JP3866824B2 - 光ディスク記録装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CD−RW等の書き換え可能な光ディスクに対して情報を書き込む光ディスク記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
読み出し専用の光ディスクであるコンパクトディスク(CD),CD−R等の書き込み可能な光ディスク,CD−RW等の書き換え可能な光ディスク等の光ディスクの記録領域に記録された情報の最小再生単位はブロックと呼ばれており、1ブロックには2048〜2352バイト(Byte)の情報が含まれている。
【0003】
上記CD−R,CD−RW等の光ディスクへのデータの最小記録単位はパケットと呼ばれており、一つ以上の再生可能なユーザデータブロックと、ユーザデータブロックの前に設けた5つのリンク用ブロック(1つのリンクブロックと4つのランインブロック)と、ユーザデータブロックの後に設けた2つのリンク用ブロック(2つのランアウトブロック)とからなる。
【0004】
上記リンク用ブロックは、オレンジブックに規定されているように、光ディスクに情報を記録する際、パケット同士を繋げるために必要なブロックであり、そのブロックにはユーザデータは含まれない。なお、上述したような光ディスクに対するデータの記録ルールを「リンキングルール」と称する。
【0005】
さて、CD−R(「追記型コンパクトディスク」とも称する)やCD−RW(「再記録可能コンパクトディスク」とも称する)へのデータの記録方式には、「トラックアットワンス方式」と「パケットライト方式」とがある。
【0006】
トラックアットワンス方式は、トラックを1パケットで一気に記録する方式である。そして、トラック中のユーザデータブロックは連続しており、ユーザデータブロック間にリンク用ブロックは存在しない。
上記トラックは、光ディスク上に最大99個まで記録できる記録単位であり、その開始アドレスと終了アドレス等は光ディスク上の別領域に目次情報(TOC:Table Of Contents)として記録される。
【0007】
一方、パケットライト方式は、トラックを複数のパケットに分割し、その各パケット毎に記録していく方式である。そして、パケット単位で記録するので、1トラック中のユーザデータブロックは離散的に存在し、各ユーザデータブロック間にはリンク用ブロックが存在する。
【0008】
また、パケットライト方式は、さらに「固定長パケットライト方式」と「可変長パケットライト方式」の2種類に分類される。
固定長パケットライト方式は、パケット長(パケットサイズ)と呼ばれるパケット内のユーザデータブロック数をトラック内で固定にする記録方式である。
一方、可変長パケットライト方式は、さまざまなパケット長のパケットをトラック内に混在させる記録方式である。
【0009】
さらに、光ディスク内の各ブロックには、「0」から昇順の物理的なアドレス(「物理アドレス」と称する)が割り当てられており、その物理アドレスにアクセスするときには、物理アドレスを論理的に変換したアドレス(「論理アドレス」と称する)でアクセスする。
【0010】
上記可変長パケットライト方式では、物理アドレスと論理アドレスが線形であり、リンク用ブロックにも論理アドレスが割り当てられることになるので、アクセスできない論理アドレスが存在することになる。
【0011】
一方、固定長パケットライト方式では、ユーザデータブロックのみに論理アドレスを割り当てるので、トラックの最初のユーザデータブロックは物理アドレスと論理アドレスが一致しており、ユーザデータブロックには最初から昇順に論理アドレスを割り当ててリンク用ブロックは飛ばしている。
したがって、論理アドレス空間には切れ目がなくなり、光ディスクに記録された情報は、パケットであることをあまり意識せずに再生できることが特徴である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した固定長パケットライト方式では、パケット長が問題になる。
光ディスクへの情報の最小記録単位はパケットであり、固定長パケットライト方式の場合、各パケットのパケット長を同じ大きさに固定し、記録時には常にそのパケット長分のユーザデータを記録する必要がある。
【0013】
したがって、パケット長が大き過ぎると、ほんの少量の情報を記録するときでも1つのパケット全体を記録する必要があり、情報の記録時間が長くなり、光ディスクの記録容量を無駄に消費してしまうという問題があった。
【0014】
また、パケット長が小さ過ぎると、リンク用ブロックによる容量が低下するという問題があった。
