JP3860482B2 - 函体の前進方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、推進方向を対向させて配置した函体の前進方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉄道、道路などの下部地中に大幅員の地下構造物を横断方向に掘進させる方法には、例えば発進側に推進ジャッキを設置し、これで地下構造物である函体を到達側に押し進めたり、けん引ジャッキを函体の後部に取り付け、到達側に設置した反力体をアンカーとしてPC鋼線などによるけん引部材で函体を発進側から到達側にけん引したり、また、後者のようなけん引による方法で、掘進場所の両側から互いに引き合いながら函体を交互に前進させる方法もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
いずれの方法でも、複数の函体を順次前進させる場合に、1工程で前進する函体は1個であり、このため施工期間が長くなり、横断箇所上部の地上の道路や鉄道などに対する影響期間も長くなって安全性の点でも好ましくない。
【0004】
本発明の目的は前記従来例の不都合を解消し、鉄道、道路などの下部地中に大幅員の地下構造物を横断方向に掘進させる場合に、施工期間の短縮を図れる函体の前進方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記目的を達成するため、第1に、推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結し、少なくとも一方の側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して両側の最後部の函体を前進させることを要旨とするものである。
【0006】
第2に、推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結し、一方の側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して両側の最後部の函体を順次前進させることを要旨とするものである。
【0007】
第3に、推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結するとともに両側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して両側の最後部の函体を同時に前進させることを要旨とするものである。
【0008】
第4に、推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結するとともに最後部に取り付けたけん引ジャッキに連結したけん引部材を前方の函体に定着具を介して固定し、一方の側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して最前部の函体と対向する側の後方の函体を反力体として、両側の最後部の函体を順次前進させることを要旨とするものである。
【0009】
第5に、推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結するとともに最後部に取り付けたけん引ジャッキに連結したけん引部材を前方の函体に定着具を介して固定し、さらにそれぞれの側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して最前部の函体と対向する側の後方の函体を反力体として、両側の最後部の函体を同時に前進させることを要旨とするものである。
【0010】
請求項1記載の本発明によれば、推進ジャッキの作動で最前部および最後部以外の函体の、対向する位置にあるもの同士がその後方の函体を反力体として同時に順次前進し、1工程で対向位置にある2個の函体が同時に前進する。そして、最後部の函体はけん引ジャッキの作動により前進する。
【0011】
請求項2記載の本発明によれば、推進ジャッキの作動で最前部および最後部以外の函体の、対向する位置にあるもの同士がその後方の函体を反力体として同時に順次前進し、1工程で対向位置にある2個の函体が同時に前進する。そして、最後部の函体はけん引ジャッキの作動により当該けん引ジャッキを取り付けた函体の前の函体を反力体として対向側の最後部の函体が前進し、次ぎに前工程で前進した最後部の函体を反力体として同じけん引ジャッキを作動して当該けん引ジャッキを取り付けた函体が前進する。
【0012】
請求項3記載の本発明によれば、推進ジャッキの作動で最前部および最後部以外の函体の、対向する位置にあるもの同士がその後方の函体を反力体として同時に順次前進し、1工程で対向位置にある2個の函体が同時に前進する。そして、最後部の函体は対向側の最後部の函体を互いに反力体としてそれぞれに取り付けたけん引ジャッキの作動で同時に前進する。
【0013】
請求項4記載の本発明によれば、推進ジャッキの作動で最前部および最後部以外の函体の、対向する位置にあるもの同士がその後方の函体を反力体として同時に順次前進し、1工程で対向位置にある2個の函体が同時に前進する。そして、最後部の函体はそれぞれの側の最前部の函体を反力体としてけん引ジャッキの作動で同時に前進するとともに、一方の側の函体は対向側の函体も反力体として前進する。
【0014】
請求項5記載の本発明によれば、推進ジャッキの作動で最前部および最後部以外の函体の、対向する位置にあるもの同士がその後方の函体を反力体として同時に順次前進し、1工程で対向位置にある2個の函体が同時に前進する。そして、最後部の函体もそれぞれの側の最前部の函体と、対向側の函体を反力体としてけん引ジャッキの作動で同時に前進する。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面について本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は本発明の函体の前進方法の第1実施形態の前進工程を示す説明図で、推進方向を対向させて構築場所の相対する側にそれぞれ先端に刃口を有する函体1a,1cを配置し、該函体1a,1cの後方にそれぞれ推進ジャッキ6a,6cを介して函体1b,1dを連結し、対向位置に配置する函体を同数の複数とした。
