JP3862880B2 - グループ員探索システムおよび方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊園地(アミューズメントパーク)や見本市会場等のあらかじめ決められたエリア内において、所在の分からなくなった入場者の探索を行う探索システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】
アミューズメントパーク、見本市会場、デパート、博物館、美術館など、多数の来訪者が一度に入場する施設においては、混雑のために、特定の入場者を探し出すことは非常に困難である。このため、例えば、両親からはぐれてしまった子供や、団体からはぐれてしまった人などを探すために、多くの労力を要する。
【0003】
このような施設内の入場者の所在を管理し、迷い人を探索するための従来の技術としては、「施設内所在管理システム」(特開平7−56991)がある。このシステムでは、各入場者にデータキャリアを持たせ、施設内に設けられたゲートなどでそのID(識別子)を読み取ることで、入場者が移動した経路を管理している。ここで、データキャリアとは、電気的な素子でデータを記憶し、非接触でデータの交信を行う装置を意味する。
【0004】
迷い人の問合せがあると、システムはその氏名からデータキャリアのIDを特定し、対応するデータキャリアを持った人物が通過するかどうかを各ゲートで監視する。
【0005】
しかしながら、このようなシステムでは、被探索者である迷い人がいずれかのゲートを通過するまでその所在が明らかではなく、探索にかなりの待ち時間を要する。また、迷い人がいずれのゲートも通過することなく移動している場合は、探索が非常に困難である。
【0006】
さらに、入場者の個人名とデータキャリアのIDとを対応付けて管理するため、すべての入場者の氏名をあらかじめ登録しておく必要があり、その入力のための手間を要する。迷い人の問合せを行う際にも、その氏名を入力する必要があり、登録時と同じ氏名を入力しなければ、正確な探索は行われない。このため、入場時には、氏名の入力作業に細心の注意を要する。
【0007】
本発明の課題は、比較的簡単な操作で多数の入場者の受付を行い、容易に被探索者の所在場所を探索することのできる探索システムおよびその方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
図1は、本発明の探索システムの原理図である。図1の探索システムは、探索手段1と記憶手段2を備え、本発明の第1および第2の原理を含む。
【0009】
第1の原理による探索システムにおいて、記憶手段2は、1つのグループに属する複数のデータキャリアの識別情報を、そのグループと関連付けて記憶する。探索手段1は、上記複数のデータキャリアのうちの1つのデータキャリアが近づけられたことを検知して、その識別情報を自動的に読み取り、その識別情報に基づいて、他のデータキャリアの位置を探索し、探索結果を出力する。
【0010】
データキャリアは施設などの各入場者により所持され、外部からの信号に応答して、保持するデータを返信することができる。特定のグループに属する複数の入場者のデータキャリアは、記憶手段2により1つのグループとして管理される。
【0011】
記憶手段2としては、それらのデータキャリア自身を用いる場合と、データベースを用いる場合とが考えられる。前者の場合は、同じグループに属するデータキャリアに共通する、グループの識別情報を、各データキャリアに書き込んでおく。また、後者の場合は、同じグループに属するデータキャリアの識別情報を、互いに関連付けてデータベースに格納しておく。
【0012】
探索手段1は、グループの構成員を探している探索者から、そのデータキャリアの識別情報を入力されると、それに基づいて記憶手段2の情報を参照し、対応するグループを特定する。そして、そのグループに属する他のデータキャリアの現在位置を探索し、得られた位置情報を被探索者の所在位置として出力する。
【0013】
例えば、グループの識別情報が各データキャリアに書き込まれている場合、探索手段1は、探索者のグループの識別情報を施設内の多数の基地局から放送する。そして、その識別情報の返信を受けた基地局の位置情報を、探索結果として出力する。
この場合、記憶手段2は、グループを示すグループ識別情報とパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報を有する複数のデータキャリアを含み、探索手段1は、これらのデータキャリアのうち交信可能な位置にあるデータキャリアに、グループ識別情報と所定値のパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報のデータを送信する、1つ以上の基地局手段を含む。そして、基地局手段からそのデータを受信したデータキャリアは、受信したデータのグループ識別情報が、そのデータキャリアの保持するグループ識別情報と一致するとき、そのグループ識別情報を含むユニーク識別情報を基地局手段に返信する。
【0014】
また、データベースでグループ管理が行われている場合は、探索手段1は、探索者と同じグループに属するデータキャリアの識別情報を基地局から放送する。そして、その識別情報の返信を受けた基地局の位置情報を、探索結果として出力する。