つまり、1パケット当たり7個のリンク用ブロックが必要であり、パケット長が小さ過ぎてユーザデータブロック数が少な過ぎるとパケット内のリンク用ブロックの占める割合が多くなり、ユーザデータを記録する領域が少なくなってしまう。例えば、パケット長「2」の場合、トラックの容量は2/(2+7)となり、ユーザデータの記録領域が30%以下になってしまう。
【0015】
例えば、固定長のパケットに情報を記録する際、その情報を複数のパケットに分割するが、光ディスクに対する固定長パケットライト方式では、パケット長を1ブロックから2の倍数ブロックに設定することが多く、1,2,4,……,64,128等がある。光ディスクの1ブロック当たりの情報量は2KByteなので、1パケット当たりの情報量は2K,4K,8K,……,128K,256K等がある(例えば、特開平8−31104号公報参照)。
【0016】
このようにパケット長による情報量が異なると、用途による効率の差が大きくなり、光ディスクの記録容量を無駄に消費してしまう。
【0017】
そこで、一度に記録する情報量が多いときはパケット長を大きくし、少量の情報を多数回記録するときはパケット長を小さくすれば、光ディスクの記録領域を無駄にする量を少なくすることができる。
しかし、記録領域の途中で情報量や記録頻度を変えることもあり、最初に最適なパケット長を決めることは難しい。
【0018】
この発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、書き換え可能な光ディスクに固定長パケットライト方式で記録された情報のパケット長を変更して再記録できるようにすることを第1の目的とする。
【0019】
また、上述したように、パケット内の先頭と末尾には合計7個のリンク用ブロックが存在しなければならないので、パケット長を短くすると1パケット内のユーザデータブロック数が減り、ユーザデータブロック数を同じだけ保つためにはパケット数が増えてしまう。したがって、リンク用ブロックの総数も増えることになり、結果的に使用するブロック数も増えることになる。
【0020】
例えば、パケット長「10」のパケットが2つで構成される情報は(10+7)×2=34ブロックを使用するが、これをパケット長「5」のパケットを4つで構成すると(5+7)×4=48ブロックになり、14ブロックも使用ブロック数が増えることになる。
【0021】
固定長パケットライト方式は、トラックを複数のパケットに分割し、その各パケット毎に情報を記録していく方式である。
つまり、パケットはトラック内に存在しなければならないので、トラックの容量を超えることはできない。
【0022】
しかし、パケット長を小さくすることによってブロック数が増えるが、その量がトラックのブロック量(「トラック長」と称する)を超えてしまうと、全てのユーザデータブロックを再記録できなくなるという問題が生じる。
【0023】
さらに、1つのパケットに情報を記録する際、パケットを構成するブロックを連続して一気に記録する必要がある。
つまり、パケットを構成するブロックの情報は全てバッファ内に蓄えておいて一気に記録する必要があり、パケットを分割して記録することはできない。
【0024】
このように、再記録するときの新しいパケット長がバッファ容量を超えている場合、1つのパケットを記録するための十分な情報量をバッファ内に蓄えることができず、パケットに記録すべき情報が欠落してしまう。
【0025】
もし、パケット内のブロックを個別に記録することができれば、記録前にパケットを構成するブロックを個別にバッファに読み込み、再びバッファに記録することにより、バッファ容量による制約は無くなるが、上述したようにパケットは一気に記録する必要があるのでバッファ容量による制約を無視できない。
したがって、バッファ容量を超えるパケット長の情報は再記録できなくなるという問題が生じる。
【0026】
さらにまた、パケットはリンキングルールに従って記録されていないと読み込むことができない。例えば、あるパケットの一部を別のパケットで上書きした場合、ユーザデータブロックで上書きされない部分も上書きするパケットのリンク用ブロックで上書きされたり、上書きされなくてもリンキングルールに従わないエリアになってしまうので、正しく読み込むことができなくなる。
【0027】
つまり、再記録するパケットの情報は上書きされる前に全てをバッファに読み込む必要がある。
もし、パケットを構成するブロックを個別に記録することができればバッファ容量による制約は無いが、パケットは一気に記録する必要があるので、上書きされるパケットのユーザデータブロックを上書き前に全てバッファに読み込んでおく必要がある。
