JP3873690B2 - 文字列の表示方法および画像印刷方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、文字列の表示方法および画像印刷方法に関し、詳しくは、任意のサイズで印刷可能な文字を用いた文字列と画像とを組み合わせてなる組合せ画像を予め設定された複数のサイズの文字を用いて画面表示する際の文字列の表示方法および任意のサイズで印刷可能な文字を用いた文字列と画像とを組み合わせてなる組合せ画像を予め設定された複数のサイズの文字を用いて画面表示する表示装置並びに表示装置用のプログラム、画面表示可能な任意のサイズの文字を用いて文字列と画像とを画面上で組み合わせて組合せ画像を生成し、該生成した組合せ画像を任意のサイズで印刷する画像印刷方法および画面表示可能な任意のサイズの文字を用いて文字列と画像とを画面上で組み合わせて組合せ画像を生成し、該生成した組合せ画像を任意のサイズで印刷する画像印刷装置並びに画像印刷装置用のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の文字列の表示方法としては、文字列と画像からなる組合せ画像の文字列も画像として取り扱って表示するものや、組合せ画像を縮小拡大した際の文字列の領域に基づいて直近下位のサイズの文字を用いて表示するものが提案されている。前者は、文字列も画像として取り扱うことにより組合せ画像を自由に縮小または拡大して画面表示することができるものとされており、後者は、直近下位のサイズの文字を用いることにより文字列を画像とは異なるテキストとして扱うことができるものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、文字列も画像として取り扱う文字列の表示方法では、文字列をテキストとして扱うことができず、文字の修正や変更を容易に行なうことができない。また、直近下位のサイズの文字を用いる文字列の表示方法では、文字列をテキストとして扱うから文字の修正や変更を容易に行なうことができるものの、文字列は予め設定された複数のサイズの文字のうち直近下位のサイズの文字を選択して画面表示するから、画面表示されたときに組合せ画像における文字列が占有する領域は印刷されたときに文字列が占有する領域に比して小さくなり、画面表示された組合せ画像と印刷された組合せ画像とが一致しない場合が生じる。
【0004】
本発明の文字列の表示方法および表示装置は、文字列と画像との組合せ画像において文字列をテキストとして扱うと共に印刷と表示における文字列の配置の不一致を緩和することを目的とする。また、本発明のプログラムは、コンピュータを文字列と画像との組合せ画像において文字列をテキストとして扱うと共に印刷と表示における文字列の配置の不一致を緩和する表示装置として機能させることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】
本発明の文字列の表示方法および画像印刷方法は、上述の目的の少なくとも一部を達成するために以下の手段を採った。
【0006】
本発明の文字列の表示方法は、
任意のサイズで印刷可能な文字を用いた文字列と画像とを組み合わせてなる組合せ画像を予め設定された複数のサイズの文字を用いて画面表示する際の文字列の表示方法であって、
(a)印刷時における前記文字列が占める印刷時文字領域を計算し、
(b)該計算された印刷時文字領域と前記組合せ画像の画面表示領域とに基づいて画面表示における前記文字列の占める画面表示時文字領域を計算し、
(c)前記設定された複数のサイズの文字のうち前記計算された画面表示時文字領域内で前記文字列を表示可能なサイズであって最も大きなサイズの文字を選択し、
(d)該選択したサイズの文字を用いて前記文字列を前記画面表示時文字領域内で略均等配分して表示する
ことを要旨とする。
【0007】
この本発明の文字列の表示方法では、画面表示における文字列の占める画面表示時文字領域を計算し、この画面表示時文字領域内で文字列を表示可能な直近下位のサイズの文字を選択して文字列を略均等配分して表示する。したがって、文字列をテキストとして扱うことができると共に画面表示された組合せ画像と印刷された組合せ画像との不一致を緩和することができる。
【0008】
こうした本発明の文字列の表示方法において、前記ステップ(a)は、少なくとも前記組合せ画像を印刷する印刷装置の解像度以上の解像度に対応する座標を用いて印字時における前記文字列の長さを計算するステップを含むものとすることもできる。こうすれば、文字列の長さの誤差を印刷装置の解像度に見合ったものとすることができる。この態様の本発明の文字列の表示方法において、前記ステップ(a)は、前記座標を用いて前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算するステップを含むものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置の誤差も印刷装置の解像度に見合ったものとすることができる。
【0009】
