JP3869844B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

この発明は、リントを捕獲するためのリントフィルタを備えた洗濯機に関する。
通常、洗濯時には、洗濯物からリント(糸くず)が分離し、そのリントが洗濯槽に貯められた水の中を浮遊する。そして、リントを含む洗濯槽内の水は、洗濯終了時などに機外に排出され、当該洗濯機が配置された洗濯パンの排水口から、排水に含まれる異物を捕獲するためのトラップを介して下水設備へと流れる。このようにして機外に排出された水に含まれるリントがトラップに貯まると、排水不良が生じるおそれがある。
特に、洗濯槽内に温風を供給することにより、洗濯終了後(脱水後)の洗濯物を乾燥させることができる乾燥機能を備えた洗濯機においては、乾燥中に洗濯物から大量のリントが発生し、洗濯槽の底部に貯まる。
この種の洗濯機の中には、洗濯槽内に供給される温風を冷却水で冷却して、温風に含まれる湿気を除去することにより、乾燥効率を向上できるようになっているものがある。乾燥中は、洗濯槽の排水口を開閉するための排水バルブが開いた状態となっていて、洗濯槽の底部に貯まったリントは、冷却水とともに機外に排出されるようになっている。乾燥中に機外に排出される冷却水の流量は少ないため、この冷却水に含まれるリントがトラップに貯まりやすく、排水不良が生じる可能性が高い。
洗濯機の中には、洗濯槽の水を機外に排出するための排水路の途中にリントフィルタが備えられているものがある(たとえば、特許文献1参照)。このような洗濯機では、洗濯槽内から排出される水に含まれるリントがリントフィルタにより捕獲されるので、リントがトラップに貯まり排水不良が生じるのを防止できる。
特開平11−262595号公報
リントフィルタに一定量以上のリントが貯まった場合や、洗濯槽から異物が送られてきてリントフィルタで捕獲された場合などには、リントフィルタを捕獲室から取り外そうとしても、リントフィルタ内のリントや異物が捕獲室と挿入管との結合部に引っ掛かって抜けなくなる場合がある。
請求項1記載の発明は、洗濯槽(10)に水を貯めて洗濯を行うことができる洗濯機(1)であって、
上記洗濯機(1)内に備えられていて、洗濯槽(10)に貯められた水を機外に排出するための排水路(16)と、
この排水路(16)の途中に挿入されていて、上記洗濯槽(10)から排出された水に含まれるリントを捕獲するためのフィルタ装置(30)とを備え、
上記フィルタ装置(30)は、上記洗濯槽(10)から送られてくる水が流入するフィルタケース(31)と、このフィルタケース(31)内に挿通され、フィルタケース(31)内に流入する水に含まれるリントを捕獲するためのフィルタ部材(32)とを含み、
上記フィルタケース(31)の前面壁からは挿通管(34)が突出し、この挿通管(34)の前端部に形成されたフィルタ挿入口(35)から上記フィルタ部材(32)を挿通することにより、フィルタ部材(32)が挿通管(34)を介して上記フィルタケース(31)内に配置されされるとともに、この挿入管(34)が手前上方に延びることにより、上記フィルタ挿入口(35)がこの挿入管(34)と上記フィルタケース(31)との結合部よりも高い位置に配置され、
上記フィルタケース(31)の上面には、このフィルタケース内に手を入れることが可能な開口(69)が形成され、この開口(69)を水密に閉じる開閉可能な開閉蓋(65)がフィルタケース(31)に被せられており、
洗濯機(1)の外形を区画する筐体(2)は、取り外し可能な前面板(2C)を備え、この前面板(2C)に上記フィルタ部材(32)を上記フィルタケース(31)内に出し入れするための開口(2D)が形成され、この開口(2D)は開閉板(70)により開閉可能となっている、
ことを特徴とする洗濯機(1)である。
なお、括弧内の英数字は、後述の実施形態における対応構成要素などを表す。
請求項1記載の発明の構成によれば、フィルタ部材をフィルタケースから手前側に取り外そうとしても、リントや異物がフィルタケースと挿通管との結合部に引っ掛かって抜けなくなる場合に、開閉蓋を取り外してフィルタケース内に手を入れ、リントフィルタ内のリントをほぐしたり、異物の向きを変えるなどした後、フィルタ部材を手前に引き出すことにより、フィルタ部材を取り外すことができる。したがって、リントフィルタのメンテナンスをより容易に行うことができる。
また、フィルタ挿入口が挿通管とフィルタケースとの結合部よりも高い位置に配置されているので、フィルタケース内に流入した水が、挿通管を介してフィルタ挿入口から溢れるのを防止できる。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機1の外観構成を示す斜視図である。
図1を参照して、このドラム式洗濯機1は、たとえば、その外形が略直方体形状の筐体2により区画されている。筐体2の上面2Aの手前側には、たとえば、手前側に向かって低くなるように傾斜した傾斜面2Bが形成されていて、筐体2の上面2Aから傾斜面2Bにかけての左右方向中央部には、外蓋3によって開閉可能な開口4が形成されている。
