JP3870685B2 - 空気調和機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気調和機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機では、遠隔制御装置の操作部に情報要求スイッチを設け、この情報要求スイッチ操作時には、室内機の表示部にて、室内温度、室外温度、空気清浄フィルタの目詰まり状態などの表示を実施していた。また、遠隔制御装置の操作部には、別途、故障診断スイッチも設けられ、この故障診断スイッチ操作時には、異常検出部により異常検出された場合は、その異常内容に応じた表示が実施されていた。
【0003】
そして、操作部には、空気調和機の電流容量を選択するスイッチなど室内機の設置に関連するスイッチなども設けられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成では、遠隔制御装置の操作部に、情報要求スイッチと故障診断スイッチという複数の表示関連のスイッチがあり、その為、使用者においては、どのような場合にどちらのスイッチを使用したらよいのかがわかりにくいなど、操作性においてやや劣る面があり、また、スイッチが複数個あることでコストアップにつながっていた。
【0005】
また、操作部にはそれ以外にも室内機の設置に関するスイッチなどもあり、それらの設置状況を知るためのスイッチを更に別に設けると、さらに操作する上でわかりにくものとなり、また、更なるコストアップにつながる可能性もあった。本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、空気調和機のコスト低減と操作性向上を実現する手段を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、空気調和機の異常を検出する異常検出部と遠隔操作装置からの信号を受信する受信部と遠隔操作装置へ各種信号を送信する送信部と受信データを解読し送信データを決定するマイクロコンピュータを備えた室内ユニットと、各種内容を設定する操作部とその設定内容を送信する送信部とその設定内容を表示する表示部を備えた遠隔操作装置より構成され、遠隔操作装置の操作部に情報要求スイッチを設け、情報要求スイッチ操作した場合、異常検出部で異常を検出した時と異常検出しない正常な時で、室内ユニットから遠隔制御装置へ送信するデータを変更し、遠隔制御装置にて室内ユニットから送信された内容を表示部で表示するようにしたものである。
【0007】
また、遠隔操作装置の情報要求スイッチを操作した時、異常検出部で異常検出しない正常な場合は、各種温度情報を送信し、異常を検出した場合は、異常情報のみを、室内ユニットから遠隔制御装置へ送信し、送信された内容を表示部で表示ようにしたものである。
【0008】
また、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設定完了後の一定期間に情報要求スイッチを操作された場合のみ、室内ユニットから通常送信される内容に追加して設置状況の設定内容も送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0009】
また、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設定完了後で始めて情報要求スイッチを操作された場合のみ、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0010】
そして、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設置状況を選択するスイッチを操作した場合に、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0011】
これらのことにより、空気調和機のコスト低減することができ、また、操作性を向上させることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
上記課題を解決するための請求項1記載の発明は、空気調和機の異常を検出する異常検出部と遠隔操作装置からの信号を受信する受信部と遠隔操作装置へ各種信号を送信する送信部と受信データを解読し送信データを決定するマイクロコンピュータを備えた室内ユニットと、各種内容を設定する操作部とその設定内容を送信する送信部とその設定内容を表示する表示部を備えた遠隔操作装置より構成され、遠隔操作装置の操作部に情報要求スイッチを設け、情報要求スイッチ操作した場合、異常検出部で異常を検出した時と異常検出しない正常な時で、室内ユニットから遠隔制御装置へ送信するデータを変更し、遠隔制御装置にて室内ユニットから送信された内容を表示部で表示するようにしたものである。
【0013】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。
【0014】
請求項2記載の発明は、遠隔操作装置の情報要求スイッチを操作した時、異常検出部で異常検出しない正常な場合は、各種温度情報を送信し、異常を検出した場合は、異常情報のみを、室内ユニットから遠隔制御装置へ送信し、送信された内容を表示部で表示ようにしたものである。
【0015】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、異常発生時には、その他の情報が表示されないため、本当に必要な異常情報を待たずにすぐに見ることが可能となる。
【0016】
