JP2013126162A - 二重化データ転送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのハブを用いた二重化データ転送装置で現用系のハブに障害が発生した場合、その影響を最小限にすると共に、正常な通信を実現することを目的とする。
【解決手段】本発明の二重化データ転送装置は、送信元の端末と送信先の端末との間でデータを通信するために設けられる第1のハブおよび第2のハブと、第1のハブおよび第2のハブに備えられ、送信元の端末または送信先の端末に接続される複数の通信ポートと、送信元の端末に接続した通信ポートから送信先の端末に接続した通信ポートにデータを出力すると共に一時的に保存する中継処理部と、通信ポートごとに設けられ、自身の通信ポートが現用系か待機系かに基づいて端末との通信を制御する二重化制御部と、を備えたことを特徴としている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、2つのハブを用いて端末間でデータを転送する二重化データ転送装置に関するものである。
2つのハブを用いて端末間でデータを転送する二重化データ転送装置に関する技術が特許文献1に開示されている。この特許文献1の技術では、2つのハブのうち1つを現用系、もう1つを待機系として用いて、端末間でデータの転送を行っている。
図7は特許文献1の二重化データ転送装置を示している。この図に示すように、二重化データ転送装置は第1のハブ10と第2のハブ20とN(Nは2以上の整数)個の信号分岐部801〜80NとN個の端末1001〜100Nとを備えて構成している。なお、図中において、信号分岐部は「Br」、端末は「Tr」として示している。
第1のハブ10と第2のハブ20とは同じ構成になっており、第1のハブ10は中継処理部110とN個の物理層インターフェイス121〜12NとN個の送信ゲート131〜13NとN個の通信ポート141〜14Nと二重化制御部150と保守用物理層インターフェイス120と保守用通信ポート140とを備えている。
同様に、第2のハブ20は中継処理部210とN個の物理層インターフェイス221〜22NとN個の送信ゲート231〜23NとN個の通信ポート241〜24Nと二重化制御部250と保守用物理層インターフェイス220と保守用通信ポート240とを備えている。なお、図中において、物理層インターフェイスは「PHY」、通信ポートは「Port」として示している。
第1のハブ10の通信ポート141〜14Nと信号分岐部801〜80Nとの間は通信ケーブル501〜50Nで接続されている。第2のハブ20の通信ポート241〜24Nと信号分岐部801〜80Nとの間は通信ケーブル601〜60Nで接続されている。また、第1のハブ10の保守用通信ポート140と第2のハブ20の保守用通信ポート240との間は保守用通信ケーブル700で接続されている。
端末1001〜100Nと信号分岐部801〜80Nとは通信ケーブル900により接続されている。第1のハブ10と第2のハブ20とは何れか一方が現用系として使用され、他方が待機系として使用される。現用系とは実際に使用されるハブであり、待機系とは現用系のハブに障害が発生したときに使用されるハブである。
第1のハブ10および第2のハブ20が現用系であるか待機系であるかは任意に決定してよい。例えば、第1のハブ10と第2のハブ20とのうちMACアドレスが小さい方が現用系として使用され、大きい方が待機系として使用される。ここでは、第1のハブ10が現用系として使用され、第2のハブ20が待機系として使用されるものとする。
図7の構成の二重化データ転送装置を用いて、端末間でデータの転送を行うときの動作について説明する。ここでは、端末1001から端末100Nにデータを転送する場合の動作を説明する。まず、端末1001は端末100Nに送信するデータをパケットにして、通信ケーブル901に送信する。このパケットは信号分岐部801により第1のハブ10の通信ポート141と第2のハブ20の通信ポート241とに入力される。
通信ポート141、241に入力されたパケットは物理層インターフェイス121、221で復調されて、ビットデータ(データ)となって中継処理部110、210に入力される。そして、中継処理部110、210はデータの宛先である端末100Nに対応する通信ポート14N、24Nに向けてデータを出力する。このデータは物理層インターフェイス12N、22Nにより変調されてパケットになる。
二重化制御部150、250は自身のハブが現用系と待機系との何れであるかに基づいて送信ゲート13N、23Nの制御を行う。ここでは、第1のハブ10が現用系であり、第2のハブ20が待機系であることから、二重化制御部150は送信ゲート13Nを通過状態にする。これにより、通信ポート14Nからパケットが出力される。一方、第2のハブ20は待機系であることから、二重化制御部250は送信ゲート23Nを閉鎖状態にして、パケットを出力させないようにする。
通信ポート14Nから出力されたパケットは信号分岐部80Nを介して端末100Nに入力される。これにより、端末1001から端末100Nに対するデータの通信を行うことができる。
