JP3864883B2 - 通信端末および端末制御プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続された状態で使用される通信端末および端末制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、ネットワークに接続された状態で使用される通信端末の一種である複合機やネットワークプリンタの中には、ネットワークを介してアクセスされるウェブページの画像を印刷媒体に印刷する機能(以降、ウェブプリント機能とする)を有しているものがあり、これによって、ウェブページを印刷媒体で閲覧することができる。
【0003】
近年では、こうしてウェブページを印刷媒体で閲覧する際の利便性を向上させる目的で様々な技術が提案されている。
例えば、ウェブページ(ハイパーテキストドキュメント)にアクセスデータ(ハイパーリンクアドレス)が含まれている場合、ウェブページの画像に、アクセスデータで示される文字列(つまりURL)で構成される脚注が付加された画像を印刷媒体に印刷する、といった技術がある(特許文献1参照)。
【0004】
ネットワークを介してアクセスされるウェブページは、他のウェブページへアクセス(リンク)するためのアクセスデータを含んでいることが多いが、単にウェブページの画像を印刷しただけでは、このウェブページがアクセスデータを含むものであるかどうか、また、このウェブページからいずれのウェブページにアクセス可能であるかを確認することができず、印刷媒体においてアクセスデータを保持できない。しかし、上述の技術によれば、利用者は、印刷媒体に印刷された脚注に基づいて、ウェブページがアクセスデータを含むものであること、また、ウェブページからいずれのウェブページにアクセス可能であるかを確認することができ、印刷媒体においてもアクセスデータを保持できる。
【0005】
【特許文献1】
特開平10−162030号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通信端末の一種であるパーソナルコンピュータなどに組み込まれたウェブブラウザ(WWWブラウザ)によりウェブページを閲覧する場合、同じウェブページへ繰り返しアクセスするときにアクセスデータを入力する手間を軽減するために、ウェブページのアクセスデータを登録(いわゆるブックマーク登録)することが行われている。これによって、利用者は、登録済のアクセスデータを指定する操作を行うだけで、この指定したアクセスデータのウェブページへアクセスして閲覧することができる。
【0007】
このようにアクセスデータを登録すること、および、登録済のアクセスデータを利用者に指定させる(および指令されたアクセスデータのウェブページを印刷する)ことを、ウェブプリント機能を有する通信端末において実現できれば、ウェブページを印刷媒体で閲覧する際の利便性がより向上することが期待できる。
【0008】
しかし、従来は、ウェブプリント機能を有する通信端末において、アクセスデータを登録すること、および、登録済のアクセスデータを利用者に指定させることは行われておらず、このようなことを実現するための技術が要望されていた。本発明は、ウェブプリント機能を有する通信端末において、アクセスデータを登録すること、および、登録済のアクセスデータを利用者に指定させることを実現することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記問題を解決するため請求項1に記載の通信端末は、所定のウェブページへアクセスするためのアクセスデータに基づきネットワーク経由でウェブページへアクセスするアクセス手段、所定の画像を印刷媒体へ印刷する印刷手段、印刷媒体に印刷された画像を読み取る読取手段、および、各種データを記録する記録媒体を備え、ネットワークに接続された状態で使用される通信端末である。
【0010】
この通信端末では、第1印刷指令手段が、アクセス手段によりアクセスされたウェブページの画像と共に、このウェブページのアクセスデータを示す文字列、および、任意のキーワードを利用者に記入させるための記入欄を印刷手段に印刷させる。このように、本通信端末は、ネットワークを介してアクセスされるウェブページの画像を印刷媒体に印刷する機能(以降、ウェブプリント機能とする)を有している。
【0011】
また、読取指令手段が、第1印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、アクセスデータを示す文字列および記入欄に記入されたキーワードを、読取手段に読み取らせ、記録指令手段が、読取指令手段による指令で読み取られた文字列およびキーワードを対応づけた状態で記録媒体に記録させる。
【0012】
この後、キーワード入力手段により任意のキーワードが入力されると、検索手段が、記録媒体に記録されている文字列の中から、キーワード入力手段により入力されたキーワードに対応する文字列を検索する。
そして、第1アクセス指令手段が、検索手段により検出された文字列で示されるアクセスデータに基づくウェブページへのアクセスをアクセス手段に指令し、第2印刷指令手段が、第1アクセス指令手段による指令によりアクセスされたウェブページを印刷手段に印刷させる。
【0013】
このように構成された通信端末によれば、読取指令手段の指令を受けた読取手段により、印刷媒体からアクセスデータを示す文字列および記入欄に記入されたキーワードを読み取らせることによって、記録指令手段の指令を受けた記録媒体により、読取手段に読み取られたアクセスデータを示す文字列およびキーワードを対応づけて記録させることができる。そのため、利用者は、第1印刷指令手段の指令を受けた印刷手段により印刷された印刷媒体の記入欄に任意のキーワードを記入した後、この印刷媒体を読取手段に読み取らせれば、読み取らせたキーワードおよびアクセスデータを示す文字列を対応づけた状態で記録させる(登録する)ことができる。特に、この構成であれば、アクセスデータ(を示す文字列)を記録させるための操作を行う専用の操作部を設けたり、既設の操作部に対してアクセスデータを記録させるための特別な操作手順を設定する必要がない。
【0014】
さらに、キーワード入力手段によりキーワードを入力することによって、この入力したキーワードに対応する文字列が記録媒体に記録されている文字列の中から検索手段により検索され、この検索で検出された文字列で示されるアクセスデータに基づくウェブページへ、第1アクセス指令手段の指令を受けたアクセス手段によりアクセスした後、このアクセスしたウェブページを第2印刷指令手段の指令を受けた印刷手段により印刷させることができる。よって、利用者は、記録媒体に記録済(登録済)のアクセスデータ(を示す文字列)を、このアクセスデータに対応するキーワードで指定することができ、指定したアクセスデータのウェブページを印刷させることができる。特に、記録媒体には、利用者による任意のキーワードに対応づけられたアクセスデータが記録されているため、アクセスデータを示す文字列が、アクセスデータのウェブページで提供される情報の内容を反映したキーワードに対応づけて記録されていれば、利用者が閲覧を希望するウェブページのアクセスデータを間違いなく指定することができる。
【0015】
なお、上述のアクセス手段は、所定のウェブページへアクセスするためのアクセスデータに基づきネットワーク経由でウェブページへアクセスする手段であって、ネットワーク経由で接続されたサーバーへウェブページの送信を要求して、この要求に応じてサーバーから送信されてきたウェブページを受信する、といった処理を行う手段である。ここで「ネットワーク」とは、インターネットなどのWAN(Wide Area Network )であってもよいし、LAN(Local Area Network)であってもよい。
【0016】
また、第1印刷指令手段は、ウェブページの画像と共に、アクセスデータを示す文字列および記入欄を印刷手段に印刷させる手段であって、文字列および記入欄は、例えば、印刷媒体における特定の位置(領域)に印刷させるように構成すればよい。また、文字列および記入欄は、それぞれの位置を識別可能な識別情報(文字、記号、図形など)と共に印刷させるように構成してもよい。
【0017】
また、読取指令手段は、印刷媒体から、アクセスデータを示す文字列および記入欄に記入されたキーワードを読取手段に読み取らせる手段であって、例えば、印刷媒体全体の画像を読み取った後で、この画像に含まれる文字列および記入欄の位置を特定し、特定した位置から文字列および記入欄に記入されたキーワードを抽出するように構成すればよい。また、印刷媒体における文字列および記入欄の位置(領域)を特定可能であれば、文字列および記入欄に記入されたキーワードのみを読み取るように構成してもよい。ここで、文字列および記入欄の位置を特定するためには、例えば、文字列および記入欄が印刷媒体における特定の位置に印刷される場合、この特定の位置をあらかじめ設定しておけばよい。また、文字列および記入欄がそれぞれの位置を識別可能な識別情報(文字、記号、図形など)と共に印刷されている場合、この識別情報を基に位置を特定するように構成すればよい。
