JP3867163B1 - ウインチ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、ワイヤーロープ等の紐状体をドラムに引き込む場合に、スムーズに引き込むことができ、また、紐状体がドラムで近傍では弛むことなくスムーズな紐状体の移動か可能であり、さらに、本発明のウインチをネット等の昇降用として使用すると上記特性を発揮することのできるウインチを提供することを課題とする。
【解決手段】
ワイヤーロープ等の紐状体を巻回する巻回ドラムの設けられたウインチにおいて、前記巻回ドラム近傍には、ワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラム側に取込及び取出するための案内ガイドが設けられていることであり、また、案内ガイドには、ワイヤーロープ等の紐状体を取込及び取出を補助するための案内プーリが設けられていることであり、案内ドラムには、巻回ドラムの正転/逆転それぞれにおいてワイヤーロープ等の紐状体の巻回ドラムへの取込側を押圧するための押圧手段が設けられていることである。
【選択図】図1

Description

本発明は、ウインチに関し、特にワイヤーロープを各種の目的で巻回駆動する巻回ドラムの設けられたエンドレス状のウインチに関する。
例えば、屋外における野球、サーカー等の球技場、ゴルフ練習場に用いられるの防球用のネット、プールに設けられたUVシート等においては、そのネット等を支柱間に設けられたワイヤロープをウインチを用いて移動することで該ワイヤロープに間接的又は直接的に設けられたネット等を吊り張りしている。また、屋内における学校の体育館又は大空間部を有する多目的の室内球技場においては、防球用のネット又は間仕切り用ネット等を天井の一方の側壁より他方の側壁に沿って設けられたワイヤーロープをウインチを用いて移動することで該ワイヤロープに間接的又は直接的に設けられたネット等を吊り張りしている。
屋外に設置されたネット等は風の影響を受けやすく、風の強い日にはウインチを用いてワイヤロープを移動してネット等速やかに収納しなければならない。また、屋内の場合は、大空間部の使用目的により間仕切りを変更する機会が多くありそのつどネットの設けられたワイヤーロープをウインチを用いて移動してネットを開閉又は吊り張りしなければならない。
その際、一般的に使用されているウインチとして、特開2000−351580号公報に開示されたウインチがある。このウインチは、ウインチ本体と、ウインチ本体に設けられワイヤーロープを巻回移動するための巻回ドラムと、ワイヤーロープを巻回ドラムの周面に押しつけるローラーチエーンとからなり、しかも、ローラーチエーンの両端側がウインチ本体に設けられた弾性体により張設されている構成であります。
上記ウインチは、巻回ドラムに巻回されたワイヤーロープを引出し又は巻き取りしても、ローラーチエーンの両端側がウインチ本体に設けられた弾性体により張設されているので、常に巻回ドラムの回転方向にローラーチエーンが引っ張られた状態となりワイヤーロープの巻回ドラムへの取り込み側が押圧され、ワイヤーロープの巻回ドラムよりの取り出し側がフリー(テンションのかからない)状態となり、しかもワイヤーロープを巻回ドラムの周面に押圧した状態で移動することができるので、ワイヤーロープ移動中の力のロスがなく、また移動中のワイヤーロープのズレがなく適切な移動を可能とする。
発明が解決しようとする課題
しかしながら、上記ウインチは、巻回ドラムに巻回されたワイヤーロープに対してはローラーチエーンがあるためにスムーズなワイヤーロープの巻回移動ができるものの、巻回ドラム側へワイヤーロープを取り入れる際に、巻回ドラムの回転とローラーチエーンの押圧力によりワイヤーロープの先端側が傷ついたり、弛みが発生したりしてスムーズな巻回ドラムへのワイヤーロープの取り入れができず、このためウインチの蓋部分を開放して巻回ドラムへワイヤーロープを直接手で巻回しなければならずその作業が煩雑であった。
また、巻回ドラムよりワイヤーロープを取り出す際に、巻回ドラム近傍でワイヤーロープの弛みが発生しやすく、スムーズなワイヤーロープの取り出しができないという欠点があった。