二重化データ転送装置は、現用系のハブと待機系のハブとを用いており、現用系のハブに障害が発生したときに、待機系のハブを用いて通信を行うようにする。ここでは、現用系のハブが第1のハブ10であり、待機系のハブが第2のハブ20であるため、第1のハブ10に障害が発生したときには、第2のハブ20を用いて通信が行われる。
第1のハブ10に障害が発生したときには、第2のハブ20がそのことを検知しなければならない。そこで、第2のハブ20の二重化制御部250は保守用通信ポート240を介して、第1のハブ10が正常に動作しているか否かの確認を定期的に行う。つまり、二重化制御部250は一定期間ごと、つまり定期的に保守用通信ポート240から確認用のデータを通信ケーブル700に送信する。
確認用のデータは第1のハブ10の通信ポート140から二重化制御部150に送られる。第1のハブ10が正常に動作を行っている場合には、通信ケーブル700を介して、その旨を第2のハブ20の二重化制御部250に対して通知する。これにより、第2のハブ20からは引き続きパケットの出力は行われない。
一方、第1のハブ10に障害が発生した場合には、第2のハブ20から出力される確認用のデータに対して、第2のハブ20に対して通信ケーブル700を介して障害が発生した旨を通知する。この通知により、第2のハブ20の二重化制御部250は第1のハブ10に障害が発生したことを認識する。
これにより、第2のハブ20は自身を待機系から現用系に変更し、以降の端末1001〜100N間のデータ通信を行うときに使用されるようにする。なお、第1のハブ10では、障害が発生したときに送信ゲート131〜13Nを閉鎖状態にして、パケットが出力されないようにする。
従って、現用系の第1のハブ10に障害が発生したとしても、待機系の第2のハブ20が動作を引き継ぐことで、継続して通信を行うことができる。
特開2004−56693号公報
前述した技術では、現用系の第1のハブ10に障害が発生したときに、待機系の第2のハブ20を現用系に変更して動作を引き継ぐ。このとき、第1のハブ10に発生する障害としては、第1のハブ10が全体として故障する場合等があるが、N個の通信ポート141〜14Nの何れか1つに障害が発生したときも第1のハブ10に障害が発生していると認識される。
従って、1つの通信ポートにのみ障害が発生している場合であっても、現用系の第1のハブ10の動作を停止し、第2のハブ20が現用系として動作を引き継ぐように制御される。例えば、第1のハブ10の通信ポート141のみに障害が発生している場合には、残りの通信ポート142〜14Nが正常に通信を行うことが可能であるにもかかわらず、動作を停止する。これにより、正常な通信ポート142〜14Nに対しても影響が与えられることになる。
また、待機系の第2のハブ20は定期的に第1のハブ10に障害発生しているか否かを確認している。よって、第1のハブ10に障害が発生してから待機系の第2のハブ20が障害を認識するまでの間に所定のタイムラグを生じる。このタイムラグの間に通信を行ったパケットは失われることになる。これにより、正常な通信を実現することができなくなる。
さらに、第1のハブ10の二重化制御部150が送信ゲート131〜13Nを通過状態にしたまま、第1のハブ10に障害が発生することがある。この場合、待機系から現用系に変更された第2のハブ20から出力されるパケットと第1のハブ10の障害が発生していないポートから出力されるパケットとが衝突をして、端末間の通信を正常に行うことができなくなることがある。
そこで、本発明は、2つのハブを用いた二重化データ転送装置で現用系のハブに障害が発生した場合、その影響を最小限にすると共に、正常な通信を実現することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明の第1の二重化データ転送装置は、送信元の端末と送信先の端末との間でデータを通信するために設けられる第1のハブおよび第2のハブと、前記第1のハブおよび前記第2のハブに備えられ、前記送信元の端末または前記送信先の端末に接続される複数の通信ポートと、前記送信元の端末に接続した通信ポートから前記送信先の端末に接続した通信ポートに前記データを出力すると共に一時的に保存する中継処理部と、前記通信ポートごとに設けられ、自身の通信ポートが現用系か待機系かに基づいて前記端末との通信を制御する二重化制御部と、を備えたことを特徴とする。
この二重化データ転送装置によれば、二重化制御部を通信ポートごとに設けている。これにより、ハブの中の1つの通信ポートに障害が発生したとしても、障害が発生した通信ポートのみについて現用系と待機系とを変更するため、ハブの中の他の通信ポートに影響を与えることがなくなる。このため、発生した障害の影響を最小限に抑制することができる。
また、第2の二重化データ転送装置は、第1の二重化データ転送装置であって、前記待機系の通信ポートごとに設けられる二重化制御部は、信号分岐部を介して接続される前記現用系の通信ポートから予め設定された時間内に前記データを入力しないときには、前記中継処理部に一時的に保存された前記データを前記送信先の端末に接続される通信ポートから出力させる制御を行うことを特徴とする
