JP3868981B2 - 出隅柱および出隅柱頂角部に面取り加工を施す装置 - Google Patents

出隅柱および出隅柱頂角部に面取り加工を施す装置 Download PDF

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Description

本発明は、建物壁面の出隅部分の外装材として用いられる出隅柱と、その頂角部に面取り加工を施すための装置に関する。
一般に、建物壁面の出隅部分に用いられる外装材として、図9に示すような出隅柱Aが知られている(特許文献1など参照)。出隅柱Aの製造には、通常、図10aに示すように、表面柄部(不図示)を持つ窯業建築板1が用いられ、それを適宜の幅に切断して板片1a,1aを作り、各板片の1つの側辺を斜め(45度の角度であることが多いが、これに限らない)に切断し(図10b)、その切断面2,2同士を頂角部3が形成されるように接着接合して形成される(図10c)。
その際に、頂角部3にズレが生じたり、頂角部から接着接合に用いた接着剤がはみ出すことがあるので、それを除去する等の目的で、テノーナー切削機のような機械的手段により頂角部3に面取り加工が施され、面取り加工部4が形成される(図10d)。テノーナー切削機を用いる従来の面取り加工では、切削される面取り加工部4は、幅が10mm〜20mm程度の幅広な平坦面となり、かつ板片1aの表面とは異なった色彩となるので、例えば、特許文献1に記載されるような装置を用いて、別途、後塗装が施される。
接着接合に用いる接着剤には、湿気硬化型のウレタン系あるいはエポキシ系の接着剤が多く用いられる。しかし、湿気硬化型接着剤は硬化までに長い時間を必要とし、生産性の面で課題があることから、短時間で所要の接着効果を発揮する反応性ホットメルト接着剤を出隅柱の製造に用いることも行われる(特許文献2,3等参照)。
特開平11−188294号公報 特開平9−256594号公報 特開2003−232117号公報
前記のように、従来の出隅柱では、頂角部に対してテノーナー切削機のような装置を用いて面取り加工を行っており、面取り加工部4は幅広な平坦面となる。そのために、そこを後塗装したとしても目立ちやすく、また、面取り加工部4は長手方向に連続する水平面であることから、その部分の陰影は、表面柄部の陰影とはどうしても異なるものとなる。
また、生産性を向上させる目的で接着剤として反応性ホットメルト接着剤を用いる場合、面取り加工時に発生する切削工具との間の摩擦熱で反応性ホットメルト接着剤(軟化点80℃〜90℃が普通である)の表層部分が溶解し、切削工具が軟化した接着剤の表面部分を切削する。この極薄く切削された切削片が切削面に付着して、図11に模式的に示すように、接着剤層Pの面取り加工部4側の端面Pcに微細な凹凸Pdが生じることがある。この凹凸Pdは、見た目に、逆立った状態あるいは毛羽立った状態となる。その微細な凹凸Pdが後塗装した塗膜面に影響を与え、それによっても、面取り加工部と表面柄部の陰影とに違いが生じる。再軟化した反応性ホットメルト接着剤が切削工具側に付着してしまう不都合もある。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、表面柄部として、例えば接合面に交差する方向に走るエンボス柄を持つような板片を、頂角部を持つようにして接着接合して形成した出隅柱において、頂角部に形成される面取り加工部をできるだけ目立たなくすると共に、生産性を高めるために接着剤として反応性ホットメルト接着剤を用いる場合でも、摩擦熱による接着剤の再軟化を防止して、接着剤層の面取り加工部側の端面に微細な凹凸が生じるのを阻止し、面取り加工部に後塗装する塗膜面を安定したものとして面取り加工部に違和感を起こさせないようにした出隅柱を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、上記した特徴を備えた出隅柱を製造するための出隅柱頂角部に面取り加工を施す装置を提供することも目的とする。
