伝達系等への衝撃を緩和し、その損耗を防止することができる。
【0023】
ワンウェイクラッチ3f1は、コイルスプリング3fを介して図2に示すA方向の回転力が作用した時には、支軸3bにロックされ、逆に反A方向の力が作用した時にはアンロックするよう機能するものである。このロックにより、プーリー3cのA方向への回転力が支軸3bに駆動伝達される。このようなワンウェイクラッチ3f1としては、上記した機能を奏するものであれば、既知のものが適宜選択採用される。
【0024】
上記ワンウェイクラッチ3f1に隣接して支軸3bに差動クラッチ部材3eが固設され、該差動クラッチ部材3eはスラスト方向に延びるクラッチ爪3e1を備え、また、ピックアップローラ3の端面にはスラスト方向のクラッチ爪3e2が突設され、両クラッチ爪3e1、3e2が噛み合った時に相互の回転伝達がなされる。この両クラッチ爪3e1、3e2による差動クラッチ手段の機能については後記する。
【0025】
上記フレーム3aは、トルクリミット手段を介し、駆動軸4dの正逆回転に連動して上下に揺動する。即ち、駆動軸4dにその軸心に直交するよう貫挿されたピン3gを介し、駆動軸4dに一体化された一方のカップリング部材3hと、フレーム3aの外面に弾接される他方のカップリング部材3iとの間に圧縮スプリング3j(トルクリミッタ)が圧縮状態で弾装されている。従って、駆動軸4dがA方向に正回転する時、両カップリング部材3h、3i間には圧縮スプリング3jの復元弾力によるフリクションが作用しているから、フレーム3aに対してB方向に揺動する力が作用する。フレーム3aがB方向に揺動する結果、図1に示すように原稿トレー2b上に堆積された原稿Dの最上層部にピックアップローラ3が当接する。
【0026】
ピックアップローラ3が原稿Dの最上層部に当接した後も駆動軸4dが正回転を継続すると、ピックアップローラ3の揺動は原稿Dの堆積層によって阻止されるが、駆動軸4dの回転は上記フリクション力に抗して継続される。従って、この駆動軸4dの回転は、ピックアップローラ3及び分離ローラ4aに伝達され、原稿トレー2b上の原稿Dが最上層部から繰出され、1枚ずつ分離されて搬送路5に向け給送される。この繰出し、給送により原稿トレー2b上の原稿Dの堆積層厚が小さくなって行くが、フレーム3aに対しては、駆動軸4dがA方向に回転している間、常にB方向への力が作用しているから、ピックアップローラ3は原稿Dの最上層部に常に押圧付勢され、原稿Dの繰出しが滞りなくなされる。
【0027】
そして、原稿Dの繰出し、給送が完了し、駆動軸4dが一旦停止し、その後反A方向に逆回転すると、圧縮スプリング3jのフリクション作用により、フレーム3aには反B方向の力が作用してその先側が持ち上がり、その後の駆動軸4dの停止によりピックアップローラ3は原稿トレー2b上方の待機位置に保持される。尚、図例では、フレーム3aとカップリング部材3iとの間に、フエルトリング3kが介装されている。このフエルトリング3kは、圧縮スプリング3jのフリクション作用に伴う駆動軸4aとフレーム3aとの一体化を維持すると共に、ピックアップローラ3が原稿の堆積層上に当接してその揺動が阻止された後の、駆動軸4aの回転に伴うカップリング部材3iとフレーム3aとの接触摩擦抵抗を緩和するよう機能する。
【0028】
上記ピックアップローラ3により繰出され、分離ローラ4aにより1枚ずつ分離された原稿Dは、搬送ローラ6に至り、この搬送ローラ6によりレジストされ、読取ポイントPに向け搬送される。搬送ローラ6による搬送周速度は、ピックアップローラ3及び分離ローラ4aの周速度よりやや大とされているが、これは連続供給される原稿の各ページ間隔を確保する為である。従って、原稿搬送路5の長さの関係で、先端が搬送ローラ6に差し掛かった時には、原稿Dの後半部分は、分離ローラ4a及びピックアップローラ3に拘束されているから、その周速度差により原稿Dに搬送負荷(引張り力)が掛かることになる。この原稿Dの引張り力は、分離ローラ4a及びピックアップローラ3に対してスプリングクラッチとしてのコイルスプリング4f及びワンウェイクラッチ3f1をアンロックする(駆動軸4d及び支軸3bとの分離)方向に作用する。従って、分離ローラ4a及びピックアップローラ3はそれぞれの駆動伝達系から遮断され、駆動軸4d及び支軸3bに対して相対的に空回転して上記搬送負荷が軽減される。