【0018】
また、第1アクセス指令手段は、検索手段により検出された文字列で示されるアクセスデータのウェブページへのアクセスをアクセス手段に指令する手段であって、検索手段により検出された文字列が複数存在する場合には、これら全ての文字列で示されるアクセスデータのウェブページへのアクセスを指令するように構成すればよい。
【0019】
ただし、検索手段により検出された文字列が複数存在する場合、利用者が印刷媒体による閲覧を希望していないウェブページのアクセスデータを示す文字列が含まれていることも考えられるため、アクセス手段にアクセスを指令すべき(つまり印刷すべき)ウェブページを利用者が選択できるように構成することが望ましい。
【0020】
具体的には、請求項2に記載のように、検索手段により検出された文字列で示されるアクセスデータのウェブページのうち、画像を印刷すべきウェブページを利用者に選択させるページ選択手段を備え、第1アクセス指令手段が、ページ選択手段により選択されたウェブページへのアクセスをアクセス手段に指令する、ように構成すればよい。
【0021】
このように構成された通信端末によれば、利用者は、画像を印刷すべき(アクセス手段にアクセスを指令すべき)ウェブページをページ選択手段によって選択することができる。そのため、検索手段により検出された文字列が複数存在する場合に、利用者が印刷媒体による閲覧を希望していないウェブページのアクセスデータを示す文字列が含まれていれば、そのようなウェブページを選択しないようにすることで、閲覧を希望しないウェブページを無用に印刷してしまうことを防止できる。
【0022】
また、上述のキーワード入力手段は、任意のキーワードを利用者に入力させる手段であって、例えば、請求項3に記載のように、キー操作によって利用者にキーワードを入力させるように構成すればよい。
このように構成された通信端末によれば、利用者は、キーワード入力手段によるキー操作によって任意のキーワードを入力することができる。
【0023】
また、キーワード入力手段は、請求項4に記載の通信端末のように、印刷媒体に印刷されたキーワードを読取手段に読み取らせることによって、キーワードを入力させるように構成してもよい。
請求項4に記載の通信端末は、利用者の操作を受けて、記録媒体に記録されている全てのキーワードと共に、キーワードそれぞれに対応する第1マーク欄を、印刷手段に印刷させる第3印刷指令手段を備えている。そして、キーワード入力手段は、第3印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、マークが記入されている第1マーク欄を読み取らせ、この読み取らせた第1マーク欄に対応するキーワードを利用者により入力されたキーワードとする。
【0024】
このように構成された通信端末によれば、第3印刷指令手段の指令を受けた印刷手段によって、記録媒体に記録されている全てのキーワードと共に、キーワードそれぞれに対応する第1マーク欄を印刷させることができる。そのため、利用者は、印刷媒体に印刷された第1マーク欄に基づいて、各第1マーク欄に対応するキーワード、つまり、記録済(登録済)のキーワードを確認することができる。
【0025】
また、キーワード入力手段の指令を受けた読取手段により、印刷媒体からマークが記入されている第1マーク欄が読み取られ、この読み取られた第1マーク欄に対応するキーワードが利用者に入力されたキーワードとされる。そのため、利用者は、印刷媒体に印刷された第1マーク欄のうち、いずれかの第1マーク欄にマークを記入した後、この印刷媒体を読取手段に読み取らせることによって、マークを記入した第1マーク欄に対応するキーワードを入力することができる。
【0026】
なお、第3印刷指令手段は、利用者の操作を受けて、記録媒体に記録されている全てのキーワードと共に、キーワードそれぞれに対応する第1マーク欄を印刷手段に印刷させる手段であって、キーワードおよび第1マーク欄を、例えば、印刷媒体における特定の位置(領域)に印刷させるように構成すればよい。また、キーワードおよび第1マーク欄を、それぞれの位置を識別可能な識別情報(文字、記号、図形など)と共に印刷させるように構成すればよい。
【0027】
また、キーワード入力手段は、印刷媒体から、マークが記入されている第1マーク欄を読み取らせ、この読み取らせた第1マーク欄に対応するキーワードを利用者により入力されたキーワードとする。マークが記入されている第1マーク欄を読み取らせるには、例えば、印刷媒体全体の画像を読み取った後で、この画像に含まれる第1マーク欄の位置を特定し、特定した位置からマークの記入された第1マーク欄を抽出するように構成すればよい。また、印刷媒体における第1マーク欄の位置(領域)を特定可能であれば、マークの記入された第1マーク欄のみを読み取るように構成してもよい。ここで、第1マーク欄の位置を特定するためには、例えば、第1マーク欄が印刷媒体における特定の位置に印刷される場合、この特定の位置をあらかじめ設定しておけばよい。また、第1マーク欄がそれぞれの位置を識別可能な識別情報(文字、記号、図形など)と共に印刷されている場合、この識別情報を基に位置を特定するように構成すればよい。
【0028】
また、請求項5に記載の通信端末は、第1印刷指令手段が、文字列および記入欄の他に、記録媒体に記録されているキーワード、および、キーワードそれぞれに対応する第2マーク欄を印刷手段に印刷させる。また、読取指令手段が、第1印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、文字列およびキーワードの他に、マークが記入されている第2マーク欄を読取手段に読み取らせる。そして、記録指令手段が、読取指令手段による指令で第2マーク欄が読み取られている場合に、この第2マーク欄に対応するキーワードを、第2マーク欄と同時に読み取られた文字列に対応づけた状態で記録媒体に記録させる。
【0029】
このように構成された通信端末によれば、第1印刷指令手段の指令を受けた印刷手段によって、文字列および記入欄の他に、記録媒体に記録されているキーワード、および、キーワードそれぞれに対応する第2マーク欄を印刷させることができる。そして、読取指令手段の指令を受けた読取手段により、印刷媒体からマークが記入されている第2マーク欄を読み取らせることによって、この読み取られた第2マーク欄に対応するキーワードを、記録指令手段の指令を受けた記録媒体により記録させることができる。そのため、利用者は、印刷媒体に印刷された第2マーク欄に対応するキーワード、つまり、記録済(登録済)のキーワードの中に、アクセスデータの文字列に対応づけて記録(登録)したいと考えるキーワードが存在する場合、そのキーワードに対応する第2マーク欄にマークを記入した後、この印刷媒体を読取手段に読み取らせるだけで、記入欄にキーワードを記入しなくても、マークを記入した第2マーク欄に対応するキーワードにアクセスデータの文字列を対応づけて記録させることができる。
【0030】
さらに、この構成であれば、第2マーク欄にマークを記入して読取手段に読み取らせるだけで、第2マーク欄に対応するキーワード、つまり、記録済のキーワードと同一のキーワードに対応づけてアクセスデータの文字列を記録させることができる。そのため、登録済みのキーワードとは異なる、または、類似するキーワードを記入欄に間違えて記入してしまうことによって、同一のキーワードに対応づけて記録すべき複数のアクセスデータそれぞれを異なるキーワードに対応づけて記録してしまうといったことを防止できる。
【0031】
なお、第1印刷指令手段は、文字列および記入欄の他に、記録媒体に記録されているキーワード、および、キーワードそれぞれに対応する第2マーク欄を印刷手段に印刷させる。このとき、キーワードおよび第2マーク欄を、例えば、印刷媒体における特定の位置(領域)に印刷させるように構成すればよい。また、キーワードおよび第2マーク欄を、それぞれの位置を識別可能な識別情報(文字、記号、図形など)と共に印刷させるように構成すればよい。
【0032】
また、読取指令手段は、第1印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、文字列およびキーワードの他に、マークが記入されている第2マーク欄を読取手段に読み取らせる。このとき、例えば、印刷媒体全体の画像を読み取った後で、この画像に含まれる第2マーク欄の位置を特定し、特定した位置からマークの記入された第2マーク欄を抽出するように構成すればよい。また、印刷媒体における第2マーク欄の位置(領域)を特定可能であれば、マークの記入された第2マーク欄のみを読み取るように構成してもよい。ここで、第2マーク欄の位置を特定するためには、例えば、第2マーク欄が印刷媒体における特定の位置に印刷される場合、この特定の位置をあらかじめ設定しておけばよい。また、第2マーク欄がそれぞれの位置を識別可能な識別情報(文字、記号、図形など)と共に印刷されている場合、この識別情報を基に位置を特定するように構成すればよい。
【0033】