外蓋3は、たとえば、開口4の左右両側縁に沿って前後方向にスライド可能に配置されている。外蓋3の前端部には、当該外蓋3を開閉する際にユーザが把持するための把持部材5が取り付けられていて、この把持部材5をユーザが把持して後方にスライドさせることにより、外蓋3が後端から筐体2内に収容され、開口4が開かれるようになっている。
筐体2の上面2Aの左後端部には、たとえば、外部の水道設備(水道栓など)から機内に水道水を供給するための水道水供給口6が形成されている。また、筐体2の上面2Aの右後端部には、たとえば、機内に風呂水を供給するための風呂水供給口7が形成されている。
筐体2の傾斜面2Bの左端部(開口4の左側)には、洗濯時に使用する洗剤を収容するための洗剤容器8が、手前側に引き出し可能に配置されている。また、筐体2の傾斜面2Bの右端部(開口4の右側)には、当該ドラム式洗濯機1の運転動作を開始させたり、各種設定を行ったりする際に操作される操作パネル9が配置されている。
筐体2の前面は、取り外し可能な前面板2Cにより構成されていて、この前面板2Cを取り外すことにより、筐体2内に配置された各種部品のメンテナンスを行うことができるようになっている。
図2は、ドラム式洗濯機1の縦断面図であって、前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た図を示している。なお、図2では、外蓋3を省略して示している。
筐体2の内部には、たとえば、両端面が閉塞された略円筒状の外槽10が、その軸線が左右(略水平)に延びるように配置されている。外槽10は、たとえば、その周面壁10Aの下部が、複数のダンパ11により支持されている。外槽10の内部には、洗濯物を内部に収容するためのドラム12が配置されている。ドラム12は、たとえば、両端面が閉塞された略円筒状の形状を有しており、その軸線が左右(略水平)に延びるように配置されている。
ドラム12の周面壁12Aには、洗濯物の出し入れのための開口19が形成されている。また、外槽10の周面壁10Aには、筐体2の開口4と対向する位置に開口20が形成されている。ドラム12の開口19は、たとえば、外側に向かって回動可能なドラム蓋21により開閉できる一方、外槽10の開口20は、たとえば、外側に向かって回動可能な中蓋22により開閉できる。外蓋3、中蓋22およびドラム蓋21をすべて開くことにより、ドラム12に対して洗濯物の出し入れを行うことができる。
中蓋22は、たとえば断面略円弧状の部材であって、その後端部が、外槽10の周面壁10Aに対して回動可能に取り付けられている。中蓋22を閉じた状態では、中蓋22の前端部が外槽10の周面壁10Aに係合し、開口20が水密に閉じられるようになっている。
ドラム蓋21は、たとえば前蓋21Aと後蓋21Bとにより構成されている。前蓋21Aは、その前端部が、ドラム12の周面壁12Aに対して回動可能に取り付けられている。一方、後蓋21Bは、その後端部が、ドラム12の周面壁12Aに対して回動可能に取り付けられている。前蓋21Aの後端部と後蓋21Bの前端部とが係合することにより、開口19が閉じられるようになっている。前蓋21Aの前端部および後蓋21Bの後端部は、たとえば棒状の連結部材23により連結されていて、前蓋21Aおよび後蓋21Bの一方を回動させると、それに連動して他方も回動するようになっている。
ドラム12の左右両端面には、それぞれ、当該ドラム12の軸線に沿って延びる回転軸13が取り付けられている。各回転軸13は、外槽10の左右端面に対して回転可能に取り付けられている。一方の回転軸13には、たとえば、DD(ダイレクトドライブ)方式でドラム駆動用モータ(図示せず)が連結されていて、このドラム駆動用モータが回転駆動されることにより、回転軸13に連結されたドラム12が軸線回りに回転するようになっている。
水道水供給口6から機内に供給された水道水や風呂水供給口7から機内に供給された風呂水(以下、単に「水」と呼ぶ。)は、外槽10の周面壁10Aの後端部に接続された給水管14を介して、外槽10内に供給される。外槽10の周面壁10Aの最下部右側には、排水口15が形成されており、この排水口15に接続された排水バルブ(図示せず)を閉じた状態で給水を行うことにより、外槽10内に水を貯めることができるようになっている。また、外槽10内に貯まった水は、排水バルブを開くことにより、排水口15に接続された排水管16を通って筐体2の右側下部へと導かれる。
排水管16は、筐体2の右側面の下部に形成された排水ホース接続口17に連通していて、外槽10内から排水管16を通って送られてきた水は、排水ホース接続口17に接続された排水ホース(図示せず)を介して機外に排出される。排水ホースは、当該ドラム式洗濯機1が配置された洗濯パンの排水口に接続されていて、排水ホースを通って排出される水は、その水に含まれる異物を捕獲するためのトラップを介して下水設備へと流れる。