また、上記ウインチを用いてワイヤーロープを移動し、該ワイヤーロープに設けられたネット又はシートを開閉移動又は吊り張り移動する場合は、ネット又はシートの重量のためにワイヤーロープのウインチへの取り入れ側と取り出し側とでワイヤーロープに係る重量による張力が相違しワイヤーロープの一方側に弛みが発生しやすくスムーズなワイヤーロープの移動ができず、頻繁にメンテアンスを必要とするという問題点があった。
そこで、本発明は、ワイヤーロープを巻回ドラムに引き込む場合に、スムーズワイヤーロープに引き込むことができ、また、ワイヤーロープに弛みが発生しても問題なくワイヤーロープを移動することができるウインチを提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
本発明は上記課題を解決するための第1の手段は、ワイヤーロープ等の紐状体を巻回移動する巻回ドラムと、該巻回ドラムの正転/逆転においてワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラム側へ押圧しながら移動するための押圧帯状体が設けらたウインチにおいて、前記巻回ドラム近傍には、ワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラム側に取り入れ及び取り出すための案内ガイド、及びワイヤーロープ等の紐状体の取り入れ及び取り出しを補助するための案内ローラーが少なくも1個以上設けられ、しかも案内ガイドと案内ローラーとによりワイヤーロープ等の紐状体を挟持した状態で移動するとともに、前記押圧帯状体が前記案内ローラーの回転に連動して巻回ドラムの紐状体の取り込み側を押圧し、巻回ドラムの取り出し側を解放するように巻回ドラムの外周を移動すべく設けられていることを特徴とする。
また、前記案内ガイドの巻回ドラム側には、ワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラムの正転/逆転それぞれにおいて前記押圧帯状体ともにワイヤーロープ等の紐状体の巻回ドラムへの取り込み側を押圧するための押圧手段が設けられている。
また、前記案内ガイド、押圧手段又は押圧帯状体が、ウインチ本体とは別体としてウインチ本体に着脱自在に設けられている。
発明の作用・効果
上記本発明のウインチは、ワイヤーロープ等の紐状体の先端側を案内ガイドに沿ってウインチに取り入れ移動することでワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラムに接する位置に正確に移動することができ、その後、巻回ドラムを回転駆動することにより巻回ドラムの周面に沿ってワイヤーロープ等の紐状体を巻回移動することができ、さらに巻回ドラムを回転駆動することでワイヤーロープ等の紐状体の先端側を巻回ドラムより案内ガイドに沿ってウインチの外側に取り出し移動することができる。
この際、案内ガイドには案内ローラーが設けられているために、ワイヤーロープ等の紐状体を取り込み及び取り出しの際に、案内ドラムと案内ローラーとによりワイヤーロープ等の紐状体を挟持した状態で移動することができるので、ワイヤーロープ等の紐状体の弛みを解消してよりスムーズなワイヤーロープ等の紐状体の移動をすることができる。
また、前記巻回ドラムには、ワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラムの外周へ押圧するための押圧帯状体が設けられているために、巻回ドラムの正転/逆転それぞれにおいてワイヤーロープ等の紐状体の巻回ドラムへの取り込み側を押圧しながら取り出し側を開放してワイヤーロープ等の紐状体の取り込み時の巻回ドラムの力のロスを無くして取り込みすることができる。
