JP3873852B2 - 温水供給装置およびこれを用いた飲料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばカップ式自動販売機や飲料ディスペンサなどの飲料供給装置に適用される温水供給装置、およびこれを用いた飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、カップ式自動販売機に適用される温水供給装置は、自動販売機の外部から供給された水道水を貯留するとともに、販売時に、所定量の温水を、所定のホースを介して飲料調理部やカップに供給する温水タンクと、この温水タンクに貯留された水(以下、単に「貯留水」という)を加熱する電気ヒータとを備えている。温水タンクには、通常、フロートおよびその昇降によってON/OFFされるフロートスイッチを有する水量調整機構が設けられており、貯留水の量が所定範囲内に保たれるようになっている。また、温水タンクには、貯留水の温度を検出する温度センサが設けられており、その検出結果に応じ、電気ヒータに通電することにより、貯留水の温度を飲料調理に適した所定範囲内(例えば95〜98℃)に保つようにしている。
【0003】
このような温水供給装置を備えたカップ式自動販売機では、温水タンクへの給水および貯留水の加熱が次のようにして行われる。すなわち、カップ飲料の販売時に、温水タンクから所定量の温水が飲料調理部やカップに供給され、貯留水が所定の下限水量を下回ると、水道水が温水タンクに供給される。そして、貯留水が所定の上限水量に到達したときに、温水タンクへの給水が停止する。また、この給水の際に、あるいは販売待機時に、貯留水の温度が所定の下限水温を下回ると、電気ヒータにより貯留水が加熱される。そして、貯留水の温度が所定の上限水温に到達したときに、貯留水の加熱が停止される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の温水供給装置では、温水タンク内に供給された水道水を電気ヒータで加熱するため、その貯留水を飲料調理に適した温度まで加熱することは十分可能である。しかし、電気ヒータによる加熱では、エネルギー損失が大きいため、加熱効率が低く、そのため、貯留水を適温まで加熱するために、大きな電力が必要となる。また、電気ヒータに代えて、一般に電気ヒータよりも加熱効率が高いヒートポンプを、温水供給の熱源として利用することが考えられる。しかし、ヒートポンプは一般に、運転当初の加熱効率が低いため、運転開始直後に高温の温水を供給することが困難である。
【0005】
また、飲料販売が連続して行われる場合に、その途中で貯留水が下限水量を下回り、温水タンクに低温の水道水が供給されると、貯留水が適温よりも低下することによって、ぬるい飲料を販売してしまうおそれがある。もちろん、貯留水が適温よりも低い場合には、温水タンクから送り出された温水を再加熱して供給したり、貯留水が適温になるまで販売を中止したりすることは可能である。しかし、温水タンクから送り出された温水を再加熱するためには、再加熱用の機器が必要となり、その分、装置全体としてコスト高になってしまう。また、販売を中止した場合には、その間、販売機会を損失してしまうという問題もある。
【0006】
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたものであり、温水を効率よく生成できるとともに、適温の温水を安定して供給することができる温水供給装置およびこれを用いた飲料供給装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る温水供給装置は、水を温め、この温められた温水を供給する温水供給装置であって、外部から水を取り込む取水手段と、温水を貯留するための第1温水タンクと、この第1温水タンクに温水流路を介して接続され、第1温水タンクから温水流路を介して搬送された温水を貯留するとともに、温水供給時に、所定量の温水を供給する第2温水タンクと、取水手段と第1温水タンクの間に設けられ、第2温水タンクに貯留された温水以外を熱源とする熱交換器を有し、取水手段により取り込まれた水を、熱交換器を通る際に、熱源との熱交換により所定の保温温度以上の温水に温めた後、第1温水タンクに供給する熱交換手段と、第2温水タンクに設けられ、第2温水タンク内の温水を、所定の保温温度よりも高い所定の供給温度に保持するように加熱するヒータと、第2温水タンク内の温水量が、所定の第2タンク下限温水量を下回っているか否かを判定する第2タンク下限温水量判定手段と、第2温水タンク内の温水量が所定の第2タンク下限温水量を下回ったと判定されたときに、第1温水タンク内の温水を第2温水タンクに搬送する温水搬送手段と、を備えていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、取水手段により外部から取り込まれた水が、熱交換手段の熱交換器を通る際に、第2温水タンクに貯留された温水以外の熱源と熱交換されることにより、所定の保温温度以上の温水となり、その後、この温水が第1温水タンクに貯留される。