JP3862418B2 - 画像復号化方法および装置並びに画像復号化方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像復号化方法および装置並びに画像復号化方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、階層化されて符号化された符号化画像データを階層毎にプログレッシブに復号化する画像復号化方法および装置並びに画像復号化方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像データの保存形式としては、JPEG、GIF、TIFF等種々の形式が存在するが、近年画像データを解像度または濃度分解能毎に階層的に分解し、各階層毎のデータ(階層データ)を符号化して圧縮保管する形式が提案されている。この保存形式は、具体的には画像データをウェーブレット変換等により複数の解像度毎あるいは濃度分解能毎の階層データに分解し、この分解された各解像度あるいは各濃度分解能毎の階層データを階層順に符号化して1つのファイルとして圧縮して保管するものである。
【0003】
この保存方式は以下のような特徴を有する。
【0004】
(1)従来のJPEGで用いられているDCT(Digital Cosine Transfer)方式のように、画像データをブロック毎に処理していないため、ブロック歪みのようなアーチファクトが生じない。
【0005】
(2)画像データが階層的に符号化されているため、画像データの転送の際に必要な解像度の情報のみを転送すればよく、効率的な画像転送が可能となる。
【0006】
(3)画像データが多重解像度あるいは多重濃度分解能に分解されているため、周波数強調処理等種々の画像処理を比較的簡単に行うことができる。
【0007】
(4)多重解像度解析による色空間と周波数との同時分解が可能であり、符号化効率に大きく影響を与える低周波数領域に対しては広い範囲で直交変換を行い、高周波領域に対しては狭い範囲で直交変換が可能となるため、画像中のエッジ周辺部に量子化ノイズが発生しても、その色空間的広がりを抑えることができる。このため、ノイズが知覚されにくい。
【0008】
一方、上述した階層型の保存形式のファイルのように、画像が階層化されて保管された画像データ(以下符号化画像データとする)をモニタ等に表示する場合に、低解像度あるいは低濃度分解能(以下解像度で代表させる)のデータから高解像度のデータまで順次階層毎に復号化し、復号化された低解像度のデータから順次画像をモニタに再生することが行われている。これはプログレッシブ転送(再生する場合はプログレッシブ再生)と称されており、プログレッシブ転送されるデータをモニタに表示すると、まず低解像度の画像全体が表示され、その後転送されるデータの解像度が高くなるにつれて低解像度のぼやけた画像から徐々に鮮明な画像となるように再生されることとなる。
【0009】
図7は符号化画像データを復号化してモニタに表示する画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、図7には後述する説明において使用する符号のみを示す。符号化画像データは、RGB色空間からなるオリジナル画像データをYCC色空間(輝度色差色空間)に色変換し、色変換された画像データをウェーブレット変換により多重解像度の階層データに変換し、さらに階層データを階層順に符号化することにより得られる。
【0010】
このようにして得られた符号化画像データは以下のようにして復号化され、プログレッシブ再生される。まず、符号化画像データのうち最低解像度の階層データLL2′を復号器31において復号化し、復号階層データLL2を得、この復号階層データLL2を第1の画像メモリ32に記憶する。次に復号階層データLL2を色変換器34において下記の式(1)によりYCC色空間からRGB色空間に色変換して復号階層データLL2(RGB)を得、この復号階層データLL2(RGB)を第2の画像メモリ35に記憶するとともに、モニタ36に表示する。
【0011】
R=Y+1.040200*Cr−0.70100
G=Y−0.34414*Cb−0.71414*Cr+0.52914 (1)
B=Y+1.77200*Cr-0.88600
次に階層データLL2の次の解像度の階層データとの差分データである階層データHH1′,HL1′,LH1′を復号器31により復号化し、復号階層データHH1,HL1,LH1を得る。この状態においては、図8に示すように符号化画像データにおける斜線部分のデータを復号化したこととなる。そして、第1の画像メモリ32に記憶されている復号階層データLL2と復号階層データHH1,HL1,LH1とを用いて、逆ウェーブレット変換器33において下記の式(2)により逆ウェーブレット変換を行って、復号階層データLL2の次の解像度の復号階層データLL1を得る。
【0012】
LL1={LL2*v(x)+LH1*h(x)}*v(y)+{HL1*v(x)+HH1*h(x)}*h(y) (2)
但し、h()、v()はウェーブレット基底