【0015】
このように、同じグループの複数の入場者のデータキャリアを、互いに関連付けて管理することで、探索時に被探索者の氏名などを入力する必要がなくなる。また、探索者のデータキャリアの識別情報は、非接触で簡単に入力することができる。したがって、探索手段1のセンサ部分にデータキャリアを近づけるだけで、容易に被探索者の所在場所を探索することが可能になる。さらに、入場者の受付時においても、氏名の入力作業を省くことができ、入場者の受付処理が簡単化される。
【0016】
また、第2の原理による探索システムにおいて、記憶手段2は、探索者が所持するデータキャリアの識別情報と、被探索者が所持するデータキャリアの識別情報とを関連付けて記憶する。探索手段1は、上記探索者のデータキャリアが近づけられたことを検知して、その識別情報を自動的に読み取り、その識別情報に基づいて、上記被探索者のデータキャリアの位置を探索し、探索結果を出力する。
【0017】
この探索システムにおいても、記憶手段2としては、それらのデータキャリア自身を用いる場合と、データベースを用いる場合とが考えられる。前者の場合は、探索者のデータキャリアと被探索者のデータキャリアに共通する識別情報を、各データキャリアに書き込んでおく。また、後者の場合は、探索者のデータキャリアの識別情報と被探索者のデータキャリアの識別情報を、互いに関連付けてデータベースに格納しておく。
【0018】
探索手段1は、探索者からそのデータキャリアの識別情報を入力されると、それに基づいて記憶手段2の情報を参照し、対応する被探索者のデータキャリアの識別情報を特定する。そして、そのデータキャリアの現在位置を探索し、得られた位置情報を被探索者の所在位置として出力する。
【0019】
このように、探索者と被探索者のデータキャリアを、互いに関連付けて管理することで、第1の原理の探索システムと同様に、入場者の受付時および探索時の操作が容易になる。
【0020】
例えば、図1の探索手段1は、後述する図2の端末13、基地局15、ネットワーク19などに対応し、記憶手段2は、図3のデータキャリア11またはデータベース26に対応する。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】
実施形態の探索システムにおいては、家族やクラスなどのように2人以上のグループで入場する入場者のデータキャリアに対して、共通のグループIDを割り当てる。1つのグループ内のあるグループ員が他のグループ員を探索する場合、施設内に設けられた位置表示装置にデータキャリアを近付けるだけで、自動的に同じグループに属する他のすべてのグループ員の所在位置が表示される。
【0023】
このように、探索者と被探索者とをあらかじめ特定のIDにより関連付けておくことにより、被探索者の氏名を入力する必要がなくなり、迷い人の探索が容易になる。
【0024】
図2は、実施形態の探索システムの構成図である。図2の探索システムは、アミューズメントパークなどの施設の入場者に所持される無線式のデータキャリア11、施設内に散在して設置された探索問合せ用の複数のコンピュータ端末13と、同じく施設内に散在して設置され、固有のIDを持つ複数の基地局15とを含む。データキャリア11は、端末13に接続されたアンテナ12および基地局15のアンテナ16と交信することができる。
【0025】
端末13は、信号変換装置14を介してネットワーク19に接続され、位置表示装置としての機能を持つ。基地局15は、信号変換装置14を介してネットワーク19に接続されるか、または無線モデム17を介してネットワーク19と交信可能になっている。電力線モデム18は、電力線20からの電力を基地局15やネットワーク19に供給する。信号変換装置14は、ネットワーク19上での通信に必要なデータ変換を行う装置で、Ethernetを用いたローカルエリアネットワーク(LAN)環境では、トランシーバに相当する。
【0026】
データキャリア11の通信形態としては、電磁結合方式、光通信方式、マイクロ波方式、電磁誘導方式などがあり、いずれを採用するかは用途に応じて決められる。ここでは、通信距離が比較的長いマイクロ波方式や電磁誘導方式が望ましいと考えられる。マイクロ波方式には、電池なしのデータキャリアと、電池内蔵のものとがあり、一般に、電池内蔵のデータキャリアの方が通信距離は長い。電池内蔵のものでは、アクセス可能な距離は数メートルまたは数十メートルに達する。
【0027】
施設の入口などの入場券を発行する窓口には、図3に示すような発券システムが設置される。データキャリア11は、持ち運びや身に付けるのに便利な構造を持ち、小型またはカード型の形状を持つ。本実施形態では、このようなデータキャリア11を、入場券として来訪者に発行することにする。
【0028】
図3の発券システムは、端末装置21、サーバコンピュータ25、およびサーバ25に付随するデータベース26を含む。端末装置21とサーバ25は、信号変換装置14を介してネットワーク19に接続されている。端末装置21は、アンテナ22、制御部23、クライアントコンピュータ24、およびカメラ27を含み、データキャリア11からデータを読み取ったり、データキャリア11にデータを書き込んだりする機能を持つ。
【0029】