また、本発明の文字列の表示方法において、前記ステップ(b)は、画面表示におけるピクセル単位を用いて少なくとも前記画面表示時文字領域のうちの前記文字列の占める長さを計算するステップであるものとすることもできる。こうすれば、画面表示時文字領域における文字列の長さを画面表示の解像度に見合ったものにすることができる。この態様の本発明の文字列の表示方法において、前記ステップ(b)は、前記ピクセル単位を用いて前記組合せ画像の画面表示領域における前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算するステップを含むものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置を画面表示の解像度に見合ったものとすることができる。
【0010】
さらに、本発明の文字列の表示方法において、前記ステップ(d)は、前記画面表示時文字領域に対応する文字のサイズと前記選択した文字のサイズとの比例計算により前記文字列の文字間を設定して該文字列を表示するステップであるものとすることもできる。こうすれば、文字列を容易に略均等配分することができる。
【0011】
あるいは、本発明の文字列の表示方法において、前記組合せ画像は通信ネットワークを介して配信された画像と該画像に対して組み込み入力された文字列とからなり、前記組合せ画像の画面表示は前記通信ネットワークを介して該画像の配信元に管理されてなるものとすることもできる。こうすれば、配信された画像に対して組み込み入力された文字列と画像との組合せ画像の配信元による管理下における画面表示においても印刷と表示との不一致を緩和することができる。この態様の本発明の文字列の表示方法において、前記画像に対する文字列の組み込み入力は、前記配信元に管理されてなるものとすることもできる。こうすれば、画像に対する文字列の組み込み入力が配信元に管理されている場合でも印刷と表示との不一致を緩和することができる。
【0012】
本発明の表示装置は、
任意のサイズで印刷可能な文字を用いた文字列と画像とを組み合わせてなる組合せ画像を予め設定された複数のサイズの文字を用いて画面表示する表示装置であって、
印刷時における前記文字列が占める印刷時文字領域を計算する印刷時文字領域計算手段と、
該計算された印刷時文字領域と前記組合せ画像の画面表示領域とに基づいて画面表示における前記文字列の占める画面表示時文字領域を計算する画面表示時文字領域計算手段と、
前記設定された複数のサイズの文字のうち前記計算された画面表示時文字領域内で前記文字列を表示可能なサイズであって最も大きなサイズの文字を選択する文字サイズ選択手段と、
該選択したサイズの文字を用いて前記文字列が前記画面表示時文字領域内で略均等配分されるよう文字間を設定する文字間設定手段と、
該設定された文字間で前記選択されたサイズの文字を用いて前記文字列を前記画面表示時文字領域に表示する画面表示手段と、
を備えることを要旨とする。
【0013】
この本発明の表示装置では、画面表示における文字列の占める画面表示時文字領域を計算し、この画面表示時文字領域内で文字列を表示可能な直近下位のサイズの文字を選択して文字列を略均等配分して表示する。したがって、文字列をテキストとして扱うことができると共に画面表示された組合せ画像と印刷された組合せ画像との不一致を緩和することができる。
【0014】
こうした本発明の表示装置において、前記印刷時文字領域計算手段は、少なくとも前記組合せ画像を印刷する印刷装置の解像度以上の解像度に対する座標を用いて印字時における前記文字列の長さを計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、文字列の長さの誤差を印刷装置の解像度に見合ったものとすることができる。この態様の本発明の表示装置において、前記印刷時文字領域計算手段は、前記座標を用いて前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置の誤差も印刷装置の解像度に見合ったものとすることができる。
【0015】
また、本発明の表示装置において、前記画面表示時文字領域計算手段は、画面表示におけるピクセル単位を用いて少なくとも前記画面表示時文字領域のうちの前記文字列の占める長さを計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、画面表示時文字領域における文字列の長さを画面表示の解像度に見合ったものにすることができる。この態様の本発明の表示装置において、前記画面表示時文字領域計算手段は、前記ピクセル単位を用いて前記組合せ画像の画面表示領域における前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置を画面表示の解像度に見合ったものとすることができる。
【0016】
さらに、本発明の表示装置において、前記文字間設定手段は、前記画面表示時文字領域に対応する文字のサイズと前記選択した文字のサイズとの比例計算により前記文字列の文字間を設定する手段であるものとすることもできる。こうすれば、文字列を容易に略均等配分することができる。
【0017】
あるいは、本発明の表示装置において、前記組合せ画像は通信ネットワークを介して配信された画像と該画像に対して組み込み入力された文字列とからなり、前記組合せ画像の画面表示は前記通信ネットワークを介して該画像の配信元に管理されてなるものとすることもできる。こうすれば、配信された画像に対して組み込み入力された文字列と画像との組合せ画像の配信元による管理下における画面表示においても印刷と表示との不一致を緩和することができる。この態様の本発明の表示装置において、前記画像に対する文字列の組み込み入力は、前記配信元に管理されてなるものとすることもできる。こうすれば、画像に対する文字列の組み込み入力が配信元に管理されている場合でも印刷と表示との不一致を緩和することができる。