本発明による出隅柱は、少なくとも2枚の板片を側辺同士が長手方向の頂角部を形成するように反応式ホットメルト接着剤を用いて接着接合して形成される出隅柱であって、前記頂角部には幅の狭い面取り加工部が形成されており、該面取り加工部は長手方向に連続した水平面ではなく規則的でない凹凸が連続する凹凸面とされており、かつ、前記頂角部における側辺同士の接合部には接着接合に用いた接着剤層が残存していて、該接着剤層の面取り加工部側の端面は面取り加工部の凹凸面に沿いかつ平坦な面となっていることを特徴とする。
本発明において、出隅柱を構成する板片は、従来知られた窯業系建築板から適宜の幅の板片に切り出したものを用いることができる。2枚の板片の接着接合には反応式ホットメルト接着剤を用いる。それにより、所要の接着強度を得るまでの時間を短縮でき、生産性が向上する。使用する反応式ホットメルト接着剤に制限はなく、従来知られた、例えばポリイソシアネートとポリオールからなる反応式ホットメルト接着剤(より具体的には、反応性ポリウレタン系ホットメルト接着剤)などを適宜用いることができる。
本発明による出隅柱では、頂角部には幅の狭い面取り加工部が形成され、その面取り加工部は、テノーナー切削機のような装置で面取り加工したときに形成される長手方向に連続した水平面ではなく、規則的でない凹凸が連続する凹凸面となっている。そのために、頂角部に形成される面取り加工部は、従来の単に水平面で構成される幅の広い面取り加工部と比較して、目立たないものとなり、出隅柱の意匠性は向上する。また、板片の表面柄部に生じる陰影と同様な陰影を面取り加工部に生じさせることができる。
さらに、後記するように、本発明による出隅柱を製造するに当たっては、頂角部の面取り加工を冷却した状態で行うようにしており、接着接合に使用した反応式ホットメルト接着剤が切削工具との摩擦熱によって再軟化することはない。そのために、頂角部における側辺同士の接合部に残存する接着剤層の面取り加工部側の端面(露出面)は、面取り加工部の前記凹凸面に沿い、かつ平坦な面となっている。従来のように微細な凹凸が接着剤層の端面(露出面)に生じていないので、後塗装される塗膜面も安定しており、面取り加工部に生じる陰影が乱されることもない。
好ましくは、前記板片として、表面柄部に接合面に交差する方向に走るエンボス柄を有するものを用いる。より具体的には、エンボス柄は接合面に直交する方向に走る凸条と凹溝とが交互に複数本形成されているエンボス柄であり、その場合、各凸条と凹溝の形状はすべて同じであってもよく、異なる形状の凸条あるいは凹溝を含んでいてもよい。後者の方が外観意匠の観点からは好ましい。この場合に、上記のエンボス柄は板片の全表面に形成されていてもよく、一部に他の模様柄を含んでいてもよい。
その際に、接合面に交差する方向に走るエンボス柄の最低凹部から最高凸部までの高さ、すなわち凹溝部の底部から凸条部の頂部までの距離に特に制限はないが、板片の実用上の厚さと外観意匠の観点から15mm程度以下であることは実際的である。また、接合面に交差する方向に走るエンボス柄の互いに隣接する頂部間の距離、すなわち互いに隣接する凸条の頂部間の距離は30mm以下、より好ましくは5mm〜20mm程度であることが、面取り加工部での模様の連続性を確保する観点から好ましい。
好ましい態様において、面取り加工部に形成される前記凹凸面は、連続した曲面部分を持つようにされる。面取り加工部をこのような連続した曲面とすることにより、斜め方向から光を当てたときに、面取り加工部に、表面柄部を構成するエンボス柄に生じる陰影とほぼ同様な陰影を、より確実に生じさせることができる。それにより、見る者は左右の板片のエンボス柄を連続したものと感じることができ、面取り加工部が幅狭であることと相俟って、面取り加工部を目立たないものとし、出隅柱に違和感のない高級感を与えるようになる。
