JP3871574B2 - 荷受台昇降装置における荷受台構造 - Google Patents

荷受台昇降装置における荷受台構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、貨物自動車の車体後部に設けられる荷受台昇降装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の荷受台昇降装置は、図17及び図18の如く、車体01に取り付けた平行リンク02の先端に昇降枠03を介して荷受台04を設け、車体01側に設けた油圧シリンダ05にて平行リンク02を上下回動させることにより、荷受台04を昇降させて荷物であるキャスタ付きのカート(図示せず)を地上と荷箱06との間で積み降ろしできるようにしてある。前記荷受台04にはストッパ07を設けてあり、荷受台04上のカートが荷受台04の後方から落下するのを防止するようにしてある。また荷受台04の横幅W01はその載置スペースがカート1台分になるように荷箱06の横幅W02より短く形成してあり、荷受台04昇降中に作業員がカートを確実に荷受台04上に保持できるようにして、振動等にて荷受台04上のカートが転倒するのを防止するようにしてある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが前記構造の場合、荷受台04を荷箱06の横幅W02より短く形成していることから、図18の如く荷受台04最上昇位置において荷箱06後部の左右両端部には荷受台04が配置されない。このため荷箱06内のカートを荷受台04上に移動させる際、誤ってカートを荷箱06後部の左右両端部へ移動させるとカートが落下するという問題があった。
そこで、本発明は荷箱側の荷物の落下を確実に防止することができる荷受台昇降装置の荷受台構造を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1では、荷箱を搭載した車体の後部に平行リンクを設け、前記平行リンクの先部には前記荷箱の横幅より短く形成された横幅を有する荷受台を設け、前記荷受台を適宜駆動手段にて地上と荷箱の床面との間で昇降させる荷受台昇降装置において、前記平行リンクの先部若しくは荷受台の基部には、前記荷受台の基部の左右両側方から車幅方向に延びるとともに、荷受台最上昇位置にて荷箱の床面より上方へ突出し、当該荷箱側の荷物が荷箱後部の左右両端部から後方へ落下するのを防止する規制部を設けてなることを特徴とするものである。これにより、荷受台最上昇位置にて荷箱側の荷物が落下するのを確実に防止することができる。
【0005】
請求項2では、荷箱を搭載した車体の後部に平行リンクを設け、前記平行リンクの先部には荷受台を設け、前記荷受台を適宜駆動手段にて地上と荷箱の床面との間で昇降させる荷受台昇降装置において、前記荷受台は、荷箱の横幅と略同一長さに形成して平行リンクの先部に接続された昇降枠と、荷箱の横幅より短く形成してなる荷受面を有する前記昇降枠に接続された荷受台本体とからなり、前記昇降枠は、前記荷受台本体の横幅と略同一幅に形成されるとともに荷受台本体の荷受面と略同一平面を形成する連通部と、前記連通部の左右両側方に延びるとともに荷受台最上昇位置にて荷箱の床面より上方に突出させた規制部とを一体形成してなることを特徴とするものである。これにより、請求項1の効果とともに部品点数を少なくすることができ、安価に製作することができる。
また、本発明の荷受台構造は、荷箱を搭載した車体の後部に平行リンクを設け、前記平行リンクの先部には荷受台を設け、前記荷受台を適宜駆動手段にて地上と荷箱の床面との間で昇降させる荷受台昇降装置において、前記荷受台は、荷箱の横幅と略同一長さに形成して平行リンクの先部に接続された昇降枠と、荷箱の横幅より短く形成してなる荷受面を有する前記昇降枠に接続された荷受台本体とからなり、前記昇降枠は、前記荷受台本体の横幅と略同一幅に形成されるとともに荷受台本体の荷受面と略同一平面を形成する連通部と、前記連通部の左右両側方から車幅方向に延びるとともに荷受台最上昇位置にて荷箱の床面より上方に突出させ当該荷箱側の荷物が荷箱後部の左右両端部から後方へ落下するのを防止する規制部とを一体形成してなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1においては1は貨物自動車であって、該貨物自動車1は車体2上に荷箱3を搭載し、前記車体2の後部には地上と荷箱3の床面3aとの間で荷物を積み降ろしするための荷受台昇降装置4が配設されている。