そして、復号階層データLL1を復号階層データLL2に代えて第1の画像メモリ32に記憶し、さらに、色変換器34において上記式(1)により復号階層データLL1をRGB色空間に色変換して復号階層データLL1(RGB)を得、この復号階層データLL1(RGB)を復号階層データLL2(RGB)に代えて第2の画像メモリ35に記憶するとともにモニタ36に表示する。そして、上記処理を、階層の数だけ繰り返してオリジナル画像データをプログレッシブ再生しつつ復元する。
【0013】
一方、画像データを濃度分解能毎に階層化して符号化画像データを作成した場合は以下のようにして復号化が行われる。図9は符号化画像ファイルを復号化してモニタに表示する画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図である。なお、図9には後述する説明において使用する符号のみを示す。この場合、符号化画像データは、RGB色空間からなるオリジナル画像データをYCC色空間(輝度色差色空間)に色変換し、色変換された画像データをウェーブレット変換により多重解像度の階層データに変換し、さらに階層データをビットプレーンに展開し、ビットプレーン毎に階層化して符号化することにより得られる。ここで、画像データが8ビットの場合、第1から第8までの8つのビットプレーンが得られることとなる。
【0014】
このようにして得られた符号化画像データは以下のようにして復号化され、プログレッシブ再生される。まず、符号化画像データのうち第1ビットプレーンの全階層データをウェーブレット復号器41において復号化するとともに、逆ウェーブレット変換を施すことにより第1ビットプレーンの復号階層データK1を得、第1の画像メモリ42に記憶する。ここで、オリジナル画像データが8ビット(0−255)の場合、復号階層データK1は0−127の値は0、128−255の値は128となる2値データとなっている。次に、復号階層データK1を色変換器44において上記式(1)によりYCC色空間からRGB色空間に色変換して復号階層データK1(RGB)を得、この復号階層データK1(RGB)を第2の画像メモリ45に記憶するとともに、モニタ46に表示する。
【0015】
次に第2ビットプレーンの全階層データを復号化するとともに逆ウェーブレット変換して第2ビットプレーンの復号階層データK2′を得る。そして、ビットプレーン合成器43において、第1の画像メモリ42に記憶されている復号階層データK1と復号階層データK2′とを加算して復号階層データK2を得る。ここで、復号階層データK2は0−63の値が0、64−127の値が64、128−191の値が128、128−255の値が192となる4値画像となっている。この復号画像データK2は復号画像データK1に代えて第1の画像メモリ42に記憶され、さらに上記式(1)によりYCC色空間からRGB色空間に色変換されて復号階層データK2(RGB)が得られる。そしてこの復号階層データK2(RGB)を第2の画像メモリ45に記憶するとともにモニタ46に表示する。そして、上記処理を、ビットプレーンの数だけ繰り返してオリジナル画像データをプログレッシブ再生しつつ復元する。
【0016】
このように、符号化画像データが解像度あるいは濃度分解能により階層化されている場合は、各階層毎にデータを復号化してオリジナルの画像を解像度あるいは濃度分解能毎にプログレッシブ再生することができる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、各階層毎のデータを復号化することによりプログレッシブ再生される画像がRGB色空間の画像であるのに対して、符号化画像データはYCC色空間に変換されて保管されているため、次段の階層データを復号化するためには前段の階層におけるYCC色空間の階層データを画像メモリに記憶しておく必要があり、その結果装置の構成部品が多くなり、装置の構成が複雑なものとなる。
【0018】
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、簡易な構成により符号化画像データを復号化できる画像復号化方法および装置並びに画像復号化方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像復号化方法は、所定の色空間により表される画像データを他の色空間に色変換し、該他の色空間により表される画像データを画像品質が異なる複数の階層データであって、各階層データがその階層の画像と前段の階層の画像との差分データからなる階層データに分解し、該複数の階層データを階層順に符号化することにより得られる符号化画像データを、前記階層順にプログレッシブに復号化する画像復号化方法であって、
第1階層の階層データを復号化し、かつ前記所定の色空間に逆色変換して第1画像品質の第1復元画像データを得る第1の処理を行い、
前記第1階層の次段の第2階層データを復号化し、かつ前記所定の色空間に逆色変換して復元差分データを得る第2の処理を行い、
前記第1復元画像データおよび前記復元差分データに基づいて第2画像品質の第2復元画像データを得る第3の処理を行い、
