JP2000187794A - グル―プ員探索システムおよび方法 - Google Patents

グル―プ員探索システムおよび方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な操作で施設の入場者の所在場所を探索
することが課題である。 【解決手段】 探索者Bが、同じグループに属する被探
索者Aの所在場所を知るために、データキャリア11を
アンテナ12に近づけると、端末13は、そのデータキ
ャリア11のユニークIDを読み取り、対応するグルー
プIDを抽出する。基地局15は、グループIDを施設
内に放送し、同じグループIDを含むユニークIDを有
する被探索者Aのデータキャリア11から返信を受け
る。返信を受けた基地局15の位置情報は、探索結果と
して端末13の画面に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊園地(アミュー
ズメントパーク)や見本市会場等のあらかじめ決められ
たエリア内において、所在の分からなくなった入場者の
探索を行う探索システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】アミューズメントパーク、
見本市会場、デパート、博物館、美術館など、多数の来
訪者が一度に入場する施設においては、混雑のために、
特定の入場者を探し出すことは非常に困難である。この
ため、例えば、両親からはぐれてしまった子供や、団体
からはぐれてしまった人などを探すために、多くの労力
を要する。
【0003】このような施設内の入場者の所在を管理
し、迷い人を探索するための従来の技術としては、「施
設内所在管理システム」(特開平7−56991)があ
る。このシステムでは、各入場者にデータキャリアを持
たせ、施設内に設けられたゲートなどでそのID(識別
子)を読み取ることで、入場者が移動した経路を管理し
ている。ここで、データキャリアとは、電気的な素子で
データを記憶し、非接触でデータの交信を行う装置を意
味する。
【0004】迷い人の問合せがあると、システムはその
氏名からデータキャリアのIDを特定し、対応するデー
タキャリアを持った人物が通過するかどうかを各ゲート
で監視する。
【0005】しかしながら、このようなシステムでは、
被探索者である迷い人がいずれかのゲートを通過するま
でその所在が明らかではなく、探索にかなりの待ち時間
を要する。また、迷い人がいずれのゲートも通過するこ
となく移動している場合は、探索が非常に困難である。
【0006】さらに、入場者の個人名とデータキャリア
のIDとを対応付けて管理するため、すべての入場者の
氏名をあらかじめ登録しておく必要があり、その入力の
ための手間を要する。迷い人の問合せを行う際にも、そ
の氏名を入力する必要があり、登録時と同じ氏名を入力
しなければ、正確な探索は行われない。このため、入場
時には、氏名の入力作業に細心の注意を要する。
【0007】本発明の課題は、比較的簡単な操作で多数
の入場者の受付を行い、容易に被探索者の所在場所を探
索することのできる探索システムおよびその方法を提供
することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の探索シ
ステムの原理図である。図1の探索システムは、探索手
段1と記憶手段2を備え、本発明の第1および第2の原
理を含む。
【0009】第1の原理による探索システムにおいて、
記憶手段2は、1つのグループに属する複数のデータキ
ャリアの識別情報を、そのグループと関連付けて記憶す
る。探索手段1は、上記複数のデータキャリアのうちの
1つのデータキャリアの識別情報に基づいて、他のデー
タキャリアの位置を探索し、探索結果を出力する。
【0010】データキャリアは施設などの各入場者によ
り所持され、外部からの信号に応答して、保持するデー
タを返信することができる。特定のグループに属する複
数の入場者のデータキャリアは、記憶手段2により1つ
のグループとして管理される。
【0011】記憶手段2としては、それらのデータキャ
リア自身を用いる場合と、データベースを用いる場合と
が考えられる。前者の場合は、同じグループに属するデ
ータキャリアに共通する、グループの識別情報を、各デ
ータキャリアに書き込んでおく。また、後者の場合は、
同じグループに属するデータキャリアの識別情報を、互
いに関連付けてデータベースに格納しておく。
【0012】探索手段1は、グループの構成員を探して
いる探索者から、そのデータキャリアの識別情報を入力
されると、それに基づいて記憶手段2の情報を参照し、
対応するグループを特定する。そして、そのグループに
属する他のデータキャリアの現在位置を探索し、得られ
た位置情報を被探索者の所在位置として出力する。
【0013】例えば、グループの識別情報が各データキ
ャリアに書き込まれている場合、探索手段1は、探索者
のグループの識別情報を施設内の多数の基地局から放送
する。そして、その識別情報の返信を受けた基地局の位
置情報を、探索結果として出力する。
【0014】また、データベースでグループ管理が行わ
れている場合は、探索手段1は、探索者と同じグループ
に属するデータキャリアの識別情報を基地局から放送す
る。そして、その識別情報の返信を受けた基地局の位置
情報を、探索結果として出力する。
【0015】このように、同じグループの複数の入場者
のデータキャリアを、互いに関連付けて管理すること
で、探索時に被探索者の氏名などを入力する必要がなく
なる。また、探索者のデータキャリアの識別情報は、非
接触で簡単に入力することができる。したがって、探索
手段1のセンサ部分にデータキャリアを近づけるだけ
で、容易に被探索者の所在場所を探索することが可能に
なる。さらに、入場者の受付時においても、氏名の入力
作業を省くことができ、入場者の受付処理が簡単化され