【0018】
本発明のプログラムは、コンピュータを、上述のいずれかの態様の本発明の表示装置、即ち、基本的には、任意のサイズで印刷可能な文字を用いた文字列と画像とを組み合わせてなる組合せ画像を予め設定された複数のサイズの文字を用いて画面表示する表示装置であって、印刷時における前記文字列が占める印刷時文字領域を計算する印刷時文字領域計算手段と、該計算された印刷時文字領域と前記組合せ画像の画面表示領域とに基づいて画面表示における前記文字列の占める画面表示時文字領域を計算する画面表示時文字領域計算手段と、前記設定された複数のサイズの文字のうち前記計算された画面表示時文字領域内で前記文字列を表示可能なサイズであって最も大きなサイズの文字を選択する文字サイズ選択手段と、該選択したサイズの文字を用いて前記文字列が前記画面表示時文字領域内で略均等配分されるよう文字間を設定する文字間設定手段と、該設定された文字間で前記選択されたサイズの文字を用いて前記文字列を前記画面表示時文字領域に表示する画面表示手段と、を備える表示装置として機能させることを要旨とする。
【0019】
この本発明のプログラムでは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の表示装置として機能させるから、本発明の表示装置が奏する効果、即ち、文字列をテキストとして扱うことができる効果や画面表示された組合せ画像と印刷された組合せ画像との不一致を緩和することができる効果、配信された画像に対して組み込み入力された文字列と画像との組合せ画像の配信元による管理下における画面表示においても印刷と表示との不一致を緩和することができる効果、画像に対する文字列の組み込み入力が配信元に管理されている場合でも印刷と表示との不一致を緩和することができる効果などの種々の効果を奏することができる。
【0020】
本発明の画像印刷方法は、
画面表示可能な任意のサイズの文字を用いて文字列と画像とを画面上で組み合わせて組合せ画像を生成し、該生成した組合せ画像を任意のサイズで印刷する画像印刷方法であって、
(a)画面表示時における前記文字列が占める画面表示時文字領域を計算し、
(b)該計算された画面表示時文字領域と前記組合せ画像の印刷領域とに基づいて印刷時における前記文字列の占める印刷時文字領域を計算し、
(c)該計算された印刷時文字領域と前記画面表示時文字領域と前記文字列に用いた文字サイズとに基づいて印刷時の文字サイズを計算し、
(d)該計算した文字サイズの文字を用いて前記印刷時文字領域内で前記文字列を略均等配分して印刷する
ことを要旨とする。
【0021】
この本発明の画像印刷方法では、画面表示時における文字列が占める画面表示時文字領域と組合せ画像の印刷領域とに基づいて印刷時における文字列の占める印刷時文字領域を計算し、この印刷時文字領域と画面表示時文字領域と文字列に用いた文字サイズとに基づいて印刷時の文字サイズを計算し、この文字サイズの文字を用いて印刷時文字領域内で文字列を略均等配分して印刷する。したがって、画面表示した文字列と画像とからなる組合せ画像を高い精度で画面表示に一致させて印刷することができる。
【0022】
こうした本発明の画像印刷方法において、前記ステップ(a)は、少なくとも前記組合せ画像を表示する表示装置の解像度以上の解像度に対応する座標を用いて表示時における前記文字列の長さを計算するステップを含むものとすることもできる。こうすれば、文字列の長さの誤差を表示装置の解像度に見合ったものとすることができる。この態様の本発明の画像印刷方法において、前記ステップ(a)は、前記座標を用いて前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算するステップを含むものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置の誤差も表示装置の解像度に見合ったものとすることができる。
【0023】
本発明の画像印刷方法において、前記ステップ(b)は、印刷時における解像度の単位を用いて少なくとも前記印刷時文字領域のうちの前記文字列の占める長さを計算するステップであるものとすることもできる。こうすれば、印刷時文字領域における文字列の長さを印刷時の解像度に見合ったものにすることができる。この態様の本発明の画像印刷方法において、前記ステップ(b)は、前記解像度の単位を用いて前記組合せ画像の印刷領域における前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算するステップを含むものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置を印刷時の解像度に見合ったものとすることができる。
【0024】
本発明の画像印刷装置は、
画面表示可能な任意のサイズの文字を用いて文字列と画像とを画面上で組み合わせて組合せ画像を生成し、該生成した組合せ画像を任意のサイズで印刷する画像印刷装置であって、
画面表示時における前記文字列が占める画面表示時文字領域を計算する画面表示時文字領域計算手段と、