ドラム12の周面壁12Aには、多数の通水孔(図示せず)が形成されており、外槽10内に供給された水は、通水孔を通ってドラム12内に流入するようになっている。また、ドラム12の周面壁12Aの内面には、当該ドラム12の回転時にドラム12内の洗濯物を持ち上げるためのバッフル18が、円周方向の所定等角度ごと(たとえば、120°ごと)に1つずつ(計3つ)、それぞれ左右方向に延びるように突設されている。
洗濯時には、ドラム12の回転に伴ってドラム12内の洗濯物がバッフル18によって持ち上げられ、ある程度の高さから自然落下するといった動作(タンブリング)が繰り返されることにより、洗濯物が外槽10内に貯められた水の水面にたたきつけられて、いわゆるたたき洗いが達成される。
脱水時には、ドラム12が高速で回転されることにより、ドラム12内の洗濯物に含まれる水が遠心力により絞り出される。そして、この洗濯物から絞り出された水が通水孔を通って外槽10の周面壁10A側へ飛散し、排水口15を介して機外に排出される。
このドラム式洗濯機1は、脱水後の洗濯物を乾燥させる機能も有している。すなわち、脱水後、乾燥装置(図示せず)から外槽10内(ドラム12内)に温風を送りつつ、ドラム12を回転させてドラム12内の洗濯物をバッフル18で持ち上げ、ある程度の高さから自然落下させることにより、洗濯物を良好に乾燥させることができるようになっている。
乾燥時には、乾燥装置内に冷却水(除湿水)が供給され、外槽10内に送られる温風が冷却されるようになっている。これにより、温風に含まれる湿気が凝縮(除去)されるので、乾燥効率が向上する。乾燥中は、排水バルブが開いた状態となっていて、乾燥装置内に供給された冷却水は、排水口15から機外に排出される。
通常、洗濯時や乾燥時には、洗濯物からリント(糸くず)が分離する。洗濯時に生じたリントは、その洗濯時に外槽10内に貯められた水の中を浮遊し、その水とともに排水口15から排出される。また、乾燥時に生じたリントは、冷却水とともに(または、次回行われる洗濯時に外槽10内に貯められた水とともに)排水口15から排出される。
この実施形態では、排水口15から排出された外槽10内の水に含まれるリントを捕獲するために、排水管16の途中にフィルタ装置30が設けられている。排水管16は、たとえば、排水口15とフィルタ装置30とを連通する第1排水管161(図3参照)、および、フィルタ装置30と排水ホース接続口17とを連通する第2排水管162(図6参照)からなる。フィルタ装置30は、たとえば、筐体2内の右手前側の下部に配置されている。
図3は、フィルタ装置30を手前側斜め上方から見た斜視図である。
図3を参照して、フィルタ装置30は、第1排水管161を通って外槽10から送られてくる水が流入するフィルタケース31と、このフィルタケース31内に挿通され、フィルタケース31内に流入する水に含まれるリントを捕獲するためのフィルタ部材32とを含む。
フィルタケース31は、たとえば、中空の略直方体形状に形成されている。フィルタケース31の右面壁31Aには、右側に突出した後、後方に向かって略直角に折れ曲がるように形成された略L字状の入口管33が結合されている。この入口管33には、その一端部が排水口15に接続された第1排水管161の他端部が取り付けられる。フィルタケース31は、その縦断面積が第1排水管161よりも大きく、単位長さ当たりの内容積が第1排水管161よりも大きい。
フィルタケース31の前面壁31Bからは、手前上方に延びる挿通管34が突出している。フィルタ部材32は長尺形状であって、挿通管34の前端部に形成されたフィルタ挿入口35からフィルタ部材32を挿通することにより、フィルタ部材32を、挿通管34を介してフィルタケース31内に配置することができるようになっている。
この実施形態では、挿通管34が後方に向かって低くなるように斜めに配置され、フィルタ挿入口35が挿通管34とフィルタケース31との結合部よりも高い位置に配置されているので、入口管33からフィルタケース31内に流入した水が、挿通管34を介してフィルタ挿入口35から溢れるのを防止できる。
図4は、フィルタ部材32の構成を示す図である。図4(a)は、フィルタ部材32を長手方向に沿って手前側から見た正面図、図4(b)は、フィルタ部材32の一側面図、図4(c)は、図4(b)のA−A線に沿った断面図をそれぞれ示している。
図4を参照して、フィルタ部材32には、たとえば、ネットを袋状にして形成されたリントフィルタ36と、このリントフィルタ36を保持し、挿通管34に挿通されるフィルタ保持部37とが備えられている。フィルタ保持部37は、袋状のリントフィルタ36の周縁部を取り付けるための略長方形状の取付部38と、当該フィルタ部材32を着脱する際にユーザが把持するための把持部39と、取付部38および把持部39を連結する長尺形状の連結部40とを含む。ただし、図4(c)では、把持部39を省略して示している。
