JP3873837B2 - ハブシステム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハブシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、特開平11−261561号のようにハブの障害によって端末間のデータパケットの転送が不可状態になった場合、バックアップのハブによって代替ルートを提供するものであった。この方式は全く同じ2台のハブに同じMACアドレスを付与し、ハブ間で専用接続ケーブル無しにネットワークを使ってヘルスチェックを交換することを特徴としている。第1のハブと第2のハブは全く同じ構成の装置であり、それぞれの第1のポートは第1のセグメントへ、第2のポートは第2のセグメントへ、n番目のポートはn番目のセグメントへと、全く同じ接続形態になっている。第1のハブの二重化制御機能と第2のハブの二重化制御機能は互いにヘルスチェック機能によりどちらのハブが現用系として実施されているかを認識している。第1のハブと第2のハブはMACアドレスが同じ設定になっているため、両方ともに同じデータを受信できるが、送信できるのは現用系のハブだけである。例えば、第1のハブが現用系、第2のハブが待機系として動作しているときに第1のセグメントに接続された端末から、第2のセグメントに接続された端末への通信が発生したとする。第1の端末の送信データは第1のハブと第2のハブの両方が受け取れる。両方のハブは受信したMACフレームから宛先アドレスを決定し、第2の端末が接続されているポートへデータを送出するが実際にMACフレームが送出されるのは現用系である第1のハブである。現用系のハブが故障した場合に、第2のハブは二重化機能によって第1のハブの故障を認識し、待機系だった第2のハブが現用系として動作するため、端末間のデータ転送が継続される。このように、ハブの各ポートがそれぞれ別のセグメントへと接続される構成となっている為、同一セグメント内にある端末間でデータが送受信される場合、ハブは別ポートへデータを転送する必要が無い。データ転送ルートが二重化されているのは、あるセグメントから別のセグメントへのデータ転送が生じたときのセグメント間ルートのみである。よって、端末とハブのポートとが1対1で接続されることの多い10/100BASE−Tを使ったLANでは、現用系と待機系を担う2台のハブと1台の端末を繋ぐための信号分岐部がなく、周期的に送出されるリンクパルスの混信を考慮していない。
【0003】
また、特開2000−13430号のように予備系ハブからのデータの送信処理は行わないことが記載されている。つまり、送信データの送信について切替える点について考慮されているが、10/100BASE−Tを使った場合のリンクパルスについては考慮されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来技術文献では、端末とハブのポートとが1対1で接続される多重化については考慮されていない。
【0005】
本発明の目的は、ネットワークの障害回避のための二重化構成が可能なハブを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、多重化構成が可能なハブにおいて、待機系ハブの電気信号送出を止めるスイッチを具備したことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
図3に本発明の実施例を示す。この構成は、第1のハブ500,第1のハブの保守用ポート510,第1のハブの通信用ポート511〜51n,10/100BASE−Tケーブル521〜52n,第2のハブ600,第2のハブの保守用ポート610,第2のハブの通信用ポート611〜61n,10/100BASE−Tケーブル621〜62n,二重化ハブ間ケーブル700,信号分岐部801〜80n,10/100BASE−Tケーブル901〜90n,端末1001〜100nからなる。第1のハブ500と第2のハブ600はそれぞれの保守用ポートに接続された二重化ハブ間ケーブルを介して、健全性を監視するための相互監視を行い、自ハブが現用系か待機系かを認識する。ハブとは、MAC層でパケットの送信をコントロールするスイッチングハブと、全ノードへパケットを送信するリピータハブの両方をいう。
【0008】