しかも、前記押圧帯状体の両端側に係るテンションを案内ローラーと連動して作動、即ち、案内ローラーが回転することでワイヤーロープ等の紐状体の巻回ドラムへの取り込み側の押圧帯状体が、案内ローラーより離反する方向に引っ張られる方向に移動し、巻回ドラムの取り出し側の押圧帯状体が案内ローラーに近接する方向に移動することで、巻回ドラムの取り込み側を押圧し、巻回ドラムの取り出し側を開放する。従って、巻回ドラムと押圧帯状体における摩擦力を減少させながら押圧して移動するために、巻回ドラムの回転駆動を無駄なくワイヤーロープ等の紐状体に伝達して移動することができ、さらにスムーズにワイヤーロープ等の紐状体を移動することができる。
また、前記案内ローラー又は巻回ドラム近傍には、ワイヤーロープ等の紐状体の取込側を巻回ドラム側へ押圧するための押圧手段が設けられているために、巻回ドラムの正転/逆転それぞれにおいてワイヤーロープ等の紐状体の巻回ドラムへの取り込み側を押圧してワイヤーロープ等の紐状体の取り込み時の巻回ドラムの力のロスを無くして取り込みすることができる。このため、ワイヤーロープ等の紐状体に係る重量による張力が強い場合であってもスムーズにワイヤーロープ等の紐状体を移動することができる。
また、従来の巻回ドラムの設けられたウインチの巻回ドラム近傍に案内ガイド又は/及び案内ローラーを取り付けることで、上記ウインチと同様にワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラム側にスムーズに取り込み及び取り出しすることできる。
さらに、従来の巻回ドラムの設けられたウインチの巻回ドラムに押圧帯状体又は押圧手段を取り付けることで、巻回ドラムの正転/逆転それぞれにおいてワイヤーロープ等の紐状体の巻回ドラムへの取り込み側を押圧することができ、従来のウインチであっても上記ウインチと同様にワイヤーロープ等の紐状体に弛みがあってもその弛みを解消してワイヤーロープ等の紐状体をスムーズに移動することができる。
このように、本発明のウインチ、又は従来のウインチであっても、ワイヤーロープ等の紐状体の弛みに対応することができる他、ワイヤーロープ等の紐状体の取り込み及び取り出しを容易にすることができるので、ワイヤーロープ等の紐状体を使用した種々のネット等の吊り張り装置に利用することができることとなる。
また、ワイヤーロープ等の紐状体にテンションをかける構成が簡易であるために、部品点数を少なくしてコストの低減を図ることが可能となる。
さらに、本発明のウインを使用することで、ワイヤーロープ等の紐状体の弛みが直接的な故障の原因とはならないために、メンテナンスが非常に少なくてすむこととなる。
以下、本発明のウインチの一実施例について下記各図面を用いて説明する。
図1は本発明のウインチの基本構成を示す概略説明平面図であり、図2は案内ガイドの他実施例を示す概略説明平面図であり、図3は押圧帯状体の両端側にテンションをかける他実施例を示す概略説明平面図であり、図4、図5、図6は押圧帯状体の両端側を連結することで押圧帯状体の両端側にテンションをかける構成を示す概略説明平面図であり、図7、図8は押圧帯状体の両端側にそれぞれテンションをかける他実施例を示す概略説明平面図であり、図9、図10、図11は押圧帯状体と案内ローラーとの連動を示す概略説明平面図であり、図12は押圧手段が設けられたウインチを示す概略説明平面図であり、図13、図14は図12の押圧手段の作用を示す概略説明平面図であり、図15、図16はは押圧手段の他実施例を示す概略説明平面図である。
本発明のウインチ1は、ウインチ本体(図示せず)に回転自在(手動又は電動で回転駆動する構成)に設けられ、外周側面の断面略V字状の溝の形成された略円形状の巻回ドラム2と、該巻回ドラム2の上方側で三角形状の位置に回転自在に軸支された3個の案内ローラー3と、該案内ローラー3間に設けられ略X状に形成された案内ガイド4と、前記巻回ドラム2の外周面に沿って設けられ、案内ローラー3側に設けられた両端側が弾性体(図示せず)により巻回ドラム2の外周面を押圧する方向にテンションをかけている押圧帯状体5(図ではローラチエーンを使用)とから構成されている(図1参照)。
紐状体6(ワイヤーロープ等)は、前記案内ガイド4の一方側から案内ガイド4に沿って巻回ドラム2側に取り入れられ、巻回ドラム2の回転駆動により該巻回ドラム2の外周面の溝に沿って移動し、再度案内ガイド4に沿って他方側から取り出されることとなる。