該計算された画面表示時文字領域と前記組合せ画像の印刷領域とに基づいて印刷時における前記文字列の占める印刷時文字領域を計算する印刷時文字領域計算手段と、
該計算された印刷時文字領域と前記画面表示時文字領域と前記文字列に用いた文字サイズとに基づいて印刷時の文字サイズを計算する文字サイズ計算手段と、
該計算した文字サイズの文字を用いて前記印刷時文字領域内で前記文字列を略均等配分して印刷する印刷手段と、
を備えることを要旨とする。
【0025】
この本発明の画像印刷装置では、画面表示時における文字列が占める画面表示時文字領域と画面表示に用いられた文字サイズとに基づいて印刷時における文字列の占める印刷時文字領域を計算すると共に印刷時の文字サイズを計算し、この計算した文字サイズの文字を用いて印刷時文字領域内で文字列を略均等配分して印刷する。したがって、画面表示した文字列と画像とからなる組合せ画像を高い精度で画面表示に一致させて印刷することができる。
【0026】
こうした本発明の画像印刷装置において、前記画面表示文字領域計算手段は、少なくとも前記組合せ画像を表示する表示装置の解像度以上の解像度に対する座標を用いて画面表示時における前記文字列の長さを計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、文字列の長さの誤差を表示装置の解像度に見合ったものとすることができる。この態様の本発明の画像印刷装置において、前記画面表示時文字領域計算手段は、前記座標を用いて前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置の誤差も表示装置の解像度に見合ったものとすることができる。
【0027】
また、本発明の画像印刷装置において、前記印刷時文字領域計算手段は、印刷時における解像度の単位を用いて少なくとも前記印刷時文字領域のうちの前記文字列の占める長さを計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、印刷時文字領域における文字列の長さを印刷時の解像度に見合ったものにすることができる。この態様の本発明の画像印刷装置において、前記印刷時文字領域計算手段は、前記解像度の単位を用いて前記組合せ画像の印刷領域における前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算する手段であるものとすることもできる。こうすれば、高さ方向の基準位置を印刷時の解像度に見合ったものとすることができる。
【0028】
本発明の画像印刷装置用のプログラムは、コンピュータを、上述のいずれかの態様の本発明の画像印刷装置、即ち、基本的には、画面表示可能な任意のサイズの文字を用いて文字列と画像とを画面上で組み合わせて組合せ画像を生成し、該生成した組合せ画像を任意のサイズで印刷する画像印刷装置であって、画面表示時における前記文字列が占める画面表示時文字領域を計算する画面表示時文字領域計算手段と、該計算された画面表示時文字領域と前記組合せ画像の印刷領域とに基づいて印刷時における前記文字列の占める印刷時文字領域を計算する印刷時文字領域計算手段と、該計算された印刷時文字領域と前記画面表示時文字領域と前記文字列に用いた文字サイズとに基づいて印刷時の文字サイズを計算する文字サイズ計算手段と、該計算した文字サイズの文字を用いて前記印刷時文字領域内で前記文字列を略均等配分して印刷する印刷手段と、を備える画像印刷装置として機能させることを要旨とする。
【0029】
この本発明の画像印刷装置用のプログラムは、コンピュータを上述のいずれかの態様の本発明の画像印刷装置として機能させるから、本発明の画像印刷装置が奏する効果、即ち、画面表示した文字列と画像とからなる組合せ画像を高い精度で画面表示に一致させて印刷することができる効果などの効果を奏することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。図1は本発明の一実施例である表示装置20を含むシステム構成の概略を示す構成図であり、実施例の表示装置20と印刷物提供用システム30とのデータのやり取りを中心に示したブロック図である。実施例の表示装置20は、図1および図2に示すように、コンピュータ22とプリンタ28とから構成されており、Webサーバ31,エディタサーバ32,オーサリングサーバ33,本画像ファイルサーバ34,データベースサーバ35がLAN38により接続されて構成されたサーバシステムとしての印刷物提供用システム30とインターネット10を介して接続されている。
【0031】
実施例の表示装置20のコンピュータ22には、図2に示すように、周知のWebブラウザ23と、印刷物提供用システム30からダウンロードされ画像の配信や画像の編集,画像の印刷が印刷物提供用システム30により管理されるイメージエディタ24との2つのアプリケーションソフトが記憶されている。
【0032】
印刷物提供用システム30は、表示装置20側からの要求に基づいてコンテンツとしての静止画の画像(イメージデータ)をインターネット10を介して表示装置20のコンピュータ22に配信し編集を許可した上に印刷を許可すると共に表示装置20側からの要求に基づいて表示装置20側で編集した画像を通信回線48を介して印刷センター40で印刷して表示装置20側のユーザに配送する印刷物提供サイトとして機能している。
【0033】