前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとし、前記第2階層の次段の階層データを新たな第2階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低画像品質の画像に対応する階層データから最高画像品質の画像に対応する階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得ることを特徴とするものである。
【0020】
ここで、第1の画像品質と第2の画像品質とでは第2の画像品質の方が高品質となるものである。また、第1階層と第2階層とでは、第2階層の方が高品質の画像を再現可能なものである。
【0021】
また、最終的な復元画像データとは、最高画像品質の画像を再生可能な画像データのことである。
【0022】
さらに、「各階層データがその階層の画像と前段の階層の画像との差分データからなる」とは、ある階層の階層データが、その階層に対応する画像品質の画像を表す画像データと、次段の階層に対応する画像品質の画像を表す画像データとの差分データからなることをいう。したがって、ある階層の階層データと次段の階層の階層データからは、次段の階層に対応する画像品質の画像を表す画像データが得られる。
【0023】
本発明による画像復号化装置は、所定の色空間により表される画像データを他の色空間に色変換し、該他の色空間により表される画像データを画像品質が異なる複数の階層データであって、各階層データがその階層の画像と前段の階層の画像との差分データからなる階層データに分解し、該複数の階層データを階層順に符号化することにより得られる符号化画像データを、前記階層順にプログレッシブに復号化する画像復号化装置であって、
第1階層の階層データを復号化し、かつ前記所定の色空間に逆色変換して第1画像品質の第1復元画像データを得る第1の処理を行う手段と、
前記第1階層の次段の第2階層データを復号化し、かつ前記所定の色空間に逆色変換して復元差分データを得る第2の処理を行う手段と、
前記第1復元画像データおよび前記復元差分データに基づいて第2画像品質の第2復元画像データを得る第3の処理を行う手段と、
前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとし、前記第2階層の次段の階層データを新たな第2階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低画像品質の画像に対応する階層データから最高画像品質の画像に対応する階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得るように前記各手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0024】
なお、本発明においては、前記画像品質が画像の解像度および/または画像の濃度分解能であることが好ましい。
【0025】
また、本発明による画像復号化方法をコンピュータに実行させるためのプログラムをコンピュータ読取り可能な記録媒体に記録して提供してもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、第1階層の階層データを復号化するとともに所定色空間の階層データに逆色変換して第1復元画像データを得、次段の第2階層データについても同様に復号化するとともに所定色空間の階層データに逆色変換して第1階層の画像品質の画像と第2階層の画像品質の画像との差分である復元差分データを得る。次いで、第1復元画像データおよび復元差分データに基づいて、第2画像品質の第2復元画像データを得る。そして、この処理を符号化画像データにおける最低画像品質の画像に対応する階層データから最高画像品質の画像に対応する階層データまでプログレッシブに繰り返し行うことにより、最終的な復元画像データを得る。このように、本発明によれば、第2画像品質の第2復元画像データを用いるのみで次段の階層データとともに次段の画像品質の復元画像データを得ることができるため、次段の階層データを復号化するためには第2復元画像データを記憶するのみでよく、上記従来技術のように他の色空間の復元画像データを記憶しておく必要がなくなり、メモリ量を少なくして装置の構成を簡易なものとすることができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
【0028】
図1は本発明の第1の実施形態による画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、第1の実施形態による画像復号化装置は、符号化画像データS0を各階層データ毎に復号化する復号器1と、復号器1により復号化された階層データをYCC色空間からRGB色空間に色変換する色変換器2と、色変換器2により色変換された階層データを逆ウェーブレット変換する逆ウェーブレット変換器3と、逆ウェーブレット変換された階層データを記憶する画像メモリ4と、復号化される画像をプログレッシブ再生するモニタ5とからなる。
【0029】