る。
【0016】また、第2の原理による探索システムにお
いて、記憶手段2は、探索者が所持するデータキャリア
の識別情報と、被探索者が所持するデータキャリアの識
別情報とを関連付けて記憶する。探索手段1は、上記探
索者のデータキャリアの識別情報に基づいて、上記被探
索者のデータキャリアの位置を探索し、探索結果を出力
する。
【0017】この探索システムにおいても、記憶手段2
としては、それらのデータキャリア自身を用いる場合
と、データベースを用いる場合とが考えられる。前者の
場合は、探索者のデータキャリアと被探索者のデータキ
ャリアに共通する識別情報を、各データキャリアに書き
込んでおく。また、後者の場合は、探索者のデータキャ
リアの識別情報と被探索者のデータキャリアの識別情報
を、互いに関連付けてデータベースに格納しておく。
【0018】探索手段1は、探索者からそのデータキャ
リアの識別情報を入力されると、それに基づいて記憶手
段2の情報を参照し、対応する被探索者のデータキャリ
アの識別情報を特定する。そして、そのデータキャリア
の現在位置を探索し、得られた位置情報を被探索者の所
在位置として出力する。
【0019】このように、探索者と被探索者のデータキ
ャリアを、互いに関連付けて管理することで、第1の原
理の探索システムと同様に、入場者の受付時および探索
時の操作が容易になる。
【0020】例えば、図1の探索手段1は、後述する図
2の端末13、基地局15、ネットワーク19などに対
応し、記憶手段2は、図3のデータキャリア11または
データベース26に対応する。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、本発
明の実施の形態を詳細に説明する。
【0022】実施形態の探索システムにおいては、家族
やクラスなどのように2人以上のグループで入場する入
場者のデータキャリアに対して、共通のグループIDを
割り当てる。1つのグループ内のあるグループ員が他の
グループ員を探索する場合、施設内に設けられた位置表
示装置にデータキャリアを近付けるだけで、自動的に同
じグループに属する他のすべてのグループ員の所在位置
が表示される。
【0023】このように、探索者と被探索者とをあらか
じめ特定のIDにより関連付けておくことにより、被探
索者の氏名を入力する必要がなくなり、迷い人の探索が
容易になる。
【0024】図2は、実施形態の探索システムの構成図
である。図2の探索システムは、アミューズメントパー
クなどの施設の入場者に所持される無線式のデータキャ
リア11、施設内に散在して設置された探索問合せ用の
複数のコンピュータ端末13と、同じく施設内に散在し
て設置され、固有のIDを持つ複数の基地局15とを含
む。データキャリア11は、端末13に接続されたアン
テナ12および基地局15のアンテナ16と交信するこ
とができる。
【0025】端末13は、信号変換装置14を介してネ
ットワーク19に接続され、位置表示装置としての機能
を持つ。基地局15は、信号変換装置14を介してネッ
トワーク19に接続されるか、または無線モデム17を
介してネットワーク19と交信可能になっている。電力
線モデム18は、電力線20からの電力を基地局15や
ネットワーク19に供給する。信号変換装置14は、ネ
ットワーク19上での通信に必要なデータ変換を行う装
置で、Ethernetを用いたローカルエリアネットワーク
(LAN)環境では、トランシーバに相当する。
【0026】データキャリア11の通信形態としては、
電磁結合方式、光通信方式、マイクロ波方式、電磁誘導
方式などがあり、いずれを採用するかは用途に応じて決
められる。ここでは、通信距離が比較的長いマイクロ波
方式や電磁誘導方式が望ましいと考えられる。マイクロ
波方式には、電池なしのデータキャリアと、電池内蔵の
ものとがあり、一般に、電池内蔵のデータキャリアの方
が通信距離は長い。電池内蔵のものでは、アクセス可能
な距離は数メートルまたは数十メートルに達する。
【0027】施設の入口などの入場券を発行する窓口に
は、図3に示すような発券システムが設置される。デー
タキャリア11は、持ち運びや身に付けるのに便利な構
造を持ち、小型またはカード型の形状を持つ。本実施形
態では、このようなデータキャリア11を、入場券とし
て来訪者に発行することにする。
【0028】図3の発券システムは、端末装置21、サ
ーバコンピュータ25、およびサーバ25に付随するデ
ータベース26を含む。端末装置21とサーバ25は、
信号変換装置14を介してネットワーク19に接続され
ている。端末装置21は、アンテナ22、制御部23、
クライアントコンピュータ24、およびカメラ27を含
み、データキャリア11からデータを読み取ったり、デ
ータキャリア11にデータを書き込んだりする機能を持
つ。
【0029】施設に入場する人は、入場料を支払うこと
により、データキャリア11の貸与を受け、退場の際に
それを返却する。データキャリア11の発行の際、サー
バ25は、クライアント24からの依頼に基づき、入場
者毎にユニークなIDを生成する。そして、クライアン
ト24は、サーバ25から受け取ったIDを、制御部2
3とアンテナ22を介して、非接触でデータキャリア1
1に書き込む。データベース26は、発行済のIDを保
存する。また、カメラ27は、必要に応じて、入場者の
画像を撮影することができる。
【0030】ここで、入場者が所持するデータキャリア
11に記録されたIDは、例えば、32ビットのデータ
で構成される。グループの構成員の管理方法としては、
データキャリア11自身にグループIDを書き込む方法
と、グループIDをサーバ25で管理する方法とがあ
る。
【0031】前者の場合、図4に示すように、データキ
ャリア11のIDのうち、上位24ビットをグループI
D部、下位8ビットをパーソナルID部として用い、全
