JP3870379B2 - マンホールの防音及び臭気止め装置 - Google Patents

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Description

この発明は、マンホールから外部へ出る騒音や臭気を防止するための装置である。
従来、マンホールは、下水道内に検査や掃除の目的のために人が出入りするためのもので、下水道の適所に設置されている。この下水道内の流水量が多い場合や、下水道に断差がある場合に、水の流れる音がマンホールを介して外部に漏れ、特に夜間にはその音が気になるなどの苦情が寄せられていた。また、下水から発生する悪臭がやはり、マンホールを介して外部に流出し、当該マンホール付近に充満し、臭気の問題が発生していた。
しかしながら、下水道内を流れる水の音や発生する悪臭がマンホールを介して外部へ流出するのを防止する手段は提案されていない。特許公報を検索して見ると、特許文献1があるにすぎず、この例では、下水管路の補修工事の実施時に発生する音や臭を吸収して近隣に対する影響を軽減する例が示されている。
特開2001−123522
この例では、マンホールの上部開口部を覆うことが可能な蓋部1と脱臭部4を有し、前記蓋部1に送風機2を設け、前記脱臭部4に吸音材5と活性炭を付着させた脱臭材6を設けている。この装置を工事中にマンホールの蓋を外して、その開口部上に載置して使用されている。
前記した特許文献1では、工事などの緊急時に使用されるもので、常時使用されるものではない。また、道の路面に突出して設置されるもので、交通を遮断する弊害も発生していた。
そこで、この発明は、マンホールから騒音や臭気が流出を防止することを目的とし、常時使用され且つ路面に突出しないマンホールの防音及び臭気止め装置を提供するものである。
この発明に係るマンホールの防音及び臭気止め装置は、マンホール内壁に取付アングル部材により取付られ、内径孔を持つ下蓋と、この下蓋上に載置する上蓋を有し、該上蓋は連結手段により前記下蓋上に取付られるように構成し、前記上蓋には、その上面に把手を設けると共に雨水をマンホール内に落下させる水抜き孔と、マンホール内より外部へ圧力を放出させる排気孔とを形成すると共に、前記水抜き孔には、雨水の重さにより自動開閉する水抜き用蓋を備え、
また、前記排気孔には、圧力上昇により自動開閉する排気用蓋を備えたことにある(請求項1)。
また、前記下蓋に形成の内径孔は人が通れる600mmとしたことにある(請求項2)。
これにより、マンホールの内部に設けられることから、道路交通の障害とならずに常時設置できる利点をも有している。しかも、マンホールから工事などの人の出入りも上蓋を取り外すことで可能となっている。また、雨水などの水がマンホールの蓋から流入することも考えられ、この流入する水が上蓋上から水抜き孔に流れ込み、所定量が溜まると、水の重さで水抜き用蓋を押し開いて、内部に落下させることができる。この場合でも、水が落下してしまうと、該水抜き孔は水抜き用蓋にて閉じられ、マンホール内の騒音や臭気が該水抜き孔から外部へ流出することがない。
また、マンホール内の圧力が異常に上昇した際には、排気孔の排気用蓋を押し開けて、外部(大気中)に放出することができる。この場合でも、通常(大気圧と同圧)時にあっては、排気孔は閉じられ、マンホール内の騒音や臭気が該排気孔から外部へ流出することがない。
以下、この発明の実施例を図面にもとづいて説明する。
図1において、マンホール1は、下水道(図示せず)に作業員が出入するためのもので、縦孔2の最上部に蓋保持枠3が設けられ、この蓋保持枠3に蓋4が載置されている。このマンホール1の内部に、この発明に係る防音及び臭気止め装置5が設けられている。この防音及び臭気止め装置5は図2,図3に示すように、マンホール縦孔2の内壁に取付られている。
この防音及び臭気止め装置5は、下蓋7を有しており、該下蓋7は、金属板より成り、中央に内径孔6を有する輪状の部材で、外径がマンホールの縦孔2の内径に等しく、例えば900mmであり、また内径孔6は人が通れる大きさの600mmとなっている。