そして、この第1温水タンク内の温水が、温水流路を介して搬送され、第2温水タンクに貯留される。この第2温水タンク内の温水は、ヒータで加熱されることにより、上記保温温度よりも高く、温水供給に適した所定の供給温度に保持される。そして、温水供給時に、第2温水タンクから所定量の温水が供給される。このように、第2温水タンク内の温水をヒータで加熱する前に、一般にヒータよりもエネルギー効率の高い熱交換器による熱交換によって、水を予備加熱するので、外部から取り込んだ水をヒータあるいはヒートポンプのみで供給温度まで加熱する従来の温水供給装置に比べて、水の温度を効率よく高め、温水を効率よく生成することができる。
【0009】
また、第2温水タンクから温水が供給されるのに伴い、第2温水タンク内の温水量が次第に減少し、第2タンク下限温水量を下回ったことが、第2タンク下限温水量判定手段で判定されると、温水搬送手段により、第1温水タンク内の温水が第2温水タンクに搬送される。つまり、保温温度以上の温水が第2温水タンクに供給される。これにより、第2温水タンク内には、ほぼ常時、第2タンク下限温水量以上の温水が貯留されることに加えて、第1温水タンクからの温水供給時に温水が一時的に供給温度よりも低下することがあっても、ヒータで供給温度まで迅速に加熱することが可能であり、したがって、この第2温水タンクから、適温の温水を安定して供給することができる。
【0010】
本発明の請求項2に係る発明は、請求項1の温水供給装置において、第1温水タンクと熱交換器の間を、第1温水タンク内の温水が循環可能な状態で接続する循環温水流路と、第1温水タンク内の温水の温度が、所定の保温温度を下回っているか否かを判定する第1タンク温水温度判定手段と、第1温水タンク内の温水の温度が所定の保温温度を下回ったと判定されたときに、第1温水タンク内の温水の温度を上昇させるために、温水を、第1温水タンクと熱交換器との間で循環温水流路を介して循環させる温水循環手段と、をさらに備えていることを特徴とする。
【0011】
この構成によれば、第1温水タンク内の温水の温度が保温温度を下回ったことが、第1タンク温水温度判定手段によって判定されると、温水循環手段により、第1温水タンク内の温水が熱交換器との間で循環温水流路を介して循環される。つまり、熱交換手段の熱交換により温められ、第1温水タンクに貯留された温水は、その温度が低下したときに、熱交換器に循環されることにより、熱交換手段で再度温められ、これにより、第1温水タンク内の温水の温度が上昇し、所定の保温温度に回復する。このように、第1温水タンク内の温水を再加熱するので、第1タンク内の温水の温度を、ほぼ常時、保温温度以上に保つことができる。しかも、その再加熱は、外部から取り込んだ水を最初に熱交換によって温めるのと同じ熱交換手段を利用して行うので、再加熱専用の機器などは不要であり、第1温水タンク内の温水の再加熱を低コストで実現することができる。
【0012】
本発明の請求項3に係る発明は、請求項1または2の温水供給装置において、第2温水タンクは、第1温水タンクよりも高い位置に配置されていることを特徴とする。
【0013】
この構成によれば、第2温水タンクが第1温水タンクよりも高い位置に配置されているので、例えば待機時に、第1温水タンクから温水流路を介して温水が漏れても、その漏水は、第1温水タンクよりも上位の第2温水タンクには到達し得ず、すなわち、第2温水タンクに流入することはない。したがって、第2温水タンクが満杯であっても、第1温水タンクからの漏水が第2温水タンクに流入することがないので、第2温水タンク内の温水が溢れてしまうのを確実に防止することができる。そのため、第1温水タンクから第2温水タンクへの温水の搬送では、第2温水タンクに収容可能な限りの多くの温水を搬送でき、これにより、温水の搬送直後には、第2温水タンクを満杯にすることができる。
【0014】
本発明の請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれかの温水供給装置において、熱交換手段は、ヒートポンプで構成され、ヒートポンプの冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする。
【0015】