【0007】
以下、この荷受台昇降装置4について説明すると、前記車体2にはガイドフレーム5aを有する支持装置5が固定され、前記ガイドフレーム5aには取付部材6が前後スライド可能に支持されるとともにスライドシリンダ7にてスライドするようになっている。前記取付部材6には上アーム8aと下アーム8bとからなる平行リンク8の基部が軸支され、前記平行リンク8の先部には荷受台9が設けられている。これにより、平行リンク8を昇降シリンダ10にて上下回動させることにより荷受台9が昇降するようになっている。また、平行リンク8の基部の一部が幾分移動することにより、荷受台9が接地時に前下がりになって地面から荷受台9への荷物の移動がスムーズに行えるようになっている(図1二点鎖線)。
【0008】
前記荷受台9は、図2乃至図5に示す如く昇降枠11、メインプレート12及びサブプレート13とから構成されており、前記メインプレート12とサブプレート13にて形成される荷受台本体14の横幅W1は荷箱3の横幅W2より短く形成して荷物であるキャスタ付きのカート(図示せず)を一台分のみ載置できるようにしてある。前記昇降枠11とメインプレート12、メインプレート12とサブプレート13とはそれぞれヒンジ15、16を介して折り畳み可能に連結されている。17はサブプレート13の先部に起伏可能に設けられたストッパで、荷受台9昇降中は荷受台9より突出させて荷受台9上の荷物が荷受台9の先部から落下するのを防止するようにしてある。
【0009】
これにより荷受台9使用時には図1の如くメインプレート12及びサブプレート13を展開して荷受台9全体が略同一平面となる荷受面9aを形成して積み降ろし作業を行い、荷受台9格納時には図6の如くメインプレート12上にサブプレート13を折り畳み、さらに昇降枠11に対してメインプレート12を折り畳んだ後、昇降シリンダ10にて荷受台9を図7の如く所定位置まで上昇させ、スライドシリンダ7にて平行リンク8を図8の位置までスライドさせて格納することができるようになっている。
【0010】
前記昇降枠11は、図2に示す如く荷箱3の横幅W2と略同一幅に形成されている。前記昇降枠11の上面には、図4及び図5に示す如く荷受台本体14の横幅W1と略同一幅に形成されるとともに荷受面9aと略同一平面を形成する連通部11aと、この連通部11aの左右両側方に連通部11aより幾分上方へ突出させた規制部11bとを一体形成してあり、前記規制部11bの下方の昇降枠11に平行リンク8の上アーム8a及び下アーム8bの先部がそれぞれ連結されている。
【0011】
これにより図5の荷受台9最上昇位置において、前記連通部11aは荷箱3の床面3aと略同一平面となり、荷箱3と荷受台9との間で荷物を移動させるとき前記連通部11a上を通過させることができ、また前記規制部11bの前面11cは床面3a後端の左右両側部において床面3aより突出した位置にあるため、荷箱3側の荷物が規制部11bに当接することにより荷箱3から荷物が落下するのを防止するようになっている。
前記昇降枠11の後面11dは車体2幅方向に連続しており、図8の如く荷受台9の格納状態でリヤバンパとして兼用できるようになっている。
【0012】
18はサブプレート13をメインプレート12上に折り畳んだ状態で保持するための固縛装置で、該固縛装置18は図9乃至図12に示すごとく、サブプレート13の先部裏面の凹部13aに設けられたフック装置(係合部材)19と、前記フック装置19と係脱しうるメインプレート12の基部上面に突設された逆U字型の受部材(被係合部材)20と、前記サブプレート13側に設けられてフック装置19と受部材20とを係合解除しうる取手21とから構成されている。
【0013】
前記フック装置19は、凹部13aの端部に固定された固定板22を固定し、この固定板22の上面に突設した左右一対の逆U字型のガイド枠23内に摺動板24をスライド自在に設けてある。前記摺動板24の一端部には前記受部材20に係脱しうるフック25を垂下固定してある。前記フック25の下面にはテーパ面25aを形成してあり、サブプレート13をメインプレート12上に折り畳んだときフック25のテーパ面25aが受部材20の上面に当接してフック25を外側(図11右側)へ押し広げることによりフック25が受部材20を通過して自動的に受部材20と係合できるようになっている。
