JP3862564B2 - ディジタル式運行記録システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディジタル式運行記録システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル式運行記録計は、トラックなどの車両に搭載されて、走行距離などの各種運行データを記録するものである。この運行データは、車両の速度センサの検出値に基づいて自動的に算出され、例えばメモリカードのような記録媒体に記録される。このメモリカードを営業所に設置された読取装置で読み取ることによって、読取装置に接続されたコンピュータに自動的にデータを入力し、また、自動的に運転日報を作成するのに利用される。
【0003】
また、上述のようなディジタル式運行記録システムにおいては、車両に搭載される車載装置によって速度データや時間データ、走行距離データを取得するに際して、前記車載装置にGPS(Global Positioning System)機能を備えさせ、前記車載装置を搭載した車両の現在地や交通状況などの情報を取得し、車両を管理する事務所側から前記現在地や交通状況等に応じて走行する道順を車両に指定したり、車両が目的地まであとどれぐらいの時間を所要するか、などの判断を行ったりすることが通常行われている。
【0004】
ところで、運転日報の作成にあたっては、1日の車両の運行履歴を容易に把握するために、1日の車両運行状況を示すグラフ表示を複数通りで構成しておき、任意の表示形態でグラフ表示させている。これによって1日の運行状況全体を知りたい場合や、ある特定の時間帯の運行状況を知りたい場合など、必要に応じて適当な表示形態でグラフを表示させることが可能となり、各車両の運行状況をより厳密に知ることができる。
【0005】
図5は、従来の一般的なディジタル式運行記録システムによって作成される運行状況を示すグラフの例を示している。(A)は、一日の運行状況全体を表す24時間表示グラフであり、横軸は運行時間帯、縦軸は運行時間帯に対応した速度([km/時間])を表している。(B)は一日の運行全体のうち、8時間のみを表示した、8時間表示グラフである。これは、(A)の24時間表示グラフのうち、任意の時間帯(8時間分)を選択し、前記選択した時間帯における運行状況を画面全体にグラフとして表示するものである。
【0006】
(C)は、(B)と同様に、一日のうち任意の時間帯のうち4分間のみの運行状況をグラフ表示する4分間表示グラフを表している。これによって、ある特定の時間帯の運行状況の詳細をより厳密に知ることができる。
【0007】
一般に、本件に関わる技術の属する分野であるディジタル式運行記録システムにおいては、前述のような3通りのグラフの表示形態を表示させる機能を備えさせておくことが義務付けられている。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで近年、トラック等の運搬車両に限らず、車両走行における燃費を改善することが重要視されている。例えば燃費を悪化させるような行動としては、
(a)停車時のアイドリング
(b)発進前の空ぶかし
(c)急発進・急加速
(d)ブレーキの多用
(e)高速道路における高速走行
などが挙げられる。
【0009】
このうち、上述の(a)および(b)については運転者が意識していれば適宜行動を起こさないことは可能であるが、(c)〜(e)に関しては、運転時に注意しなければならない行動であることから、運転者が必ずしも効果的に燃費向上のための注意を払えない場合があった。
【0010】
特に、長距離運搬などに用いられるトラックなどの車両については、上述のような燃費向上についての行動を運転者が意識して行うことは非常に困難であり、燃費改善に関する運転支援を行うことが重要な事柄となってきている。
【0011】
そこで近年、特開平10−69555に記載されているように、従来の運行記録システムにおける運行状況の情報に併せて、燃料消費量の情報を記録かつ表示するような技術が用いられている。この技術では、同一時間軸について速度およびエンジン回転数についてのデータをグラフ表示し、さらに、燃料消費データをも同じグラフ内に表示することにより、速度やエンジン回転数のデータから判断される運行状況から、燃費がどのように変化していくかが一目でわかるというメリットがある。
【0012】
しかしながら、前述の技術において、燃料消費量を測定するための燃費計を搭載する必要があると同時に、どのような運行が燃費向上に支障をもたらすかを運転者に明確に伝えられないという欠点がある。後者の欠点については、例えば、速度−エンジン回転数−燃費グラフにおいて、急加速・急発進を行ったこと、および高燃費が発生したことを示すグラフを新たなグラフとして同一画面上に設けるなどといった案が出されているが、運行中の燃費改善をもたらすものとしては充分ではなかった。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記のような問題点を考慮してなされたもので、請求項1においては、車両に搭載され、前記車両の速度データ及び時間データを着脱自在のメモリカード等の記録媒体にディジタルデータとして収集かつ記録するためのディジ タル式運行記録計と、前記記録媒体に記憶させたディジタルデータを読み取り、処理するためのデータ処理装置を備えているディジタル式運行記録システムであって、さらに、