体として各入場者にユニークなIDになるようにする。
このデータキャリア11は、外部からの電波による問合
せに対して、受け取ったID信号のパーソナルID部が
すべて0であった場合、その信号をグループ呼出し信号
とみなす。そして、そのID信号のグループID部が、
データキャリア11のグループIDに一致すると、デー
タキャリア11のID全体を無線により返送する。
【0032】また、後者の場合、図5に示すように、3
2ビットのユニークID全体を入場者個人のIDとして
用い、サーバ25は、同じグループに属する入場者のユ
ニークIDを1つのグループIDと関連付けて、データ
ベース26に格納する。図6は、このときデータベース
26に格納されるテーブルの例を示している。このデー
タキャリア11は、外部からの電波による問合せに対し
て、受け取ったID信号とデータキャリア内のユニーク
IDが一致すると、そのユニークIDを無線により返送
する。
【0033】グループIDをデータキャリア11に書き
込む方法では、新たな入場者に応じてグループIDを書
き換える必要がある。このため、リード/ライト可能な
データキャリアを用いなければならない。これに対し
て、グループIDをデータベース26に保存する方法で
は、データキャリア11のユニークIDを変更する必要
がない。このため、リードオンリーのデータキャリアを
用いてもよく、これによりコストを削減することができ
る。
【0034】今、図2において、入場者A、Bが同じグ
ループに属し、BがAの所在位置を探す必要が生じたも
のとする。この場合、探索者Bは、所持するデータキャ
リア11を端末13のアンテナ12に近づけることによ
り、非接触で、データキャリア11のIDを端末13に
入力する。アンテナ12は、データキャリア11を検知
するセンサの役割と、そこに記録されたデータを読み取
るリーダの役割とを果たしている。また、ここでは、図
4のタイプのユニークIDを用いているものとする。
【0035】次に、入力されたユニークIDのうちパー
ソナルID部のビットをすべて0とし、グループID部
のみをそのまま残したユニークIDが、基地局15より
施設内に無線で放送される。被探索者Aの所持するデー
タキャリア11は、自分の属するグループのグループI
Dの放送を検出すると、データキャリア11に記録され
ているユニークIDを最寄りの基地局15に返信する。
これにより、基地局15は、データキャリア11がグル
ープIDを受信したことを認識する。
【0036】被探索者AのユニークIDを受信した基地
局15は、そのID情報を基地局15の基地局IDとと
もにネットワーク19上に流す。端末13の画面上で
は、ユニークIDを受信した基地局の基地局IDから一
意に決まるエリアを、被探索者Aの所在位置として表示
する。これにより、探索者Bは、施設内でのAの現在位
置を、速やかに認識することができる。
【0037】このような探索方法によれば、実際には、
探索者を含むグループの構成員すべての所在位置が探索
されて、表示されることになる。例えば、入場者A、
B、C、Dが1つのグループを構成しているものとし、
それらのパーソナルIDをそれぞれ1、2、3、4と
し、グループIDを1とする。この場合、A、B、C、
DのユニークIDは、それぞれ11、12、13、14
となる。
【0038】そして、B、C、Dが同じ場所にいるとき
に、BがAの所在を端末13に問合せると、図7に示す
ように、B、C、DのユニークIDである12、13、
14が施設内の同じエリアに表示され、AのユニークI
Dである11のみが、異なるエリアに表示される。こう
して、Bは、Aの所在を確認することができる。
【0039】また、図5のタイプのユニークIDを用
い、A、B、C、DのユニークIDをそれぞれ1、2、
3、4とした場合は、同様にして、図8のような画面が
表示される。この場合も、B、C、DのユニークIDで
ある2、3、4が施設内の同じエリアに表示され、Aの
ユニークIDである1のみが、異なるエリアに表示され
る。
【0040】次に、図9から図14までを参照しなが
ら、グループIDをデータキャリア11に書き込む場合
のシステムの動作を詳細に説明する。
【0041】図9は、図3の端末装置21による発券処
理のフローチャートである。発券時には、まず、オペレ
ータがグループの人数Nをクライアント24に入力し
(ステップS1)、クライアント24は、N人分のユニ
ークIDの発行をサーバ25に依頼する(ステップS
2)。そして、サーバ25からIDが発行されたかどう
かを判定し(ステップS3)、発行されるまで判定を繰
り返す。
【0042】このとき、サーバ25は、グループID部
が同じで、パーソナルID部のみがそれぞれ異なるN個
のユニークIDを発行する。IDが発行されると、オペ
レータは、それらを順次N個のデータキャリア11に書
き込み(ステップS4)、処理を終了する。
【0043】次に、図10は、データキャリア11の動
作フローチャートである。データキャリア11は、常
に、外部から信号を受信したかどうかを監視しており
(ステップS11)、信号を受信すると、それがデータ
キャリア11内に記録されているIDを問合せるための
番号(ID問合せ番号)かどうかを判定する(ステップ
S12)。ここで、ID問合せ番号とは、例えば32ビ
ットがすべて0のように、あらかじめ決められた特定の
ユニークIDを意味し、図2の端末13が探索者Bのデ
ータキャリア11のIDを問合せる際に、アンテナ12
から送信される。
【0044】受信信号がID問合せ番号であれば、デー
タキャリア11は、保持しているユニークIDを送信し
て(ステップS13)、ステップS11の動作に戻る。
また、それがID問合せ番号でなければ、次に、受信し
たID信号のグループID部とデータキャリア11自身
のグループID部が一致するかどうかを判定する(ステ
