JP3869636B2 - ナビゲーション装置の地図表示方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ナビゲーション装置の地図表示方法に係り、特に、ディスプレイ画面を2つの画面に分け、それぞれに広域地図、詳細地図の両方を表示するナビゲーション装置の地図表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の走行案内を行い、運転者が所望の目的地に容易に到着できるようにしたナビゲーション装置は、車両の位置を検出してCD−ROMやDVD−ROMから車両周辺の地図データを読み出し、地図をディスプレイ画面に表示すると共に地図上の所定箇所に車両位置マーク(自車位置マーク)を重ねて表示する。そして、車両の移動により現在位置が変化するに従い、画面の自車位置マークを移動したり、或いは自車位置マークは画面中央の所定位置に固定して地図をスクロールして、常に、車両位置周辺の地図情報が一目で判るようになっている。
【0003】
通常、ナビゲーション装置にはユーザが所望の目的地に向けて道路を間違うことなく容易に走行できるようにした経路誘導機能が搭載されている。この経路誘導機能によれば、地図データを用いて出発地から目的地までを結ぶ最もコストが低い経路を横型探索法またはダイクストラ法等のシミュレーション計算を行って自動検索し、その探索した経路を誘導経路として記憶しておき、走行中、地図画像上に誘導経路を他の道路とは色を変えて太く表示したり、目的地までの誘導経路上の進路変更するべき交差点に進路を示す矢印表示をしたり、曲がるべき交差点から所定距離手前に近づいた場合に、音声により案内を行ったりして、ユーザを目的地まで案内する。
【0004】
また、ナビゲーション装置は、通常、ディスプレイ画面に表示する地図の縮尺をユーザの好みによって変更したり、ディスプレイ画面に表示する地図をスクロールさせる機能を備えて、例えば、目的地設定の際に、地図をスクロールさせて目的地となる地点をディスプレイ画面上に入るように地図表示を移動したりする。地図をスクロールするには、ユーザが操作部に設けられた方向指示キーをスクロールしたい方向に入力することにより、所望の地点がディスプレイ画面に表示されるように地図表示領域を移動する。そして、所望の地点をディスプレイ画面上に表示させ、目的地として設定したりする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、目的地を設定する場合、一般に、比較的広域の地図を表示した状態でカーソルを地図に対して相対的に移動し、目的地がディスプレイ画面に含まれた時、詳細地図表示に切り換えて、該詳細地図上の目的地をカーソルで指示することにより行う。広域地図、詳細地図を併用する理由は、▲1▼詳細地図のみでは目的地を含む地図をディスプレイ画面に表示するまでに長時間を必要とすると共に、カーソルが指示する位置がどこであるか見失ってしまい、▲2▼広域地図のみでは正確に目的地を入力することができないからである。また、どのような誘導経路が設定されたかを確認する場合にも広域地図と詳細地図の表示を適宜切り替えて行う。
【0006】
以上のように、目的地の設定や、どのような誘導経路が設定されたのかの確認は従来、広域地図と詳細地図の表示を適宜切り替えて行っていた。このため、拡大/縮小操作(地図縮尺変更操作)が面倒となると共に、地図の把握が簡単に行えないという問題があった。更に、スクロール中はディスプレイ画面を見ながらスクロールしたい方向に方向指示キーを入力し続けなくてはならず、運転者が運転中に地図スクロールを行うことは困難であった。
【0007】
また、ディスプレイ画面を2つに分割して、一方の画面には詳細地図を表示しながら他方には広域地図を表示するものもあるが、スクロール中はスクロールする方向に方向キーを入力し続けなくてはならず、更に、スクロール中は所望の地域の地図が表示されるまで、画面を見続けていなければならなかった。運転中にスクロール操作を行うと、所望の地域の地図より行き過ぎてしまったり、所望の地域を見失ってしまったりすることがあり、運転中にスクロール操作を行うことは難しかった。
【0008】
以上から本発明の目的は、簡単な操作で所望の領域の地図に移動することができ、地図の把握を行いながら所望の領域の地図を表示することのできるナビゲーション装置の地図表示方法を提供することである。
【0010】