また、請求項6に記載の通信端末は、読取指令手段による指令で文字列のみが読み取られた場合に、文字列で示されるアクセスデータに基づくウェブページへのアクセスをアクセス手段に指令する第2アクセス指令手段と、第2アクセス指令手段による指令でアクセスされたウェブページを印刷手段に印刷させる第4印刷指令手段とを備えている。
【0034】
このように構成された通信端末によれば、読取指令手段による指令で文字列のみが読み取られた場合には、この文字列で示されるアクセスデータのウェブページを印刷手段により印刷させることができる。これによって、利用者は、第1印刷指令手段による指定でウェブページの画像が印刷された用紙について、記入欄へ記入せずに読取手段に読み取らせることによって、ウェブページを印刷させるまでの一連の操作を行わなくても、同一のウェブページを繰り返し印刷させて閲覧することができる。そのため、例えば、第1印刷指令手段による指令で印刷されたウェブページが内容の頻繁に更新されるウェブページの場合には、このウェブページの画像が印刷された用紙を記入欄への記入を行うことなく読取手段に読み取らせるだけで、最新の内容に更新されたウェブページの画像を印刷させて閲覧することができる。
【0035】
また、請求項7に記載の端末制御プログラムは、
所定のウェブページへアクセスするためのアクセスデータに基づきネットワーク経由でウェブページへアクセスするアクセス手段、所定の画像を印刷媒体へ印刷する印刷手段、印刷媒体に印刷された画像を読み取る読取手段、および、各種データを記録する記録媒体を備え、ネットワークに接続された状態で使用される通信端末を制御するための各種手順を、コンピュータシステムに実行させるための端末制御プログラムであって、
前記アクセス手段によりアクセスされたウェブページの画像と共に、該ウェブページの前記アクセスデータを示す文字列、および、任意のキーワードを利用者に記入させるための記入欄を前記印刷手段に印刷させる第1印刷指令手順と、
該第1印刷指令手順における指令で印刷された印刷媒体から、前記アクセスデータを示す文字列および前記記入欄に記入されたキーワードを、前記読取手段に読み取らせる読取指令手順と、
該読取指令手順における指令で読み取られた前記文字列および前記キーワードを対応づけた状態で前記記録媒体に記録させる記録指令手順と、
任意のキーワードを利用者に入力させるキーワード入力手順と、
前記記録媒体に記録されている文字列から、前記キーワード入力手順において入力されたキーワードに対応する文字列を検索する検索手順と、
該検索手順において検出された前記文字列で示される前記アクセスデータに基づくウェブページへのアクセスを前記アクセス手段に指令する第1アクセス指令手順と、
該第1アクセス指令手順における指令によりアクセスされたウェブページを前記印刷手段に印刷させる第2印刷指令手順と、が含まれていることを特徴とする。
【0036】
このようなプログラムにより制御されるコンピュータシステムは、請求項1に記載の通信端末の一部を構成することができるため、このコンピュータシステムを一部構成とした通信端末は、請求項1に記載の通信端末と同様の作用・効果を得ることができる。
【0037】
また、請求項7に記載の端末制御プログラムを、請求項2に記載のページ選択手段と同様に、ウェブページを利用者に選択させるページ選択手順が含まれており、第1アクセス指令手順において、ページ選択手順により選択されたウェブページへのアクセスをアクセス手段に指令する、ようなプログラムとしてもよい。この場合、コンピュータシステムが、請求項2に記載の通信端末の一部を構成できるため、このコンピュータシステムを一部構成とした通信端末は、請求項2に記載の通信端末と同様の作用・効果を得ることができる。
【0038】
また、請求項7に記載の端末制御プログラムを、キーワード入力手順において、キー操作によって利用者にキーワードを入力させる、ようなプログラムとしてもよい。この場合、コンピュータシステムが、請求項3に記載の通信端末の一部を構成できるため、このコンピュータシステムを一部構成とした通信端末は、請求項3に記載の通信端末と同様の作用・効果を得ることができる。
【0039】
また、請求項7に記載の端末制御プログラムを、請求項4に記載の第3印刷指令手段と同様に、キーワードと共に、キーワードそれぞれに対応する第1マーク欄を印刷手段に印刷させる第3印刷指令手順が含まれており、キーワード入力手順において、第3印刷指令手順における指令で印刷された印刷媒体から、マークが記入されている第1マーク欄を読み取らせ、この読み取らせた第1マーク欄に対応するキーワードを利用者により入力されたキーワードとする、ようなプログラムとしてもよい。この場合、コンピュータシステムが、請求項4に記載の通信端末の一部を構成できるため、このコンピュータシステムを一部構成とした通信端末は、請求項4に記載の通信端末と同様の作用・効果を得ることができる。
【0040】
また、請求項7に記載の端末制御プログラムを、第1印刷指令手順においては、文字列および記入欄の他に、記録媒体に記録されているキーワード、および、キーワードそれぞれに対応する第2マーク欄を印刷手段に印刷させ、読取指令手順においては、第1印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、文字列およびキーワードの他に、マークが記入されている第2マーク欄を読取手段に読み取らせ、記録指令手段においては、読取指令手順における指令で第2マーク欄が読み取られている場合に、この第2マーク欄に対応するキーワードを、第2マーク欄と同時に読み取られた文字列に対応づけた状態で記録媒体に記録させる、ようなプログラムとしてもよい。この場合、コンピュータシステムが、請求項5に記載の通信端末の一部を構成できるため、このコンピュータシステムを一部構成とした通信端末は、請求項5に記載の通信端末と同様の作用・効果を得ることができる。
【0041】
また、請求項7に記載の端末制御プログラムを、請求項6に記載の各手段と同様に、読取指令手段による指令で読み取られた文字列で示されるアクセスデータに基づくウェブページへのアクセスをアクセス手段に指令する第2アクセス指令手順と、第2アクセス指令手順における指令でアクセスされたウェブページを印刷手段に印刷させる第4印刷指令手順とが、含まれたプログラムとしてもよい。この場合、コンピュータシステムが、請求項6に記載の通信端末の一部を構成できるため、このコンピュータシステムを一部構成とした通信端末は、請求項6に記載の通信端末と同様の作用・効果を得ることができる
なお、上述した端末制御プログラムは、例えば、FD、CD−ROM、メモリーカードなどの記録媒体、インターネットなどの通信回線網を介して、通信端末自身、コンピュータシステム、または、これらを利用する利用者に提供されるものである。また、これらの端末制御プログラムを実行するコンピュータシステムとしては、例えば、通信端末に内蔵されたコンピュータシステム、通信端末本体に無線または有線の通信路を介してデータ通信可能に接続されたコンピュータシステムなどを利用することができる。
【0042】
【発明の実施の形態】
次に本発明の構成を複合機に適用した例を説明する。
[第1実施形態]
複合機1は、電話回線網100を介して音声通話を実現する機能、および、電話回線網100を介して画像の送受信を行う機能の他、インターネット網200経由でデータ通信を行う機能などを有している。
【0043】
この複合機1は、図1に示すように、CPU12、ROM14、RAM16、ハンドセット20、スキャナ部32、モデム34、プリンタ部36、ユーザインターフェース部(以降、ユーザI/Fとする)40、PCインターフェース部(以降、PCI/Fとする)50、通信制御部60、回線制御部70などがバス80を介して接続されてなるものである。
【0044】
CPU12は、あらかじめROM14に記憶されている処理手順に従い、処理結果をRAM16に記憶させながら、複合機1の各構成要素にバス80経由で指令を送ることによって、複合機1全体の動作を制御する。なお、ROM14には、通信制御部60経由でインターネット網200に接続されたサーバーへウェブページの送信を要求し、この要求に応じたサーバーから送信されてきたウェブページを通信制御部60経由で受信することによってウェブページへアクセスする機能を実現する通信用ソフトが組み込まれている。また、RAM16には、後述するウェブスキャン処理(図5)において作成・登録されるデータテーブルであって、図2に示すように、ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)と、所定のキーワードとが対応づけて登録されたデータテーブルが記録される。
【0045】
ハンドセット20は、複合機1本体から取り外して使用する送受話器である。
スキャナ部32は、CPU12からの指令を受けて、所定の読取位置(図示されない)にセットされた用紙から画像の読み取り行うと共に、この画像のイメージデータを生成する。
【0046】
モデム34は、CPU12からの指令を受けて、スキャナ部32で生成されたイメージデータを変調して電話回線網100に伝送可能な画像信号を生成したり、電話回線網100から回線制御部70を介して入力された画像信号を復調してイメージデータを生成したりする。