請求項3記載の発明は、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設定完了後の一定期間に情報要求スイッチを操作された場合のみ、室内ユニットから通常送信される内容に追加して設置状況の設定内容も送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0017】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容、室内機の設置状況の内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、設置状況は設定完了後一定時間しか表示しないが、通常、設置内容は常時必要とされないため、普段不用な情報をみることなく必要な情報のみを見ることが可能となる。
【0018】
請求項4記載の発明は、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設定完了後で始めて情報要求スイッチを操作された場合のみ、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0019】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容、室内機の設置状況の内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、設置状況が特に必要となるのは設定完了直後であるため、本当に必要な情報を早く見ることが可能となる。
【0020】
請求項5記載の発明は、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設置状況を選択するスイッチを操作した場合に、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0021】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容を表示する情報要求スイッチと設定状況確認用のスイッチが別となる為、操作しやすいものとなり、その上、スイッチを増やすことなく設定状況の確認が可能となる。
(実施の形態1)
図1は本実施の形態の簡単な構成図であり、1は室内ユニットの制御装置、2は遠隔制御装置であり、室内ユニットの制御装置1は、異常検出部3、受信部4、送信部5、マイクロコンピュータ6より構成されており、遠隔制御装置2は、操作部7、送信部8、受信部9、表示部10より構成されている。
【0022】
また、遠隔制御装置の操作部7には、情報要求スイッチ11、設置状況設定スイッチ12など配置されている。図2に、本実施例のフローチャートを示す。まず、空気調和機の使用者が部屋の温度を知るために遠隔制御装置の情報要求スイッチを押す(ステップ201)。
【0023】
すると、遠隔制御装置の送信部から室内制御装置の受信部に情報要求信号が送られ、室内制御装置の受信部が情報要求信号を受け取る(ステップ202)、そして、マイクロコンピュータが異常検出部で異常が検出されていないか判断する(ステップ203)。
【0024】
異常が検出されていない場合は、室内温度や屋外温度データを室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ送信する(ステップ204)。その後、遠隔制御装置の表示部に室内温度や屋外温度データを表示する(ステップ205)。また、異常が検出された場合は、室内温度や屋外温度データを室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ送信した後に、引き続き、異常発生時の異常内容を送信する(ステップ206)。その後、遠隔制御装置の表示部に室内温度や屋外温度データ及び異常内容を表示する(ステップ207)。
【0025】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。
(実施の形態2)
図3に、本実施の形態のフローチャートを示す。まず、空気調和機の使用者が部屋の温度を知るために遠隔制御装置の情報要求スイッチを押す(ステップ301)。すると、遠隔制御装置の送信部から室内制御装置の受信部に情報要求信号が送られ、室内制御装置の受信部が情報要求信号を受け取る(ステップ302)、そして、マイクロコンピュータが異常検出部で異常が検出されていないか判断する(ステップ303)。
【0026】
異常が検出されていない場合は、室内温度や屋外温度データを室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ送信する(ステップ304)。その後、遠隔制御装置の表示部に室内温度や屋外温度データを表示する(ステップ305)。
【0027】
また、異常が検出された場合は、室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ、異常発生時の異常内容を送信する(ステップ306)。その後、遠隔制御装置の表示部に異常内容を表示する(ステップ307)。
【0028】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、異常発生時には、その他の情報が表示されないため、本当に必要な異常情報を待たずにすぐに見ることが可能となる。
(実施の形態3)