連結部40の前端部には、たとえば、円筒部41が形成されている(図4(c)参照)。円筒部41の外周面の後端縁には環状リブ42が突設されていて、この環状リブ42の前側には、当該環状リブ42よりも高く突出する環状リブ43が、所定の間隔を空けて形成されている。これらの環状リブ42,43により形成された収容凹部44内には、環状のパッキン45が嵌め込まれている。円筒部41の外周面の前端縁には、たとえば、環状爪46が外方に突出するように形成されている。
把持部39は、円筒部41の外径と略一致する内径を有する略円筒形状に形成されていて、この把持部39が円筒部41に被せられると、円筒部41に形成された環状爪46が把持部39の内面に係合し、把持部39が円筒部41に対して軸線回りに回転自在に取り付けられる。把持部39の前端面には、当該把持部39の直径方向に延びる把持用突部47が、前方に向かって突設されている。
把持部39の外周面には、当該フィルタ部材32を挿通管34内にねじ込んで固定するためのねじ山48が形成されている。フィルタ部材32を挿通管34内に挿通した後、把持用突部47を掴んで把持部39を所定方向(たとえば、図4(a)における時計回り)に回転させると、把持部39のねじ山48が挿通管34内に形成されたねじ溝(図示せず)にねじ込まれる。このとき、把持部39は円筒部41に対して回転自在に取り付けられているので、把持部39が回転されても連結部40および取付部38は回転しない。
把持部39が挿通管34内にねじ込まれると、挿通管34の前端縁部と把持部39の後端縁部との距離が徐々に短くなり、パッキン45が挿通管34の前端縁部に押し当てられる。把持部39の外周面には、ねじ山48の終端位置近傍にストッパ49が突設されていて、把持部39が挿通管34内に所定量ねじ込まれると、ストッパ49が挿通管34の内面に当接し、それ以上把持部39を回転させることができなくなる。このような構成によれば、パッキン45を適度な力で挿通管34の前端縁部に押し当てて、フィルタ挿入口35を水密に閉じることができ、把持部39の締め具合がきつすぎたり緩すぎたりするのを防止できる。
図5は、フィルタ装置30の縦断面図であって、前後方向に沿った鉛直面で切断したときの断面を右側から見た図を示している。また、図6は、フィルタ装置30の横断面図であって、前後方向に沿った水平面で切断したときの断面を上方から見た図を示している。
図4〜図6を参照して、フィルタケース31内には、フィルタケース31の右面壁31Aの内面(左面)に沿って延び、後方に向かって低くなるように形成された傾斜面50と、この傾斜面50の左側に一段低く形成され、略水平に拡がる内底面51と、傾斜面50の後側に内底面51よりもさらに低い位置に形成された略水平な段差面52とが配置されている。
傾斜面50は、挿通管34の前端部まで斜め上方に延びていて、挿通管34の内面下部を構成している。挿通管34の内面上部は、傾斜面50に対して一定の間隔(取付部38の短辺方向の長さと略一致する間隔)を空けて対向する傾斜面53により形成されている(図5参照)。フィルタ部材32は、その取付部38を構成する各長辺壁38A,38Bがそれぞれ傾斜面50,53に沿うようにして、挿通管34を介してフィルタケース31内に挿入される。
各傾斜面50,53の右端縁には、フィルタケース31の右面壁31Aの内面に沿って延びるガイド溝54,55が形成されている。また、取付部38の各長辺壁38A,38Bの右側縁には、それらの長辺壁38A,38Bの前端から中央部まで延びる突条56,57が形成されている。これらの突条56,57が、それぞれガイド溝54,55内をスライドするようにフィルタ部材32をフィルタケース31内に挿入することにより、取付部38の右側の周縁部全体をフィルタケース31の右面壁31Aの内面に沿わしてフィルタ部材32を取り付けることができる。
各傾斜面50,53の左寄りの位置には、それぞれ、ほぼ前後方向(ガイド溝54,55にほぼ平行)に延びる収容溝58が形成されている(図6参照)。収容溝58の前端部は、前方に向かって徐々に拡がる拡張部58Aとなっている。また、フィルタ部材32の取付部38の各長辺壁38A,38Bには、その左中央部に突起59が形成されている。フィルタ部材32を挿通管34に挿入する際には、各長辺壁38A,38Bに形成された突起59が、拡張部58Aを通って収容溝58内に案内されることにより、フィルタ部材32を適切な取付位置に導くことができる。
入口管33とフィルタケース31の右面壁31Aとの結合部には、外槽10から送られてくる水がフィルタケース31内に流入する流入口60が形成されている。この流入口60は、上下の傾斜面50,53の間に形成されていて、フィルタ部材32がフィルタケース31内に取り付けられた状態では、取付部38が流入口60を取り囲むようになっている。
