JP3870018B2 - 多層プリント配線板およびその製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3870018B2
JP3870018B2 JP2000311447A JP2000311447A JP3870018B2 JP 3870018 B2 JP3870018 B2 JP 3870018B2 JP 2000311447 A JP2000311447 A JP 2000311447A JP 2000311447 A JP2000311447 A JP 2000311447A JP 3870018 B2 JP3870018 B2 JP 3870018B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
recognition mark
circuit pattern
wiring board
multilayer printed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000311447A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002118363A (ja
Inventor
直人 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP2000311447A priority Critical patent/JP3870018B2/ja
Publication of JP2002118363A publication Critical patent/JP2002118363A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3870018B2 publication Critical patent/JP3870018B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数の基板を積層し各基板の回路パターンを接続する場合に、外側の基板を透過した認識マークの画像を基準にして異なる層の回路パターンの位置決めを行う多層プリント配線板の製造方法と、この方法で製作された多層プリント配線板とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
複数枚の基板を積層し、各基板の回路パターンを接続する方法として、ビアホールを用いる方法や、異方性導電フィルム(Anisotropic Conductive Film, ACF)あるいは異方性導電ペーストを用いる方法が公知である。
【0003】
このような場合には各基板の回路パターンの位置合わせを行うことが必要である。このために、内層の基板(コア基板)に位置決め用の認識マークを回路パターンと同じフォトエッチングの工程で同時に形成しておき、この基板に積層する他の基板(外層基板など)を通してこの認識マークを外側から読取り、異なる層間の回路パターンの位置合わせを行う方法がある。
【0004】
図5は層間接続にビヤホールを用いた従来のビルドアップ基板の一例を示す断面図である。この図において、符号10はコア基板(内層基板)であり、第1の基板12と第2の基板14とを積層したものである。第1の基板12の表面には公知のフォトエッチング法などによって回路パターン16が形成されている。例えば第1の基板12の回路パターン16は、銅箔張り基板に感光性樹脂フィルムを積層し、フォトマスクを介して露光して不用な樹脂を除去することにより形成することができる。
【0005】
第2の基板14は、例えば樹脂付き銅箔(樹脂コート銅箔、RCC(商標)とも呼ばれる)を用いて形成することができる。この場合、樹脂付き銅箔を積層プレスまたはロールラミネータなどで第1の基板12上に接着した後、銅箔を全面エッチングにより除去する。この全面エッチングにより樹脂表面に凹凸を形成して、めっき層の密着性を向上させる。なお図5には示していないが、必要に応じてビアホール孔をレーザビーム加工法やフォトエッチング法によって加工した後、銅めっきを施して回路パターン18および位置決め用の認識マーク20を形成する。
【0006】
このように形成されたコア基板10に、さらにビルドアップ法により他の基板となる外層基板(ビルド樹脂)22が積層される。この外層基板22は、樹脂付き銅箔を積層した後、銅箔を全面エッチングによって除去することによって形成できる。この外層基板22にはレーザビームによってビヤホール孔24が加工される。
【0007】