図4に、本実施の形態のフローチャートを示す。まず、空気調和機の使用者が部屋の温度を知るために遠隔制御装置の情報要求スイッチを押す(ステップ401)。 すると、遠隔制御装置の送信部から室内制御装置の受信部に情報要求信号が送られ、室内制御装置の受信部が情報要求信号を受け取る(ステップ402)、そして、マイクロコンピュータが室内ユニットにて設置状況設定後一定時間内であるか判断する(ステップ403)。設定完了後一定時間経過後の場合は、室内温度や屋外温度データを室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ送信する(ステップ404)。 その後、遠隔制御装置の表示部に室内温度や屋外温度データを表示する(ステップ405)。
【0029】
また、設定完了後一定時間以内の場合は、室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ、室内温度や屋外温度、設定状況データを送信する(ステップ406)。その後、遠隔制御装置の表示部に室内温度や屋外温度及び設定状況データを表示する(ステップ407)。
【0030】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容、室内機の設置状況の内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、設置状況は設定完了後一定時間しか表示しないが、通常、設置内容は常時必要とされないため、普段不用な情報をみることなく必要な情報のみを見ることが可能となる。
(実施の形態4)
図5に、本実施の形態のフローチャートを示す。まず、空気調和機の使用者が部屋の温度を知るために遠隔制御装置の情報要求スイッチを押す(ステップ501)。すると、遠隔制御装置の送信部から室内制御装置の受信部に情報要求信号が送られ、室内制御装置の受信部が情報要求信号を受け取る(ステップ502)、そして、マイクロコンピュータが室内ユニットにて設置状況設定後、始めて、情報要求スイッチが押されたかの判断する(ステップ503)。
【0031】
設定完了後情報要求スイッチが押されたのが2回目以上の場合は、室内温度や屋外温度データを室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ送信する(ステップ504)。その後、遠隔制御装置の表示部に室内温度や屋外温度データを表示する(ステップ505)。
【0032】
また、設定完了後始めて情報要求スイッチが押された場合は、室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ、設定状況データを送信する(ステップ506)。その後、遠隔制御装置の表示部に設定状況データを表示する(ステップ507)。
【0033】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容、室内機の設置状況の内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、設置状況が特に必要となるのは設定完了直後であるため、本当に必要な情報を早く見ることが可能となる。
(実施の形態5)
図6に、本実施の形態のフローチャートを示す。まず、空気調和機の使用者が遠隔制御装置に配置された設定状況選択スイッチをセットする(ステップ601)。すると、遠隔制御装置の送信部から室内制御装置の受信部に設定状況選択信号が送られ、室内制御装置の受信部が設定状況選択信号を受け取る(ステップ602)、そして、マイクロコンピュータが室内ユニットにて設置状況選択信号を受け取ったかどうかの判断をする(ステップ603)。
【0034】
設置状況選択信号を受け取った場合は、設置状況の内容を室内制御装置の送信部から遠隔制御装置の受信部へ送信する(ステップ604)。その後、遠隔制御装置の表示部に設置状況の内容を表示する(ステップ605)。また、設置状況選択信号を受け取らなかった場合はは、遠隔制御装置の表示部に特に設置状況の表示はしない。
【0035】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容を表示する情報要求スイッチと設定状況確認用のスイッチが別となる為、操作しやすいものとなり、その上、スイッチを増やすことなく設定状況の確認が可能となる。
【0036】
【発明の効果】
上記実施例より明らかなように請求項1記載の発明は、空気調和機の異常を検出する異常検出部と遠隔操作装置からの信号を受信する受信部と遠隔操作装置へ各種信号を送信する送信部と受信データを解読し送信データを決定するマイクロコンピュータを備えた室内ユニットと、各種内容を設定する操作部とその設定内容を送信する送信部とその設定内容を表示する表示部を備えた遠隔操作装置より構成され、遠隔操作装置の操作部に情報要求スイッチを設け、情報要求スイッチ操作した場合、異常検出部で異常を検出した時と異常検出しない正常な時で、室内ユニットから遠隔制御装置へ送信するデータを変更し、遠隔制御装置にて室内ユニットから送信された内容を表示部で表示するようにしたものである。
【0037】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できるという効果を奏する。
【0038】
請求項2記載の本発明は、遠隔操作装置の情報要求スイッチを操作した時、異常検出部で異常検出しない正常な場合は、各種温度情報を送信し、異常を検出した場合は、異常情報のみを、室内ユニットから遠隔制御装置へ送信し、送信された内容を表示部で表示ようにしたものである。
【0039】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、異常発生時には、その他の情報が表示されないため、本当に必要な異常情報を待たずにすぐに見ることが可能となるという効果を奏する。
【0040】