この構成によれば、熱交換手段を構成するヒートポンプの冷媒が、二酸化炭素であるので、地球環境に優しい熱交換手段を構成することができる。これは次のような理由からである。すなわち、冷媒としての二酸化炭素は、従来冷媒として使用されているフロンと異なり、オゾン層破壊係数がゼロの自然冷媒であり、しかもその中でも可燃性および毒性が全く無い安全なものである。したがって、二酸化炭素を冷媒とするヒートポンプを、熱交換手段として採用することにより、地球環境に極めて優しい温水供給装置を実現することができる。
【0016】
本発明の請求項5に係る発明は、請求項1ないし4のいずれかの温水供給装置において、第1温水タンク内の温水量が、所定の第1タンク上限温水量に到達しているか否かを判定する第1タンク上限温水量判定手段と、第1温水タンク内の温水量が、所定の第1タンク下限温水量を下回っているか否かを判定する第1タンク下限温水量判定手段と、をさらに備え、取水手段は、第1タンク下限温水量判定手段により、第1温水タンク内の温水量が所定の第1タンク下限温水量を下回ったと判定されたときに、取水を開始し、第1タンク上限温水量判定手段により、第1温水タンク内の温水量が所定の第1タンク上限温水量に到達したと判定されたときに、取水を停止することを特徴とする。
【0017】
この構成によれば、第1温水タンク内の温水量が第1タンク下限温水量を下回ると、取水手段による取水が開始され、熱交換器を介して、第1温水タンクに温水が補給される。そして、第1温水タンク内の温水量が第1タンク上限温水量に到達すると、取水手段による取水が停止する。したがって、第1タンク上限温水量および第1タンク下限温水量を適切に設定することにより、第1温水タンク内の温水量を適量に保つことができる。また、第1タンク上限温水量と第1タンク下限温水量との差を大きく設定することにより、1回の補給による補給量を多くすることができる。そうすることにより、取水の開始当初、熱交換が不十分であるために、取水された水を十分に温めることができない場合であっても、取水開始から時間が経過するのに伴って、次第に十分な熱交換がなされ、その結果、第1温水タンクに、高温の温水を確実に補給することができる。
【0018】
本発明の請求項6に係る発明は、請求項5の温水供給装置において、第1タンク下限温水量判定手段は、温水搬送手段の作動時間を積算する作動時間積算手段を有し、この作動時間積算手段によって積算された作動時間の積算値が所定の基準時間を上回ったときに、第1温水タンク内の温水量が所定の第1タンク下限温水量を下回ったと判定することを特徴とする。
【0019】
この構成によれば、作動時間積算手段で温水搬送手段の作動時間を積算し、その演算結果の積算値が所定の基準時間を上回ったときに、第1温水タンク内の温水量が第1タンク下限温水量を下回ったと判定する。つまり、温水搬送手段の積算作動時間は、第1温水タンクから第2温水タンクへの温水の搬送量、すなわち第1温水タンク内の温水量の減少量と比例関係にあるため、積算値を基準時間と比較することによって、第1温水タンク内の温水量が第1タンク下限温水量を下回ったか否かを、間接的に判定することができる。したがって、第1温水タンク内の温水量が第1タンク下限温水量を下回ったか否かを直接検出する格別の機器(例えば水位センサなど)を用いることなく、上記判定を行うことができ、その結果、装置全体のコスト上昇を抑制することができる。
【0020】
本発明の請求項7に係る飲料供給装置は、飲料供給時に、請求項1ないし6のいずれかの温水供給装置により供給された温水を用いて調理された飲料を供給することを特徴とする。
【0021】
この構成によれば、上記構成の温水供給装置により、飲料調理に適した温度の温水が安定して供給され、そのような温水を用いて飲料を調理するので、品質良好の飲料を安定して供給することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態による温水供給装置を模式的に示しており、図2はその制御ブロック図である。この温水供給装置は、飲料供給装置としてのカップ式自動販売機に適用されたものであり、外部から取り込んだ水(例えば水道水)を温め、所定量の温水を、販売時などの温水供給時に、飲料調理部としてのミキシングボウル、あるいはカップステージにセットされたカップに供給するものである。
【0023】
図1および図2に示すように、温水供給装置1は、外部からの水を、熱交換により温めるヒートポンプ2(熱交換手段、熱源)と、このヒートポンプ2で温められた温水を貯留する保温用温水タンク3(第1温水タンク)と、この保温用温水タンク3から搬送された温水を貯留するとともに、販売時に所定量の温水をミキシングボウル4に供給する販売用温水タンク5(第2温水タンク)と、上記ヒートポンプ2を含め、温水供給装置1の後述する各種機器を制御する制御装置6とを備えている。なお、以下の説明では、保温用温水タンク3および販売用温水タンク5をそれぞれ単に、「保温タンク3」および「販売タンク5」と称呼する。