【0014】
前記摺動板24の他端部は、一端が固定板22に連結されたスプリング26の他端を連結してあり、このスプリング26の付勢力により摺動板24を常時内側(図11左側)に付勢させている。前記スプリング26は固定板22に穿設された取付孔22a内に配置されている。
前記取手21は帯状の可撓性材からなり、その中間部に環状の折曲部21aを形成して両端を重合させた重合部21bを一対のボルト27にて前記摺動板24の上面に固定されており、図12の如く前記取手21の折曲部21aを上方へ持ち上げると、摺動板24のフック25がスプリング26の付勢力を抗して外側にスライドし、受部材20との係合を解除するようになっている。
【0015】
また前記一対のボルト27は、図11の固縛状態で外側(図11右側)のボルト27の頭部が内側(図11左側)のガイド枠23に当接して、スプリング26の付勢力による摺動板24の内側移動を規制してあり、また固縛解除時に摺動板24が外側へ移動すると、内側のボルト27の頭部が内側のガイド枠23に当接して、摺動板24がそれ以上内側へ移動するのを規制するようになっている。22bは固定板22に穿設された長孔で、前記摺動板24より下方に突出したボルト27の下端部がこの長孔22b内をスライドするようにしてある。
【0016】
図13は規制部の他の実施の形態を示すもので、この規制部28aはL字型に形成され、昇降枠11上面の左右両側面に固定された取付板28の上面に固定されており、前記規制部28aの前面28bにて荷箱3側の荷物が落下するのを防止するようにしてある。
【0017】
図14乃至図16は固縛装置の他の実施の形態を示すもので、この固縛装置29は、サブプレート13の凹部13aに設けられたフック装置(係合部材)30と、メインプレート12の基部上面に突設された逆U字型の受部材(被係合部材)31と、前記サブプレート13側に設けられてフック装置30と受部材31とを係合解除しうる取手32とから構成されており、前記フック装置30と受部材31とを係合させることにより荷受台9を折り畳み状態に保持するようになっている。
【0018】
前記フック装置30は、凹部13aの一端部に固定された固定部材33のボス部33a及び支持部33bにロックピン34を進退可能に嵌挿してあり、前記ロックピン34はスプリング35にて常時外側(図15左側)に付勢されている。前記ロックピン34の先端にはテーパ面34aを形成してあり、サブプレート13をメインプレート12上に折り畳んだときにロックピン34のテーパ面34aが受部材31の上面に当接してロックピン34を内側(図15右側)へ退避させることによりロックピン34が受部材31を通過して自動的に受部材31と係合できるようになっている。34bは前記ロックピン34の先部に突設されたガイドピンで、該ガイドピン34bを前記ボス部33a上面の軸線方向に穿設された長孔33c内を移動させることにより、ロックピン34が回転するのを防止するようにしてある。一方、前記凹部13aの他端部には固定板36を固定してあり、この固定板36の上面に突設した左右一対の逆U字型のガイド枠37内には摺動板38をスライド可能に設けてある。
【0019】
前記取手32は帯状の可撓性材からなり、その中間部に環状の折曲部32aを形成するよう両端を重合させた重合部32bを一対のボルト39にて前記摺動板38の上面に固定してある。前記摺動板38の内側(図15左側)端部にはブラケット40を介して連結ロッド41の一端が連結されており、前記連結ロッド41の他端はブラケット42を介して前記ロックピン34に連結されている。これにより前記取手38の折曲部32aを上方へ持ち上げると、図16の如く摺動板38、連結ロッド41を介してロックピン34が退避方向へ引っ張られて受部材31との係合を解除できるようになっている。
【0020】
また前記一対のボルト39は、図15の固縛状態において外側(図15右側)のボルト39の頭部が内側(図15左側)のガイド枠37に当接してスプリング35の付勢力による摺動板38の内側移動を規制してあり、また固縛解除時に摺動板38が外側へ移動すると、内側のボルト39の頭部が内側のガイド枠37に当接して、摺動板38がそれ以上内側へ移動するのを規制するようになっている。36aは固定板36に穿設された長孔で、前記摺動板38より下方に突出したボルト39の下端部がこの長孔内でスライドするようにしてある。