【0016】
そして、一方の側の最後部の函体1dの後部にのみセンターホール式のけん引ジャッキ3を取り付け、このけん引ジャッキ3に連結したPC鋼線などによるけん引部材4の他端を他方の側の後方、例えば最後部の函体1bの後部に定着具5を介して固定する(図1(a))。
【0017】
函体1a〜1dを前進させるには、最前部の函体1a,1cに取り付けた推進ジャッキ6a,6cをそれぞれ作動してその後方の函体1b,1dを反力体として最前部の函体1a,1cを同時に前進させる。これにより、1工程で対向位置の函体1a,1cが同時に前進する(図1(b))。
【0018】
次にけん引ジャッキ3dを作動してけん引ジャッキ3dを取り付けた函体1dの前方の函体1cを反力体として対向側の最後部の函体1bをけん引部材4で前方に引っ張り前進させる(図1(c))。
【0019】
最後にけん引ジャッキ3dを再び作動して対向側の函体1a,1bを反力体として函体1dを前進させる(図1(d))。
【0020】
図2は第2実施形態を示し、前記第1実施形態の構成に加え、一方の側の最後部の函体1bの後部にもけん引ジャッキ3bを取り付けたもの(図2(a))で、最前部の函体1a,1cを推進ジャッキ6a,6cで同時に前進させることは前記第5実施形態と同様である(図2(b))。
【0021】
最後部の函体1b,1dを前進させるにはそれぞれに取り付けたけん引ジャッキ3b,3dを同時に作動して、対向する函体1d,1b、前方の函体1a,1cをそれぞれ反力体として互いに引きあいながら同時に前進させる(図2(c))。
【0022】
図3は第3実施形態を示し、図1に示した第1実施形態と同様に対向位置に配置する函体が同数の複数の場合で、この例ではそれぞれの側に3個ずつの函体1a,1b,1cと函体1d,1e,1fを配置し、最前部の函体1a,1dとその後方の函体1b,1c、函体1e,1fをそれぞれ推進ジャッキ6a,6b、6d,6eで連結し、最後部の一方の函体1fの後部にのみけん引ジャッキ3fを取り付け、このけん引ジャッキ3fに連結したけん引部材4を対向側の後方、例えば最後部の函体1cの後部に定着具5で固定する(図3(a))。
【0023】
函体1a〜1fを前進させるには、最前部の函体1a,1dに取り付けた推進ジャッキ6a,6dをそれぞれ作動してその後方の函体1b,1cと函体1e,1fを反力体として最前部の函体1a,1dを同時に前進させる。これにより、1工程で対向位置の函体1a,1dが同時に前進する(図3(b))。
【0024】
次に同様にして2番目の函体1b,1eもこれに取り付けた推進ジャッキ6b,6eを作動してその後方の函体1c,1fを反力体として同時に前進させる。これにより、1工程で対向位置の函体1b,1eが同時に前進する(図3(c))。
【0025】
最後に、けん引ジャッキ3fを作動して、けん引ジャッキ3fを取り付けた函体1fの前方の函体1d,1eを反力体としてけん引部材4で対向側の最後部の函体1cを引っ張って前進させ(図3(d))、次に、けん引ジャッキ3fを再び作動して対向側の函体1a,1b,1cを反力体として最後部の函体1fを前進させる(図3(e))。
【0026】
図4は第4実施形態を示し、図2に示した第2実施形態と同様に対向位置に配置する函体が同数の複数の場合で、この例ではそれぞれの側に3個ずつの函体1a,1b,1cと函体1d,1e,1fを配置し、最前部の函体1a,1dとその後方の函体1b,1c、函体1e,1fをそれぞれ推進ジャッキ6a,6b、6d,6eで連結し、最後部の両方の函体1c,1fの後部にけん引ジャッキ3c,3fを取り付け、このけん引ジャッキ3c,3fに連結したけん引部材4を対向側の後方、例えば最後部の函体1f,1cの後部に定着具5で固定する(図4(a))。
【0027】
この場合も最前部の函体1a,1dとその後方の函体1b,1eを推進ジャッキ6a,6b、6d,6eで同時に前進させることは前記第2実施形態と同様である(図4(b)(c))。
【0028】
最後部の函体1c,1fを前進させるにはそれぞれに取り付けたけん引ジャッキ3c,3fを同時に作動して、対向する函体1f,1c、前方の函体1a,1b、函体1d,1eをそれぞれ反力体として互いに引きあいながら同時に前進させる(図4(d))。
【0029】
図5は第5実施形態を示し、ESA工法を併用するものとして図3の第3実施形態の構成に加えて、対向させて配置した複数の函体1a〜1fについて、それぞれ最後部の函体1c,1fの後部にさらにけん引ジャッキ7c,7fを取り付け、該けん引ジャッキ7c,7fに連結したPC鋼線などによるけん引部材8c,8fの他端を各側の前方、例えば最前部の函体1a,1dの前部に定着具5で固定する(図5(a))。
【0030】
函体1a〜1fを前進させるには、最前部の函体1a,1dに取り付けた推進ジャッキ6a,6dをそれぞれ作動してその後方の函体1b,1cと函体1e,1fを反力体として最前部の函体1a,1dを同時に前進させる。これにより、1工程で対向位置の函体1a,1dが同時に前進する(図5(b))。
【0031】
次に同様にして2番目の函体1b,1eもこれに取り付けた推進ジャッキ6b,6eを作動してその後方の函体1c,1fを反力体として同時に前進させる。これにより、1工程で対向位置の函体1b,1eが同時に前進する(図5(c))。
【0032】
最後に最後部の函体1c,1fを前進させるには、函体1cについてはけん引ジャッキ7cを作動してその前方の函体1a,1bを反力体としてけん引部材8cで前方に引っ張り前進させ、函体1fについてもその前方の函体1d,1eを反力体としてけん引部材8fで前方に引っ張り同時に前進させ、さらに、同時にけん引ジャッキ3fを作動して最後部の函体1c,1fを互いに反力体として利用しながらけん引部材4で引き合う。