符号化画像データS0は具体的には以下のようにして各階層毎の階層データに分解されて保管されている。まず図2(a)に示すように、オリジナル画像データがRGB色空間からYCC色空間に変換され、さらに図2(b)に示すようにYCC色空間の画像データがウェーブレット変換されて複数の解像度毎の4つのデータLL1、HL0、LH0およびHH0に分解される。ここで、データLL1は画像の縦横を1/2に縮小した画像を表し、データHL0、LH0およびHH0はそれぞれ縦エッジ、横エッジおよび斜めエッジ成分の画像を表すものとなる。そして、図2(c)に示すようにデータLL1をさらにウェーブレット変換して4つのデータLL2、HL1、LH1およびHH1を得る。ここで、データLL2はデータLL1の縦横をさらに1/2に縮小した画像を表すものとなり、データHL1、LH1およびHH1はそれぞれデータLL1の縦エッジ、横エッジおよび斜めエッジ成分の画像を表すものとなる。そして、ウェーブレット変換を行う毎に得られるデータLLに対してウェーブレット変換を所望とする回数繰り返して、複数の解像度毎のデータを得る。その後、図2(d)に示すように、各解像度毎のデータを符号化し、符号化されたデータを符号化画像データS0として1つのファイルに記録して圧縮保管するものである。
【0030】
次いで、第1の実施形態の動作について説明する。図3は第1の実施形態による画像復号化装置において行われる処理を示すフローチャートである。まずステップS1において、符号化画像データS0における最低解像度の階層データ(本実施形態においてはLL2)を復号器1に入力して復号化し(ステップS2)、さらに色変換器2において下記の式(1)に基づいてYCC色空間からRGB色空間に色変換して(ステップS3)復元画像データLL2(RGB)を得る。この復元画像データLL2(RGB)は逆ウェーブレット変換されることなく画像メモリ4に記憶され(ステップS4)、モニタ5において再生される(ステップS5)。
【0031】
R=Y+1.040200*Cr−0.70100
G=Y−0.34414*Cb−0.71414*Cr+0.52914 (1)
B=Y+1.77200*Cr-0.88600
次に、ステップS6において、最低解像度の次の解像度における階層データ(本実施形態ではHH1,HL1,LH1)が復号器1に入力されて復号化され(ステップS7)、色変換器2においてYCC色空間からRGB色空間に色変換されて復元データHH1(RGB),HL1(RGB),LH1(RGB)が得られる(ステップS8)。そして、ステップS9において、画像メモリ4に記憶されている復元画像データLL2(RGB)と復元データHH1(RGB),HL1(RGB),LH1(RGB)とを用いて下記の式(2)により逆ウェーブレット変換器3において逆ウェーブレット変換を行い、復元画像データLL1を得る。
【0032】
LL1={LL2*v(x)+LH1*h(x)}*v(y)+{HL1*v(x)+HH1*h(x)}*h(y) (2)
但し、h()、v()はウェーブレット基底
この復元画像データLL1(RGB)は復元画像データLL2(RGB)に代えて画像メモリ4に記憶され(ステップS10)、モニタ5において再生される(ステップS11)。ここで、復元画像データLL1(RGB)により表される画像は、復元画像データLL2(RGB)により表される画像よりも高解像度であるため、モニタ5には徐々に高解像度となるように画像がプログレッシブ再生されることとなる。
【0033】
そして、ステップS12において最高解像度の階層データが復号化されたか否かが判断され、ステップS12が否定された場合はステップS6に戻り、ステップS6からステップS12の処理を繰り返し、各階層の画像データを復号化して画像をプログレッシブ再生する。ステップS12が肯定された場合は、全ての階層データを復号化したものとして処理を終了する。
【0034】
ここで、上記図7に示す従来の画像復号化装置において行われる処理と第1の実施形態において行われる処理との数値的な差異について説明する。従来の画像復号化装置においては、下記の式(3.1)に示すように、階層データをYCC色空間において逆ウェーブレット変換し、その後式(3.2)に示すようにRGB色空間に色変換する。なお、以降の式においては、上記式(1)において使用した係数を使用するものとする。また、使用する係数において、小数点以下の最終桁および最終桁から1つ前の桁における0は省略している。また、以降の説明において、YCC色空間のデータには階層データを表す符号にY,Cb,Crを付与し、RGB色空間のデータには階層データを表す符号にR,G,Bをそれぞれ付与するものとする。
【0035】
【数1】
Figure 0003862418
第1の実施形態において行われる処理では、下記の式(4.1)〜(4.5)に示すように、階層データをYCC色空間からRGB色空間に色変換した後に逆ウェーブレット変換する。なお、式(4.5)においては、式(3.2)において得られるLL1R,LL1G,LL1Bと区別するため、LL1R,LL1G,LL1Bに′(ダッシュ)を付与している。
【0036】
【数2】
Figure 0003862418