ップS14)。それらが一致すれば、保持しているユニ
ークIDを送信して(ステップS13)、ステップS1
1の動作に戻り、一致しなければ、ユニークIDを送信
しない。
【0045】図10の動作によれば、データキャリア1
1は、ID問合せ番号またはそのデータキャリアが属す
るグループのグループIDを受信した場合にのみ、ユニ
ークIDを送信する。したがって、基地局15が他のグ
ループのグループIDを放送しているときは、それに応
答しない。このように、データキャリア11は、探索の
必要が生じない限り発信することはないので、データキ
ャリア11の小電力化および小型化を図ることができ
る。
【0046】次に、図11および図12は、図2の端末
13および基地局15による探索処理のフローチャート
である。端末13は、まず、被探索者の呼び出し回数を
表す制御変数Tを0とおき(図11、ステップS2
1)、アンテナ12からの信号に基づいて、探索者がデ
ータキャリア11を近づけたかどうかを判定する(ステ
ップS22)。そして、データキャリア11が検知され
ない場合は、判定を繰り返す。
【0047】データキャリア11を検知すると、アンテ
ナ12を介して、上述のID問合せ番号を送信し(ステ
ップS23)、探索者のデータキャリア11からユニー
クIDを受信したかどうかを判定する(ステップS2
4)。そして、ユニークIDを受信していない場合は、
判定を繰り返す。
【0048】ユニークIDを受信すると、探索者からグ
ループ員の所在を問合せられたものとみなす。そして、
そのパーソナルID部を0にして、グループID部のみ
を残したユニークIDを生成し(ステップS25)、そ
れを各基地局15から送信させる(ステップS26)。
【0049】各基地局15は、半径数十メートル程度の
無線エリア(基地局エリア)内のデータキャリア11と
交信することができる。そして、そのエリア内に、送信
したグループIDと同じグループIDを持つデータキャ
リア11があれば、そのデータキャリア11からユニー
クIDを受信する。
【0050】次に、端末13は、すべての基地局15が
探索結果を返したかどうかを判定し(ステップS2
7)、結果を返していない基地局15があれば、判定を
繰り返す。ここで、各基地局15は、その基地局IDと
ともに探索結果を端末13に返す。そして、すべての基
地局15が探索結果を返すと、端末13は、いずれかの
基地局15で被探索者のデータキャリア11からユニー
クIDを受信したかどうかを判定する(ステップS2
8)。
【0051】探索者のユニークIDは既に分かっている
ので、例えば、いずれかの基地局15がそれとは異なる
ユニークIDを受信していれば、被探索者のユニークI
Dを受信したものと判定される。いずれの基地局15も
被探索者のユニークIDを受信していなければ、次に、
Tをあらかじめ決められた設定値T0と比較する(ステ
ップS29)。そして、TがT0以下であれば、T=T
+1とおき(ステップS30)、ステップS26で被探
索者の再呼び出しを行う。
【0052】そして、ステップS29でTがT0を越え
ると、「探索エリア内では発見できませんでした。」と
いうメッセージを表示して(ステップS31)、処理を
終了する。ここで、探索エリアとは、すべての基地局1
5によりカバーされる領域を意味する。
【0053】いずれかの基地局15で被探索者のユニー
クIDを受信した場合、次に、複数の基地局がユニーク
IDを受信しているかどうかを判定する(図12、ステ
ップS32)。ユニークIDを受信した基地局15が1
つだけのときは、その基地局15がカバーする基地局エ
リアと、受信したユニークIDとを表示して(ステップ
S33)、処理を終了する。各基地局15の基地局エリ
アの情報は、あらかじめその基地局IDと関連付けられ
て、端末13に格納されている。
【0054】また、ユニークIDを受信した基地局15
が複数ある場合は、次に、2つ以上の基地局15が同じ
ユニークIDを受信しているかどうかを判定する(ステ
ップS34)。1つのユニークIDを2つ以上の基地局
15が受信していない場合は、各基地局15の基地局エ
リアと、受信したユニークIDとを表示して(ステップ
S35)、処理を終了する。また、1つのユニークID
を2つ以上の基地局15が受信している場合は、それら
の基地局15の基地局エリアの重複部分と、そのユニー
クIDとを表示して(ステップS36)、処理を終了す
る。
【0055】例えば、施設内の各基地局エリアは、図1
3に円で示されるように、隣接する基地局エリアが互い
に重複するように配置され、基地局からの電波が施設内
の全領域をカバーするようになっている。
【0056】被探索者Aが基地局エリア31を検出範囲
とする基地局で検出されたとき、Aはエリア31の中に
いることが分かる。また、同時に、基地局エリア32を
検出範囲とする基地局でもAが検出された場合、Aの位
置はエリア31とエリア32の両方に重複するエリア3
3の中に限定される。そこで、この重複部分33が、探
索結果として画面に表示される。
【0057】同様にして、検出する基地局の数が増える
ほど、被探索者の所在エリアが限定され、その検出精度
は高まる。図14の場合は、基地局エリア31、32、
34をそれぞれ検出範囲とする3つの基地局でAが検出
され、それらのエリアの重複部分であるエリア35が探
索結果として表示される。
【0058】次に、図15から図18までを参照しなが
ら、グループIDをデータキャリア11に書き込まず
に、サーバ25で管理する場合のシステムの動作を詳細
に説明する。
【0059】図15は、図3の端末装置21による発券
処理のフローチャートである。発券時には、まず、クラ
イアント24は、処理済の人数を表す制御変数mを0と
おき(ステップS41)、オペレータは、グループの人
数Nをクライアント24に入力した後(ステップS4
