JP3860004B2 - ブリッジファイバーを有する分散補償ファイバーシステムおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一般に光ファイバー伝送線の改良に関し、より詳細には、ブリッジファイバーを有する分散補償ファイバーシステムおよびその製造方法の有利な局面に関する。
【0002】
【従来技術および発明が解決しようとする課題】
光データ伝送線の長さと、それによって運ばれるデータの量が増加するにつれて、新しい種類の光ファイバーの開発、および既存の伝送線を改修するために用いることができる技術に対する関心が大きくなっている。光伝送線の1つの重要なパラメータは、線を製造するために用いられる材料の光特性から生じる信号分散の量である。分散補償ファイバー(DCF)として知られる新しい種類のファイバーが最近開発されたが、これは傾斜が急な(steeply sloped)負の分散特性を有している。
【0003】
DCFファイバーの1つの適用は、既存の光ファイバー通信リンクをアップグレードすることである。これらの既存のリンクは、通常、1310nmの信号波長で作動するように最適化された分散特性を有する標準的な単一モードファイバー(SMF)を用いて製造される。しかし、ある適用では、特に通信リンクが長距離にわたる場合は、より長い波長で作動するように通信リンクを最適化する必要がある。例えば、現在使用されている1つの波長分割多重(WDM)技術では、1550nmの波長で作動するようにリンクを最適化する必要がある。
【0004】
一本のDCFファイバーを伝送線に接続することによって、所定の波長(例えば1310nm)で作動するように最適化された既存のSMFファイバー伝送線を改修することが可能である。SMFファイバー伝送線に追加されたDCFファイバーの長さは、線の全体的な分散特性を調整するために正確に計算され、異なる望ましい波長(例えば1550nm)で作動するように最適化される。異なる波長で作動するように線を最適化するために既存の線に接続されるDCFファイバーの長さを正確に計算するための適切な技術は、2000年6月19日に出願され、本出願の譲受人に譲渡された、米国特許出願第09/596,454号で開示されており、その図面および開示はその全体が本明細書中に参照として組み込まれている。
【0005】
分散に加えて、DCFファイバーのもう1つの重要なパラメータは、ファイバーの損失値、すなわち伝送リンクにDCFファイバーを導入することから生じる過度の信号損失の量である。最適な状態では、DCFファイバーは、ファイバーリンクに小さい過剰損失をもたらすだけで、高い負の分散を提供するものでなければならない。DCFファイバーの性能の有用な指標は、いわゆる「性能係数」(FOM)であり、これはファイバーの分散を減衰で除算したものと定義される。
【0006】
DCFファイバーと関連して生じるもう1つの重要は問題は、DCFファイバーが標準的な単一モードファイバー(SMF)に接続されるときに生じる過度の損失である。高い負の分散を得るために、DCFファイバーは、屈折率が高いコアであって、1550nmのSMFファイバーの約10.5μmモードフィールド直径と比較して、1550nmで約5.0μmのモードフィールド直径を有する、小さいコアを用いる。コアの直径が違うので、DCFファイバーをSMFファイバーに接続するために融着接続技術が用いられるとき、大きな信号損失が生じる。DCFファイバーのコアを拡散させる接続パラメータを選ぶことによって、DCFコアのモードフィールド直径に外向きのテーパを付し、収束効果をもたらして、信号損失の量を減らすことが可能である。しかし、収束効果をもたらすのに必要な熱の量と加熱時間によって、DCFファイバーのコアを取り囲む屈折材料のリングにおいてドーパントが拡散するという望ましくない結果になってしまう。リングドーパントの拡散によって、モードフィールド拡張の技術を用いて得ることができる接続損の減少量は制限されてしまう。例えば、FOMが200ps/nm/dBであるDCFファイバーを用いた場合、SMFファイバーに直接接続するときに、通常、接続損を0.7dB〜0.8dBより低くすることはできない。
【0007】