印刷物提供用システム30を構成するWebサーバ31は、図2に示すように、インターネットサイトのフロントエンドに配置されており、予め作成されたウェブページによりWebブラウザ23とコミュニケーションを行なうと共にイメージエディタ24のコンピュータ22へのダウンロードやバックエンドに配置された本画像ファイルサーバ34に記憶されている画像のコンピュータ22へのダウンロードや同じくバックエンドに配置されたデータベースサーバ35による検索結果のコンピュータ22への出力、課金・決済の処理、印刷センター40への印刷注文処理などを行なう。
【0034】
印刷物提供用システム30を構成するエディタサーバ32は、Webサーバ31と同様にインターネットサイトのフロントエンドに配置されており、イメージエディタ24からの要求を処理すると共にデータベースサーバ35からイメージエディタ24が必要とする情報を取得してイメージエディタ24に転送する。また、エディタサーバ32は、Webサーバ31と連携して、レイアウト情報の生成や決済処理の確認を行なう。
【0035】
印刷物提供用システム30を構成するオーサリングサーバ33は、画像を提供するコンテンツベンダ12からの画像を画像選択用のサムネイル画像やプレビュー用のプレビュー画像,レイアウト用のレイアウト画像を調整すると共にA0,A1,A2等のA系サイズやB0,B1,B2等のB系サイズのうちリサイズ可能なサイズの本画像を調整し、レイアウト画像や本画像に対してはイメージエディタ24でしか復号化できない方法で暗号化すると共にショップ名や価格,説明,利用制限などの制御データを付加して、サムネイル画像やプレビュー画像,レイアウト画像はWebサーバ31に、リサイズされた本画像は本画像ファイルサーバ34に、各データはデータベースサーバ35に登録する。
【0036】
印刷センター40に設置された印刷用コンピュータ42は、本画像ファイルサーバ34が記憶しているリサイズされた多数の画像と同一の画像をそのIDと共に図示しないハードディスクなどの外部記憶装置に記憶しており、Webサーバ31から出力される画像IDと画像の出力条件とに基づいて記憶している画像を検索し、印刷用コンピュータ42に接続されたA0サイズまたはB0サイズまでカラー印刷可能な大型プリンタ44により画像を印刷する。なお、印刷センター40では、画像を印刷してなる印刷物を、Webサーバ31から出力された表示装置20側のユーザの配送情報に基づいてユーザに配送する。
【0037】
次に、こうして構成された実施例の表示装置20の動作、特に印刷物提供用システム30から配信された画像を印刷物提供用システム30により管理されるイメージエディタ24を用いて文字列と共に画面表示する際の動作について説明する。図3は、コンピュータ22のイメージエディタ24を用いてWebサーバ31から配信されたレイアウト画像LGと文字列入力領域CLに入力された文字列との組合せ画像を表示する編集印刷画面60の一例を示す説明図である。図示するように、編集印刷画面60では、レイアウト画像LGの編集として、縮小拡大の範囲や回転、組合せ、重ね合わせ、アスペクト比変更、フリーレイアウトなどがあり、対応する編集ボタン61〜67を操作することによりレイアウト画像LGを編集できるようになっている。また、マウスなどのポインティングデバイスを用いて文字列入力領域CLを設定すると共に印字される際の文字の大きさを設定して文字列を入力することができるようになっている。なお、編集印刷画面60には、編集した組合せ画像の見本印刷を行なうための「見本印刷」ボタン72や、自宅印刷を行なうための「自宅印刷」ボタン74、センター印刷を選択するための「センター印刷」ボタン76なども表示されている。
【0038】
図4は画像に文字列が組み込まれた組合せ画像を印刷した印刷物の一例を示す説明図であり、図5は編集印刷画面60に表示される組合せ画像を拡大して示す拡大説明図である。画面表示の文字列入力領域CLに相当する文字列入力領域CPに印字される文字列CP1,CP2は、コンピュータ22の画面上では、図5に示すように、レイアウト画像LGに対して文字列CP1,CP2が占める領域と同一の比率の領域に予め設定された複数のサイズの文字のうち表示可能なサイズであって最も大きなサイズの文字を用いて文字列CL1,CL2として表示される。即ち、画面表示される文字列CL1,CL2は、画像の拡大縮小率に比して、同一比率のサイズの文字によるものではなく、同一の比率のサイズより若干小さなサイズの文字によるものとなる。このため、印刷物と画面表示では、文字と画像との配置関係に不一致が生じるが、実施例の表示装置20では、この不一致をイメージエディタ24における文字列表示処理により解決している。
【0039】
図6にイメージエディタ24における文字列表示処理の一例を示すフローチャートを示す。文字列表示処理では、まず、画面に表示された画像の拡大縮小率と画面に入力された文字列入力領域CLのピクセル数とに基づいて印刷時の文字列入力領域CPを計算する(ステップS100)。例えば、用紙サイズがA4(縦297mm,横210mm)で画面に表示された用紙が縦594ピクセル,横420ピクセルであれば1ピクセル当たり0.5mmとなるから、文字列入力領域CLが縦70ピクセル,横100ピクセルであれば、印刷時の文字列入力領域CPは縦35mm,横50mmとして計算される。続いて、入力された文字サイズとフォントとに基づいてOSが提供する論理座標における文字列の長さと高さとを取得する(ステップS110)。例えば、OSがマイクロソフト社製のウィンドウズ(登録商標)であれば、1440分の1インチを単位(twips)とする論理座標系を用いて図4や図5における「ABCD」の文字列の長さと高さとを得るコマンド「GetStringSize("ABCD")」を実行することによって取得することができる。そして、こうして取得した論理座標の単位における文字列の長さと高さとを印刷時の長さの単位(mm)に変換して印刷時文字列領域とする(ステップS120)。