現用系の通信ポートから端末に出力されるデータは信号分岐部を介して待機系の通信ポートにも入力されるため、設定時間内にデータの入力がなければ、現用系の通信ポートに障害が発生したことを認識できる。待機系の通信ポートが属するハブの中継処理部には通信されるデータが一時的に保存されているため、このデータを端末に出力することで、データが失われることがなくなる。これにより、正常な通信を実現できる。
また、第3の二重化データ転送装置は、第1の二重化データ転送装置であって、前記現用系の二重化制御部および前記待機系の二重化制御部は、前記現用系の通信ポートおよび前記待機系の通信ポートから前記データを時分割で多重化させて前記送信先の端末に送信させる制御を行うことを特徴とする。
端末から現用系の通信ポートおよび待機系の通信ポートに同じデータが出力される。現用系の二重化制御部と待機系の二重化制御部とが同じデータを時分割で多重化させて出力させることで、現用系の通信ポートに障害が発生しても、待機系の通信ポートから出力されるデータを用いて、正常な通信を確保することができる。
また、第4の二重化データ転送装置は、第3の二重化データ転送装置であって、前記送信元の端末は、前記現用系の通信ポートおよび前記待機系の通信ポートに出力するデータを、前記現用系の通信ポートからのデータおよび前記待機系の通信ポートからのデータと時分割で多重化して送信する制御を行うことを特徴とする。
現用系および待機系の通信ポートから端末に対して出力するデータだけでなく、端末から現用系および待機系の通信ポートに出力するデータも時分割で多重化することで、信号線の本数を削減することができる。
また、第5の二重化データ転送装置は、第1の二重化データ転送装置であって、前記現用系の通信ポートごとに設けられ、前記現用系の通信ポートから出力されるデータを第1の周波数にシフトする第1の周波数シフト部と、前記待機系の通信ポートごとに設けられ、前記待機系の通信ポートから出力されるデータの周波数を前記第1の周波数とは異なる第2の周波数にシフトさせる第2の周波数シフト部と、を備えたことを特徴とする。
現用系の通信ポートから出力されるデータの周波数を第1の周波数として、この第1の周波数と異なる第2の周波数で待機系の通信ポートからデータを出力することで、周波数が異なる同じデータが端末に入力される。このとき、現用系の通信ポートに障害が発生しても第2の周波数のデータを使用することで、正常な通信を確保することができる。
また、第6の二重化データ転送装置は、第5の二重化データ転送装置であって、前記送信元の端末は、前記現用系の通信ポートおよび前記待機系の通信ポートに出力するデータを第1の周波数および第2の周波数とは異なる第3の周波数にシフトさせて出力することを特徴とする。
現用系および待機系の通信ポートから端末に対して出力するデータの周波数を異なる周波数にするだけでなく、端末から現用系および待機系の通信ポートに出力するデータの周波数を第3の周波数にシフトすることで、信号線の本数を削減することができる。
本発明は、通信ポートごとに二重化制御部を設けて、通信ポート単位で現用系か待機系かの制御を行っているため、障害が発生した通信ポート以外の通信ポートに影響は与えられない。このため、発生した障害による影響を最小限に抑制して、正常な通信を実現することができる。
実施形態の二重化データ転送装置の構成を示すブロック図である。 変形例1のデータ転送を示す図である。 変形例2のデータ転送を示す図である。 変形例3の二重化データ転送装置の構成を示すブロック図である。 変形例3の周波数シフトを説明するための図である。 変形例4の周波数シフトを説明するための図である。 従来の二重化データ転送装置の構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は本実施形態の二重化データ転送装置の構成を示している。この二重化データ転送装置は、第1のハブ10と第2のハブ20とN(Nは2以上の整数)個の信号分岐部801〜80NとN個の端末1001〜100Nとを備えて構成している。第1のハブ10および第2のハブ20としては、スイッチングハブを適用することができる。なお、図1において、信号分岐部は「Br」として示しており、端末は「Tr」として示している。
第1のハブ200は中継処理部110とN個の物理層インターフェイス121〜12NとN個の送信ゲート131〜13NとN個の通信ポート141〜14NとN個の二重化制御部151〜15Nとを備えて構成している。なお、図中において、通信ポートは「Port」、物理層インターフェイスは「PHY」として示している。
第1のハブ10の通信ポート141〜14Nと信号分岐部801〜80Nとの間は通信ケーブル501〜50Nで接続されており、第2のハブ20の通信ポート241〜24Nと信号分岐部801〜80Nとの間は通信ケーブル601〜60Nで接続されている。また、信号分岐部801〜80Nと端末1001〜100Nとの間は通信ケーブル901〜90Nで接続されている。
各通信ケーブル501〜50N、601〜60Nおよび901〜90Nは基本的には信号線を直接接続して構成しているが、トランス等を用いて誘導結合により電気的に接続するものであってもよい。また、各通信ケーブルとして、例えばカテゴリ5のツイストペアケーブルを用いてもよい。