【0029】
上記のように、駆動軸4dが正回転している間、ピックアップローラ3は常に原稿Dの最上層部に押圧され、また、プーリー4eからプーリー3cへの駆動伝達系も常に作動している。従って、先行原稿の後端がピックアップローラ3から外れ、上記引張力がピックアップローラ3に作用しなくなると、プーリー3cからピックアップローラ3への駆動伝達が再開し、次原稿の繰出しがなされる。この場合、上記引張力の作用がなくなった後、直ちに次原稿の繰出しがなされると、先行原稿の後端と次原稿の先端が同時に分離ローラ4aに導入されることになるが、次原稿の先端は分離ローラ4aと分離パッド4bとの分離作用によりその進入が阻止される。その為、次原稿の先側部分が分離ローラ4aとピックアップローラ3との間で湾曲し、そのまま次原稿の給送がなされると原稿ジャムが発生することになる。
【0030】
上記のような原稿ジャムの発生を未然に防止するため、図例の機構では、ワンウェイクラッチ3f1とピックアップローラ3との間に差動クラッチ手段を介在させている。この差動クラッチ手段は、上記差動クラッチ部材3eに設けられた爪3e1と、ピックアップローラ3の端部に設けられた爪3e2とよりなる。即ち、ピックアップローラ3が原稿Dにより引っ張られた状態でA方向に空回転している間は、その引張力による周速度が駆動伝達系による周速度より大であるから、ピックアップローラ3側の爪3e2が差動クラッチ部材3e側の爪3e1に対して同回転方向Aの後側より当接した状態にあるが、原稿Dの後端がピックアップローラ3から外れると、上記引張作用が解除され、ピックアップローラ3の空回転が停止する。
【0031】
そして、その後も差動クラッチ部材3eのA方向への回転が継続されるから、差動クラッチ部材3e側の爪3e1が略1回転して、ピックアップローラ3側の爪3e2に対して同回転方向Aの後側より当接する。この当接により、差動クラッチ部材3eからピックアップローラ3への駆動伝達関係が確立し、ピックアップローラ3のA方向への回転が開始する。従って、原稿Dの後端がピックアップローラ3から外れてから、この駆動伝達関係が確立するまでの間は、ピックアップローラ3が停止しているから、先行原稿の後端部がピックアップローラ3から外れ分離ローラ4aを抜け出るまでの間、ピックアップローラ3が停止して次原稿の繰出し動作をしないことになり、先行原稿の後端部と次原稿の先端部とが同時に給送されることがなく、上記のような原稿ジャムが発生することがない。
【0032】
次に、原稿搬送路5の構造について詳細に説明する。図4はインナーガイド部を含む機構部の斜視図、図5は原稿搬送路の要部の概略説明図である。図1において、原稿搬送路5は、小間隙を隔て配置された湾曲インナーガイド部13及び湾曲アウターガイド部14により形成され、湾曲アウターガイド部14は、幅方向に配置され搬送方向に延びる多数のリブを含み成型された樹脂の成型体からなり、ジャムアクセスカバー15の内面に形成されている。このジャムアクセスカバー15の内側には、更に前記分離ローラ4a、ピックアップローラ3、フレーム3aを含むこれらの駆動伝達系及びプレッシャーローラ6aが取り付けられており、これらが一括して後記するサイドフレーム16の一端に設けられたヒンジピン16aを支点としてC方向に開閉可能とされている。従って、ジャムアクセスカバー15を開ければ、原稿搬送路5が開放されると共に、分離ローラ4aや搬送ローラ6の原稿ニップ関係が解除され、この部分にジャムした原稿を取り出すことができる。
【0033】
また、インナーガイド部13は、図4に示すようにサイドフレーム16に形成されており、該サイドフレーム16は、板金或いは合成樹脂の一体成型品からなり、ビス等によりADF1の機体に取付けられている。従って、ジャムアクセスカバー15及びサイドフレーム16が図1のように閉止された状態では、インナーガイド部13及びアウターガイド部14が小間隙を隔て配置され、両者によって原稿搬送路5が形成されることになる。サイドフレーム16には、前記分離パッド4b及び圧縮スプリング4cのユニット体、搬送ローラ6及び排出ローラ8が装備されている。