【0033】
これにより、最後部の函体1c,1fも同時に前進する(図5(d))。この場合、最後部の函体1c,1fはけん引ジャッキ7c、また、けん引ジャッキ7fとけん引ジャッキ3fの両方で引っ張られるから、並列する函体の数が多くても十分なけん引力を得られる。
【0034】
図6は第6実施形態を示し、図5の第5実施形態の構成に加えて一方の側の最後部の函体1fだけでなく、対向側の最後部の函体1cについても後部にけん引ジャッキ3cを取り付け、該けん引ジャッキ3cに連結したけん引部材4の他端を対向側の後方、例えば最後部の函体1fの後部に定着具5で固定した(図6(a))。
【0035】
函体1a〜1fを前進させるには、最前部の函体1a,1dに取り付けた推進ジャッキ6a,6dをそれぞれ作動してその後方の函体1b,1cと函体1e,1fを反力体として最前部の函体1a,1dを同時に前進させる。これにより、1工程で対向位置の函体1a,1dが同時に前進する(図6(b))。
【0036】
次に同様にして2番目の函体1b,1eもこれに取り付けた推進ジャッキ6b,6eを作動してその後方の函体1c,1fを反力体として同時に前進させる。これにより、1工程で対向位置の函体1b,1eが同時に前進する(図6(c))。
【0037】
最後に最後部の函体1c,1fを前進させるには、函体1cについてはけん引ジャッキ7cを作動してその前方の函体1a,1bを反力体としてけん引部材8cで前方に引っ張り前進させ、函体1fについてもその前方の函体1d,1eを反力体としてけん引部材8fで前方に引っ張り同時に前進させ、さらに、同時にけん引ジャッキ3c,3fを作動して最後部の函体1c,1fを互いに反力体として利用しながらけん引部材4で引き合う。
【0038】
これにより、最後部の函体1c,1fも同時に前進する(図6(d))。この場合、最後部の函体1c,1fはけん引ジャッキ7cとけん引ジャッキ3c、また、けん引ジャッキ7fとけん引ジャッキ3fの両方で引っ張られるから、並列する函体の数が多くても十分なけん引力を得られる。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の函体の前進方法は、鉄道、道路などの下部地中に大幅員の地下構造物を横断方向に掘進させる場合に、掘進方向の対向側から同時に函体を前進させることができるから、施工期間の短縮を図ることができ、また、函体を反力体として利用するから反力壁などを別途設ける必要がなく、その設置スペースも不要となり、施工性もよいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の函体の前進方法の第1実施形態を示す工程図である。
【図2】本発明の函体の前進方法の第2実施形態を示す工程図である。
【図3】本発明の函体の前進方法の第3実施形態を示す工程図である。
【図4】本発明の函体の前進方法の第4実施形態を示す工程図である。
【図5】本発明の函体の前進方法の第5実施形態を示す工程図である。
【図6】本発明の函体の前進方法の第6実施形態を示す工程図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,1e,1f…函体
3b,3c,3d,3f…けん引ジャッキ
4…けん引部材 5…定着具
6a,6b,6c,6d,6e…推進ジャッキ
7c,7f…けん引ジャッキ 8c,8f…けん引部材
Claims (5)
- 推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結し、少なくとも一方の側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して両側の最後部の函体を前進させることを特徴とする函体の前進方法。
- 推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結し、一方の側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して両側の最後部の函体を順次前進させることを特徴とする函体の前進方法。
- 推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結するとともに両側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して両側の最後部の函体を同時に前進させることを特徴とする函体の前進方法。
- 推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結するとともに最後部に取り付けたけん引ジャッキに連結したけん引部材を前方の函体に定着具を介して固定し、一方の側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して最前部の函体と対向する側の後方の函体を反力体として、両側の最後部の函体を順次前進させることを特徴とする函体の前進方法。
- 推進方向を対向させて両側にそれぞれ複数の函体を順次並列させて配置し、それぞれの側の各函体間を推進ジャッキで連結するとともに最後部に取り付けたけん引ジャッキに連結したけん引部材を前方の函体に定着具を介して固定し、さらにそれぞれの側の最後部の函体の後部にけん引ジャッキを取り付け、該けん引ジャッキに連結したけん引部材の端部を他方の側の函体の後方に定着具を介して固定し、推進ジャッキの作動により両側の複数の函体のうちの最後部以外の函体を最前列のものから同時に前進させ、最後にけん引ジャッキを作動して最前部の函体と対向する側の後方の函体を反力体として、両側の最後部の函体を同時に前進させることを特徴とする函体の前進方法。
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