2)、データキャリア11のユニークIDをアンテナ2
2からクライアント24に入力する(ステップS4
3)。このとき、mの値は1だけインクリメントされ
る。
【0060】次に、クライアント24は、mとNを比較
して、グループとして登録すべきすべてのデータキャリ
ア11のユニークIDが入力されたかどうかを判定する
(ステップS44)。そして、mがNより小さければ、
次のデータキャリア11のユニークIDの入力を求める
メッセージを表示し、ステップS43の処理を繰り返
す。
【0061】そして、mがNに達すると、クライアント
24は、入力されたN個のユニークIDのグループ登録
をサーバ25に依頼する(ステップS45)。そして、
サーバ25から登録完了が通知されたかどうかを判定し
(ステップS46)、それが完了するまで判定を繰り返
す。
【0062】このとき、サーバ25は、クライアント2
4から受け取ったN個のユニークIDを、図6に示した
ように、1つのグループIDと関連付けてデータベース
26に格納し、データキャリア11のグループ登録を行
う。そして、グループ登録完了の通知をクライアント2
4に送り、それを受けて、クライアント24は処理を終
了する。
【0063】次に、図16は、データキャリア11の動
作フローチャートである。データキャリア11は、常
に、外部から信号を受信したかどうかを監視しており
(ステップS51)、信号を受信すると、それが前述の
ID問合せ番号かどうかを判定する(ステップS5
2)。
【0064】受信信号がID問合せ番号であれば、デー
タキャリア11は、保持しているユニークIDを送信し
て(ステップS53)、ステップS51の動作に戻る。
また、それがID問合せ番号でなければ、次に、受信し
たID信号とデータキャリア11自身のユニークIDが
一致するかどうかを判定する(ステップS54)。それ
らが一致すれば、保持しているユニークIDを送信して
(ステップS53)、ステップS51の動作に戻り、一
致しなければ、ユニークIDを送信しない。
【0065】図16の動作によれば、データキャリア1
1は、ID問合せ番号またはそのデータキャリアが保持
するユニークIDを受信した場合にのみ、ユニークID
を送信する。したがって、基地局15が他のユニークI
Dを放送しているときは、それに応答しない。
【0066】次に、図17および図18は、図2の端末
13および基地局15による探索処理のフローチャート
である。端末13は、まず、アンテナ12からの信号に
基づいて、探索者がデータキャリア11を近づけたかど
うかを判定する(図17、ステップS60)。そして、
データキャリア11が検知されない場合は、判定を繰り
返す。
【0067】データキャリア11を検知すると、アンテ
ナ12を介して、上述のID問合せ番号を送信し(ステ
ップS61)、探索者のデータキャリア11からユニー
クIDを受信したかどうかを判定する(ステップS6
2)。そして、ユニークIDを受信していない場合は、
判定を繰り返す。
【0068】ユニークIDを受信すると、探索者からグ
ループ員の所在を問合せられたものとみなす。そして、
探索者のユニークIDを検索キーとしてデータベース2
6を検索し、探索者のグループの人数Nと、そのグルー
プの全構成員のユニークIDとを取得する(ステップS
63)。ここで、n番目の構成員のユニークIDをID
(n)(n=1,2,3,...,N)とすると、ID
(n)は端末13内のバッファA(n)に格納される。
【0069】次に、端末13は、バッファA(n)を識
別する制御変数nを1とおき(ステップS64)、呼び
出し回数を表す制御変数Tを0とおいて(ステップS6
5)、A(n)に保持されているユニークIDを各基地
局15から送信させる(ステップS66)。
【0070】各基地局15は、その基地局エリア内に、
送信したユニークIDと同じIDを持つデータキャリア
11があれば、そのデータキャリア11からユニークI
Dを受信する。
【0071】次に、端末13は、すべての基地局15が
探索結果を返したかどうかを判定し(ステップS6
7)、結果を返していない基地局15があれば、判定を
繰り返す。ここで、各基地局15は、その基地局IDと
ともに探索結果を端末13に返す。そして、すべての基
地局15が探索結果を返すと、端末13は、いずれかの
基地局15でA(n)と同じユニークIDを受信したか
どうかを判定する(ステップS68)。
【0072】いずれの基地局15もそのユニークIDを
受信していなければ、次に、Tをあらかじめ決められた
設定値T0と比較する(ステップS69)。そして、T
がT0以下であれば、T=T+1とおき(ステップS7
0)、ステップS66で被探索者の再呼び出しを行う。
【0073】いずれかの基地局15でユニークIDを受
信した場合、受信したすべての基地局15の基地局ID
をバッファB(n)に書き込み(ステップS71)、n
とNを比較して、すべてのA(n)のユニークIDを放
送したかどうかを判定する(図18、ステップS7
3)。nがNより小さければ、nの値を1だけインクリ
メントし(ステップS74)、ステップS65以降の処
理を繰り返す。ステップS69でTがT0を越えると、
バッファB(n)に0を書き込み(ステップS72)、
ステップS73以降の処理を繰り返す。
【0074】ステップS73でnがNに達すると、次
に、nを再び1とおき(ステップS75)、バッファB
(n)に複数の基地局IDが書き込まれているかどうか
を判定する(ステップS76)。B(n)に複数の基地
局IDがあれば、それらの基地局がID(n)を受信し
たものとみなし、それらの基地局の基地局エリアの重複
部分と、ID(n)とを表示する(ステップS77)。
各基地局の基地局エリアの情報は、あらかじめその基地
局IDと関連付けられて、端末13に格納されている。
【0075】そして、nとNを比較して、すべてのID