このビヤホール孔24の加工に際し、位置決めの基準として認識マーク20をCCDカメラや顕微鏡(図示せず)によって読取る。この読取りには、外層基板22を透過する光線、例えばX線を用いる。このように読取った認識マーク20の位置を基準にして、ビヤホール孔24の加工位置を決めるものである。
【0008】
図6は、層間接続に異方性導電フィルム(ACF)を用いた従来のフレキシブル・リジッド(フレックス・リジッド)配線板の一例を示す断面図である。この図6で30はコア基板となるリジッド基板30であり、このリジッド基板30には、接続端子である電極パターンとなる回路パターン32および認識マーク34が同一面(上面)に形成されている。これらは例えばガラス基板に銅めっきを施し、フォトエッチングを用いることにより、同一手順で同時に形成することができる。
【0009】
36はフレキシブル基板であり、ここには接続端子である電極パターンとなる回路パターン38と第2の認識マーク40とが同一面(下面)に形成されている。これら回路パターン38と第2の認識マーク40は、前記リジッド基板30の回路パターン32および第1の認識マーク34に対向する位置に形成される。42はソルダーレジストである。
【0010】
フレキシブル基板36は回路パターン38,32間に異方性導電フィルム(ACF)44を挟んでリジッド基板30に重ねられる。この時認識マーク40,34の画像をフレキシブル基板36を通してCCDカメラなどで読取り、両基板30,36の位置合わせを行う。そしてフレキシブル基板36の上方に熱圧着ツール(図示せず)を押圧する。この結果ACF44は回路パターン32,38間で強く加圧され、両回路パターン32,38の接合が行われるものである。
【0011】
この場合に、両基板30,36の回路パターン32,38の位置合わせは、次のように行う。両認識マーク34,40は同一形状かつ同一寸法であり、上方から照射された光はフレキシブル基板36を通り下のガラス基板30に到達する。両マーク34,40に位置ずれがあると下のマーク34で反射された反射光が上のマーク40と共にCCDカメラや顕微鏡で読取られる。
【0012】
従って認識マーク34,40に位置ずれがあれば、下の認識マーク34による反射光の一部が上の認識マーク40の周囲に白いマークとして識別できるから、この白いマークが消えるように両基板30,36を位置合わせすればよいことになる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
図5に示したビヤホールで層間接続を行うものでは、前記したように、コア基板10の認識マーク20の画像を外層基板(ビルド樹脂)22を通して外側から読取る。ここに外層基板22の上面には、銅箔をエッチングにより除去した跡(レプリカ)や、銅めっきの密着性向上を目的とした粗面化処理の跡が残る。このため、深さ3〜5μm程度の細かな凹凸が残ることになる。
【0014】
この細かな凹凸は、磨りガラスのように光を乱反射させる。このためここを透過した光はカメラには白っぽく写ることになり、この状態では下のマーク34の画像をCCDカメラなどで読取って画像処理しても、認識精度が向上しない。この結果位置決め精度が低下し、ビヤホール孔加工精度が低下するという問題があった。
【0015】
また図6に示したフレキシブル・リジッド配線板の場合には、下の第1の認識マーク34の反射光が上の第2の認識マーク40の周囲で乱反射するため、この下のマーク34の視認性が悪くなり、位置決め精度が低下するという問題が生じる。
【0016】
この問題を解決するためには、図7に示す構造が考えられる。図7に示すものでは、フレキシブル基板36のマーク40とその周囲をソレダーレジストなどの平坦な膜46で覆う。この膜46の表面を平坦にすることにより、透過光の乱反射を防ぐものである。しかしこの場合には膜46がマーク40の上に重なるため、膜46の表面が回路パターン38よりも高くなる。この高さの差dがあるため、回路パターン32,38が挟むACF44の圧力が不十分になる。通常熱圧着ツール48は認識マーク34,40も押圧するから、この膜44の厚さによって熱圧着ツール48とガラス基板30の間隔が制限されるからである。
【0017】
そこでマーク34,40を回路パターン32,38から十分に離し、熱圧着ツール48がマーク34,40を押圧しないようにすることが考えられる。しかしこのようにすると、基板30,36の大型化を招くだけでなく、マーク34,40と回路パターン32,38が遠くなるため位置決め精度の低下を招く。
【0018】
