JP3860947B2 - コンクリートのクラックや隙間等への接着剤の注入工法 - Google Patents

コンクリートのクラックや隙間等への接着剤の注入工法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、コンクリート構造物やコンクリート板等に発生したクラックや隙間を補修するため、このクラックや隙間に接着剤を注入する工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、コンクリート構造物にクラックが発生すると、クラックに接着剤を注入して補修する必要があり、このため、クラックに接着剤を注入するための各種工法がすでに提案されている。
【0003】
図4(A)、(B)は従来の接着剤注入工法を示し、図4(A)に示す工法は、コンクリート構造物1のクラック2が発生した部分にドリルを用いて小径の円形孔3を穿設し、次にコンクリート構造物1の表面に注入具4の座金5をシール材6で円形孔3に連通するよう接着固定し、この後注入具4から接着剤を圧入し、円形孔3を介してクラック2に接着剤を注入するようにしている。
【0004】
図4(B)に示す工法は、コンクリート構造物1のクラック2が生じた部分にドリルを用いて小径の注入孔7を穿設し、この注入孔7にパイプ状の注入具4を挿入し、シール材6によって固定した状態で注入具4に接着剤を圧入し、注入孔7を介してクラック2に接着剤を注入するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前者の注入工法は、円形孔3の開口を座金5で閉鎖するため、接着剤の圧入時、円形孔3内に空気を閉じ込めることになり、接着剤のクラックへの注入が円滑に行えない場合がある。
【0006】
また、円形孔3は、コンクリート構造物1の表面側においてもクラック2と連通しているため、接着剤の注入時、進入抵抗の少ない方向に流れようとし、クラック2の表面開口部分に接着剤が多く流れてシール材6に圧力をかけ、破損させることになり、クラック2の深部にまで接着剤を注入することができないという問題がある。
【0007】
更に、注入具4は座金5をシール材6でコンクリート構造物1の表面に接着して取付けるため、座金5の接着力は2〜3kg/cm2 と強度的に弱く、注入圧力を大きくすると注入具4の離脱が生じることになる。
【0008】
次に、後者の注入工法においては、注入孔7内にパイプ状の注入具4を挿入するため、接着剤の注入時に、注入孔7内に空気を閉じ込め、接着剤の注入が円滑に行えないと共に、ドリルによって小径の注入孔7を穿設するとき、発生した切削屑がクラック内に侵入し、クラック2の注入孔7と連通する部分に目詰まりが発生し、圧入した接着剤をクラック2に注入することができない場合が生じるという問題がある。
【0009】
さらに、何れの注入工法も、コンクリート構造物1に対する注入具の固定にシール材6が必要になり、注入完了後にこのシール材6を除去するのに手間がかかり、コンクリート構造物1の表面を汚すことになる。
【0010】
そこでこの発明の課題は、クラックや隙間に対する接着剤の注入効果が高く、接着剤を高圧で注入してもシール材を破損させることなくクラックに注入できると共に、コンクリート構造物1の表面をシール材で汚すようなことがなく、従って、シール材の後処理が不要になるコンクリートのクラックや隙間等への接着剤の注入工法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、この発明は、コンクリート構造物等のクラックや隙間が生じた部分にコアードリルを用いて円筒状の切目を入れ、この切目で囲まれた部分を除去することによって凹部を作り、次に、注入パイプの先端に円板状のフランジと後端にプラグが設けられた注入具に、内部中空で先端側が開放された円軸状の打ち込み治具を外嵌し、前記注入具のフランジを凹部に臨ませた状態で打ち込み治具を介してフランジを凹部内に直接打ち込んで、コンクリート構造物等に注入具を固定化した後、この注入具を介してクラックや隙間内に接着剤を注入する構成を採用したものである。
【0012】
上記の構成により、コンクリート構造物のクラックや隙間発生部分にコアードリルを用いて円筒状の切目を入れ、この切目で囲まれた部分を折り取る等して除去すると、凹部の形成時に切削屑の発生が少なく、クラックや隙間の目詰まり発生を防止でき、また、凹部内に注入具の先端を打ち込みによって圧入固定すると、シール材の使用が省け、シール材の塗布作業や除去作業が不要になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の注入工法を、コンクリートのクラックに接着剤を注入する実施例に従って添付図面の図1乃至図3を用いて説明する。