第1のハブ10および第2のハブ20は、端末間でデータの通信を行うために設けられている。第1のハブ10と第2のハブ20とは同じ構成を採用している。中継処理部110、210は送信元の端末1001〜100Nに対応する通信ポート141〜14N、241〜24Nからデータを入力して、送信先の端末1001〜100Nに対応する通信ポート141〜14N、241〜24Nに対してデータを出力する。このとき、中継処理部110、210は入力されたデータを一時的に保存する。
物理層インターフェイス121〜12N、221〜22Nは入力したデータに対して変調および復調を行う。端末1001〜100Nから送信されるデータはパケットになっており、物理層インターフェイス121〜12N、221〜22Nはこれをビットデータ(データ)に変換する。一方、端末1001〜100Nに送信されるデータはパケットとして送信される。
送信ゲート131〜13Nは二重化制御部151〜15Nにより制御がされており、送信ゲート231〜23Nは、二重化制御部251〜25Nにより制御がされている。送信ゲート131〜13N、231〜23Nが通過状態のときにパケットが出力され、閉鎖状態のときにはパケットは出力されない。
通信ポート141〜14N、241〜24Nは端末1001〜100Nとの間で通信を行うために設けている。二重化制御部151〜15N、251〜25Nは通信ポート141〜14N、241〜24Nごとに設けられている。この二重化制御部151〜15N、251〜25Nは、対応する通信ポート141〜14N、241〜24Nが現用系であるか待機系であるかを判断し、通信ポート141〜14N、241〜24Nからデータの送信を許可するか否かを制御している。
信号分岐部801〜80Nは一方の側が通信ケーブル501〜50Nを介して通信ポート141〜14Nに接続され、通信ケーブル601〜60Nを介して通信ポート241〜24Nに接続される。また、信号分岐部801〜80Nの他方の側は通信ケーブル901〜90Nを介して端末1001〜100Nに接続されている。
以上が構成である。次に、動作について説明する。本実施形態では、二重化制御(現用系が故障したときに待機系を現用系に変更して通信を継続させる制御)を第1のハブ10および第2のハブ20を単位として行うのではなく、通信ポート141〜14N、241〜24Nごとに行う。二重化制御部151〜15N、251〜25Nは、自身に対応する通信ポート141〜14N、241〜24Nが現用系か待機系かを判断する。現用系は実際に端末1001〜100N間で通信を行うために使用され、待機系は現用系に障害が発生した場合に現用系に変更して通信を継続する。
前述したように、通信ポートごとに現用系か待機系かを制御する。第1のハブ10の各通信ポート141〜14Nと第2のハブ20の各通信ポート241〜24Nとは対になっており、何れか一方が現用系であれば、他方が待機系になる。つまり、信号分岐部801〜80Nに接続される一方側の通信ポート141〜14Nが現用系であれば、他方側の通信ポート241〜24Nが待機系になる。
従って、第1のハブ10の全ての通信ポート141〜14Nが現用系になり、第2のハブ20の全ての通信ポート241〜24Nが待機系になることもあるが、第1のハブ10の一部の通信ポートが現用系になり、第2のハブ20の一部の通信ポートが待機系になることもある。
例えば、第1のハブ10の通信ポート141が現用系、通信ポート142が待機系になり、第2のハブ20の通信ポート241が待機系、通信ポート242が現用系になることもあり得る。以下では、第1のハブ10の全ての通信ポート141〜14Nが現用系であり、第2のハブ20の全ての通信ポート241〜24Nが待機系であるものとする。
各通信ポート141〜14N、241〜24Nがそれぞれ現用系であるか待機系であるかを判断するため、二重化制御部151〜15Nと二重化制御部251〜25Nとが相互に通信を行う。このために、二重化制御部151〜15Nは中継処理部110に対して通信するデータを物理層インターフェイス121〜12Nに出力させる。
物理層インターフェイス121〜12Nではデータを変調してパケットとして送信ゲート131〜13Nに出力する。二重化制御部151〜15Nは送信ゲート131〜13Nを通過状態にすることで、通信ポート141〜14Nから、通信ケーブル501〜50N、信号分岐部801〜80N、通信ケーブル601〜60Nを経由してパケットが通信される。通信されたパケットは通信ポート241〜24Nに入力される。
第2のハブ20の二重化制御部251〜25Nは、送信ゲート231〜23Nと通信ポート241〜24Nとの間にある接続点から、通信ポート241〜24Nに入力されたパケットを入力する。そして、二重化制御部251〜25Nは、通信ポート241〜24Nが入力したパケットに基づいて、第1のハブ10の二重化制御部151〜15Nと通信を行う。なお、信号分岐部801〜80Nから端末1001〜100Nに対してもパケットが送信されるが、当該パケットは端末1001〜100Nでは無視される。
ここでは、第1のハブ10の二重化制御部151〜15Nから第2のハブ20の二重化制御部251〜25Nに対してパケットを出力することで通信を行っているが、逆方向に通信を行ってもよい。