【0040】
次に、計算された印刷時文字列領域に基づいて画面表示時の文字列の長さと高さとからなる画面表示時文字列領域をピクセル単位で計算する(ステップS130)。例えば、前述の例で印刷時文字列領域が長さ46mm,高さ5mmであれば、画面文字列領域は長さ92ピクセル,高さ10ピクセルとして計算される。画面表示時文字列領域を計算すると、コンピュータ22やイメージエディタ24が予め準備している複数の文字サイズのうちこの計算した画面表示時文字列領域に文字列を表示可能な文字サイズのうち最大のサイズを選択し(ステップS140)、選択したサイズによる文字列が画面表示時文字列領域に略均等配分されるよう各文字間をピクセル単位で比例計算により計算する(ステップS150)。画面表示時文字列領域は印刷時文字列領域に対して拡大または縮小されているから、選択した文字サイズは、印刷時の文字サイズをちょうど拡大または縮小した拡大縮小率に一致する場合を除いて同一の拡大縮小率のサイズより小さくなる。同一の拡大縮小率の文字サイズによる文字列を図7(a)に、文字間調節なしの選択した文字サイズによる文字列を図7(b)に、選択した文字サイズによる文字列を画面表示時文字列領域に均等配分した際の文字列を図7(c)に示す。図示するように、選択した文字サイズは、同一の拡大縮小率の文字サイズにより小さくなっているから、文字間調節を行なわないと文字列の長さは同一の拡大縮小率の文字サイズによる文字列より短くなる。したがって、この短くなった文字列をそのまま画面表示するものとすれば、印刷時と画面表示時における画像と文字列との配置関係に不一致が生じることになる。一方、図7(c)に示すように、選択した文字サイズであっても画面表示時文字列領域に均等配分されるよう文字間が調節された文字列の長さは、同一の拡大縮小率の文字サイズによる文字列と同一となる。したがって、同一の長さの文字列を画面表示することにより、印刷時と画面表示時における画像と文字列との配置関係は略同一となり、不一致は解消される。なお、文字間は同一の拡大縮小率の文字サイズと選択した文字サイズを用いる比例計算により計算することができる。
【0041】
次に、画面表示時文字列領域における文字表示のためのベースラインを計算する(ステップS160)。ベースラインは、印刷時文字列領域におけるベースラインに基づいて比例計算で計算することができる。そして、画面表示時文字列領域に計算したベースラインを用いて選択したサイズによる文字列を計算した文字間をもって画面表示して(ステップS170)、文字列表示処理を終了する。
【0042】
以上説明した実施例の表示装置20によれば、OSが提供する論理座標における文字列の長さと高さとを取得し、これに基づいて印刷時文字列領域や画面表示時文字列領域を計算し、予め設定した複数の文字サイズのうち画面表示時文字列領域に文字列を表示可能なサイズであって最大のサイズの文字を選択し、選択したサイズによる文字列が画面表示時文字列領域に均等配分されるよう文字間を計算し、画面表示時文字列領域におけるベースラインを計算して、文字列を画面表示するから、画面表示時と画面表示時における画像と文字列との配置関係の不一致を緩和することができる。もとより、文字列をテキストとして取り扱うことができる。しかも、印刷物提供用システム30からダウンロードされ、画像の編集,画像の印刷が印刷物提供用システム30により管理され、コンピュータ22で起動するイメージエディタ24であっても印刷時と画面表示時における画像と文字列の配置関係の不一致を解消することができる。
【0043】
実施例の表示装置20では、イメージエディタ24を印刷物提供用システム30からダウンロードされ、画像の編集,画像の印刷が印刷物提供用システム30により管理されるものとしたが、イメージエディタ24は、印刷物提供用システム30により画像の編集や画像の印刷が管理されないものとしても構わない。
【0044】
実施例の表示装置20では、文字列が組み込まれる画像はインターネット10を介して印刷物提供用システム30から配信されるものとしたが、印刷物提供用システム30から配信されたものに限られない。
【0045】
実施例では、Webサーバ31やエディタサーバ32,オーサリングサーバ33,本画像ファイルサーバ34,データベースサーバ35により印刷物提供用システム30を構成するものとしたが、Webサーバ31に他のサーバの機能のすべてを持たせるもの、即ち1台のコンピュータにより構成するものとしても差し支えない。
【0046】
以上、本発明の実施の形態としての表示装置20について説明したが、文字列の表示方法の形態としてもよく、あるいは、コンピュータをこうした表示装置20として機能させるプログラムの形態としてもよい。こうしたプログラムの形態とする場合、上述した文字列表示処理の各ステップを各処理としてプログラミングすればよい。