上記課題は本発明によれば、ディスプレイ画面のメイン画面とサブ画面とに詳細地図と広域地図とを各々表示するナビゲーション装置の地図表示方法において、サブ画面を複数画面領域に分割してそれぞれの画面領域に領域名をつけておくと共に、該領域名を入力する音声入力手段を設けておき、前記音声入力手段により入力された領域名の画面領域に表示された地図領域に対応する詳細地図をメイン画面に表示すると共に、メイン画面に表示する詳細地図領域を中心とした広域地図をサブ画面に表示することにより達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
(a)第1実施例
図1は第1実施例の概略説明図であり、本発明を適用した場合のナビゲーション装置の表示例を示している。
同図において、MDPはメイン画面、SDPはサブ画面、CRはカーソル、CMは車両位置を示す自車位置マーク、RDは道路を示している。車両位置の周辺の詳細地図をメイン画面MDPに表示し、メイン画面に表示する地図領域を含む広域地図をサブ画面SDPに表示している。
【0012】
図1(a)に示すように、サブ画面SDPに表示される広域地図のカーソルCRの示す領域(ここでは領域S5)の詳細地図をメイン画面MDPに表示している。ここで、ユーザが操作部の方向キーを所望の方向に移動してサブ画面上のカーソルを移動する。例えば、図1(b)に示すように、方向キーを左上方向に入力してカーソルCRを領域S1に移動した場合、領域S1の詳細地図をメイン画面MDPに表示する。その後、サブ画面SDPのカーソルCRで示された領域をサブ画面の中心に移動し、図1(c)に示すように、新たに選択された領域の詳細地図をメイン画面に表示すると共に、サブ画面SDPには選択された領域を中心とした広域地図を表示する。
【0013】
このようにして、メイン画面MDPに表示する詳細地図を領域単位で切り替えると共に、サブ画面SDPにメイン画面に表示する詳細地図領域を中心とした広域地図を表示し、メイン画面MDPに表示する詳細地図画像の概略位置をサブ画面に表示する広域地図で容易に把握することができる。
【0014】
図2は地図データとメイン画面、サブ画面の表示領域の関係説明図である。同図において、MPは所定大きさ毎に区切られた地図データであり、MDAはメイン画面MDPに表示する詳細地図の領域、SDPはサブ画面SDPに表示する広域地図の領域である。
【0015】
現在、図2(a)に示すように、サブ画面に表示する広域地図の領域を縦3×横3の9個の領域とし、その中心の領域をメイン画面に表示する詳細地図表示領域となっているとする。ここで、ユーザがリモートコントローラの方向キーを左上方向に入力した場合、図2(b)に示すように、サブ画面に表示する広域地図領域SDA及びメイン画面に表示する詳細地図領域MDAを、それまで選択されていた領域から指示された方向(ここでは左上方向)に隣接する領域に移動し、新たに選択されたサブ画面に表示する地図領域SDAとメイン画面に表示する地図領域MDAの地図データに基づいて、それぞれ、メイン画面には領域MDAの詳細地図を表示し、サブ画面には領域SDAの広域地図を表示する。
【0016】
このようにすれば、広域地図と、広域地図を複数の領域に分割した領域の中心領域の詳細地図とを同時に表示する事ができ、詳細地図の表示領域を変更する際、広域地図上の複数の領域を中心からの方向に基づいて隣の領域の地図を指定し、メイン画面に表示する地図領域を領域単位で変更することができる。
【0017】
また、予め複数領域の地図データを読み込んでおき、サブ画面に所定領域数の地図データを用いて広域地図を表示し、メイン画面に表示する詳細地図の領域変更をメイン画面にはサブ画面の1領域の地図データに基づいて詳細地図を表示することも可能である。
【0018】
図3は第1実施例におけるナビゲーション装置の構成図である。同図において、11は地図情報を記憶したCD−ROM、12はCD−ROMからの地図情報の読み取りを制御するCD−ROM制御部、13は車両現在位置を測定する位置測定装置である。14はCD−ROMから読み出した地図情報を記憶する地図情報メモリ、15は設定された誘導経路を記憶する誘導経路メモリ、16は装置全体を制御する制御部、17はメイン画面に表示する地図を発生する第1ディスプレイコントローラ、18は第1ディスプレイコントローラ17で発生した地図画像を記憶する第1ビデオRAM、19はサブ画面に表示する地図を発生する第2ディスプレイコントローラ、20は第2ディスプレイコントローラ19で発生した地図画像を記憶する第2ビデオRAM、21は各種画像を合成して出力する画像合成部、22は画像合成部から出力される地図画像を表示する表示部、23は操作部、24はバスである。尚、以上に加えて図示しないが、自車位置マーク発生部、メニュー画像発生部、交差点画像発生部等があり、それぞれで発生した画像は画像合成部21に入力され、適宜画像合成されて出力される。
【0019】