【0028】
しかし、光ディスクに記録されているパケットのパケット長がバッファ容量を超えているために、そのパケット内の情報を全てバッファに蓄えることができない状態で光ディスクに記録されているパケットを上書きしてしまうと、残りの部分を正しく読み込むことができなくなり、結果的に元の情報を全て再記録することが不可能になるという問題が生じる。
【0029】
そこで、書き換え可能な光ディスクに固定長パケットライト方式で記録された情報のパケット長を変更して再記録する際、その再記録ができなくなる事態を回避できるようにすることを第2の目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
この発明は上記の第1の目的を達成するため、書き換え可能な光ディスクの記録領域に複数のトラックを形成し、上記トラック内をユーザデータブロックと所定数のリンクブロックとからなる複数のパケットに分割し、上記トラック内の各パケットのユーザデータブロック数を同数に固定し、上記各パケット毎に情報を一括して記録する固定長パケットライト方式の光ディスク記録装置において、上記トラック内の各パケットのユーザデータブロックの情報をそれぞれ読み込んでバッファに格納し、その各パケットのユーザデータブロック数を変更することによってパケット長を変更して上記トラック内に再記録する手段を設けるとよい。
【0031】
また、上記の第2の目的を達成するため、上記パケット長の変更による総ブロック数を求め、その総ブロック数の容量が上記トラックの容量を超えるとき、上記再記録を中止してエラー報告する手段を設けるとよい。
【0032】
さらに、上記パケット長の変更後の容量が上記バッファの容量を超えるとき、上記再記録を中止してエラー報告する手段を設けるとよい。
【0033】
さらにまた、上記トラック内のパケットの容量が上記バッファの容量を超えるとき、上記再記録を中止してエラー報告する手段を設けるとよい。
【0034】
この発明の請求項1による光ディスク記録装置は、書き換え可能な光ディスクの記録領域に形成された複数のトラック毎に各パケットのユーザデータブロックの情報をそれぞれ読み込んでバッファに格納し、その各パケットのユーザデータブロック数を変更することによってパケット長を変更してトラック内に再記録する。
【0035】
このようにして、書き換え可能な光ディスクの記録領域に固定長パケットライト方式で情報を記録後、その内容を変えずにパケット長だけを変えて再記録し、パケット長を適正な長さに変更することができる。
したがって、書き換え可能な光ディスクの記録領域に固定長パケットライト方式で記録された情報を、論理アドレスを連続させたまま同じブロックとして記録し直して物理アドレスを変えることができる。
【0036】
また、この発明の請求項2による光ディスク記録装置は、パケット長の変更による総ブロック数の容量がトラックの容量を超えるときには、光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してエラー報告する。
【0037】
したがって、パケット長の変更時にパケット長を短くすることによって総ブロック数が増え、その総ブロック数の容量がトラック長の容量を超えてトラック内に情報を記録しきれなくなることを未然に防ぎ、書き換え可能な光ディスクに記録された情報を破壊して再生不可能になることを防止できる。
【0038】
さらに、この発明の請求項3による光ディスク記録装置は、パケット長の変更後の容量がバッファの容量を超えるときには光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してエラー報告する。
【0039】
したがって、パケット長の変更時にパケット長が長過ぎてバッファ内に変更後のパケット長分の情報を全て格納できなくなり、再記録すべき情報が欠落したまま記録してしまうことを未然に防ぎ、書き換え可能な光ディスクに記録された情報を破壊して再生不可能になることを防止できる。
【0040】
さらにまた、この発明の請求項4による光ディスク記録装置は、トラック内のパケットの容量がバッファの容量を超えるときには光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してエラー報告する。
【0041】