施設に入場する人は、入場料を支払うことにより、データキャリア11の貸与を受け、退場の際にそれを返却する。データキャリア11の発行の際、サーバ25は、クライアント24からの依頼に基づき、入場者毎にユニークなIDを生成する。そして、クライアント24は、サーバ25から受け取ったIDを、制御部23とアンテナ22を介して、非接触でデータキャリア11に書き込む。データベース26は、発行済のIDを保存する。また、カメラ27は、必要に応じて、入場者の画像を撮影することができる。
【0030】
ここで、入場者が所持するデータキャリア11に記録されたIDは、例えば、32ビットのデータで構成される。グループの構成員の管理方法としては、データキャリア11自身にグループIDを書き込む方法と、グループIDをサーバ25で管理する方法とがある。
【0031】
前者の場合、図4に示すように、データキャリア11のIDのうち、上位24ビットをグループID部、下位8ビットをパーソナルID部として用い、全体として各入場者にユニークなIDになるようにする。このデータキャリア11は、外部からの電波による問合せに対して、受け取ったID信号のパーソナルID部がすべて0であった場合、その信号をグループ呼出し信号とみなす。そして、そのID信号のグループID部が、データキャリア11のグループIDに一致すると、データキャリア11のID全体を無線により返送する。
【0032】
また、後者の場合、図5に示すように、32ビットのユニークID全体を入場者個人のIDとして用い、サーバ25は、同じグループに属する入場者のユニークIDを1つのグループIDと関連付けて、データベース26に格納する。図6は、このときデータベース26に格納されるテーブルの例を示している。このデータキャリア11は、外部からの電波による問合せに対して、受け取ったID信号とデータキャリア内のユニークIDが一致すると、そのユニークIDを無線により返送する。
【0033】
グループIDをデータキャリア11に書き込む方法では、新たな入場者に応じてグループIDを書き換える必要がある。このため、リード/ライト可能なデータキャリアを用いなければならない。これに対して、グループIDをデータベース26に保存する方法では、データキャリア11のユニークIDを変更する必要がない。このため、リードオンリーのデータキャリアを用いてもよく、これによりコストを削減することができる。
【0034】
今、図2において、入場者A、Bが同じグループに属し、BがAの所在位置を探す必要が生じたものとする。この場合、探索者Bは、所持するデータキャリア11を端末13のアンテナ12に近づけることにより、非接触で、データキャリア11のIDを端末13に入力する。アンテナ12は、データキャリア11を検知するセンサの役割と、そこに記録されたデータを読み取るリーダの役割とを果たしている。また、ここでは、図4のタイプのユニークIDを用いているものとする。
【0035】
次に、入力されたユニークIDのうちパーソナルID部のビットをすべて0とし、グループID部のみをそのまま残したユニークIDが、基地局15より施設内に無線で放送される。被探索者Aの所持するデータキャリア11は、自分の属するグループのグループIDの放送を検出すると、データキャリア11に記録されているユニークIDを最寄りの基地局15に返信する。これにより、基地局15は、データキャリア11がグループIDを受信したことを認識する。
【0036】
被探索者AのユニークIDを受信した基地局15は、そのID情報を基地局15の基地局IDとともにネットワーク19上に流す。端末13の画面上では、ユニークIDを受信した基地局の基地局IDから一意に決まるエリアを、被探索者Aの所在位置として表示する。これにより、探索者Bは、施設内でのAの現在位置を、速やかに認識することができる。
【0037】
このような探索方法によれば、実際には、探索者を含むグループの構成員すべての所在位置が探索されて、表示されることになる。例えば、入場者A、B、C、Dが1つのグループを構成しているものとし、それらのパーソナルIDをそれぞれ1、2、3、4とし、グループIDを1とする。この場合、A、B、C、DのユニークIDは、それぞれ11、12、13、14となる。
【0038】
そして、B、C、Dが同じ場所にいるときに、BがAの所在を端末13に問合せると、図7に示すように、B、C、DのユニークIDである12、13、14が施設内の同じエリアに表示され、AのユニークIDである11のみが、異なるエリアに表示される。こうして、Bは、Aの所在を確認することができる。
【0039】
また、図5のタイプのユニークIDを用い、A、B、C、DのユニークIDをそれぞれ1、2、3、4とした場合は、同様にして、図8のような画面が表示される。この場合も、B、C、DのユニークIDである2、3、4が施設内の同じエリアに表示され、AのユニークIDである1のみが、異なるエリアに表示される。
【0040】
次に、図9から図14までを参照しながら、グループIDをデータキャリア11に書き込む場合のシステムの動作を詳細に説明する。
【0041】
図9は、図3の端末装置21による発券処理のフローチャートである。発券時には、まず、オペレータがグループの人数Nをクライアント24に入力し(ステップS1)、クライアント24は、N人分のユニークIDの発行をサーバ25に依頼する(ステップS2)。そして、サーバ25からIDが発行されたかどうかを判定し(ステップS3)、発行されるまで判定を繰り返す。