この際、前記巻回ドラム2の外周側面に巻回された押圧帯状体5は、巻回ドラム2を回転駆動することにより紐状体6を巻回ドラム2に弛みなく押圧しながら取り入れ側より取り出し側に押圧された状態で移動する。このように押圧帯状体5は、両端側の弾性体により、取り入れ側が引っ張られた状態となり、取り出し側が引っ張った状態となるように移動(移動しながら押圧)するために、紐状体6を損傷させることなく、また巻回ドラム2より離反することなく該巻回ドラム2の外周側面に沿って移動することができる。
前記案内ローラー3は、前記案内ガイド4に沿って移動する紐状体6を挟持しながらその回転によりスムーズに紐状体6を取り入れ、取り出しするように補助する。このため、最初に紐状体6をウインチ1に取り入れる際に、従来のようにウインチ1の蓋(図示せず)を開放することなくウインチ1内に容易に取り入れ及び取り出しすることができ、さらに紐状体6の取り入れ側に大きな弛みが生じても、ウインチ1内に取り込まれる際に紐状体6の弛みが解消されているために、故障等の原因とならずスムーズな紐状体6の移動を可能とする。例えば、ウインチ1より取り出された紐状体6を巻き取りリール(図示せず)に巻き取る場合は、均一な紐状体6の巻き取りを行うことができる。
前記押圧帯状体5として使用のローラチエーンは、複数のローラーをそれぞれ連結して構成されている。これにより、紐状体6の表面の凹凸に応じて押圧することができる。尚、本発明の押圧帯状体5は、ローラチエーンに限定されるものでなく、弾性のある帯状のゴム、帯状の合成樹脂等で構成することも可能である。また、固定式の押圧帯状体5を巻回ドラム2の周面に設け紐状体6の離脱を防止するように構成することも可能である。
次に、上記ウインチ1を使用した一例としてのネットの昇降方法について説明する。
屋内の空間部の天井側の一端側より対向する他端側、又は屋外の支柱間に紐状体6としてのワイヤーロープを、複数の滑車(図示せず)を介して取り付け、一端側に前記紐状体6としてのワイヤーロープを巻き取るためのウインチ1を設置する。次に、前記紐状体6としてのワイヤーロープの一端に連結具(図示せず)を介してネット(図示せず)を取り付け、ウインチ1にネットの取り付けられた紐状体6を取り付ける。
前記紐状体6のウインチ1への取り付けは、先ず、紐状体6の先端側を案内ガイド4に沿ってウインチ1に取り入れると、紐状体6は案内ガイド4及び案内ローラー3に沿って挟持されながら巻回ドラム2に近接する位置まで取り入れられる。次に、巻回ドラム2を回転駆動すると、紐状体6は巻回ドラム2の周面に沿って移動し、再度案内ガイド4及び案内ローラー3側に移動し、さらに案内ガイド4及び案内ローラー3に挟持されながらウインチ1より取り出される。前記紐状体6を巻回ドラム2の周面に沿って移動する際に、押圧帯状体5の紐状体6取り入れ側が取り入れ方向に引っ張られ、紐状体6を巻回ドラム2の周面側に強く押圧し、紐状体6取り出し側が取り出し方向に引っ張られ、巻回ドラム2の周面側への押圧が開放されるために、巻回ドラム2の回転駆動を紐状体6に無駄なく伝えることができる。
その後、巻回ドラム2をさらに回転駆動することで紐状体6をさらに移動し、該紐状体6に取り付けられたネットを吊り張り移動することができる。前記ネットの重量がウインチ1への紐状体6の取り入れ側と、紐状体6の取り出し側とで大きく相違する(通常どちらか一方側にネットの重量が多く係り、他方側に弛みが生じる)し、一方側に弛みが生じても、案内ガイド4及び案内ローラー3とにより紐状体6が挟持されているために弛みを解消することができ、さらに押圧帯状体5によっても取り入れ側が押圧されるために弛みを解消することができる。従って、ウインチ1にスムーズに紐状体6を取り入れ及び取り出し移動することができる。
従って、紐状体6の移動時に該紐状体6の損傷及び弛みによるトラブルの発生が少なく、このためウインチ1のメンテナンスも少なくてすみ、その取扱が容易である。
このように、本発明のウインチは、紐状体6をスームズに、またロスなく移動することができるので、ネット等の重量がある場合でも適切に使用することができる。