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、認識マークを外層基板を通して読取る場合に、認識マークの視認性を向上させて位置決め精度を向上させることができる多層プリント配線板の製造方法を提供することを第1の目的とする。またこの方法により製造された多層プリント配線板を提供することを第2の目的とする。
【0019】
【発明の構成】
この発明によれば第1の目的は、表面に回路パターンおよび位置決め用認識マークを形成したコア基板と、これに積層される他の基板の回路パターンとを、前記認識マークを用いて位置決めする多層プリント配線板の製造方法において、
前記他の基板の表面には前記認識マークおよびその周囲を覆う薄い透明樹脂層を形成しておき、前記認識マークの画像を前記透明樹脂層および他の基板を通して読取ることによって両回路パターンの位置決めを行うことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法、により達成される。
【0020】
コア基板に積層する他の基板はビルドアップ層とすることができ、この場合樹脂付き銅箔をコア基板に積層した後、銅箔を全面エッチングで除去したものでよい。この場合層間接続はビヤホールで行う。ビヤホールは隣接層間でだけでなく複数の層間をまたがって接続するものであってもよい。ビヤホール孔はレーザで加工するのがよい。透明樹脂は速乾性のシリコーン樹脂とするのがよく、これを例えばディスペンサを用いて薄く塗布する。
【0021】
樹脂付き銅箔を用いてビルドアップ層を形成する場合に、銅箔を全面エッチングにより全て除去するのに代え、ビヤホールのパターン等を残してエッチングし、残った銅箔をレーザ加工時のマスクパターンとして用いてもよい。
【0022】
第1の目的は、表面に回路パターンおよび位置決め用認識マークを形成したコア基板と、これに積層される他の基板の回路パターンとを、前記認識マークを用いて位置決めする多層プリント配線板の製造方法において、他の基板の同一面にはコア基板の回路パターンおよび第1の認識マークに対向する回路パターンと第2の認識マークとを予め形成しておき、前記他の基板の回路パターン形成面には前記第2の認識マークを囲み前記第1の認識マークより広い領域に透明樹脂を薄く塗布しておき、前記コア基板および他の基板の認識マークを前記他の基板を通して同時に読取り両基板の回路パターンの位置決めを行いつつ両基板を積層し、両回路パターンを接合することを特徴とする多層プリント配線板の製造方法、によっても達成される。異なる層の回路パターンは異方性導電フィルム(ACF)で接合するものであってもよい。この場合は、ソリッド基板をコア基板とし、他の基板としてフレキシブル基板を用いることができる。この場合にはコア基板と他の基板との両方に認識マークを設け、両マークを他の基板を通して読取って位置決めを行う。両方に付す認識マークは同一形状かつ同一寸法とすれば、両者の位置ずれが確認し易い。
【0023】
異方性導電フィルムに代えて異方性導電ペーストであってもよい。これらの場合には他の基板側の認識マーク(第2の認識マーク)を囲むように透明樹脂を薄く塗布する。この透明樹脂は速乾性のシリコーン樹脂が望ましい。
【0024】
この発明によれば第2の目的は、表面に回路パターンおよび位置決め用の認識マークが共通手順で同時に形成されたコア基板と、このコア基板に積層され前記認識マークを基準にして表面に回路パターンが形成された他の基板と、他の基板に形成され両基板の回路パターンを接続するビアホールとを有する多層プリント配線板において、前記他の基板の面には前記認識マークに対向しこの認識マークよりも広い領域に薄く塗布された透明樹脂層が形成されていることを特徴とする多層プリント配線板、により達成される。
【0025】
同一の目的は、表面に回路パターンおよび位置決め用第1の認識マークが共通手順で同時に形成されたコア基板と、このコア基板の回路パターンおよび第1の認識マークに対向する回路パターンおよび第2の認識マークが共通手順で同時に形成された他の基板とを備え、両基板の回路パターンは前記第1および第2の認識マークを基準にして位置決めされて接合された多層プリント配線板において、前記他の基板の回路パターン形成面には、前記第2の認識マークを囲み前記第1の認識マークよりも広い領域に薄く塗布された透明樹脂層が形成されていることを特徴とする多層プリント配線板、によっても達成される。この場合には透明樹脂層は第2の認識マークよりも薄くするのがよい。
【0026】
【実施態様】
図1はこの発明の一実施態様を示す断面図である。図2はその製造工程を示す図である。この実施態様はビヤホールで層間接続を行うものであり、前記図5に対応するものである。この図1においては、図5と異なるのは透明樹脂層50を設けた点である。
【0027】