ここで、YCC色空間からRGB色空間への色変換は、式(1)に示すようにY,Cb,CrおよびR,G,Bの各色間を跨る行列演算となるため、変換の順序を変更することができない。これに対して逆ウェーブレット変換は行列演算ではなく、単一の色の信号に対してウェーブレット基底h()およびv()という関数を用いた演算である。したがって、変換の順序を変更することができる。
【0037】
式(3.2)に式(3.1)を代入すると下記の式(3.3)となる。
【0038】
【数3】
Figure 0003862418
3×3の行列をAに置き換えて式(3.3)を変形すると下記の式(3.4)となる。
【0039】
【数4】
Figure 0003862418
一方、式(4.1)〜(4.4)を変形すると下記の式(4.1′)〜(4.4′)となる。
【0040】
【数5】
Figure 0003862418
式(4.1′)〜(4.4′)を式(3.4)に代入し、定数項を除くと下記の式(3.5)となる。
【0041】
【数6】
Figure 0003862418
ここで、定数項は式(3.6)となる。
【0042】
【数7】
Figure 0003862418
ウェーブレット規定の性質より、v(x)、v(y)の積分値=1、h(x)、h(y)の積分値=0であることから、
v(x)*v(y)=1,h(x)*v(y)=0,v(x)*h(y)=0,h(y)*h(y)=0
であるため、定数項=0となる。これにより、式(3.5)と式(4.5)が一致することとなる。
【0043】
したがって、YCC色空間からRGB色空間への変換を逆ウェーブレット変換の前に行っても後に行っても、得られる結果は数学的に等価なものとなる。
【0044】
このように、第1の実施形態においては、RGB色空間に変換した復元画像データを画像メモリ4に記憶するのみで、次段の階層データとともに次段の解像度の復元画像データを得ることができるため、上記従来技術のようにYCC色空間の復元画像データを記憶しておく必要がなくなり、メモリ量を少なくして装置の構成を簡易なものとすることができる。
【0045】
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図4は本発明の第2の実施形態による画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図である。第2の実施形態による画像復号化装置は、濃度分解能毎に階層化されて符号化された符号化画像データS0を復号化する装置であり、符号化画像データS0をビットプレーン毎に復号化するとともにそのビットプレーンの復元画像データを得るウェーブレット復号器11と、ウェーブレット復号器11において得られた復元画像データをYCC色空間からRGB色空間に色変換する色変換器12と、色変換器2により色変換された復元画像データを合成するビットプレーン合成器13と、合成された復元画像データを記憶する画像メモリ14と、復号化される画像をプログレッシブ再生するモニタ15とからなる。
【0046】
符号化画像データS0は具体的には以下のようにして各階層毎の階層データに分解されて保管されている。まず図5(a)に示すように、画像データSがRGB色空間からYCC色空間に変換され、さらに図2に示すウェーブレット変換と同様にウェーブレット変換を行う毎に得られるデータLLに対してウェーブレット変換を所望とする回数繰り返して、複数の解像度毎のデータを得る(図5(b))。その後、図5(c)に示すように、各解像度毎のデータをビットプレーンに展開して符号化し、符号化されたデータを符号化画像データS0として1つのファイルに記録して圧縮保管するものである。ここで、画像データSが8ビットのデータの場合、ビットプレーンは8つ存在することとなる。
【0047】
次いで、第2の実施形態の動作について説明する。図6は第1の実施形態による画像復号化装置において行われる処理を示すフローチャートである。まずステップS21において、符号化画像データS0における最低濃度分解能の階層データ(本実施形態では第1ビットプレーン)をウェーブレット復号器11に入力して復号化するとともに全ての解像度の階層データについて逆ウェーブレット変換を行い(ステップS21)、さらに色変換器22において上記式(1)に基づいてYCC色空間からRGB色空間に色変換して(ステップS22)復元画像データK1(RGB)を得る。この復元画像データK1(RGB)はビットプレーン合成されることなく画像メモリ14に記憶され(ステップS23)、モニタ15において再生される(ステップS24)。
【0048】
次に、ステップS25において、最低濃度分解能の次の濃度分解能における階層データ(本実施形態では第2ビットプレーン)をウェーブレット復号器11において復号化するとともに、全ての解像度の階層データについて逆ウェーブレット変換を行い(ステップS25)、ステップS26においてYCC色空間からRGB色空間に色変換して復元データK2′(RGB)を得る。そして、ビットプレーン合成器13において、画像メモリ14に記憶されている復元画像データK1(RGB)と復元データK2′(RGB)とを加算してビットプレーン合成し、復元画像データK2(RGB)を得る(ステップS27)。復元画像データK2は復元画像データK1に代えて画像メモリ14に記憶され(ステップS28)、モニタ15において再生される(ステップS29)。ここで、復元画像データK2により表される画像は、復元画像データK1により表される画像よりも高濃度分解能であるため、モニタ15には徐々に濃度分解能が高くなるように画像がプログレッシブ再生されることとなる。