(n)を表示したかどうかを判定する(ステップS7
8)。nがNより小さければ、nの値を1だけインクリ
メントし(ステップS79)、ステップS76以降の処
理を繰り返す。
【0076】ステップS76でB(n)に複数の基地局
IDがなければ、次に、B(n)に0が書き込まれてい
るかどうかを判定する(ステップS80)。B(n)の
値が0でなく、基地局IDが1つだけ書き込まれている
場合は、その基地局の基地局エリアと、ID(n)とを
表示して(ステップS81)、ステップS78以降の処
理を行う。
【0077】また、B(n)の値が0であれば、「ID
(n)は発見できませんでした。」というメッセージを
表示して(ステップS82)、ステップS78以降の処
理を行う。そして、ステップS78でnがNに達する
と、処理を終了する。
【0078】以上説明した実施形態の応用例として、端
末13の画面に探索されたグループ員の氏名を表示する
ことも可能である。例えば、図4のデータキャリア11
を用いた場合、発券時に、オペレータが各データキャリ
ア11の所持者の氏名を図3のクライアント24に入力
する。そして、サーバ25は、図19に示すように、各
グループ員の氏名とグループIDおよびパーソナルID
を関連付けたテーブルを生成し、データベース26に格
納しておく。
【0079】探索時には、図2の端末13は、図12の
ステップS33、S35、およびS36においてデータ
ベース26を検索し、受信したユニークIDの代わり
に、対応する氏名を表示する。図7に示した探索結果の
場合は、図19のテーブルに格納された氏名を用いるこ
とで、図20のような画面が表示される。これにより、
探索者Bは、被探索者Aの位置をより明確に認識するこ
とができる。ここで、A、B、C、Dは、それぞれ、1
1、12、13、14をユニークIDとするグループ員
の氏名を表す。
【0080】また、他の応用例として、端末13の画面
に探索されたグループ員の画像を表示することも可能で
ある。この場合、発券時に、入場者の承諾を得て、図3
のカメラ27がその顔写真などを撮影し、クライアント
24に入力する。そして、サーバ25は、図21に示す
ように、各グループ員の画像41、42、43、44を
データベース26に格納する。また、それらの画像の格
納領域を指すポインタとグループIDおよびパーソナル
IDを関連付けたテーブルを生成し、それをデータベー
ス26に格納しておく。
【0081】探索時には、図2の端末13は、図12の
ステップS33、S35、およびS36においてデータ
ベース26を検索し、受信したユニークIDの代わり
に、対応する画像を表示する。図7に示した探索結果の
場合は、図21のテーブルに格納されたポインタを用い
ることで、図22のような画面が表示される。これによ
り、探索者Bは、被探索者Aの位置をより明確に認識す
ることができる。ここで、画像41、42、43、44
は、それぞれ、11、12、13、14をユニークID
とするグループ員の顔写真を表す。
【0082】探索結果の画面に画像を表示する方法によ
れば、オペレータが氏名を入力する必要がないので、氏
名を表示する方法よりも発券処理が効率化され、多人数
のグループにも速やかにデータキャリア11を発行する
ことができる。また、図5のデータキャリア11を用い
た場合も、図19や図21と同様のテーブルを生成する
ことで、氏名や画像を表示することができる。
【0083】また、本実施形態において、データキャリ
ア11のグループIDを書き換えたり、データベース2
6のテーブルを書き換えたりすることで、後から遅れて
きた人を既に入場した人と同じグループに加えることも
できる。さらに、アトラクションの使用料金など、施設
内で発生した費用をグループID毎に課金して、退場時
にグループ単位で清算することも可能である。
【0084】図2の端末13、図3のクライアント2
4、およびサーバ25としては、例えば、図23に示す
ような情報処理装置(コンピュータ)が用いられる。図
23の情報処理装置は、CPU51、メモリ52、入力
装置53、出力装置54、外部記憶装置55、媒体駆動
装置56、およびネットワーク接続装置57を備え、そ
れらはバス58により互いに接続されている。
【0085】メモリ52には、処理に用いられるプログ
ラムとデータが格納される。メモリ52としては、例え
ばROM(read only memory)、RAM(random acces
s memory)等が用いられる。CPU51は、メモリ52
を利用してプログラムを実行することにより、上述した
ような探索システムの各処理を行う。
【0086】入力装置53は、例えば、キーボード、ポ
インティングデバイス、タッチパネル等であり、必要な
指示や情報の入力に用いられる。出力装置54は、例え
ば、ディスプレイやプリンタ等であり、探索結果やオペ
レータへの問い合せ事項を出力する。
【0087】外部記憶装置55は、例えば、磁気ディス
ク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク(magneto-op
tical disk)装置等である。この外部記憶装置55に、
上述のプログラムとデータを保存しておき、必要に応じ
て、それらをメモリ52にロードして使用することもで
きる。
【0088】媒体駆動装置56は、可搬記録媒体59を
駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬記録媒体5
9としては、メモリカード、フロッピー(登録商標)デ
ィスク、CD−ROM(compact disk read only memor
y )、光ディスク、光磁気ディスク等、任意のコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体が用いられる。この可搬記