【0047】
プリンタ部36は、CPU12からの指令を受けて、所定の給紙位置(図示されない)にセットされた用紙への画像の印刷(印字)を行う。
ユーザI/F40は、複数のキー・スイッチからなる操作パネル42、各種情報を表示する表示パネル44、スピーカおよびスピーカを駆動する駆動回路からなるスピーカ部46などで構成される。これらのうち、操作パネル42は、文字、数字および記号を入力可能な複数の文字キー、後述するウェブプリント処理(図3)においてウェブページの印刷を開始するためのウェブプリントキー、後述するウェブスキャン処理(図5)においてスキャナ部32による画像の読み取りを開始させるためのスキャンキー、後述するウェブサーチ処理(図6)においてキーワード検索を開始するための検索開始キー、同ウェブサーチ処理においてキーワード検索を中断するための検索中断キーなどからなる。
【0048】
PCI/F50は、複合機1を通信ケーブル経由で別のコンピュータシステムと接続するためのインターフェースであって、これによって、複合機1−コンピュータシステム間におけるデータ通信を可能な状態とすることができる。
通信制御部60は、CPU12の指令を受けて、複合機1外部からパケット単位のデータを入力したり、複合機1外部へパケット単位のデータを出力する。
【0049】
回線制御部70は、電話回線網100からの信号(音声・画像信号)の入力および電話回線網100への信号の出力を行うと共に、CPU12の指令を受けて、電話回線網100との間で入出力する信号の伝送先および伝送元となる伝送経路を設定する。この「電話回線網100との間で入出力する信号の伝送先および伝送元となる伝送経路」は、ハンドセット20を複合機1本体から取り外す操作(オフフック操作)が行われた際に、回線制御部70からハンドセット20へ向かう経路が上述の伝送経路として設定され、この経路を音声信号が伝送可能な状態となる。こうして設定された伝送経路は、ハンドセット20を複合機1本体に戻す操作(オンフック操作)が行われた際に解除され、この経路を音声信号が伝送されない状態となる。また、操作パネル42により画像を送信(FAX送信)するための操作が行われた、または、画像信号を受信した際に、モデム34へ向かう経路が上述の伝送経路として設定され、この経路を画像信号が伝送可能な状態となる。この設定された伝送経路はモデム34による画像信号の出力が終了、または、電話回線網100からの画像信号の入力が終了した際に解除され、この経路を画像信号が伝送されない状態となる。
【0050】
なお、詳細な説明は省略するが、この複合機1において、通信制御部60からインターネット網200までに至る通信経路のうち一部の区間(利用者側から電話局側までの区間)には、回線制御部70から電話回線網100に至る区間を接続する電話回線が併用されている。この区間においては、ADSL(asymmetric digitalsubscriber line)技術によって、電話回線網100を介して伝送される信号と、インターネット網200を介して伝送されるパケット単位のデータとが重畳された状態で伝送される。
・CPU12によるウェブプリント処理
以下に、複合機1の備えるCPU12が実行するウェブプリント処理を図3に基づいて説明する。このウェブプリント処理は、操作パネル42によって、ウェブページのURLを指定する操作(文字キーによるURLの入力操作)が行われた後、ウェブプリントキーが押下されることによって開始される。
【0051】
まず、CPU12は、操作パネル42により指定されたURLのウェブページへアクセスする(s110)。この処理においては、操作パネル42で指定されたURLのウェブページの送信を要求し、この要求に応じたサーバーから送信されてきたウェブページを受信することによって、操作パネル42により指定されたURLのウェブページへアクセスする。
【0052】
次に、CPU12は、印刷データを生成する(s120)。この処理においては、図4に示すように、s110の処理でアクセスされたウェブページの画像下端における特定位置(領域)に、このウェブページのURLを示す文字列a、任意のキーワードを利用者に記入させるための記入欄bなどが付加された画像のイメージデータが印刷データとして生成される。
【0053】
そして、CPU12は、s120の処理で生成された印刷データで示される画像を用紙へ印刷させる(s130)。この処理においては、s120の処理で生成された印刷データで示される画像の印刷がプリンタ部36に指令され、この指令を受けたプリンタ部36が、印刷データで示される画像を用紙に印刷する(図4参照)。このように、複合機1は、インターネット網200を介してアクセスされるウェブページの画像を印刷する機能(ウェブプリント機能)を実現する。
・CPU12によるウェブスキャン処理
以下に、複合機1の備えるCPU12が実行するウェブスキャン処理を図5に基づいて説明する。このウェブスキャン処理は、上述のウェブプリント処理(図3)で印刷された用紙が所定の読取位置にセットされた状態で、操作パネル42のスキャンキーが押下されることによって開始される。
【0054】
まず、CPU12は、用紙の特定位置(領域)における画像を読み取らせると共に、この特定位置に記載されている記載内容を特定する(s210)。この処理においては、まず、用紙の特定位置(領域)における画像の読み取りがスキャナ部32に指令され、この指令を受けたスキャナ部32が用紙の特定位置から画像の読み取りを行う。この「特定位置」とは、上述したウェブプリント処理(図3)において文字列aおよび記入欄bそれぞれが印刷された位置を示す座標としてあらかじめ設定された位置であって、スキャナ部32は、この座標で示される位置の画像を読み取る。そして、読み取られた画像から、文字列aおよび記入欄bそれぞれに対応する位置に記載されている文字を認識する処理(OCR:Optical Character Recognition)が行われる。こうして、特定位置にURLを示す文字列aが記載されていれば、この文字列aが特定され、また、特定位置の記入欄bにキーワードが記載されていれば、このキーワードが特定される。
【0055】
次に、CPU12は、s210の処理で特定された記載内容にURLが含まれているかどうかをチェックする(s220)。この処理においては、s210の処理で文字列aが特定されている場合であって、かつ、この特定された文字列aに、「http://」の文字が含まれている場合のみ、s210の処理で特定された記載内容にURLが含まれていると判定される。
【0056】
このs220の処理で、URLが含まれていない場合(s220:NO)、CPU12は、読取位置にセットされた用紙がウェブプリント処理(図3)で印刷された用紙ではない旨を報知する(s230)。この処理においては、用紙がウェブプリント処理で印刷された用紙ではない旨のメッセージを表示するための制御信号が表示パネル44に出力され、この制御信号を入力した表示パネル44が同メッセージを表示する。
【0057】
このs230の処理を終えた後、CPU12は、本ウェブスキャン処理を終了する。
また、s220の処理でURLが含まれている場合(s220:YES)、CPU12は、s210の処理で特定された記載内容にキーワードが含まれているかどうかをチェックする(s240)。この処理においては、s210の処理で特定された記載内容のうち、記入欄bに対応する位置から何らかの文字列(つまり、キーワード)が認識されていた場合のみ、s210の処理で特定された記載内容にキーワードが含まれていると判定される。
【0058】
このs240の処理で、キーワードが含まれている場合(s240:YES)、CPU12は、s210の処理で特定されたURL(文字列a)を、このURLと共に特定されたキーワードを示す文字列に対応づけた状態で、RAM16に記録されているデータテーブルに登録する(s250)。なお、この処理において、RAM16にデータテーブルが記録されていない場合は、s210の処理で特定されたURLを示す文字列aと、URLと共に特定されたキーワードを示す文字列とを対応づけて登録したデータテーブルがRAM16内に作成される。
【0059】
一方、s240の処理で、キーワードが含まれていない場合(s240:NO)、CPU12は、s210の処理で特定されたURLのウェブページへアクセスする(s260)。この処理においては、s210の処理で特定されたURLのウェブページの送信を要求し、この要求に応じたサーバーから送信されてきたウェブページを受信することによって、s210の処理で特定されたURLのウェブページへアクセスする。
【0060】
次に、CPU12は、印刷データを生成する(s270)。この処理においては、s260の処理でアクセスされたウェブページのイメージデータが印刷データとして生成される。
次に、CPU12は、s270の処理で生成された印刷データで示される画像を用紙へ印刷させる(s280)。この処理は、図3におけるs130の処理と同様に、s260の処理で生成された印刷データで示される画像が用紙に印刷される。