このとき、第1のハブ10の二重化制御部151〜15Nと第2のハブ20の二重化制御部251〜25Nとが同時に相手方に通信を行うと、パケットの衝突が生じる。このような場合には、CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)等を用いて、再度のパケットの送信を行うように制御する。
このように、二重化制御部151〜15Nと二重化制御部251〜25Nとが通信を行うことで、通信ポート141〜14N、241〜24Nが現用系であるか待機系であるかを判断する。通信ポート141〜14Nが現用系であるか待機系であるかが決まれば、通信ポート241〜24Nが現用系であるか待機系であるかが決定される。
ここでは、前述したように、第1のハブ10の全ての通信ポート141〜14Nが現用系であり、第2のハブ20の全ての通信ポート241〜24Nが待機系であるものとする。従って、二重化制御部151〜15Nが現用系であり、二重化制御部251〜25Nが待機系となる。
現用系である二重化制御部151〜15Nは送信ゲート131〜13Nを通過状態にして、端末1001〜100Nとの間で通信を可能に制御する。一方、待機系である二重化制御部251〜25Nは送信ゲート231〜23Nを閉鎖状態にして、端末1001〜100Nとの間で通信を不能に制御する。
以上の状態において、送信元である端末1001から送信先である端末100Nにデータを通信する場合について説明する。端末1001は通信するデータをパケットにして信号分岐部801に出力する。よって、通信ケーブル501を介して通信ポート141にパケットが入力され、且つ通信ケーブル601を介して通信ポート241にパケットが入力される。
通信ポート141、241に入力されたパケットは物理層インターフェイス121〜12Nにおいて復調されて、ビットデータ(データ)になる。このデータが中継処理部110、210に出力される。このとき、中継処理部110、210は入力されたデータを一時的に保存する。
そして、データの出力先の通信ポート14Nが学習されている場合には、物理層インターフェイス12Nにデータを出力する。データの出力先の通信ポート14Nが学習されていない場合には、全ての物理層インターフェイス121〜12Nにデータを出力する。ここでは、出力先の通信ポート14Nが学習されているものとする。
従って、中継処理部110は物理層インターフェイス12Nにデータを出力して、パケットを変調する。二重化制御部15Nは自身が現用系であることを認識しているため、送信ゲート13Nを通過状態にする。これにより、パケットが通信ポート14Nから出力される。
このパケットは信号分岐部80Nを介して端末100Nに入力される。これにより、端末1001から端末100Nに通信を行うことができる。このとき、信号分岐部80Nから第2のハブ20の通信ポート24Nに対してもパケットが入力される。
第2のハブ20の通信ポート241〜24Nは全て待機系となっており、二重化制御部251〜25Nが送信ゲート131〜13Nを閉鎖状態にしているため、通信ポート241〜24Nからパケットが出力されることはない。そして、信号分岐部80Nから第2のハブ20の通信ポート24Nにパケットが入力される。
このパケットは送信ゲート231と通信ポート241とを接続する接続点から二重化制御部251に入力される。二重化制御部251は、中継処理部210に一時的に保存されているデータ(端末1001から送信されたデータ)を取得して、通信ポート241から入力されたデータと一時的に保存されていたデータとが一致するか否かを判断する。この判断は例えばハッシュ値の比較等により行われる。
また、端末1001から通信されたデータが中継処理部210に保存されるときに、その旨が二重化制御部25Nに通知される。この通知に基づいて、二重化制御部25Nは時間の計測(カウント)を開始する。二重化制御部25Nには予め設定された時間(設定時間)が記憶されており、カウントした時間と設定時間とを比較する。
カウントした時間が停止するのは、通信ポート24Nから二重化制御部25Nにデータが入力され、この入力されたデータと中継処理部210に一時的に保存されたデータとが一致したときに停止する。従って、通信ポート24Nからデータが入力されない限り、二重化制御部25Nはカウントを続行する。
カウントした時間が設定時間よりも前に停止すれば、通信ポート141からの通信が正常に行われているものとして、二重化制御部25Nは中継処理部210に一時的に保存されているデータを削除する。一方、カウントした時間が設定時間を超過した場合には、通信ポート141に障害が発生したことを二重化制御部25Nは認識する。従って、設定時間は正常な通信が行われたときにカウントされる時間の最大値にしてもよいし、この最大値に若干のマージンを加えた値としてもよい。
カウントした時間が設定時間を超過したときには、二重化制御部25Nは自身および通信ポート14Nを待機系から現用系に変更する。そして、中継処理部210が一時的に保存しているデータを物理層インターフェイス22Nに出力させる。物理層インターフェイス22Nで復調されたパケットは送信ゲート23Nに入力される。