【0024】
ヒートポンプ2は、二酸化炭素(CO2)を冷媒とする蒸気圧縮式のものであり、図3に示すように、コンプレッサ11、凝縮器12(熱交換器)、膨張弁13および蒸発器14が、冷媒管15を介して順に接続されることにより、冷媒回路が構成されている。このヒートポンプ2のコンプレッサ11は、CO2冷媒を高温高圧の状態に圧縮するものであり、従来のエアコンや冷蔵庫などに用いられる一般的なコンプレッサに比べて、高い作動圧力(例えば9MPa)が得られるように構成されている。
【0025】
凝縮器12は、コンプレッサ11からの高温高圧のCO2冷媒を冷却することによって、CO2冷媒を液化するものである。この凝縮器12には、後述する取水パイプ21が通っており、凝縮器12でCO2冷媒を冷却する際の放熱作用により、取水パイプ21を流れる水が温められる。また、膨張弁13は、凝縮器12からのCO2冷媒を膨張させることで、その温度および圧力を低下させるものである。さらに、蒸発器14は、膨張弁13からの低温低圧のCO2冷媒を気化するものであり、ファン14aを利用して、外気からの吸熱を行うものである。
【0026】
ここで、ヒートポンプ2による熱交換について簡単に説明する。まず、CO2冷媒は、蒸発器14において外気からの吸熱により気化した後、コンプレッサ11で圧縮されることにより、高温高圧の状態となる。そして、この高温高圧のCO2冷媒が凝縮器12を通り、その際の放熱作用によって、取水パイプ21を流れる水との熱交換が行われる。つまり、取水パイプ21内を流れる水は、凝縮器12を通過する際に、高温のCO2冷媒との熱交換により、所定温度(例えば90℃)に温められる。その後、凝縮器12で液化されたCO2冷媒は、膨張弁13を介して、低温低圧化され、蒸発器14に再度流入する。このように、CO2冷媒を用いたヒートポンプサイクルにより、凝縮器12を介して、取水パイプ21内を流れる水が高温に温められる。
【0027】
なお、本実施形態では省略するが、上記蒸発器14の吸熱による冷却作用を利用して、冷水や氷を作ることも可能である。この場合には、温水に加えて、冷水および氷の生成に、上記コンプレッサ11を共用することができ、そうすることにより、自動販売機の製造コストの上昇を抑制することができるとともに、エネルギー効率の高い自動販売機を得ることができる。
【0028】
図1に示すように、保温タンク3は、外部からの水が取水パイプ21(温水流路、循環温水流路)を介して供給されるようになっており、所定の容積(例えば10リットル)を有している。この取水パイプ21の上流側には、上記制御装置6で開閉制御される取水バルブ22(取水手段)が設けられており、この取水バルブ22の開閉に応じて、保温タンク3への給水およびその停止が行われる。上述したように、取水パイプ21は、ヒートポンプ2の凝縮器12内を通っており、これにより、取水パイプ21を流れる水が温められ、その温水が保温タンク3に貯留される。
【0029】
また、保温タンク3には、フロート23と、上下2つのフロートスイッチ、すなわち上限フロートスイッチ24a(第1タンク上限温水量判定手段)および下限フロートスイッチ24b(第1タンク下限温水量判定手段)とを有する温水量調整機構25が設けられており、保温タンク3内の温水量が所定範囲内に保たれるようになっている。フロート23は、保温タンク3内の温水に常時浮いており、その温水量に応じたフロート23の昇降により、両フロートスイッチ24a、24bがそれぞれON/OFFされ、これにより、保温タンク3への温水の供給およびその停止が行われる。
【0030】
具体的には、保温タンク3内の温水量が所定の下限温水量(第1タンク下限温水量、図1の保温タンク3内の2点鎖線の水位参照)を下回り、そのことが、下限フロートスイッチ24bがONされることによって判定されると、取水バルブ22が開弁されるとともに、ヒートポンプ2の作動による凝縮器12での熱交換が行われる。これにより、外部からの水は、温められながら保温タンク3に供給される。そして、保温タンク3内の温水量が増加し、所定の上限温水量(第1タンク上限温水量、図1の保温タンク3内の実線の水位参照)に到達したことが、上限フロートスイッチ24aがONされることによって判定されると、取水バルブ22が閉弁される。これにより、保温タンク3への温水の供給が停止する。なお、両フロートスイッチ24a、24bがそれぞれ、ONからOFFに切り替わっても、保温タンク3への温水の供給およびその停止に、何ら影響を及ぼすものではない。
【0031】