【0061】
こうして、s280の処理で画像の印刷が行われた後、または、s230の処理で報知が行われた後、または、s250の処理でデータテーブルへの登録が行われた後、CPU12は、本ウェブスキャン処理を終了する。
・CPU12によるウェブサーチ処理
以下に、複合機1の備えるCPU12が実行するウェブサーチ処理を図6に基づいて説明する。このウェブサーチ処理は、操作パネル42の検索開始キーが押下されることによって開始される。なお、このウェブサーチ処理は、処理中に検索中断キーが押下された際に終了する。
【0062】
まず、CPU12は、キーワード入力画面を表示させる(s310)。この処理においては、任意のキーワードを利用者に入力させるためのキーワード入力画面を表示するための制御信号が表示パネル44に出力され、この制御信号を入力した表示パネル44が、図7(a)に示すようなキーワード入力画面を表示する。このキーワード入力画面が表示された後、利用者は、操作パネル42の文字キーにより任意のキーワードを入力する操作、および、検索開始キーを押下する操作を行うことができる。
【0063】
次に、CPU12は、検索開始キーが押下されるまで待機する(s320:NO)。
このs320の処理で検索開始キーが押下されたら(s320:YES)、CPU12は、s310の処理で表示されたキーワード入力画面に対して、任意のキーワードが入力されていなければ(s330:NO)、s310の処理へ戻る。
【0064】
一方、s310の処理で表示されたキーワード入力画面に対して、任意のキーワードが入力されていれば(s330:YES)、CPU12は、RAM16に記録されているデータテーブルに基づき、このデータテーブルに登録されているURLのうち、s310の処理で表示されたキーワード入力画面において入力されたキーワードに対応するURLを検索する(s340)。
【0065】
このs340の処理でURLが検出されない場合(s340:NO)、CPU12は、s310の処理へ戻る。
一方、s340の処理でURLが検出された場合(s340:YES)、CPU12は、URL一覧画面を表示させる(s350)。この処理においては、s340の処理で検出されたURLの一覧を示すURL一覧画面を表示するための制御信号が表示パネル44に出力され、この制御信号を入力した表示パネル44が、図7(b)に示すようなURL一覧画面を表示する。なお、このURL一覧画面では、各URLが、URLそれぞれに対応するキーワードのうち、s310の処理で表示されたキーワード入力画面において入力されたキーワードを除くキーワードと共に表示される。このURL一覧画面が表示された後、利用者は、操作パネル42によって、表示されているURLのうちのいずれかのURLまたは全てのURLを選択する操作(図7(b)におけるカーソル「→」を操作パネル42により移動させることにより選択する)を行うことができる。
【0066】
次に、CPU12は、URLを選択する操作が行われるまで待機する(s360:NO)。
このs360の処理でURLを選択する操作が行われたら(s360:YES)、CPU12は、選択されたURLのウェブページへアクセスする(s370)。この処理においては、s360の処理で選択されたURLのウェブページの送信を要求し、この要求に応じたサーバーから送信されてきたウェブページを受信することによって、s360の処理で選択されたURLのウェブページへアクセスする。なお、s360の処理で全てのURLを選択する操作が行われている場合には、全て(複数)のURLのウェブページの送信が要求、受信される。
【0067】
次に、CPU12は、印刷データを生成する(s380)。この処理においては、s370の処理でアクセスされたウェブページのイメージデータが印刷データとして生成される。なお、s370の処理で複数のウェブページへアクセスされている場合、複数のウェブページそれぞれの印刷データが生成される。
【0068】
そして、CPU12は、s380の処理で生成された印刷データで示される画像を用紙へ印刷させる(s390)。この処理は、図5におけるs280の処理と同様に、s380の処理で生成された印刷データで示される画像が用紙に印刷される。なお、s380の処理で複数の印刷データが生成されいてる場合、複数の印刷データそれぞれで示される画像が印刷される。
【0069】
[第1実施形態の効果]
このように構成された複合機1によれば、図5におけるs210の処理で、用紙の特定位置に記載されている記載内容として、URLを示す文字列a、および、記入欄bに記載されているキーワードを読み取らせることによって、s250の処理で、s210の処理で読み取られたURLおよびキーワードを対応づけてデータテーブルに登録する(RAM16に記録させる)ことができる。そのため、利用者は、図3のウェブプリント処理で印刷された用紙の記入欄bに任意のキーワードを記入した後、この用紙を複合機1に読み取らせれば(図5のウェブコマンド処理)、読み取られたキーワードおよびURLを対応づけた状態でデータテーブルに登録することができる。特に、この構成であれば、URLを登録するための操作を行う専用の操作部(例えば、操作スイッチ・キーなど)を設けたり、既設の操作パネル42に対してURLを登録するための特別な操作手順を設定する必要がない。
【0070】
さらに、図6のにおけるs310の処理の後、キーワードを入力する操作および検索開始キーを押下する操作が行われることによって、この入力されたキーワードに対応するURLを、データテーブルに登録されているURLの中からs340の処理で検索し、この検索で検出したURLのウェブページのうちs360の処理で利用者に選択されたウェブページへs370の処理でアクセスした後、このアクセスしたウェブページをs380、s390の処理を経て印刷することができる。よって、利用者は、データテーブルに登録済(RAM16に記録済)のURLを、このURLに対応するキーワードで指定(選択)することができ、指定したURLのウェブページを印刷させることができる。特に、データテーブルには、利用者による任意のキーワードが登録されているため、URLが、このURLのウェブページで提供される情報の内容を反映したキーワードに対応づけて登録されていれば、利用者は閲覧を希望するウェブページのURLを間違いなく指定することができる。
【0071】
また、図6におけるs360の処理で選択されたURLのウェブページのみが、s390の処理で印刷される。このように、利用者は、画像を印刷すべき(s370の処理でアクセスすべき)ウェブページのURLを選択することができるため、s340の処理で検出されたURLが複数存在する場合に、利用者が用紙による閲覧を希望していないウェブページのURLが含まれていれば、そのようなウェブページのURLを選択しないようにすることで、閲覧を希望しないウェブページを無用に印刷してしまうことを防止できる。
【0072】
また、図5におけるs240の処理で、s210の処理で特定された記載内容にURLが含まれてはいるが(s220の処理)、キーワードが含まれていない場合に(s240の処理)、記載内容に含まれるURLのウェブページをs280の処理で印刷させることができる。これによって、利用者は、図3のウェブプリント処理で印刷された用紙について、記入欄bへ記入せずに複合機1に読み取らせることによって(図5のウェブコマンド処理)、URLを指定するなど一連の操作を行わなくても、同一のウェブページを繰り返し印刷させて閲覧することができる。そのため、例えば、図3のウェブプリント処理で印刷されたウェブページが内容の頻繁に更新されるウェブページである場合などには、利用者は、このウェブページが印刷された用紙を記入欄bへの記入を行うことなく複合機1に読み取らせるだけで、最新の内容に更新されたウェブページを印刷して閲覧することができる。
【0073】
[第2実施形態]
複合機2は、第1実施形態における複合機1と同様の構成であって、一部構成および一部処理内容が異なっているだけであるため、この相違点についてのみ詳述する。
【0074】
複合機2の備えるユーザI/F40の操作パネル42は、文字キー、ウェブプリントキー、スキャンキー、検索開始キー、検索中断キーの他に、後述するキーワード通知処理(図8)を開始させるためのキーワードプリントキーなどを有している。
・CPU12のキーワード通知処理
以下に、複合機1の備えるCPU12が実行するキーワード通知処理を図8に基づいて説明する。このキーワード通知処理は、操作パネル42のキーワードプリントキーが押下された際に開始される。
【0075】
まず、CPU12は、RAM16に記録されているデータテーブルに基づき、キーワード通知用の画像を示す印刷データを生成する(s410)。この処理においては、図9に示すように、用紙における特定位置(領域)に、データテーブルに登録されている各キーワードc、キーワードcそれぞれに対応するマーク欄dなどが記載される画像のイメージデータが印刷データとして生成される。
【0076】