よって、接続損を現在の限界値より低くする、SMFファイバーにDCFファイバーを接続するための改良された技術が必要である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の問題およびその他の問題に取り組み、本発明の諸々の局面により、接続損が低い光伝送線および接続損が低い光伝送線の製造方法が提供される。本発明に従った方法により、一本の分散補償ファイバーまたは他の適切な第一伝送ファイバーが、一本のブリッジファイバーの第一端部に接続される。接続部は、接続損が計測可能な程度に減少するように最高温度まで加熱される。次に、接続部の温度は、接続損の減少が維持されるように、室温まで徐々に下げられる。次に、ブリッジファイバーの第二端部は、一本の第二伝送ファイバーに接続される。本発明の他の局面により、分散補償ファイバーとブリッジファイバーとの間の接続部を加熱するための最高温度を決定するための技術が提供される。
以下の詳細な説明と添付の図面を参照することによって、本発明のさらなる特徴と利点が明らかになるであろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の諸々の局面により、接続損が低い光伝送線および接続損が低い光伝送線の製造方法を提供する。発明の1つの局面によれば、一本のブリッジファイバー(BF)が、一本のDCFファイバー(または他の適切な第一伝送ファイバー)と一本のSMFファイバーまたは他の適切な第二伝送ファイバー(例えばトゥルーウェーブ(True-Wave)ファイバーまたは広有効面積(Large Effective Area)ファイバー)との間に導入される。以下でさらに詳細に説明されるように、適切な第一セットおよび第二セットの接続パラメータを用いて、BFファイバーがDCFファイバーとSMFファイバーの両方に接続され、その各々の接続部の損失がかなり低減されることにより、BFファイバーなしでDCFファイバーとSMFファイバーから製造される線よりも低い接続損を示す結合ファイバー線になるように、BFファイバーが製造される。分散補償ファイバーとブリッジファイバーとの間の接続部における接続損は、接続部を所定の温度まで加熱し、かつ所定の温度傾斜で徐々に接続部を冷却することによってさらに減少される。
【0010】
図1は、一本のDCFファイバー10の横断面図(一律の縮尺に従わない)である。図1で示されるように、DCFファイバー10のデザインは、SMFファイバーのコア直径が約10μmであるのに対して、通常約5μmの小さい直径コアに基づいている。DCFファイバーコア12は、高い屈折率を有するように、高レベルの酸化ゲルマニウム(二酸化ゲルマニウム)でドープされている。コアを取り囲むリング14は、低い屈折率を有するように高濃度のフッ素(F)でドープされている。コア12とリング14は、オーバークラッディング16の層に入っている。
【0011】
図2は、図1で示されるDCFファイバー10の屈折率プロフィル20である。図2で示されるように、屈折率プロフィル20には中心スパイク22があり、DCFファイバーコア12の高い屈折率を示している。スパイク22の両側には急な下降部24があり、リング14の低い屈折率を示している。最後に、急な下降部24の両側には平坦部26があり、オーバークラッディング16の屈折率を示している。DCFファイバー10の構造と屈折率プロフィルが図1と図2で示されているが、DCFファイバー10は通常1550nmで約−100ps/km/nmの分散を示し、損失は約0.5dB/kmである。
【0012】
理論的には、この特定のDCFファイバー10を一本の典型的なSMFファイバーに接続すると、約2.2dBの接続損をもたらすと予測される。この損失は、接続域におけるモードフィールド分布の不適合から生じる。しかし、この接続損は融着接続技術を用いて減らすことができる。この技術では、DCFファイバーのコアのモードフィールドがテーパ拡張すること(tapered mode-field expansion)を可能にし、DCFファイバーコアとSMFファイバーコアとの間の不適合を減らす「収束」効果を生じさせるように、接続パラメータが選ばれる。
【0013】