【0034】
また、サイドフレーム16の一側部には、駆動源としての1個のモータ(不図示)と、このモータより分離ローラ4a、搬送ローラ6及び排出ローラ8に駆動伝達するためのギヤ或いはベルト等からなる駆動伝達系(不図示)とを一括して装備したモータブラケット17が付設されている。尚、図4においては、分離ローラ4a、ピックアップローラ3及びその関連機構部が描かれているが、これはジャムアクセスカバー15が閉止された状態での位置関係を示すべく抽出して描いたものであり、これら分離ローラ4a、ピックアップローラ3及びその関連機構部がジャムアクセスカバー15側に設けられていることに変わりはない。因みに、図1及び図4のようにジャムアクセスカバー15が閉止された時には、分離ローラ4aの駆動軸4dの一端に固設されたギヤ4d1が、上記モータブラケット17内の駆動伝達系に対して上から噛合して、駆動軸4dへの駆動伝達がなされる。
【0035】
インナーガイド部13は樹脂の成型体からなり、原稿トレー2bからの原稿を、Uターン状にガイドし、読取ポイントPを経て排出トレー9上に排出させるべく湾曲状に形成され、その表面には、搬送方向に沿ったリブ13aが多数幅方向に隔設されている。そして、上記Uターン状に湾曲する原稿搬送路5における折り返し部付近の幅方向中央部には、上記複数のリブ13aを横断するように幅方向に延びる帯状小隆起部13bが形成されている。また、このインナーガイド部13の始端部における中央部には、分離ローラ4aと略同幅の湾曲隆起部13cが形成されている。
【0036】
更に、帯状小隆起部13bの形成位置から下流側で、搬送原稿がUターンして読取ポイントPに向かおうとする位置に、搬送ローラ6が配設されている。この搬送ローラ6は、図例ではその駆動軸6bに3個の単位ローラ6cが軸方向に隔設されたものが示されているが、これに限らず、幅方向に亘る1個の長尺ローラからなるもの、2個或いは4個以上の単位ローラからなるもの、等も除外されるものではない。
【0037】
図5は原稿搬送路5での原稿の搬送状態を示す概略的縦断面図であり、図6は同原稿搬送路5を平面的に展開した説明図である。図5において、ピックアップローラ3の矢視方向への回転により、原稿載置部2に堆積された原稿束の最上層部の原稿Dが繰出され、この繰出された原稿Dは、矢視方向に回転する分離ローラ4aと分離パッド4bとの作用により、1枚ずつ分離されて原稿搬送路5に給送される。原稿の先端部が、搬送ローラ6とプレッシャーローラ6aとによりニップされると、搬送ローラ6の周速が、分離ローラ4a及びピックアップローラ3の周速より大とされているから、搬送ローラ6及び分離ローラ4a間で原稿Dに搬送負荷が加わる。また、前記の通り、分離ローラ4a及びピックアップローラ3とそれぞれの駆動軸4d、支軸3bとの間にワンウェイクラッチ4f、3f1が介在されているから(図2及び3参照)、この搬送負荷が掛かった時には、分離ローラ4a及びピックアップローラ3は、各駆動軸4d、3bに対して相対的に空回転することになる。
【0038】
上記搬送負荷は、図6に示すように、搬送ローラ6を構成する単位ローラ6cの幅方向両側に位置する単位ローラ6cの外端部と分離ローラ4a両端部とを結ぶ線分Lで囲まれる領域に発生する。しかも、その負荷は、リブ13aの形成方向と交差するような斜め方向に指向されるから、帯状小隆起部13bが存在しない場合には、これらが相俟って搬送中の原稿Dに皺を発生させることになる。而して、分離ローラ4aと搬送ローラ6との間、特に引張り応力が集中し易いUターン部の折り返し部に、帯状小隆起部13bが形成されているから、搬送中の原稿Dがこの帯状小隆起部13bに強く摺接し、この摺接に伴うしごき作用により搬送負荷が幅方向に分散され、均一に作用される。この搬送負荷の分散、均一化により皺が発生することなく、原稿Dは読取ポイントPを経て、排出トレー9に順次排出されて行く。従って、読取ポイントPでは原稿画像が正確に読み取られ、またしわが原因のジャムを生じることなく、滞りない原稿の搬送が連続的になされる。