【0047】
実施例の表示装置20では、画面表示された文字列の長さと高さとをOSが提供する論理座標を用いて取得し、これに基づいて印刷時文字列領域や画面表示時文字列領域を計算し、予め設定した複数の文字サイズのうち画面表示時文字列領域に文字列を表示可能なサイズであって最大のサイズの文字を選択し、選択したサイズによる文字列が画面表示時文字列領域に均等配分されるよう文字間を計算し、画面表示時文字列領域におけるベースラインを計算して、文字列を画面表示することにより、画像と文字列との組合せ画像における画面表示時の印刷時に対する文字列の配置関係の不一致を緩和したが、こうした手法を画面表示された組合せ画像を印刷する際に適用するものとしてもよい。この場合、実施例の表示装置20で実行する図6に例示する文字列表示処理の各処理の画面表示と印刷に対する特性を考慮して画面表示時と印刷時とを入れ替えるものとすればよい。例えば、図8に例示する印刷処理を実行すればよい。
【0048】
この印刷処理では、画面表示した画像の領域と画面入力した文字列の領域である画面表示時文字列領域とを画面表示におけるピクセル数により計算し(ステップS200)、画面表示した画像の領域と計算した画面表示時文字列領域とをOSが提供する論理座標に変換し(ステップS210)、画面表示した画像の領域と画像の印刷領域と変換した画面表示時文字列領域油温Toに基づいて印刷時の文字列の領域を論理座標を用いて計算する(ステップS220)。続いて、計算した論理座標における印刷時の文字列の領域を印刷時の解像度を単位とする印刷時文字列領域に変換し(ステップS230)、変換した印刷時文字列領域と画面表示時文字列領域と画面入力した文字列の文字サイズとに基づいて印刷時の文字列の文字サイズを計算する(ステップS240)。そして、計算した文字サイズによる文字列を印刷時文字列領域に配置する際の各文字間を印刷時の解像度を単位として比例計算すると共に(ステップS250)、印刷時文字列領域のベースラインを計算し(ステップS260)、計算したベースラインを用いて計算した文字サイズも文字を用いて計算した各文字間で文字列を印刷する(ステップS270)。なお、こうした処理は、表示装置20のコンピュータ22に接続されたプリンタ28で組合せ画像を印刷するときにコンピュータ22で実行するものとしてもよいし、印刷センター40の印刷用コンピュータ42に接続された大型プリンタ44で組合せ画像を印刷するときに印刷用コンピュータ42で実行するものとしてもよい。この場合、コンピュータ22や印刷用コンピュータ42が画像印刷装置として機能することとなる。
【0049】
こうした印刷処理を実行するものとすれば、画像と文字列との組合せ画像における印刷時の画面表示時に対する文字列の配置関係の不一致を緩和することができる。なお、組合せ画像は、印刷物提供用システム30からダウンロードされ、画像の編集,画像の印刷が印刷物提供用システム30により管理されるイメージエディタ24により作成されたともでもよいし、印刷物提供用システム30により画像の編集や画像の印刷が管理されないソフトウエアにより作成されたものでもよい。文字列が組み込まれる画像はインターネット10を介して印刷物提供用システム30などから配信されるものでもよいし、印刷物提供用システム30などから配信されたものでなくても構わない。
【0050】
以上、本発明の実施の形態としての印刷処理を実行する装置について説明したが、画像を印刷する方法の形態としてもよく、あるいは、コンピュータをこうした画像印刷装置として機能させるプログラムの形態としてもよい。こうしたプログラムの形態とする場合、上述した印刷処理の各ステップを各処理としてプログラミングすればよい。
【0051】
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である表示装置20を含むシステム構成の概略を示す構成図である。
【図2】実施例の表示装置20と印刷物提供用システム30とのデータのやり取りを中心に示したブロック図である。
【図3】コンピュータ22のイメージエディタ24を用いてWebサーバ31から配信されたレイアウト画像LGに文字列CLを入力した組合せ画像を表示する編集印刷画面60の一例を示す説明図である。
【図4】レイアウト画像LGに文字列CLが組み込まれた組合せ画像を印刷した印刷物の一例を示す説明図である。
【図5】編集印刷画面60に表示される組合せ画像を拡大して示す拡大説明図である。
【図6】イメージエディタ24における文字列表示処理の一例を示すフローチャートである。
【図7】同一の拡大縮小率の文字サイズによる文字列と文字間調節なしの選択した文字サイズによる文字列と文字間調節ありの選択した文字サイズによる文字列との一例を示す説明図である。
【図8】表示装置20のコンピュータ22や印刷センター40の印刷用コンピュータ42により実行される印刷処理の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 インターネット、12 コンテンツベンダ、20 表示装置、22 コンピュータ、23 Webブラウザ、24 イメージエディタ、28 プリンタ、30 印刷物提供用システム、31 Webサーバ、32 エディタサーバ、33 オーサリングサーバ、34 本画像ファイルサーバ、35 データベースサーバ、40 印刷センター、42 印刷用コンピュータ、44 大型プリンタ、60 編集印刷画面、61〜67 編集ボタン、72 「見本印刷」ボタン、74 「自宅印刷」ボタン、76 「センター印刷」ボタン。