そして、CPU12は、s410の処理で生成された印刷データで示される画像を用紙へ印刷させる(s420)。この処理においては、s410の処理で生成された印刷データで示される画像の印刷をプリンタ部36に指令することによって、この印刷データで示される画像が用紙に印刷される(図9参照)。なお、利用者は、このs420の処理で印刷された用紙について、マーク欄dを形成する四角形内部に、例えば、「v」や「/」などを記入(マーク)することによって、このマーク欄dに対応するキーワードcを選択することになる。
・CPU12によるウェブサーチ処理
以下に、複合機1の備えるCPU12が実行するウェブサーチ処理を図10に基づいて説明する。このウェブサーチ処理は、第1実施形態における図6と同様の処理手順であって、一部処理の相違点のみを詳述する(図10における網掛け部参照)。なお、図10における各処理のうち、添え字(sXXX:Xは任意の数字)が図6と同一となっている処理については、図6と同様の処理が行われるものとする。
【0077】
まず、CPU12は、用紙のセットを利用者に促す旨のメッセージを表示させる(s312)。この処理においては、上述したキーワード通知処理(図8)により印刷された用紙について、この用紙の読取位置へのセットを利用者に促す旨のメッセージを表示するための制御信号が表示パネル44に出力され、この制御信号を入力した表示パネル44が同メッセージを表示する。このキーワード入力画面が表示された後、利用者は、読取位置に用紙をセットすること、および、操作パネル42の検索開始キーを押下する操作を行うことができる。
【0078】
次に、CPU12は、検索開始キーが押下されるまで待機する(s320:NO)。
このs320の処理で検索開始キーが押下されたら(s320:YES)、CPU12は、用紙の特定位置(領域)における画像を読み取らせると共に、この特定位置に記載されている記載内容を特定する(s322)。この処理においては、まず、用紙の特定位置(領域)における画像の読み取りをスキャナ部32に指令することによって、用紙の特定位置からの画像の読み取りが行われる。この「特定位置」とは、上述したキーワード通知処理(図8)において各マーク欄dが印刷された位置を示す座標としてあらかじめ設定された位置であって、スキャナ部32は、この座標で示される位置の画像を読み取る。そして、読み取られた画像から、各マーク欄dに対応する位置に基づき何らかの記入(マーク)が行われているマーク欄dを認識すると共に、このマーク欄dに対応するキーワードcを認識する処理(OCR)が行われる。こうして、特定位置に記入が行われているマーク欄dがあれば、このマーク欄dに対応するキーワードが特定される。このようにして特定されたキーワードが、利用者に入力されたキーワードとされる。
【0079】
次に、CPU12は、s322の処理で、記載内容としてキーワードが特定されていなければ(s332:NO)、s312の処理へ戻る。
一方、s322の処理で、記載内容としてキーワードが特定されていたら(s332:YES)、CPU12は、RAM16に記録されているデータテーブルに基づき、このデータテーブルに登録されているURLのうち、s322の処理で特定されたキーワードに対応するURLを検索する(s342)。
【0080】
このs342の処理でURLが検出されない場合(s342:NO)、CPU12は、s312の処理へ戻る。
一方、s342の処理でURLが検出された場合(s342:YES)、CPU12は、URL一覧画面を表示させる(s350)。
【0081】
次に、CPU12は、URLを選択する操作が行われるまで待機する(s360:NO)。
このs360の処理でURLを選択する操作が行われたら(s360:YES)、CPU12は、選択されたURLのウェブページへアクセスする(s370)。
【0082】
次に、CPU12は、印刷データを生成する(s380)。
そして、CPU12は、s380の処理で生成された印刷データで示される画像を用紙へ印刷させる(s390)。
[第2実施形態の効果]
このように構成された複合機2では、第1実施形態における複合機1と同様の効果の他に以下に示すような効果を奏する。
【0083】
まず、図8のキーワード通知処理で、データテーブルに登録されている全てのキーワードcと共に、キーワードcそれぞれに対応するマーク欄dを印刷させることができる。そのため、利用者は、図8のキーワード通知処理で印刷された用紙に基づいて、各マーク欄dに対応するキーワードc、つまり、データテーブルに登録済(RAM16に記録済)のキーワードを確認することができる。
【0084】
また、図10におけるs322の処理で、用紙から、記入が行われているマーク欄dが読み取られ、この読み取られたマーク欄dに対応するキーワードcが、利用者に入力されたキーワードとされる。そのため、利用者は、用紙に印刷されたマーク欄dのうち、いずれかのマーク欄dに記入(マーク)を行った後、この用紙を複合機1に読み取らせることによって(図10のウェブコマンド処理)、記入されたマーク欄dに対応するキーワードを入力することができる。
【0085】
[第3実施形態]
複合機3は、第1実施形態における複合機1と同様の構成であって、一部構成および一部処理内容が異なっているだけであるため、この相違点についてのみ詳述する。
・CPU12によるウェブプリント処理
以下に、複合機3の備えるCPU12が実行するウェブプリント処理を説明する。このウェブプリント処理は、第1実施形態における図3と同様の処理手順であって、一部処理の相違点のみを詳述する。
【0086】
まず、CPU12は、操作パネル42により指定されたURLのウェブページへアクセスする(s110)。
次に、CPU12は、印刷データを生成する(s120)。この処理においては、図11に示すように、s110の処理でアクセスされたウェブページの画像下端における特定位置(領域)に、このウェブページのURLを示す文字列a、任意のキーワードを利用者に記入させるための記入欄b、データテーブルに登録されている各キーワードc、キーワードそれぞれに対応するマーク欄fなどが記載される画像のイメージデータが印刷データとして生成される。
【0087】
そして、CPU12は、s120の処理で生成された印刷データで示される画像を用紙へ印刷させる(s130)。なお、利用者は、このs130の処理で印刷された用紙について、マーク欄fを形成する四角形内部に、例えば、「v」や「/」などを記入(マーク)することによって、このマーク欄fに対応するキーワードcを選択することになる。
・CPU12によるウェブスキャン処理
以下に、複合機3の備えるCPU12が実行するウェブスキャン処理を図12に基づいて説明する。このウェブスキャン処理は、第1実施形態における図5と同様の処理手順であって、一部処理の相違点のみを詳述する(図12における網掛け部参照)。なお、図12における各処理のうち、添え字(sXXX:Xは任意の数字)が図5と同一となっている処理については、図5と同様の処理が行われるものとする。
【0088】
まず、CPU12は、用紙の特定位置(領域)における画像を読み取らせると共に、この特定位置に記載されている記載内容を特定する(s212)。この処理においては、まず、用紙の特定位置(領域)における画像の読み取りをスキャナ部32に指令することによって、用紙の特定位置からの画像の読み取りが行われる。この「特定位置」とは、上述したウェブプリント処理(図3)において文字列a、記入欄b、キーワードcおよびマーク欄fそれぞれが印刷された位置を示す座標としてあらかじめ設定された位置であって、スキャナ部32は、この座標で示される位置の画像を読み取る。そして、読み取られた画像から、文字列aおよび記入欄bそれぞれに対応する位置に記載されている文字を認識する処理(OCR)が行われる。こうして、特定位置にURLを示す文字列aが記載されていれば、この文字列aが特定され、また、特定位置の記入欄bにキーワードが記載されていれば、このキーワードが特定される。さらに、読み取られた画像から、各マーク欄fに対応する位置に基づき何らかの記入(マーク)が行われているマーク欄fを認識すると共に、このマーク欄fに対応するキーワードcを認識する処理(OCR)が行われる。こうして、特定位置に記入が行われているマーク欄fがあれば、このマーク欄fに対応するキーワードが特定される。
【0089】
次に、CPU12は、s212の処理で特定された記載内容にURLが含まれているかどうかをチェックする(s220)。
このs220の処理で、URLが含まれていない場合(s220:NO)、CPU12は、読取位置にセットされた用紙がウェブプリント処理(図3)で印刷された用紙ではない旨を報知する(s230)。
【0090】
このs230の処理を終えた後、CPU12は、本ウェブスキャン処理を終了する。
また、s220の処理で、URLが含まれている場合(s220:YES)、CPU12は、s212の処理で特定された記載内容にキーワードが含まれているかどうかをチェックする(s240)。
【0091】
このs240の処理で、キーワードが含まれている場合(s240:YES)、CPU12は、s210の処理で特定されたURLを、このURLと共に特定されたキーワードを示す文字列に対応づけた状態で、RAM16に記録されているデータテーブルに登録する(s250)。