【0039】
上記のように、帯状小隆起部13bは、線分Lで囲まれた領域で発生する搬送負荷に作用するものであるから、その幅方向長さは、搬送ローラ6の全体幅(幅方向両側に位置する単位ローラ6c、6cの外端間の長さ)より小さく、且つ分離ローラ4aの長さより大とされ、図6に示すように、上記両線分L、L間に亘る長さであることが望ましい。また、帯状小隆起部13bの表面は、湾曲形状に沿った平滑面とされ、且つ上記リブ13aの頂部よりわずかに嵩高(約0.5mm)とされている。このような、長さ及び高さの適宜設定により、上記しごき作用による搬送負荷の分散、均一化が効果的になされる。
【0040】
インナーガイド部13には、上記のように分離ローラ4aに続いて湾曲隆起部13cが形成されており、この湾曲隆起部13cの機能について以下に述べる。即ち、本実施形態におけるピックアップローラ3は、前述した通り、原稿載置部2上の原稿Dが全て繰出し給送される間は、堆積原稿の最上層部に常時押当されている。また、原稿Dは原稿搬送路5によりUターン状にガイドされ、搬送ローラ6に差し掛かると、分離ローラ4a及びピックアップローラ3との周速差により原稿Dに引張力が作用する。この時、原稿Dの後半部分はピックアップローラ3により拘束されている状態であるから、Uターン部の折り返し部を過ぎた位置に配置された搬送ローラ6との位置関係によって、この引張力が、圧縮スプリング4cにより上向き付勢された分離パッド4bに対して、圧縮スプリング4cに抗した下向きの力として作用する。
【0041】
上記のように、分離パッド4bに対し、搬送中の原稿Dにより圧縮スプリング4cに抗した下向きの力が作用すると、分離パッド4bが押し下げられ、分離ローラ4aとの間に隙間が生じ、原稿の分離機能が低下する。特に、原稿載置部2上の原稿Dが少なくなるに従い、この下向作用力が大きくなる傾向となる。このような問題は、ピックアップローラ3が、原稿の繰出し給送中、常時堆積原稿上に押当していること、及び原稿をUターンして搬送することにより生じる特有の問題である。
【0042】
そこで、本実施形態においては、インナーガイド部13の表面に、分離ローラ4aと略同幅で嵩上げするようにして湾曲隆起部13cを形成し、分離ローラ4a及び分離パッド4b間から導出される原稿Dの給送方向を湾曲隆起部13cにより上向きに規制するようにしている。従って、原稿Dに掛かる上記引張力は、分離ローラ4a部分では上向きに作用して、分離パッド4bを押し下げるようには作用しないことになる。よって、図例のようなADF1における特有の問題点も、このような簡単な構造で解消できる。
【0043】
図1において、18は用紙先端揃え用シャッタであり、待機状態の時には、原稿載置部2上に突出し、原稿トレー2b上にセットされる原稿Dの先端を揃えることが可能とされている。このシャッタ18は、搬送ローラ6の回転に連動して上下揺動するリンク機構19に設けられており、このリンク機構19の上下揺動により原稿載置部2上に出没するよう構成されている。即ち、リンク機構19の先側には扇形部材20が連成されており、一方、搬送ローラ6の駆動軸6bには摩擦プーリー21が固設されており、該摩擦プーリー21の周体に扇形部材20の円弧面が摩擦接触するような関係に設定されている。
【0044】
これにより、搬送ローラ6の正回転(原稿搬送方向)時には、該摩擦プーリー21の周体と扇形部材20の円弧面との摩擦接触に伴う扇形部材20の回転に連動して、リンク機構19が下方向に揺動し、シャッタ18が原稿載置部2の下部に退避する。また、搬送ローラ6が逆回転する時は、リンク機構19が上方向に揺動し、シャッタ18が原稿載置部2上に突出する。このように、搬送ローラ6に機械的に連動させて、シャッタ18を原稿載置部2上に出没させるようにしているから、ソレノイド等の高価な電気部品を用いることなく簡易に構成することができる。
【0045】