(i)走行中の車両の速度データを記憶するステップと、
(ii)ある一定時間内の速度の最高値と最低値を抽出し、その差x求めるステップと、
(iii)前記差xがあらかじめ定められた基準値Xを超えているか否かを判断するステップと、
(iv)前記差xが前記基準値Xを超えていた場合に警告を発するステップと、からなる運行状況監視プログラムを記憶した記録媒体を備えたことを特徴とするディジタル式運行記録システムを提案している。
【0014】
請求項2に記載の発明は、車両に搭載され、前記車両の速度データ及び時間データを着脱自在のメモリカード等の記録媒体にディジタルデータとして収集かつ記録するためのディジタル式運行記録計と、前記記録媒体に記憶させたディジタルデータを読み取り、処理するためのデータ処理装置を備えているディジタル式運行記録システムであって、さらに、
(i)走行中の車両の速度データを連続して記憶するステップと、
(ii)ある一定時間内の速度の最高値と最低値を抽出し、その差x求めるステップと、
(iii)前記差xがあらかじめ定められた基準値Xを超えているか否かを判断するステップと、
(iv)前記差xが基準値Xをある一定回数連続して超えているか否かを判断するステップと、
(v)前記差xが前記基準値Xを連続して超えていた場合に警告を発するステップと、からなる運行状況監視プログラムを記憶した記録媒体を備えたことを特徴とするディジタル式運行記録システムを提案している。
【0015】
請求項1または2に記載の発明において、さらに、前記運行状況監視プログラムが高速道路を走行中に自動的に作動するように設定可能であるようにしてもよい。
【0016】
また、請求項4には、請求項1ないし3に記載のディジタル式運行記録システムにおいて、少なくとも排ガス中の酸素濃度および吸気圧を測定するためのセンサを備えていることを特徴とするディジタル式運行記録システムが提案されている。
【発明の実施の形態】
【0017】
以下、本発明の実施形態について説明する。図1に、エンジン回転数を計測する手段を備えた運行記録システムの車載装置の一般的な構造を示す。図において、1は車両に搭載された車載装置で、この車載装置1は、無線装置2と、アンテナ3と、GPS(Global Positioning System)受信機4と、アンテナ5と、表示器8と、センサ群9と、運行記録計20とを備えている。センサ群9は、車両の速度やエンジンの回転数、酸素濃度、吸気圧などを計測・検出する各種センサから構成されており、その計測したデータ(ディジタルデータ)を制御部7へ送っている。
【0018】
無線装置2は、営業所などのセンターとの間で交信を行うためのもので、アンテナ3を介してデータの送受信が行われる。GPS受信機4は、通信衛星6から送られてくる緯度や経度などの位置データを、アンテナ5を介して受信する。表示器8は、液晶ディスプレイなどから構成され、車両の運転席のパネルに設けられて、各種の情報を表示する。
【0019】
ディジタル式運行記録計20は、制御部7とカード処理装置10とを含んで構成されている。制御部7には、車載装置1の全体を制御するCPU12と、運行した地域を記憶するための運行地点テーブル13が設けられている。なお、図示は省略しているが、制御部7にはこの他、プログラムを格納したROMや、データを一時的に記憶するRAM、およびインターフェイス回路などが設けられている。
【0020】
カード処理装置10は、読取機能と書込機能の両方を備えたカードリーダ・ライタから構成されている。このカード処理装置10には、カード11が挿入される。カード11は、運転者によって所持され、たとえばRAMを内蔵したメモリカードから構成される。ただし、これに限定されるものではなく、カード11として、磁気カードや光カードなどを用いることも可能である。
【0021】
図2は、本発明の一実施形態で用いるディジタル式運行記録システムを示す全体構成説明図であって、括弧内は、営業所に設置されているデータ処理装置の電気的構成を示すブロック図である。データ処理装置21は、読取装置14と、コンピュータ15と、プリンタ16とから構成され、コンピュータ15に読取装置14およびプリンタ16が接続されている。
【0022】
読取装置14は、上述のカード11に記録されたデータを読み取るためのカードリーダを備えており、この他に、出社や退社の登録を行うための登録キーや表示器などを備えている。コンピュータ15は、パーソナルコンピュータ(PC)から構成され、周知のディスプレイやキーボード、マウスなどを備えている。プリンタ16は、コンピュータ15で処理されたデータに基づいて運転日報を作成するものである。
【0023】
より詳しくは、運送トラックTが一連の作業を終えて営業所Sへ戻り、運行が終了すると、運転者は車載装置1からカード11を抜き取って、トラックから降車する。そして、営業所Sにある読取装置14へカード11を挿入し、続いて読取装置14の退社登録キーを操作して、退社登録を行う。営業所Sのデータ処理装置21では、読取装置14が読み取ったカード11のデータをコンピュータ15で処理し、車両の運行状況を示すタイムチャートデータを作成し、作成されたタイムチャートをプリンタ16で運転日報として印刷(出力)することになる。