図1は本発明の第1の実施形態を示す模式的ブロック構成図である。このハブは、中継処理部110,保守ポート用PHY120,通信ポート用PHY121〜12n,通信ポート用送信ゲート131〜13n,保守ポート用Trans140,通信ポート用Trans141〜14nを備えている。通信ポート用送信ゲート131〜13nはC−MOSスイッチのように、電気信号を通過/阻止する機能を有する。二重化制御部150は保守ポート用PHY120を介して相手ハブからのデータを送受信し、自ハブが現用系か待機系かを認識する。二重化制御部は自ハブが待機系のとき、通信用ポートの送信ゲート131〜13nを開きハブに接続された端末へとデータを送信する。
【0009】
図4は二重化制御部150が行う二重化制御処理を示すフローチャートである。ハブの電源を入れ、二重化制御部が起動する。二重化制御部は相手ハブの二重化制御部へping送信し応答を待つ。相手のハブも同様にping送信し、そのping送信に対して応答するには二重化制御装置が持つループコネクタのような信号の折り返し手段により、中継処理部を介して相手のハブへ応答する。相手からの応答があった場合には、送信元MACアドレスの若いハブを待機系と認識する。待機系のハブの二重化制御部は通信ポート用送信ゲートを閉じる。相手からの応答がなかった場合、ping応答を受信できなかったハブは、二重化制御部からping応答を送信しなかった相手ハブへ動作停止要求をし、現用系となる。ping応答をしなかったハブの二重化制御部は動作停止要求を受け付け、通信ポート用送信ゲート131〜13nを閉じ待機系となる。動作要求を受けた二重化制御部はLED等によりユーザへ自ハブの故障を通知する。
【0010】
信号分岐部801〜80nは図6のように、第1のハブ500と第2のハブ600とを信号線の結線、またはトランス等による誘導結合により電気的に繋ぐ機能をもつ。信号分岐部801〜80nはLAN構築を簡単にするためRJ45モジュラージャックを備え10/100BASE−Tケーブル521と621と901,10/100BASE−Tケーブル522と622と902,10/100BASE−Tケーブル52nと62nと90nを簡単に接続できる。10/100BASE−Tではデータの送受信をしていない間、定期的に送信ライン上にリンクパルスと呼ばれるパルス信号を送出し、受信側はこのリンクパルスを受信することで接続状態を監視する。本実施例では、待機系ハブからのリンクパルスは通信ポート用送信ゲート131〜13nにより止められる。そのため現用系ハブと待機系ハブのリンクパルスが混信することはない。
【0011】
図3の実施例を用いて、第1のハブ500が現用系、第2のハブ600が待機系の場合の端末間通信を説明する。端末1001が端末1002にデータパケットを送信すると、データパケットは信号分岐部801により、現用系である第1のハブ500と待機系である第2のハブ600の両方に届けられる。第1のハブ500と第2のハブは図1のハブと同じであり、中継処理部110が受信したデータパケットの宛先ポートを学習していない場合、ハブ100は全通信用ポートにパケットを転送する。中継処理部110が受信したデータパケットの宛先ポートを学習している場合、ハブ100は宛先の通信用ポートのみにパケットを転送する。待機系である第2のハブ600は二重化制御部150によりゲートコントロールされる通信ポート用送信ゲート131〜13nが閉じているため、電気信号が送出されることはない。現用系である第1のハブは二重化制御部150によりゲートコントロールされる通信ポート用送信ゲート131〜13nが開いているため、中継処理部で送信先を振り分けてデータパケットを送出することができる。第1のハブから端末nへ転送されるデータパケットは信号分岐部80nにより宛先の端末100nと第2のハブへと送られ、端末100nはデータパケットを受け取ることができる。
【0012】
このように、二重化されたハブ同士を接続し互いの健全性を監視するための保守用ポートと、保守用ポートによる相手ハブとのデータ送受信で得られる状態情報により自ハブが現用系か待機系かを認識する二重化制御部と、自ハブが待機系の場合、二重化制御部がON/OFFするゲートによりノードへ送出される電気信号を止める機能を有するハブを用いることで、リンクパルスの混信を止めつつ相互監視を行うことができる。また、待機系ハブから送信される電気信号を二重化制御部によってON/OFFされるゲートで止めるため、待機系ハブの中継処理部は現用系運用中でも動作できる状態にあり、待機系ハブの健全性を現用系ハブが動作中でも確認できる。
【0013】
図2は本発明の第2の実施形態を示す模式的ブロック構成図である。この構成は、第1のハブ200,第1のハブの中継処理部210,第1のハブの通信ポート用送信ゲート220,第1のハブの保守用ポート230,第1のハブの通信用ポート231〜23n,第2のハブ300,第2のハブの中継処理部310,第2のハブの通信ポート用送信ゲート320,第2のハブの保守用ポート330,第2のハブの通信用ポート331〜33nからなる。図1の二重化制御部150を現用系ハブと待機系ハブとで共通にし、図2の二重化制御部400のように二重化制御部をハブの外に配置した実施例である。