フィルタケース31内の空間はリントフィルタ36の外形よりも大きく、取付部38の左側の周縁部に取り付けられた袋状のリントフィルタ36は、水の流れに伴ってフィルタケース31内で膨らむ(拡がる)ようになっている。このように、袋状のリントフィルタ36がフィルタケース31内に拡がるような構成とすれば、リントフィルタ36の表面積を大きくすることができる。したがって、より多くのリントを捕獲することができるので、リントの捕獲効率が向上する。
また、上記のような構成によれば、流入口60からフィルタケース31内に流入した外槽10からの水は、取付部38の内側を通って、確実にリントフィルタ36へと送られる。したがって、外槽10から送られてくる水に含まれるリントをリントフィルタ36で確実に捕獲することができるので、リントの捕獲効率が向上する。
この実施形態では、突条56,57の左側面と、これらに対向するガイド溝54,55の左側面は、それぞれ、後方に向かって右側に傾いた傾斜面となっている。このような構成によれば、ガイド溝54,55に沿って突条56,57を後方にスライドさせるほど、ガイド溝54,55と突条56,57とがより近接するので、流入口60からフィルタケース31内に流入した水をより確実にリントフィルタ36へと送ることができる。
しかしながら、リントフィルタ36が目詰まりした場合などには、流入口60からリントフィルタ36へと導かれた水が、リントフィルタ36をスムーズに通過することができず、リントフィルタ36が破損してしまうおそれがある。この実施形態では、取付部38の上側の長辺壁38B(傾斜面53に沿う側)に、たとえば2つの通水孔61(図4(c)参照)が形成されていて、流入口60から流入した水がリントフィルタ36をスムーズに通過しない場合には、通水孔61から水が溢れて、フィルタケース31内に流入するようになっている。これにより、リントフィルタ36が目詰まりした状態でリントフィルタ36へと水が導かれ、リントフィルタ36が破損してしまうのを防止できる。
また、リントフィルタ36が目詰まりした場合には、排水不良が生じて、リントフィルタ36よりも上流側、すなわち外槽10からフィルタケース31に至る排水路内に水が貯まった状態となる。この状態で、フィルタ部材32をフィルタ挿入口35から引き抜くと、上記排水路内に貯まっていた水がフィルタケース31内に一気に流れて、フィルタ挿入口35から溢れ出るおそれがある。この実施形態のように、流入口60から流入した水がリントフィルタ36をスムーズに通過しない場合に、通水孔61から水が溢れるような構成とすれば、排水不良が生じるのを防止できるので、上記のような問題も解消できる。
フィルタケース31の内底面51と段差面52とを接続する略鉛直方向に延びる側壁62には、フィルタケース31内に流入した水(リントフィルタ36を通過した水や通水孔61から溢れ出た水)がフィルタケース31内から流出する流出口63が形成されている。すなわち、流出口63は、内底面51から下方へ窪んだ空間Sに配置されている。流出口63には、側壁62から左側やや後方に突出する出口管64が接続されていて、この出口管64には、その一端部が排水ホース接続口17に接続された第2排水管162の他端部が取り付けられる。
フィルタ装置30は、流入口60が外槽10の最下部の高さ(排水口15の高さ)とほぼ同じ高さとなるように配置される。また、流出口63は、流入口60よりも低い位置に配置されている。この構成によれば、流入口60と流出口63との高低差を大きくすることができるので、外槽10からフィルタケース31内に流入した水をスムーズに流出口63から排出することができ、リントの捕獲効率がさらに向上する。
フィルタケース31の上面壁は、開閉可能な略矩形の開閉蓋65により構成されている(図5参照)。この開閉蓋65の下面には、当該開閉蓋65の外周よりも内側を環状に延びる環状突部66が形成されて、この環状突部66の外周には、環状のパッキン67が被せられている。開閉蓋65の周縁部には、当該開閉蓋65をフィルタケース31に係止するための複数の係止部68が形成されている。環状突部66がフィルタケース31の上面31Cに形成された開口69に入るように開閉蓋65をフィルタケース31に上方から被せると、パッキン67が開口69の周縁部に当接する。この状態で係止部68をフィルタケース31に対して係止させることにより、開口69を水密に閉じることができる。
リントフィルタ36に一定量以上のリントが貯まった場合や、外槽10から異物が送られてきてリントフィルタ36で捕獲された場合などには、フィルタ部材32をフィルタケース31から手前側に取り外そうとしても、リントフィルタ36内のリントや異物がフィルタケース31と挿通管34との結合部に引っ掛かって抜けなくなる場合がある。このような場合には、開閉蓋65を取り外してフィルタケース31内に手を入れ、リントフィルタ36内のリントをほぐしたり、リントフィルタ36内の異物の向きを変えるなどした後、フィルタ部材32を手前に引き出すことにより、フィルタ部材32を取り外すことができる。したがって、リントフィルタ36のメンテナンスをより容易に行うことができる。