【0042】
このとき、サーバ25は、グループID部が同じで、パーソナルID部のみがそれぞれ異なるN個のユニークIDを発行する。IDが発行されると、オペレータは、それらを順次N個のデータキャリア11に書き込み(ステップS4)、処理を終了する。
【0043】
次に、図10は、データキャリア11の動作フローチャートである。データキャリア11は、常に、外部から信号を受信したかどうかを監視しており(ステップS11)、信号を受信すると、それがデータキャリア11内に記録されているIDを問合せるための番号(ID問合せ番号)かどうかを判定する(ステップS12)。ここで、ID問合せ番号とは、例えば32ビットがすべて0のように、あらかじめ決められた特定のユニークIDを意味し、図2の端末13が探索者Bのデータキャリア11のIDを問合せる際に、アンテナ12から送信される。
【0044】
受信信号がID問合せ番号であれば、データキャリア11は、保持しているユニークIDを送信して(ステップS13)、ステップS11の動作に戻る。また、それがID問合せ番号でなければ、次に、受信したID信号のグループID部とデータキャリア11自身のグループID部が一致するかどうかを判定する(ステップS14)。それらが一致すれば、保持しているユニークIDを送信して(ステップS13)、ステップS11の動作に戻り、一致しなければ、ユニークIDを送信しない。
【0045】
図10の動作によれば、データキャリア11は、ID問合せ番号またはそのデータキャリアが属するグループのグループIDを受信した場合にのみ、ユニークIDを送信する。したがって、基地局15が他のグループのグループIDを放送しているときは、それに応答しない。このように、データキャリア11は、探索の必要が生じない限り発信することはないので、データキャリア11の小電力化および小型化を図ることができる。
【0046】
次に、図11および図12は、図2の端末13および基地局15による探索処理のフローチャートである。端末13は、まず、被探索者の呼び出し回数を表す制御変数Tを0とおき(図11、ステップS21)、アンテナ12からの信号に基づいて、探索者がデータキャリア11を近づけたかどうかを判定する(ステップS22)。そして、データキャリア11が検知されない場合は、判定を繰り返す。
【0047】
データキャリア11を検知すると、アンテナ12を介して、上述のID問合せ番号を送信し(ステップS23)、探索者のデータキャリア11からユニークIDを受信したかどうかを判定する(ステップS24)。そして、ユニークIDを受信していない場合は、判定を繰り返す。
【0048】
ユニークIDを受信すると、探索者からグループ員の所在を問合せられたものとみなす。そして、そのパーソナルID部を0にして、グループID部のみを残したユニークIDを生成し(ステップS25)、それを各基地局15から送信させる(ステップS26)。
【0049】
各基地局15は、半径数十メートル程度の無線エリア(基地局エリア)内のデータキャリア11と交信することができる。そして、そのエリア内に、送信したグループIDと同じグループIDを持つデータキャリア11があれば、そのデータキャリア11からユニークIDを受信する。
【0050】
次に、端末13は、すべての基地局15が探索結果を返したかどうかを判定し(ステップS27)、結果を返していない基地局15があれば、判定を繰り返す。ここで、各基地局15は、その基地局IDとともに探索結果を端末13に返す。そして、すべての基地局15が探索結果を返すと、端末13は、いずれかの基地局15で被探索者のデータキャリア11からユニークIDを受信したかどうかを判定する(ステップS28)。
【0051】
探索者のユニークIDは既に分かっているので、例えば、いずれかの基地局15がそれとは異なるユニークIDを受信していれば、被探索者のユニークIDを受信したものと判定される。いずれの基地局15も被探索者のユニークIDを受信していなければ、次に、Tをあらかじめ決められた設定値T0と比較する(ステップS29)。そして、TがT0以下であれば、T=T+1とおき(ステップS30)、ステップS26で被探索者の再呼び出しを行う。
【0052】
そして、ステップS29でTがT0を越えると、「探索エリア内では発見できませんでした。」というメッセージを表示して(ステップS31)、処理を終了する。ここで、探索エリアとは、すべての基地局15によりカバーされる領域を意味する。
【0053】
いずれかの基地局15で被探索者のユニークIDを受信した場合、次に、複数の基地局がユニークIDを受信しているかどうかを判定する(図12、ステップS32)。ユニークIDを受信した基地局15が1つだけのときは、その基地局15がカバーする基地局エリアと、受信したユニークIDとを表示して(ステップS33)、処理を終了する。各基地局15の基地局エリアの情報は、あらかじめその基地局IDと関連付けられて、端末13に格納されている。
【0054】
また、ユニークIDを受信した基地局15が複数ある場合は、次に、2つ以上の基地局15が同じユニークIDを受信しているかどうかを判定する(ステップS34)。1つのユニークIDを2つ以上の基地局15が受信していない場合は、各基地局15の基地局エリアと、受信したユニークIDとを表示して(ステップS35)、処理を終了する。また、1つのユニークIDを2つ以上の基地局15が受信している場合は、それらの基地局15の基地局エリアの重複部分と、そのユニークIDとを表示して(ステップS36)、処理を終了する。