さらに、保温タンク3には、貯留した温水の温度を検出する温度センサ26(第1タンク温水温度判定手段)が設けられるとともに、保温タンク3内の温水温度が低下したときに、その温水をヒートポンプ2の凝縮器12に導くための循環パイプ27(循環温水流路)が接続されている。この循環パイプ27は、一端部が保温タンク3の底部に接続され、他端部が取水パイプ21の取水バルブ22と凝縮器12との間に接続されている。また、循環パイプ27の途中には、上記制御装置6で開閉制御される温水循環バルブ28(温水循環手段)が設けられており、この温水循環バルブ28の開閉に応じて、保温タンク3から凝縮器12、そして保温タンク3への温水の循環が行われる。
【0032】
具体的には、温度センサ26で検出された保温タンク3内の温水温度が、所定の下限温度(保温温度、例えば60℃)を下回ったときに、温水循環バルブ28が開弁される。これにより、保温タンク3内の温水は、循環パイプ27および取水パイプ21を介して、ヒートポンプ2の凝縮器12との間で循環する。そして、この循環により、保温タンク3内の温水が凝縮器12で温められ、その温度が所定の上限温度(例えば90℃)になったことが、温度センサ26で検出されたときに、温水循環バルブ28が閉弁される。これにより、上記温水の循環が停止する。このように、保温タンク3内の温水を循環させながら再加熱することにより、その温水は、ほぼ常時、所定の上限温度と下限温度の間の高い温度(例えば60〜90℃)に保温される。なお、循環パイプ27および取水パイプ21による上記温水循環回路では、凝縮器12の加熱による温水の対流を利用することによって、温水循環バルブ28の開弁だけで、温水が循環するようになっている。
【0033】
なお、符号29は、オーバーフロー防止用パイプであり、保温タンク3内の温水量が上限温水量を越えた場合であっても、その越えた分の温水がオーバーフロー防止用パイプ29に導かれることによって、保温タンク3からの温水のオーバーフローが防止される。
【0034】
一方、販売タンク5は、保温タンク3よりも高い位置に配置されており、一端部が保温タンク3の底部に接続された搬送パイプ31(温水流路)を介して、保温タンク3内の温水が供給される。この搬送パイプ31の途中には、温水ポンプ32(温水搬送手段)が設けられており、この温水ポンプ32により、保温タンク3内の温水が所定の圧力で販売タンク5に送り出され、販売タンク5に貯留される。
【0035】
販売タンク5は、上記保温タンク3よりも少ない所定の容積(例えば2リットル)を有しており、販売時に、給湯バルブ33および給湯パイプ33aを介して、所定量の温水をミキシングボウル4に供給する。具体的には、給湯バルブ33が所定時間(例えば数秒)開弁し、これにより、販売タンク5から、飲料調理に要する1杯分の温水が給湯パイプ33aを介してミキシングボウル4に供給される。なお、ミキシングボウル4に供給された温水は、所定の原料(例えばコーヒー粉末など)とともに攪拌されることによって調理され、その調理された飲料は、飲料パイプ4aを介してカップCに供給される。
【0036】
また、この販売タンク5には、貯留した温水の温度を検出する温度センサ34、および販売タンク5内の温水を加熱する電気ヒータ35(ヒータ)が設けられている。これらの温度センサ34および電気ヒータ35により、販売タンク5内の温水が、飲料調理に適した所定範囲の供給温度(例えば95〜98℃)に保たれるようになっている。具体的には例えば、温水の温度が95℃を下回ったときに、電気ヒータ35に通電することで、温水を加熱し、その温度が98℃になったときに、電気ヒータ35への通電を停止する。これにより、販売タンク5内の温水は、ほぼ常時、95〜98℃に保たれる。
【0037】
さらに、販売タンク5には、上記保温タンク3の温水量調整機構25とほぼ同様のフロート36およびフロートスイッチ37(第2タンク下限温水量判定手段)を有する温水量調整機構38が設けられており、販売タンク5内の温水量が所定範囲内に保たれるようになっている。この温水量調整機構38では、販売タンク5内の温水量が所定の下限温水量(第2タンク下限温水量)を下回り、そのことが、フロートスイッチ37がOFFされることによって判定されると、温水ポンプ32が作動する。これにより、保温タンク3内の温水が搬送パイプ31を介して搬送され、販売タンク5に供給される。そして、販売タンク5内の温水量が増加し、所定の上限温水量に到達したことが、フロートスイッチ37がONされることによって判定されると、温水ポンプ32が停止する。これに伴い、保温タンク3から販売タンク5への温水の供給も停止する。
【0038】