【0024】
図3に示されているグラフは、1日の運転日報を示す運行記録データの一例であって、前述のように、24時間表示、8時間表示、12分表示等の複数の表示形態で表示することが可能である。図3の30は12分表示による運行状況を示すグラフを表している。グラフ中の30Aは車両の速度、30Bはエンジン回転数を示している。
【0025】
グラフ中の31は、運行中に急加速や急発進、ブレーキ多用を行ったことにより、速度が短時間中に激しく変化するような運転(以下、波状運転と呼ぶ)を行っているか否か、また、運行停止中にアイドリングをしているか否かを示すためのグラフであり、31Cのように実線が引かれている時間帯は波状運転を行っていることを表している。波状運転であるか否かをどのように判断するかは後述する。
【0026】
32は運行時間に対応する燃費[km/リットル]を示すグラフであり、燃費良く運転できているか否かを運転日報を見れば一目で把握できるように表示されている。33はある1日の運行状況をより詳細に知るための表示部分であり、グラフ30上部のマーカー34に指し示された時刻の速度、エンジン回転数、消費燃料(燃費)、それまでの走行距離などを示すことができる。これらの表示されているデータは、前述のセンサ群9によって検出された信号をもとに形成される。特に、燃費の算出については、単位時間あたりの酸素濃度および排気量、エンジン回転数、吸気圧、体積効率のデータより求めることが可能である。体積効率は、車両ごとに異なる固有の値であるが、おおよそ0.8程度とみなして計算することができる。排気量についても、同様に車両毎に異なる固有値であるが、各車両毎に行われている車検時のデータ等を参照し、入力して計算してもよい。
【0027】
また、35はグラフの表示形態を選択するためのボタンであり、現在は12分表示の形態が選択されていることがわかる。
【0028】
次に、運行が波状運転であることを表すグラフを表示するために、波状運転か否かを判断するフローを図4を用いて説明する。
【0029】
まず、時間軸をある一定期間(例えば1分30秒)の連続した区間に分け、区間1、2、3、....nによって運行した時間帯を表す。図4において、まず、区間内1についての速度データを連続的に取得し(STEP1)、その区間内1における最高速度V1および最低速度v1を検出する(STEP2)。次に、最低速度V1と最低速度v1の差ΔV1を計算して記憶した後(STEP3)、あらかじめ定めていた基準値V(例えば20km/h)との大小を比較する(STEP4)。
【0030】
次に、区間1と同様に、区間2についての速度データを取得し(STEP5)、同様に最高速度V2、最低速度v2を取得する(STEP6)。このV2とv2の差ΔV2を計算し、記憶させた後(STEP7)、基準値Vとの大小を比較する(STEP8)。ΔV2が基準値Vを上回っていた場合、ΔV1を読み出して再び基準値Vと大小を比較し(STEP9)、ΔV1も基準値Vを上回っていた場合、波状運転がなされていると判断し、警告音を発生させる(STEP10)。
【0031】
このように、常時区間nについての速度データを速度データ書き込み部から取得し、最高速度Vnと最低速度vnを求め、その差ΔVnと基準値Vとの大小を比較し、ΔVnが連続して(ΔVnとΔVn−1が連続して)基準値Vを上回っていた場合、波状運転と判断して警告する。図3内の区間4〜6については、最高速度と最低速度の差ΔV4〜ΔV6が基準値V(ここでは20km/h)を上回っているため、波状運転している時間帯と判断されているので、警告音が発生されるとともに、波状運転を行っている時間帯であることを示すグラフ31Cが表示されている。また、燃費グラフ32に波状運転時間帯(区間4〜6)についての燃料消費状況(グラフ32D)が示されている。
【0032】
図4の例では、連続した2区間について、最高速度と最低速度の差が基準値Vを上回った場合に波状運転と判断していたが、これは設定によって3回連続で上回った場合、4回連続で上回った場合などに警告音が発せられるように適宜変更可能であることは言うまでもない。また通常、これらの変更は、運行管理を行う管理者によって設定される。また、基準値Vの数値についても同様に、運行管理を行う者が予め必要に応じた値によって設定することが可能である。
【0033】
本発明の主たる目的である燃費改善をもたらす運転支援という観点において、より最適な実施例を以下に説明する。例えば、図4に説明したような速度差の検出は、信号などによる停止地点が頻繁にあるような一般道路の場合には、大きな効果が得られない。なぜなら、一般道路を走行する場合、信号などによる停止が一定時間(例えば3分間)の区間に繰り返し行わざるをえないのが通常であって、このような場合、ほとんど全ての区間について波状運転と検知してしまうからである。
【0034】