尚、図1においては、搬送ローラ6は、上記摩擦プーリー21の背後に隠れた状態で示されている。また、摩擦プーリー21と扇形部材20との摩擦接触による連動機構に代え、ギヤの噛み合いによる機構を採用することも可能である。更に、上記実施形態ではADFにおける例を述べたが、これに限らず各種画像形成装置における記録紙の給紙装置にも、本発明が適用され得ることは言うまでもない。
【0046】
【発明の効果】
本発明の給紙装置においては、湾曲インナーガイドの途中に幅方向に延びる帯状小隆起部が形成されているから、搬送ローラによる搬送負荷が掛かった搬送用紙は、この帯状小隆起部によりしごかれるようになり、搬送負荷が緩和されると共に幅方向に分散する。これにより、搬送負荷のアンバランスに起因する皺の発生が抑制される。しかも、小隆起部の長さは、分離ローラの幅より大きく、且つ搬送ローラの全体幅より小さくされているから、小隆起部での用紙の接触抵抗を左程増大させることなく上記搬送負荷の幅方向への分散が好適になされる。
【0047】
また、請求項2の発明のように、上記帯状小隆起部が、Uターンする湾曲用紙搬送路の折り返し部付近に形成されている場合は、この折り返し部分は、搬送ローラの引張り力により、用紙が最も強くインナーガイド部に摺接する部分であるから、この部分に形成された帯状小隆起部により搬送用紙のしごきが効率的になされ、搬送負荷の幅方向への分散が極めて好適になされる。
【0048】
更に、請求項3の発明のように、上記帯状小隆起部が、湾曲インナーガイド部の表面に形成された多数のリブの内の、中央部の複数のリブを横断し且つその表面がリブの頂部よりやや嵩高になるよう形成されている場合は、搬送される用紙の接触抵抗が緩和される一方、上記搬送負荷が集中する中央部では、帯状小隆起部によるしごき作用によって搬送負荷が緩和分散され、皺の発生が抑制される。以上のように、本発明はUターンして用紙を搬送させる給紙装置における構造上の特性を利用してその問題点を解消するものであり、ピンチローラ等の部品を新たに付加することなく実現できるので、装置の大型化を伴わず、その実用価値は大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ADFと走査装置の要部を示す縦断面図である。
【図2】 ピックアップローラと分離ローラとをユニット化した駆動機構を下から見上げた状態の斜視図である。
【図3】 同分解斜視図である。
【図4】 インナーガイド部を含む機構部の斜視図である。
【図5】 原稿搬送路での原稿の搬送状態を示す概略的縦断面図である。
【図6】 同原稿搬送路を平面的に展開した説明図である。
【符号の説明】
1 ADF(給紙装置)、
2 原稿載置部(用紙載置部)、
4a 分離ローラ、
5 原稿(用紙)搬送路、
6 搬送ローラ、
13 インナーガイド部、
13a リブ、
13b 帯状小隆起部、
14 アウターガイド部。

Claims (2)

  1. 用紙載置部上から繰出された用紙を1枚ずつ分離して給送する分離ローラと、この分離ローラからの用紙をUターン状にガイドする湾曲した用紙搬送路と、
    分離ローラの下流側で該用紙搬送路の途中に配設された搬送ローラとを備えた給紙装置であって、
    上記湾曲した用紙搬送路は、小間隔を隔て配置された湾曲インナーガイド部及び湾曲アウターガイド部により形成され、
    上記分離ローラと搬送ローラとの間における上記インナーガイド部のUターンする折り返し部付近の幅方向中央部表面には、幅方向に延びる帯状小隆起部が形成され、さらに、このインナーガイド部の始端部の中央には、前記分離ローラと略同幅の湾曲隆起部が嵩上げするようにして形成されており、該小隆起部の長さは、分離ローラの幅より大きく、且つ搬送ローラの全体幅より小さくされていることを特徴とする給紙装置。
  2. 上記湾曲インナーガイド部の表面には、搬送方向に延びるリブが幅方向に多数隔設され、上記帯状小隆起部は、これらリブの内の中央部の複数のリブを横断し、且つその表面がリブの頂部よりやや嵩高になるよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
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