したがって、書き換え可能な光ディスクの記録領域に記録されたパケットのパケット長の容量がバッファの容量よりも大きくて、そのパケットの情報をバッファ内に全て格納できなくなり、再記録すべき情報が欠落したまま記録し、記録領域から残りの情報を正しく読み込めなくなることを未然に防ぎ、書き換え可能な光ディスクに記録された情報を破壊して再生不可能になることを防止できる。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図2は、この発明の一実施形態である光ディスク記録装置の構成を示すブロック図である。
【0043】
この光ディスク記録装置は、CD−RW等の円盤状の書き換え可能な光ディスク上に螺旋状にピット列と呼ばれる情報信号を記録し、そのピット列からブロックと呼ばれる情報単位を読み取る装置であり、その記録は、ユーザデータブロックの前後にリンク用ブロックと呼ばれるユーザデータを含まないブロックが付加されているパケットと呼ばれる記録単位の、パケット長と呼ばれる当該パケット内のユーザデータブロック数が、トラックと呼ばれるパケットの集合内で固定にする固定長パケットライト方式で記録する装置である。
【0044】
この光ディスク記録装置は、図2に示すように、CD−RW等の光ディスク1を回転させるスピンドルモータ(以下「モータ」と称する)2と、半導体レーザを搭載して光ディスク1の記録領域にレーザ光Lを照射する光ピックアップ3と、その光ピックアップ3をその内部に設けられているシークモータと共同して光ディスク1の半径方向に移動させる粗動モータ4を備えている。
【0045】
また、モータ2の回転制御を行なう回転制御系5と、粗動モータ4の駆動制御を行なう粗動モータ制御系6と、光ピックアップ3の制御を行なう光ピックアップ制御系7と、光ピックアップ3によって読み取った情報の信号及び光ディスク1の記録領域に書き込む情報の信号を送受する信号処理系8と、上記制御系5〜7及び処理系8の制御と共に、この発明に係る処理を行なうコントローラ9を備えている。
【0046】
さらに、コントローラ9は外部インタフェース10を介してホストコンピュータに接続されており、光ディスク1から読み取った情報をホストコンピュータへ送出し、光ディスク1に書き込む情報をホストコンピュータから受け取る処理も行なう。
【0047】
そして、光ディスク1をモータ2によって回転させながら光ピックアップ3をその光ディスク1の半径方向に移動させ、光ピックアップ3の半導体レーザからレーザ光Lを光ディスク1の記録面上の記録領域に照射させて情報の記録又は再生を行なう。
【0048】
この光ディスク記録装置は、コントローラ9の制御によって情報の記録時には、光ディスク1の記録領域に光ピックアップ3から記録パワーでレーザ光Lを照射し、光ディスク1上に各種情報を記録する。
また、コントローラ9の制御によって情報の再生時には、光ディスク1の記録領域に光ピックアップ3によって再生パワーでレーザ光Lを照射し、その反射光に基づいて記録領域に記録されている情報を再生する。
【0049】
そして、この光ディスク記録装置では、コントローラ9の制御によってこの発明に係る光ディスク1上の各トラックに対する固定長パケットライト方式による情報の記録処理と、光ディスク1上の情報のパケット長を変更する書き換え処理と、その書き換え処理時のエラー処理等を行なう。
【0050】
図1は、図2に示した光ディスク記録装置におけるこの発明に係る機能を示すブロック図である。
図2に示した信号処理系8は、この発明に係るバッファ11,情報記録部12,情報再生部13の機能部を備えている。
【0051】
そして、コントローラ9は、情報再生部13によって光ディスク1上の各トラックのパケットのユーザデータブロックの情報を再生してバッファ11内に蓄える。そのユーザデータブロックのデータの内容をバッファ11内で全く変更すること無く、そのパケット長のみを変更した後、情報記録部12によって光ディスク1上の当該トラックに上書きで記録する。つまり、情報の再記録時にリンク用ブロックの位置を変更して記録する。
【0052】
すなわち、上記コントローラ9,バッファ11,情報記録部12,情報再生部13が、書き換え可能な光ディスクの記録領域に複数のトラックを形成し、上記トラック内をユーザデータブロックと所定数のリンクブロックとからなる複数のパケットに分割し、上記トラック内の各パケットのユーザデータブロック数を同数に固定し、上記各パケット毎に情報を一括して記録する固定長パケットライト方式の機能を果たし、上記トラック内の各パケットのユーザデータブロックの情報をそれぞれ読み込んでバッファに格納し、その各パケットのユーザデータブロック数を変更することによってパケット長を変更して上記トラック内に再記録する手段の機能を果たす。
【0053】
また、上記パケット長の変更による総ブロック数を求め、その総ブロック数の容量が上記トラックの容量を超えるとき、上記再記録を中止してエラー報告する手段の機能も果たす。