【0049】
そして、ステップS30において最高濃度分解能の階層データが復号化されたか否かが判断され、ステップS30が否定された場合はステップS25に戻り、ステップS25からステップS30の処理を繰り返して、濃度分解能毎に画像をプログレッシブ再生する。ステップS30が肯定された場合は、全ての階層データを復号化したものとして処理を終了する。
【0050】
ここで、ビットプレーンの合成は単純な加算であるため、YCC色空間からRGB色空間への変換をビットプレーン合成の前で行っても後で行っても得られる結果は数学的には等価なものとなる。
【0051】
このように、第2の実施形態においては、RGB色空間に変換した復元画像データを画像メモリ14に記憶するのみで、次段の濃度分解能の復元画像データを得ることができるため、上記従来技術のようにYCC色空間の復元画像データを記憶しておく必要がなくなり、メモリ量を少なくして装置の構成を簡易なものとすることができる。
【0052】
なお、上記第1の実施形態においては解像度毎に、第2の実施形態においては濃度分解能毎にプログレッシブ再生を行っているが、解像度と濃度分解能とを同時にプログレッシブ再生するようにしてもよい。この場合、図5に示すように符号化された符号化画像データS0を使用し、低解像度の階層データをビットプレーン毎にプログレッシブ再生し、低解像度の画像が復元された後、次の解像度の階層データをビットプレーン毎にプログレッシブ再生して最終的な復元画像をプログレッシブ再生するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態による画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図
【図2】 画像データをウェーブレット変換して解像度毎に符号化する状態を示す図
【図3】 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート
【図4】 本発明の第2の実施形態による画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図
【図5】 画像データをウェーブレット変換して濃度分解能毎に符号化する状態を示す図
【図6】 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート
【図7】 従来の画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図(その1)
【図8】 復号化された符号化画像データを示す図
【図9】 従来の画像復号化装置の構成を示す概略ブロック図(その2)
【符号の説明】
1 復号器
2,12 色変換器
3 逆ウェーブレット変換器
4,14 画像メモリ
5,15 モニタ
11 ウェーブレット復号器
13 ビットプレーン合成器

Claims (6)

  1. RGB色空間により表される画像データをYCC色空間に色変換し、該YCC色空間により表される画像データを解像度が異なる複数の階層データであって、最低解像度の画像に対応する最低階層以外の階層の各階層データがその階層のエッジ成分を表す差分データからなり、該最低階層の階層データが前記画像データにより表される画像を縮小した画像を表す縮小画像データからなる階層データに分解し、該複数の階層データを階層順に符号化することにより得られる符号化画像データを、前記階層順にプログレッシブに復号化する画像復号化方法であって、
    前記最低階層を第1階層として、該第1階層の階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第1解像度の画像を表す第1復元画像データを得、該第1復元画像データをメモリに記憶する第1の処理を行い、
    前記第1階層の次段の第2階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して復元差分データを得る第2の処理を行い、
    前記第1復元画像データおよび前記復元差分データに基づいて第2解像度の画像を表す第2復元画像データを得る第3の処理を行い、
    前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとして前記メモリに記憶し、前記第2階層の次段の階層データを新たな第2階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低解像度の画像に対応する階層の階層データから最高解像度の画像に対応する階層の階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得ることを特徴とする画像復号化方法。