次に、上記のように構成された温水供給装置1を備えたカップ式自動販売機において、▲1▼販売開始前における両温水タンク3、5への給水動作、▲2▼販売時における両温水タンク3、5への温水補給動作、および▲3▼販売待機時における保温タンク3内の温水再加熱動作を、以下に順に説明する。
【0039】
▲1▼販売開始前の給水動作
この給水動作は、上記カップ式自動販売機を新規に設置する場合など、いずれも空っぽの保温タンク3および販売タンク5に、最初に給水する場合の動作である。この給水動作ではまず、取水バルブ22が開弁されるとともに、ヒートポンプ2および温水ポンプ32が作動する。そうすると、取水バルブ22を介して、取水パイプ21に流入した水は、ヒートポンプ2の凝縮器12によって高温の温水となり、保温タンク3に徐々に貯留されてゆく。またこれと同時に、保温タンク3内に一旦貯留された高温の温水は、温水ポンプ32により、搬送パイプ31を介して搬送され、販売タンク5に徐々に貯留されてゆく。そして、販売タンク5内の温水量が、ほぼ満杯の上限温水量に到達すると、温水ポンプ32が停止し、これにより、販売タンク5への温水の供給が停止する。その後、保温タンク3内の温水量も、ほぼ満杯の上限温水量に到達すると、取水バルブ22が閉弁される。
【0040】
このように、保温タンク3および販売タンク5にはそれぞれ、高温(ほぼ90℃)の温水がほぼ満杯の状態で貯留される。また、販売タンク5に貯留された温水は、電気ヒータ35により、飲料調理に適した温度(例えば95〜98℃)まで加熱され、その温度に保たれる。
【0041】
▲2▼販売時の温水補給動作
この温水補給動作は、販売時に、販売タンク5から所定量の温水がミキシングボウル4に供給されたときに、保温タンク3から販売タンク5に温水を補給する場合の動作(販売タンクの温水補給動作)、およびこの補給の際に、保温タンク3内の温水量が所定の下限温水量を下回ったときに、外部からの給水により、保温タンク3に温水を補給する場合の動作(保温タンクの温水補給動作)である。
【0042】
販売タンク5の温水補給動作ではまず、ほぼ満杯の販売タンク5から、飲料調理に要する1杯分の温水が、給湯バルブ33および給湯パイプ33aを介してミキシングボウル4に供給され(給湯)、この温水供給により、販売タンク5内の温水量が下限温水量を下回ると、温水ポンプ32が作動し、保温タンク3から販売タンク5への温水補給が開始される。そして、販売タンク5内の温水量がほぼ満杯の上限温水量に到達すると、温水ポンプ32が停止し、販売タンク5への温水補給が終了する。このように、販売タンク5では、1杯分の温水供給後、高温の温水が直ちに補給され、したがって、販売タンク5内の温水を、ほぼ常時、満杯でかつ高温に保つことができる。
【0043】
一方、保温タンク3の温水補給動作では、前述のように、販売時の販売タンク5への温水補給により、保温タンク3内の温水量が下限温水量を下回ると、取水バルブ22が開弁されるとともに、ヒートポンプ2の作動による凝縮器12での熱交換が行われる。これにより、外部からの水が温められながら、保温タンク3に補給される。そして、保温タンク3内の温水量がほぼ満杯の上限温水量に到達すると、取水バルブ22が閉弁され、保温タンク3への温水補給が終了する。このように、保温タンク3では、上限温水量および下限温水量を適切に設定することにより、保温タンク3内の温水量を、上限および下限温水量間で適切に保つことができる。
【0044】
また、この保温タンク3の下限温水量については、上限温水量との差が大きくなるよう、少量に設定されており、これにより、保温タンク3への1回の補給による補給量が多くなっている。このため、取水の開始当初、熱交換が不十分であるために、外部から取水した水を十分に温めることができない場合であっても、取水開始から時間が経過するのに伴って、次第に十分な熱交換がなされ、その結果、保温タンク3に、高温の温水を確実に補給することができる。
【0045】
▲3▼販売待機時の温水再加熱動作
この温水再加熱動作は、販売待機時に、保温タンク3内の温水の温度が、所定の下限温度を下回ったときに、その温水を凝縮器12との間で循環させながら再加熱する場合の動作である。この温水再加熱動作ではまず、保温タンク3内の温水温度が、下限温度(例えば60℃)を下回ると、温水循環バルブ28が開弁される。そうすると、保温タンク3内の温水は、循環パイプ27および取水パイプ21を順に流れ、ヒートポンプ2の凝縮器12との間で循環する。そして、この循環により、保温タンク3内の温水が凝縮器12で温められ、その温度が上限温度(例えば90℃)まで上昇すると、温水循環バルブ28が閉弁され、温水の再加熱が終了する。
【0046】
このように、保温タンク3では、貯留した温水の温度が低下すると、ヒートポンプ2を利用して再加熱され、これにより、その温水を、ほぼ常時、高い温度(例えば60〜90℃)に保温することができる。