さらに、上記パケット長の変更後の容量が上記バッファの容量を超えるとき、上記再記録を中止してエラー報告する手段の機能も果たす。
さらにまた、上記トラック内のパケットの容量が上記バッファの容量を超えるとき、上記再記録を中止してエラー報告する手段の機能も果たす。
【0054】
図3は、図2に示した光ディスク記録装置における固定長パケットライト方式の説明図である。
固定長パケットライト方式は、書き換え可能な光ディスクの記録領域に複数のトラックを形成し、各トラック内を複数のパケットに分割し、1トラック内の各パケットのユーザデータブロック数を同数に固定し、各パケット毎に情報を一括して記録する方式である。
【0055】
したがって、図3に示すように、固定長パケットライト方式では、光ディスク1の記録領域では、1つのトラック20内の各パケット21のパケット長を同じにし、各パケット21内のユーザデータブロック数を同数にするフォーマットである。
【0056】
図4は、図3によって示した固定長パケットライト方式におけるパケットのフォーマットを示す説明図である。
パケットについては、オレンジブックパート2バージョン2.0(Orange Book PartII Version 2.0)に詳細に規定されているので、ここでは簡単に説明する。
【0057】
パケットは、一つ以上の再生可能なユーザデータブロック24と、ユーザデータブロックの前に設けた1つのリンクブロック(Link Block)22と4つのランインブロック(Run−In Block)23とからなる5つのリンク用ブロックと、ユーザデータブロック24の後に設けた2つのランアウトブロック(Run−Out Block)25からなる2つのリンク用ブロックとを備えている。
【0058】
上記リンク用ブロックは、光ディスク1のトラックのパケット21のユーザデータブロック24に情報を記録する際、パケット21同士を繋げるために必要なブロックである。
【0059】
図5は、固定長パケットライト方式と可変長パケットライト方式のアドレス空間の概念を示す図である。
可変長パケットライト方式では、図中破線で示すように、論理アドレスと物理アドレスが線形になり、リンク用ブロックにも論理アドレスが割り当てられるので、ユーザデータブロックの論理アドレスが飛び飛びになる。
【0060】
一方、固定長パケットライト方式では、図中実線で示すように、論理アドレスがユーザデータブロックに対して連続になり、リンク用ブロックには論理アドレスは割り当てられない。
したがって、固定長パケットライト方式では、論理アドレス空間には切れ目がなくなり、光ディスクに記録された情報をパケットであることをあまり意識せずに再生できる。
【0061】
次に、この光ディスク装置の光ディスクの情報の書き換え処理を説明する。
この処理は、コントローラ9が、情報再生部13によって光ディスク1の記録領域に形成された複数のトラック毎に各パケットのユーザデータブロックの情報をそれぞれ読み込んでバッファ11に格納し、その各情報のパケット長を変更して情報記録部12によって光ディスク1の上記トラック内に再記録する。
【0062】
図6は、図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報の書き換え処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)1でトラック内の未書き換えパケットが残っているか否かを判断して、トラック内の全てのパケットが書き換えられていればこの処理を終了する。
【0063】
ステップ1の判断で未書き換えパケットが残っていれば、ステップ2へ進んで未書き換えパケットのユーザデータブロックのデータをバッファに読み込み、ステップ3へ進んでバッファ内のユーザデータブロックのパケットサイズを変更し、当該トラックの既に書き換え済みのパケットに続けて上書きして再記録する。この処理をトラック内の全てのパケットを書き換えるまで繰り返す。
【0064】
こうして、光ディスク1の各トラックに固定長パケットライト方式でパケット長を固定したパケットに情報を記録後、その情報の内容を変えずに情報量に対して適正なパケット長に変更して再記録することができる。
したがって、光ディスク1に固定長パケットライト方式で記録された情報を、論理アドレスを連続させたまま同じブロックとして記録し直して物理アドレスを変えて書き直すことができるので、書き換え後は光ディスク1からの読み出し時間を短縮することができ、光ディスク1の記録容量を節約することができる。
【0065】
次に、この光ディスク記録装置における光ディスクの情報の書き換え時のエラー処理について説明する。