  2. RGB色空間により表される画像データをYCC色空間に色変換し、該YCC色空間により表される画像データを解像度が異なる複数の階層データに分解し、該複数の階層データのそれぞれを前記画像データのビット数に応じた濃度分解能が異なる複数のビットプレーンに展開し、ビットプレーン単位で前記階層データを符号化することにより得られる符号化画像データを、前記濃度分解能が低い順にプログレッシブに復号化する画像復号化方法であって、
    前記最低濃度分解能を第1ビットプレーンとして、該第1ビットプレーンのすべての階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第1濃度分解能の画像を表す第1復元画像データを得、該第1復元画像データをメモリに記憶する第1の処理を行い、
    前記第1ビットプレーンの次に濃度分解能が高い第2ビットプレーンのすべての階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第2復元データを得る第2の処理を行い、
    前記第1復元画像データおよび前記第2復元データをビットプレーン合成して前記第2ビットプレーンまで復号化した画像を表す第2復元画像データを得る第3の処理を行い、
    前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとして前記メモリに記憶し、前記第2ビットプレーンの次に濃度分解能が高いビットプレーンの階層データを新たな第2ビットプレーンの階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低濃度分解能の画像に対応するビットプレーンの階層データから最高濃度分解能の画像に対応するビットプレーンの階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得ることを特徴とする画像復号化方法。
  3. RGB色空間により表される画像データをYCC色空間に色変換し、該YCC色空間により表される画像データを解像度が異なる複数の階層データであって、最低解像度の画像に対応する最低階層以外の階層の各階層データがその階層のエッジ成分を表す差分データからなり、該最低階層の階層データが前記画像データにより表される画像を縮小した画像を表す縮小画像データからなる階層データに分解し、該複数の階層データを階層順に符号化することにより得られる符号化画像データを、前記階層順にプログレッシブに復号化する画像復号化装置であって、
    前記最低階層を第1階層として、該第1階層の階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第1解像度の画像を表す第1復元画像データを得、該第1復元画像データをメモリに記憶する第1の処理を行う手段と、
    前記第1階層の次段の第2階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して復元差分データを得る第2の処理を行う手段と、
    前記第1復元画像データおよび前記復元差分データに基づいて第2解像度の画像を表す第2復元画像データを得る第3の処理を行う手段と、
    前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとして前記メモリに記憶し、前記第2階層の次段の階層データを新たな第2階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低解像度の画像に対応する階層の階層データから最高解像度の画像に対応する階層の階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得るように前記各手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
  4. RGB色空間により表される画像データをYCC色空間に色変換し、該YCC色空間により表される画像データを解像度が異なる複数の階層データに分解し、該複数の階層データのそれぞれを前記画像データのビット数に応じた濃度分解能が異なる複数のビットプレーンに展開し、ビットプレーン単位で前記階層データを符号化することにより得られる符号化画像データを、前記濃度分解能が低い順にプログレッシブに復号化する画像復号化装置であって、
    前記最低濃度分解能を第1ビットプレーンとして、該第1ビットプレーンのすべての階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第1濃度分解能の画像を表す第1復元画像データを得、該第1復元画像データをメモリに記憶する第1の処理を行う手段と、
    前記第1ビットプレーンの次に濃度分解能が高い第2ビットプレーンのすべての階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第2復元データを得る第2の処理を行う手段と、