CD−ROM11に記憶されている地図は、1/12500,1/25000,1/50000,1/100000等の縮尺レベルに応じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅に区切られており、道路等は経度及び緯度で表現された頂点(ノード)の座標集合として記憶されている。道路は2以上のノードの連結からなり、2つのノードを連結した部分はリンクといわれる。また、地図データは、(1)道路リスト、ノードテーブル及び交差点構成ノードリスト等からなる道路レイヤ、(2)地図画面上に道路、建築物、施設、公園及び河川等を表示するための背景レイヤ、(3)市町村名などの行政区画名、道路名、交差点名及び建築物の名前等の文字や地図記号等を表示するための文字・記号レイヤなどから構成される。
【0020】
また、CD−ROM11に記憶されている地図データは、所定領域に区切られて記憶されていて、制御部16の指示にしたがってCD−ROM制御部12がCD−ROM11から所定領域の地図データを読み出すようになっている。複数領域の地図データを、読み出して広域地図画像を発生したり、一つの領域の地図データに基づいて詳細地図画像を発生したりする。
【0021】
位置測定装置13は、車両の回転角度を検出する振動ジャイロ等の相対方位センサ13a、所定走行距離毎に1個のパルスを発生する距離センサ13b、GPS受信機13c、位置計算用CPU(図示せず)等で構成されている。GPS受信機13cはGPS衛星から送られる位置情報とともに現在日時を示すデータを受信するものである。
【0022】
地図情報メモリ14は、CD−ROM11から読み出した地図データ、候補地情報等、地図情報を記憶するものであり、誘導経路メモリ15は、設定された目的地までの誘導経路を記憶するものである。
【0023】
制御部16はナビゲーション装置全体を制御するものであり、CD−ROM制御部12を制御して、CD−ROM11から車両周辺の領域の地図データを読み出し、地図情報メモリ14に読み出した地図情報を記憶させる。そして、地図情報メモリ14に記憶された地図情報に基づいて第1ディスプレイコントローラ17は自車位置周辺の詳細地図画像を発生して第1ビデオRAM18に地図画像を記憶し、第2ディスプレイコントローラ19は地図情報メモリに記憶された複数領域の地図情報に基づいて広域地図画像を発生して第2ビデオRAM20に記憶する。また、制御部16は、目的地までの最適な経路を探索して誘導経路として誘導経路メモリ15に記憶したり、誘導経路メモリ15に記憶した誘導経路情報に基づいて、地図上の誘導経路の色を変えて他の道路より太く表示させたり、誘導経路メモリ15に記憶した誘導経路情報に基づいて、曲がるべき交差点に矢印を表示したり、位置測定装置13から入力される現在位置情報と誘導経路メモリ15に記憶された誘導経路情報とから、曲がるべき交差点に一定距離近づいた場合に、音声案内を行ったりする。
【0024】
画像合成部21は、第1ビデオRAM18に記憶された詳細地図画像や、第2ビデオRAM20に記憶された広域地図画像等を合成して表示部22に出力し、表示部22はメイン画面に詳細地図を、サブ画面に広域地図をそれぞれ表示する。
【0025】
操作部23は、ユーザの指示を入力するものであり、地図縮尺の切換操作、地図のスクロール操作、ディスプレイ画面に表示する地図領域の切換操作、目的地の設定操作等を行うものである。
【0026】
図4は第1実施例の地図表示領域切換時における動作フローである。
まず、制御部16はCD−ROM制御部12を制御して、CD−ROM11から現在位置を含む複数領域の地図データを読み出し地図情報メモリ14に記憶する(ステップS101)、第1ディスプレイコントローラ17は読み出した地図データに基づいて詳細地図画像を発生し、第1ビデオRAM18に記憶する(ステップS102)。
【0027】
次に、第2ディスプレイコントローラ19は、地図情報メモリ14に読み出した複数領域の地図データに基づいて広域地図画像を発生し、第2ビデオRAM20に記憶する(ステップS103)。
【0028】
そして、画像合成部21は、第1ビデオRAM18から入力される詳細地図画像を表示装置のメイン画面に、第2ビデオRAM20から入力される広域地図画像を表示装置のサブ画面に表示させると共に、自車位置マーク等を重ねて表示する(ステップS104)。
【0029】
制御部16は、ユーザが操作部22の方向指示キーを操作したか否かを判断し(ステップS105)、ユーザが方向指示キーを操作していない場合には、そのまま処理を抜ける。
【0030】