【0092】
このs250の処理を終えた後、または、s240の処理でキーワードが含まれていない場合(s240:NO)、CPU12は、s212の処理で特定された記載内容として、マーク欄fに対応するキーワードが特定されていれば(s242:YES)、s212の処理で特定されたマーク欄fに対応するキーワードを、このキーワードと共に特定されたURLに対応づけた状態で、RAM16に記録されているデータテーブルに登録する(s244)。なお、この処理において、RAM16にデータテーブルが記録されていない場合は、s212の処理で特定されたマーク欄fに対応するキーワードと、このキーワードと共に特定されたURLとを対応づけて登録したデータテーブルが作成される(図2参照)。
【0093】
一方、s212の処理で、記載内容としてマーク欄fに対応するキーワードが特定されていなければ(s242:NO)、s210の処理で特定されたURLのウェブページへアクセスする(s260)。
次に、CPU12は、印刷データを生成する(s270)。
【0094】
次に、CPU12は、s270の処理で生成された印刷データで示される画像を用紙へ印刷させる(s280)。
こうして、s280の処理で画像の印刷が行われた後、または、s244の処理でデータテーブルへの登録が行われた後、CPU12は、本ウェブスキャン処理を終了する。
【0095】
[第3実施形態の効果]
このように構成された複合機3では、第1実施形態における複合機1と同様の効果の他に以下に示すような効果を奏する。
まず、図3におけるs130の処理で、URLを示す文字列aおよび記入欄bの他に、データベースに登録されているキーワードc、および、キーワードcそれぞれに対応するマーク欄fを印刷させることができる。そして、図12におけるs212の処理で、用紙から記入されたマーク欄fを読み取らせることによって、この読み取られたマーク欄fに対応するキーワードを、s244の処理でデータテーブルに登録する(RAM16に記録させる)ことができる。そのため、利用者は、用紙に印刷されたマーク欄fに対応するキーワード、つまり、登録済(記録済)のキーワードの中に、URLに対応づけて登録したいと考えるキーワードが存在する場合、そのキーワードに対応するマーク欄fに記入(マーク)を行った後、この用紙を複合機3に読み取らせるだけで(図12のウェブコマンド処理)、記入欄bにキーワードを記入しなくても、記入したマーク欄fに対応するキーワードにURLを対応づけて登録する(記録させる)ことができる。
【0096】
さらに、この構成であれば、用紙をマーク欄fに記入して複合機3に読み取らせるだけで、マーク欄fに対応するキーワード、つまり、登録済(記録済)のキーワードと同一のキーワードに対応づけてURLを登録することができる。そのため、登録済のキーワードとは異なる、または、類似するキーワードを記入欄bに間違えて記入してしまうことによって、同一のキーワードに対応づけて登録すべき複数のURLそれぞれを異なるキーワードに対応づけて登録してしまうといったことを防止できる。
【0097】
[本発明との対応関係]
以上説明した実施形態において、複合機1、2、3は本発明における通信端末である。また、RAM16は本発明における記録媒体、ROM14に組み込まれている通信用ソフトは本発明におけるアクセス手段、スキャナ部32は本発明における読取手段、プリンタ部36は本発明における印刷手段である。
【0098】
また、図3におけるs120、s130の処理は、本発明における第1印刷指令手段である。
また、図5におけるs210の処理、図12におけるs212の処理は、本発明における読取指令手段である。また、図5および図12におけるs250およびs244の処理は、本発明における記録指令手段である。また、図5および図12におけるs260の処理は、本発明における第2アクセス指令手段である。また、図5および図12におけるs270、s280の処理は、本発明における第4印刷指令手段である。
【0099】
また、図6におけるs340の処理、図10におけるs342の処理は、本発明における検索手段である。また、図6および図10におけるs370の処理は、本発明における第1アクセス指令手段である。また、図6および図10におけるs360の処理は、本発明におけるページ選択処理である。また、図6および図10におけるs380、s390の処理は、本発明における第2印刷指令手段である。
【0100】
また、図8におけるs410、s420の処理は、本発明における第3印刷指令手段である。
また、図10におけるs312からs322の処理は、本発明におけるキーワード入力手段である。
【0101】
また、本発明においては、ウェブページのURLがアクセスデータとされている。
また、第2実施形態のキーワード通知処理(図8)において印刷されるマーク欄dは、本発明における第1マーク欄である。
【0102】
また、第3実施形態のウェブプリント処理(図3)において印刷されるマーク欄fは、本発明における第2マーク欄である。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定されず、このほかにも様々な形態で実施することができる。
【0103】
例えば、上記実施形態においては、複合機1、2、3に本発明の通信端末としての構成を適用したものを例示した。しかし、本発明の通信端末としての構成を適用する装置は、ウェブプリント機能(インターネット網200を介したデータ通信を行う機能)などを有していれば複合機1、2、3以外の装置であってもよい。
【0104】
また、上記実施形態においては、本発明の通信端末が複合機1、2、3単体により構成されているものを例示した。しかし、本発明の通信端末を複合機1、2、3および複合機1、2、3以外の通信端末により構成してもよく、また、複合機1、2、3以外の複数の通信端末により構成してもよい。
【0105】
また、上記実施形態においては、図3、図5、図6、図8、図10、図12の各処理が、複合機1、2、3のCPU12からなるコンピュータシステムにより実行されるように構成されたものを例示した。しかし、これらの処理の一部または全部が、複合機1、2、3に有線・無線の信号伝送路で接続された別のコンピュータシステムにより実行されるように構成してもよい。
【0106】
また、上記実施形態においては、図3、図5、図6、図8、図10、図12の各処理が、複合機1、2、3のROM14に記憶されている処理手順に従って実行されるように構成されたものを例示した。しかし、複合機1、2、3が、FDやメモリーカードなどの記録媒体との間でデータを入出力可能に構成されている場合には、上述の処理手順が記録されている記録媒体に基づいて、上記各処理が実行されるように構成してもよい。
【0107】
また、上記実施形態においては、複合機1、2、3がインターネット網200からなるWAN(Wide Area Network)に接続された状態を例示したが、この複合機1、2、3は、LAN(Local Area Network)に接続した状態でも同様に使用することができる。
【0108】
また、上記実施形態においては、データテーブルがRAM16に記録されるように構成されたものを例示したが、複合機1、2、3がRAM16以外の記録媒体(例えば、ハードディスクやメモリーカード)にデータを記録および読み出し可能に構成されていれば、この記録媒体にデータテーブルを記録させるように構成してもよい。
【0109】
また、上記実施形態においては、図3におけるs120の処理で、URLを示す文字列aおよび記入欄bが用紙における特定の位置に印刷され、図5におけるs210の処理(または、図12におけるs212の処理)で、特定の位置としてあらかじめ定められた位置から文字列aで示されるURLおよび記入欄bに記載されているキーワードを特定するように構成されたものを例示した。しかし、図3におけるs120の処理では、URLを示す文字列aおよび記入欄bが、それぞれの位置を識別するための識別情報(例えば、文字、記号、図形など)と共に印刷され、図5におけるs210の処理(または、図12におけるs212の処理)では、用紙に印刷されている識別情報を基に、URLを示す文字列aおよび記入欄bに記載されているキーワードを特定するように構成してもよい。
【0110】
また、上記実施形態においては、図6(または、図10)におけるs360の処理で選択されたURLのウェブページの画像のみがs390の処理で印刷されるように構成されたものを例示した。しかし、s340の処理(またはs342の処理)の後、s350、s360の処理を行うことなくs370の処理へ移行し、s340の処理(またはs342の処理)で検出されたURLのウェブページ全てがs390の処理で印刷されるように構成してもよい。
【0111】
また、上記実施形態においては、図5(または図12)におけるs270、図6(または図10)におけるs380の処理で、ウェブページのみからなるイメージデータが印刷データとして生成されるように構成されたものを例示した。しかし、これら各処理では、図3におけるs120の処理と同様に、ウェブページの画像下端における特定位置(領域)に、文字列a、記入欄bなどが付加された画像のイメージデータが印刷データとして生成されるように構成してもよい。