二重化制御部25Nは自身が現用系となったときに送信ゲート23Nを通過状態にする。これにより、通信ポート24Nから通信ケーブル60N、信号分岐部80N、通信ケーブル90Nを介してパケットが端末100Nに送信される。
これにより、通信ポート14Nに障害が発生していたとしても、通信ポート24Nが属する第2のハブ20の中継処理部210に一時的に保存されたデータを用いて、二重化制御部25Nが端末100Nに一時的に保存されたデータを送信させる。従って、端末1001から端末100Nへの通信を正常に行うことができる。これより以降は通信ポート24Nが現用系として、データの通信を継続させることができる。
本実施形態では、通信ポート141〜14N、241〜24Nのそれぞれに二重化制御部151〜15N、251〜25Nを設けている。従って、現用系として運用していた第1のハブ10の通信ポート141〜14Nのうち通信ポート141のみに障害が発生した場合には、この通信ポート14Nから通信ポート24Nに現用系が変更されるが、通信ポート14N以外の通信ポート141〜14(N−1)に影響を与えることがない。
従って、通信ポート141〜14N、241〜24Nごとに二重化制御部151〜15N、251〜25Nを設けていることで、通信ポート単位で現用系であるか待機系であるかを制御することができる。これにより、1つの通信ポートに障害が発生したとしても、当該通信ポートが備えられているハブを変更するのではなく、通信ポート単位で待機系と現用系とを変更することができる。従って、通信ポート141〜14N、241〜24Nに障害が発生したとしても、障害の影響を最小限に抑制しつつ、正常な通信を確保するようにしている。
また、第1のハブ10と第2のハブ20との両者に障害が発生した場合、ハブを単位として現用系と待機系とを変更する手法では通信を続行させることができない。しかし、通信ポートを単位として現用系と待機系とを変更する本実施形態では第1のハブ10と第2のハブ20との両者に障害が発生しても対応することが可能になる。例えば、第1のハブ10の通信ポート141と第2のハブ20の通信ポート242とに障害が発生した場合には、第2のハブ20の通信ポート241を現用系に変更することで、正常な通信を確保することができる。
また、従来の二重化データ転送装置では保守用の通信ポートや通信ケーブルを用いて、待機系のハブが定期的に現用系のハブの障害を確認していたが、本実施形態では、二重化制御部151〜15n、251〜25nが実際に計測する時間が設定時間を超過したときに、待機系の通信ポートを現用系の通信ポートに変更して、本来通信するべきデータを現用系に変更した通信ポートから送信している。これにより、パケットが失われることがなく、正常な通信を実現できる。また、保守用の通信ポートや通信ケーブルを削除できるため、回路構成の単純化を図ることができる。
次に、変形例1について説明する。変形例1の構成は図1と同じである。つまり、通信ポート141〜14N、241〜24Nごとに二重化制御部151〜15N、251〜25Nを設けている。この変形例1では、現用系の通信ポートと待機系の通信ポートとの両者からデータを時分割で多重化して端末に送信するようにしている。
前述したように、二重化制御部151〜15Nと二重化制御部251〜25Nとの間で通信を行って、現用系と待機系とを決定する。この際に、現用系と待機系とのそれぞれについてリンクパルスを発生させる。ただし、現用系のリンクパルスと待機系のリンクパルスとは重ならないようにする。
図2に示すように、リンクパルスとリンクパルスとの間が1周期となるように同期をとる。そして、リンクパルスとリンクパルスとの間を2×M(Mは自然数)個のタイムスロットに分割する。当該タイムスロットのうち奇数番目のタイムスロットは現用系の通信ポートから端末へのパケットの送信に使用し、偶数番目のタイムスロットは待機系の通信ポートから端末へのパケットの送信に使用する。
以下、端末1001から端末100Nにデータを通信する場合を説明する。端末1001から出力されるパケットは、信号分岐部801により現用系の通信ポート141と待機系の通信ポート241とに入力される。物理層インターフェイス121、221によりパケットはビットデータに復調されて、中継処理部110、210に入力される。
中継処理部110、210はビットデータを物理層インターフェイス12N、22Nに入力してパケットに変調する。このとき、現用系の二重化制御部15Nは現用系のリンクパルスから奇数番目のタイムスロットで送信ゲート13Nを通過状態にする。これにより、パケットが通信ポート14Nから出力する。そして、パケットを出力した後に、二重化制御部15Nは送信ゲート13Nを閉鎖状態にする。
また、待機系の二重化制御部25Nは待機系リンクパルスから偶数番目のタイムスロットで送信ゲート23Nを通過状態にする。これにより、パケットが通信ポート14Nから出力する。そして、パケットを出力した後に、二重化制御部25Nは送信ゲート23Nを閉鎖状態にする。
通信ポート14Nから出力されたパケットと通信ポート24Nから出力されたパケットとは信号分岐部80Nで合成されて端末100Nに出力される。ここで、通信ポート14Nから出力されたパケットと通信ポート24Nから出力されたパケットとはタイミングは違うが、内容は同一のパケットである。そこで、端末100Nは奇数番目のパケットのみを入力し、偶数番目のパケットを無視する。これにより、端末1001から端末100Nにデータを通信することができる。