ステップS105で、ユーザが方向指示キーを操作した場合には、制御部16はサブ画面に表示された複数領域の中心の領域からの方向に隣接した領域の地図データをCD−ROM11から読み出し、第1ディスプレイコントローラ17が詳細地図画像を発生し、第1ビデオRAM18に記憶する(ステップS106)。
【0031】
次に、制御部16は、サブ画面に表示する領域を中心として複数領域の地図データをCD−ROM11から読み出し、第2ディスプレイコントローラ19は読み出した複数領域の地図データに基づいて広域地図画像を発生して第2ビデオRAMに記憶する(ステップS107)。
【0032】
画像合成部21は、第1ビデオRAM18から入力される詳細地図画像を表示装置のメイン画面に表示させると共に、第2ビデオRAM20から入力される広域地図画像を表示装置のサブ画面に表示させる(ステップS108)。
【0033】
以上のようにすれば、表示部のメイン画面に詳細地図を表示すると共にサブ画面に広域地図を表示し、サブ画面上に表示される複数領域の中心の領域からの方向指示に従って中心領域に隣接する領域の詳細地図をメイン画面に表示し、新たにメイン画面に表示される領域を中心とした広域地図をサブ画面に表示することができる。
【0034】
以上のようにすることで、ディスプレイ画面に詳細地図と広域地図を同時に表示し、メイン画面に表示する詳細地図の領域がサブ画面に表示された広域地図のどの領域なのかを容易に知ることができ、また、メイン画面に表示する詳細地図領域の変更の際に、サブ画面に表示された複数領域の中から容易に選択することができる。
【0035】
(b)第2実施例
図5は第2実施例の概略説明図である。
サブ画面には複数領域の地図データに基づいて広域地図を表示する。サブ画面に表示する広域地図は複数の領域に分けられていて、それぞれに領域名が与えられている。例えば、図5(a)においては、サブ画面は9個の領域に分割されていて、各領域はA1〜C3の各表示領域名がついている。
【0036】
現在、サブ画面に表示する広域地図が図5(a)に示すように表示されていたとする。この時、メイン画面には領域B2の地図データに基づいた詳細地図が表示されている。
【0037】
ユーザが現在メイン画面に表示されている詳細地図を領域B2から領域A1に変更する場合、音声入力手段によって音声で「A1」と入力すると、図5(b)に示すように、複数領域の地図データの中から領域A1の地図データを中心として隣接する領域の地図データに基づいて、広域地図を表示する。
【0038】
図6は第2実施例のナビゲーション装置の要部構成図であり、11は地図情報を記憶したCD−ROM、12はCD−ROMからの地図情報の読み取りを制御するCD−ROM制御部、13は車両の現在位置を測定する位置測定装置、14はCD−ROMから読み出した地図情報を記憶する地図情報メモリ、15は設定された誘導経路を記憶する誘導経路メモリ、16’は装置全体を制御する制御部、17はメイン画面に表示する地図を発生する第1ディスプレイコントローラ、18は第1ディスプレイコントローラで発生した地図画像を記憶する第1ビデオRAM、19はサブ画面に表示する広域地図を発生する第2ディスプレイコントローラ、20は第2ディスプレイコントローラで発生した地図画像を記憶する第2ビデオRAM、21は各種画像を合成して出力する画像合成部、22は画像合成部21から入力される地図画像等を表示する表示部、25は音声認識部、26はマイクである。
【0039】
CD−ROM11、CD−ROM制御部12、位置測定装置13、地図情報メモリ14、誘導経路メモリ15、第1ディスプレイコントローラ17、第1ビデオRAM18、第2ディスプレイコントローラ19、第2ビデオRAM20、画像合成部21、表示部22、操作部23は、第1実施例において説明したものと同様のものである。
【0040】
マイク26で入力された音声を音声認識部25で認識し、制御部16’へ入力指示を伝える。制御部16’は音声認識部25から入力される領域指示に従い、サブ画面上に割り当てられた領域名の地図領域をCD−ROM11から読み出し地図情報メモリ14へ記憶する。第1ディスプレイコントローラ17は、指定された領域の地図データに基づいて詳細地図を発生して第1ビデオRAM18に記憶し、制御部16’は指定された領域を中心にして複数の領域の地図を読み出し、第2ディスプレイコントローラ19は、読みだした複数領域の地図データに基づいて、広域地図画像を発生して第2ビデオRAM20に記憶する。画像合成部21は、第1ビデオRAM18、第2ビデオRAM20に記憶された詳細地図画像、広域地図画像を表示部22のメイン画面、サブ画面にそれぞれ表示させる。
【0041】
図7は第2実施例の地図表示動作フローを示す図である。