この製造工程を図2に基づいて説明する。まずコア基板10を用意し(ステップS100)、ここに回路パターン18および認識マーク20を同一手順で同時に形成する(ステップS102)。このコア基板10に他の基板22を積層する(ステップS104)。この他の基板22は、樹脂付き銅箔を積層してから、銅箔を全面エッチングで除去することにより形成する(ステップS106)。
【0028】
他の基板22の上に、透明樹脂を薄く塗布し、透明樹脂層50を形成する(ステップS108)。この透明樹脂層50は、コア基板10の認識マーク20およびその周囲を覆う。透明樹脂層50は、例えば速乾性のシリコーン樹脂をディスペンサで3〜5μmの厚さに塗布することにより形成できる。
【0029】
次にCCDカメラ52により、この透明樹脂層50を通して認識マーク20を読取り、位置を検出する(ステップS110)。この検出した位置を基準にしてレーザ加工装置を加工位置に移動させ、ビヤホール孔24をレーザ加工する(ステップS112)。そしてこのビヤホール孔24内面を含め、他の基板22の表面に銅めっきを施すことにより回路パターン54を形成する(ステップS114)。この結果内層回路パターン18と外層回路パターン54とを接続するビヤホール56を有する多層プリント配線板が完成する(ステップS116)。
【0030】
このように透明樹脂層50を形成した後、上方から認識マーク20の画像をCCDカメラなどで読取る。透明樹脂層50は他の基板22の表面に残る細かい凹凸を埋めて表面を平坦にするから、認識マーク20の画像が乱反射しない。このため認識マーク20の視認性が向上し、コア基板10の回路パターン16の位置決め精度が向上する。
【0031】
【他の実施態様】
図3は他の実施態様を示す断面図、図4はその製造工程を示す図である。この実施態様は異方性導電フィルムを用いて層間接続を行うものであり、前記図6,7に対応する。この図3で図6,7のものと異なるのは、他の基板(フレキシブル基板)36の認識マーク40の周囲に透明樹脂層60を形成した点である。
【0032】
この製造工程を図4に基づいて説明する。まずコア基板となるリジット基板(ガラス基板)30を用意する(ステップS150)。そしてこの表面に回路パターン32および第1の認識マーク34を形成する(ステップS152)。
【0033】
一方、他の基板となるフレキシブル基板36を用意し(ステップS154)、ここに回路パターン38および第2の認識マーク40を形成する(ステップS156)。そしてこの第2の認識マーク40の周囲に透明樹脂を薄く(3〜5μmの厚さ)塗り、透明樹脂層60とする(ステップS158)。
【0034】
そして異方性導電フィルム(ACF)44を挟んでこのフレキシブル基板36をリジッド基板30に積層するのであるが(ステップS160)、この時CCDカメラ62でフレキシブル基板36側からマーク40,34の画像を読取り、位置合わせを行う(ステップS162)。このように位置合わせをして両基板30,36を重ね、熱圧着する(ステップS164)。この結果回路パターン32と38がACFで接合されてフレックスリジッド基板64が完成する(ステップS166)。
【0035】
【発明の効果】
請求項1〜の発明によれば、他の基板の表面に、認識マークおよびその周囲を覆う領域に透明樹脂を薄く塗布しておくので、この認識マークを他の基板を通して外側から読取る際に他の基板の回路パターン形成面の凹凸による乱反射を防止することができ、認識マークを視認性よく読取ることが可能になる。このため基板の位置決め精度が向上する。請求項4〜8の発明によれば他の基板に形成する第2の認識マークを囲みこの第2の認識マークより広い領域に透明樹脂を塗布しておくから、同様な効果が得られる。請求項9〜11の発明によれば、これらの方法により製造された多層プリント配線板が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様を示す断面図
【図2】その製造工程を示す図
【図3】本発明の他の実施態様を示す断面図
【図4】その製造工程を示す図
【図5】従来のビルドアップ基板の断面図
【図6】従来のフレックスリジッド配線板の断面図
【図7】フレックスリジッド配線板(改良案)の断面図
【符号の説明】
10 コア基板
18 回路パターン
20 認識マーク
22 他の基板(ビルドアップ層)
24 ビヤホール孔
50 透明樹脂層
52 CCDカメラ
30 コア基板(ガラス基板)
32、38 回路パターン(電極パターン)
34 第1の認識マーク
36 他の基板(フレキシブル基板)
40 第2の基板(フレキシブル基板)
44 ACF
60 透明樹脂層