この実施形態では、フィルタ部材32は、たとえば、筐体2の前面板2Cの右側下部に形成された開口2Dを介してフィルタケース31内に出し入れすることができるようになっている(図1参照)。開口2Dは開閉板70により開閉可能となっていて、この開閉板70を開くことにより、フィルタ装置30のフィルタ挿入口35が前方に臨むようになっている。
図7は、前面板2Cの開閉板70が取り付けられている部分の縦断面図である。
図7を参照して、前面板2Cの開口2Dには、開閉板70を保持する保持部材71が前方から取り付けられている。保持部材71は、たとえば、樹脂により形成された略矩形の環状部材(筒状部材)であって、その外周面が開口2Dの周縁に対応する形状となっている。保持部材71の前端縁部は、外側に折り曲げられた形状の折曲部72となっていて、保持部材71を前方から開口2D内に挿通させると、折曲部72が開口2Dの周縁部に当接するようになっている。
保持部材71には、たとえば、略矩形の環状部材からなる固定部材73が後側から被せられる。固定部材73の前端縁部は、外側に折り曲げられた形状の折曲部74となっている。固定部材73を保持部材71に後側から被せて、前方にスライドさせると、当該固定部材73の折曲部74が保持部材71の折曲部72と対向し、それらの折曲部72,74の間に前面板2Cの開口2Dの周縁部を挟み込むことができる。この状態で、たとえば、後方から固定部材73を通して保持部材72にねじ75をねじ込むことにより、保持部材71を開口2D内に固定することができる。
このような構成によれば、前面板2Cの開口2Dの周縁部が保持部材71と固定部材73とで覆われるので、たとえば前面板2Cを金属板で構成したような場合に、むき出しとなった開口2Dの周縁部(エッジ部分)でけがをするのを防止できる。
開閉板70には、開口2Dを覆うための略矩形の主面板76と、主面板76の左右両側辺から後方に突出する側板77とが備えられている。左右側板77の下部には、それぞれ左右方向に突出する回転軸78が同軸上に形成されていて、各回転軸78が保持部材71に対して回転可能に取り付けられることにより、開閉板70が回転軸78を中心に開閉可能となっている。
主面板76の上縁中央部には、たとえば、指を入れることができる程度の窪み79が形成されていて、開閉板70が閉じられた状態で窪み79内に指を入れ、開閉板70を手前側に引くことにより、当該開閉板70を手前下方に回動させて開口2Dを開くことができるようになっている。フィルタ部材32を着脱するとき以外は、開閉板70を閉じて開口2Dを塞いでおくことができるので、見た目がよい。
この実施形態では、開閉板70が筐体2前面の容易に操作できる位置に配置されているので、開閉板70を開けてフィルタ部材32を容易に着脱することができる。特に、挿通管34が前方に向かって高くなるように斜めに形成されているので、フィルタ挿入口35をより高い位置にすることができ、フィルタ部材32をさらに着脱しやすい。
さて、ここで、フィルタ部材32のフィルタケース31への取り付け構造を、更に詳しく説明する。
図8は、フィルタ部材32が取り付けられていない状態でのフィルタケース31を正面やや斜め上から見た図である。図9は、図8のK−K断面図である。図10は、フィルタ部材32を構成する把持部39の側面図である。
挿通管の内周面に形成されたねじ溝80は、内周面から突出する山部と山部との間で形成されている。このねじ溝80は、樹脂からなるフィルタケース31の成形加工上、始端から終端まで連続して形成されておらず、一部に欠落箇所を有する。具体的には、ねじ溝80は、挿通管34の内周面の右部と左部のみに形成され、上部と下部には形成されていない。把持部39の外周面に形成されたネジ山48は、始端から終端まで連続して形成されている。
ここで、フィルタ部材32をフィルタケース31に取り付ける際には、上述したように、把持部39は、図4(a)における時計回り、即ち、図8における時計回りに回転させられる。このとき、通常、把持部39のねじ山48は、挿通管34の正面向かって右側下部にあるねじ溝の始端80aからねじ溝80内にねじ込まれる。しかし、ねじ溝80が上部で一旦途切れた構成であるため、把持部39を強く押し込んだ場合、挿通管34の正面向かって左側上部にある、一旦途切れたねじ溝80が再び始まる部分80b(以下、この部分を再始端と称する)からねじ込まれる虞もあり、このようにねじ込まれた場合には、パッキン45による適切なシールを行うことができず、排水時に水漏れを起こす虞が出てくる。
そこで、このドラム式洗濯乾燥機においては、把持部39のねじ山48が挿通管34のねじ溝80の再始端80bからねじ込まれるのを防止する構造を有している。
即ち、把持部のネジ山48の始端48aでは、図10に示すように、先端部分が、その先端の位置がねじ山48の頂点(中心)よりもねじ山48の終端側(把持用突部47側)に位置するよう斜めに削られている。一方、挿通管34のねじ溝80の再始端80bでは、図9に示すように、ねじ溝80を構成する両側の山部のうち、挿通管34への入口側の山部81の先端部分が、その先端の位置がこの山部81の頂点(中心)よりも入口側に位置するよう斜めに削られている。