録媒体59に上述のプログラムとデータを格納してお
き、必要に応じて、それらをメモリ52にロードして使
用することもできる。
【0089】ネットワーク接続装置57は、LAN(lo
cal area network)等の任意のネットワーク(回線)1
9を介して外部の装置と通信する。これにより、必要に
応じて、上述のプログラムとデータを外部の装置から受
け取り、それらをメモリ52にロードして使用すること
もできる。
【0090】図24は、図23の情報処理装置にプログ
ラムとデータを供給することのできるコンピュータ読み
取り可能な記録媒体を示している。可搬記録媒体59や
外部のデータベース60に保存されたプログラムとデー
タは、メモリ52にロードされる。そして、CPU51
は、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要
な処理を行う。また、図23の外部記憶装置55や図2
4のデータベース60は、例えば、図3のデータベース
26として用いられる。
【0091】また、図25は、データキャリア11の構
成例を示している。図25のデータキャリアは、アンテ
ナ61、制御部62、記憶部63、および電源部64を
含む。アンテナ61は、外部のアンテナとの間で信号を
送受信し、記憶部63は、図4または図5のようなユニ
ークIDを記憶する。制御部62は、アンテナ61によ
る通信を制御し、記憶部63に対するデータのリード/
ライトを行う。また、電源部64は、アンテナ61、制
御部62、および記憶部63に電源を供給する。
【0092】
【発明の効果】本発明によれば、アミューズメントパー
クなどの施設の入場者をグループ単位で管理すること
で、探索者と被探索者とがあらかじめ関連付けられる。
同じグループの構成員の探索時には、システムのセンサ
部分にデータキャリアを近づけるだけでよく、操作が簡
単化される。また、多人数のグループの場合でも、比較
的簡単な操作で発券処理を済ませることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の探索システムの原理図である。
【図2】探索システムの構成図である。
【図3】発券システムの構成図である。
【図4】第1のデータキャリアを示す図である。
【図5】第2のデータキャリアを示す図である。
【図6】第1のテーブルを示す図である。
【図7】第1の表示画面を示す図である。
【図8】第2の表示画面を示す図である。
【図9】第1の発券処理のフローチャートである。
【図10】第1のデータキャリアの動作フローチャート
である。
【図11】第1の探索処理のフローチャート(その1)
である。
【図12】第1の探索処理のフローチャート(その2)
である。
【図13】第1の重複エリアを示す図である。
【図14】第2の重複エリアを示す図である。
【図15】第2の発券処理のフローチャートである。
【図16】第2のデータキャリアの動作フローチャート
である。
【図17】第2の探索処理のフローチャート(その1)
である。
【図18】第2の探索処理のフローチャート(その2)
である。
【図19】第2のテーブルを示す図である。
【図20】第3の表示画面を示す図である。
【図21】第3のテーブルを示す図である。
【図22】第4の表示画面を示す図である。
【図23】情報処理装置の構成図である。
【図24】記録媒体を示す図である。
【図25】データキャリアの構成図である。
【符号の説明】
1 探索手段 2 記憶手段 11 データキャリア 12、16、22、61 アンテナ 13 端末 14 信号変換装置 15 基地局 17 無線モデム 18 電力線モデム 19 ネットワーク 20 電力線 21 端末装置 23、62 制御部 24 クライアントコンピュータ 25 サーバコンピュータ 26、60 データベース 27 カメラ 31、32、34 基地局エリア 33、35 重複エリア 41、42、43、44 画像 51 CPU 52 メモリ 53 入力装置 54 出力装置 55 外部記憶装置 56 媒体駆動装置 57 ネットワーク接続装置 58 バス 59 可搬記録媒体 63 記憶部 64 電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 19/00 G09B 29/00 Z 5K067 G08G 1/13 G06K 19/00 H G09B 29/00 Q H04Q 7/34 H04B 7/26 106D Fターム(参考) 2C005 MB01 MB09 NA08 NA09 SA03 SA25 TA22 2C032 HB21 HD03 5B035 AA00 BB09 BC00 CA23 5B058 CA17 KA40 YA20 5H180 AA21 BB04 BB12 CC04 CC12 5K067 AA34 BB34 CC13 DD17 EE02 EE10 EE32 JJ53 KK01 KK15 LL05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つのグループに属する複数のデータキ
    ャリアの識別情報を、該グループと関連付けて記憶する
    記憶手段と、 前記複数のデータキャリアのうちの1つのデータキャリ
    アの識別情報に基づいて、他のデータキャリアの位置を
    探索し、探索結果を出力する探索手段とを備えることを
    特徴とする探索システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、前記グループの識別情
    報を有する前記複数のデータキャリアを含むことを特徴
    とする請求項1記載の探索システム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、前記複数のデータキャ