具体的には、DCFファイバーが融着接続されるとき、接続プロセスによって生じる熱の量と加熱時間により、コア12の二酸化ゲルマニウムを拡散させ、ファイバーの屈折率プロフィルと、接続域におけるモードフィールド分布を変えるように、接続パラメータが選ぶことができる。拡散の量は、接続パラメータを最適化することによって制御することができる。よって、最適化された接続パラメータを用いることによって、DCFファイバーコア12には、SMFによりよく適合するように接続部において外側向きのテーパを付すことができる。これは図3(一律の縮尺に従わない)で示されており、これは一本のSMFファイバー32に接続された図1で示される一本のDCFファイバー10で作成される伝送線30の軸方向断面図である。図3で示されるように、DCFファイバーコア12には、SMFファイバー32のコア36の直径に近づくように、接続点34に近づくにつれて外向きのテーパが付されている。
【0014】
この技術を用いて、接続損を理論的な予測値である2.2dBから約0.7db〜0.8dBまで下げることが可能である。しかし、直接接続技術を用いたときの接続損の減少量は、接続プロセス中のフッ素の高い移動度によって制限されると考えられている。特に、フッ素は、融着接続の間に達する最高温度よりかなり低い温度で拡散し始める。DCFファイバー10のコア12を取り囲むリング14中のフッ素ドーパントの濃度が比較的高いため、リング14はコア12よりも速い速度で拡散し、これが接続損を増やす傾向にある。図3(一律の縮尺に従わない)は、コア12に対してリング14の分散が比較的大きいことを示す略図である。
【0015】
接続損を減らすのに現在用いられている1つの技術は、DCFファイバーとSMFファイバーとの間にブリッジファイバー(BF)を導入することである。図4は、この技術を組み込んだ伝送線40の図である。伝送線は、一本のDCFファイバー50(または他の適切な第一伝送ファイバー)と、一本のBFファイバー60と、一本のSMFファイバー70(または他の適切な第二伝送ファイバー)とを含む。上記のように、他の適切な第二伝送ファイバーとしては、例えば、トゥルーウェーブ(True-Wave)ファイバーまたは広有効面積(Large Effective Area)ファイバーがある。BFファイバー60の第一端部は第一接続点80でDCFファイバー50に接続され、BFファイバー60の第二端部は第二接続点82でSMFファイバー70に接続される。以下に論じるように、DCFファイバー50とSMFファイバー70との間にBFファイバー60を導入することによって、接続損をわずか0.4dBまで下げることができることがわかっており、これはBFファイバー60を用いずに得ることができる0.7dB〜0.8dBの接続損よりかなり低い。
【0016】
図5は面5−5に沿って切断したBFファイバー60の断面図であり、図6はBFファイバー60の屈折率プロフィル90である。BFファイバーのコア62は、上の図1および図2で示されたDCFファイバーコア12に類似している。BFファイバーコア62は、DCFファイバーコア12と同じ濃度の二酸化ゲルマニウムでドープされており、ほぼ同じ直径(約5μm)である。しかし、BFファイバーコア62を取り囲むリング64は、DCFファイバーコア12を取り囲むリング14とは異なる。第一に、BFリング64は、DCFリング14よりも直径が大きい。第二に、リング14とリング64は両方ともフッ素(F)でドープされているが、BFリング64のフッ素濃度はDCFリング14のフッ素濃度よりも低い。BFファイバー60のオーバークラッディング66は、DCFファイバー10のオーバークラッディング16に類似している。
【0017】
よって、図6で示されるBF屈折率プロフィル90は、図2で示されるDCF屈折率プロフィル20とは形が異なる。BFコア62の直径およびドーパント濃度はDCFコア12に類似しているので、BF屈折率プロフィルの中心ピーク92はDCF屈折率プロフィル20の中央ピーク22に類似している。しかし、DCFリング14の直径およびドーパント濃度と比較して、BFリング64の直径は大きく、ドーパント濃度は低いため、BF屈折率プロフィル90の中心ピーク92の両側の下降部94は、DCF屈折率プロフィル20の中心ピーク22の両側の下降部24よりも幅広くかつより浅い。BFオーバークラッディング66はDCFオーバークラッディング16に類似しているので、BF屈折率プロフィル90の平坦な外側域96はDCF屈折率プロフィル20の平坦な外側域26に類似している。
【0018】