この処理は、コントローラ9が、パケット長の変更による総ブロック数の容量がトラックの容量を超えるときには、情報記録部12による光ディスク1の情報の再記録を自動的に中止して外部インタフェース10を介してホストコンピュータへエラー報告する。
【0066】
図7は、図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報の他の書き換え処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)11で情報書き換え時のパケット長の変更による総ブロック数を計算し、書き換え後の総ブロック数の容量がトラック長(トラックの容量)を超えるか否かを判断して、超えるならステップ15へ進んで光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してホストコンピュータへエラー報告し、この処理を終了する。
【0067】
ステップ11の判断で書き換え後の総ブロック数の容量がトラック長を超えなければ、ステップ12進んでトラック内の未書き換えパケットが残っているか否かを判断して、トラック内の全てのパケットが書き換えられていればこの処理を終了する。
【0068】
ステップ12の判断で未書き換えパケットが残っていれば、ステップ13へ進んで未書き換えパケットのユーザデータブロックのデータをバッファに読み込み、ステップ14へ進んでバッファ内のユーザデータブロックのパケットサイズを変更し、当該トラックの既に書き換え済みのパケットに続けて上書きして再記録する。この処理をトラック内の全てのパケットを書き換えるまで繰り返す。
【0069】
したがって、パケット長の変更時にパケット長を短くすることによって総ブロック数が増え、その総ブロック数の容量がトラック長の容量を超えてトラック内に情報を記録しきれなくなる場合は、自動的に情報の書き換えを中止することができるので、光ディスク1に記録された情報を破壊して再生不可能になることを防止できる。
【0070】
次に、この光ディスク記録装置における光ディスクの情報の書き換え時の他のエラー処理について説明する。
この処理は、コントローラ9が、パケット長の変更後の容量がバッファ11の容量を超えるときには、情報記録部12による光ディスク1の情報の再記録を自動的に中止して外部インタフェース10を介してホストコンピュータへエラー報告する。
【0071】
図8は、図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報のさらに他の書き換え処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)21で情報書き換え時の新しいパケット長(パケットの容量)がバッファサイズ(バッファの容量)より大きいか否かを判断して、大きいならステップ26へ進んで光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してホストコンピュータへエラー報告し、この処理を終了する。
【0072】
すなわち、変更後のパケット長の容量がバッファ11の容量を超えるときには光ディスク1の情報の再記録を中止して外部インタフェース10を介してホストコンピュータへエラー報告する。
【0073】
ステップ21の判断で新しいパケット長がバッファサイズより大きくなければ、ステップ22へ進んで情報書き換え時のパケット長の変更による総ブロック数を計算し、書き換え後の総ブロック数の容量がトラック長(トラックの容量)を超えるか否かを判断して、超えるならステップ26へ進んで光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してホストコンピュータへエラー報告し、この処理を終了する。
【0074】
ステップ22の判断で書き換え後の総ブロック数の容量がトラック長を超えなければ、ステップ23へ進んでトラック内の未書き換えパケットが残っているか否かを判断して、トラック内の全てのパケットが書き換えられていればこの処理を終了する。
【0075】
ステップ23の判断で未書き換えパケットが残っていれば、ステップ24へ進んで未書き換えパケットのユーザデータブロックのデータをバッファに読み込み、ステップ25へ進んでバッファ内のユーザデータブロックのパケットサイズを変更し、当該トラックの既に書き換え済みのパケットに続けて上書きして再記録する。この処理をトラック内の全てのパケットを書き換えるまで繰り返す。
【0076】
なお、上記ステップ21と22の判断の順序は上述した順序に限ったものではなく、どちらを先に行なっても構わない。