ゆえに、本発明の効果は、信号等による停止をする必要がない高速道路などの特定の道路における運行について、より有効であると言える。その為に、通常の道路を走行する場合においては前述の波状運転検知プログラムはOFFの状態で、高速道路へと走行する道路が変更された時点で、前述の波状運転検知プログラムがOFFからONになることが好ましい。このプログラムの切換えは、手動で行っても構わないが、自動的に切り替わる方がより運転者にとっての負担をなくすことになり、また、プログラムを動作し忘れるという事態を未然に防ぐことができる。図3内のグラフ31におけるグラフ31C’は、高速道路を走行している時間帯を表している。
【0035】
前述のようなプログラムの自動切換えについては、高速道路に入った時点および高速道路を出た時点を検知する必要がある。そのための手法は多々考えられるが、例えばGPS(Global Positioning System)などから得られる地図データから、現在走行している道路の種別を判断させ、高速道路での走行が開始された時点で前記波状運転検知プログラムをONにしてもよい。また、あらかじめ記録媒体内に走行地図データを記憶させておき、現在走行している道路が高速道路になったと判断した時点で前記波状運転検知プログラムをONにしてもよい。手動でこのようなプログラムの切換えを行う場合においては、車載装置のディスプレイや本体にON/OFFスイッチに相当するものを予め設けておき、高速道路を走行する直前に運転者がそのスイッチを押すという手法も考えられる。
【0036】
【発明の効果】
以上に記載した本発明によれば、現在行っている運行が燃費向上に支障をもたらすか否かを運転者に明確に伝えることができ、特に高速道路等の特定の道路を走行する場合において燃費改善に大きく貢献することが可能である。また、燃料消費量を測定するための燃費計を車両に搭載する必要がなくなり、ハードウェアの構成が比較的安易なものになり、装置のコストダウンが期待できるという効果をも期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態で用いる車載装置を示す全体構成説明図である。
【図2】本発明の一実施形態で用いるディジタル式運行記録システムを示す全体構成説明図である。
【図3】実施例において、各種センサから取得した情報に基づいて波状運転を検出した結果を示すグラフの一例である。
【図4】本発明において、各種センサから取得した情報に基づいて波状運転を検出するためのフローチャートの一例である。
【図5】従来の一般的なディジタル式記録システムによって作成される運行状況を示すグラフの例を示す図である。
【符号の説明】
1…車載装置、2…無線装置、4…GPS受信機、6…通信衛星、7…制御部、10…カード処理装置、11…カード、12…CPU、13…運行地点テーブル、14…読取装置、15…コンピュータ、17…無線装置、20…ディジタル式運行記録計、S…営業所、T…運送トラック
Claims (4)
- 車両に搭載され、前記車両の速度データ及び時間データを着脱自在のメモリカード等の記録媒体にディジタルデータとして収集かつ記録するためのディジタル式運行記録計と、前記記録媒体に記憶させたディジタルデータを読み取り、処理するためのデータ処理装置を備えているディジタル式運行記録システムであって、さらに、
(i)走行中の車両の速度データを記憶するステップと、
(ii)ある一定時間内の速度の最高値と最低値を抽出し、その差x求めるステップと、
(iii)前記差xがあらかじめ定められた基準値Xを超えているか否かを判断するステップと、
(iv)前記差xが前記基準値Xを超えていた場合に警告を発するステップと、からなる運行状況監視プログラムを記憶した記録媒体を備えたことを特徴とするディジタル式運行記録システム。 - 車両に搭載され、前記車両の速度データ及び時間データを着脱自在のメモリカード等の記録媒体にディジタルデータとして収集かつ記録するためのディジタル式運行記録計と、前記記録媒体に記憶させたディジタルデータを読み取り、処理するためのデータ処理装置を備えているディジタル式運行記録システムであって、さらに、
(i)走行中の車両の速度データを連続して記憶するステップと、
(ii)ある一定時間内の速度の最高値と最低値を抽出し、その差x求めるステップと、
(iii)前記差xがあらかじめ定められた基準値Xを超えているか否かを判断するステップと、
(iv)前記差xが基準値Xをある一定回数連続して超えているか否かを判断するステップと、
(v)前記差xが前記基準値Xを連続して超えていた場合に警告を発するステップと、からなる運行状況監視プログラムを記憶した記録媒体を備えたことを特徴とするディジタル式運行記録システム。 - 請求項1または2に記載のディジタル式運行記録システムであって、前記運行状況監視プログラムが高速道路を走行中に自動的に作動するように設定可能であることを特徴とするディジタル式運行記録システム。
- 請求項1ないし3に記載のディジタル式運行記録システムであって、さらに、少なくとも排ガス中の酸素濃度および吸気圧を測定するためのセンサを備えていることを特徴とするディジタル式運行記録システム。
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