    リアの識別情報を互いに関連付けて格納するデータベー
    ス手段を含むことを特徴とする請求項1記載の探索シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記探索手段は、前記1つのデータキャ
    リアが近づけられたことを検知して、該1つのデータキ
    ャリアの識別情報を自動的に読み取るリーダ手段を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の探索システム。
  5. 【請求項5】 前記探索手段は、前記複数のデータキャ
    リアのうち交信可能な位置にあるデータキャリアに、探
    索対象のデータキャリアの識別情報の少なくとも一部の
    データを送信する1つ以上の基地局手段を含み、該基地
    局手段から該データを受信したデータキャリアは、受信
    したデータが、該受信したデータキャリアの保持する識
    別情報の少なくとも一部と一致するとき、該保持する識
    別情報を該基地局手段に返信することを特徴とする請求
    項1記載の探索システム。
  6. 【請求項6】 前記探索手段は、前記1つ以上の基地局
    手段のうち、前記交信可能な位置にあるデータキャリア
    から識別情報を受信した基地局手段に対応するエリア
    を、前記探索結果として表示する表示手段を含むことを
    特徴とする請求項5記載の探索システム。
  7. 【請求項7】 探索者が所持するデータキャリアの識別
    情報と、被探索者が所持するデータキャリアの識別情報
    とを関連付けて記憶する記憶手段と、 前記探索者のデータキャリアの識別情報に基づいて、前
    記被探索者のデータキャリアの位置を探索し、探索結果
    を出力する探索手段とを備えることを特徴とする探索シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 探索者のデータキャリアの識別情報を入
    力し、入力された識別情報から該探索者の属するグルー
    プの識別情報を生成する入力手段と、 前記グループの識別情報を探索範囲に放送し、該グルー
    プに属する被探索者のデータキャリアから識別情報を受
    信する1つ以上の基地局手段と、 被探索者のデータキャリアから識別情報を受信した基地
    局手段の位置情報を出力する出力手段とを備えることを
    特徴とする探索システム。
  9. 【請求項9】 1つのグループに属する複数のデータキ
    ャリアの識別情報を、互いに関連付けて記憶する記憶手
    段と、 前記グループに属する探索者のデータキャリアの識別情
    報を入力し、入力された識別情報に基づいて、該グルー
    プに属する被探索者のデータキャリアの識別情報を前記
    記憶手段から取得する入力手段と、 前記記憶手段から取得した識別情報を探索範囲に放送
    し、前記被探索者のデータキャリアから識別情報を受信
    する1つ以上の基地局手段と、 被探索者のデータキャリアから識別情報を受信した基地
    局手段の位置情報を出力する出力手段とを備えることを
    特徴とする探索システム。
  10. 【請求項10】 外部からの信号に応答して、保持する
    データを返信するデータキャリアであって、 1つのグループに属する複数のデータキャリアに共通す
    る、該グループの識別情報を記憶する記憶手段と、 前記グループに属するデータキャリアの位置を探索する
    ための問合せ信号を受信する受信手段と、 前記問合せ信号に前記グループの識別情報が含まれるか
    どうかを判定する判定手段と、 前記信号に前記グループの識別情報が含まれるとき、該
    グループの識別情報を受信したことを示す信号を送信す
    る送信手段とを備えることを特徴とするデータキャリ
    ア。
  11. 【請求項11】 コンピュータのためのプログラムを記
    録した記録媒体であって、 1つのグループに属する複数のデータキャリアの識別情
    報を、該グループと関連付けて記憶する機能と、 前記複数のデータキャリアのうちの1つのデータキャリ
    アの識別情報に基づいて、他のデータキャリアの位置を
    探索する機能と、 探索結果を出力する機能とを前記コンピュータに実現さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 コンピュータのためのプログラムを記
    録した記録媒体であって、 探索者が所持するデータキャリアの識別情報と、被探索
    者が所持するデータキャリアの識別情報とを関連付けて
    記憶する機能と、 前記探索者のデータキャリアの識別情報に基づいて、前
    記被探索者のデータキャリアの位置を探索する機能と、 探索結果を出力する機能とを前記コンピュータに実現さ
    せるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  13. 【請求項13】 1つのグループに属する複数のデータ
    キャリアの識別情報を、あらかじめ該グループと関連付
    けておき、 前記複数のデータキャリアのうちの1つのデータキャリ
    アの識別情報に基づいて、他のデータキャリアの位置を
    探索し、 探索結果を出力することを特徴とする探索方法。
  14. 【請求項14】 探索者が所持するデータキャリアの識
    別情報と、被探索者が所持するデータキャリアの識別情
    報とをあらかじめ関連付けておき、 前記探索者のデータキャリアの識別情報に基づいて、前
    記被探索者のデータキャリアの位置を探索し、 探索結果を出力することを特徴とする探索方法。
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