【0055】
例えば、施設内の各基地局エリアは、図13に円で示されるように、隣接する基地局エリアが互いに重複するように配置され、基地局からの電波が施設内の全領域をカバーするようになっている。
【0056】
被探索者Aが基地局エリア31を検出範囲とする基地局で検出されたとき、Aはエリア31の中にいることが分かる。また、同時に、基地局エリア32を検出範囲とする基地局でもAが検出された場合、Aの位置はエリア31とエリア32の両方に重複するエリア33の中に限定される。そこで、この重複部分33が、探索結果として画面に表示される。
【0057】
同様にして、検出する基地局の数が増えるほど、被探索者の所在エリアが限定され、その検出精度は高まる。図14の場合は、基地局エリア31、32、34をそれぞれ検出範囲とする3つの基地局でAが検出され、それらのエリアの重複部分であるエリア35が探索結果として表示される。
【0058】
次に、図15から図18までを参照しながら、グループIDをデータキャリア11に書き込まずに、サーバ25で管理する場合のシステムの動作を詳細に説明する。
【0059】
図15は、図3の端末装置21による発券処理のフローチャートである。発券時には、まず、クライアント24は、処理済の人数を表す制御変数mを0とおき(ステップS41)、オペレータは、グループの人数Nをクライアント24に入力した後(ステップS42)、データキャリア11のユニークIDをアンテナ22からクライアント24に入力する(ステップS43)。このとき、mの値は1だけインクリメントされる。
【0060】
次に、クライアント24は、mとNを比較して、グループとして登録すべきすべてのデータキャリア11のユニークIDが入力されたかどうかを判定する(ステップS44)。そして、mがNより小さければ、次のデータキャリア11のユニークIDの入力を求めるメッセージを表示し、ステップS43の処理を繰り返す。
【0061】
そして、mがNに達すると、クライアント24は、入力されたN個のユニークIDのグループ登録をサーバ25に依頼する(ステップS45)。そして、サーバ25から登録完了が通知されたかどうかを判定し(ステップS46)、それが完了するまで判定を繰り返す。
【0062】
このとき、サーバ25は、クライアント24から受け取ったN個のユニークIDを、図6に示したように、1つのグループIDと関連付けてデータベース26に格納し、データキャリア11のグループ登録を行う。そして、グループ登録完了の通知をクライアント24に送り、それを受けて、クライアント24は処理を終了する。
【0063】
次に、図16は、データキャリア11の動作フローチャートである。データキャリア11は、常に、外部から信号を受信したかどうかを監視しており(ステップS51)、信号を受信すると、それが前述のID問合せ番号かどうかを判定する(ステップS52)。
【0064】
受信信号がID問合せ番号であれば、データキャリア11は、保持しているユニークIDを送信して(ステップS53)、ステップS51の動作に戻る。また、それがID問合せ番号でなければ、次に、受信したID信号とデータキャリア11自身のユニークIDが一致するかどうかを判定する(ステップS54)。それらが一致すれば、保持しているユニークIDを送信して(ステップS53)、ステップS51の動作に戻り、一致しなければ、ユニークIDを送信しない。
【0065】
図16の動作によれば、データキャリア11は、ID問合せ番号またはそのデータキャリアが保持するユニークIDを受信した場合にのみ、ユニークIDを送信する。したがって、基地局15が他のユニークIDを放送しているときは、それに応答しない。
【0066】
次に、図17および図18は、図2の端末13および基地局15による探索処理のフローチャートである。端末13は、まず、アンテナ12からの信号に基づいて、探索者がデータキャリア11を近づけたかどうかを判定する(図17、ステップS60)。そして、データキャリア11が検知されない場合は、判定を繰り返す。
【0067】
データキャリア11を検知すると、アンテナ12を介して、上述のID問合せ番号を送信し(ステップS61)、探索者のデータキャリア11からユニークIDを受信したかどうかを判定する(ステップS62)。そして、ユニークIDを受信していない場合は、判定を繰り返す。
【0068】
ユニークIDを受信すると、探索者からグループ員の所在を問合せられたものとみなす。そして、探索者のユニークIDを検索キーとしてデータベース26を検索し、探索者のグループの人数Nと、そのグループの全構成員のユニークIDとを取得する(ステップS63)。ここで、n番目の構成員のユニークIDをID(n)(n=1,2,3,...,N)とすると、ID(n)は端末13内のバッファA(n)に格納される。
【0069】
次に、端末13は、バッファA(n)を識別する制御変数nを1とおき(ステップS64)、呼び出し回数を表す制御変数Tを0とおいて(ステップS65)、A(n)に保持されているユニークIDを各基地局15から送信させる(ステップS66)。
【0070】