【0047】
以上詳述したように、本実施形態の温水供給装置1によれば、販売タンク5内の温水を電気ヒータ35で加熱する前に、一般に電気ヒータ35よりもエネルギー効率の高いヒートポンプ2による熱交換によって、外部からの給水を予備加熱するので、給水を電気ヒータあるいはヒートポンプのみで所定の供給温度まで加熱する従来の温水供給装置に比べて、給水の温度を効率よく高め、温水を効率よく生成することができる。また、販売タンク5内には、ほぼ常時、満杯の温水が貯留されることに加えて、保温タンク3からの温水補給時に温水が一時的に供給温度よりも低下することがあっても、電気ヒータ35で所定の供給温度まで迅速に加熱することが可能であり、したがって、この販売タンク5から、適温の温水を安定して供給することができる。
【0048】
また、保温タンク3内の温水の温度が低下したときに、その温水をヒートポンプ2の凝縮器12との間で循環させることによって、再加熱するので、保温タンク3内の温水を、ほぼ常時、所定の保温温度以上に保つことができる。しかも、その再加熱は、外部からの水を最初に温めたのと同じヒートポンプ2を利用して行うので、再加熱専用の機器などは不要であり、保温タンク3内の温水の再加熱を低コストで実現することができる。
【0049】
さらに、販売タンク5が保温タンク3よりも高い位置に配置されているので、例えば販売待機時に、保温タンク3から搬送パイプ31を介して温水が漏れても、その漏水が販売タンク5に流入することはない。したがって、販売待機時に、販売タンク5が満杯であっても、販売タンク5から温水が漏れるのを確実に防止することができる。さらにまた、販売待機時には、販売タンク5が、常時、満杯であるので、販売タンク5からの所定量ごとの連続給湯が可能であり、温水をより一層安定して供給することができる。また、二酸化炭素を冷媒とするヒートポンプ2を、給水の熱交換に採用しているので、地球環境に極めて優しい温水供給装置を実現することができる。
【0050】
また、本実施形態のカップ式自動販売機によれば、上記の温水供給装置1により、飲料調理に適した温度の温水が安定して供給され、そのような温水を用いて飲料を調理するので、品質良好の飲料を安定して供給することができる。
【0051】
なお、本発明は、説明した上記実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。例えば、実施形態では、温水供給装置1をカップ式自動販売機に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、飲料ディスペンサなどの飲料供給装置にも適用することができる。
【0052】
また、本実施形態では、保温タンク3内の温水量が下限温水量を下回ったか否かを判定するために、フロート23および下限フロートスイッチ24bを用いているが、これらに代えて、温水ポンプ32の作動時間を、作動時間積算手段としての制御装置6で積算し、その演算結果の積算値を所定の基準時間と比較することによって、上記判定を行うようにしてもよい。具体的には、積算値が基準時間を上回ったときに、保温タンク3内の温水量が下限温水量を下回ったと判定する。この場合には、保温タンク3内の温水量が下限温水量を下回ったか否かを直接判定する機器を用いることなく、上記判定を行うことができる。したがって、本実施形態の温水供給装置1では、上記下限フロートスイッチ24bを省略できるとともに、フロート23を全体にコンパクトに構成することができる。
【0053】
また、実施形態で示した温水供給装置の細部の構成などは、あくまで例示であり、本発明の趣旨の範囲内で適宜、変更することができる。
【0054】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の温水供給装置は、温水を効率よく生成できるとともに、適温の温水を安定して供給することができるなどの効果を有する。また、本発明の飲料供給装置は、上記温水供給装置によって供給された温水を用いて、飲料を調理するので、品質良好の飲料を安定して供給することができるなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による温水供給装置を模式的に示し、ヒートポンプの一部を省略した図である。
【図2】温水供給装置の制御ブロック図である。
【図3】ヒートポンプを模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 温水供給装置
2 ヒートポンプ(熱交換手段)
3 保温タンク(第1温水タンク)
5 販売タンク(第2温水タンク)
6 制御装置
12 凝縮器(熱交換器)
21 取水パイプ(温水流路、循環温水流路)