ここで、図2に示すように、現用系の通信ポート14Nに障害が発生した場合、奇数番目のタイムスロットでパケットが送信されない。また、現用系のリンクパルスも消滅する。端末100Nは現用系の奇数番目のタイムスロットでパケットを受信しないときには、偶数番目のタイムスロットのパケットを入力するように変更する。これにより、現用系の通信ポート14Nで障害が発生したとしても、引き続き正常にデータの通信を行うことができる。
従って、本変形例1では、現用系の通信ポート14Nと待機系の通信ポート24Nとの両者から同じパケットを時分割で多重化して端末100Nに送信しているため、現用系の通信ポート14Nに障害が発生したとしても、待機系の通信ポート24Nからのパケットを用いて、正常な通信を実現することができる。
次に、変形例2について説明する。変形例1では、通信ケーブル501〜50N、601〜60N、901〜90Nは上り用の信号線と下り用の信号線との2つの信号線を有している。上り用の信号線は端末1001〜100Nから第1のハブ10、第2のハブ20にパケットを送信するための信号線である。下り用の信号線は第1のハブ10、第2のハブ20から端末1001〜100Nにパケットを送信するための信号線である。
本変形例2では、上り用の信号線と下り用の信号線とを1つの信号線とする。このために、図3に示すように、端末のリンクパルスを追加し、現用系のリンクパルスおよび待機系のリンクパルスと重ならないように同期を取る。そして、1周期を3×K(Kは自然数)個のタイムスロットに分割する。
同図に示すように、3K−2番目のタイムスロットでは端末1001〜100Nから第1のハブ10および第2のハブ20にパケットを送信する。3K−1番目のタイムスロットでは現用系の通信ポート141〜14Nから端末1001〜100Nにパケットを送信する。3K番目のタイムスロットでは待機系の通信ポート241〜24Nから端末1001〜100Nにパケットを送信する。
このように、端末1001〜100Nから通信ポート141〜14N、241〜24Nに送信されるパケットを、現用系の通信ポート141〜14Nから端末1001〜100Nに送信されるパケットおよび待機系の通信ポート241〜24Nから端末1001〜100Nに送信されるパケットと時分割で多重化することで、各通信ケーブルの信号線を1つに削減できるようになる。
また、各通信ケーブルにおいて上りの信号線と下りの信号線とが別の場合には、端末1001〜100Nから出力されたパケットを受信する物理層インターフェイス221〜22Nに受信回路を設ける必要がある。一方、第1のハブ10の通信ポート141〜14Nから出力されたパケットは、信号分岐部801〜80Nを介して通信ポート241〜24Nに入力されるが、このパケットを受信する受信回路を二重化制御部251〜25Nに設ける必要がある。
本変形例2のように上りの信号線と下りの信号線とを1つの信号線にして時分割で多重化することで、通信ポート241〜24Nからは1つの信号線でパケットの送受信がされる。このため、物理層インターフェイス221〜22Nの受信回路と二重化制御部251〜25Nの受信回路とを共通化することができるため、回路規模の単純化を図ることができる。
次に、変形例3について説明する。この変形例3では、図4に示すように、送信ゲート131〜13N、231〜23Nの代わりに周波数シフト部161〜16N、261〜26Nを設けている。その他の構成は図1と同じである。前述した変形例1および変形例2では、端末と通信ポートとの間のパケット通信を時分割で多重化していたが、本変形例3では周波数を多重化させて通信を行う。
前述した実施形態や変形例1、2と同様に、二重化制御部151〜15Nは二重化制御部251〜25Nと通信して、自身が現用系か待機系かを判断する。ここでは、二重化制御部151〜15Nが現用系で、二重化制御部251〜25Nが待機系であるものとする。
この場合に、端末1001から100Nにデータを通信する動作を説明する。端末1001からパケットが通信ポート141、241に入力される。そして、中継処理部110、210に入力される。中継処理部110、210に入力されたデータは物理層インターフェイス12N、22Nで変調されて、パケットは周波数シフト部16N、26Nに入力される。
このとき、二重化制御部15Nは自身が現用系であることを認識しており、この場合には、周波数シフト部16Nで周波数シフトを行わないで、通信ポート14Nからパケットの出力を行う。このときの信号の周波数はf1である。なお、周波数シフト部16Nで周波数シフトを行って、周波数f1にしてもよい。一方、二重化制御部25Nは自身が待機系であることを認識しており、この場合には、周波数シフト部26Nで周波数シフトを行う。
図5は周波数シフトを示しており、現用系のパケットの信号の周波数はシフトされておらず、周波数f1を中心とした信号になっている。一方、待機系のパケットの信号の周波数はシフトされており、周波数f2を中心とした信号になっている。つまり、周波数シフト部26Nはパケットの信号の周波数f2−f1の分だけシフトさせている。周波数のシフト量は2つのパケットの信号のスペクトルが重複しないようにしている。