各基地局15は、その基地局エリア内に、送信したユニークIDと同じIDを持つデータキャリア11があれば、そのデータキャリア11からユニークIDを受信する。
【0071】
次に、端末13は、すべての基地局15が探索結果を返したかどうかを判定し(ステップS67)、結果を返していない基地局15があれば、判定を繰り返す。ここで、各基地局15は、その基地局IDとともに探索結果を端末13に返す。そして、すべての基地局15が探索結果を返すと、端末13は、いずれかの基地局15でA(n)と同じユニークIDを受信したかどうかを判定する(ステップS68)。
【0072】
いずれの基地局15もそのユニークIDを受信していなければ、次に、Tをあらかじめ決められた設定値T0と比較する(ステップS69)。そして、TがT0以下であれば、T=T+1とおき(ステップS70)、ステップS66で被探索者の再呼び出しを行う。
【0073】
いずれかの基地局15でユニークIDを受信した場合、受信したすべての基地局15の基地局IDをバッファB(n)に書き込み(ステップS71)、nとNを比較して、すべてのA(n)のユニークIDを放送したかどうかを判定する(図18、ステップS73)。nがNより小さければ、nの値を1だけインクリメントし(ステップS74)、ステップS65以降の処理を繰り返す。ステップS69でTがT0を越えると、バッファB(n)に0を書き込み(ステップS72)、ステップS73以降の処理を繰り返す。
【0074】
ステップS73でnがNに達すると、次に、nを再び1とおき(ステップS75)、バッファB(n)に複数の基地局IDが書き込まれているかどうかを判定する(ステップS76)。B(n)に複数の基地局IDがあれば、それらの基地局がID(n)を受信したものとみなし、それらの基地局の基地局エリアの重複部分と、ID(n)とを表示する(ステップS77)。各基地局の基地局エリアの情報は、あらかじめその基地局IDと関連付けられて、端末13に格納されている。
【0075】
そして、nとNを比較して、すべてのID(n)を表示したかどうかを判定する(ステップS78)。nがNより小さければ、nの値を1だけインクリメントし(ステップS79)、ステップS76以降の処理を繰り返す。
【0076】
ステップS76でB(n)に複数の基地局IDがなければ、次に、B(n)に0が書き込まれているかどうかを判定する(ステップS80)。B(n)の値が0でなく、基地局IDが1つだけ書き込まれている場合は、その基地局の基地局エリアと、ID(n)とを表示して(ステップS81)、ステップS78以降の処理を行う。
【0077】
また、B(n)の値が0であれば、「ID(n)は発見できませんでした。」というメッセージを表示して(ステップS82)、ステップS78以降の処理を行う。そして、ステップS78でnがNに達すると、処理を終了する。
【0078】
以上説明した実施形態の応用例として、端末13の画面に探索されたグループ員の氏名を表示することも可能である。例えば、図4のデータキャリア11を用いた場合、発券時に、オペレータが各データキャリア11の所持者の氏名を図3のクライアント24に入力する。そして、サーバ25は、図19に示すように、各グループ員の氏名とグループIDおよびパーソナルIDを関連付けたテーブルを生成し、データベース26に格納しておく。
【0079】
探索時には、図2の端末13は、図12のステップS33、S35、およびS36においてデータベース26を検索し、受信したユニークIDの代わりに、対応する氏名を表示する。図7に示した探索結果の場合は、図19のテーブルに格納された氏名を用いることで、図20のような画面が表示される。これにより、探索者Bは、被探索者Aの位置をより明確に認識することができる。ここで、A、B、C、Dは、それぞれ、11、12、13、14をユニークIDとするグループ員の氏名を表す。
【0080】
また、他の応用例として、端末13の画面に探索されたグループ員の画像を表示することも可能である。この場合、発券時に、入場者の承諾を得て、図3のカメラ27がその顔写真などを撮影し、クライアント24に入力する。そして、サーバ25は、図21に示すように、各グループ員の画像41、42、43、44をデータベース26に格納する。また、それらの画像の格納領域を指すポインタとグループIDおよびパーソナルIDを関連付けたテーブルを生成し、それをデータベース26に格納しておく。
【0081】
探索時には、図2の端末13は、図12のステップS33、S35、およびS36においてデータベース26を検索し、受信したユニークIDの代わりに、対応する画像を表示する。図7に示した探索結果の場合は、図21のテーブルに格納されたポインタを用いることで、図22のような画面が表示される。これにより、探索者Bは、被探索者Aの位置をより明確に認識することができる。ここで、画像41、42、43、44は、それぞれ、11、12、13、14をユニークIDとするグループ員の顔写真を表す。
【0082】
探索結果の画面に画像を表示する方法によれば、オペレータが氏名を入力する必要がないので、氏名を表示する方法よりも発券処理が効率化され、多人数のグループにも速やかにデータキャリア11を発行することができる。また、図5のデータキャリア11を用いた場合も、図19や図21と同様のテーブルを生成することで、氏名や画像を表示することができる。