    前記第1復元画像データおよび前記第2復元データをビットプレーン合成して前記第2ビットプレーンまで復号化した画像を表す第2復元画像データを得る第3の処理を行う手段と、
    前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとして前記メモリに記憶し、前記第2ビットプレーンの次に濃度分解能が高いビットプレーンの階層データを新たな第2ビットプレーンの階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低濃度分解能の画像に対応するビットプレーンの階層データから最高濃度分解能の画像に対応するビットプレーンの階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得るように前記各手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像復号化装置。
  5. RGB色空間により表される画像データをYCC色空間に色変換し、該YCC色空間により表される画像データを解像度が異なる複数の階層データであって、最低解像度の画像に対応する最低階層以外の階層の各階層データがその階層のエッジ成分を表す差分データからなり、該最低階層の階層データが前記画像データにより表される画像を縮小した画像を表す縮小画像データからなる階層データに分解し、該複数の階層データを階層順に符号化することにより得られる符号化画像データを、前記階層順にプログレッシブに復号化する画像復号化方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    前記最低階層を第1階層として、該第1階層の階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第1解像度の画像を表す第1復元画像データを得、該第1復元画像データをメモリに記憶する第1の処理を行う手順と、
    前記第1階層の次段の第2階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して復元差分データを得る第2の処理を行う手順と、
    前記第1復元画像データおよび前記復元差分データに基づいて第2解像度の画像を表す第2復元画像データを得る第3の処理を行う手順と、
    前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとして前記メモリに記憶し、前記第2階層の次段の階層データを新たな第2階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低解像度の画像に対応する階層の階層データから最高解像度の画像に対応する階層の階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得る手順とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  6. RGB色空間により表される画像データをYCC色空間に色変換し、該YCC色空間により表される画像データを解像度が異なる複数の階層データに分解し、該複数の階層データのそれぞれを前記画像データのビット数に応じた濃度分解能が異なる複数のビットプレーンに展開し、ビットプレーン単位で前記階層データを符号化することにより得られる符号化画像データを、前記濃度分解能が低い順にプログレッシブに復号化する画像復号化方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体であって、
    前記最低濃度分解能を第1ビットプレーンとして、該第1ビットプレーンのすべての階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第1濃度分解能の画像を表す第1復元画像データを得、該第1復元画像データをメモリに記憶する第1の処理を行う手順と、
    前記第1ビットプレーンの次に濃度分解能が高い第2ビットプレーンのすべての階層データを復号化し、かつ前記RGB色空間に逆色変換して第2復元データを得る第2の処理を行う手順と、
    前記第1復元画像データおよび前記第2復元データをビットプレーン合成して前記第2ビットプレーンまで復号化した画像を表す第2復元画像データを得る第3の処理を行う手順と、
    前記第2復元画像データを新たな第1復元画像データとして前記メモリに記憶し、前記第2ビットプレーンの次に濃度分解能が高いビットプレーンの階層データを新たな第2ビットプレーンの階層データとして、前記第2および前記第3の処理を最低濃度分解能の画像に対応するビットプレーンの階層データから最高濃度分解能の画像に対応するビットプレーンの階層データまで繰り返し行って、最終的な復元画像データを得る手順とをコンピュータに実行させるプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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