従って、通信ポート14Nから出力されたパケットと通信ポート24Nから出力されたパケットとは信号分岐部80Nで合成される。周波数f1のパケットの信号と周波数f2のパケットの信号とはスペクトルが重複しないようにしているため、両信号を共存させることができる。つまり、現用系の通信ポート14Nから出力されたパケットと待機用の通信ポート24Nから出力されたパケットとは同じ内容であるが、その周波数が異なっている。
端末100Nでは周波数f1の現用系のパケットと周波数2の待機系のパケットとを入力し、このうち周波数f1の現用系のパケットを使用して、周波数f2の待機系のパケットを無視する。ここで、通信ポート14Nに障害が発生した場合には、周波数f1の現用系のパケットは端末100Nで受信されない。この場合には、端末100Nは周波数f2の待機系のパケットを採用して受信するようにする。
従って、変形例3では、送信先の端末100Nは同じ内容の周波数f1のパケットと周波数f2のパケットとを入力しているため、現用系の通信ポートに障害が発生したとしても、正常な通信を実現することができる。
次に、変形例4について説明する。変形例4では、図6に示すように、端末から現用系および待機系の通信ポートに対して送信するパケットを周波数f3にシフトさせている。端末1001から端末100Nにデータを通信するときに、端末1001から通信ポート141、241にパケットを送信するが、このときパケットの周波数をf3にシフトさせる。
この周波数f3は現用系の通信ポートから端末に送信するパケットの周波数f1および待機系の通信ポートから端末に送信するパケットの周波数f2とスペクトルが重ならないようにする。
これにより、端末から通信ポートに送信するパケットの信号の周波数f3と現用系の通信ポートから端末に送信するパケットの信号の周波数f1、待機系の通信ポートから端末に送信するパケットの信号の周波数f2とを1つの信号線を用いて通信することができる。これにより、通信ケーブルの信号線の削減を図ることができる。
10 第1のハブ
20 第2のハブ
1001〜100N 端末
110、210 中継処理部
121〜12N、221〜22N 物理層インターフェイス
131〜13N、231〜23N 送信ゲート
141〜14N、241〜24N 通信ポート
151〜15N、251〜25N 二重化制御部
161〜16N、261〜26N 周波数シフト部
801〜80N 信号分岐部

Claims (6)

  1. 送信元の端末と送信先の端末との間でデータを通信するために設けられる第1のハブおよび第2のハブと、
    前記第1のハブおよび前記第2のハブに備えられ、前記送信元の端末または前記送信先の端末に接続される複数の通信ポートと、
    前記送信元の端末に接続した通信ポートから前記送信先の端末に接続した通信ポートに前記データを出力すると共に一時的に保存する中継処理部と、
    前記通信ポートごとに設けられ、自身の通信ポートが現用系か待機系かに基づいて前記端末との通信を制御する二重化制御部と、
    を備えたことを特徴とする二重化データ転送装置。
  2. 前記待機系の通信ポートごとに設けられる二重化制御部は、信号分岐部を介して接続される前記現用系の通信ポートから予め設定された時間内に前記データを入力しないときには、前記中継処理部に一時的に保存された前記データを前記送信先の端末に接続される通信ポートから出力させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の二重化データ転送装置。
  3. 前記現用系の二重化制御部および前記待機系の二重化制御部は、前記現用系の通信ポートおよび前記待機系の通信ポートから前記データを時分割で多重化させて前記送信先の端末に送信させる制御を行うこと
    を特徴とする請求項1記載の二重化データ転送装置。
  4. 前記送信元の端末は、前記現用系の通信ポートおよび前記待機系の通信ポートに出力するデータを、前記現用系の通信ポートからのデータおよび前記待機系の通信ポートからのデータと時分割で多重化して送信する制御を行うこと
    を特徴とする請求項3記載の二重化データ転送装置。
  5. 前記現用系の通信ポートごとに設けられ、前記現用系の通信ポートから出力されるデータを第1の周波数にシフトする第1の周波数シフト部と、
    前記待機系の通信ポートごとに設けられ、前記待機系の通信ポートから出力されるデータの周波数を前記第1の周波数とは異なる第2の周波数にシフトさせる第2の周波数シフト部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の二重化データ転送装置。
  6. 前記送信元の端末は、前記現用系の通信ポートおよび前記待機系の通信ポートに出力するデータを第1の周波数および第2の周波数とは異なる第3の周波数にシフトさせて出力すること
    を特徴とする請求項5記載の二重化データ転送装置。
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