【0077】
したがって、パケット長の変更時にパケット長が大き過ぎてバッファ内に変更後のパケット長分の情報を全て格納できない場合、自動的に再記録を中止して再記録すべき情報が欠落したまま記録してしまうことを未然に防ぎ、光ディスク1に記録された情報を破壊して再生不可能になることを防止できる。
【0078】
次に、この光ディスク記録装置における光ディスクの情報の書き換え時の他のエラー処理について説明する。
この処理は、コントローラ9が、トラック内のパケットの容量がバッファ11の容量を超えるときには、情報記録部12による光ディスク1の情報の再記録を自動的に中止して外部インタフェース10を介してホストコンピュータへエラー報告する。
【0079】
図9は、図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報のさらにまた他の書き換え処理を示すフローチャートである。
この処理は、ステップ(図中「S」で示す)31で光ディスクの既記録パケットのパケット長(パケットの容量)がバッファサイズ(バッファの容量)より大きいか否かを判断して、大きいならステップ37へ進んで光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してホストコンピュータへエラー報告し、この処理を終了する。
【0080】
すなわち、光ディスク1のトラックから書き換えのために読み出すパケットのパケット長がバッファの容量を超えるときには光ディスク1の情報の再記録を中止して外部インタフェース10を介してホストコンピュータへエラー報告する。
【0081】
ステップ31の判断で既記録パケットのパケット長がバッファサイズより大きくなければ、ステップ32へ進んでで情報書き換え時の新しいパケット長がバッファサイズ(バッファの容量)より大きいか否かを判断して、大きいならステップ37へ進んで光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してホストコンピュータへエラー報告し、この処理を終了する。
【0082】
すなわち、変更後のパケット長の容量がバッファ11の容量を超えるときには光ディスク1の情報の再記録を中止して外部インタフェース10を介してホストコンピュータへエラー報告する。
【0083】
ステップ32の判断で新しいパケット長がバッファサイズより大きくなければ、ステップ33へ進んで情報書き換え時のパケット長の変更による総ブロック数を計算し、書き換え後の総ブロック数の容量がトラック長(トラックの容量)を超えるか否かを判断して、超えるならステップ37へ進んで光ディスクの情報の再記録を自動的に中止してホストコンピュータへエラー報告し、この処理を終了する。
【0084】
ステップ33の判断で書き換え後の総ブロック数の容量がトラック長を超えなければ、ステップ34へ進んでトラック内の未書き換えパケットが残っているか否かを判断して、トラック内の全てのパケットが書き換えられていればこの処理を終了する。
【0085】
ステップ34の判断で未書き換えパケットが残っていれば、ステップ35へ進んで未書き換えパケットのユーザデータブロックのデータをバッファに読み込み、ステップ36へ進んでバッファ内のユーザデータブロックのパケットサイズを変更し、当該トラックの既に書き換え済みのパケットに続けて上書きして再記録する。この処理をトラック内の全てのパケットを書き換えるまで繰り返す。
【0086】
なお、上記ステップ31と32と33の判断の順序は上述した順序に限ったものではなく、いずれを先に行なっても構わない。
【0087】
したがって、光ディスク1の各トラックに記録されたパケットのパケット長の容量がバッファ11の容量よりも大きくて、そのパケットの情報をバッファ11内に全て格納できない場合、自動的に再記録を中止して再記録すべき情報が欠落したまま記録し、トラックから残りの情報を正しく読み込めなくなることを未然に防ぎ、光ディスク1に記録された情報を破壊して再生不可能になることを防止できる。
【0088】
図10は、図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報の書き換え前と書き換え後のフォーマットを示す図である。
トラックの各パケットのパケット長を小さくする場合、各パケットからユーザデータブロック(図中斜線で示すリンク用ブロックに挟まれたブロック)の情報を読み出し、その小さくしたパケット長分の情報からなる新たなパケット(図中斜線で示すリンク用ブロックに挟まれたブロック)をトラック内に順次上書きする。
【0089】