【0112】
また、上記第2実施形態においては、図8におけるs420の処理で、キーワードcおよびマーク欄dが用紙における特定の位置に印刷され、図10におけるs322の処理で、特定の位置としてあらかじめ定められた位置から、記入されたマーク欄dに対応するキーワードが特定されるように構成されたものを例示した。しかし、図8におけるs420の処理では、キーワードcおよびマーク欄dが、それぞれの位置を識別するための識別情報(例えば、文字、記号、図形など)と共に印刷され、図10におけるs322の処理では、用紙に印刷されている識別情報を基に、記入されたマーク欄dに対応するキーワードを特定するように構成してもよい。
【0113】
また、上記第3実施形態においては、図3におけるs130の処理で、キーワードc、マーク欄fが用紙における特定の位置に印刷され、図12におけるs212の処理で、特定の位置としてあらかじめ定められた位置から、記入されたマーク欄fに対応するキーワードが特定されるように構成されたものを例示した。しかし、図3におけるs130の処理では、キーワードcおよびマーク欄fが、それぞれの位置を識別するための識別情報(例えば、文字、記号、図形など)と共に印刷され、図12におけるs212の処理では、用紙に印刷されている識別情報を基に、記入されたマーク欄fに対応するキーワードが特定されるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における複合機の制御系統を示すブロック図
【図2】RAMに記録されているデータテーブルのデータ構造を示す図
【図3】ウェブプリント処理の処理手順を示すフローチャート
【図4】第1、第2実施形態におけるウェブプリント処理により印刷された用紙を示す図
【図5】第1、第2実施形態におけるウェブスキャン処理の処理手順を示すフローチャート
【図6】第1、第3実施形態におけるウェブサーチ処理の処理手順を示すフローチャート
【図7】キーワード入力画面(a)およびURL一覧画面(b)を示す図
【図8】第2実施形態におけるキーワード通知処理の処理手順を示すフローチャート
【図9】キーワード通知処理により印刷された用紙を示す図
【図10】第2実施形態におけるウェブサーチ処理の処理手順を示すフローチャート
【図11】第3実施形態におけるウェブプリント処理により印刷された用紙を示す図
【図12】第3実施形態におけるウェブスキャン処理の処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1、2、3・・・複合機、12・・・CPU、14・・・ROM、16・・・RAM、20・・・ハンドセット、32・・・スキャナ部、34・・・モデム、36・・・プリンタ部、40・・・ユーザインターフェース部、42・・・操作パネル、44・・・表示パネル、46・・・スピーカ部、50・・・PCインターフェース部、60・・・通信制御部、70・・・回線制御部、80・・・バス。
Claims (7)
- 所定のウェブページへアクセスするためのアクセスデータに基づきネットワーク経由でウェブページへアクセスするアクセス手段、所定の画像を印刷媒体へ印刷する印刷手段、印刷媒体に印刷された画像を読み取る読取手段、および、各種データを記録する記録媒体を備え、ネットワークに接続された状態で使用される通信端末であって、
前記アクセス手段によりアクセスされたウェブページの画像と共に、該ウェブページの前記アクセスデータを示す文字列、および、任意のキーワードを利用者に記入させるための記入欄を前記印刷手段に印刷させる第1印刷指令手段と、
該第1印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、前記アクセスデータを示す文字列および前記記入欄に記入されたキーワードを、前記読取手段に読み取らせる読取指令手段と、
該読取指令手段による指令で読み取られた前記文字列および前記キーワードを対応づけた状態で前記記録媒体に記録させる記録指令手段と、
任意のキーワードを利用者に入力させるキーワード入力手段と、
前記記録媒体に記録されている文字列の中から、前記キーワード入力手段により入力されたキーワードに対応する文字列を検索する検索手段と、
該検索手段により検出された前記文字列で示される前記アクセスデータに基づくウェブページへのアクセスを前記アクセス手段に指令する第1アクセス指令手段と、
該第1アクセス指令手段による指令によりアクセスされたウェブページを前記印刷手段に印刷させる第2印刷指令手段と、を備えている
ことを特徴とする通信端末。 - 前記検索手段により検出された文字列で示される前記アクセスデータのウェブページのうち、画像を印刷すべきウェブページを利用者に選択させるページ選択手段を備えており、
前記第1アクセス指令手段は、前記ページ選択手段により選択されたウェブページへのアクセスを前記アクセス手段に指令する
ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。 - 前記キーワード入力手段は、キー操作によって利用者にキーワードを入力させるように構成されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信端末。 - 利用者の操作を受けて、前記記録媒体に記録されている全てのキーワードと共に、該キーワードそれぞれに対応する第1マーク欄を、前記印刷手段に印刷させる第3印刷指令手段を備えており、
前記キーワード入力手段は、前記第3印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、マークが記入されている前記第1マーク欄を前記読取手段に読み取らせ、該読み取らせた前記第1マーク欄に対応する前記キーワードを利用者により入力された前記キーワードとする
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信端末。 - 前記第1印刷指令手段は、前記文字列および前記記入欄の他に、前記記録媒体に記録されているキーワード、および、該キーワードそれぞれに対応する第2マーク欄を前記印刷手段に印刷させ、
前記読取指令手段は、前記第1印刷指令手段による指令で印刷された印刷媒体から、前記文字列および前記キーワードの他に、マークが記入されている前記第2マーク欄を前記読取手段に読み取らせ、
前記記録指令手段は、前記読取指令手段による指令で前記第2マーク欄が読み取られている場合に、該第2マーク欄に対応する前記キーワードを、前記第2マーク欄と同時に読み取られた前記文字列に対応づけた状態で前記記録媒体に記録させる
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の通信端末。 - 前記読取指令手段による指令で前記文字列のみが読み取られた場合に、前記文字列で示される前記アクセスデータに基づくウェブページへのアクセスを前記アクセス手段に指令する第2アクセス指令手段と、
該第2アクセス指令手段による指令でアクセスされたウェブページを前記印刷手段に印刷させる第4印刷指令手段とを備えている
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の通信端末。 - 所定のウェブページへアクセスするためのアクセスデータに基づきネットワーク経由でウェブページへアクセスするアクセス手段、所定の画像を印刷媒体へ印刷する印刷手段、印刷媒体に印刷された画像を読み取る読取手段、および、各種データを記録する記録媒体を備え、ネットワークに接続された状態で使用される通信端末を制御するための各種手順を、コンピュータシステムに実行させるための端末制御プログラムであって、
前記アクセス手段によりアクセスされたウェブページの画像と共に、該ウェブページの前記アクセスデータを示す文字列、および、任意のキーワードを利用者に記入させるための記入欄を前記印刷手段に印刷させる第1印刷指令手順と、
該第1印刷指令手順における指令で印刷された印刷媒体から、前記アクセスデータを示す文字列および前記記入欄に記入されたキーワードを、前記読取手段に読み取らせる読取指令手順と、
該読取指令手順における指令で読み取られた前記文字列および前記キーワードを対応づけた状態で前記記録媒体に記録させる記録指令手順と、
任意のキーワードを利用者に入力させるキーワード入力手順と、
前記記録媒体に記録されている文字列から、前記キーワード入力手順において入力されたキーワードに対応する文字列を検索する検索手順と、
該検索手順において検出された前記文字列で示される前記アクセスデータに基づくウェブページへのアクセスを前記アクセス手段に指令する第1アクセス指令手順と、
該第1アクセス指令手順における指令によりアクセスされたウェブページを前記印刷手段に印刷させる第2印刷指令手順と、が含まれている
ことを特徴とする端末制御プログラム。
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