このような構成にすると、把持部39が挿通管内34に強く押し込まれたとしても、ねじ山48の始端48aの先端部分が、ねじ溝80の再始端80bにおける入口側の山部81の先端部分を越えて奥まで行きにくくなる(図9参照)。したがって、把持部39のねじ山48が挿通管34のねじ溝80の再始端80bからねじ込まれるのを防止でき、排水時の水漏れを防止できる。
ところで、このドラム式洗濯乾燥機においては、操作キーや表示器は筐体2の上部に設けた操作パネルの裏面に設けられているが、それ以外の電気部品や該部品の殆どを搭載する電気回路基板(プリント基板)は、一体にユニット化されて筐体2内の前部下方であって、正面から見てフィルタ装置30の左側の位置に配置されている。
図11は、基板ユニットの構造を示す要部の縦断面である。基板ユニット82は、主要な電気部品が実装された横長形状の主プリント基板83と、この主プリント基板83の裏面(部品実装面の反対面)側を覆うように主プリント基板83がネジで固定される浅い皿状の裏面カバー84と、主プリント基板83の部品実装面を覆う主カバー85と、を含んで構成される。図示しないが、主カバー85は、その両端部が、筐体2前面の左右に前方を向いて立設されている取付板にネジで固定される。
主カバー85内には、前記主プリント基板83が保持された位置の後方位置に、副プリント基板86を保持するための配置空間87が設けられている。この副プリント基板86には、主プリント基板83に実装できなかった電気部品が実装されている。この副プリント基板86も主プリント基板83と同様、浅い皿状の裏面カバー87にネジで固定される。なお、主プリント基板83および副プリント基板86は、防水のため、それぞれ、裏面カバー84,87内でシリコン樹脂によるコーティングが施される。
上記の基板ユニット82においては、主プリント基板83と副プリント基板86とを前後に配置し、双方を1つの主カバー85で覆うようにしたので、コストが安くすむ。
図12は、中蓋22と外槽10との間のラッチ構造を示す要部の縦断面図である。
中蓋22の内部には、その手前側の外槽10の縁部に係合することで中蓋22を閉鎖状態に保つための中蓋ラッチ手段と、使用者による手動操作に応じて中蓋ラッチ手段によるラッチを解除するラッチ解除手段と、を備える。
中蓋ラッチ手段の主たる構成要素は、中蓋22の前面から前方に突出した係止カム90、該係止カム90の回動を規制するクラッチカム91、外槽10側にあって固定された係止片92である。またラッチ解除手段の主たる構成要素は、中蓋22の上面に設けられた操作レバー93、牽引軸94等である。
中蓋22の上面には、操作レバー93が、軸95を中心にして回動可能に、且つ捻りコイルばね96により図12で時計回り方向に付勢された状態で設けられている。操作レバー93より後方側の中蓋22上面には、下方に窪んだ指挿入部22aが形成されており、使用者はこの指挿入部22aに後方側から指を挿入して操作レバー93の下方に指を掛け、そのまま操作レバー93を起こすように引く。このように操作レバー93が引かれると、ばね96の付勢力に抗して操作レバー93は起立するが、使用者が指を離すとばね96の付勢力によって操作レバー93はすぐに元の位置に復帰する。
操作レバーの93の前方には、クラッチカム91がクラッチ取付板97に形成された軸98を中心にして回動自在に設けられ、クラッチカム91は軸98に巻回された捻りコイルばね99により、図12で時計回り方向に付勢されている。更に、クラッチカム91は、牽引軸94を介して操作レバー93と連結されており、上記のように操作レバー93が手前に引き起こされると、牽引軸94が後方に牽引されることによって、ばね99の付勢力に抗してクラッチカム91は反時計回り方向に回動する。
このクラッチカム91の更に前方には、係止カム90がクラッチ取付板97に形成された軸100を中心に回動自在に設けられ、係止カム90は捻りコイルばね101により反時計回り方向に付勢されている。係止カム90は中蓋22の前面から前方に突出して鳥のくちばし形状に類似した上下二枚の突片から成る咬止部102を備えるとともに、後方側にはクラッチカム91に嵌合する段差部103を備える。
中蓋22の前縁部に対面する外槽10の開口縁部には、中蓋ラッチ手段を構成する一部材である係止片92が設けられており、この係止片92を係止カム90の咬止部102が咬持することにより、中蓋22は閉鎖状態でラッチされる。