したがって、再記録前のパケットのパケット長が再記録後には変更されているが、ユーザデータブロックの存在はそのままであり、物理的な場所(物理アドレス)が変更されている。しかも、論理アドレスがユーザデータブロックに対して連続のままであり、再記録前と再記録後で論理アドレスが同じなので、再記録後も再記録前と同様にユーザデータブロックにアクセスすることができる。
【0090】
【発明の効果】
以上説明してきたように、この発明の請求項1による光ディスク記録装置によれば、書き換え可能な光ディスクに固定長パケットライト方式で記録された情報のパケット長を変更して再記録することができる。
また、この発明の請求項2乃至4による光ディスク記録装置によれば、書き換え可能な光ディスクに固定長パケットライト方式で記録された情報のパケット長を変更して再記録する際、再記録ができなくなる事態を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2に示した光ディスク記録装置におけるこの発明に係る機能を示すブロック図である。
【図2】この発明の一実施形態である光ディスク記録装置の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示した光ディスク記録装置における固定長パケットライト方式の説明図である。
【図4】図3によって示した固定長パケットライト方式におけるパケットのフォーマットを示す説明図である。
【図5】固定長パケットライト方式と可変長パケットライト方式のアドレス空間の概念を示す図である。
【図6】図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報の書き換え処理を示すフローチャートである。
【図7】図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報の他の書き換え処理を示すフローチャートである。
【図8】図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報のさらに他の書き換え処理を示すフローチャートである。
【図9】図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報のさらにまた他の書き換え処理を示すフローチャートである。
【図10】図2に示した光ディスク記録装置による光ディスクの情報の書き換え前と書き換え後のフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1:光ディスク 2:モータ
3:光ピックアップ 4:粗動モータ
5:回転制御系 6:粗動モータ制御系
7:光ピックアップ制御系 8:信号処理系
9:コントローラ 10:外部インタフェース
11:バッファ 12:情報記録部
13:情報再生部 21:パケット
22:リンクブロック 23:ランインブロック
24:ユーザデータブロック
25:ランアウトブロック

Claims (4)

  1. 書き換え可能な光ディスクの記録領域に複数のトラックを形成し、前記トラック内をユーザデータブロックと所定数のリンクブロックとからなる複数のパケットに分割し、前記トラック内の各パケットのユーザデータブロック数を同数に固定し、前記各パケット毎に情報を一括して記録する固定長パケットライト方式の光ディスク記録装置において、
    前記トラック内の各パケットのユーザデータブロックの情報をそれぞれ読み込んでバッファに格納し、その各パケットのユーザデータブロック数を変更することによってパケット長を変更して前記トラック内に再記録する手段を設けたことを特徴とする光ディスク記録装置。
  2. 請求項1記載の光ディスク記録装置において、
    前記パケット長の変更による総ブロック数を求め、その総ブロック数の容量が前記トラックの容量を超えるとき、前記再記録を中止してエラー報告する手段を設けたことを特徴とする光ディスク記録装置。
  3. 請求項1又は2記載の光ディスク記録装置において、
    前記パケット長の変更後の容量が前記バッファの容量を超えるとき、前記再記録を中止してエラー報告する手段を設けたことを特徴とする光ディスク記録装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光ディスク記録装置において、
    前記トラック内のパケットの容量が前記バッファの容量を超えるとき、前記再記録を中止してエラー報告する手段を設けたことを特徴とする光ディスク記録装置。
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