DCFファイバー50とBFファイバー60との間の接続部80のための適切な第一セットの接続パラメータと、BFファイバー60とSMFファイバー70との間の接続部82のための適切な第二セットの接続パラメータを選ぶことによって、全体的な接続損が低減できるように、BFリング64の直径およびドーパント濃度が選ばれる。図7は、図4で示される伝送線40の軸方向断面図(一律の縮尺に従わない)である。図7で示されるように、DCFコア52とBFコア62の直径は類似しているので、モードフィールドの拡張は不要である。よって、DCFリング54のフッ素ドーパントの拡散を最小にするかまたは排除するような、第一接続部80の接続パラメータを選ぶことが可能である。図7でさらに示されるように、BFリング64のフッ素ドーパントの濃度が比較的低いので、BFファイバー60がSMFファイバー70に接続される場合に、BFリング64の拡散はより少ない。したがって、フッ素ドーパントの過度の拡散に関連付けられる接続損なしに、SMFコア72にBFコア62を適合させるために必要な完全なモードフィールドの拡張を可能にする、第二接続部82の接続パラメータを選ぶことが可能である。
【0019】
本発明で説明する特定のBFファイバーのデザインは、本発明の用途に適したものとして証明されたBFファイバーのいくつかの異なるデザインの1つであることを注記する。例えば、上記のBFファイバーのコア62に類似しているが、フッ素でドープされたリング部64を持たないBFファイバーを用いることが可能である。また、本発明の精神から逸脱することなしに、代替のBFファイバーのデザインを用いてもよいということがわかるであろう。また上記のように、本発明は、他の接続の組み合わせ(例えばSMFファイバー70の代わりにトゥルーウェーブ(True-Wave)ファイバーまたは広有効面積(Large Effective Area)ファイバーを用いた組合せを含む)でも用いることができる。
【0020】
接続パラメータを最適化することによって、わずか0.17dBの平均損失でBFファイバー60の第一端部をDCFファイバー50に接続し、わずか0.23dBの平均損失でBFファイバー60の第二端部をSMFファイバー70に接続することができる。よって、DCFファイバー50とSMFファイバー60との間のブリッジファイバーとしてBFファイバー70を用いることによって、接続損の合計を約0.4dBに減らすことが可能である。図8のグラフ100は、DCFファイバー50とBFファイバー60との間の接続部の接続損分布を示している。平均接続損は0.169dBであり、標準偏差は0.031dBである。図9のグラフ102は、BFファイバー60とSMFファイバー70との間の接続部の接続損分布を示している。平均接続損は0.228dBであり、標準偏差は0.016dBである。
【0021】
上記のように、DCFファイバー50をBFファイバー60に接続するために用いられるパラメータは、BFファイバー60をSMFファイバー70に接続するために用いられるパラメータとは異なる。フッ素ドーパントは、二酸化ゲルマニウムよりも低い接続温度で拡散し始め、また二酸化ゲルマニウムよりも速い速度で拡散する。よって、BFファイバー60へのDCFファイバー50の接続は、低い融着電流(fusion current)と短い融着時間(fusion time)で行わなければならない。これらのパラメータによって、この第一接続80が、(あるとしても)最小のモードフィールド拡張と、(あるとしても)最小のフッ素拡散で達成され、よって接続損を最小にすることが可能になる。また、汚れた電極が原因で接続条件の些細な変化が生じることによって接続損が大きく増加し得るため、融着接続機の電極を可能な限り清浄にすることが重要である。
【0022】
BFファイバー60をSMFファイバー70に接続する場合は、電極の清浄度はそれほど重要ではない。この第二接続部82では、BFコア62中の二酸化ゲルマニウムを接続部82の近くで拡散させるために、より高い融着電流とより長い融着時間が用いられ、これによってBFコア62からSMFコア72にかけて良好なテーパが付される。図9で示されるように、接続損の分布は狭く、標準偏差はわずか0.016dBである。
【0023】