尚、上記実施例ではウインチ1の案内ガイド4を略平行状態で形成したが、本発明の案内ガイド4の形状はこれに限定されるものでなく、例えば、案内ガイド4をX状に形成することも可能であり、また、紐状体6の取り込み方向と取り出し方向とが相違する場合には、それに適する形状に形成することも可能である。例えば、紐状体6の取り込み方向と取り出し方向が略垂直方向であれは、案内ガイド4を略L字状に形成することも可能ある(図2参照)。
又、上記実施例では案内ローラー3を巻回ドラム2より離反して設けたが、案内ローラー3の設置位置はこれに限定されるものでなく、巻回ドラム2に近接して設けることで、案内ローラー3で紐状体6を巻回ドラム2側に押圧するように構成することも可能である。また、案内ガイド4との形状に対応して、案内ローラー3の数を自在に変更することも可能である。例えば、3個以上設けて紐状体6の取り入れ又は取り出し方向を変更することも可能であり、案内ガイド2を8の字状に形成した場合は2個の案内ローラー3で紐状体6を移動することができる。
また、上記実施例では押圧帯状体5として使用のローラチエーンの両端側にテンション(弾性体を設けて)をかけるべく構成しているが、本発明においてテンションはこれに限定するものでなく、例えば、弾性体によるテンション(引張力)を少なくすべく、押圧帯状体5の両端側に回転自在にドラム5aを設け一端側を固定したワイヤー5bを前記ドラム5aに巻回して弾性体5cで引っ張るように構成することも可能であり(図3参照)、また、押圧帯状体5の両端側を別体のワイヤー5dで連結し、該ワイヤー5dの中央部分にテンションの設けられたドラム5eを設けるように構成することも可能であり(ワイヤー5dを弾性体で構成し、固定のドラム5eに構成することも可能である)(図4参照)、また、両端側を直接バネ等の弾性体5fでリング状にで引っ張る構成でもよく(図5参照)、また、押圧帯状体5の両端側に弾性体5cを設け、且つ該弾性体5c間を連結体5g(弾性を有する方がよい)で連結することで押圧帯状体5の巻回ドラム2より離反を防止するように構成することも可能である(図6参照)。また、巻回ドラム2より離反を防止するように構成としては、押圧帯状体5の両端側を直接バネ等の弾性体5fでリンク状にし、さらに押圧帯状体5の両端側をワイヤー5hで引っ張り弾性体5cに連結すべく構成することも可能であり(図7参照)、また、押圧帯状体5の両端側をワイヤー5hで引っ張り弾性体5cに連結、且つ押圧帯状体5の両端側を内側(相互に近接する方向)に押圧する押圧体5iで押圧することも可能である(図8参照)。要は、押圧帯状体5の両端側にテンションがかけられ、且つ巻回ドラム2より離反を防止するように構成されておればよい。
また、上記実施例では、案内ローラー3及び案内ガイド4と押圧帯状体5との連動については特に記載していないが、案内ローラー3と押圧帯状体5とを密接に連動するように構成することで、紐状体6の取り入れをよりスムーズに構成することも可能である。例えば、案内ローラー3と連動すべく押圧帯状体5の両端側の弾性体5cにワイヤー5h(弾性のあるワイヤー5hでも可能)を案内ローラー3に設けられたガイドローラー3aを解して連結することで、案内ローラー3の回転方向の弾性体5cが引っ張られて巻回ドラム2側に押圧し、反対側の弾性体5cが逆方向に引っ張られ巻回ドラム2側が開放されるように構成(ガイドローラー3aへの取り付けは巻回して取り付ける場合を含む、また、押圧帯状体5をさらに延長して形成することで紐状体6への押圧力を強めるように構成することも可能である)することも可能である(図9、図10、図11参照)。さらに、弾性体による引張力は、バネ等の弾性体5cを交換することで自在にその強弱を調整可能である。