Claims (11)

  1. 表面に回路パターンおよび位置決め用認識マークを形成したコア基板と、これに積層される他の基板の回路パターンとを、前記認識マークを用いて位置決めする多層プリント配線板の製造方法において、
    前記他の基板の表面には前記認識マークおよびその周囲を覆う薄い透明樹脂層を形成しておき、前記認識マークの画像を前記透明樹脂層および他の基板を通して読取ることによって両回路パターンの位置決めを行うことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  2. 請求項の方法において、
    (a)コア基板の表面に回路パターンおよび認識マークを共通の手順によって形成する;
    (b)コア基板の回路パターン形成面に樹脂付き銅箔を積層する;
    (c)樹脂付き銅箔の銅箔をエッチングによって除去することによってビルドアップ層を形成する;
    (d)ビルドアップ層表面のコア基板の認識マークおよびその周囲を覆う領域に透明樹脂を薄く塗布する;
    (e)透明樹脂層およびビルドアップ層を通してコア基板の認識マークを読取って位置決めし、ビアホール孔加工を行う;
    (f)ビアホールメッキ処理を行う;
    以上の各工程を有する多層プリント配線板の製造方法。
  3. 請求項の工程(e)において、ビアホール孔はレーザビームで加工される多層プリント配線板の製造方法。
  4. 表面に回路パターンおよび位置決め用認識マークを形成したコア基板と、これに積層される他の基板の回路パターンとを、前記認識マークを用いて位置決めする多層プリント配線板の製造方法において、他の基板の同一面にはコア基板の回路パターンおよび第1の認識マークに対向する回路パターンと第2の認識マークとを予め形成しておき、前記他の基板の回路パターン形成面には前記第2の認識マークを囲み前記第1の認識マークより広い領域に透明樹脂を薄く塗布しておき、前記コア基板および他の基板の認識マークを前記他の基板を通して同時に読取り両基板の回路パターンの位置決めを行いつつ両基板を積層し、両回路パターンを接合することを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
  5. 請求項の方法において、
    (a)コア基板の表面に回路パターンおよび第1の認識マークを共通の手順によって形成する;
    (b)他の基板の同一面に、前記コア基板の回路パターンおよび第1の認識マークに対応する回路パターンおよび第2の認識マークを共通手順によって形成する;
    (c)他の基板には、第2の認識マークを囲み第1の認識マークよりも広い領域に透明樹脂を薄く塗布する;
    (d)他の基板側から第2および第1の認識マークを重ねて読取り、両基板の回路パターンの位置決めを行いつつ両基板を積層する;
    (e)両回路パターンを接合する;
    以上の各工程を有する多層プリント配線板の製造方法。
  6. 請求項またはの方法において、他の基板はフレキシブル基板である多層プリント配線板の製造方法。
  7. 請求項のいずれかの方法において、コア基板および他の基板の回路パターンは異方性導電フィルムによって接合される多層プリント配線板の製造方法。
  8. 第1および第2の認識マークはほぼ同一形状かつほぼ同一寸法である請求項の多層プリント配線板の製造方法。
  9. 表面に回路パターンおよび位置決め用の認識マークが共通手順で同時に形成されたコア基板と、このコア基板に積層され前記認識マークを基準にして表面に回路パターンが形成された他の基板と、他の基板に形成され両基板の回路パターンを接続するビアホールとを有する多層プリント配線板において、
    前記他の基板の面には前記認識マークに対向しこの認識マークよりも広い領域に薄く塗布された透明樹脂層が形成されていることを特徴とする多層プリント配線板。
  10. 表面に回路パターンおよび位置決め用第1の認識マークが共通手順で同時に形成されたコア基板と、このコア基板の回路パターンおよび第1の認識マークに対向する回路パターンおよび第2の認識マークが共通手順で同時に形成された他の基板とを備え、両基板の回路パターンは前記第1および第2の認識マークを基準にして位置決めされて接合された多層プリント配線板において、
    前記他の基板の回路パターン形成面には、前記第2の認識マークを囲み前記第1の認識マークよりも広い領域に薄く塗布された透明樹脂層が形成されていることを特徴とする多層プリント配線板。
  11. 透明樹脂層は第2の認識マークよりも薄い請求項10の多層プリント配線板。
JP2000311447A 2000-10-12 2000-10-12 多層プリント配線板およびその製造方法 Expired - Fee Related JP3870018B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000311447A JP3870018B2 (ja) 2000-10-12 2000-10-12 多層プリント配線板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000311447A JP3870018B2 (ja) 2000-10-12 2000-10-12 多層プリント配線板およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002118363A JP2002118363A (ja) 2002-04-19
JP3870018B2 true JP3870018B2 (ja) 2007-01-17