【0014】
この発明の接着剤の注入工法を実施するために、図に示すような注入具11と、この注入具11の打ち込み治具12が用意されている。
【0015】
上記注入具11は、注入パイプ13の先端に円板状のフランジ14を設け、注入パイプ13は合成樹脂や金属の何等れでもよいが、このフランジ14は少なくとも合成樹脂、例えば、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、硬質ウレタン等を用いて形成され、上記、注入パイプ13の後端に逆止弁付きのプラグ15を固定し、注入パイプ13の途中に分岐筒16を設け、この分岐筒16に蓄圧容器17を着脱可能に接続したり、ビス等で閉鎖できるようにした構造になっている。
【0016】
また、打ち込み治具12は、注入パイプ13に外嵌するよう、内部中空で先端側が開放した円軸状に形成され、周壁に分岐筒16を逃がすためのスリット18が設けられている。
【0017】
先ず、図1(A)と(B)のように、コンクリート構造物1のクラック2が発生した部分に、コアードリル21を用い、円筒状の切目22をクラック2と交差するように施す。この切目14は、クラック2の条件に応じて直径や深さを設定すればよく、例えば直径は10〜100mm前後、深さは5mm以上に設定するのが好ましい。
【0018】
上記コアードリル21を用いた切目22の形成は、切削加工時の切削粉の発生が少なく、切削粉によってクラック2に目詰まりを生じさせるようなことがないという利点がある。
【0019】
上記切目22の加工後に、図2(A)の如く、切目22で囲まれた部分の円柱状コンクリート片23を折り取りやハッリによって除去し、切目22の周囲によって円形の凹部24を作る。このコンクリート片23の除去を折り取りやハッリで行なうと、凹部24の底面は新たなコンクリート面が露出し、クラック2に目詰まりが発生するのを確実に防止できる。
【0020】
次に、図2(B)の如く、注入具11の注入パイプ13に打ち込み治具12を外嵌挿し、この注入パイプ13の先端外周に円板状のフランジ14を設けた注入具11の先端フランジ14を凹部24に臨ませ、先端がフランジ14に当接した打ち込み治具12の後端をハンマーで叩くことにより、フランジ14を凹部24内に直接打ち込み、注入具11をコンクリート構造物1に対して固定する。
【0021】
上記凹部24に注入具11を直接打ち込んで固定するため、コンクリート構造物1に穿設する凹部24とフランジ14の関係は、凹部24よりもフランジ14が少し大径となるように設定し、合成樹脂の弾力性を利用してフランジ14を凹部24内に打ち込むことにより、注入具11をコンクリート構造物1に固定化できると共に、フランジ14により凹部24の開口端側を密封することができ、凹部24内に対してそれよりも大径で軸方向に厚みのあるフランジ14を打ち込むことにより、合成樹脂の弾力性で注入具11をコンクリート構造物1に対して強固に固定することができ、後述する接着剤の注入圧力に十分耐えることができる。
【0022】
注入具11は先端のフランジ14が凹部24の所定深さ位置に固定されると、注入具11の先端開口は凹部24内を介してクラック2の奥と連通することになる。
【0023】
なお、図示の例では、クラック2が凹部24の穿孔部分以外でもコンクリート構造物1の外面に達している部分がある例を示し、このクラック2のコンクリート構造物1の外面に開口する部分をシーリング材25で密閉した状態を示している。
【0024】
上記のように、凹部24内に注入具11を打ち込んで固定すると、打ち込み治具12を抜き取り、注入具11の分岐筒16をビスで閉鎖するか、図2(B)のように蓄圧容器17を接続する。
【0025】
なお、クラック2からの漏水が有る場合、分岐筒16をビスで閉鎖すると、圧力が上昇し、他の箇所の漏水が確認できると共に、分岐筒16を開放して圧力を下げて漏水箇所をシールすればよい。
【0026】
漏水箇所のシールが完全に硬化した後、上記の状態で適当な注入器具26、例えば、グリースポンプ、圧力ポンプ、ホース付き注入ポンプ等を用い、図3のように注入具11からクラック2に向けてエポキシ樹脂等の接着剤Aを注入すればよく、接着剤Aは同図に矢印で示す如く、凹部24の底部からクラック2内に浸入する。