【0083】
また、本実施形態において、データキャリア11のグループIDを書き換えたり、データベース26のテーブルを書き換えたりすることで、後から遅れてきた人を既に入場した人と同じグループに加えることもできる。さらに、アトラクションの使用料金など、施設内で発生した費用をグループID毎に課金して、退場時にグループ単位で清算することも可能である。
【0084】
図2の端末13、図3のクライアント24、およびサーバ25としては、例えば、図23に示すような情報処理装置(コンピュータ)が用いられる。図23の情報処理装置は、CPU51、メモリ52、入力装置53、出力装置54、外部記憶装置55、媒体駆動装置56、およびネットワーク接続装置57を備え、それらはバス58により互いに接続されている。
【0085】
メモリ52には、処理に用いられるプログラムとデータが格納される。メモリ52としては、例えばROM(read only memory)、RAM(random access memory)等が用いられる。CPU51は、メモリ52を利用してプログラムを実行することにより、上述したような探索システムの各処理を行う。
【0086】
入力装置53は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等であり、必要な指示や情報の入力に用いられる。出力装置54は、例えば、ディスプレイやプリンタ等であり、探索結果やオペレータへの問い合せ事項を出力する。
【0087】
外部記憶装置55は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク(magneto-optical disk)装置等である。この外部記憶装置55に、上述のプログラムとデータを保存しておき、必要に応じて、それらをメモリ52にロードして使用することもできる。
【0088】
媒体駆動装置56は、可搬記録媒体59を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体59としては、メモリカード、フロッピーディスク、CD−ROM(compact disk read only memory )、光ディスク、光磁気ディスク等、任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。この可搬記録媒体59に上述のプログラムとデータを格納しておき、必要に応じて、それらをメモリ52にロードして使用することもできる。
【0089】
ネットワーク接続装置57は、LAN(local area network)等の任意のネットワーク(回線)19を介して外部の装置と通信する。これにより、必要に応じて、上述のプログラムとデータを外部の装置から受け取り、それらをメモリ52にロードして使用することもできる。
【0090】
図24は、図23の情報処理装置にプログラムとデータを供給することのできるコンピュータ読み取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体59や外部のデータベース60に保存されたプログラムとデータは、メモリ52にロードされる。そして、CPU51は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要な処理を行う。また、図23の外部記憶装置55や図24のデータベース60は、例えば、図3のデータベース26として用いられる。
【0091】
また、図25は、データキャリア11の構成例を示している。図25のデータキャリアは、アンテナ61、制御部62、記憶部63、および電源部64を含む。アンテナ61は、外部のアンテナとの間で信号を送受信し、記憶部63は、図4または図5のようなユニークIDを記憶する。制御部62は、アンテナ61による通信を制御し、記憶部63に対するデータのリード/ライトを行う。また、電源部64は、アンテナ61、制御部62、および記憶部63に電源を供給する。
【0092】
【発明の効果】
本発明によれば、アミューズメントパークなどの施設の入場者をグループ単位で管理することで、探索者と被探索者とがあらかじめ関連付けられる。同じグループの構成員の探索時には、システムのセンサ部分にデータキャリアを近づけるだけでよく、操作が簡単化される。また、多人数のグループの場合でも、比較的簡単な操作で発券処理を済ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の探索システムの原理図である。
【図2】探索システムの構成図である。
【図3】発券システムの構成図である。
【図4】第1のデータキャリアを示す図である。
【図5】第2のデータキャリアを示す図である。
【図6】第1のテーブルを示す図である。
【図7】第1の表示画面を示す図である。
【図8】第2の表示画面を示す図である。
【図9】第1の発券処理のフローチャートである。
【図10】第1のデータキャリアの動作フローチャートである。
【図11】第1の探索処理のフローチャート(その1)である。
【図12】第1の探索処理のフローチャート(その2)である。
【図13】第1の重複エリアを示す図である。
【図14】第2の重複エリアを示す図である。
【図15】第2の発券処理のフローチャートである。
【図16】第2のデータキャリアの動作フローチャートである。
【図17】第2の探索処理のフローチャート(その1)である。
【図18】第2の探索処理のフローチャート(その2)である。
【図19】第2のテーブルを示す図である。
【図20】第3の表示画面を示す図である。
【図21】第3のテーブルを示す図である。
【図22】第4の表示画面を示す図である。
【図23】情報処理装置の構成図である。
【図24】記録媒体を示す図である。
【図25】データキャリアの構成図である。
【符号の説明】
1 探索手段
2 記憶手段
11 データキャリア
12、16、22、61 アンテナ
13 端末
14 信号変換装置
15 基地局
17 無線モデム
18 電力線モデム
19 ネットワーク
20 電力線
21 端末装置
23、62 制御部
24 クライアントコンピュータ
25 サーバコンピュータ
26、60 データベース
27 カメラ
31、32、34 基地局エリア
33、35 重複エリア
41、42、43、44 画像
51 CPU
52 メモリ
53 入力装置
54 出力装置
55 外部記憶装置
56 媒体駆動装置
57 ネットワーク接続装置
58 バス
59 可搬記録媒体
63 記憶部
64 電源部

Claims (3)

  1. 1つのグループに属する複数のデータキャリアの識別情報を、該グループと関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記複数のデータキャリアのうちの1つのデータキャリアが近づけられたことを検知して、該1つのデータキャリアの識別情報を自動的に読み取り、該1つのデータキャリアの識別情報に基づいて、他のデータキャリアの位置を探索し、探索結果を出力する探索手段とを備え
    前記記憶手段は、前記グループを示すグループ識別情報とパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報を有する前記複数のデータキャリアを含み、前記探索手段は、前記複数のデータキャリアのうち交信可能な位置にあるデータキャリアに、前記グループ識別情報と所定値のパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報のデータを送信する1つ以上の基地局手段を含み、該基地局手段から該データを受信したデータキャリアは、受信したデータのグループ識別情報が、該受信したデータキャリアの保持するグループ識別情報と一致するとき、該グループ識別情報を含むユニーク識別情報を該基地局手段に返信することを特徴とする探索システム。
  2. 探索者が所持するデータキャリアの識別情報と、被探索者が所持するデータキャリアの識別情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記探索者のデータキャリアが近づけられたことを検知して、該探索者のデータキャリアの識別情報を自動的に読み取り、該探索者のデータキャリアの識別情報に基づいて、前記被探索者のデータキャリアの位置を探索し、探索結果を出力する探索手段とを備え
    前記記憶手段は、1つのグループを示すグループ識別情報とパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報を有する、前記探索者のデータキャリアと前記被探索者のデータキャリアとを含み、前記探索手段は、交信可能な位置にある該被探索者のデータキャリアに、該グループ識別情報と所定値のパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報のデータを送信する1つ以上の基地局手段を含み、該基地局手段から該データを受信した該被探索者のデータキャリアは、受信したデータのグループ識別情報が、該被探索者のデータキャリアの保持するグループ識別情報と一致するとき、該グループ識別情報を含むユニーク識別情報を該基地局手段に返信することを特徴とする探索システム。
  3. 探索者のデータキャリアが近づけられたことを検知して、該探索者のデータキャリアの識別情報を自動的に読み取り、該探索者のデータキャリアの識別情報から該探索者の属するグループの識別情報を生成する入力手段と、
    グループの識別情報を探索範囲に放送し、該グループに属する被探索者のデータキャリアから識別情報を受信する1つ以上の基地局手段と、
    被探索者のデータキャリアから識別情報を受信した基地局手段の位置情報を出力する出力手段とを備え
    前記探索者および被探索者のデータキャリアは、1つのグループを示すグループ識別情報とパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報をそれぞれ保持し、前記1つ以上の基地局手段は、交信可能な位置にある該被探索者のデータキャリアに、該グループ識別情報と所定値のパーソナル識別情報からなるユニーク識別情報のデータを送信し、該基地局手段から該データを受信した該被探索者のデータキャリアは、受信したデータのグループ識別情報が、該被探索者のデータキャリアの保持するグループ識別情報と一致するとき、該グループ識別情報を含むユニーク識別情報を該基地局手段に返信することを特徴とする探索システム。
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