本発明の他の局面に従って、DCFファイバー50とBFファイバー60との間の接続部80を所定の時間、所定の最高温度まで加熱し、次に制御された傾斜で徐々に接続部を室温まで冷却することによって、2本のファイバーの間の接続損をさらに減らすことが可能である。図10は、この加熱プロセスを実行するために適切に用いられる管状炉110の図である。炉は、DCFファイバー50とBFファイバー60との間の接続点80を取り囲むセラミック管112を含む。電熱線114は管112のまわりに巻かれ、電源116によって加熱電流が電熱線114の中を流れる。加熱管112の適切な材料は、Friatec AG(ドイツ)製のDegussitセラミックである。加熱管112の適切な寸法は、内周が2mm、外周が3mm、長さが10mmである。電熱線114の適切な材料は、プラチナ:ロジウム=90:10(90/10 Pt/Rh)であり、適切なワイヤー直径は0.5mmである。裸のファイバーの長さは、約2cmである。
【0024】
DCFファイバー50をBFファイバー60に接続した後で、接続点80が加熱管112の内側に位置するように、2本のファイバーが炉110の中に取り付けられる。接続点80は、約1100℃まで加熱され、約30秒間この温度に保たれる。接続部80を加熱することによって、接続損が計測可能な程度に減少する。減少量は、DCFファイバー50とBFファイバー60の特定のデザインによって異なる。温度を約90秒間にわたって徐々に下げることによって、この接続損を室温で維持することが可能である。DCFファイバー50およびBFファイバー60ならびに加熱管112の直径が小さく、ファイバー50およびファイバー60ならびに加熱管112を製造するために用いられる材料の比熱が比較的低く、ファイバー50とファイバー60および加熱管112の表面積が比較的大きいので、外部の冷却機構を必要とせずに、電熱線114の中を流れる電流の量を減少させるだけで加熱を徐々に下げることが可能である。しかし、必要に応じて、冷却プロセスを容易にするために冷却機構(例えばファン)を追加することは、本発明の精神の範囲内である。熱処理の間に接続損を監視すれば最高の結果が得られる。損失減少の効果は、標準DCF、広帯域DCF、逆分散ファイバー、高傾斜DCFを含むルーセント・テクノロジー製の全てのDCFデザインで観察された。
【0025】
図4に戻ると、BFファイバー70について用いられた適切な長さの1つは約3メートルである。DCFファイバー50とBFファイバー70との間の第一接続部90は、約0.2秒の接続時間すなわち融着時間を用いて融着接続機上で製造される。0.2秒よりも大幅に長い接続時間では、DCFのフッ素拡散を誘発するかもしれず、それが今度は接続損の増加をもたらすことになる。
【0026】
満足な結果を得るために、エリクソン接続機を用いて以下の接続パラメータが使用された。
前融着(pre-fusion)時間 = 0.2秒
前融着(pre-fusion)電流 = 10.0mA
ギャップ = 50.0ミクロン
重複 = 5.0ミクロン
融着時間1 = 0.3秒
融着電流1 = 10.5mA
融着時間2 = 0.2秒
融着電流2 = 17.5mA
融着時間3 = 0秒
融着電流3 = 0mA
【0027】
図11の表120は、下で述べる結果を得るために電源の設定値として用いられる加熱電流プロフィルを示している。また、熱処理の間、接続損を監視しながら、加熱管112の温度を手動で調節することによって(例えば電熱線114の中を流れる電流を手動で調節することによって)良い結果を得ることが可能である。図11で示される加熱電流プロフィルが完了した後で、約1分間で炉は周囲温度まで冷却される。次に接続部80ならびにDCFファイバー50およびBFファイバー60は、炉から取り除かれる。上記のように、今度はBFファイバー60の反対側端部は、第二セットのパラメータを用いてSMFファイバー70に接続される。
【0028】
重要なパラメータは、図10で示される熱処理のための最高温度である。このパラメータは経験的に決定してもよい。DCFファイバー50とBFファイバー60との間のテスト接続部80は炉110の中に取り付けられ、加熱の間、接続損が監視される。いくつかの加熱試験が行われ、ここでは最大加熱電流が変えられ(すなわち接続部の最高温度が変えられ)、冷却傾斜が一定に保たれる。図11で示される表120で示す傾斜のように、傾斜は線形であってもよいし、また非線形であってもよい。新しい試験のたびに最大電流を増やすのであれば、同じ接続部80を実験に用いることができる。図12のグラフ122は、冷却の後の接続損の傾向を最大加熱電流の関数として示している。このグラフ122から、望ましい接続損が得られる最大電流の最適値があることがわかるであろう。最大電流を決定した後で、冷却の間、接続損を監視することによって、傾斜を最適化することができる。