本発明による出隅柱において、前記頂角部に残存している接着剤層の幅は、好ましくは約0.3〜0.5mmの範囲である。湿気硬化型のウレタン系あるいはエポキシ系の接着剤を用いる場合には、塗布した接着剤は板片に含浸してしまい、頂角部の接合面に接着剤としての層はほとんど形成されない。形成されたとしても0.1mm以下である。接着剤として反応式ホットメルト接着剤を用いる場合に、上記のような接着剤層が目に見える厚さで形成される。形成される接着剤層の厚みが0.3mmよりも薄い場合には、十分な接着性能が得られず、0.5mmよりも厚い場合にはオーバースペックとなる。
本発明による出隅柱において、幅の狭い面取り加工部の最大横幅は、後塗装したときのタレや、加工工程のカケの問題もあり、8mm以下が好ましく、より好ましくは2〜5mm、さらに好ましくは2〜3mmである。幅を狭くすることにより、左右の板材の柄模様の連続性を一層高めることができる。
本発明は、出隅柱の頂角部に上記した面取り加工部を施すための装置も開示する。すなわち、該装置は、少なくとも2枚の板片を側辺同士が長手方向の頂角部を形成するように反応式ホットメルト接着剤を用いて接着接合して形成された出隅柱を支持する出隅柱支持手段と、支持された出隅柱の前記頂角部に交差するようにして位置する回転切削具と、該回転切削具を頂角部に形成される凹凸面に沿って上下に移動できるように支持する回転切削具支持手段と、回転切削具と出隅柱の間に相対的な移動を与える移動手段と、少なくとも回転切削具によって出隅柱の頂角部が切削されている領域を冷却するための冷却手段、とを少なくとも備えることを特徴とする。
上記の装置では、回転切削具が、支持手段に支持されている前記出隅柱の頂角部に交差する姿勢で、かつ頂角部に形成される凹凸面に沿って上下に移動できるようにして支持されているので、出隅柱と回転切削具との間に相対移動が生じると、頂角部には、その凹凸面に沿うようにして切削加工(面取り加工)が進行する。従って、面取り加工部は、幅の狭いかつ頂角部の凹凸面に沿った形状のものとなる。
回転切削具が高速回転して出隅柱の頂角部を切削するときに、摩擦熱が発生する。しかし、本発明による装置は、回転切削具によって出隅柱の頂角部が切削されている領域を冷却するための冷却手段を備えており、冷却手段による冷却効果によって、反応式ホットメルト接着剤層が摩擦熱により再軟化(溶解)するのを回避できる。露出面がわずかに再軟化したとしても、直ちに硬化する。そのために、再軟化した接着剤の表面部分を切削することはなく、切削したとしても、切削片が回転切削具に巻き込まれる事態が生じるのを阻止することができる。それにより、切削面すなわち頂角部における側辺同士の接合部に残存する接着剤層の面取り加工部側の端面(露出面)は、湿気硬化型ウレタン接着剤のような従来の湿気硬化型接着剤の場合と同様、回転切削具で切削された平坦な面に、常時、維持される。
冷却手段は、回転切削具に近接した箇所に1つだけ設けるようにしてもよい。その場合には、大きな容量の冷却手段が必要となる。それを回避するために、回転切削具によって出隅柱の頂角部が切削される領域の上流側に、少なくとも回転切削具によって切削されることとなる出隅柱の頂角部の領域を冷却することのできる第2の冷却手段をさらに備えるようにしてもよい。
また、切削直後に、反応式ホットメルト接着剤層にわずかとはいえ再軟化現象が発生することも起こり得るので、それを回避するために、回転切削具によって出隅柱の頂角部が切削される領域の下流側に、少なくとも回転切削具によって切削された出隅柱の頂角部の領域を冷却することのできる第3の冷却手段をさらに備えるようにしてもよい。
本発明の装置において、2段以上の回転切削具を切削すべき出隅柱の長手方向に配置するようにしてもよい。多段に回転切削具を配置することにより、回転切削具1個当たりの負荷を低減することができ、作業の安定性、回転切削具の長寿化、加工面の一層の平坦面化、などを達成することができる。各段の回転切削具の切削刃ピッチを、一段目が最も大きく、以下、順次小さくしていくことにより、一層安定した面取り加工を行うことができる。なお、多段に回転切削具を配置する場合に、好ましくは、各段の回転切削具に近接して、またその上流側と下流側に冷却手段を設けるようにする。なお、2段以上の回転切削具を配置する場合、各段の回転切削具の切削高さレベルを同じにすることが望ましい。下段側の回転切削具の切削レベルが上段側の切削レベルよりも低い位置にあると、接着剤層の切削面が再度現れるようになり、接着剤の除去が円滑に進行しない。
冷却手段は、発生する摩擦熱を除去できる手段であれば任意であるが、反応式ホットメルト接着剤の軟化点(80℃〜90℃のものが多い)以下の温度に切削領域を低下させるものが必要である。装置の容易性と使い易さの観点から、空気を冷却領域に噴射する手段であることは好ましく、空気を予冷する手段をさらに備え、冷却した空気を噴射することはさらに好ましい。一例として、エアークールという空気の膨張を利用した冷却圧風装置が挙げられる。これは、温度−7℃〜−40℃、圧力0.3Mpa〜0.7MPa程度の範囲の冷却加圧空気が得られる装置であり、その冷却加圧空気を切削領域に吹き付けることによって、冷却と共に、面取り加工部の切削片も吹き飛ばされる。
本発明の装置において、回転切削具は、出隅柱の頂角部に形成されている規則的でない凹凸が連続する凹凸面に沿って移動しかつ切削加工を行いうるものであれば、任意のものを用いうるが、圧縮空気で作動するグラインダービットであることは好ましく、切削刃の形状は、ねじれ角を持つスパイラルビット形状でもよく、クロスビット形状でもよい。
本発明によれば、2枚の板片を接着剤として反応式ホットメルト接着剤を用いて接着接合した出隅柱において、出隅柱の頂角部における面取り加工部をできるだけ目立たなくし、また面取り加工部に表面エンボス柄に生じる陰影と同様な陰影が形成されるようにして、面取り加工部に違和感を起こさせないようにした出隅柱を得ることができる。
以下、図面を参照しながら本発明を説明する。図1は本発明による出隅柱Aの1実施の形態を示す側面図(図1a)と断面図(図1b)および要部の拡大斜視図(図1c)であり、図2は出隅柱Aを上方から見た状態をより写実的に示している。図3は従来の方法で面取り加工を行った出隅柱を示す図2に相当する図である。図4は面取り加工前の出隅柱を示す側面図であり、図5は本発明による面取り加工法の1態様を説明するための側面図である。図6は本発明による出隅柱頂角部に面取り加工を施す装置の要部を示す斜視図であり、図7は図6に示す装置を出隅柱の送り方向から見た図、図8はその側面図である。
この例において、出隅柱Aを形成する板片1a,1aは、接合面に交差する方向に走る多数の凸条6と凹溝7からなるエンボス柄を有しており、2枚の板片1a,1aは、側辺同士が長手方向に頂角部3を形成するように、かつ頂角部3でエンボス柄(凸状6と凹溝7の繰り返し模様)の凹凸が合うようにして接着接合されている。それにより、頂角部3には、エンボス柄の凹凸模様に応じて連続する凹凸面が形成される。接着接合には反応式ホットメルト接着剤Pが用いられ、図1cに示すように、接合面には反応式ホットメルト接着剤Pが接着剤層として残存し、その厚さは約0.3〜0.5mm程度である。接着剤として反応式ホットメルト接着剤Pを用いることにより、2枚の板片1a,1aが安定的に接着するまでの時間を短縮することができ、生産効率が向上する。
この例において、2枚の板片1a,1aは、高い意匠性を出すために、各凸条6および凹溝7の形状は少しずつ異なるようにされているが、平均して、隣接する凸条同士の頂部間の距離a(図1参照)は10mm〜15mm程度であり、凹溝7の底部と凸条6の頂部との高さは平均して8mm程度である。図示しないが、単純な繰り返し模様が好まれる場合には、同じ形状の凸条と凹溝を繰り返すようにしてもよい。
接着したままの状態を図4に示すように、出隅柱Aの頂角部3には、2枚の板片1a,1aの間のズレや反応式ホットメルト接着剤Pのはみ出しPaが生じるので、後記する装置を用いて、頂角部3の凹凸に沿って頂角部3に面取り加工が施される。それにより、図5に示すように、頂角部3からズレ部分や反応式ホットメルト接着剤Pのはみ出しPaは除去されて、頂角部3には幅の狭い面取り加工部8が形成される。そして、図1cに示すように、接着剤Pの面取り加工部側の端面Pcは面取り加工部8の凹凸面に沿いかつ平坦な面となる。それにより、面取り加工部8に施す後塗装で形成される塗膜10は微細な凹凸のない安定したものとなる。
図1に示す例では、頂角部3でのエンボス柄の凸部領域(凸条6同士が接合している部分)とエンボス柄の凹部領域(凹溝7同士が接合している部分)がともに連続した曲面8a,8bとなるように頂角部3に面取り加工が施されて、前記幅の狭い面取り加工部8とされているが、凹部領域は必ずしも面取り加工が施されていなくてもよい。面取り加工部8の横幅は狭いことが望ましく、好ましくは、8mm程度以下とされる。前記のように、幅の狭い面取り加工部8には後塗装10が施されて、出隅柱Aとなる。
本発明による出隅柱Aでは、面取り加工部8は全体として幅が狭くされており、後塗装による塗膜10も安定しており、かつ少なくとも頂角部3でのエンボス柄の凸部領域は連続した曲面8aとされているので、図2に示すように、面取り加工部8全体が目立たなくなると共に、昼間の日光が当たったときに板片1aの表面柄部に生じる陽光部Sと陰影部Dと同様な陽光部が面取り加工部8の連続した曲面8aにも生じるようになり、左右の板片1a,1aの陽光部Sと陰影部Dが連続しているように見えるようになる。そのために、見る者は左右の板片1a,1aのエンボス柄を全体的に連続したもの感じることができ、一層面取り加工部は目立たないものとなる。
なお、図3は、図1、図2に示した出隅柱Aと同じ板片1aを用いた出隅柱A1に対して、従来のテノーナー切削機により頂角部3の面取り加工を行った場合を示している。この場合には、図示のような菱形をなす平坦面である面取り加工部8(Sa)・・が各凸条6の頂部ごとに形成されるようになり、この部分に後塗装として塗膜を形成しても、出隅柱A1に昼間の光があたるとき、その部分が大きな陽光領域Saとなり、それ自体が目立ってしまい違和感を感じさせるばかりでなく、左右の板片における凸条6の陰影部Dがその部分で中断され、模様としての連続性を失う。上記した本発明による出隅柱Aでは、そのような不都合が解消されている。
次ぎに、上記した出隅柱Aを製造するための装置B、すなわち、2枚の板片1a,1aを側辺同士が長手方向の頂角部3を形成するように反応式ホットメルト接着剤Pを用いて接着接合して形成された出隅柱の、前記頂角部3に対して、図5に示すように、面取り加工を施す装置Bの一例を、図6〜図8を参照して説明する。
装置Bは、送りローラ21を備える出隅柱支持手段20と、出隅柱支持手段20で支持された出隅柱Aの頂角部3に交差するようにして位置する回転切削具30(好ましくはグラインダービット)と、回転切削具30を頂角部3に形成される凹凸に沿って上下に移動できるように支持する回転切削具支持手段40と、回転切削具30と出隅柱Aの間に相対的な移動を与える移動手段と、回転切削具30によって出隅柱Aの頂角部3が切削される領域を冷却するための冷却手段50とを備える。
なお、この例では、出隅柱支持手段20に設けた送りローラ21が出隅柱Aを移動させて、回転切削具30と出隅柱Aの間に相対的な移動を与えるようになっており、送りローラ21が本発明でいう移動手段を兼ねている。しかし、出隅柱支持手段20に支持された出隅柱Aを固定しておき、適宜の移動手段で回転切削具30を移動するようにしてもよい。また、図示の例で、出隅柱支持手段20は、複数個の送りローラ21を水平方向に配列して、送りを安定させるために全体に平ベルト22を巻装しているが、平ベルト22は省略することもできる。さらに、回転切削具30と回転切削具支持手段40は、出隅柱Aの移動方向(長手方向)に2段に配置されているが、1段であっても、3段以上であってもよい。
前記したように2枚の板片1a,1aを側辺同士が長手方向の頂角部3を形成するように反応式ホットメルト接着剤Pを用いて接着接合して形成された出隅柱Aが、頂角部3を上方に露出するようにして送りローラ21の上に乗せられ、送りローラ21が回転することにより、出隅柱Aは矢印X方向に移送される。出隅柱Aの送りを安定させるために、図示のもののように、押さえロール23を設けることが望ましい。
回転切削具30は、この例において、ねじれ角αを持つグラインダービットであり、スパイラルビット形状でもよく、クロスビット形状でもよい。いずれの場合も、ねじれ角αは45゜以下、より好ましくは10゜〜30゜の範囲である。好ましくは、回転切削具30は超硬刃ビットであり、図示のもののように2段にグラインダービット30を配置する場合、切削上流側に位置するグラインダービット30のねじれ角αは10゜程度、切削下流側に位置するグラインダービット30のねじれ角αは30゜程度とすることが好ましい。回転切削具30の直径は、頂角部3に形成される凹凸における凹部内に入り込みかつ凹部に沿って移動できるような直径であることが望ましく、例えば、図1に示す出隅柱Aのように、隣接する凸条同士の頂部間の距離aがは10mm〜15mm程度である出隅柱Aを面取り加工する場合には、直径3〜4mm程度の回転切削具(グラインダービット)30が用いられる。
2つの前記回転切削具支持手段40は同じ構成であり、固定機枠41に立設した支柱42を有し、該支柱42に対して可動機枠43が上下動可動に取り付けてある。そして、固定機枠41と可動機枠43との間には、支柱42に外挿したコイルバネ45が配置してある。可動機枠43は、コイルバネ45に抗して、回転切削具30に切削に必要な所要の荷重を与えるためのものであり、実機に応じて適切な重さのものが選定される。
可動機枠43には適宜の空圧源に接続する空圧式回転装置46が備えられ、該空圧式回転装置46の先端に前記回転切削具30が回転軸心Cを水平方向となるようにして取り付けてある。図に示すように、回転切削具30の軸心線Cの向きは出隅柱Aの送り方向Xに直交する方向であり、その切削刃が、送られる出隅柱Aの頂角部3の稜線方向に直交した状態で乗るようにされている。
固定機枠41と可動機枠43との間に配置するコイルバネ45の強さ(バネ定数)は、可動機枠43がフリーな状態でコイルバネ45の上に載ったときに、回転切削具30の最下面のレベルL1が、図5に示すように、送られてくる出隅柱Aの頂角部3の稜線における凹溝7の底面のレベルL2よりわずかに低い位置となるようにセットすることが望ましい。また、図示の装置のように、2つの回転切削具支持手段40、40を備える場合には、各回転切削具30,30の最下面のレベルL1が、共に等しいレベルL1となるようにセットする。
冷却手段50は、この例では熱交換用流体として空気を用いる冷却手段であり、ポンプPと配管52を介してノズル51から必要量の予冷空気が噴出するようになっている。好ましくは、エアークールという空気の膨張を利用した冷却圧風装置を用い、例えば、温度−7℃〜−18℃、圧力0.3Mpa〜0.7MPa程度の範囲に冷却・加圧空気をノズル51から吹き出すようにする。ノズル51は、図8に51aとして示すように、少なくとも回転切削具30が出隅柱Aの頂角部3を切削している領域に対して空気を吹き付けることのできる位置に配置される。図8に示すように、回転切削具30によって切削される領域の上流側および下流側にも第2,第3のノズル51を配置することはさらに好ましい。面取り加工時に、ノズル51(51a)からは、回転切削具30が頂角部3を切削するときに生じる摩擦熱によって出隅柱Aの接着接合に用いた反応式ホットメルト接着剤Pが再軟化(溶解)するのを阻止できる量の予冷空気が吹き出される。吹き出した予冷空気により、切削工具30も冷却され、切削片も吹き飛ばされる。
面取り加工に際し、空圧式回転装置46に圧縮空気を送り回転切削具30に所要の回転(例えば、25000rpm程度)を与える。出隅柱支持手段20を利用して出隅柱Aを送り込むと、各可動機枠43はコイルバネ45から上に向いた力を受けており、2つの回転切削具30,30は、それぞれ独立した挙動を取りながら、容易に上方に移動し、送られてくる出隅柱Aの頂角部3の稜線に生じている凹凸面に倣うように上下動する。それによって、回転切削具30は、頂角部3の稜線に生じている凹凸をなぞる形で面取り加工していく。それにより、はみ出ている接着剤Paは削り取られると同時に、幅の狭い面取り加工面8が形成される。
その過程で、冷却手段50のノズル51からは、予冷空気が常時噴射していて、切削される領域とその前後の領域を冷却するので、摩擦熱によって反応式ホットメルト接着剤Pが再軟化することはなく、回転切削具30に反応式ホットメルト接着剤Pが付着して巻き付くようなことは生じない。それにより、前記しかつ図1cに示したように、反応式ホットメルト接着剤Pが面取り加工部8側に露出している端面Pcは、面取り加工部8の凹凸面に沿いかつ平坦な面となる。
なお、図示の例では、固定機枠41と可動機枠43との間にコイルバネ45を配置して回転切削具30が出隅柱Aの頂角部3に作用する下向き荷重を調整するようにしたが、可動機枠43の重さを適宜調整することにより、コイルバネ45を省略しても、所望の面取り加工を行うことができる。
本発明による出隅柱の1実施の形態を示す側面図(図1a)と、図1aのb−b線に沿う断面図(図1b)および要部の拡大斜視図(図1c)。 出隅柱を上方から見た状態をより写実的に示す図。 従来の製造方法で面取り加工を行った出隅柱を示す図2に相当する図。 面取り加工前の出隅柱を示す側面図。 本発明による面取り加工法の1態様を説明するための側面図。 本発明による出隅柱頂角部に面取り加工を施す装置の要部を示す斜視図。 図6に示す装置を出隅柱の送り方向から見た図。 図6に示す装置の概略的な側面図。 従来の出隅柱の一例を示す図。 出隅柱の作り方の一例を説明するための図。 反応式ホットメルト接着剤を接着剤として用いた出隅柱での面取り加工部を示す模式図。
符号の説明
A…出隅柱、B…出隅柱頂角部に面取り加工を施す装置、S…表面柄部での陽光部、D…表面柄部での陰影部、P…反応式ホットメルト接着剤、Pa…頂角部からはみ出ている接着剤、Pc…面取り加工部側に露出している反応式ホットメルト接着剤の端面、1a…板片、3…出隅柱の頂角部、6…表面柄部の凸条、7…表面柄部の凹溝、8…幅の狭い面取り加工部、8a…面取り加工部の凸部、8b…面取り加工部での凹部、10…面取り加工部に形成された塗膜、20…出隅柱支持手段、21…送りローラ(移動手段)、22…平ベルト、23…押さえロール、30…回転切削具(グラインダービット)、40…回転切削具支持手段、41…固定機枠、42…支柱、43…可動機枠、45…コイルバネ、46…空圧式回転装置、50…冷却手段、51a…ノズル、52…配管

Claims (5)

  1. 少なくとも2枚の板片を側辺同士が長手方向の頂角部を形成するように反応式ホットメルト接着剤を用いて接着接合して形成される出隅柱であって、
    前記頂角部には8mm以下である幅の狭い面取り加工部が形成されており、該面取り加工部は長手方向に連続した水平面ではなく規則的でない凹凸が連続する凹凸面とされており、かつ、
    前記頂角部における側辺同士の接合部には接着接合に用いた接着剤層が残存していて、該接着剤層の面取り加工部側の端面は面取り加工部の凹凸面に沿いかつ平坦な面となっていることを特徴とする出隅柱。
  2. 前記板片は表面柄部として接合面に交差する方向に走るエンボス柄を有していることを特徴とする請求項1に記載の出隅柱。
  3. 前記頂角部に形成される幅の狭い面取り加工部に形成される凹凸面は連続した曲面部分を有することを特徴とする請求項1または2に記載の出隅柱。
  4. 前記頂角部に残存している接着剤層の幅は約0.3〜0.5mmの範囲であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の出隅柱。
  5. 前記面取り加工部に後塗装が施されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の出隅柱。
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