まず、制御部16’は、CD−ROM制御部12を制御してCD−ROM11から現在位置の含まれる領域を中心とした複数領域の地図データを読み出し、ディスプレイコントローラ17を制御してディスプレイ装置19のメイン画面に詳細地図を、サブ画面に広域地図を表示する(ステップS201)。
【0042】
次に、制御部16は、ユーザがマイク25を通して、領域名が音声入力装置24に入力されたか否かを判断し(ステップS202)、音声入力されない場合には、音声入力されるまでステップS202の処理を繰り返す。
【0043】
ステップS202で領域名入力がある場合、音声入力装置24は、入力された領域名を制御部16’に送り、制御部16’は入力された領域に該当する地図データをCD−ROM制御部12を制御してCD−ROM11から読み出し、第1ディスプレイコントローラ17は、読み出された地図データに基づいて詳細地図画像を発生して第1ビデオRAM18に書き込む(ステップS203)。
【0044】
そして、制御部16’は、詳細地図画像を発生する領域を含んだ複数領域の地図データをCD−ROM制御部12を制御してCD−ROM11から読み出し、第2ディスプレイコントローラ19は、読み出された複数領域の地図データに基づいて広域地図画像を発生して第2ビデオRAM20に書き込む(ステップS204)。
【0045】
画像合成部21は、第1ビデオRAM18及び第2ビデオRAM20に書き込まれた詳細地図画像及び広域地図画像を、表示装置22のメイン画面、サブ画面にそれぞれ表示させる(ステップS205)。
【0046】
以上のようにすることで、サブ画面に表示する複数領域に分けられた領域から、新たにメイン画面に表示しようとする領域の領域名を音声で入力することにより、容易にメイン画面の表示する詳細地図の表示領域の変更を行うことができ、また、変更前の領域と変更後の領域との位置関係を判り易く表示することができる。
【0047】
以上のようにして、メイン画面に詳細地図を表示すると共にサブ画面に広域地図を表示し、メイン画面の詳細地図表示領域を変更する際、サブ画面で複数に分割された広域地図の中から一つ領域を音声で選択し、容易にメイン画面の詳細地図表示領域を変更することができる。
【0048】
尚、上記実施例の説明においては、サブ画面に表示する広域地図を9つに分割した例で説明したが、サブ画面の表示領域をその他の数に分割するように表示し、選択された領域の詳細地図をメイン画面に表示するようにしてもよい。
【0049】
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを排除するものではない。
【0050】
【発明の効果】
以上本発明によれば、メイン画面に詳細地図を表示すると共に、メイン画面に表示する地図領域を中心とした複数領域の地図データに基づいて広域地図をサブ画面に表示し、サブ画面に表示する広域地図の中心領域からの方向指示に基づいて隣接する領域の詳細地図を新たにメイン画面に表示するようにしたから、変更前の表示領域と変更後の表示領域との位置関係を容易に把握したまま地図表示領域を変更することができる。
【0051】
また、本発明によれば、サブ画面の複数表示領域に表示領域名をつけておき、音声入力によりサブ画面上の表示領域を指定し、指定された領域の地図領域を新たにメイン画面の詳細地図表示領域とするようにしたから、運転中であっても容易に地図表示領域を変更し、所望の領域の地図を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の概略説明図である。
【図2】地図データとメイン画面、サブ画面との関係説明図である。
【図3】第1実施例のナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図4】第1実施例の動作フローを示す図である。
【図5】第2実施例の概略説明図である。
【図6】第2実施例のナビゲーション装置の構成を示す図である。
【図7】第2実施例の動作フローを示す図である。
【符号の説明】
MDP・・・メイン画面
SDP・・・サブ画面
CR・・・カーソル
Claims (1)
- ディスプレイ画面のメイン画面とサブ画面とに詳細地図と広域地図とを各々表示するナビゲーション装置の地図表示方法において、
サブ画面を複数画面領域に分割してそれぞれの画面領域に領域名をつけておくと共に、該領域名を入力する音声入力手段を設けておき、
前記音声入力手段により入力された領域名の画面領域に表示された地図領域に対応する詳細地図をメイン画面に表示すると共に、メイン画面に表示する詳細地図領域を中心とした広域地図をサブ画面に表示することを特徴とするナビゲーション装置の地図表示方法。
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