Claims (17)
- 任意のサイズで印刷可能な文字を用いた文字列と画像とを組み合わせてなる組合せ画像を予め設定された複数のサイズの文字を用いて画面表示する際の文字列の表示方法であって、
(a)印刷時における前記文字列が占める印刷時文字領域を計算し、
(b)該計算された印刷時文字領域と前記組合せ画像の画面表示領域とに基づいて画面表示における前記文字列の占める画面表示時文字領域を計算し、
(c)前記設定された複数のサイズの文字のうち前記計算された画面表示時文字領域内で前記文字列を表示可能なサイズであって最も大きなサイズの文字を選択し、
(d)該選択したサイズの文字を用いて前記文字列を前記画面表示時文字領域内で略均等配分して表示する
文字列の表示方法。 - 前記ステップ(a)は、少なくとも前記組合せ画像を印刷する印刷装置の解像度以上の解像度に対応する座標を用いて印字時における前記文字列の長さを計算するステップを含む請求項1記載の文字列の表示方法。
- 前記ステップ(a)は、前記座標を用いて前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算するステップを含む請求項2記載の文字列の表示方法。
- 前記ステップ(b)は、画面表示におけるピクセル単位を用いて少なくとも前記画面表示時文字領域のうちの前記文字列の占める長さを計算するステップである請求項1ないし3いずれか記載の文字列の表示方法。
- 前記ステップ(b)は、前記ピクセル単位を用いて前記組合せ画像の画面表示領域における前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算するステップを含む請求項4記載の文字列の表示方法。
- 前記ステップ(d)は、前記画面表示時文字領域に対応する文字のサイズと前記選択した文字のサイズとの比例計算により前記文字列の文字間を設定して該文字列を表示するステップである請求項1ないし5いずれか記載の文字列の表示方法。
- 請求項1ないし6いずれか記載の文字列の表示方法であって、
前記組合せ画像は、通信ネットワークを介して配信された画像と該画像に対して組み込み入力された文字列とからなり、
前記組合せ画像の画面表示は、前記通信ネットワークを介して該画像の配信元に管理されてなる
文字列の表示方法。 - 前記画像に対する文字列の組み込み入力は、前記配信元に管理されてなる請求項7記載の文字列の表示方法。
- 任意のサイズで印刷可能な文字を用いた文字列と画像とを組み合わせてなる組合せ画像を予め設定された複数のサイズの文字を用いて画面表示する表示装置であって、
印刷時における前記文字列が占める印刷時文字領域を計算する印刷時文字領域計算手段と、
該計算された印刷時文字領域と前記組合せ画像の画面表示領域とに基づいて画面表示における前記文字列の占める画面表示時文字領域を計算する画面表示時文字領域計算手段と、
前記設定された複数のサイズの文字のうち前記計算された画面表示時文字領域内で前記文字列を表示可能なサイズであって最も大きなサイズの文字を選択する文字サイズ選択手段と、
該選択したサイズの文字を用いて前記文字列が前記画面表示時文字領域内で略均等配分されるよう文字間を設定する文字間設定手段と、
該設定された文字間で前記選択されたサイズの文字を用いて前記文字列を前記画面表示時文字領域に表示する画面表示手段と、
を備える表示装置。 - 前記印刷時文字領域計算手段は、少なくとも前記組合せ画像を印刷する印刷装置の解像度以上の解像度に対する座標を用いて印字時における前記文字列の長さを計算する手段である請求項9記載の表示装置。
- 前記印刷時文字領域計算手段は、前記座標を用いて前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算する手段である請求項10記載の表示装置。
- 前記画面表示時文字領域計算手段は、画面表示におけるピクセル単位を用いて少なくとも前記画面表示時文字領域のうちの前記文字列の占める長さを計算する手段である請求項9ないし11いずれか記載の表示装置。
- 前記画面表示時文字領域計算手段は、前記ピクセル単位を用いて前記組合せ画像の画面表示領域における前記文字列の高さ方向の基礎となる基準位置を計算する手段である請求項12記載の表示装置。
- 前記文字間設定手段は、前記画面表示時文字領域に対応する文字のサイズと前記選択した文字のサイズとの比例計算により前記文字列の文字間を設定する手段である請求項9ないし13いずれか記載の表示装置。
- 請求項9ないし14いずれか記載の表示装置であって、
前記組合せ画像は、通信ネットワークを介して配信された画像と該画像に対して組み込み入力された文字列とからなり、
前記組合せ画像の画面表示は、前記通信ネットワークを介して該画像の配信元に管理されてなる
表示装置。 - 前記画像に対する文字列の組み込み入力は、前記配信元に管理されてなる請求項15記載の表示装置。
- コンピュータを、請求項9ないし16いずれか記載の表示装置として機能させるプログラム。
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