【0029】
図13の表124は、上記の熱処理をルーセント・テクノロジー・デンマークA/S製の広帯域DCFサンプルに適用することによる接続損の減少のデータを含んでいる。表124は、熱処理の前後での1550nmの信号波長における接続損の量を比較している。高い波長では、損失の減少はさらに大きい。例えば、波長が約1600nmの場合は、いくつかのDCFデザインでは接続損は数dB減少される。
【0030】
本発明の他の局面に従い、DCFファイバーとBFファイバーとの間の接続部の上記熱処理は、レーザーを用いて行われる。下記のように、レーザーの使用によって、接続点と物理的に接触せずに熱処理を行うことが可能になる。これは、例えば、高い強度の光伝送線の構築に有用である。レーザーの使用によるもう一つの利点は、非常にコンパクトな加熱帯が得られることである。よって、加熱帯がレーザーによって提供されると、短い裸のファイバー(例えば1cm)を容易に用いることができる。
【0031】
図14Aと図14Bはそれぞれ、接続点134で接続され、フレーム136に取り付けられた、一本のDCFファイバー130と一本のBFファイバー132の立面図と平面図である。図15はレーザー加熱システム140の図であり、ここでは、図14Aと図14Bで示される、フレームに取り付けられて接続されたDCFファイバー130とBFファイバー132が、CO2レーザー142または他の適切なパワーのレーザーの近くに配置されており、よって、レーザー142から放射するレーザー光線144が、必要とされる接続点134の加熱を提供する。接続点134の温度は、レーザー光線144のパワーを調節することによって制御される。本発明の他の局面によれば、接続されたファイバー130とファイバー132およびフレーム136は、保護剤ガス(例えば窒素)で満たされた試験槽146に収容される。あるいは、熱処理の間、保護剤ガスの流れで接続点を浄化してもよい。この場合、熱処理は通常の周囲空気環境で行ってよい。
【0032】
DCFファイバーとBFファイバーとの間の接続部を加熱するための最適最高温度を経験的に決定するための、上記の図12で示されたグラフ技術を、図15で示されたシステム140のようなレーザー加熱システムと組み合わせて用いることができる点を注記する。しかし、接続損は、最大加熱電流の関数としてではなく、最大レーザー光線強度の関数としてグラフで示される。その他のすべての重要な点において、同じ技術が用いられる。
【0033】
上記の説明は、当業者が本発明を実施できるようにする詳細な内容を含んでいる。その一方で、上記の説明は本質的に例示的なものであること、そしてその多くの修正および変化は、これらの教示の恩恵を受ける当業者にとって明らかなものであることが認められるべきである。したがって、本明細書における本発明は、本明細書に添付される請求項によってのみ定義され、この請求項は、先行技術によって認められるのと同様に広義に解釈されることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】一本の分散補償ファイバー(DCF)の横断面図(一律の縮尺に従わない)である。
【図2】図1で示されるDCFファイバーの屈折率プロフィルである。
【図3】一本の単一モードファイバー(SMF)に接続された一本のDCFファイバーから製造される伝送線の軸方向断面図(一律の縮尺に従わない)である。
【図4】一本のDCFファイバーと、一本のブリッジファイバー(BF)と、一本のSMFファイバーとを接続して製造した、本発明の第一局面に従った、光ファイバー伝送線の図(一律の縮尺に従わない)である。
【図5】図4で示される伝送線で用いるのに適したBFファイバーの横断面図(一律の縮尺に従わない)である。
【図6】図5で示されるBFファイバーの屈折率プロフィルである。
【図7】図4で示される光ファイバー伝送線の軸方向断面図(一律の縮尺に従わない)である。
【図8】図4で示される伝送線におけるDCFファイバーとBFファイバーとの間の接続部の接続損分布を示す棒グラフである。
【図9】図4で示される伝送線におけるBFファイバーとSMFファイバーとの間の接続部の接続損分布を示す棒グラフである。