22 取水バルブ(取水手段)
23 保温タンクのフロート
24a 上限フロートスイッチ(第1タンク上限温水量判定手段)
24b 下限フロートスイッチ(第1タンク下限温水量判定手段)
25 保温タンクの温水量調整機構
26 保温タンクの温度センサ(第1タンク温水温度判定手段)
27 循環パイプ(循環温水流路)
28 温水循環バルブ(温水循環手段)
31 搬送パイプ(温水流路)
32 温水ポンプ(温水搬送手段)
34 販売タンクの温度センサ
35 電気ヒータ(ヒータ)
36 販売タンクのフロート
37 販売タンクのフロートスイッチ(第2タンク下限温水量判定手段)
38 販売タンクの温水量調整機構
C カップ

Claims (7)

  1. 水を温め、この温められた温水を供給する温水供給装置であって、
    外部から水を取り込む取水手段と、
    温水を貯留するための第1温水タンクと、
    この第1温水タンクに温水流路を介して接続され、当該第1温水タンクから当該温水流路を介して搬送された温水を貯留するとともに、温水供給時に、所定量の温水を供給する第2温水タンクと、
    前記取水手段と前記第1温水タンクの間に設けられ、前記第2温水タンクに貯留された温水以外を熱源とする熱交換器を有し、前記取水手段により取り込まれた水を、前記熱交換器を通る際に、前記熱源との熱交換により所定の保温温度以上の温水に温めた後、前記第1温水タンクに供給する熱交換手段と、
    前記第2温水タンクに設けられ、当該第2温水タンク内の温水を、前記所定の保温温度よりも高い所定の供給温度に保持するように加熱するヒータと、
    前記第2温水タンク内の温水量が、所定の第2タンク下限温水量を下回っているか否かを判定する第2タンク下限温水量判定手段と、
    前記第2温水タンク内の温水量が前記所定の第2タンク下限温水量を下回ったと判定されたときに、前記第1温水タンク内の温水を前記第2温水タンクに搬送する温水搬送手段と、
    を備えていることを特徴とする温水供給装置。
  2. 前記第1温水タンクと前記熱交換器の間を、当該第1温水タンク内の温水が循環可能な状態で接続する循環温水流路と、
    前記第1温水タンク内の温水の温度が、前記所定の保温温度を下回っているか否かを判定する第1タンク温水温度判定手段と、
    前記第1温水タンク内の温水の温度が前記所定の保温温度を下回ったと判定されたときに、当該第1温水タンク内の温水の温度を上昇させるために、当該温水を、前記第1温水タンクと前記熱交換器との間で前記循環温水流路を介して循環させる温水循環手段と、
    をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の温水供給装置。
  3. 前記第2温水タンクは、前記第1温水タンクよりも高い位置に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の温水供給装置。
  4. 前記熱交換手段は、ヒートポンプで構成され、当該ヒートポンプの冷媒が二酸化炭素であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の温水供給装置。
  5. 前記第1温水タンク内の温水量が、所定の第1タンク上限温水量に到達しているか否かを判定する第1タンク上限温水量判定手段と、
    当該第1温水タンク内の温水量が、所定の第1タンク下限温水量を下回っているか否かを判定する第1タンク下限温水量判定手段と、をさらに備え、
    前記取水手段は、前記第1タンク下限温水量判定手段により、前記第1温水タンク内の温水量が前記所定の第1タンク下限温水量を下回ったと判定されたときに、取水を開始し、前記第1タンク上限温水量判定手段により、前記第1温水タンク内の温水量が前記所定の第1タンク上限温水量に到達したと判定されたときに、前記取水を停止することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の温水供給装置。
  6. 前記第1タンク下限温水量判定手段は、
    前記温水搬送手段の作動時間を積算する作動時間積算手段を有し、
    この作動時間積算手段によって積算された前記作動時間の積算値が所定の基準時間を上回ったときに、前記第1温水タンク内の温水量が前記所定の第1タンク下限温水量を下回ったと判定することを特徴とする請求項5に記載の温水供給装置。
  7. 飲料供給時に、請求項1ないし6のいずれかの温水供給装置により供給された温水を用いて調理された飲料を供給することを特徴とする飲料供給装置。
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