この下蓋7は、半輪状部材7a,7bを継ぎ合わ部9,9により、継いで輪状の部材としたものであり、継ぎ合せ部9により、その径を多少拡大又は縮小できるもので、縦孔2の内径に合わせることができる。また、この下蓋7には、図3に示すように、4ヶ所に設けられた取付用アングル部材10にてねじ11を介して固定されている。なお、下蓋7の外周にゴムなどのシール部材12が嵌め込まれて、縦孔2の内壁とのシールが行われている。
上蓋8は、図4に示され、円形の金属板で、外径は、前記下蓋7の内径孔6の径よりも若干大きく、外周にゴムなどのシール部材14が嵌め込まれている。 この内には、水抜き孔15と排気孔16が設けられている。前記した水抜き孔15は、図5,6,7に示されるようにに形成の水抜き開口17と、その下方に連接の筒体18とより成り、該筒体18は、その一方を前記した上蓋8の下面に固着されている。この筒体18の他方である開口19に、水抜き蓋20が当接されている。
前記筒体18の開口19の端面は、前記した上蓋8からの垂直線Pよりも所定の角度θが付加された傾いた形状に形成されている。また前記水抜き用蓋20は、外面が金属板23、内面がゴム等の弾性体24で構成され、その上端を蝶番22を介して前記筒体18の上方に吊持され、前記した筒体の開口19に接していることから、所定の角度θを持たされることになって、自重にて前記蝶番22を支点として図6,7にあっては時計方向に力が生じ、開口19に押し付けられている。
しかし、水が水抜き孔15内に溜まると、その自重が水抜き用蓋20を押圧し開けられ、水を落下させることができる。そして、水が排水されれば、水抜き用蓋20は自重で戻されて水抜き用孔15は閉じられ、マンホール内部の臭気や、騒音を外部に流出させることがない。
前記排気孔16は、図4,図5,図8に示すように、前記上蓋8に形成され、平面的な孔である。この排気孔16には、一端に蝶番22が取付られた金属板からなる排気用蓋26が載置されている。したがって、マンホール内の圧力が通常(大気圧と同圧)の場合には、自重にて閉じられている。しかし、内部の圧力が異常上昇すると、圧力により排気用蓋26が押し上げられて、内部圧力を逃すことができる。そして、圧力が通常に戻れば、排気孔16上に載置され、マンホール内部の臭気や、騒音を外部に流出させることがない。
28は把手で、前記上蓋8上に設けられ、この把手28を持つことで、上蓋8を移動させることができる。マンホール内に設置時には、上蓋8は、図2の二点線で示すような位置に配置され、図3に示すように下蓋9とは、2ヶ所に取付ねじ30にて連結されている。31は下蓋7に設けられたねじ30の挿通孔、32は上蓋8に設けられたねじ30の挿通孔である。
この発明が実施されているマンホールの断面図である。 この発明に係る下蓋の平面図である。 同上の下蓋がマンホール内壁に取付られた状態の断面図である。 この発明に係る上蓋の平面図である。 図4A−A線断面図である。 図4B−B線断面図である。 水抜き用孔の拡大断面図である。 排気孔付近の断面図である。
符号の説明
1 マンホール
2 縦孔
4 蓋
5 防音及び防臭止め装置
7 下蓋
8 上蓋
15 水抜き孔
16 排気孔
17 水抜き開口
18 筒体
19 筒体の開口
20 水抜き用蓋
26 排気用蓋

Claims (2)

  1. マンホール内壁に取付アングル部材により取付られ、内径孔を持つ下蓋と、この下蓋上に載置する上蓋を有し、該上蓋は連結手段により前記下蓋上に取付られるように構成し、前記上蓋には、その上面に把手を設けると共に雨水をマンホール内に落下させる水抜き孔と、マンホール内より外部へ圧力を放出させる排気孔とを形成すると共に、前記水抜き孔には、雨水の重さにより自動開閉する水抜き用蓋を備え、
    また、前記排気孔には、圧力上昇により自動開閉する排気用蓋を備えたことを特徴とするマンホールの防音及び臭気止め装置。
  2. 前記下蓋に形成の内径孔は人が通れる600mmとしたことを特徴とする請求項1記載のマンホールの防音及び臭気止め装置。
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