請求項3記載の本発明は、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設定完了後の一定期間に情報要求スイッチを操作された場合のみ、室内ユニットから通常送信される内容に追加して設置状況の設定内容も送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0041】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容、室内機の設置状況の内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、設置状況は設定完了後一定時間しか表示しないが、通常、設置内容は常時必要とされないため、普段不用な情報をみることなく必要な情報のみを見ることが可能となるという効果を奏する。
【0042】
請求項4記載の本発明は、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設定完了後で始めて情報要求スイッチを操作された場合のみ、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0043】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容、室内機の設置状況の内容が確認でき、スイッチ削減によるコストダウンが実現できる。また、設置状況が特に必要となるのは設定完了直後であるため、本当に必要な情報を早く見ることが可能となるという効果を奏する。
【0044】
請求項5記載の本発明は、遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設置状況を選択するスイッチを操作した場合に、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示するようにしたものである。
【0045】
そしてこの構成によれば、空気調和機の遠隔制御装置において、情報要求スイッチのみで室内温度や屋外温度などの状況と異常発生時の異常内容を表示する情報要求スイッチと設定状況確認用のスイッチが別となる為、操作しやすいものとなり、その上、スイッチを増やすことなく設定状況の確認が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示す構成図
【図2】同フローチャート
【図3】本発明の実施の形態2を示すフローチャート
【図4】本発明の実施の形態3を示すフローチャート
【図5】本発明の実施の形態4を示すフローチャート
【図6】本発明の実施の形態5を示すフローチャート
【符号の説明】
1 室内ユニットの制御装置
2 遠隔制御装置
3 異常検出部
4 受信部(室内ユニット)
5 送信部(室内ユニット)
6 マイクロコンピュータ
7 操作部
8 送信部(遠隔制御装置)
9 受信部(遠隔制御装置)
10 表示部
Claims (4)
- 室内ユニットは空気調和機の異常を検出する異常検出部と、遠隔操作装置からの信号を受信する受信部と、前記遠隔操作装置へ各種信号を送信する送信部と、受信データを解読し送信データを決定するマイクロコンピュータを備えており、一方、前記遠隔操作装置は、空調機の運転に必要な項目を設定する操作部と、その設定内容を送信する送信部と、その設定内容を表示する表示部を具備しており、前記遠隔操作装置の操作部に情報要求スイッチを設け、情報要求スイッチを操作した場合、前記異常検出部で異常を検出した時と異常検出しない正常な時で、前記室内ユニット側から前記遠隔制御装置側へ送信するデータを変更し、異常検出部で異常検出しない正常な場合は各種温度や風量などの運転情報を送信し、一方異常を検出した場合は異常情報のみ、または各種温度や風量などの運転情報を送信した後に引き続き異常情報を、室内ユニットから前記遠隔制御装置へ送信し、前記遠隔制御装置にて前記室内ユニットから送信された内容を前記遠隔制御装置に設けられた表示部で表示するようにしたことを特徴とする空気調和機。
- 遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、このスイッチ操作時に選択データを前記遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、前記室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設置状況設定完了後の一定期間内に情報要求スイッチを操作された場合のみ、前記室内ユニットから通常送信される内容に追加して設置状況の設定内容も送信し、表示部にその内容を表示することを特徴とした請求項1に記載の空気調和機。
- 遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、前記室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設置状況設定完了後で始めて情報要求スイッチを操作された場合のみ、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示することを特徴とした請求項1に記載の空気調和機。
- 遠隔操作装置の操作部に空気調和機の設置状況を選択するスイッチを設け、スイッチ操作時に選択データを遠隔操作装置から室内ユニットへ送信し、室内ユニットにて設置状況の設定を実施する構成において、設置状況を選択するスイッチを操作した場合に、室内ユニットから設置状況の設定内容のみを送信し、表示部にその内容を表示することを特徴とした請求項1記載の空気調和機。
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