また、上記実施例では、案内ガイド4、案内ローラー2、押圧帯状体5で紐状体6を移動したが、さらに、強いテンションが必要な場合は、案内ガイド4の巻回ドラム2側には、紐状体6の取り入れ側を押圧して紐状体6の離反及び巻回ドラム2への取り入れを補助する押圧手段としての押圧体7を設けることも可能である。この押圧体7を、ウインチ1に軸支された頂点プーリ8と、該頂点プーリ8を支点として振り子状に振れるウインチ1に対してフーリー状態の一対の揺れプーリー9と、頂点プーリ8及び揺れプーリー9の配置位置を固定する三角固定板10とから構成することで、押圧体7が紐状体6の巻回ドラム2への取り入れ側を押圧し、さらに押圧帯状体5が紐状体6を巻回ドラム2側に押圧しているために、紐状体6のズレ等を確実に阻止することができる(図12、図13、図14参照)。また、例えば、前記押圧体7を、ウインチ1に軸支された頂点プーリ8と、三角状に配置した2個の底辺プーリ9と、2個の底辺プーリ9が支軸に対して弾性体を介して取り付けることで支軸を中心に一定の移動が可能なように構成することも可能であり(図15参照)、さらに、三角状に配置された案内プーリー3の底辺側下端部分と巻回ドラム2との間に支軸に軸支された2個のプーリ10を設けることで紐状体6を押圧すべく構成することも可能である(図16参照)。
また、上記実施例ではウインチ1に押圧手段としての押圧体7と案内ガイド4とを同時に設けたが、本発明においては、ウインチ1に押圧手段としての押圧体7のみ、又は案内ガイド4のみを設ける構成も可能であり、ウインチ1の使用目的に応じて自在に対応することができる。さらに、押圧体7と案内ガイド4とを別体の構成として、従来のウインチにそれぞれを取り付けて使用することも可能である。
本発明のウインチの基本構成を示す概略説明平面図。 案内ガイドの他実施例を示す概略説明平面図。 押圧帯状体の両端側にテンションをかける他実施例を示す概略説明平面図。 押圧帯状体の両端側を連結することで押圧帯状体の両端側にテンションをかける構成を示す概略説明平面図。 押圧帯状体の両端側を連結することで押圧帯状体の両端側にテンションをかける構成を示す概略説明平面図。 押圧帯状体の両端側を連結することで押圧帯状体の両端側にテンションをかける構成を示す概略説明平面図。 押圧帯状体の両端側にそれぞれテンションをかける他実施例を示す概略説明平面図。 押圧帯状体の両端側にそれぞれテンションをかける他実施例を示す概略説明平面図。 押圧帯状体と案内ローラーとの連動を示す概略説明平面図。 押圧帯状体と案内ローラーとの連動を示す概略説明平面図。 押圧帯状体と案内ローラーとの連動を示す概略説明平面図。 押圧手段が設けられたウインチを示す概略説明平面図。 図12の押圧手段の作用を示す概略説明平面図。 図12の押圧手段の作用を示す概略説明平面図。 押圧手段の他実施例を示す概略説明平面図。 押圧手段の他実施例を示す概略説明平面図。
符号の説明
1 ウインチ
2 紐状体
4 案内ガイド
5 押圧帯状体

Claims (3)

  1. ワイヤーロープ等の紐状体を巻回移動する巻回ドラムと、該巻回ドラムの正転/逆転においてワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラム側へ押圧しながら移動するための押圧帯状体が設けらたウインチにおいて、前記巻回ドラム近傍には、ワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラム側に取り入れ及び取り出すための案内ガイド、及びワイヤーロープ等の紐状体の取り入れ及び取り出しを補助するための案内ローラーが少なくも1個以上設けられ、しかも案内ガイドと案内ローラーとによりワイヤーロープ等の紐状体を挟持した状態で移動するとともに、前記押圧帯状体が前記案内ローラーの回転に連動して巻回ドラムの紐状体の取り込み側を押圧し、巻回ドラムの取り出し側を解放するように巻回ドラムの外周を移動すべく設けられていることを特徴とするウインチ。
  2. 前記案内ガイドの巻回ドラム側には、ワイヤーロープ等の紐状体を巻回ドラムの正転/逆転それぞれにおいて前記押圧帯状体ともにワイヤーロープ 等の紐状体の巻回ドラムへの取り込み側を押圧するための押圧手段が設けられている請求項1に記載のウインチ。
  3. 前記案内ガイド、押圧手段又は押圧帯状体が、ウインチ本体とは別体としてウインチ本体に着脱自在に設けられている請求項1又は2に記載のウインチ。
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