図13は係止カム92の詳細な構成を示す要部の断面図であり、図14は同じく要部の正面図である。図14に示すように、咬止部102を構成する上側突片102aは係止カム90の前面上部に右端から左端に渡って設けられており、一方、下側突片102bは係止カム90の前面下部の右側と左側のみに設けられている。係止カム90の前面(前縁部)において、左右の下側突片102bの間であって、外槽10側の係止片92に対向する位置には、ゴムなどの弾性体からなるストッパ103が設けられている。このストッパ103は、係止カム90の正面から見て、左右に並んで2個設けられている。このストッパ103は、係止カム90の前面から突出した鍋型の頭部103aと、係止カム90内に挿入される胴部103bとからなり、鍋ネジに類似した形状をしている。
ストッパ103の頭部103aは、中蓋22の閉鎖状態において、外槽10の係止片92の先端部に、少し押しつけられ撓んだ状態で当接する(図13参照)。従来は、係止カム90が係止片92に係止した状態でも、係止カム90は多少動くことができるため(遊びがあるため)、脱水時などに外槽10が振動し、これに伴って中蓋22が振動すると、係止カム90が係止片92に対してカタカタ動いて、不快音をたてる虞があった。しかし、このドラム式洗濯機では、ストッパ103が当接することで、係止カム90(中蓋側の係止部材)が係止片92(外槽側の被係止部材)に対して動きにくくなる。したがって、中蓋22が振動しても係止カム90はカタカタ動きにくくなり、不快音の発生を防止できる。
この発明は、以上の実施形態の内容に限定されるものではなく、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能である。
たとえば、リントフィルタ36は、フィルタケース31内に流入する水を通過させてリントを捕獲することができるような袋状の部材であれば、ネットにより構成されるものに限らず、他の部材で構成されるものであってもよい。
また、リントフィルタ36は、フィルタケース31に対して着脱可能な構成に限らず、フィルタケース31に固定されるものであってもよい。
ドラム12は、その軸線が左右方向に延びる構成に限らず、たとえば前後方向に延びるような構成であってもよい。この場合、ドラム12の軸線は、略水平方向に延びる構成に限らず、たとえば水平方向に対して所定角度範囲内(たとえば、30°程度まで)で傾いていてもよい。
また、上記実施形態では、ドラム式洗濯機を例にとって説明したが、この発明は、いわゆるパルセータ式洗濯機などの他の洗濯機にも適用可能である。
この発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機の外観構成を示す斜視図である。 ドラム式洗濯機の縦断面図である。 フィルタ装置を手前側斜め上方から見た斜視図である。 フィルタ部材の構成を示す図である。 フィルタ装置の縦断面図である。 フィルタ装置の横断面図である。 前面板の開閉板が取り付けられている部分の縦断面図である。 フィルタ部材が取り付けられていない状態でのフィルタケースを正面やや斜め上から見た図である。 図8のK−K断面図である。 フィルタ部材を構成する把持部の側面図である。 基板ユニットの構造を示す要部の縦断面である。 中蓋と外槽との間のラッチ構造を示す要部の縦断面図である。 係止カムの詳細な構成を示す要部の断面図である。 係止カムの詳細な構成を示す要部の正面図である。
符号の説明
1 ドラム式洗濯機
10 外槽
16 排水管
31 フィルタケース
31A 右面壁
31C 上面
36 リントフィルタ
38 取付部
51 内底面
60 流入口
61 通水孔
63 流出口
65 開閉蓋
69 開口
S 空間

Claims (1)

  1. 洗濯槽に水を貯めて洗濯を行うことができる洗濯機であって、
    上記洗濯機内に備えられていて、洗濯槽に貯められた水を機外に排出するための排水路と、
    この排水路の途中に挿入されていて、上記洗濯槽から排出された水に含まれるリントを捕獲するためのフィルタ装置とを備え、
    上記フィルタ装置は、上記洗濯槽から送られてくる水が流入するフィルタケースと、このフィルタケース内に挿通され、フィルタケース内に流入する水に含まれるリントを捕獲するためのフィルタ部材とを含み、
    上記フィルタケースの前面壁からは挿通管が突出し、この挿通管の前端部に形成されたフィルタ挿入口から上記フィルタ部材を挿通することにより、フィルタ部材が挿通管を介して上記フィルタケース内に配置されるとともに、この挿入管が手前上方に延びることにより、上記フィルタ挿入口がこの挿入管と上記フィルタケースとの結合部よりも高い位置に配置され、
    上記フィルタケースの上面には、このフィルタケース内に手を入れることが可能な開口が形成され、この開口を水密に閉じる開閉可能な開閉蓋がフィルタケースに被せられており、
    洗濯機の外形を区画する筐体は、取り外し可能な前面板を備え、この前面板に上記フィルタ部材を上記フィルタケース内に出し入れするための開口が形成され、この開口は開閉板により開閉可能となっている、
    ことを特徴とする洗濯機。
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