【0021】
尚、本実施の形態では、荷受台を折り畳むとともに平行リンクをスライドさせて荷受台を車体の下方に格納するようになっているが、取付部材を直接車体に固定して平行リンクがスライドしない構造にすることも可能である。また、荷受台の格納位置を車体の下方に限定するものではなく、荷受台を起立させて荷箱の後方に格納させるようにしても同様の作用効果を有するものである。また、規制部は平行リンクの先部に設け、荷受台を最上昇させたときに床面より上方へ突出させるようにしても同様の作用効果を有するものである。さらに、本実施の形態では荷受台の横幅をカート1台分の載置スペースに形成してカートを積み降ろしするようにしてあるが、カート以外の荷物を積み降ろしする場合でも同様の作用効果を有するものであって、この場合の荷受台の横幅は少なくても荷箱の横幅より短く形成して作業員が荷物を確実に荷受台上に保持できるスペースを有していれば良い。
【0022】
本発明は前記の如き構成で、次に作用について説明する。
図8の走行状態から荷受台9を使用する場合は、図7の如くスライドシリンダ7にて荷受台9を後方へ移動させて昇降シリンダ10にて荷受台9を下降させた後、手動により荷受台本体14を昇降枠11に対して回動させて地面まで展開する(図6実線)。さらに固縛状態(図11)にある固縛装置18を解除してサブプレート13をメインプレート12に対して回動させて展開し、荷受台9全体が略同一平面となる荷受面9aを形成する(図6一点鎖線)。
【0023】
固縛状態からの固縛解除操作は取手21を使用する。すなわち取手21の折曲部21aを上方へ持ち上げると、取手21の重合部21bはガイド枠23にてその上方移動が規制されているため摺動板24とともに外側へスライドし、それに伴いフック25も外側へ移動して図12の如く受部材20との係合が解除される。固縛装置18を解除すると、さらに取手21を持ち上げてサブプレート13をメインプレート12に対して図6時計方向に回動させて展開させる。
その際、取手21の持ち上げ操作により固縛装置18の固縛解除操作とともにサブプレート13の展開操作を同時に行うことができるので、作業者は片手で簡単容易に展開作業を行うことができる。
【0024】
荷受台9の展開後、地上のカートを荷箱3内に積み込む場合は、接地状態(図1二点鎖線)にした荷受台9上にカートを移動させた後、昇降シリンダ10を作動させて荷受台9を上昇させる。その際、荷受台9上に載置されるカートは1台分のみであるため、作業者はカートを確実に荷受台9上に押さえて固定することができ、昇降中にカートが転倒するのを確実に防止することができる。荷受台9が最上昇位置(図1一点鎖線)に達すると、荷受台9上の荷物を昇降枠11の連通部11aを通過させて荷箱3内に移動させる。
【0025】
次に荷受台9最上昇位置から、荷箱3内のカートを地上へ降ろす場合は、カートを昇降枠11の連通部11aを通過させて荷受台9上に移動させる。このとき床面3a後端の左右両端部には図5の如く規制部11bの前面11cが荷箱3の床面3aより上方に突出しているため、荷箱3側のカートが床面3a後端の左右両端部から落下するのを確実に防止することができる。カートを荷受台9上へ移動させると、昇降シリンダ10を作動させて荷受台9を最下降位置(図1二点鎖線)まで下降させた後、カートを地上へ降ろす。
【0026】
荷受台昇降装置4による積み降ろし作業が終了すると、荷受台9を最下降位置まで下降させてメインプレート12上にサブプレート13を折り畳む(図6実線)。このときフック25のテーパ面25aが受部材20に当接し、フック25はスプリング26の付勢力を抗して外側へ押し広げられながら下方移動して図11の如く受部材20と係合する。これによりサブプレート13は固縛装置18により折り畳み状態にて保持される。
【0027】
次いでメインプレート12を昇降枠11に対して折り畳む。このときサブプレート13は固縛装置18によりメインプレート12に折り畳み保持されているため、メインプレート12に対して揺動することなく折り畳み作業をスムーズに行うことができる。
折り畳み作業が終了すると、昇降シリンダ10にて荷受台9を格納位置まで上昇させる(図7)。その後スライドシリンダ7にて図8の如く荷受台9が車体2の下方に位置するまでスライドさせて、格納作業を完了させる。
【0028】
【発明の効果】
以上の如く本発明の請求項1では、平行リンクの先部若しくは荷受台の基部に、荷受台の基部の左右両側方から車幅方向に延びる規制部を設け、前記規制部を荷受台最上昇位置において荷箱の床面より上方へ突出させるようにしたので、前記最上昇位置で荷箱の荷物を積み込みときに、荷箱側の荷物が荷箱後部の左右両端部から後方へ落下するのを確実に防止することができ、積み降ろし作業を安全に行うことができる。請求項2及び請求項3では、荷受台基部の昇降枠に規制部を一体形成するようにしたので、荷箱側の荷物の落下を防止できるとともに、部品点数を少なくして安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の荷受台昇降装置の全体図である。
【図2】図1のA−A図である。
【図3】荷受台の全体側面図である。
【図4】図2のB−B断面図である。
【図5】荷受台最上昇位置における斜視図である。
【図6】荷受台展開時の作動状態図である。
【図7】荷受台のスライド格納途中の作動状態図である。
【図8】荷受台の格納状態を示す全体図である。
【図9】図6のC部拡大図である。
【図10】図9のD−D図である。
【図11】図10のE−E断面図である。
【図12】図11の固縛装置を固縛解除したときの作動状態図である。
【図13】規制部の他の実施の形態を示す斜視図である。
【図14】固縛装置の他の実施の形態を示す平面図である。
【図15】図14のF−F断面図である。
【図16】図15の固縛装置を固縛解除したときの作動状態図である。
【図17】従来の荷受台昇降装置の全体図である。
【図18】従来の荷受台昇降装置の斜視図である。
【符号の説明】
2 車体
3 荷箱
3a 床面
4 荷受台昇降装置
8 平行リンク
9a 荷受面
9 荷受台
11 昇降枠
11a 連通部
11b、28a 規制部
14 荷受台本体

Claims (3)

  1. 荷箱を搭載した車体の後部に平行リンクを設け、前記平行リンクの先部には前記荷箱の横幅より短く形成された横幅を有する荷受台を設け、前記荷受台を適宜駆動手段にて地上と荷箱の床面との間で昇降させる荷受台昇降装置において、前記平行リンクの先部若しくは荷受台の基部には、前記荷受台の基部の左右両側方から車幅方向に延びるとともに、荷受台最上昇位置にて荷箱の床面より上方へ突出し、当該荷箱側の荷物が荷箱後部の左右両端部から後方へ落下するのを防止する規制部を設けてなることを特徴とする荷受台昇降装置における荷受台構造。
  2. 荷箱を搭載した車体の後部に平行リンクを設け、前記平行リンクの先部には荷受台を設け、前記荷受台を適宜駆動手段にて地上と荷箱の床面との間で昇降させる荷受台昇降装置において、前記荷受台は、荷箱の横幅と略同一長さに形成して平行リンクの先部に接続された昇降枠と、荷箱の横幅より短く形成してなる荷受面を有する前記昇降枠に接続された荷受台本体とからなり、前記昇降枠は、前記荷受台本体の横幅と略同一幅に形成されるとともに荷受台本体の荷受面と略同一平面を形成する連通部と、前記連通部の左右両側方に延びるとともに荷受台最上昇位置にて荷箱の床面より上方に突出させた規制部とを一体形成してなることを特徴とする荷受台昇降装置における荷受台構造。
  3. 荷箱を搭載した車体の後部に平行リンクを設け、前記平行リンクの先部には荷受台を設け、前記荷受台を適宜駆動手段にて地上と荷箱の床面との間で昇降させる荷受台昇降装置において、前記荷受台は、荷箱の横幅と略同一長さに形成して平行リンクの先部に接続された昇降枠と、荷箱の横幅より短く形成してなる荷受面を有する前記昇降枠に接続された荷受台本体とからなり、前記昇降枠は、前記荷受台本体の横幅と略同一幅に形成されるとともに荷受台本体の荷受面と略同一平面を形成する連通部と、前記連通部の左右両側方から車幅方向に延びるとともに荷受台最上昇位置にて荷箱の床面より上方に突出させ当該荷箱側の荷物が荷箱後部の左右両端部から後方へ落下するのを防止する規制部とを一体形成してなることを特徴とする荷受台昇降装置における荷受台構造。
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