【図10】本発明の他の局面に従った、DCFファイバーとBFファイバーとの間の接続部を加熱するための適切な炉配置の図である。
【図11】DCFファイバーとBFファイバーとの間の接続部を加熱するために用いられる設定値を示す表である。
【図12】接続損の最適な減少のためにDCFファイバーとBFファイバーとの間の接続部を加熱する際の最高温度を決定するための、本発明の他の局面に従った技術を示すグラフである。
【図13】本発明に従って、接続部を加熱する前後のDCFファイバーとBFファイバーとの間の接続部の接続損の比較を示す表である。
【図14A】一本のDCFファイバーと一本のBFファイバーが接続され、フレームに取り付けられたところの立面図である。
【図14B】図14Aで示されるファイバーとフレームの平面図である。
【図15】図14Aおよび図14Bで示される1本のDCFファイバーと1本のBFファイバーとの間の接続部を加熱するためにレーザーが用いられるシステムの図である。
Claims (5)
- (a)一本の第一伝送ファイバーを一本のブリッジファイバーの第一端部に接続する工程と、
(b)接続損が計測可能な程度に減少するように接続部を最高温度まで加熱する工程と、
(c)接続損の該減少が維持されるように、制御された傾斜に従って該接続部の温度を室温まで徐々に下げる工程と、
(d) 該ブリッジファイバーの第二端部を一本の第二伝送ファイバーに接続する工程とを備え、
該第一伝送ファイバーが、二酸化ゲルマニウムでドープされたコアと、フッ素でドープされたコアのまわりのリングとを有する分散補償ファイバーであり、該ブリッジファイバーが、該分散補償ファイバーのコアと同じ直径および屈折率を有する、二酸化ゲルマニウムでドープされたコアを有しており、
工程 (a) において、第一セットの接続パラメータが、該ブリッジファイバーの該第一端部に該分散補償ファイバーを接続するために用いられ、該第一セットの接続パラメータに従って、約 0.2 秒の融着時間が用いられ、
工程 (b) において、該分散補償ファイバーと該ブリッジファイバーの該第一端部との間の接続部が最高温度約1100℃まで加熱され、約 30 秒間その温度に保たれ、
工程 (c) において、該接続部の温度が約 90 秒で室温まで徐々に下げられ、
工程 (d) において、第二セットの接続パラメータが、該第二伝送ファイバーに該ブリッジファイバーの該第二端部を接続するのに用いられ、該第二セットの接続パラメータによって、該第二伝送ファイバーのコアのモードフィールドに該ブリッジファイバーのコアのモードフィールドを適合させるように、該ブリッジファイバーの該第二端部におけるコアのモードフィールドを拡張することによって、該ブリッジファイバーと該第二伝送ファイバーとの間の接続損が減少する
光伝送線の製造方法。 - 工程(b)において、該接続部を密に収容するために必要な大きさとされた加熱管の中に該接続部を入れ、かつ加熱電流が該加熱管のまわりに巻かれた電熱線を通して流れるようにすることにより、該接続部が最高温度まで加熱され、
工程(c)において、該電熱線の中を流れる電流の量を制御することによって、該接続部の温度が室温まで徐々に下げられる、請求項1記載の方法。 - 工程(b)において、該接続部をフレームに取り付け、かつ該接続部にレーザー光線を当てることによって、該接続部が最高温度まで加熱され、
工程(c)において、該レーザー光線の強度を制御することによって、該接続部の温度が室温まで徐々に下げられる、請求項1記載の方法。 - 該接続部にレーザー光線を当てる前に、フレームに取り付けられた該接続部を、保護剤ガスを含んでいる試験槽に入れるか、または
該接続部にレーザー光線を当てる間、保護剤ガスの流れで接続点を浄化する工程をさらに含む、請求項3記載の方法。 - 接続損を監視しながら、該第一伝送ファイバーと該ブリッジファイバーとの間のテスト接続部を加熱し、
最大加熱電流を変えるとともに、該接続部を一定の冷却傾斜で冷却する、いくつかの加熱試験を実行し、
冷却の後で、最大電流の関数として接続損をグラフで示し、かつ
低い接続損が得られる最大電流の最適値を決定するために該グラフを用いることによって、
該最高温度が決定される、請求項1記載の方法。
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