【0027】
接着剤Aは凹部24の底部からクラック2に浸入するので、クラック2に対して奥の方から接着剤を注入でき、このときの注入圧力に対して耐えるよう凹部24へのフランジ14の固定力は確保されている。
【0028】
従って、注入具11からクラック2に向けての接着剤の注入が高圧で能率よく行え、クラック2の全体に接着剤を注入することができる。
【0029】
注入具11は、注入パイプ13の後端に設けた逆止弁付のプラグ15が注入した接着剤Aが逆流することのないようにしていると共に、注入器具26による接着剤Aの注入時に接着剤Aが蓄圧容器17内に流入することにより内部の空気を圧縮し、その圧力により接着剤Aを徐々に押し出し、クラック2への接着剤Aの圧入がより完全に行えるようにしている。
【0030】
なお、接着剤Aの硬化後は、注入具11のコンクリート構造物1から突出する注入パイプ13をフランジ14の根元部分から折断除去し、必要ならばフランジ14をコアードリルで除去し、その後凹部24内を樹脂モルタル等で埋めて仕上げればよい。
【0031】
なお、図示省略したが、注入具11は、逆止弁付のプラグ15や分岐筒16のないものであってもよく、また、蓄圧式の注入具として、先端が開口するシリンダの先端外周にフランジを設け、シリンダ内に軸方向への移動が自在となるよう嵌挿したピストンにシリンダの後端を貫通する注入パイプを連結し、上記ピストンにスプリングで常時前方へ向けての移動弾性を付勢し、注入パイプの後端に設けた逆止弁付プラグの部分からクラックに接着剤を圧入したとき、シリンダ内にピストンを押して接着剤を進入させ、スプリングの圧縮により接着剤に圧力を加える構造を採用してもよい。
【0032】
さらに、図示実施例は、コンクリート構造物1のクラック2に接着剤を注入したが、このような注入に限るものではなく、例えば豆板やタイル下の亀裂、これらの内部に生じた空洞等の隙間や漏水箇所、木工穴等にも接着剤を注入できる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、コンクリート構造物等のクラックや隙間が生じた部分にコアードリルを用いて円筒状の切目を入れ、この切目で囲まれた部分を除去することによって凹部を作り、次に、凹部内に注入具の先端部を打ち込んで直接固定化するようにしたので、コンクリート構造物等に対する注入具の固定強度が優れ、クラックや隙間に対する接着剤の注入が高圧で行えると共に、クラックや隙間の目詰まり発生がなく、クラックや隙間の全体にわたって接着剤を確実に効率よく注入できる。
【0034】
また、凹部内に注入具の先端フランジを打ち込んで、コンクリート構造物等に注入具を直接固定化することにより、注入具をコンクリート構造物等に固定するためのシール材の使用が省け、凹部に対する注入具の固定が簡単であるだけでなく、シール材の使用による後処理が不要になり、作業能率の向上が図れると共に、コンクリート構造物等の外面を汚すようなことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)はコンクリート構造物のクラックが発生した部分にコアードリルを用いて円筒状の切目を入れた正面図、(B)は(A)の矢印b−bに沿う縦断面図
【図2】(A)は円筒状の切目によってコンクリート片を除去して凹部を形成した縦断面図、同上における凹部に打ち込みによる注入具の固定状態を示す縦断面図
【図3】注入具による路接着剤の注入状態を示す縦断面図
【図4】(A)と(B)は従来の注入工法を示す縦断面図
【符号の説明】
1 コンクリート構造物
2 クラック
11 注入具
12 打ち込み治具
13 注入パイプ
14 フランジ
15 プラグ
16 分岐筒
17 蓄圧容器

Claims (1)

  1. コンクリート構造物等のクラックや隙間が生じた部分にコアードリルを用いて円筒状の切目を入れ、この切目で囲まれた部分を除去することによって凹部を作り、次に、注入パイプの先端に円板状のフランジと後端にプラグが設けられた注入具に、内部中空で先端側が開放された円軸状の打ち込み治具を外嵌し、前記注入具のフランジを凹部に臨ませた状態で打ち込み治具を介してフランジを凹部内に直接打ち込んで、コンクリート構造物等に注入具を固定化した後、この注入具を介してクラックや隙間内に接着剤を注入することを特徴とするコンクリートのクラックや隙間等への接着剤の注入工法。
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