Family

ID=18791207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000311447A Expired - Fee Related JP3870018B2 (ja) 2000-10-12 2000-10-12 多層プリント配線板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3870018B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019267A (ja) * 2005-07-07 2007-01-25 Toshiba Corp 配線基板、およびこの配線基板を備えた電子機器
JP2009176926A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Fujikura Ltd 貫通配線基板及びその製造方法
CN105764234B (zh) * 2014-12-19 2019-01-25 鹏鼎控股(深圳)股份有限公司 电路板结构及其制作方法
WO2018155089A1 (ja) * 2017-02-23 2018-08-30 株式会社村田製作所 電子部品、電子機器および電子部品の実装方法
CN112055483A (zh) * 2020-08-04 2020-12-08 湖南维胜科技有限公司 一种柔性电路板贴合机
CN114466532A (zh) * 2021-12-31 2022-05-10 沪士电子股份有限公司 一种奇数层盲孔板的制备方法及奇数层盲孔板

Also Published As

Publication number Publication date
JP2002118363A (ja) 2002-04-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3811680B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP4434315B2 (ja) 多層配線基板の製造方法
TWI386140B (zh) Flexible multilayer circuit board
TWI396474B (zh) 多層配線基板的製造方法
TWI448223B (zh) 多層電路板及其製作方法
JP4332162B2 (ja) 配線基板の製造方法
JP2001308548A (ja) 多層印刷回路基板及びその製造方法並びに多層印刷回路基板を利用したbga半導体パッケージ
KR20040053734A (ko) 플렉스 리지드 프린트 배선판 및 그 제조방법
CN112235947A (zh) 多层柔性线路板及其制作方法
JPH1022645A (ja) キャビティ付きプリント配線板の製造方法
JP5302920B2 (ja) 多層配線基板の製造方法
JP3870018B2 (ja) 多層プリント配線板およびその製造方法
TWI444116B (zh) 電路板及其製作方法
TWI763895B (zh) 多層印刷配線板的製造方法以及多層印刷配線板
JP4274855B2 (ja) プリント基板の製造方法
JP4574311B2 (ja) リジッド−フレキシブル基板の製造方法
TW201417640A (zh) 電路板及其製作方法
JP4206545B2 (ja) 多層プリント配線板の製造方法
JP4502697B2 (ja) 多層基板の製造方法、多層基板および回路装置
JPS5854520B2 (ja) プリント板の製造方法
KR100632546B1 (ko) 다층인쇄회로기판의 층간 정합 방법
KR100366411B1 (ko) 다층 인쇄회로기판 및 그 제조방법
JP2004335934A (ja) フレキシブル回路基板及びその製造方法と、フレキシブル多層配線回路基板及びその製造方法。
JP3812516B2 (ja) 多層金属箔張り積層板及びその製造方法並びに多層プリント配線板
JP6387226B2 (ja) 複合基板

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060712

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060901

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060926

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101020

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111020

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121020

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131020

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees