JP3863518B2 - 測定・加工装置 - Google Patents
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Description
このような三次元計測機は、図9に示すように、対象物Mを固定する定盤101と、対象物Mの周囲で定盤101上を移動可能な計測部100Aとで構成されている。
計測部100Aは、定盤101にセットしたガイドレール105に沿って移動可能なベース102を備え、ガイドレール105が延びる方向を第1軸として、ベース102上に起立させたコラム15に沿って定盤101の面と垂直な第2軸方向に移動可能なヘッド16と、ヘッド16に支持されて第1軸および第2軸の両方に垂直な第3軸の方向に移動可能なアーム17とを有している。そして、アーム17の先端にはタッチプローブ、ノンコンタクトプローブ等の計測センサやけがき針などの計測具が装着される。なお、用途に応じて、アーム17の先端にスピンドルモータ等の加工具を装着すれば加工装置ともなる。
計測部101Aのベース102は、底部に複数の図示しない移動用ローラを備えて、滑らかに移動可能となっている。
このために、例えばガイドレール105にそって移動しながら当該方向での測定を済ませたあとは、仮想線で示すようにガイドレール105に対して直角方向に設置した新たな第2のガイドレール105aにそって移動させるために、計測部100A(のベース)を第1のガイドレール105にそった位置から第2のガイドレール105aの所定位置へ移動させるとともにその向きを90°回転させる必要があり、これを順次に繰り返すこととなる。
また、大きな重量を支えている移動用ローラを無理にこじることになるので、ガタを生じさせ、あるいは定盤に傷をつけることにもなり、測定や加工の精度にも悪影響を与えかねない。
図1は実施の形態における三次元計測機の斜視図である。
測定・加工装置としての三次元計測機1において、定盤101上を移動する計測部100のベース10は平面形状が4角形のベース本体20を主部とし、ベース本体20の略中央位置にはコラム15が取り付けられて上方へ垂直に延びている。コラム15には従来例と同様にヘッド16が取り付けられ、ヘッド16にはアーム17が支持されて、アーム17の先端に例えば計測センサ18が取り付けられるようになっている。
ベース本体20の上面には、図2に示すように、後述する操作レバー55が設けられている。
ベース本体20の裏面側には、図3に示すように、1つの辺近傍にそって、上記アーム17の延び方向と直角をなす方向にガイド溝21が形成されてガイド溝21の両端には、ガイドレール105にそわせるためのガイドローラ13が設けられている。ガイドローラ13は、ガイド溝21の一方の側壁に形成された切り欠きを通して、側壁からわずかに(例えば2mm)溝内に突出している。
補助プレート30にはその周辺にそってそれぞれ補助ローラ45を備える8個のベアリングユニット40が設けられている。
補助プレート30は、切換え手段として後述する切換え機構により、補助ローラ45を定盤101面から退避させた格納位置と、ベース本体20の底面22からの移動用ローラ12の突出量よりも大きく下方に突出させる作動位置とに切換えられるようになっている。
ベアリングユニット40はその取付けブロック41をボルト46で補助プレート30の上面に固定されるとともに、この取付けブロック41に対してローラ支持ブラケット42がセンタベアリング43を介して、補助プレート30と平行な面内で回転自在に支持されている。補助プレート30には、ローラ支持ブラケット42の自由な回転を許すように穴39があけられている。
そして、ローラ支持ブラケット42には、センタベアリング43に対して直角な回転軸44まわりに回転可能に補助ローラ45が支持されている。補助ローラ45の回転軸44はセンタベアリング43に対してδだけオフセットしている。これにより、補助プレート30に水平方向の外力が作用すると、補助ローラ45がセンタベアリング43まわりに外力の方向に追従するフリーキャスタ機能を有する。
補助プレート30には、図3の底面図上、ベース本体20のガイド溝21から遠い辺にそう辺に2つの切り欠き31、32が形成されている。これら2つの切り欠きに挟まれた中央部34の辺縁34aは、両隣の辺縁よりも退避している。補助プレート30のガイド溝21にそう辺にも2つの切り欠き35、36が形成されている。すなわち、移動用ローラ12の移動方向と平行の辺にそれぞれ切り欠きが設けられている。
各サポートリンク38は、補助プレート30とベース本体20との間の上下方向に離間した部位間に配置され、補助プレート30に固定された支持軸受け60のピン61とベース本体20に固定された支持軸受け62のピン63に両端が連結されている。
図4に戻って、操作レバー55がベース本体20の上面に対してほぼ平行に倒された状態で、リンク47、48の連結点Pがロッド52を介して引き上げられ、連結点Pは補助プレート30との連結点Qおよびベース本体20との連結点Rを結ぶ直線より上方に位置している。
この状態で、補助プレート30に取り付けられたベアリングユニット40の補助ローラ45は、移動用ローラ12よりも上方へ退避した格納位置となっている。
これにより、リンク47、48がほぼ一直線状になり補助プレート30を連結点Rから遠ざける方向に移動させる。
そして、補助プレート30に取り付けられたベアリングユニット40の補助ローラ45は、ベース本体20の底面22から移動用ローラ12よりも下方に突出する。
上記の操作レバー55、中間リンク50、ロッド52および中間リンク53が発明における連結点変位手段を構成し、とくに、中間リンク50、53、ロッド52は接続部材を形成している。
一方、上記直線移動とは異なる方向に計測部100を移動させたいときには、操作レバー55を引き上げることにより、補助プレート30が下がって、フリーキャスタ機能を有するベアリングユニット40の補助ローラ45が移動用ローラ12よりも突出した作動位置となるので、好みの方向に軽い力で滑らかに移動させることができる。
したがって、ベース10の前後切り返し動作を繰り返す必要がなく、大重量の計測部でも軽い操作力で簡単に方向転換して新たな位置へセットすることができる。
10 ベース
12 移動用ローラ
12a ローラ組
13 ガイドローラ
15 コラム
16 ヘッド
17 アーム
18 計測センサ
20 ベース本体
21 ガイド溝
22 底面
23 凹部
25 、37 支持軸受け
30 補助プレート
31、32、35、36 切り欠き
34 中央部
34a 辺縁
38 サポートリンク
39 穴
40 ベアリングユニット
41 取付けブロック
42 ローラ支持ブラケット
43 センタベアリング
44 回転軸
45 補助ローラ
46 ボルト
47、48 リンク
50、53 中間リンク
52 ロッド
54 ブラケット
55 操作レバー
56 取っ手
60、62 支持軸受け
61、63 ピン
100 計測部
101 定盤
105 ガイドレール
Claims (3)
- 計測具または加工具をベースに支持させた計測部を有し、前記ベースがベース本体の底面から突出させた複数の移動用ローラを備えて、計測部を定盤上で直線移動可能とした測定・加工装置において、
前記ベースは、
回転軸方向が回動可能の補助ローラを複数個備えるとともにベース本体に対して相対的に変位可能の補助プレートを有するとともに、
該補助プレートを、前記補助ローラを定盤面から退避させた格納位置と、ベース本体の底面からの前記移動用ローラの突出量よりも大きく突出させる作動位置とに切換える切換え手段を有していることを特徴とする測定・加工装置。 - 前記切換え手段は、
前記補助プレートとベース本体との間の上下方向に離間した複数箇所においてそれぞれ一端を補助プレートに他端をベース本体に連結され、互に平行な面内で回動可能に設けられた複数のサポートリンクと、
前記補助プレートとベース本体との間の横方向に離間した部位間に直列に連結された2つのリンクと、
該2つのリンクの互いの連結点を変位させる連結点変位手段とを有し、
該連結点変位手段による前記連結点の変位により、前記補助プレートをベース本体に対して横方向に変位させ、該変位に伴う前記サポートリンクの回動によって前記補助プレートをベース本体に対して上下方向に変位させることを特徴とする請求項1記載の測定・加工装置。 - 前記連結点変位手段は、前記ベース本体上に設けられた操作レバーと、該操作レバーと前記連結点との間を結ぶ接続部材とからなり、
前記操作レバーの回動により前記接続部材を介して前記連結点を上下に変位させるように構成されていることを特徴とする請求項2記載の測定・加工装置。
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