【0014】
図5は二重化制御部400が行う第2の実施形態の二重化制御処理を示すフローチャートである。
【0015】
ハブの電源を入れ、二重化制御部が起動する。両ハブの診断をする為、二重化制御部はそれぞれの中継処理部から応答を待つ。両系とも応答があった場合には、送信元MACアドレスの若いハブを待機系と認識する。待機系のハブの二重化制御部は通信ポート用送信ゲートを閉じる。片系のみ応答が有った場合、ping応答を受信できなかったハブは二重化制御部からping応答を送信しなかったハブへ動作停止要求をし現用系となる。ping応答をしなかったハブの二重化制御部は動作停止要求を受け付け、通信ポート用送信ゲートを閉じ待機系となる。動作停止要求を受けた二重化制御部はLED等によりユーザへ自ハブの故障を通知する。両系とも応答が無かった場合、二重化制御部は二重化ハブ間ケーブル700の断線などの障害を検出し、障害をユーザに通知する。両系とも待機系となる。
【0016】
上記の様に二重化のハブについて例を挙げたが、多重化されたものにも適用できる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワークの障害回避のための多重化構成が可能なハブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す模式的ブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す模式的ブロック図である。
【図3】本発明の多重化されたハブシステムの実施例を示す構成図である。
【図4】本発明の第1の実施形態の二重化制御処理フローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態の二重化制御処理フローチャートである。
【図6】本発明の通信ポート送信ゲートの説明図である。
【符号の説明】
100…ハブ、110,210,310…中継処理部、120…保守ポート用PHY、121〜12n…通信ポート用PHY、131〜13n,220,320…通信ポート用送信ゲート、140…保守ポート用Trans 、141〜14n…通信ポート用Trans 、160…保守ポート送信信号、161〜16n…通信ポート送信信号、170…保守ポート受信信号、171〜17n…通信ポート受信信号、200,500…第1のハブ、230,510,610…保守用ポート、231〜23n,511〜51n,611〜61n…通信用ポート、240,340…保守ポート送受信信号、241〜24n,341〜34n…通信ポート送受信信号(10/100BASE−T)、300,600…第2のハブ、330…保守ポート、331〜33n…通信ポート、400…二重化制御部、521〜52n,901〜90n…10/100BASE−Tケーブル、621〜62n…通信用10/100BASE−Tケーブル、700…二重化ハブ間ケーブル、801〜80n…信号分岐部、1001〜100n…端末。

Claims (1)

  1. 第1のハブ及び第2のハブを有し、前記第1のハブ及び第2のハブは、各々、コンピュータと通信する為の通信用ポートと、他のハブと通信する為の保守用ポートと、前記通信用ポートを介して受信したデータパケットに含まれる宛先に相当する宛先ポートに前記受信したデータパケットを振り分ける中継処理部と、前記中継処理部からのデータパケット及びリンクパルスを前記通信用ポートから出力しないようにゲートする送信ゲート部と、前記保守用ポートを介して他方のハブと通信して現用系或いは待機系のいずれかであることを認識する二重化制御部を備えるものであって、前記コンピュータは複数配されており、前記各々のコンピュータの信号線を各々分岐して前記第1のハブの通信用ポートの各々の信号線及び第2のハブの通信用ポートの各々の信号線に分岐するよう前記コンピュータ毎に別個に設けられた通信分岐部を有し、前記複数のコンピュータの各々は、前記各々の分岐部から、前記第1のハブの互いに異なる通信用ポートに互いに異なる通信線を介して接続されると共に、前記第2のハブの互いに異なる通信用ポートに互いに異なる通信線を介して接続され、前記第1のハブ及び第2のハブの各々の二重化制御部は、待機系である場合に、リンクパルスが前記通信用ポートを介して通信ラインに出力されないように前記ゲートを有効とするように構成したことを特徴とするハブシステム。
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